ちーちゃんままの日記

2004年08月20日(金) 責任者の方

子の年齢:7ヶ月2週

 近頃離乳食に悩んで、日記が書けなかった。
 1週間ほど前、6/7ヶ月健診(好きなときにかかりつけ医で受ける)に行ったら、今すぐ離乳食を始めろ、と怒られた。
 本人も食べたがっているように見えるので、何か食べさせてやりたくなり、ぼちぼち「おもゆ」など食べさせてみることにした。
 人の話を聞きかじって無計画に離乳食を遅らせていたので、何をどう食べさせていいかわからない。とにかく一度始めたら休んではいけない。ちーちゃんがお昼寝する都度ベビーフードを買いに行ったりレシピブックを見たりしていたら、日記を書けずに日が過ぎた。
 
 お盆頃歯が生え始めた。下の歯が2本。
 歯が生えて嬉しいが、同時に「はみがきどうしよう・・・」とも思う。自分の歯も充分みがけていないのに。

 最近「コップがさね」(コンビ)というおもちゃを与えてみた。色違いのコップが入れ子になったおもちゃで、タワーのように積み上げることが出来る。天辺にはオレンジの人形がささるようになっているのだが、近頃そのお人形がいたくお気に入りだ。
 なにやらぶつぶつ文句をいいながら頭をかじってみたり、叩きつけてみたり、怒鳴りつけたりしている。その様子がまるで、店長にクレームを言う顧客のようで可笑しくてたまらない。
「責任者を出せ!」
と言っているみたいだ。
 ちーちゃんのご機嫌が悪い時にはすかさず、そのオレンジ色の人形を渡す。
「はいはい、全部この人の責任ですからね。(高嶋政伸風に)申し訳ございません。」
 するとちーちゃんは心得たとばかりに、怒鳴りつけ、叩きつけ、頭から齧りつくのだ。
 我が家ではこのお人形を)「責任者」と呼んでいる。
 



2004年08月06日(金) 初めての散髪

子の年齢:6ヶ月4週
読んでいる本:『うつくしい子ども』(石田衣良著 文芸春秋社)

 お盆を前に、初めて散髪に行くことにした。
 ちーちゃんは生まれた時から、わりとふさふさ髪が生えていたので、何度かママが髪を刈り込んだが、散髪に行くのは初めてだ。なにしろ「ひとりすわり」ができないのだから。

 どうやって髪を切ってもらうか。パパが縦抱き(向かい合わせで肩にあごを載せる)にして椅子に座って切ってもらう。
 
 始まった途端にちーちゃんは泣き始めた。
 ママが傍にいなかった(遠くで見ていた)のが悪かったのか、理容師さんが「泣かないでね、泣かないでね」と思っているのを察知してしまったのか。自ら二児の父なので、理容師さんは歌を歌ったり動物の鳴き真似をしたりして機嫌をとろうとするが、どうもよくない。
 ママが抱っこすれば泣き止むかと思い、途中でママに交替する。少し静かになったが、時間が経つとまたぐずぐず言い始める。
 しゃくりあげたり、首を振ったり、腕を振り回したりもする。怪我をさせないように切るのは大変だ。
 そしてちーちゃんは顔中毛だらけ。目も閉じなければ涙も流し、鼻水とよだれと汗で濡れたところに細かい毛がはりつく。

 ケープも着ていないので、パパもママもちーちゃんも全身毛だらけだ。家に帰ってシャワーを浴びるしかないのだが、チャイルドシートに毛が残ったら困るので、一旦着替えさせてもらう。

 さて、シャワーを浴びて着替えさせて、ふうう。
 男前になったね。

 散髪に使った服をそのまま洗濯したら、ほかの洗濯物にも毛が拡散して、結局爪で1本づつつまみ取る羽目に遭う。


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