シネマ日記
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ロバート・デ・ニーロとビリー・クリスタルのコンビの 「アナライズ・ミー」の続編。 マフィアのボス、ポール、今度は獄中のスタート(爆) そこで何者かに命を狙われ身の危険を感じた彼は 精神に異常をきたしたフリをして馴染みの精神科医ベンを呼びつける。 延々と唄い続けてみたり無反応になってみたりと この演技っぷりが笑える。 FBIの企み(マフィア間の抗争を起こし一気に撲滅?)もあり ベンのもとで保護観察され治療を受けるという大義名分で保釈されるポール。 案の定、異常な様子は演技で・・。 前回結婚式を挙げていたベンの妻ローラ役のリサ・クードローももちろん続投。 縁を切って欲しいくらいなのに家に引き取るなんて〜っと思いっきり呆れ顔(^^; ベンも父親を亡くしたばかりで凹み具合も激しいしね〜。 とりあえずヤクザな稼業から足を洗い、ベンの紹介でカタギな仕事に あれこれ挑戦してみるポールの様子もまた笑える。 自動車セールスしても客脅しながら怒らせるし、宝石店では強盗の状況が浮かんで来ちゃうしねぇ〜(爆) 今度はTVドラマのマフィアのボスの役柄のアドバイザーの依頼が。 コワーイ手下たち勢揃いさせて乗り込ませてくるあたりさすが絵になってるし(爆) 結局、一味で金塊強盗に手を染めることになるのだけれど、 結末は、そこそこメデタシメデタシ。 コンビの息がピッタリ合ってるな〜〜って感じの作品デシタ。 まぁそのぶん、目新しいとこは無いんだけどね(笑)
WOWOWにて鑑賞。 イヤァねぇ、もうこれっ、ドッと見疲れました・・(爆) って言うか、後味悪ぃ〜〜〜(>_<) しかも途中でかったるさにも少々意識喪失(^^; (まぁ午後の眠気の襲ってくる時間帯の放映だったしなぁ〜〜)
もともと金曜夜の”スリリングフライデー”と称する時間帯の放映だったんですよね。 しかしその時ちょうど観れなくて録画もできなくて未見だったのが、 今回また再放映でチェックしたみたのだけれど・・。
写真家の妻と小説家の夫、夫の弟とその恋人が一緒にバカンスに静かな島を訪れる。 もともとその島で19世紀に起きた惨殺事件に興味を抱いて その地にやってきたのだったが、 過去に起きた不可解なその事件の登場人物と現代の4人が なんの断りもなく(爆)頻繁に場面交替してくれるもんだから、 もうけっこう鬱陶しい・・・ (((((^^;)
出演者はけっこう中堅どころで充実してる感が〜。 ショーン・ペンにキャサリン・マコーマック(が夫婦)、 ジョシュ・ルーカスにエリザベス・ハーレー(が恋人同士)、 そして19世紀の登場人物にサラ・ポーリー、シアラン・ハインズなど。 現代も過去も、ともに暗く冷たく陰湿〜〜な空気が漂い、 憎悪が殺意に・・って言うところが共通項なのね、そして物悲しく。 イヤァ、こうゆうひたすらかったるさが襲ってくるような、 それでいて絶叫型のホラーやスリラーよりタチの悪い 心理劇愛憎劇みたいなのって、 どうも苦手だわなぁ〜〜〜(>_<)っと痛感したのでした(爆)
いつも行ってるVCでは上映予定がなかったけど どうしても観たかったので久々にチョット離れたWMCにて鑑賞。 以前通っていた頃は、ここも出来てまもなくだったけれど 最近はVCの新しさに慣れてるせいもあり、ココもだいぶ古くなったな〜っと実感。(^^; 比較的上映館が少ないせいか、 ココでのスクリーンも収容数が少なめのこじんまりとしたところだったせいか なんと予想外にこのレディースの午後イチの回、すぐ完売になりました。 かなり余裕を持って行ったのだけど、しっかり埋まった席、か〜なり前の方。 こんな前の方で観るのは久しぶりだし、ココまでビッシリ埋まったなかで 観るのは珍しいな〜〜っと思いつつ始まりました。(^^;
そして、いきなり”ボレロ”。 また”ボレロ”なのねっ!・・・っとつい先週「ファムファタール」で ”ボレロ”ならぬ坂本龍一バージョンの”ボレリッシュ”を聴かされただけに もうこの時点で、気分は要注意モード♪(爆) ”騙し”サスペンスミステリー作品=ボレロが流行りなのかしら〜?(^^;
レンジャー部隊のパナマの演習地で部隊が行方不明に。 捜索するが発見された途端に銃撃戦で死亡する者、負傷者、生存者。 残りの鬼軍曹や他の隊員たちの安否は・・。 事件の捜査、取調べを、軍の女性大尉と、一人の軍部外者が反目しあいながら始める。 生存者の食い違う証言やこの地域の特異性、謎のレンジャー部隊内部の抗争、 麻薬密輸に関わる軍内部の腐敗・・・様々なことが絡み合ってて その真相を見極めるのがすごく難しい。 何度も再現フィルムよろしく繰り返される場面に、 そのたびにホェ〜〜っとうならされると言うか、 そして、そうだったのか・・・っと思うとまたその先に次のヒネリがあって、 イヤハヤ、参りました、お見事、じゅうぶん疑ってかかっても これはもうココまでは予測出来ませんデシタ。降参(爆) 宣伝のうたい文句に、あの「シックス・センス」を上回るとか 名作「スティング」に通じるとかあるみたいだけど、 イヤイヤ、「シックス・センス」のひねりは私それほど認めてないので そうだね〜〜、むしろ「スティング」に通じるって言う好印象かも。
サミュエル・L・ジャクソンをわざわざ持ってきているところに 彼の部分としては、チョット予想してしまった。(これはアタリ(爆)) そして、トラちゃんだからなぁ、うううーむ、読めないぞ〜〜コイツ・・っと 思ってると、最後までやられました(笑)
それにしても、あの秘密部隊、メンバー的にもやけに格好イイじゃん! この部隊の活躍っぷりだけでもまた新作でも作って欲しいくらいよ〜〜♪ダメ?(爆)
観終わってみると、 そうだっ、コレって、デ・パルマ作品だったのよね、 ・・・っといかにも頷ける、そんな作品デシタ。 しばらく前のニコちゃんの「スネーク・アイズ」よりもっとうんとデ・パルマ的。 ・・・だと思いマス。 音楽もやはり坂本龍一。 これがしかし、私、すっかりあの”ボレロ”のアレンジ版かな・・っとしか思っておらず、 監督の意にそうように作った苦心の作だとは気付きませんデシタ(^^;;; まさに”ボレリッシュ”、音楽でまで騙されていたのね〜(爆)
冒頭がまさにカンヌ映画祭のレッドカーペット。 華やかな舞台で、ひと際目を惹く女性のドレスと言おうか装飾品と言おうか・・・ 1000万ドルの宝石の強奪事件から物語が始まる。 この事件をスタートさせた美貌の実行犯ロールが あの「Xメン」でのミスティークなレベッカ・ローミン=ステイモス。 まさに大柄で完璧なモデル体型を十二分に生かしてのこの役。 なんでも当初、この役はユマ・サーマンで予定されていて 彼女の妊娠に伴い、レベッカ嬢が抜擢されたのだとか。 ユマ・サーマンだと、また違った雰囲気になっていただろうけど、 観終わると、このド迫力な退かない演技っぷりに、 レベッカ嬢のロールで成功だったのでは・・って気がします。 それに途中観てて、ん?コレってR指定付いてたんだっけ・・・っとまで 思わせるような大胆なシーンもアチコチに〜(*^o^*) でも決していやらしく見えないのは、やっぱりそれもまたレベッカ嬢の魅力なのかも。 さすがに青く塗ってはないので(アタリマエ(爆))ミスティークは重なってきませんでしたが、 彼女が黒髪で登場してるシーンでは、意外なことに、顔だけ見ると ネーブ・キャンベルに雰囲気が似てることを発見。 そりゃもちろん体つきは、全然違いそうですが・・。 そんな彼女に、しっかり絡め取られ、思いっきり振り回される役・・・ ・・・っと厳密に言って良いのかはわかりませんが(謎爆)には、 アントニオ・バンデラス。 なんか彼、最近、悪女風な横に居る役柄って多くありません〜?
まぁともかく、しっかり”騙し”の作品デス。 観ていて、途中、ん?なんで?っと思えるシーンもポツポツとはあったんだけど・・ (なぜに何気にピーター・コヨーテにもグレッグ・ヘンリーにもスレ違うのよ・・とかね(爆)) 気付けなかった部分も多く、劇場鑑賞後すぐに、あらためてDVDなりビデオなりで 再鑑賞チェックしなくちゃ〜〜っと思えたんだから 楽しめた〜〜ってことかな(^_^;)
それにしても長い○(漢字一文字(爆)) あれだけ長かったら、まずあそこで、お○(ひらがな一文字(爆))れてるよ・・(笑)
原作のコミックも見たことないし、 まぁひたすら妻夫木君と藤木王子の姿を楽しみに臨んだ作品(^^;
賑やかな修学旅行の帰路の新幹線の車内が一変、 何が起きたかもわからないまま周囲には同級生や教師の死体の山が・・・ しかもそこに生き残ったのは自分とひとりの少女と狂気の少年だけ〜。 思いっきりうろたえ嘆く、でもなんとか脱出して望みを繋ごうとする 主人公テルの雰囲気は、さすがに妻夫木君にピッタリ。 ただし、やっぱり最近ではも少し年相応の役もちゃんとこなしているだけに 高校生、しかも制服姿ってのは、チトもうどうなんでしょう・・・限界かも。 アコ役のSAYAKAに至っては、イヤ、実はこれが一番不安材料だったんですよね(^^;;; チラチラと映る宣伝スポットなどでも、不安は募る一方だったので 覚悟はしてたけど、予想外に大丈夫デシタ・・・ってことは無かったデス(爆) まぁ聖子ママより手足の長さ細さは現代っ子でしたが、 ひとたびセリフとなると、声や喋り具合まで妙に似るのね? (決して聖子ママは、私嫌いじゃないのよ、念のため(笑)) なぁんでわざわざ彼女にこの役が、しかも、専属ヘアメイクやら専属演技指導を つけてまでの特別待遇。 だからって、同年代の女優の誰なら・・ってのは全然候補が浮かんでこないんだけどね。 狂気のノブオ役には、山田君。 映画版と連続ドラマ版の新旧ウォーターボーイズ主演タッグとなったわけですね。 これまた比較的真面目な役柄の印象が強いだけに、このキレっぷりはなかなかデシタが 退場はわりとアッサリでしたね。もっと壮絶かと思った。 藤木王子に至っては、悪役と聞いていたので、これも覚悟して臨んだんだけど、 うーーん、もうチョット絡んで欲しかったかな〜っと思ってる間に・・ でもキレてても死に顔もやっぱり美しかったわ(爆) どっちかと言うと、今回予告でも観たけど仲間チャンとの「g@me」 これが思いっきりその魅力全開って感じで期待大デス!!
で、いつもこうゆうパニック系の作品で思うのだけど、 終焉のような世界、どの範囲で起こっていることなんだろう・・っと。 全地球規模なのか、日本なのか、そのさらに一部なのか・・ そしてもし一部ならその周囲は、国は、どうなってるのかな〜っと。 まさか、テルとアコがこの世に二人っきりの正気の者として 残されたわけじゃぁあるまいしねぇ〜っと、妙に気になってしかたがなかったのでした。(^^;
2003年09月05日(金) |
ギャング・オブ・シカゴ 復讐の鎮魂歌 |
WOWOWにて鑑賞。 前にたまたまチラッと後半部分だけ観たことがあったような気がするので 今回は最初からキッチリ(^^; トレイシー・ニーダム主演のギャング対検察&刑事等の犯罪サスペンスもの。 前に見た時、観たことのある女優さんだな〜〜っと思いつつ 気付かなかったのだけど、今回はわかった! あの「犯罪捜査官ネイビーファイル」のハーモンの2代目の相棒メグだわ〜。 あの時よりなんだかひとまわりかふたまわりか体格が逞しくなってたので すぐ気付かなかった・・・ (((((^^;) 麻薬密売組織に潜入中の捜査官が惨殺され、その実行犯が逮捕される。 立件されたため担当検事たちに即座に復讐する組織。 留守にしていたため間一髪自分は難を逃れたが、相棒検事が家族とともに殺害され 殉職した父親の元同僚ベテラン刑事に匿われる女検事ジーナ。 襲撃情報が前もって入手できていたにも関わらず 自分の手柄やジーナへの妬みのために黙認する麻薬取締官。 既に組織のボスに近付き潜入捜査していたFBI囮捜査官などが絡んでくるなか、 ジーナへの襲撃は執拗に続けられていて、 彼女と親しくなった囮捜査官も、警護する刑事も犠牲となってしまう。 法で裁くだけでは力が及ばないことを仲間達の犠牲を目の前にしたジーナを含む刑事たちが 目には目をで反撃するのも、圧巻。(まぁ、厳密に言えば、犯罪行為になるのだろうけど、 これはやむを得ないでしょう〜) ジーナを支える老刑事モー役のベテラン、チャールズ・ダーニングもさすが〜な役どころ。 命を落としてしまう囮捜査官にはジェームズ・ベルーシ。
WOWOWにて鑑賞。スウェーデン映画。 クリスマスの夜、一人の刑事ユーアンが偶然まさに宝石店強盗に遭遇。 果敢に逮捕に立ち向かおうとするが、反撃にあい、 しかも犯人グループとの攻防で周辺の一般人に犠牲者を出してしまう。 それでも目撃者も複数いることから、現場から逃亡した男が判明するのだが、 組織のボスのような存在。 証言者を直接脅してみたりして犯行を全面否認。 しかもなお食らいつく刑事には、過剰な暴行を受けたと事件をでっちあげ、 逆に追い込んでしまう。 宝石店強盗自体も、既に現場でユーアンに射殺されてしまった犯人のひとりが 別の意図で殺人目的で偽装で行なったことで、 その方面からアシがついて捜査されるわけでもない。 収監されてしまった刑事は、隙をみて逃亡し、犯人に孤独な闘いを挑む。 もちろん最初に犯人の凶悪さ卑劣さが既にわかっているわけで あとは、自身が追われる立場になってしまった刑事が どうやって立ち向かっていくか・・・なんだけれども、 捜査陣の情報が犯人側に漏れていることなど、警察内部にスパイが居ることも匂ってくる。 なにぶんにもスウェーデン映画なので、地味だし(^^; 有名そうな俳優陣も特にいなかったわけだけど、 なにげに渋く面白かった。 かなりB級なハリウッド映画の刑事アクションもの観るより絶対面白いね。
そして同夜、この続編となる「エグゼクティブ・プロテクション」も放映と なっていたのだが、他のドラマとの関係上、途中からしか観れなかった・・。 (でも再放送が7日早朝にある模様(^_^)v) それでも中盤以降を観てしまったわけだけど、前作に増して面白かったよ〜。 主役のユーアンなど前作に引き続きの人もいるし、 なんと悪役にはドイツTVシリーズ「ヘリコップ」で活躍してたクリストフ・M・オールトが!! 再放映時には、最初からキッチリ観ます〜♪
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