シネマ日記
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特にラブストーリーで恋人役と言うわけでなくても、 共演が相性のイイ俳優さんの組み合わせって絶対あるような気がするのだけど、 アシュレー・ジャドとモーガン・フリーマンの組み合わせも、その例のように思える。 「コレクター」でも絶妙だったしね〜。 オスカーのプレゼンターで一緒に登場した時も、すごく馴染んでたし。
で、今回のこの「ハイ・クライムズ」は、軍事法廷をまじえたサスペンスもの。 順風満帆な結婚生活を送っていたはずの夫婦に突然衝撃的な夫の過去と言うか素性が明らかになり、 しかも、重罪で逮捕され軍事裁判となってしまう・・。 とまどう間もなく、ひたすら夫の無実を信じ、今度は弁護士としての力を発揮しながらも彼を救うために闘うことになる妻。 軍と言う得体の知れない閉ざされた世界で、一般の弁護士がいくら有能であっても まともに太刀打ちできるはずもなく、 強力な助っ人を人選することになる。 ココでいわばアウトロー的な弁護士を彼の力を見込んで選んでくるところが 彼女の凄さなんだろうけどね。 そして、アシュレーとモーガン氏のコンビが効いてくるってもの。 さらに、逮捕されいまや妻の力に頼るしかない立場となってしまった夫役に ジム・カヴィーセルをもってきたあたりは、最後の展開を効果的にするための配役 だったのかな〜〜とも思える。 (まさにエドワード・ノートン的、配役ね?(謎)) 最初の頃、夫婦仲良くビリヤードに興じるあたりにチマっと伏線があったり 独房で嘆き苦しむ姿の裏の意味合いは・・とか、 あとになってハァァ〜っと納得していく部分もあるのだけれど、 軍のほうからの、あの行為ってのが、ソッチのほうが恐くなってしまう。 だから〜結局、どうゆう展開が真実なのか、軍はいったい何をしたかったのか 上手く理解できなかった。 そして、終盤のどんでん返しと言うべき展開。 もちろんそのままハッピーエンドに終わるはずは無いのは想像付いたけど、 幸福な結婚生活も、ひょっとしていざと言う時の保険に妻の力を準備していただけなのね〜?っつう感じ。 原作はジョゼフ・フィンダーの「バーニング・ツリー」というらしいが、 読んでみたら、なんとなく釈然としない点が解決できるかなぁ〜?
2003年01月22日(水) |
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー |
このシリーズ・・・っと言うかマイク・マイヤーズもの、 「ウエインズ・ワールド」に始まって、主人は大好きなんだけれども、 どーーーも私は、このマイク・マイヤーズが苦手で・・・ 劇場鑑賞することはまず絶対にありません(^^;;; とりあえずビデオになったら観てるけど、 なんかいまいちノレなくて〜〜あえてぜひ観たいとは思わないかなぁ〜〜程度。 今回は、カメオ出演にケビンさんの名前も挙がっていたので、 そりゃやっぱり観とかなくちゃでしょ・・っと。 そしたら、まぁ冒頭から、トムにグウィネスにそしてケビンさんに〜(*^_^*) さらにはスピルバーグに、後半にはトラちゃんまで。 あのポーズをするケビンさん(爆)、マイヤーズよりキマってました〜ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオイ 私など、このあたりのカメオ出演者部分だけで、もう満足ってとこではありますが〜(笑) でも、まぁ、ノリは相変わらずだけど、そこそこ面白かったよ。 マイケル・ケインも”よくやってた”(爆)しね〜〜(^_^;) それに、オースティン・パワーズとDr.イーブルにあ〜んな出生の秘密が あるとは思いもしませんでしたわ(笑) 今回のヒロイン役のビヨンセも、なかなかに魅力的ね♪ しかし、やっぱり日本が舞台になると、どーーしてああなんとも中国風な日本になるんだろう・・・ (((((^^;)
ちなみに、原題は、”Clockstoppers”と言うみたいだし、 これはうちの近所のビデオ屋さんだけのことかもしれないけど しっかりとガイ・ピアースの「タイムマシン」の真横に陣取って置かれてるのよねぇ・・・ パッケージなどはもちろん似てないけど、このタイトルの激似さ、 狙ってるとしか思えない・・・(爆)
まぁ、σ(^_^)は、出演者名にマイケル・ビーンの名を発見してすぐ手に取ったわけですが、 最初まるで別の「タイムマシン」かと思ったもの・・(笑)
科学者が移動をうーーーーんと加速する腕時計のような装置を発明。 それによって周囲の動きはまるでほとんど静止状態のようになり・・。 その装置をたまたま手に入れちゃった高校生の男の子と、 悪用を企てる悪者が対決!ハイ、この悪役がマイケル・ビーンさんなのですが・・(^^;;; 最後に、研究者のオチがあったり、まぁB級チョイSFチックな青春映画ってことでソコソコですかしらね。 ちなみに、監督は、スタートレックでお馴染みのジョナサン・フレイクスらしい。
2003年01月20日(月) |
グランド・ゼロ 感染源 |
細菌パニックもの。 「ミレニアム」でフランクの妻キャサリンを演じていたミーガン・ギャラガー主演。 選挙で訪れていた米大統領が狙撃される。 しかし撃たれたのは銃弾ではなく、致死率の高いエボラウイルスだった! 大統領の診察、治療を急遽命じられた細菌学者ダイアンは、 即刻その周辺の隔離封鎖を指示する。 テロリストから解毒剤との交換条件に大金が要求されるが、 テロリストには決して屈しない姿勢をもちろん崩せない大統領ら。 次第に感染が広まり、死に至る者も・・・。 犯人は、内部に潜入し、大統領、政府への個人的恨みを抱くかつての研究者と 単なる大金目当ての人物との二人組みのようだったが・・。 解毒剤を手に入れられないまま、これ以上の感染が広がらないように 大統領は、自らその町全体の爆破、破壊を決断しなければならない状態まで来た時、 唯一感染を免れている少年の存在が明らかになる・・。 大統領や補佐官らは、既に細菌に侵されているため、 ダイアンが必死でそのサイコな研究者と闘うことになる。 犯人役の女優さんも、わりとよく見かけるような気がするけど たしかに裏がありそうな人相悪げな顔してるもんねぇ。(^_^;)
テレビ東京にて鑑賞。 ドルフ・ラングレン主演のアクションもの。
どうも秘密はありそうだけれど、パトロールに止められたトラック。 相棒とその警官が銃殺され、自分も撃たれたうえに容疑を全部かけられ収監される。 さらに警察病院からの護送中襲われるが、今度は脱走。 途中で女性を人質にとり逃亡し、自ら復讐を果たそうとするが・・。
そもそもが、高級車専門の窃盗団で、そこに雇われた元レーサーが ドルフ・ラングレン扮するローマン。 一味に中国人マフィアみたいなのがいたりするけれど、 黒幕はローマンを必死で追おうとするロス市警の警部って言う裏があり ローマンに人質にとられた女性は、格闘の腕を持つ非番の警官だったり、 またお約束のように、彼女との間に、なかなか熱い関係が生まれたり・・。 まぁ、アクション面では、ドルフ・ラングレンだからそこそこ面白くはあるんだけれど、 やっぱりB級って感じには変わりないかなぁ・・・特に吹き替え版で ブチブチCM入りまくりながら観たせいもあるけど。 ローマンと行動をともにする逞しい女性警官役、 パッと見、「ジャック&ジル」のアマンダ・ピート似の女優さんだった。 まぁ彼女よりもちろんずっとアクションの似合う感じではあったけれど。
2003年01月04日(土) |
ザ・パッケージ 暴かれた陰謀 |
TV東京にて鑑賞。 ベルリンで米ソの核全廃条約の話が進むなか、 その件を不満に思う双方の軍関係者たちが、 なにか密かに計画を練っていて・・・。 たまたまそこに利用され、犯罪の濡れ衣まで着せられようとしていたベテラン軍曹。 場所を今度はアメリカに移し、いよいよ暗殺計画の決行が間近に。 標的は誰なのか?狙う場所は?黒幕は? なんだかけっこう複雑に絡んでるような(そうでもないような・・)。 結局、どっちの国にも戦争をしたい軍人ってのが存在するってことか・・? 1989年作品、ジーン・ハックマン主演。 まぁジーン・ハックマンは、多少若いかなぁ・・って感じだけれど、 それ以外で、スナイパー役にトミー・リー・ジョーンズ。 前髪なんかもおろしちゃったりして、かなり今より若い感じ。 ジーンハックマンVSトミー・リー・ジョーンズなぁんてのもけっこう見もの。 あと、胡散臭そうな上官役のジョン・ハードなんかホントに悪役だし、 何気にパム・グリアーとかも出てるけど端役、しかもけっこう若い(爆) あとは、「NYPDブルー」のデニス・フランツも主人公の旧友のシカゴ刑事役で 出てるけど、こっちは吹き替えの声優さんも同じで(吹き替え版だったので) まるでシポウィッツのようだった。
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