シネマ日記
DiaryINDEXpastwill


2003年02月24日(月) ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

前作「旅の仲間」は、人物紹介やら指輪に関する導入部分が多かったので
いざ旅が始まった〜っと思ったら、間もなく”続く”〜っとなってしまったわけだけど(爆)
今回は、しっかり見せ場も多く、戦闘シーンの迫力など、
または、アラゴルンとアルウェンの幻想的なシーンなど
たしかに3時間、長時間ではあるけれど、飽きることなく時間は過ぎマス。
で、やっぱり次に続くわけだから、できることなら、
そのまま第3部「王の帰還」まで続けて観せちゃってよ〜〜って気にもなるわけだけど(笑)
指輪を捨てにフロド&サム、ウルク=ハイに拉致されたメリー&ピピン、
メリー&ピピンの救出に追跡するアラゴルン、レゴラス、ギムリ
・・っと3分割された仲間たちが、それぞれの場所で
またそれぞれ新たな登場人物との出会いなどもあり、ホントに盛りだくさん。
そして、あのガンダルフの復活登場もあるしね〜!
パワーアップしたガンダルフ、ほとんどスーパーマンのよう・・・
もう彼さえ現れれば、向かうところ敵無し状態で、
あんな頼りなげなフロドに任せず、アンタが指輪を捨てに行けば
なんの問題もないんじゃ?・・・なぁんてつい思いたくもなったり(笑)
アラゴルンやレゴラスの大活躍も、前作よりずーーーっと見せ場が多くて、
格好イイです!!(*^_^*)
もう既に前作の時点で、渋いし、ワイルドだし、素敵〜(*^_^*)だったアラゴルンはもちろんだけど、
レゴラスもより逞しくなったような気がします。
馬ヒラリと飛び乗りレゴラスや石段スケボー降りレゴラスなど、
名シーンもあるよ〜♪
新たな登場人物も、亡きボロミア弟のファラミアや、
ローハンの騎士エオメルなどなかなか美形っぷりで嬉しい限り(#^_^#)
のちのちアルウェンとアラゴルンをめぐって火花を散らしそうな(笑)
ローハンの姫エオウィンも、勇ましくていじらしくて素敵デシタ。
そのぶん、どちらかと言うと肝心のフロドが影薄いよね(爆)
指輪の魔力にかなり影響されちゃってるしね〜。
第3部も、ホントに今から楽しみデス。
うーーーん、これは比べてもしかたがないことだろうけど、
ハリポタシリーズより、次作の楽しみ度具合から言ったら、
もうはるかにコッチのほうが上♪♪
もちろん、またDVD化されたら買っちゃうよ〜(^○^)


2003年02月20日(木) ボーン アイデンティティー

被弾し記憶をすっかり失っていた謎の男が嵐のなか漁船に救われる。
自分が誰なのかをわからないまま、ほとんど反射的に機敏に動く自分の身体のわけもわからぬまま、
身体に埋め込まれていたカプセルの情報で得られた銀行の貸し金庫からは
大金といくつものパスポートが・・・。
たまたま道連れとなった女と一緒に、今度はまたわけもわからないうちに追われ
命を狙われ・・・どんどん危険が迫ってくる。
マット・デイモンが記憶を失った元CIAのスパイ。
これまでの彼のイメージにはあまりない、アクションシーン満載の役柄になっている。
道連れになるマリーには「ラン・ローラ・ラン」のフランカ・ポテンテ。
もちろんこれも魅力的な役柄には違いないのだけれど、
やっぱりどちらかと言うとマット君の役柄の受身的存在になるので、
あのパワフルだった「ラン・ローラ・ラン」の時の彼女の持ち味にはかなわないかなぁ・・まぁ、チョット落ち着いた〜って感じかしら(爆)
で・・・結局話の流れ的には、CIAが秘密裏に行なった作戦の失敗と
そのもみ消しや内輪もめ・・って感じにしか映らず(^^;;;
ホントに”捨て石作戦”だったのねんって感じ(爆)
現場を仕切って、延々ボーンの始末に追うものの、結局自分も最後には口封じ〜な
コンクリンなんて気の毒なもんよね(^_^;)
会議では淡々と作戦の失敗や、次の予定なんて提案されてたようだし(爆)
マット君ファンには悪いけども、どちらかと言うと、彼より
彼の始末に放たれる殺し屋役のクライヴ・オーウェンのほうが、
おっ格好イイかも〜(*^o^*)なぁんて思ってしまった。
そそ、マリーが立ち寄るところで出くわす元恋人(だっけ?)役の人って
「アリーmyラブ」のシーズン3後半あたりでアリーが交際するブライアンの人じゃないっけ?
(ラリーと知り合う前にチョットだけ付き合ってすぐ破局になっちゃった人)


2003年02月19日(水) レッド・ドラゴン

冒頭、あの獄中のレクター博士がどうやってグレアム捜査官に
捕えられることになったかのいきさつが描かれマス。
そうかぁ・・捜査官とそうゆう繋がりのあった人物だったのね、
いわゆる貴重なアドバイザー的存在だったんだ、獄中に入る前からも・・。
レクターを捕えながらも、自らも重傷を負って、やがて現場からも離れたグレアム捜査官が、
クロフォードによって”かみ付き魔”の事件の捜査に引っ張りこまれる。
このクロフォード役、「羊〜」では、スコット・グレンが演っていた役だよね?
彼のシャープな感じが好きだったので、もちろんハーヴェイ・カイテルも凄いんだけども、
なんかイメージがなぁ・・・・っと。
他のチルトン博士とかバーニーなどが同じ俳優さんなだけに、ううう〜残念と思ってしまったり。(^^;
まぁでも、スコット・グレンの場合は、ジョディのクラリスとセットで
雰囲気が合った〜って感じだったので、クラリスじゃなくグレアムと接してるぶんにはイイか(爆)
(最後の最後が、クラリスが訪ねてきたところになってるのが、
なんとも〜な筋書きよね(笑))
ダラハイド役のレイフ・ファインズも熱演デス!
アンソニーさんや、エドワード・ノートンと相手するなら、
やっぱ彼くらいの人でなくちゃ、タダの悪役、殺人鬼〜になっちゃうもんね。
その生い立ちやら、盲目の女性とのひとときのエピソードなどの部分で
じゅうぶん悲劇を漂わせておいてのあのラストですもんね、ただものじゃないデス(爆)
”羊〜”や”ハンニバル”そしてこの”レッド〜”全部、見事に雰囲気の違う作品で出来上がったような感じデシタ。
多少バックの音楽など、盛り上げ気味が過剰な感じもして(少々うるさく思える部分も(^^;)、
そこらあたりが、ブレット・ラトナー風なのかな・・・。


2003年02月18日(火) ラッシュアワー

WOWOWにて鑑賞。
以前にレンタルで観てるのだけれども、
もうけっこうコレは記憶が薄れてるし(爆)
その後「ラッシュアワー2」も劇場鑑賞したことだし、
あらためて再鑑賞。
監督が只今公開中の「レッドドラゴン」のブレット・ラトナーだからかしらね、
またこの時期の放映って言うのは。

以前観た時も、クリス・タッカー・・・うるさぁ〜〜い(*_*)っと
思ったのはよ〜く覚えているけど、
今回観ても、やっぱりうるさかった(爆)
その後観た、2の時は、まぁうるさいのだけれども、
ジャッキーとのコンビぶりが慣れたせいか、この前作ほどは感じなかったのは何故?
どちらかと言うと、全体の面白さも、2の方がやっぱ上かなぁ・・っと
再確認。
領事の娘誘拐事件で、双方とも邪魔にされながら組まされた
ロス市警のカーターと香港警察のリー。
賑やかなカーターと寡黙なリーと言う絶妙のコンビぶり発揮の第一作。
そうそう、FBI捜査官役にあの「プロファイラー3」で
偽(?)ジャック、ルーカス役の人が出てたんだねぇ〜。
これまた全然覚えてなかったわぁ(^^;;;


2003年02月15日(土) 第3次世界大戦 今そこにある危機

WOWOWにて鑑賞。ティモシー・ハットン主演。
(・・にしても、なんかどっかからそのまんま持ってきたような邦題付けたよね(爆))

まず冒頭に、豪華客船で原因不明の死に至る病気が急発生する。
FBI捜査官ではあるものの、専門担当分野は企業の保険詐欺なラリーが
急に本部に召集される。
この客船で蔓延したと思われるウイルスのかつての軍での開発者が
彼の叔父であったらしいため、既に引退、隠遁生活を送っている彼へコンタクトを取るためだった。
もちろん被害は多数の死者を短時間で出すに至った船だけにとどまらず、
今度は大勢が集まる大リーグの野球場でも、そのウイルスをバラまかれることになり
一気に北米全体が次々と汚染されていくと言う最悪の事態が・・・。
そんな驚異のウイルスを開発してしまった人物のなかに叔父が
また同様に、亡くなった実父も関係者だったと知り、ラリーは呆然。

まるでコショウの入れ物のようなケースに、大量殺戮の生物兵器を入れ
そして人ごみで撒くとは、考えただけでもゾッとする行為。
しかし、これはあくまで映画の中・・・っと片付けられない
ホントに”今そこにある危機”で、背筋が凍った・・・・。


2003年02月14日(金) すてきな片想い

WOWOWにて鑑賞。
1984年作品。
ジョン・ヒューズ監督、モリー・リングウォルド主演の青春映画。

・・・って、そのキャスト一覧のなかに、ジョン・キューザックの名を発見して
チョット観てみよう〜って気になったんですけど(^^;
しばらく前の作品にしては、なかなか面白かった♪

16才の誕生日だと言うのに、ちょうど姉の結婚式が間近に迫っていたため
家族にすっかり忘れられていることにご機嫌斜めなヒロイン、サマンサ。
先輩であり憧れの人をダンスパーティーでも遠くで眺めながら、
逆になぜかとんでもない年下の子には迫られ、
とってもブルーな誕生日となってしまったわけだけど・・・。
意外なことに、既に美人の彼女も居るその憧れの人が、ひそかに自分に興味を持っていたことや、
迷惑この上ない勘違い年下君が、なぜかキューピッドになってくれたことから
運命は好転〜♪

かなりハイテンションなコメディタッチな部分も多く
だいぶ、ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオーイ・・・なとこもあるのだけども、
今でもじゅうぶん通用するような青春ラブコメディって感じ。

ヒロインのモリー・リングウォルド。
このかた、誰かに似てるなぁ〜っと思って眺めてたんだけど、
そうそう、「ロズウェル」のマリア役、マハンドラ・デルフィノに雰囲気似てるね。

そそ、ところで、ジョン・キューザックは、これまた妙な友人の一人として
ホントにチラリとくらいの登場、同様に高校生役ですもん、若いデス(爆)
しかも、姉君のジョーン・キューザックも同じように出てます。

さらにオマケ・・・ERの日系看護士ヨシ・タカタ役の俳優さんが
やたら妙な中国人留学生役で(彼はけっこういっぱい登場シーンあり(笑))
ハイテンションでした(^^;;;


2003年02月10日(月) ハッシュ!

端的に言えば、ゲイカップルと一人の女性の物語。
たしかコレ、だいぶ話題になったり賞もイロイロ獲った作品よね。
田辺誠一&高橋和也がカップル、そこに絡む”子供の欲しい”女性が片岡礼子。
で、この作品の監督さんが、たしか自身ゲイであることをカミングアウトした人だと思った。

ゲイなカップルの作品と言うと、古くは「ミスター・レディ&ミスター・マダム」とか
片方がしっかり女装(?)した感じの作品が浮かぶのだけど、
これは、知らないでスレ違えば、特にわかんないんじゃない?って感じのゲイな二人。
特に田辺さん演じる勝裕の方は、隠れゲイ(?)ってな感じで
職場でももちろん知られてない。
(だから、なんだかコワーイ、ストーカーチックな女性に片思いされてピンチに陥るわけだけど〜)
一方の高橋和也演じる誠也のほうは、母親も嘆きながらも既に知ってるし
職場でもカミングアウトしてる(?)
彼らに絡んでくる女性・朝子は、自分の婦人科系の病気も要因になったのか
これまで一人勝手気ままに(でもじゅうぶん寂しいみたいだったけど)生きてきた人生に
別に結婚相手は欲しくないけど、なんとか子供が欲しいと思い立った。
たまたまスレ違うことになった勝裕に、父親になれる目を感じた〜っと言う理由で
相手がゲイだと言うことはお構い無しに、協力を要請することから、
彼らと彼女の生活が動き出す〜。

もちろん、ゲイの世界のことはまるでわからないし、
この女性の、”子供だけ欲しい”って感覚が、イマイチ理解できないので、
うーーーん、これはスゴイ、面白いよ〜〜って言う感想は抱けなかったのだけど、
なんだか不思議なそれほど嘘っぽくないのかなって感じの作品ではありました。
ただ、もうチョット余分なところをこそげ落としてっつうか、
ダラーっとした部分を端折って(あと2、30分)短くしてノリのイイ作品にしたらもっと面白かったのかも・・・。
この3人の関係が、なんだかとーーってもイイ感じに見えたので、
むしろ、ココにさらに赤ちゃんを(ホントにスポイト使って〜?(爆))加えたら
今度はその関係って、どーーでしょうね、破綻するんじゃ〜〜って言う気も少し。(^^;;;
メインの3人はもちろんのこと、それぞれの役者さんたちが、かなり濃いし
そして上手い♪
あのストーカーOLなんて、メチャメチャ怖いよ〜〜(>_<)
勝裕の兄嫁役の秋野暢子さんもコワイよ〜〜(*_*)


2003年02月03日(月) 模倣犯(再鑑賞)

ホントは、劇場で既に去年の6月に観てるんですが〜
(^^ゞポリポリ、その時点でのアップをサボってしまったので
ついでにレンタルにて再鑑賞〜っとなりました。

その間に、やっと原作の上巻のみだけど攻略したこともあり、
映画だけ観た時には、???何なのコレ?
コレが噂のベストセラーの映画化なの?・・・って感じだったわけですが、
あらためて鑑賞してみて、
(´ヘ`;)ハァ、やっぱり映画はほとんど失敗作だったんだろうなぁ・・・って結論に。
・・って、原作者、よくあの作品の出来で了承しましたねぇ。
ひょっとして中居君ファンとか?(爆)

まだ上巻しか読めてない(だってまだ下巻が貸し出し中で・・・(T.T))わけですが、
その段階で、これだけの長編を短い時間の映画にするのはもちろん大変だろうってわけなのに、やたら気色悪い無駄な映像とかは挟みまくるくせに
もっと描かなくちゃタダの薄っぺらい変人みたいだろ・・ってしか思えないくらいに浩美や和明の描写がおよそ不十分。
演じる津田寛治や藤井隆などは悪くなかっただけに、残念な感じですねぇ。
むしろ、やっぱりピース役の中居君が・・大失敗のような。
彼がマジメモードでの役柄しちゃうと、σ(^_^)やっぱりどうもダメみたい。
ピースの最期のシーンなどがこれに加わってくるもんだから、もうやっぱりこれってコメディ?っと思えてしまう。
シリアスに渋く通常どおり演技されてる山崎努さんなんか、気の毒に思えちゃうわ。

映画観ただけじゃ、なぁんかサッパリわかんなかった部分、
もう一回ビデオ鑑賞したらその謎が解けるかと思ったら、
なぁんとDVDにて解明〜みたいな宣伝みたいな文句が最後に・・
そこまでしてなど絶対観ないわぁ(-_-;)

森田監督作品、「39」などは、かなりスゴイ〜って思ったんですけどねぇ。
「黒い家」系のノリで臨んだんでしょうか・・この作品。


2003年02月02日(日) WASABI

WOWOWにて鑑賞。
リュック・ベッソン製作、ジャン・レノ&広末涼子共演作。
ジャン・レノは観てみたかったけど、広末はどうもね・・・
っともちろん劇場鑑賞は見送った作品(爆)

かつて突然自分の前から姿を消した日本人女性である恋人が
急死し、その遺児が居ると言う知らせを受け驚きながら急遽訪日した
いわゆる暴れんぼうなフランスの刑事ユベール。
一人残された少女ユミに自分が父親だと名乗れないまま、
一緒に事件に巻き込まれていくが・・・。

まぁねぇ、もうアッチコッチ、すーーーっごいとんでもない設定があるわけですが、
コメディアクションもの〜っと考えれば、許容範囲かな。(爆)

シリアスタッチのジャン・レノもイイけど、
こうゆうスっとぼけた味をふんだんに出すジャン・レノもアリなので(笑)
そうゆう意味では、じゅうぶん楽しめました。
苦手な広末も、この作品のときは、だいぶ細いっっ!(だからナニ?(爆))
終始、スゴイ格好してるんですけどねぇ・・・・ (((((^^;)
フランス語いっぱいのセリフなんだろうけど、こりゃ詳しくないので
上手いんだか下手なんだか、よーわからん(爆)
それにしても、なんで日本の税関やらその他、
あれほどフランス語堪能なんでしょうかしら・・・・驚きデス(笑)
(学生時代に第二外国語、フランス語取って、メチャメチャ大変!!〜なんてもんじゃなかったって言うのに (((((^^;))

極めつけ、あんな山盛りワサビをふつうにすくって食べるか・・・(^◇^;)


BIBI |MAILHomePage

My追加