シネマ日記
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H・G・ウェルズの古典名作小説をその曾孫にあたるサイモン・ウェルズが監督した作品。 ガイ・ピアース主演。 発明や研究に没頭する科学者アレクサンダーが、いよいよ恋人エマにプロポーズをした夜、 まさにその直後、強盗に襲われ、エマは彼の目の前で亡くなってしまう。 悲しみをこらえ、さらに研究に没頭する彼は、エマの死と言う流れを変えるべく、 タイムマシンを完成させ、時間を戻すことに成功するが・・・。 ”千回タイムマシンで過去に戻れば、千通りの彼女の死を目撃することに” っと気付いた彼は、なんとか彼女を救う方法を見つけるために、今度は未来へ飛ぶ。 科学の繁栄した未来、さらにそのずーーーーっと先の80万年後の未来へも到着してしまい〜。 たしかに、彼がタイムマシンを完成させたのは、哀しい恋人の死があったからで、 これは、きっと変えられない運命だったんだろうねぇ。 そして到着してしまった驚愕の未来社会。 過去が変えられないのなら、未来社会を変えて、そこで出逢った新しい女性を救い 自分の新しい居場所を生み出そうとする。 (うーん、意外と早い立ち直り具合だ〜(笑)) きっとそれもまた運命であり、出逢うべくして出逢った彼女だったんだろうね〜♪ 実際のところ、アッと言う間に退場となってしまった恋人エマより、 後で登場する未来の美女マーラのほうが、魅力的な気がする〜♪ (((((^^;) 未来社会になって、白塗りなジェレミー・アイアンズは出てくるは(爆) 得体の知れない種族は登場してくるはで、なんかだいぶ急に作品の趣きが変わってくるのだけれども、 CGの鮮やかさなど魅力的な部分も多い作品。
2002年12月26日(木) |
リリイ・シュシュのすべて |
WOWOWにて鑑賞。 ・・・ってことで、ついに岩井監督作品、連続3夜目です。 (イヤ、特にこの監督作品にすごく興味があったとか 思い入れが・・・って言うわけではなかったにも関わらず 続けて観ちゃいましたねぇ・・・これって、俗に言う”岩井マジック”??)
主人公やその同級生たち、中学生です。 それも最初はホントに中学に入学したばかりの中一。 それから少し時は経っていきますが・・。 (演じる子たち、半分以上は、中学生ねぇぇ・・・って感じも しなくは無いんだけど、実年齢はどんなもんでしょう〜) 孤立、イジメ、窃盗、恐喝、暴力、自殺・・・・っともう次々と 暗く重い出来事がたたみかけてきます。 あげくに殺人事件まで・・・ でも、そんな出来事とは対照的なほどに、なにか穏やかなキレイな田園風景があったり なにか心地よい音楽が流れてきたり、南国の海の情景まで。 ともかくも、不思議な作品でした。 好きとか嫌いとか、チョットひとくちでは判定できないような、 でも、観てみるのは、悪くないような、なんかそんな感じ。 たぶん受け取りかたは、さまざま。あるいは、感じる部分もさまざま。 登場人物の誰に興味を持つか・・って言うのも、きっとイロイロだろうなぁ。 私は、特に苦手と言うか、嫌いだったのは、あの担任の若い女の先生・・かな。 喋りかたも嫌いよぉ〜(+_+) あんな先生、担任だったら、多感な中学生、それだけで悲劇うみそう・・(爆) (あ、でもこれ、まったく作品的には関係ない、どーってことない人物みたいだけどね(^^;)
メインは、その中学生たちで、演じる子達も、 ドラマなどでも(さすがに中学生役はもうどうかと思うけども) 頻繁に見かける子も多いですね〜。 そしておまけのように、チラっチラっと、 稲森いずみが出てたり、大沢たかおが顔を出してたりします。
WOWOWでの放送、本編に続いて、そのメイキング映像まであったものだから、 また引き続きそれまで観ちゃって、 延々約3時間半ほど”リリイ・シュシュ”しちゃってました〜。
WOWOWにて鑑賞。 岩井俊二監督作品放映の2日目、松たか子主演の75分と言う短めの作品。 昨夜「Love Letter」を観た時は、これは冬場の鑑賞にピッタリだな〜っと 思ったけど、今回の「四月物語」は、その名のとおり、春ごろ観るほうがイイわね、やっぱり(^^;;;
北海道から、東京の大学に進学し、上京し一人暮らしを始める少女。 小さなアパートの一室に、入りきれないほどの引越し荷物があったり、 大学でドキドキの自己紹介をしたり、サークルに入ったり、 なんとなくその状況が、たしかに想像できるなぁ・・・って感じの 淡々としたドキュメンタリー調の静かな流れで物語が進む。 ただし、彼女が東京のその大学を選んだのには、ある理由があり・・・。 高校時代の特に付き合っていたわけでもないけれど憧れの先輩を ひたすら追いかけて、同じ大学に入りたいがために猛勉強もし さらに、彼がバイトをしていると前もって情報を入手していた本屋で 偶然のように会えるのを彼女は、いったいどれくらい長い間夢見ていたんだろう・・。 一歩間違えれば、ストーカー(爆)、再会できなきゃただの残念賞(^^;;;ってとこだけど、 松たか子の初々しさと、先輩役の田辺誠一の爽やかさで、まぁOK(爆) そしてアッと言う間にその爽やかな再会にて、物語も終わっちゃうしね。 あとは余韻〜ってとこでしょうか。 こんなに短編な作品なのに、途中彼女が映画館で観る映画「生きていた信長」(だっけ?)の部分の不必要に長いこと・・ (((((^^;) 冒頭、上京する彼女を見送る家族が、そのまんま松本幸四郎ファミリーでした(^_^;)
2002年12月24日(火) |
Love Letter |
WOWOWにて鑑賞。 岩井俊二監督、1995年の作品。 久々に観た〜〜。 ・・・っと言っても劇場鑑賞はしていないし、ビデオで観たのはいつ頃だっただろう。 でもね、たぶん冬じゃなかったような気がする。 今回は、バッチリ冬、クリスマスイブの夜、なかなかタイミングのイイ放映だね(爆) やっぱり冬観なくちゃね、この作品は。
恋人を山の遭難で亡くし、その3回忌の法要に出かけ、 彼の実家で中学時代のアルバムを見つける。 そこにあった以前住んでいたと言う住所をコッソリとメモし、 本来なら届くはずのない手紙を出したわけだが、 しっかりと返事が来てしまい・・・。 まぁ、そもそも、ズラっと並んだ女子生徒の名簿のなかに、 ポツリと男子が混ざるわけがないわけで、 そこで同じクラスに同姓同名の異性の存在が判明してしまえば、 あるいは、ちゃんと住所を間違えなければこの物語は始まってなかったんだけどねぇ(^^; 博子と樹(♀)。 その二役をする当時の中山美穂もなかなか新鮮だし、そのキャラクターの違いもあって面白い。 その過去の樹(♀)の酒井美紀や、もうひとりの樹(♂)の柏原君も、初々しくてね〜〜♪ しかし、これ、中学三年生なんだよね・・・高校生じゃないんだよね。(爆) 周りのガキっぽい同級生には、たしかに中学生っぽいのがいたような気がしたけど。
新しい恋人が出来ているのに、いつまでも過去の恋人をなかなかふっ切れない女性と その青春の頃、お互いの淡い思いをあまり意識することないまま別れた女性。 偶然の手紙の繋がりで、それぞれ二人とも過去の恋人や同級生に思いをはせる。 なんかこう、心の奥でザワザワする感じがイイねぇ〜♪
公開時、話題になった香港映画をやっと観た。
過去の因縁のあるハンとファン。 かたや強豪デビルチームのオーナーで権力を持ち、 かたやチームの雑用係もクビになり、 今度は新しいチームを率いて打倒デビルチーム! ファンに見込まれサッカーをすることになった少林拳法の達人シンを始め、 そのチームのメンバーたちが大活躍♪ ブルース・リーそっくりのキーパーもいるしねぇ〜。 シンに思いを寄せては、一度は別離〜っとなってしまう女性ムイも ラストには、アッと驚く風貌となってチームの一員に。 もうホントにそれぞれ個性的っつうか、濃いキャラでね〜(爆) サッカーシーン、空中シーン、思わずポカンと口が開いちゃうけど やっぱ応援しちゃうよね(笑)
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