ちーちゃんままの日記

2004年03月31日(水) ちーちゃん鏡を見る

子の年齢:2ヶ月3週

 夕方ちーちゃんが泣き始めた。3時におっぱいを飲んだばかりなので、まだお腹は空いていないはず。おむつを替えて抱っこして揺すってもまだぐずぐず言っている。抱っこしていてものけぞるので、布団に戻すとますますぐずぐず泣く。
 まるで「もうこのお部屋で天井とにらめっこするのはウンザリなんだよぅ。」と言っているかのよう。
 仕方ないのでおうちの中をお散歩することにした。
 おうちと言ってもたったの2LDKなのだが、お鍋が並ぶ台所や、昼なお暗い洗面所、夕日の差し込むベランダと、2ヶ月児にとってはたいした環境の変化に違いない。
 ベランダで差し込む日の光に目をぱちぱちさせた後、鏡を見せてみた。
 「この人だあれ?」
 先週から人の顔を見て笑うようになったので、「顔」と「顔でないもの」の区別はできているに違いない。
 ちーちゃんは鏡に映った自分の顔を見ているようだ。まるでナルシストみたいにじーっと見ている。そして笑った。
 ちーちゃんが笑うと鏡の中のちーちゃんも笑う。



2004年03月30日(火) 寝返りの練習?

子の年齢:2ヶ月3週

 ちーちゃんは大分首がしっかりしてきたが、まだ首が据わったといえるほどでは
ない。そのちーちゃんが昨日から、頭を軸に体を水平回転させるようになった。
 布団にまっすぐに寝かせているのにしばらくすると体が斜めになっている。生まれた時から頭をいつも左向きにしたがったので、無理に右を向かせたりすると1ヶ月の頃からばたばた暴れて自分で左に向きを変えたりしていた。しかし今のこれは何が目的なのかわからない。寝返りの練習かとも思うけれど、結局横を向くわけでもなく頭を軸に体が扇形を描いているだけだ。



2004年03月29日(月) 生理再開?

子の年齢:2ヶ月3週

 先週夫が帰ってきた。今まで実家で食事の支度もしないで生活していたので、急に忙しくなった。
 その数日前からちーちゃんも大分しっかりしてきて、夜に泣くことも減っていたので、「ちっ、一番辛い場面は知らずじまいか」と思いつつも、私自身すでにちーちゃんがかわいくて仕方なくなっていたので、「わたしとちーちゃんの間に割り込むこの邪魔者は何なの?」と思っていた。
さて、先週の火曜「産後のエアロビクス」に行って帰ってきたら、何やらショーツが気持ち悪い。トイレで見てみると、茶色いおりものが!
 これは慣れない運動をして出血しちゃったんだろうか?と思っていたが、止まる様子もなく1週間が経った。
 流石に気になって病院に行ってみると、
 「おそらく生理だと思いますが、念のため癌の検査をしておきましょう」とのこと。
 なぬぅ?
 完全に母乳育児の上、まだ産後3ヶ月にもならないのに、生理再開?
 産後の肥立ちが良好過ぎたらしい。
 それにしてもこんなに速く来るもんだろうか・・・?



2004年03月13日(土) 2ヶ月で4kg減(残り4kg)

子の年齢:2ヶ月1週

 さて、わたしの体重だが、産後のエアロビクスの効果か、特にダイエットはしなくても自然に4kg減った。
 産後のエアロビクスは産後6週から2週間に1回参加している(つまりまだ2回しか行ってない)。

 ちーちゃんはまだ小さすぎるので連れて行っていないが、どうやら赤ちゃんも連れてきて、お母さん同士で仲良くするのも目的のひとつらしい。連れて行かない私は今ひとつ溶け込めない。
 エアロビで汗をかいたら交代で赤ちゃんを預けてお風呂に入るらしい。

 妊娠中に使わなかったり伸びきったりした筋肉を意識して鍛える運動ばかりで、初めて参加した翌日にはてきめんに腰周りがすっきりした。骨盤のゆがみも矯正されるのか、足のつけねの痛みもなくなった。
 しばらく通おうと思う。 

 そろそろ夫が出張から帰って来るので婚家に戻らなければならないが、あと4kg減らせるだろうか。 



2004年03月12日(金) 湿疹

子の年齢:2ヶ月1週

 ちーちゃんの身長をはかりに公民館に行った。
 市の健康相談会というのが月に1回あって、主に高齢者と乳児を対象に健康相談を受けている。大人の場合は尿検査や血圧測定があるようだが、乳児の場合は身長体重を計測して発育状況を見る。

 身長58cm、体重5,300gだった。

 あり?60cm用のお洋服がつんつるてんになったから、身長は60cmを超えているものとばかり思っていたが、まだ58cmなのか。
 その上体重などは10日前より減っている。70gも!
 保健婦さんは「まあ70gぐらいなら、授乳前後やウンチをしたか、ということで変動しますから、あまり気にしなくていいですよ」と言うが、前回の健康相談の時から今回までの体重増加を日割りすると、20g/日になってしまう。
 「体重があまり増えないようでしたら、ミルクを与えてあげてもいいですし・・・」と保健婦さんは言う。冗談じゃない、母乳は充分出ているのだ、ちーちゃんが飲まないだけだ。

 それより問題なのは、頬やおでこの赤みだった。
 以前から赤くてカサカサしているような気はしていたが、自然に治るだろうと思っていた。そして、顔に引っかき傷をたくさん作るのは爪が長いからだと思っていた。
 実はこの赤み=乳児性湿疹、は痒いのだそうだ。顔が痒いので引っかき傷ができるのだろう、とのこと。病院でお薬をもらって塗った方がいいのだそうだ。
 よくわたしの服に顔をこすりつけていたのは、顔を掻くためだったのか!いやいやをしているのかと思っていた。
 そうとは知らず、ずっと爪を切ることに専心していてかわいそうなことをした。



2004年03月07日(日) 今日で2ヶ月

子の年齢:2ヶ月0週

 寒い朝だ。昨日の予報によれば最高気温3℃らしい。車の上に20cm程雪が積もっている。

 ちーちゃんは今日で2ヶ月になった。
 速いと言うべきかようやくと言うべきか。
 1ヶ月未満の頃の、はかなげでふにゃふにゃしたちーちゃんが懐かしくもある。

 最近では、おむつ替えの後でおっぱいがもらえるということを理解したらしく、どんなに泣いていてもおむつを替え始めると静かになる。
 
 ちーちゃんは近頃便秘がちだ。
 もっとも、2ヶ月ごろ便秘になることはよくあるらしく、ちーちゃんが便秘症だという訳ではなさそうだ。
 放っておいてもいいのだが、本人が苦しそうなので、白湯を飲ませたりお腹をさすったりしてみるが、2日目の夜になっても出る気配がない。
 このままだとおっぱいも飲めないし、眠ることもできない。もはや浣腸しかない。
 綿棒浣腸も効き目がなかったので、小児科の先生がやっていたみたいに小指を突っ込むことにする。
 
 しかしそのままの小指を突っ込んだのでは、肛門に傷がついてまた肛門周囲膿瘍なんかになってしまうかもしれない。消毒した指サックをはめておそるおそる肛門に指を入れてみた。
 
 何も反応がない。
 母が直腸は背中に向かって曲がっている、というので背中に向かってもっと入れてみる。
 するとそこに輪のような肛門の筋肉があるのがわかった。

 肛門の筋肉は、小指という異物を察知して、外へ押し出そうと動き始めた。
 少し経って小指を抜いてみると、後から生コンクリートのようなウンチがねろねろと出てきた。浣腸成功だ。

 何の関係もないが、今朝の新聞にタリーズコーヒーのオープニングスタッフ募集のチラシが入っていた。
 シアトル系コーヒーハウスの中ではタリーズが一番好きだ。楽しみだー、でも母乳育児だからコーヒーは飲めない・・・。
 



2004年03月02日(火) おっぱい出過ぎ

子の年齢:1ヶ月3週
読んでいる本:なし

 金曜の夜以来ちーちゃんは苦しそうに叫ぶことが多くなった。げっぷしたいのかと縦抱きにすると体をのけぞらせて叫ぶ。
 「あー!」
 おっぱいを欲しがって泣くこともなくなり、頃合を見計らって飲ませても5分間しか乳首を吸わない。しかもその後1時間もげっぷしたりおっぱいをだらだら吐いたりし続ける。
 熱はないが、機嫌が悪く食欲もないようだ。
 とうとう病院に行くことにした。
 
 待合室で余計な病気を拾ってくるのが心配なので、まずは受付だけする。
 9:30にいらっしゃいと言われ、慌てて引き返して連れて行く。チャイルドシートへの乗せ降ろしだけで20分かかってしまうので、母に抱いたまま助手席に乗ってもらう。

 診察を待つ間別室に通される。他の患者さんに接触しなくて済む、と安心していると、時間指定で来たにもかかわらずなかなか順番が回ってこない。
 ちーちゃんは昨夜の事が嘘のようにおくるみの中ですやすや眠っている。

 40分程待って漸く順番が来た。
 「苦しそうであまり眠らず、いつまでもげっぷをしておっぱいを吐くんです」と訴えた。

 診断の結果
 1.苦しそうにする赤ちゃんはこんな元気な顔をしていない
 2.体重が1日42gも増えている(普通は1日30g)
 3.心臓、肺、腸にも異常は見受けられない
ということから、「おっぱい飲ませ過ぎ」と言われた。

飲み過ぎならいつまでもげっぷをしたり、おっぱいを吐くのも当然だ。
「でも、5分間しか飲まないんです。」
「じゃ、5分で必要な量が出てるんだ。おっぱいが沢山出る感じ、ある?」

 まぁ確かに、毎日200ccぐらい搾って捨てている。
 裏を返せば搾って捨てているにも拘わらず、ちーちゃんが5分飲んで吐いてしまう程おっぱいが出ているということだ。乳母にでもなろうかしら。

「お母さん心配し過ぎ。この子はこのまま元気に育つでしょ。」
 ありがたいことである。授乳も1回5分で済めばこんな楽なことはない。あとはちーちゃんの睡眠サイクルにあわせて生活しさえすればいいのだ。  


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