砕けてしまえばいいのに |
僕は、どこが現実なのか見失ってしまいそうだ。 誰も正しくない。 誰も真実を知らない。 なのに、言語は「真実」を存在させる。 「誰かが真実を持ってる」って、思い込ませようとする。 そんな期待、持たせないで欲しいよ。 だって、僕は何にも知らない。 僕は影でなんていわれてるのか知らない。 僕はシカトされて、でも何も言わない。 自業自得。 僕はいつもこの瞬間がくると死にたくなる。 僕の想像できる範囲は、この世界に存在する。 僕が想像できる「僕への暴言」は僕の想像できる範囲にとどまる。 けれど、想像できる範囲は広く、そして心が痛い言葉が並ぶ。 どうしたらよかったんだろう。 考えてもわからない。 僕には友達がいない。 そんなこと、いちいち実感させてくれなくていいよ。 僕は落ちこぼれだもの。 どんなに頑張っても「きもい」でおわっちゃうんだ。 何を言っても「うざい」「だまれ」
たすけて! たすけて!たすけて! 誰が正しいんだ、どうしたらよかったんだ、 正解なんてないって言うくせに、僕は他人よりうまくいかない。 わからない、わからないんだ。 他人に注意を向けられる時間が、人より少ない。 自分の顔を統制するのに2年かかってるのに、 人にまで注意を向けるなんて難しいよ。 しかも常時。
たすけて。 嘘、助けないで。 僕なんて、砕けちゃえばいいのに。
どうして男装しちゃだめなんだよ。 性転換なんかしないよ。 ただ、一瞬だけ回り道がしたいんだ。 どちらからも置いていかれそうで怖いんだ。 僕が、男性だと、悲しい?
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2006年10月23日(月)
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