シネマ日記
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クリスマスのプレゼント選びで混み合うデパートの手袋売り場で それぞれ恋人へのプレゼントをコレと決め まさに手に取ろうとしていたジョナサンとサラが偶然出会う。 お互いに惹かれ合うものを感じる二人だったけれど もちろんそれぞれ恋人のいる身、でも一緒にカフェで暫くの時間を過ごす。 そのまま別れ際に自分は名を告げるジョナサンだったが、 サラはそのままタクシーで立ち去ってしまう・・・が、 肝心のプレゼントをそれぞれカフェに忘れたりして、またすぐ再会することに。 結局互いの連絡先などを本や紙幣に書いて、本当に運命の繋がりがあるのなら きっとそれぞれの元に戻ってくるはず・・・っと言うサラの提案のもと別れることに〜。 そして数年後、それぞれ(また別の(^^;)恋人ができ、 それぞれ結婚を目前にしていた。 でも、なんだかんだ言って、二人とも忘れられなかった・・。 それまでさんざん探しても出会わなかったメモをした本が急に彼の目の前に そして急にそのメモをした紙幣が彼女の目にとまり〜。 全てを放り出して、運命の出会いの人へまっしぐら。 ・・・っとまぁ、話の筋としては、竹野内君主演の「冷静と情熱のあいだ」の ハリウッド版的な感じだなぁ〜〜っと想像もしていたし、まぁそんなところだった。(^^; でも、日本の「冷静〜」みたいなジメっとした感じがないせいか、 やや明るめ。 まぁでも、結局、運命の出会いに拘った二人に 振り回された周り(それぞれの恋人達)って気の毒よね・・・って部分は同じかも(爆)
ニコール・キッドマン、ベン・チャップリンのチョット異色なサスペンス。
真面目の見本のような銀行員ジョンが、 ネットでなぁんとロシア人花嫁はいかが〜?みたいなサイトで注文しちゃって 空港にお目当ての彼女を迎えに行ったはイイが・・ ちっとも言葉を解さないロシア美女ナディアがご到着〜♪(爆) ナディアの美貌に惹かれながらも ちゃんと言葉の通じる相手を希望したのに〜〜っとばかりにと 相手業者に再三抗議をするも繋がらず・・・ そのうちナディアはどんどん迫ってくるし〜〜そりゃもういくらジョンでも 我慢できないでしょ〜(笑) この際、言葉はゆっくりでも覚えてもらえばなんとかなるかとジョンも覚悟し ナディアの誕生日を祝おうとしてると、事態は急変。 彼女の従弟と称する男とその相棒が、ロシアから訪ねてきて、 ちゃっかりジョン家にご滞在。 予想外の邪魔者たちにも、遠慮がちなジョンの人柄も我慢の限界に達した頃には 彼らの本性が明らかになってきて・・・。 まぁね、ジョンが何人目かの犠牲者となることになった3人組の詐欺師グループなわけですが、 ジョンの人柄が最後にはナディアに通じた・・ってとこかしらね。 でも、この役柄でしっかりロシア語を勉強したって言うんだから ニコールを始め、彼ら、さすが役者ですね〜〜ホントにロシア人みたいだもの。
ジョンを演じるベン・チャップリン。 今回はいわゆる真面目だけどダサい感じの役柄でこれも妙にハマってて、 そうそう、「ロスト・ソウルズ」ではウィノナ・ライダーの相手役。 「完全犯罪クラブ」ではサンドラ・ブロックと共演(おっと、これもアップまだだったぁ(^^;) いずれも、共演の女優さんを引き立てるって言うか、邪魔をしないって言うか なんかそうゆう雰囲気のある人ですねぇ。 主役を張る女優さんとしては、けっこうお好みな人材かも。
ともかく、何で観たかったかと言うと、 ここんとこ特に”旬な”オダギリジョーの怪演っぷりが観たかったの(*^o^*) で・・・内容その他は二の次で臨んだわけデシタ。
なんでももともとは漫画の連載ってことで ドラマにしても映画にしても、なぁんかやけに多いよね、もとはコミックってやつ。 漫画はほぼ読まないので、たいていそのあたりを何も知らずに映画もドラマも観ることになるわけで、 だから、ストーリーそのものもまるっきり知りませんデシタ。
時代は関ヶ原以後、豊臣の時代から家康の時代へと移ろうとしているとき、 まだくすぶる豊臣がたの野望を世の平和安泰のために 家康が全て抑え、その反乱の火種を絶やすために、強力な刺客を育成させ・・・ ってな感じでしょうか。 孤児などを集め育て刺客として育てあげていくのが爺と呼ばれる原田芳雄で、 あずみの他にもほぼ同じ年頃の若い男の子たちが〜。 このメンバーってのが、最近ドラマやら映画やらでまぁ主役は張らなくても けっこう顔が売れてる男の子たちを揃えてきてることだし、 ウーームそのあたりにも注目〜っと思ってたのですが・・・・ 成長した彼らに爺が与えた最初の難関ってのがねぇ〜〜 思いっきり、”(^◇^;)ゲッ、それって反則じゃん!”って思いましたよ。 ひょっとして・・っと思ったら、案の定、早々に退場組が・・・ おまけにどっちかと言うとコッチよりコッチを観ていたい〜っと思ってたほうは ハイそれまで・・・・で。(T.T) 原田芳雄氏が、その時は、まるでバトロワのビートたけしに見えちゃいました(笑)
もともとヒロインあずみ演じる上戸彩チャンって、 実はけっこう苦手なタイプ(なら、なんで観るかなぁ〜(爆))なので、 この時に、もうあとはひたすら悪役怪演なはずのオダギリジョー登場を ひたすら待つのデシタ (((((^^;)
オダジョーは、美しかった〜(*^o^*) 怪演っぷりも、なかなか。 なぜかあのセーラームーンのタキシード仮面を思い出してしまいましたが・・・。 (単に小道具がね〜〜(笑)) でも、もっと美しくもっと素敵な悪役にも撮れたんじゃないの・・・って気も少し。 まぁね、あくまで主役はあずみですから・・・(-_-;)ボソッ
そもそもその刺客を養成し、問答無用でターゲットを倒していく。 その間遭遇する細かい民の暴動などは見て見ぬふり、 ともかくも使命ひと筋・・・・・ って、なんかそのあたりも薄ら寒くなるようなことだったり、 爺の最初の難関だってアアだったので、 話の展開はね、ずっと退き気味だったわけで、 ま、結局オダジョーを堪能してきただけだったかも、σ(^_^)(爆) 他の出演者陣が比較的小柄が多かったのかしら、 なんかやけに背が高くデッカク見えましたよ〜オダジョー(*^o^*)
2003年05月15日(木) |
ミスター・ベースボール |
NHK・BSにて鑑賞。
その次の時間帯の海外ドラマのために早々とチャンネルを替えておいたら やっていたので観ちゃった作品(爆) 1992年の作品らしい。
解雇された大リーガーが、日本のチーム(中日ドラゴンズ)に獲得され 来日し、野球や日本の生活様式などにも驚き戸惑いながらも 監督やその娘とのふれあいで変化し、また大リーグに戻っていくまで・・。
・・って大まかな流れはそうなんだけども、 実は監督の娘だった〜って言う才媛な美女との出会いや 互いに惹かれあい恋に落ちる様子もかなり唐突だったり、 (いきなりお風呂でのラブシーンにはビックリだったね・・(爆)) もちろん、カルチャーショック的に彼が日本を学んでいくところが そうとうに不自然っつうか、だいぶ違うだろう・・ではあるような。 まぁでも、なんでも星野監督をイメージしてあるらしい高倉健さん演じる中日の監督が、 いかにもそれっぽく見えるのと、 トム・セレックとの掛け合いが意外と淡々としてて面白かったり、 こんなこと健さんにさせるのね・・・って言うシーンもあったりで、 まぁまぁ許容範囲かな(爆) 試合中、審判に抗議しに体当たりしていく熱血監督ぶりや 場内乱闘〜なシーンなど、なぁんかよく見る光景って感じ。
聞くところによると、ホントは別の女優さんがキャスティングされていたのが 彼女になったと言うその監督娘のヒロ子役の女優さん(高梨亜矢だったかな) まるで知らない名前の人だったのだけど、 けっこうキレイな人で、英語も流暢なようで(たぶん)、 でもあまり見かけないようなんだけど、その後どうしちゃったんでしょうかしら〜。 高倉健さん、出演200作品目でもあったらしい。
アレクサンドル・デュマの同名小説の映画化。 別名”巌窟王”としても有名なストーリーよね。
ナポレオンが島に流されている時代。 若く優れた船乗りであったエドモン・ダンテスは、長年の友であるモンデーゴとともに乗った船の仕事で その島に流されているナポレオンと遭遇する。 そして彼から、エドモンの人柄を見込んで渡された手紙を 持ち帰ったことから、運命は激変してしまう。 仕事ぶりも評価され、若くして次の航海から船長を任され、 さらに恋人メルセデスとの結婚も近々実現させようと希望に満ちていたそのとき、 エドモンに嫉妬するモンテーゴらのたくらみもあり、 流罪者ナポレオンの反逆の手紙を届けようとした罪でいきなり捕えられ イフ島に流されてしまう。 そこでの投獄生活は悲惨なもので、長年に渡り、彼は自分を無実の罪に陥れた 裏切り者たちへの復讐の気持ちのみで生きながらえていた。 そこで知り合った同じ罪人な司祭とトンネル堀りに力を合わせながら、 当時まだ字も読めなかったエドモンは、司祭から文武多くのことを学ぶ。 事故死してしまう司祭に手渡された地図により宝を手に入れ、 脱走後には、モンテ・クリスト伯と名を変え、姿も一新して 故郷の街に現れ、復讐劇がスタートする。
モンテ・クリスト伯にジム・カヴィーゼル、宿敵モンテーゴにガイ・ピアース。 島で知り合う司祭に、亡くなったリチャード・ハリスと言う配役。 なかなか、どの役柄もその配役が効果的。 島で罪人としてボロボロになっている姿から、伯爵として格好良く主催する夜会に 気球で登場してくる姿の変化が、見事なカヴィーゼル。 ガイ・ピアースも、悪賢く、友に対して嫉妬に狂う嫌な性格っぷりを 上手く演じている、ホントに憎たらしいほど。
いわゆる時代ものだし、暗い島の獄中の話も多いし、 トーンが特に中盤あたりまで眠気を誘うくらいではあるけれど、 伯爵として復活してからの復讐劇は、(少々スピーディーすぎるって気もしなくもないけども(^^;) 加速されて飽きさせない。 実はエドモンとの息子だった・・・って言うメルセデスの子は、 たしかに、どう見ても、ガイ・ピアース似ではなく、 カヴィーゼル似だろう〜(爆) で、なかなか格好イイ若者だったよ。
最後は、辛い復讐生活にピリオドを打ってのハッピーエンディング。 神と司祭の言葉に従ったのね。
で・・・思ったんだけど、冒頭のナポレオンが そもそもエドモンに手紙を託さなければここまでにならなかったかも〜。 彼の人柄(や字が読めないことまで)を利用しようとしたってことでしょ? けっこうずいぶんだよねぇ〜(爆)
ジェニファー・ロペス主演のサスペンスもの。 食堂で働くスリム。若い客の一人から、ナンパされそうな雰囲気になるが、 どうやらソレは友達と彼女を落とせるかどうかの賭けだったらしく、 それを別の客が彼女に告げ、追い払ってやる。 突然現れた正義の人ミッチ、しかも見た目も長身で格好よさげ、 さらにはかなりリッチとあって、まるでシンデレラストーリーのように スリムは彼との新婚生活をスタートさせる。 (これが最初から謀られていたことが明らかになった時には、 もう遅い・・ってとこよねぇ。)
やがて妊娠、今度は、大きな自分好みの家を夫が手に入れてくれる。 この手に入れかたってのも、そうとう強引で、売り出してもない物件に 高額を提示し、さらにとどめは、ほとんど脅し状態? 相手の老人の不安そうな顔は、”奥さん、大丈夫なのか?”って言いたげでもあったような〜。 子供も生まれて、成長してくると、今度は、その夫の正体が見え隠れしてくる。 どうやら浮気もしてるようだし、問い詰めると逆ギレ。 あげくにスリムには暴力を振るい・・。 一度は夫の母に打ち明けようとするが、母親は当然のように息子側に付きそうで〜。 そこで警察にすぐ訴え出ていれば、あとの展開は無くて済んだかもしれないんだけどねぇ・・。 我慢の限界、身の危険を感じたスリムは、娘を連れ、彼からひたすら逃れる。 さらに容赦なく追いかけてくる夫・・・。 昔の恋人を頼っても、すぐ場所は発見され、 かつて自分や母親を捨てた実父のもとを訪ねても小銭で追い払われ・・・・。 その後、この実父が、追われる彼女の身に興味を持って(〜っと本人は言ってたよね。) 資金援助をしてくるあたり、この人がいて良かったじゃない〜〜?っと 思える展開で、いまひとつ、スリムのやってることに 多少の甘さが感じられるのだけれども。 やがて、耐えることも逃げることも、 サイコな夫からは不可能だと思い知ったスリムは、 ならば・・・っと別の決意を。
サイコな夫から逃げたり、あるいは自分を殺人犯にしたてあげようとした夫と 闘う〜って言う展開は、 古くはジュリア・ロバーツのサスペンスや、 比較的最近では、アシュレー・ジャッドのサスペンスなどがあったよねぇ。 なんとなく、いろんなそうゆう系統の作品を少しずつ連想させる。
終盤、その新たな決意をしたあたりからの、彼女の強いこと、強いこと。 トレーニングの成果がラストで功を奏したわけね。
サイコな夫の知人で、二人の出会いのときから一枚噛んでいた、実は刑事(?)だったロビー役で 「ER」のカーター君ことノア・ワイリーが出てる。 悪役デス、カーター君とはエライ違う。(爆)
イヤァ、これは、しっかり前作より面白さも迫力もアップしてましたね〜♪
いきなりまず、オープニングでは、お初なミュータントによる 大統領暗殺寸前のとこで始まり〜〜 うーーむ、コイツは、また今回の悪役キャラなのかと思ったら・・・ 全身ブルーなミスティークに負けないくらいに、全身色付き刺青付きな (しかもシッポまである(爆))このナイトクロウラー、 中身の(笑)俳優さんは、あの「スパイキッズ」シリーズなどのアラン・カミング。 たしかに目つきなどの顔立ちを凝視すると、彼なんだけどね。(^_-) さらに、堂々と登場してくるのが、 そんなミュータント狩りの先頭に立って指揮する、ストライカー。 (ん?この人も前作には居なかったよねぇ?) おまけに、何やらウルヴァリンの過去のいきさつも知っているようで 謎の多い(そしてヤナ奴(爆))キャラでしたね〜。 前作で、あれだけプロフェッサーXと対立し、 しかもあのガラス張りのような透明独房に収監されていたマグニートーが ミスティークの働きで出てきちゃってから (この脱走シーンも面白かったっ!なぁるほどねぇ〜って。) ミュータントを全滅させようとするストライカーと闘うために 妙に力を合わせるプロフェッサーXとマグニートーに、 アレアレェ〜〜(?_?)状態。 まぁ、ラストは、しっかりやってくれちゃいましたけどねぇ>マグニートー爺さん(爆) でも、それにしても、イアン・マッケラン。 このX−MENシリーズにしても、あのLOTRシリーズにしても、 なぁんていっつも強力パワーなんでしょう〜〜(^○^)
もちろん、ウルヴァリンも相変わらずワイルドで格好イイのだけれども、 今回は、女性ミュータント陣の活躍もパワフルでした。 変幻自在なミスティークもさらに出番多かったし、 なんと言っても、ジーンのパワーがみなぎってたのが前作との大きな違いかしら・・。 そのぶん、ローグやサイクロップスの出番は少なめデシタね。 σ(^_^)、個人的にはローグ(アンナ・パキン)苦手なので、まぁ良かったけど (((((^^;)
この勢いで、”3”もぜひ登場して欲しいシリーズです♪
2003年05月03日(土) |
ファイアー・ボール 火の玉超特急 |
もう、タイトルからして、いかにもB級アクション〜〜って感じでしょ?(爆) 予想どおりデシタ(^_^;)
貨物列車で高額ダイヤを輸送中、強奪グループに襲撃され 警備を担当していたライアンは、ひとり生き残った。 警備の仲間たちを殺され復讐に燃え、犯人グループの逃亡先、メキシコに 単身乗り込み、昔の同僚の協力を得て、無事一味の逮捕に成功する。 しかしまた、彼らをアメリカ本国に護送する時に、 警察内部に一味がいたことから、まんまと脱走、列車は人質多数をとり 占拠されてしまう。 だいたいから、これほどの凶悪犯罪グループで、サイコな奴らを 民間の乗客車両も一緒にくっついた列車で護送するってのが 無茶な感じ。(^_^;) そうそう、最初はライアンだって、護送機だと思ってたみたいだもの。 そりゃ誰だって思うよねぇ・・・・おおらかすぎるのか>メキシコ(爆) で、もちろん、黙って放っておけず、護送の列車にライアンが 勝手に同乗していたからなんとか事件解決に向かえたもんだ・・ってくらいに 列車を犯人グループに占拠されても、警察陣は、ほとんどなんの役にも立たない始末。 最初から最後まで、ライアンの一人舞台で解決だもんね(^^;;;
復讐に燃えるヒーローアクションもの、マイケル・パレとか デビッド・ハッセルホフあたりとかぶる感じの雰囲気のキャラ、 ブライアン・ジェネスって俳優さんが主人公デシタ。
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