シネマ日記
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2003年11月13日(木) キス★キス★バン★バン

殺し屋組織のベテラン格だったフィリックスは、年とともに自分の限界を感じていた。
仕事っぷりに自分が満足いかなくなった今、引退し組織から抜けて
まっとうな生活をしようとする。
そして、ある男の留守中、その息子のボディーガードとして雇われるのだが・・。
生まれてから自宅から一歩も外界に出たことのない息子ババ、
しかししっかり30過ぎなのだが〜。
フィリックスは、そのババに手を焼きながらも、暫し同居生活を。
年は取ってても図体はデカくても、ババはまるで少年のよう、幼児のように
フィリックスを慕い、あんなことやこんなことまで(爆)いろいろと学んでいくことに。
コワーイ顔の殺し屋ステラン・スカルスゲールドと
巨漢なのにやけに可愛い(爆)クリス・ペンの珍コンビぶりに
笑ってそして泣かせてもらえます。
そう、そしてさらに忘れてならないのが、
引退するフィリックスと交代に新規加入する新人殺し屋ジミー役に
ポール・ベタニーさん〜(*^o^*)
そうなんです、この人目当てにこの作品観たσ(^_^)
しかも近所ではちっとも見かけなくて、わざわざ遠方の店から娘にレンタルしてもらったのだもの(^^;
フィリックスを尊敬し、彼が引退してから、組織の若親分に命を狙われるフィリックスを
さりげなく陰から見守り助けていく(なのにフィリックスは気付いてない(>_<))
なんて泣ける役なんだぁぁぁ〜〜(T.T)
ベタニーさん、やっぱり格好イイわぁぁ〜〜(*^_^*)

ストーリー自体は、なんたって殺し屋稼業ですからね、
ハードボイルドって感じだし、けっこう哀しいもんなんだけど、
随所の映像がカラフルだったり、妙に可愛らしかったり
いかにもハリウッドではなく、ヨーロッパ映画(イギリス作品)〜〜って感じデシタ。
ラスト、あれはどう解釈したらイイのかな・・・やっぱり天国(?)


2003年11月12日(水) ジョンQ 最後の決断

まず冒頭に追い越しをかけたがための若い女性ドライバーの激突交通事故映像が・・。
これだけがすっかり独立して置いていかれるわけだが、
のちの展開に重要な”奇跡”となるわけね。

勤務時間の短縮、賃金カットなどもあり
妻の車を差し押さえられたりと経済的にかなり切迫した状態なジョン家の様子だったが、
ボディービルダーに憧れながら少年野球にも汗を流す一人息子マイクを夫婦で愛し
いつもの日常を送っていたが、
突如マイクが重い心臓病で倒れてしまう。
このままでは余命はわずか、心臓移植しか望みはないと言う信じられない診断が。
治療を受けるにももちろん移植を受けるにも莫大な金額が必須となり
加入していた保険は何の役にも立たないことが判明し・・・・。
急を要する息子の容態、善意のカンパや家財の売却などではとうてい追いつかない。
その時、父ジョンが取った行動は・・・そして最後の決断は・・・。
なかなかこの作品を観る〜って言う気が起きなかったのは
共演者のなかに、アン・ヘッシュが居たから(^^;
まず何よりも病院経営が命〜〜なクールな病院長を彼女が演じているんだけれど
これはどうなんだろう、肝心なところで、すごーーく冷徹って印象も残さず
かといって人情側でもなく、けっこう中途半端?
優れた腕を持ち、患者を救うことにもじゅうぶん生きがいをもちつつ
でも病院の経営方針には逆らえない立場の医師ジェームズ・ウッズとの対比も
含めて、もっと彼女は悪役に徹すれば良かったのに・・・って感じではあった。
まぁ、彼女が苦手だから余計に〜〜って気もするけどね(爆)
たまたま居合わせたために、ジョンによって人質となってしまう患者たち。
事件の最中も、そして事件後の裁判でも、おおかた彼らはジョンの味方となり、
見守る側になっていく、もちろん観客も。
医療保障制度の不備や歪みを訴えながらも、
息子のために何にも怖れない無償の愛を貫こうとするジョンの姿が
デンゼル・ワシントンにはやっぱりハマり役。
悪徳刑事役なんかより安心して観ていられる(爆)

冒頭の奇跡が土壇場で上手い具合に絡まってくるのは、まぁ出来すぎなほどだけど
後味悪く終わられるよりはイイものね。


2003年11月10日(月) 花より男子

劇場鑑賞ぶんもDVD鑑賞ぶんも、たーーーっぷりたまっているのだけど(^^;
とりあえず今観たものから先に・・・他はまた戻りつつアップをするってことで。

もともとは日本のコミックだけれども、
台湾ドラマ化された「流星花園」をここんとこ毎週観ているので(BS日テレ)
この劇場版「花より男子」もまた久々に観たくなってレンタルしてみた。
久々に〜〜って言うのは、もうだいぶ前に一度観てるのよねぇ、TV放映した時だったっけか。

ヒロイン牧野つくしには、内田有紀、道明寺司には谷原章介、
花沢類には藤木直人。
95年作品ってことで、谷原も藤木も映画デビュー作らしい。
他にもまだ少しプックラした感じの藤原紀香なども憎まれ役で出てる。
舞台はもちろん、超金持ち子息の通う名門英徳学園だけど、
これってバブル期だったのか、その衣装などもその当時の派手派手しい感じがうかがえる。
谷原も藤木も、今と比べるとかなり初々しい感じだし(アタリマエよね(^^;)
役柄的に、ちょっとどうよ・・・ってシーンも多々あるにはあるので
(見てて恥ずかしくなるような(*^_^*))本人たちにとって、
思い出のデビュー作となっているのか、はたまた忘れたい汚点(爆)になってるのかは微妙〜なとこかも(笑)
そんななかでは、内田有紀ってほとんど変わってないね〜。

雑草のような逞しさと持ち前の明るさで、イジメにも対抗するつくしの様子が
内田有紀にはハマり役〜って感じ。
幼なじみの藤堂静をずっと慕いつつも消極的な感じの類の藤木、今よりもっと線が細い感じ。
道明寺の谷原は、またその衣装がねぇ・・・素肌にド派手な上着ジカとかベストだけとか妙なのコレが。(爆)
すごーーく気になったのが藤堂静役の人、誰だか知らないけど、
ほんの2年海外留学しただけみたいなんだけど、日本語カタコト、
喋り出すと英語・・・まず普通に女優じゃないことはたしかっぽかった、下手だもの(爆)
なんかの帰国子女か〜?

ラストのダンスパーティーのバンドにはまた懐かしきtrfの姿が。
イヤァ、いろんな意味で楽しめる作品デシタ。



2003年11月09日(日) スカイハイ

もともとTVドラマとして先にあったわけだけど、
実はその連続ドラマのほうは、最初少し興味を持ったことは持ったんだけど
なんせ主演の釈嬢は、どちらかと言うと苦手系で・・・・で、
結局ほとんど未見なんですね〜。
じゃぁ、なぜこの劇場版は観る気になったかと言えば、
まず第一には、ちょうどフリーパスが使える最終日公開だったってことと(爆)
この際、もちろんコレでも主演の釈嬢には目を瞑って(笑)
共演の大沢&谷原、両氏を目当てに観ることにしたわけデス、正直なとこ(^_^;)

ただし、ドラマ版を単純に劇場版化したわけでもないし
続編となってるわけでもないので、
ドラマのほうを観てない私でもそこそこ楽しめました。
微妙なところは、やっぱりドラマのファンのほうがきっと堪能できたんだろうけど。

殺された死者が通り抜ける「怨みの門」の門番であるイズコが
ドラマでは釈嬢で設定されてるはずだけど、
この劇場版では、一人の刑事とこれからまさに結婚式を挙げようとする花嫁であるところからスタート。
そして式直前に、何者かに心臓をえぐり取られて絶命する〜っと言う殺人事件の被害者となるわけです。
これが同じ手口の連続殺人事件の犠牲者のひとりで、
他にも惨殺された女性達が・・・。
目の前で恋人を惨殺された熱血刑事が復讐に燃えて捜査に〜。
そこには、ある科学者のサイコな計画が・・。
刑事であるところの谷原章介と、サイコな科学者の大沢たかお、
長身な二人の対立具合もなかなかデス。
ともに愛する者をひたすら思っての善と悪〜〜って感じで。
まぁ派手な立ち回りシーンとなると、釈嬢と大沢氏のシーンがクライマックスになるわけだけどね〜。

もっとキワドイ、B級な匂いプンプンの作品かと思いきや
アクションシーンなどもかなり迫力たっぷりに描かれていて、
大沢さんの悪役キレっぷりも見事だし、
その他の女優陣もどうもモデル系と思われるよく知らない人も含めて(^^;
あまり違和感なく、この妖しい雰囲気に合ってました。

門から全貌は見えなかったものの、
なんだかすごーーく怪しげなクリーチャーみたいなのが垣間見えた時には
さすがにチョット退きそうになりましたが、
それはチラッとだけで済んで良かったぁ(爆)


2003年11月08日(土) g@me.

原作は東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」。
(原作も読んでみたいんだよね〜〜でもまだハードカバーのみ?)

広告代理店勤務の若くて自信家な佐久間は担当するプロジェクトを
クライアントのビール会社のやり手副社長の鶴の一声に突如ボツにされ
これまで味わったことのない挫折を〜。
思わず副社長自宅周りに酔った勢いで立ち寄ったことから
その娘と出会うこととなる。
どうやら自宅を抜け出してきたらしい”樹理”と名乗るその娘を
行きがかり上、自室に連れ帰ってくる。
そして彼女に”誘拐”を演じて身代金を取ることをもちかけられる。
佐久間と樹理による誘拐の偽装工作がスタートする。
そして、まんまと3億円と言う大金をせしめ、成功したかと思われたが・・・。

まず、いくら有能と言っても、大手広告代理店勤務のエリート(?)と言っても、
稼いだ金は全部使う主義と言っても、あ〜んなスゴイ超豪華高層マンションに住み、
超高級車を乗りまわせる収入なのかな・・・?スゴすぎない?(^^;
まぁじゃぁきっと実家もスゴくてボンボンなのかと思えば、
途中入る身の上話の様子じゃどうもそうじゃなさそうだしねぇ。
ま、藤木王子だから、それも似合うってもんだけどね〜(爆)
”樹理”の正体に関しては、なぁんとなくそうゆう気はしてました。
・・が、もちろん、事件の詳細は見抜けなかった (((((^^;)

いかにも柄の悪そう〜な若い男の役で、あのIZAMが登場してたり、
誘拐事件の捜査絡みでカメオ出演的な、ガッツ石松(”ガッツイシマッ虫”かと思ったbyトリック(笑))や
椎名桔平チャンが登場してきた時は、妙〜に笑えました(爆)
どうせなら、これに加えて阿部チャンなんかもチラっと出てれば良かったのに。
(・・・ってさすがにそこまではしないか(^^;)

藤木君と仲間由紀恵チャンのラブシーンなども話題になってましたが、
これが仲間チャンもさることながら、やっぱり藤木王子がやけに色っぽいんですよねぇ〜(*^_^*)
男性側で襟足かき上げられてウナジ映るなんて無くない?(爆)ま、そんな感じデス。

ラストに向けての展開、ごくごく単純にハッピーエンドに終わらせてくれりゃぁイイものを格好付けてねぇ・・・・って感じでもあり。
まぁでもいろんな意味でそれを認めちゃマズイってことでしょうかしら(^_^;)


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