ちーちゃんままの日記

2004年02月27日(金) 泣き叫ぶ

子の年齢:1ヶ月3週
読んでいる本:なし

 きゃっきゃっと笑う赤ちゃんや、すやすや眠る赤ちゃんが傍に居るのは楽しいが、苦しがって泣き叫ぶ赤ちゃんが傍に居るのは本当にやりきれない。お腹をえぐられるような気分になる。
 午後に1回ウンチしたきりでお腹がかんかんに張っているのでお腹が痛いのだろうが、母親にできることといえば、お腹をさすって「ウンチさん出てください」とお祈りするだけだ。
 熱はないが、乳をやってもだらだらと吐き、時折「ギャー」と叫ぶ。
 ちーちゃんは元々吐き易くげっぷが出にくい方だが、今日の泣き方は尋常ではない。

 だんだん夜が更けていく。病院に行くべきだろうか?どこの?

 ウンチもしないが、乳もあまり飲まないので体重が減ってきたようだ。抱き上げても重量感がない。
 母が、吐いて疲れているので眠らせる、といって寝かしつける。が、深く眠れないらしく、下に置こうとすると目を覚ましてしまう。仕方がないので抱き続ける。

 随分たってから、ブリブリブリ、と音がしてウンチが出た。
 ああよかった、すっきりしたね、とオムツを替えておっぱいを飲ませる。
 それからまたげっぷを出すために、たて抱きにしたり、うつぶせにしたり、横抱きにしたりしてみる。どんなに頑張ってげっぷが出ても、寝かせて10分でだらだらおっぱいを吐いてしまうのだ。

 ちーちゃんは吐きそうになると、「あー、うー」とそれらしい声を出して自己申告する。すぐさま抱き上げてげっぷをさせないと、また「お着替え」になってしまう。

 空気を沢山飲んでいるのか、ちーちゃんはいっぺんに沢山おっぱいを飲むことができない。5分で乳房をかえるわたしも悪いのかもしれないが、片乳だけ飲んで寝てしまうことが多い。しかしすぐお腹が空いてまた目を覚ましてしまう。これでは熟睡できない。
 特に夜の就寝時刻頃にこの傾向が強くて、
 5分飲ませる⇒10分げっぷさせる⇒30分眠る⇒お腹が空いて泣く
 というのを5,6回繰り返す。深い眠りにつく頃には、深夜になっている。
 疲れている時には30分毎に起こされるのはたまらない。ちーちゃんが悪い訳ではないのだろうが、ついイライラしてしまう。

 しかし今夜は、先程まで苦しがっていたことを思えば、ちびちび飲んで眠るなんてかわいいもんである。最後のいつ乳がおさまるまで寝ないで付き合う。

 ようやく就寝したのは午前3時だった。



2004年02月22日(日) 夜中の授乳なくなる?

子の年齢:1ヶ月2週
読んでいる本:なし

 ちーちゃんが夜中に空腹で泣くのを止めた。
 空腹で目覚めはするようなのだが、泣くかわりに自分の指をしゃぶってやり過ごしている。健気なのか面倒くさがりなのか?
 退院した当初は夜昼なく2時間おきぐらいに泣いていたが、だんだん11時ごろ、2時ごろ、5時ごろの3回になり、昨日から3時だけになった。それも泣くというよりは、低い声で「あー、うー」と独り言を言っているような感じで、隣で寝ていなければ気づかないかもしれない。
 一日一日大人になっていく。
 そういえば肛門も、生まれたばかりの頃は筋肉のないただの穴だったが、だんだん筋肉がついてきて、しわの刻まれた締まった肛門になった。肛門周囲膿瘍も治まって、小さな傷跡が残るだけになった。



2004年02月17日(火) 産後のエアロビクス

子の年齢:1ヶ月1週
読んでいる本:なし

 駅裏のスポーツジムで「産後のエアロビクス」というのをやっているらしいので、見学に行ってみることにした。
 何を隠そう、体重は依然+6kgのままで、お腹のたるみも戻らず、産前の服が着られない。
 元はウエストとヒップの差が大きい体型だったので、ボトムスはヒップサイズで選んでいた。ウエストがゆるい服ばかりの筈なのだが今ではファスナーが上がらない(汗)。このままでは義母のようになってしまう。
 
 今では文字通り樽のような体型の義母も結婚前は私より痩せていたのだそうだ。そんなこと自慢している暇があれば少しは痩せたらどうなんだ!

 とにかく、ああはなりたくない。
 タダでも他のママよりお年寄りなんだから、少しでも綺麗なママでいたい。 
 
 ということで産後のエアロビクスを見学に行った。
 見学のポイントは料金と託児施設だ。
 プログラムの開始時刻はネットで調査済みだったので、開始前に着こうと努力するのだが、ママが急いでいるのを察してか、ちーちゃんはなかなか寝付こうとしない。
 母に預けてようやく着いた頃にはプログラム開始30分が経過していた。
 トレーナーに案内されてスタジオに入ってみると、なんとスタジオの後ろにマットレスを敷いて、保育士さんらしき人が4人の乳児をあやしていた。
 前方では4人のママがエアロビをやっている。皆様、どこが産後なの?というぐらいスレンダーだ。これがエアロビの成果なのか、元々痩型なのか。
 
 さて、エアロビをやっているスタジオというのは、当然ながらリズムのいい音楽が大音量で流れている。こんなところで赤ちゃんを預かられたら、赤ちゃんが難聴になってしまわないだろうか。
 そして、エアロビの内容なんだが、久しぶりに見るせいか、普通のエアロビとの違いがよくわからん。
 まぁでも、母もその間ちーちゃんを預かってくれるというし、入会しなくても1回1,500-でエアロビとお風呂が使えるということなので、来週から行ってみようと思う。



2004年02月16日(月) 揺すぶられっこ症候群

子の年齢:1ヶ月1週
読んでいる本:なし

 「揺すぶられっこ症候群」という病気(?)があるらしい。脳が未発達な乳児に「たかいたかい」などをして脳を揺すぶったため脳内出血することだ。
 よくよく気をつけなくては、とチャイルドシート(急ブレーキなどで「揺すぶられっこ症候群」になることもある)も高いのを買ったが、それだけでは済まされなかった。
 首の据わらない赤ちゃんをゆすぶってしまう場面は想像以上にたくさんあった。
 授乳後のげっぷの時、肩に赤ちゃんの頭をもたれさせようとすると、ガクンと倒れさせてしまうことがある。
 先ほどなどは、背中を洗って表に返そうとして、足が沐浴ネットにひっかかったため、つい首を支えている手を外して足を持って裏返してしまった(脇は支えていた)。
 気づいたときには首がガクリとなり、ちーちゃんはかなりの衝撃を受けた顔をして天井を見つめていた。

 「揺すぶられっこ症候群」は赤ちゃん本人にも自覚症状がないらしい。勿論外から見ても全くわからない。
 もし4ヶ月検診で「ちょっと変ですよ」なんて言われたらどうしよう。



2004年02月06日(金) 1ヶ月検診

子の年齢:4週2日
読んでいる本:なし

 今日は1ヶ月検診の日。今日もまた雪が降っている。
 1ヶ月検診がちーちゃんと初めてのお出かけになる予定だったので、夫に付き添いを頼んでおいたのだが、お得意のボケで休暇申請を忘れたばかりか、出張に行ってしまった。
 結果的には1ヶ月検診前に何度も病院に行くハメにあい、付き添いは待たせるばかりなので、ついて来てもらっても仕方ないかな?と思っていた。

 という訳で雪の中ちーちゃんと二人で1ヶ月検診だ。
 
 1ヶ月検診は赤ちゃんだけが診察されるわけではない。母親の産後の健康状態も診察される。母親は感染症を防ぐために、1ヶ月検診で許可が下りるまで入浴できない。
 夏場ならシャワーでもいいのだが、冬場に自宅の風呂で浴槽につかれないというのはかなりツラい。

 この日のために買ったベビービョルンの抱っこひもでちーちゃんを前だっこして、小児外科と小児科と産婦人科の受付をする。
 ベビービョルンの抱っこひもは扱いやすいと評判だったので楽しみにしていたのだが、これで扱いやすいの?と言う感じ。診察台に降ろす度に看護師さんに手伝ってもらわなくてはならない。
 どうもおかしいと思ったら、右側の留め具を無理に引っ張って曲げてしまっていた。

 産婦人科で尿検査、血液検査、内診の後、主治医に「経過は順調です。おめでとうございます。」 と言われた。
 これで3回「おめでとうございます」と言われた。1度は妊娠がわかったとき、2度目は出産のとき、そして3度目は1ヶ月検診。
 これがお別れの挨拶なのだ。

 前日家で、「1ヶ月検診って何を調べるんだろう?」とふと思い、母子手帳を開いたら、見開き左側にお母さんの記録ページを見つけた。
 そうだ、忘れないうちに夜寝なかったこととか、げっぷをなかなかしないことなんかを書いておいて、この子が大きくなったら教えよう、と書き込んだら、小児科の医師がそこを読んで「げっぷしないんですか?何分ぐらいさせてます?」などと聞く。
 そんなつもりじゃなかったのに。



2004年02月02日(月) 肛門周囲膿瘍

子の年齢:3週5日
読んでいる本:なし

 ちーちゃんのおしりにオデキができた。
 オデキ→正しくは肛門周囲膿瘍というらしい。1才未満の男の子に多い病気だそうな。

 このオデキは9時か3時の方向にできるのだそうだ。ちーちゃんは9時の方向にできた。

 最初に見つけたのは金曜の夜だった。翌土曜の朝に見ると、白ニキビのようなウミのかたまりが突端に集まっている。
 きゃー、どうしましょう。
 パニックになって産婦人科の外来に電話をしたら、落ち着き払った様子で、まぁ1ヶ月検診まで様子を見てもいいんじゃないですか、という。
 でも、肛門がふさがってしまいそうな勢いなんです、と言ったら、じゃあ10時半ごろ先生が見えますから診察してもらいますか、と言う。
 
 その日の当直の先生は出産経験のある若い女の先生だった。
 あ、これ、ウチの子もなったことあるわ、びっくりしたでしょ、とのこと。
 休日にもかかわらず、小児外科の先生を探して処置してくれた。
 ピンセットでウミをしぼり出すのだ。

 生まれて3週間しかたたない我が子が、おしりのオデキをピンセットでつぶされて、ギャーと泣いている様には胸がつぶれた。
 ごめんね、ごめんね。ママが悪かったわ。

 さて、一旦きれいに直ったのだが、午後にはウミが復活していた。そういう病気なのだ。
 ウミが溜まったらお母さんが手でしぼり出して、あとは消毒するしかない。


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