シネマ日記
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2002年03月25日(月) |
YAMAKASI ヤマカシ |
リュック・ベッソン脚本による、パフォーマンス集団”YAMAKASI ヤマカシ”の活躍を描くドラマ。
ビルを素手でよじ登り飛び移り、またなんなく降りてくると言うパフォーマンスを 連日のように披露しているグループ”ヤマカシ” その青年たちに憧れ見つめていることも多い一人の少年が重い心臓病で 移植手術が緊急に必要となったことから、さらにドラマは展開する。 ともかくも、話の筋云々より彼らの動きがスバラシイ、ホントに超人的。 少年のために責任も感じて、グループで屋敷に泥棒に入ったりするわけだけど、 その行為は、さすがにウーム(-_-)なのだけれど、軽々とした動きには魅了される。
それにしても「TAXi」シリーズでもそうだけど、おフランスの警察陣って やっぱなんかどっか抜けてるよね・・(爆)
2002年03月24日(日) |
JUSTICE 必殺 |
ロブ・ロウ主演、サスペンスアクションもの。 後日アップしますm(__)m
エリック・ロバーツ主演の旅客機パニックもの。 後日アップします〜少々おまちを〜m(__)m
2002年03月22日(金) |
ロード・オブ・ザ・リング |
春休み時間設定で近場でちょうどイイ時間帯が吹き替え版だったのと いつも行くWMCの異様なほどの混み具合を避けて 初めて行くところに遠征鑑賞〜♪ 800人を超える収容人数で、劇場と言うより公会堂みたいなもんね。 既に2階席だったために、スクリーンなどはるか彼方だもの・・ できたらシネコンの環境で観直してみたいところだけど〜。
三部作からなる「指輪物語」のまず第一部。 「ハリー・ポッター」同様、やはりファンタジーな雰囲気ではあるのだけれど こちらのほうが、だいぶ大人・・・な感じ?
冥王サウロンが造りだしたひとつの指輪。 大きな力を持つその指輪をめぐって、 次々と持ち主に過酷な運命を強いることになるが・・・。 サウロンによるこの世の支配を防ぐために 偶然手にした指輪を滅びの山へ投げ込む使命のため旅する勇者たち。 次々と進んで行く背景が、ホントまるでRPGのよう。 特に橋での死闘は圧巻!
主人公となるフロドらホビットの様子が、すごいねぇ、 まぁもともとイライジャ君とかは小柄ではあるものの、 しっかり小人に見えるんだから〜。 魔法使いガンダルフ役のイアン・マッケランはもちろん、 彼を助け、旅をともにする剣士アラゴルン役のビゴ・モーテンセンや、 弓の名手レゴラスなど、魅力的なキャラも満載だし、 約3時間の長編が飽きることなく楽しめます。 そしてまだまだ旅の途中、これからどうなるの・・ってとこで 思いっきり”to be continued” 第二部が早く観たいですぅ〜♪
男子校のまるで忘れ去られたような水泳部。 唯一の部員である鈴木も、競泳に出ても大幅に遅れてやっとゴールするありさまだし・・。 そんなところに急に顧問として若い女性教師がやってきたら ゲンキンなもんでにわか部員急増(爆) そしてまた教師の思いつきで男子シンクロをやることになったら・・ 鈴木を含め、残ったのは、たったの5人。 あげくに言い出しっぺの女性教師は、いきなり産休・・オイオイ。 もちろんシンクロのことなど、な〜んにもわかるはずもなく〜。 プールに放った魚の縁で、胡散臭いイルカの調教師に弟子入り(?)する彼ら。 ただイイように水族館でこき使われてるあいだに、 なぜか5人はシンクロがバッチリきまるように成長し〜。 ヘナチョコな鈴木役の妻夫木君も爽やかだしあいきょうあるし、 5人それぞれが、み〜んなイイキャラしてるんだよねぇ〜(^^)v 調教師の竹中直人も、ホントに胡散臭いし(笑) でも結局は彼の特訓のおかげ?狙ってなくてもいろいろと伝授したってわけね(爆) 楽しそうにまたやってるんだ、これが>竹中氏 (ここでもルンルン♪と鼻歌全開だったよ(注・「連弾」) 話題の男子シンクロとしてTVニュースにとりあげられたことから、 またまた部員が殺到し(笑)みんなで見事に文化祭で演技を披露するわけだけど、 うーーーん、特訓した5人ならともかく、それ以外の子達が上手く出来るってのは ちょーーーっと無理があるかも・・・ではあったけど(笑) もう、全体のノリがイイから文句は付けないよ〜〜(^_^;) 妻夫木君は、こうゆう明るい(そしてちょっとヘナチョコな(爆))役やってる方がイイな〜♪
これはチョット観たくてレンタルを待ってた作品。 天才プログラマーである青年マイロが、ソフトウエア企業ナーブ社にスカウトされる。 社長のゲイリーもマイロの技術に一目を置き、 早急に完成させたい新通信システム”シナプス”開発にマイロの力を期待する。 最初は、驚くほどの好条件に意欲満々だったマイロが やがてかつてのプログラム仲間である親友テディが謎の死を遂げ・・。
マイロ役のライアン・フィリップ、小柄だし若いねぇ〜〜ホントに学生みたい。 (だけど既にパパなのよねぇ〜(^_^;)) ナーブ社長、ゲイリー役にはティム・ロビンス。 フフフ、これでのその容貌がどっかの誰かに似てません・・・?(爆) ライアン・フィリップと並ぶとその身長差が目立つこと〜(笑)
マイロの恋人アリス役にクレア・フォラーニ。 画家の役なんだけれど、でもライアン・フィリップとの雰囲気からして ん?なんかチョット、恋人ってのが違和感だったんだけど、 そーーーか、なかなか意味のある役だったのね、単なる恋人じゃなかった・・(^^; マイロに絡むもうひとりの女性リサにレイチェル・リー・クック。 これまたアリスに負けないくらい癖のある役デシタ。
惨殺されるテディ、中国系の役でイー・ジェー・ツァオ。 未確認なんだけど〜この人って、ひょっとしたらXファイル7の ”ファースト・パーソン・シューター”で「ムサシ」の役を演ってた人??
ゲイリー社長の陰謀に気付き、元仲間たちの協力を得て、 ナーブ社の陰謀を暴こうとするマイロにハラハラドキドキ・・。 誰が味方で誰が敵か、うん、まぁなかなか面白かったんじゃない? ビデオしかなかったのでDVDで借りれなかったんだけど、 DVDの方が、違ったオープニングやエンディングがあるらしい。 そっちが観たかったなぁ。
2002年03月06日(水) |
アメリカン・スウィートハート |
とってもレディースデイ向きの作品だと思うのだけれども、 なんせ「ロード・オブ・ザ・リング」が公開中とあっちゃ、 レディースデイでも大半はまずソッチを狙う・・・ためか、 比較的場内は空いてた。 しかし、チケット売り場は全部共通なので当然ながら「ロード〜」もしくは 「モンスターズ〜」渋滞のため、しっかり1時間ほど並びました〜(/_;)
ジュリア・ロバーツ、ジョン・キューザック、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと なかなか好みの出演者達でもあり、 しかもラブコメ、軽〜〜く楽しめます。 ま、どっちかと言うと、チョット軽すぎ(?)って気もしなくもないけど〜(^^; 「ロード〜」と重なるこの時期と言わず、もう少し前、バレンタイン近辺に公開された方が良かったんじゃ?
ハリウッド人気大物スターカップル、エディとグウェン。 共演が縁でカップルになり、ヒット作も次々〜なわけだったが、 グウェンには別にスペイン人俳優の浮気相手はできるし、 その失意のためかエディーは、二人を襲うほど神経を病んで療養所に入れられる始末。 そこに二人の最後の共演作が公開されることになり、 その作品をあてるために、ある作戦が企てられることになった・・。
もともとジュリアにこの話が持ち込まれた時には、彼女をグウェンのつもりだったらしい。 しかし彼女が興味を示したのは、グウェンの妹で付き人、 地味な役どころの”キキ” そこでジュリアにひけをとらない華のある女優選出にも苦労したとか。 「ハイ・フィデリティ」でジョン・キューザックと共演の縁でキャサリン嬢が〜 って言うのも、頷ける。
でもね、よくよく観てみて、この作品、このメインの3人より、 脇役に笑わせられるんですよ〜。
まず、とっても濃い変人監督ぶりがバッチリはまっているクリストファー・ウォーケンさん。 その長髪で怪しく出てきた瞬間から、ニヤニヤしてきちゃいました(笑)
そして、グウェンの浮気相手のスペイン人俳優役のハンク・アザリア。 訛った様子やグウェンたちに振り回される様子など、なんともオカシイ〜。 「ハロー・スーザン!」を観てる人なら、もしこれを吹き替えるなら ぜひ”ルイス”風で・・・っと思ったに違いない(爆)
見習い宣伝マン役でチョロチョロ登場する、セス・グリーンなんか坊主頭だし〜。
で、結局、主役たちは、そこそこの活躍ぶりって感じではあるんだけどね。(爆) しぶとくグウェンに未練たっぷりだったエディが、急にキキと・・・の過程が なんとなく唐突かな・・・って感じも。
1992年だから、もう10年も前の作品になるのか〜。 サイコサスペンスの代表作〜って感じだよね。 コレはビデオで借りてはないものの、何度も地上派民放でも放映されてるので、 何度となく観てると思うのだけれど、その記憶もけっこう古くて(爆) ちょうどWOWOWでやっていたので、あらためて観てみた。
第2子妊娠中の検査を受けた妊婦クレアがその担当医の診断に猥褻さを感じ、 即座に医師会に抗議、そのタイミングで別の患者たちからも同様に告訴されてしまったことで、 落胆した医師は自殺、ちょうどその時妊娠中の彼の妻は、ショックのあまりに超早産になってしまい、 赤ちゃんは死亡、彼女も子宮摘出となってしまう・・。 数ヶ月後、無事出産し幸せな4人家族となっているクレアのもとに 親切なベビーシッターと言う仮面をかぶって現れたペイトンこそ、医師の妻だった・・。 あきらかに猥褻行為を働いた医師、とは言え彼と赤ちゃんの命まで一度に失ってしまったペイトンにとって、 唯一復讐の対象として名を知ることのできたクレアに、逆恨みを抱くのは、 それほど無理のない流れ・・・かも。 でもペイトンのクレア家族への巧妙な接近、その家で次々とジワジワと復讐に 燃えて行動していく様子は、想像を絶する恐さ(>_<) まるでクレアの弱点を突くようにその周囲をかき乱し、陥れていくのが強力に知能犯。 レベッカ・デモーネイがその表情ひとつにしても上手いのよねぇ。 いち早く、ペイトンの不気味さを感じ取った使用人ソロモンをいわれのない罪で遠ざけ、 やはり彼女に疑惑を抱き、その素性を最初に調べあげた夫妻の友人マリーンは、 特に悲劇に見舞われてしまう〜(>_<) このマリーン役、ジュリアン・ムーアだったのねぇ、彼女だと覚えてなかったわ〜。
マーク・ウォルバーグ、ホアキン・フェニックス、シャーリズ・セロン共演の 汚職が絡む犯罪サスペンスもの。しかも実話がベースになっているらしい。
全体にともかくもトーンが重くて静かなので、 前記の若手豪華キャストはもとより、ベテラン陣も多彩なんだけれど 最初、チョット眠気が襲ってきました・・・(^^;;; (^^ゞポリポリ、寝不足時に観たせいか(^_^;) でも、観ているうちに、なかなか渋いけれど雰囲気のある作品。 劇場公開は去年の11月末くらいだったのかな?でもあまり話題にならなかったよね。近くでも見かけなかったし。
出所まもない青年レオは、病身の母のためにもこれからは真面目な生き方をしようとしていた。 しかし親友ウィリーが携わる仕事、彼の恋人でありレオの従妹でもあるエリカの義父が裏で行なう悪徳な不正事業に足を踏み入れてしまったので・・・。 レオ、ウィリー、エリカの関係が微妙。 血縁関係にあるレオとエリカ、エリカに恋すると同時に、エリカの義父が牛耳る仕事にも興味がある野心家なウィリー。 偶発的とは言え、レオに罪をかぶせ、全てを逃げ切ろうとしたウィリーの裏切りが 悲劇をもたすことになる。 そして奥深い腐敗した汚職を見逃さず暴くレオ。 マーク・ウォルバーグ・・・正義の人 ホアキン・フェニックス・・・悪役 ・・・っと言う持ち味の図式がハマっているかな。 ただ、個人的に言えば、ホアキン・フェニックスの悪役は悪役でも哀愁を帯びたところが好きなんですけどね(^^;;; 「グラディエーター」にしてもこの「裏切り者」にしても、 彼の役どころって、主役に負けないくらい重要よね。
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