シネマ日記
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大沢在昌原作のベストセラー小説の映画化。 そう、でも、もちろんふだんあまり読書に縁のない私などタイトルすら ほとんど知らなかったくらいで、 ただ、あのNHKでもたしかドラマ化した「新宿鮫」の作者のなんだ・・・って くらいの知識しかなかった。 出演者が、大沢たかおに萩原健一、豊原功補、小木茂光、佐野史郎と、 そりゃもう、なんか思いっきり惹かれるのを揃えてきたな〜男優陣! っと言う感じだったし(女優陣はけっこうどうでも良かった(^^ゞポリポリ(爆)) どうしようかなぁ・・・っと迷ってる間に、TVで紹介特番をやってたのを チラッと観て、やっぱ観とこう〜〜っと決めたのデシタ。
”クライン”と言う日本全土を支配する巨大麻薬組織の ボス君国の若き愛人はつみが警察に保護を求めてきたことから物語が始まる。 警察内部にも深くその力が浸透してると言う”クライン”から ひとりの女性を保護するために女性刑事明日香が送られるが 途中襲撃によって、はつみも明日香も撃たれる。 明日香は全身に被弾し各臓器にダメージを受け、 はつみは体は軽傷だが脳に致命的な一発・・・・ はつみの体を生かし明日香の脳を移植すると言う手術が行なわれ、 外観ははつみであるものの脳(思考や心)は明日香であるという ”アスカ”と言う人物が生まれた。 クラインを潰す情報を”アスカ”によって得ようとする警察陣と その警察内部に潜むクラインの影、 逃亡したはつみの生存を知り、取り戻そうとする君国、 明日香の元恋人であり、事件以来姿を消していた刑事古芳・・・・。 脳移植によって瀕死の二人の人間から一人の人間にして命を救う〜〜 ってこと自体、かなり際どい路線であることだし(爆) まぁ微妙に退き気味な部分もあるにはあるんだけども、 メインから脇役に至るまで、なんかひとくせもふたくせもある者が多く、 それぞれの出演者が悪くないので、B級っぽくはならなくて良かったと思う。
古芳役の大沢さん、格好良かった〜(*^o^*) (けっこう死ぬか意外と悪役かどっちかかな・・っと思ってたので (ストーリー知らなかったし(^^;)、安心しました(笑)) 原作ではもっと巨漢な、別名”仁王”と言うくらいな古芳なんだけど、 さすがにそこまで徹すると誰配役するの・・ってくらいになっちゃうもんね(爆) 一方の女刑事明日香も原作では男並みな体格なわけだけど、 それもさすがにそこまで女優さん限定しちゃうわけには・・って感じでしょうか。
・・・っと原作では〜って言うのは、映画の帰路に原作文庫本上下巻、 衝動買いして来ちゃったんですね〜(^^ゞポリポリ ただいま下巻に突入しました。 もちろん微妙に違うところもあるし、映画はそれなりに短縮凝縮されてるわけだけど、映画化としては、けっこうイイ線行ってたんじゃ? 〜っと言うのが上巻を読み終えた時点での感想デス。
エンドロールのあとのシーン、これはオマケと言うよりも 完全に作品の一部が残ってマス。 サッサと退場しちゃった人には、君国が拝めませんよ〜〜(^_^;) 特番でたしか語ってたけど、君国役のショーケン、 骨折中の撮影になったらしくそれであの役柄だったのね。 喋り方は、大河で光秀やった時とあんまり変わらなかったような気もするけど(^^; キレた役、やっぱりなかなかイイじゃん。
台湾、中国、香港のアジアンビューティー三人娘勢揃いのアクション作品 ・・って感じでしょうか。 スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モクと たしかそれぞれ出身地が違うんだよね〜? 私にゃ、区別できませんが〜(^^; 「トランスポーター」などのスー・チーと、 「少林サッカー」のヴィッキー・チャオ(あれでは最後の丸坊主頭が印象的だったねぇ) カレン・モクに至っては、あんまりこれまでの印象が無い〜(^^ゞポリポリ でも、けっこう見事なくらい三者三様のタイプを揃えてきたな〜〜って感じデシタ。
コンピューターと衛星監視システムを駆使して暗殺の依頼を受ける稼業をする姉妹と男勝りな女刑事。 姉妹の絡む事件を捜査し執拗に追ううち、真の悪事グループの存在が明らかになり 急遽協力体勢となる。 この後半、意外なことに、彼女がメインかと思われた姉妹の姉のほうスー・チーが 警察の追跡を妹がかわすのに力を貸している間に 敵の襲撃を逃れられず、絶命。アラ・・・・。 まぁその後にだからこそ、妹と女刑事のコンビが生まれるわけだけどね。
敵側の側近に日本のアクションと言えば、千葉真一かこの人か・・ってくらいの 倉田保昭が居ましたね〜。久々に観ました(^^;
WOWOWにて鑑賞。 冒頭のどうもいいかげんそうな自動車修理工場のせいで 一台の車が暴走し、延々猛スピードで止まれない状態に・・・。
ナースのジェニーは、オペ中に失敗してしまい落ち込む。 勤務後、修理に出していた車を受け取りに行き、 頼まれていた姉の赤ちゃんを預かり実家へ向かうことに。 修理工場で、何気に点検直後にどっかのボルトが落ちてたり そこらを試運転してみてはガツンと下部をこすられていたのがこの車。(爆) そんなとんでもない事情もまるで知らず、渡された車に、 工場の手違いで自分の車が出来上がってこず 商談に間に合わないと怒っているビジネスマンを同乗させ、 さらに赤ちゃんを受け取ったあと、危険な走行をするスケボーの男を あわや轢きそうになり、ケガした彼も同乗させ・・・ なんの縁もなく乗り合わせた彼らだったが、 途中で肝心の車の状態が・・・ブレーキはきかないし、 アクセルは勝手にどんどん踏みっぱなしで加速され暴走車となる。 たまたまその直前に職務質問したパトカーがまた暴走後も追跡することになり 必死でなんとか車を止めようとするが、車は州境を越え どんどん加速し、その先には、上がりっぱなしの跳ね橋まで・・・。 乗せてもらったくせに、自分のことばっかりを考えてる少々胡散臭いビジネスマン エドにジャッジ・ラインホールド。 命令をも無視し、なんとか車を止めようと必死に追跡するパトカーの警官ボーにレオン。 後部座席に乗せられた赤ちゃんをね、まずなんとか先に救いだそうと 併走するボーの車に窓から手渡そうとするんだけど、 あのスピード、どう考えても無理だっちゅうの(>_<) 結局ずっと上空でマークしていた報道ヘリに荷物のようにぶら下げてもらって 赤ちゃんはまず救出されるんだけどね、それもかなり怖いわぁ(^^; この赤ちゃん、撮影時にきっと手前にあやす人がいたのね(・・っと思われる) ずっと横に人が乗ってるほうじゃなく、手前の窓のほうにむかって微笑〜(爆)
2003年08月22日(金) |
パニック・イン・ザ・ダーク |
WOWOWにて鑑賞。 あのTVシリーズ新スーパーマンのディーン・ケイン主演の深海(?)アクションもの。
・・・って、私、このディーン・ケインって人、あんまり好きじゃないんだよねぇ〜(爆) まぁ、嫌いってほどではないけども(^^; なぁんかどうもクラーク・ケントのイメージにはほど遠いような気がして よって、この人の新スーパーマンシリーズは観てないもの (((((^^;) その頃より、なんかこの作品では余計にボヨンっとしてそうで 主役なんだけど、あんまり素敵に見えない。 むしろ、共演のスコット・ワイパーのほうが好みだわ(*^_^*)(笑) (「ハード・トゥ・ダイ」監督・脚本・主演の人ね) 役柄はうんとショボイんだけど・・・(T.T)
で、ボーっと見始めたせいか、なんだかあまり舞台設定がよく把握できないうちに (海底だってことはわかった(笑)) 人相の悪そうなグループとヒーローである保安官グループの闘いがあり そして、数年後・・・っとなる。 どうやら深海での海底鉱脈採掘の施設で働く者達とそこの安全管理警備を任されている深海保安官らが居るようで、 主人公はディーン・ケイン扮するウィル。 採掘する鉱員たちに何らかの原因で衝動的行動が起き、犠牲者も出る事故が起きてしまい ウィルは鉱員たちに会社が与えている常備薬が怪しいと睨む。 冒頭の暴力事件は、犯人グループが凶暴なだけ? 投獄されたあと仮釈放になり、復讐に現れるわけだけど、 彼らは薬のせいじゃないのよねぇ? で、ちょうどウィルはその頃昇進したのか勤務が他所に変わり 採掘場を離れようとしている。 相棒(スコット・ワイパー)は彼の昇進が羨ましくもあり 自分が認められないので、ウィルに便宜を図ってもらおうとするが 彼の実力を知るウィルに冷たく却下される・・・でこの相棒はあっさり退場。 (なぁんだ、つまんない(^^;) あとは、復讐に燃える凶暴な犯人グループ(・・っと言っても3人?)と ウィルのまたひたすら闘い。 他の従業員たちもギリギリのところで避難したりと大変なんだけども、 イマイチ緊迫感が伝わってこないような・・・。
クリント・イーストウッド監督・製作・主演のサスペンスアクションもの。
FBIのベテランプロファイラー、マッケイレブは、 まるで彼の捜査に挑戦するかのような犯人、通称コードキラーに 犯行現場にマッケイレブあてのメッセージを残される。 続く犯行のうち、現場の野次馬のなかに犯人と思われる足元に気付いたマッケイレブは単身追跡するが、 心臓に疾患のある彼は途中で発作で倒れてしまう。 気付いた犯人はあざ笑うように立ち戻ってくるが、必死に発砲するなか、逃走してしまい、 マッケイレブは、その後、現役を退き、 心臓移植を受け、今は趣味のヨットで静かに暮らしている。 そんな彼に、見知らぬ女性が訪ねてきて、一枚の写真を見せ、 事件の捜査の依頼を・・・当然ながら体のこともあり、既に現役ではないので 断ろうとするわけだが、なんと彼の移植を受けた心臓がその写真の彼女、 訪ねてきた女性の妹のものだった。 店で買い物中、強盗に襲われ頭を撃ち抜かれ脳死になった女性。 その心臓がどうやらマッケイレブに移植されたらしい。 特殊な血液型を持つものどうし、事件の日の手術っと言うことで・・・。 いまだ犯人のあがっていない事件を心臓の縁もあり調べていくマッケイレブだったが、 事件の真相は、かつてのコードキラーに結びついていき〜〜。
70歳を超えたクリント・イーストウッド。 心臓疾患の役どころと言うこともあり、終始胸をおさえながらの苦しそうな 痛々しいような、でも執念に満ちた様子がさすがに上手い。 往年の派手なアクションはなくても、渋さや超ベテランの味、 これだけ出せればやっぱりスゴイことだよねぇ。 ふと、あのシュワちゃんが、もっと年を取って、こうゆう感じの役柄って 果たして出来るかなぁ・・・っと思ったのは、心臓疾患の役柄のせいかしら(^^;
住まいであるヨットの隣人にジェフ・ダニエルズがいるわけだけど、 ん〜?これだけの役回りじゃきっとないはず・・・っと思ったら、 それはやっぱりね。(爆) もっと知名度のない俳優さんだったほうが、意外性に効果的だったかも。 でもさすがに彼も上手い。
あのERで活躍したジュリアナ・マルグリース主演の海洋ホラーもの。 しっかりパートナーのロン・エルタードも共演してます(^^;
冒頭の、事件が起こる前の豪華客船の様子、クラシックな雰囲気漂う船上パーティーが賑やかに・・・・っと思ったら、 一挙にスパッと(爆)すごーーい映像で、アララァ、終始こんなんだったらどうしよう〜っと思いましたが、 それはこの冒頭部分だけで〜。 現代に移り、海難救助のタグボートで活躍するグループ。 紅一点にジュリアナ・マルグリースのエップス。 (吹き替えの声もチラっと聴いてみたけど、野沢さんじゃなかったみたい〜) そのリーダーは、ガブリエル・バーンなんだけど、 ウーーム、このくらいの役柄なら、何もガブリエル・バーンである必要が・・・ って感じではありました(^^; そんな彼らに接近してきて、ある依頼をする青年ジャック。 なかなか美味しい話のように思えて急遽仕事を引き受け、 漂流船目指して海へ・・・。 そこには、40年も前に消息を絶ったままの豪華客船の姿が〜。 船内の調査を始めると、予想もしてなかったものまで発見されるが、 その船には恐ろしい秘密があった〜〜。
彼らに仕事を依頼してくるジャック。 髪型が違うのですぐわからなかったけれど、 今、ちょうど連続でWOWOWで観ている「TAKEN」のジェシー青年の人だったのね〜。 何気にガブリエル・バーンなどより重要な役どころじゃん(笑) ラストシーンも、エップスの悲鳴とともにニンマリとしぶとく現れてるしねぇ。 また次の獲物(?)のための積み込みなんでしょうかね。
そして、そうそう、今頃になって気付いたけど、 髭にロン毛にかなり濃いい雰囲気を漂わせていたマンダー役のカール・アーバンって あの「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」でエオメルの人だったのね〜(*^o^*)
WOWOWにて鑑賞。 高級リゾート地で優雅にバカンスを楽しむ若者グループ。 そこに施設から出てまもなく仕事を紹介されてやってきた女性エイドリアンが加わり、 事件が起こる。(まぁ厳密に言えば、既に起きていたのだが・・) 学校の休みに暇を持て余し気味にハメを外しながらも 好き勝手に遊び呆けるリッチな若者グループと それを冷ややかに見つめるエイドリアンと 彼女に異様に興味を示すグループの女王様的存在のブリタニー。 最初は、からかうメンバーとは違って、彼女を温かく仲間に迎えたように見えたが・・。 どんどん正体が明らかになってくると、コワイコワイ〜〜(>_<) ブリタニーの姉サンドラがエイドリアンに似ていて、 彼女の行方がもうかなり前から定かではないってとこから 思いっきり危険が加速されていきましたねぇ〜。 そんないわゆる超悪女なブリタニーも、過去には姉やそのグループに虐げられた ツライ思い出があったと言うものの・・あの昔の写真もけっこう怖かった(^^; 次々と邪魔になった者は始末していく、そして、自分を疑うようになったエイドリアンには その殺人容疑までしっかり着せて、施設に逆戻りさせる周到さ。 まぁ思いがけない協力者を得て、エイドリアンの反撃に至るわけだけど、 あれだけ準備して脱走し、彼女の悪事を暴こうとするんなら、 もうちょっと最後まで抜かりなく計画練ろうよぉ〜〜(爆) なんたって、ブリタニー、手強いんだから(笑) もうあとちょっとで、逆に始末されちゃうところだったじゃないの。 しかし、こうゆうタイプ(ブリタニー)の女性って、 悪女役似合うねぇ〜〜。
カート・ラッセル主演。 腐敗した警察モノ、刑事モノ・・・っと言うと近年ではオスカーも獲った デンゼル・ワシントンの「トレーニングデイ」あたりを思い浮かべる人も 多いかも知れないけど、 なんせあの作品、わたし的には、かなり嫌いなので(爆) (別にデンちゃんが嫌いってわけじゃぁないよ、念のため(^^;) あんなのでオスカーをあげるくらいだったら、 これでカート・ラッセルにあげりゃぁイイじゃん、って思えるくらい、 どっちを獲るかって言うと絶対コッチ〜を薦めるね・・・って作品だった。 (まぁ、アレと比べるから・・・って気もしなくもないけど(笑))
ロスで実際に起きた警官による容疑者暴行事件に端を発した暴動事件が 背景として描かれているためか、 「L.A.コンフィデンシャル」のジェームズ・エルロイの小説がベースになっているらしいせいか、 見ごたえがある。 実は、レンタル店の一泊二日39円セールで、ほとんど出払って空となった 新作棚にポツンとしかもビデオで残っていたので 何気なく借りてきた作品だったが、通常料金で借りても惜しくないと思えたもの。 映画館で観れたら、あの「トレーニングデイ」(映画館で観ちゃった・・)より ずっともっと集中して観れただろうなぁ〜〜。
腐敗した警察機構のなかで、しかも父親からも受け継いでいて、 家庭も顧みることなくあたりまえにこなしている 決して正義ばかりではない中年凄腕刑事が ある事件の真相を知ることをきっかけに、自分自身も罰するほどの内部告発をすることになる。 カート・ラッセルの心情の変化具合も、 彼に影響を受けながらも、影響も与える若手刑事スコット・スピードマンの役割も なかなか。 そして、こいつがもう悪いったらないのよねぇ〜〜っと思える上司役の ブレンダン・グリーソンが、ホントに憎たらしい味でイイ♪
そうそう、スコット・スピードマンっと言ったら、もちろん観てる人は なんと言っても「フェリシティの青春」だろうし、 黒人署長となっていくのは、「ER」のベントン兄のヴィング・ライムスだったり その妻がベントン姉の人だったり、 またかつて不倫関係になった女刑事には同じくERのクレオの人だったりと、 海ドラファンには親しみのあるメンバーが何気に居たりする。(爆)
ジェニファー・ロペス主演。 彼女の作品って、なぜか職業モノ・・・ってのが多いような気がするのはσ(^_^)だけ?(爆) ウェディング・プランナーだったり、ウエイトレスだったり、心理学者だったり・・。 そして今回は女警官。 でもね、彼女の持つ雰囲気からなのか、各種職業でもかなり現実離れしたようなキャラならイイけど 世間のすぐソコに居そうな人を描くとどうも嘘っぽく見えちゃうのは何でだろう。 そりゃだいたいが女優さんなんだし、演じてるわけなんだし、 虚構なのはアタリマエなんだけれども、 ゴージャスなら気にならないけど、地味だったりすると妙に気になる。 〜んな、こんな○○なんていないだろ・・っとつい思ってしまいたくなる(爆)
で、まぁ、ともかく(^^; 今回は、女性警官シャロン役。 彼女に絡んでくるのは、全身から不思議な雰囲気を漂わせる謎の男、自称キャッチ。 冒頭のシャロンが急行した交通事故現場がこのキャッチの深い傷なんだろうなぁ・・って言うのは、 まずだいたい想像が付く。 あとは、どの時点で、明かされるのか・・ってことなんだけれど、 ジワ、ジワっと(義母宅だったり、キャッチの家の引き出しの小物だったり、 車のことだったり・・・) 小出し小出しに、匂わせてくるから、ドーンとくる衝撃は無い。 (・・・って、最初から読めてるから、もともと無いか〜(^^;) 加えて、シャロン自身がその家族間のトラウマに深く傷ついていて、 両者の苦悩、そして、それぞれが抱える問題を乗り越えていくことが きっと一番のポイントとして描かれているんだろうな、っと思う。
まぁでも、謎の男キャッチのジム・カヴィーゼルがイイ♪ 寡黙にシャロンを見つめるまなざしなど、彼の目の深いブルー(?)が際立って そして、小汚いヨレったコート姿も何かオーラを放っていて、怪しいだけに(笑) 最初は、コレってこの人実は死者だったり天使だったりするんじゃないだろうなぁ〜〜っと思ったほど、印象的。
で、いろんな問題も長年淘汰された感のシャロンの両親はまぁイイとして 兄のDV問題は、もうあれで一件落着なわけ? ・・・っとチト細かいとこが気になったりして(^^;
2003年08月12日(火) |
コーキー・ロマーノ FBI潜入捜査官? |
クリス・カッテン主演のコメディ。 だいぶ前にWOWOWでやってて録画して放置してたのを発見したので(^^;
マフィアのロマーノ一家。 ボスである親父がFBIになぜか証拠を握られてしまい裁判沙汰になり 病にも倒れてしまって大ピンチ。 一家の兄弟は既に片腕となって稼業を営んでいるが ただひとりFBIに面の割れていない息子コーキーが 大胆にもFBIに捜査官として潜入し、親父の証拠を盗み出す任務を〜。 しかし、またこのコーキーって言うのが、この上もなく大ドジで・・・(爆) キャラ的に言うと、動物好きで獣医見習ってことで ジム・キャリーの「エース・ベンチュラ」にもカブってくるのだけども まぁ、動物が終始絡んでくるわけではないし、 うるささ度は、それ以上かも(笑)
親父にピーター・フォーク、右腕にフレッド・ウォード、 兄弟は、クリス・ペンや、もう一人はシカゴ・ホープのピーター・バーグがいたりしてけっこうメンバーが豊富。 そそ、FBIでコーキーをライバル視する捜査官には、ERのデイルがいたなぁ。 やっぱり嫌な奴な役してました(爆) 女性キャラでは、誰だっけ〜最近観た顔だなぁ・・・・っと思ったら、 「恋する40days」に出てたヴァネッサ・ショウでした。
あのカンヌ国際映画祭にも出品されてましたね〜〜 なんでも現地でも拍手喝采だったとか? まぁともかく、ひたすらオダジョー目当てに、観たかった作品。
小さなアレはオシボリ工場(?)で働く若者が二人。 やや年長なせいか、ある程度周りに気を使ってそうに見える守と なぁんかつかみどころのない、すぐカッとなったら何しでかすかわかんない雄二。 職場だけでなく、暇なときも何気に一緒に居ることも多そうで けっこう気があってるのかなぁ・・・な二人。 やけに二人に干渉してくる上司(工場長?)が絡んできて 突然事件が起きてしまう。 囚人となってしまった守には、疎遠だった父親が現れるが、 また突然のように守は獄中で自殺してしまう。 守を慕う雄二と守の父親が彼の死後、親しくなっていくのだったが・・。 オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也。 もうほとんどこの3人がメイン。 それぞれに個性を放ち、強烈。 もともとは守が育てていて、事件の直前から雄二の手に委ねられたクラゲが また妙〜な小道具として効いている。
決して明るくもなく、やっぱり不思議な独特な調子で描かれている作品なのだけれど、 藤竜也、浅野忠信と言う濃いい(?)独特なオーラを放つ二人と組んでも 決して引けをとらないオダジョーの魅力も堪能できた♪ 小汚い格好(あれもいちおうファッション?)をしてても、 やっぱり素敵な人は素敵よね〜〜(*^o^*)っと。(爆)
2003年08月06日(水) |
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち |
こうやって感想アップなどをしてると、 作品の好き嫌いは別として、あと、またその時の自分の調子にもよるんだけど 比較的サッサとアップできるのと、いつまで経っても出来ないのと (まぁ単純にサボってる場合も多いのだけど(^^;) ともかくも誰か出演者に見惚れてて、ハァ〜素敵だったぁ〜〜って言うので 感想の大半が終わってしまい、書くに書けないこともあるのだけれど、 たとえば、キアヌの「マトリックス・リローデッド」などもそう、 2回も観たのに、キアヌにボーっとしてしまって(*^o^*) (^◇^;)げっ、まだアップしてなかったりする(^^;;; この「パイレーツ〜」もどちらかと言うとこのタイプ。 ひたすらジョニデに見惚れてたもんで〜〜(*^_^*)
ジャック・スパロウと言う伝説の海賊に扮したジョニデ、最高♪♪ イヤ、私は、特にジョニデファンってわけではないのよ。 この作品、ディズニーだし、夏休み公開だけども、 だからって言って子供向け、あるいは子供連れに集客してるんではなくて、 きっとジョニデやオーランド君目当ての女性ファンが惹かれてると思うんだよねぇ〜。 これまでに観た彼の作品のなかでは、一番惚れたね〜(*^o^*) だから、総督の娘エリザベスが、彼じゃなくて、ウィル・ターナーとラブラブになるのがどうも納得出来ない(笑) イヤ、そりゃオーランド・ブルームだって格好イイ若者だけどね。 あのジョニデ海賊とは比べ物にならないでしょう〜に。 だいいち、エリザベス、命の恩人なんだよ>ジャック・スパロウ それにああして二人っきりで島で酒なんか飲んじゃったりもするんだよ〜 そうそう、演じるキーラ・ナイトレイ嬢だって、一番好きなシーンは 憧れのジョニデと島で酒を飲むシーンだって言ってたし(爆) こりゃ絶対、惚れるに違いないでしょ・・・・まぁ多少口臭キツソウだったけどね〜(笑) あの沈みかかった船で澄ましてポーズ取っての入場から(爆) 他人を食ったような喋り方、妙な歩き方、目の動かし具合・・・ どれをとっても、色気あるし、お茶目だし、 一気に大ファンになっちゃいましたよ〜♪
この公開時期にちょうど合わせたようにTV放映になってた「ニック・オブ・タイム」 今回は私は都合で観なかったけれども、 「パイレーツ〜」を観る前までは、コレけっこうジョニデ作品のなかで上位に あったの。うーん、やっぱり個性強い「スリーピーホロウ」と ドッチかなぁ・・・ってくらい。 でも、あまりにも普通なパパなジョニデなんで、濃いキャラを期待する彼のファンには印象が薄い「ニック〜」かもしれないけど、意外と私は好きだったりする。 面白かったしね〜。 「パイレーツ〜」のジョニデとその雰囲気の違いを比べてみたら? 同じ人とは思えないよ〜。
・・・っと、あら、また肝心な作品の感想になってないかも(^^;;;
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