日々あんだら
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先週の日曜日、筑波山に行ってきました。 じゅんさん、ねぎさん、おれの3人で行く予定が、朝起きてみると早朝にねぎさんから 「風邪ひきました。ごめんなさい」メールが。 なんてこったい!!ねぎさんが一番楽しみにしてたのに!!(集合時間を1時間半も早く間違えるくらい。笑) 残念!!!
そしてこの瞬間、おれが用意した3人分の食材を2人で食べ尽くすことが決定したのでした。^^;
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つくばに向かうTXの中でじゅんさんと合流し、バスでつつじヶ丘まで。 前回同様、まずはガマ大明神にお参りしてから登山開始。 こっちのルートはそんなにきつくないし、標高差も大したことないし…と余裕かまして登ってたら、 すぐに息切れして脚がプルプルし始める。
…そう言えば今日の荷物、19.6kgもあった。。。(6割は食料および調理道具・食器類。笑)
たまらずストックを取り出して登る。それでなんとか…おれもストック使うの多少はマシになってきたなー。 とか思いつつ登ること1時間ちょっと、無事女体山の山頂に到着したのでした。
のが、上の写真。 関東平野の雄大な景色に大興奮のじゅんさん。 というテーマでジャンプしてもらって(させて)撮った写真。(笑)
ちなみに私、筑波山は3回目ですが、過去2回は濃霧で真っ白でした。 初めて展望できたよーーー!!!
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そしてその後はお待ちかねの山上レストラン開店です。
ベンチとテーブルを確保して、 まずはベーコンと野菜のトマトソース煮込み。 これが美味いんですよー。オリーブオイルだの生ニンニクだの白ワインだの粉末コンソメだのとろけるチーズだの、 「山の荷物か!」って指摘されそうなくらい持ってった。(笑)
そしてその余ったソースを活かしてスパゲッティ。粉チーズをかけて。 やっぱり山では淡水化物も摂らんとねー。^^ そしてソースを山では捨てられないので、それを食べてしまう、という面もある。
そしてさらに、スパゲッティのゆで汁も捨てられないので食べてしまう。 ジャガイモのポタージュスープに。
以前、家のベランダで試してみた時にも思ったんだけど、やっぱこの流れは完璧すぎる。(自画自賛。笑)
そして食後にはエスプレッソを淹れ、温めた牛乳を攪拌機で泡立てて、カプチーノで乾杯。 とうとうこの男、山でカプチーノ淹れてもうた!!なんでもアリか!!!
そんなわけで、豪勢な山上レストランなのでした。 ねぎさん、来れなくてホンマ残念やったねー!^^;
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と楽しそうに書きながらも、 最初選んだテーブルが風が強すぎて全く使い物にならなかったり、(数十秒に1度何かが吹き飛ぶ) 林の中に戻ってあまり風の来ない場所に移動したけど、それでも寒かったり、 手際悪くて時間がかかったり、じゅんさんにもいっぱい手伝ってもらったり、 その内ガスカートリッジが冷えてガスが気化しにくくなり、なかなかエスプレッソが入らなかったり、 ご飯に時間取られ過ぎて下山してからのお風呂に入れなかったり… といろいろ課題も山積。
やっぱり、もうちょっと手際よく、手早くやりたいなー。 山上シェフへの道は長くて険しいのです。(何を目指してるのか…笑)
その名は神保町。
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今日はオカエリちゃんと神保町探索。 どちらも結構読書家で古本屋とかにも良く行くくせに、神保町は未踏の地でした。 なので、1日かけていろいろ巡ってみることに。
11時に待ち合わせて、まずは腹ごしらえ。 食べログで見つけて即決した『まんてん』の大盛カツカレー。見よこの威容。(笑) ご飯の上からルーかけて、カツ置いて、さらにその上からもう一度ルーをかけてくれている。 これで普通盛りからお値段据え置き600円!
味は、「日本のカレー」って感じ。「和風カレー」ではなくて「日本のカレー」。 そして結構好きですこのタイプ。 美味しいカレー屋さん、となるとインド風とか欧風とかばっかりで、それはそれでもちろん好きやねんけど、 日本風の美味しいカレー屋さんが欲しかったのです。 また来よう、ここ。
同じくカツカレー(普通盛り)を食べたオカエリちゃんといよいよ神保町探索。 古書店は靖国通り沿いの南側に一番集中しているらしい。(=出入り口が北側=本が日光で傷みにくい) 神保町交差点から、まずは東の方を攻めることにする。 そのまま突き抜けたら神田小川町、さらに突き抜けたら秋葉原である。 どちらもおれのテリトリー。山関係と写真関係の。(笑) こんな近くまで来てたのに、なぜあと角一つ進んでこなかったのか。
そんなことを思いながら回り始めたんだけど、相当歩みは遅い。 1軒1軒、2人して引っかかるから。(笑) 話には聞いてたんだけど、お店によって強い分野があって、そこに偏った品ぞろえ。 あるお店は全集とか歴史物ばかりだったり、あるお店は写真集が大量にあったり。 気になるお店だけを選んで覗いて行くんだけど、3軒ほど見終わったところで2時間以上が経過していた。
恐るべし!神保町トラップ!!
で、疲れたし喉が渇いたので(多分、本に良くないから湿度は低めにしてるんだと思う)、お茶することに。 神保町交差点まで戻って(戻るのは5分で戻れた。笑)、駅近くの「さぼうる」へ。 木と、石でできた文化遺産みたいな喫茶店。 ガスストーブがちろちろ燃えてて、その上に置かれたタライのお湯から湯気が立ち上っている。 『森崎書店の日々』で、「ずぼうる」という喫茶店が出て来て結構重要な役割を果たすんだけど、 確認してはいないものの、まず間違いなくこの喫茶店がモデルだと思われる。(笑)
ここ、柱と言わず壁と言わず、びっしり落書きで埋まっている。 そういうのを見るのも楽しいのでよくよく見てみたら、昭和40年代とか50年代から最近のまで幅広い。 あと、周りに大学が多いせいか、大学名を主張したものとか、合格祈願の落書きも多い。 神社かここは。(笑)
注文を取りに来た店員さんに「落書きしてもいいんですか?」と聞くと苦笑しながら「ホントはダメなんですけど。(笑)」 って、ダメなんかい!!ヽ(´▽`;)/ じゃあこの落書き全部、店員さんたち(結構たくさんいる)の目をかいくぐって書かれたってこと!? しかも、各自が白ペン持参で!? …今度、おれも白ペン持って行こう。(笑)
コーヒーと紅茶で一息入れて、二人して居眠りしそうになる。 数百mしか歩いてないとは言え、大量の本の中から面白そうなのを探して歩くのって結構脳を使うのだ。 そこにこの温かい空気、半地下の奥まった席、ほどよいざわめき…寝てまうわ!! あかん、そろそろ出ようか、って言ってた時に、隣のテーブルに運ばれてきたものにオカエリちゃんが反応してしまう。
「あれ、どう思います?」 「行っとくか?」 「行っときましょう」 「2人で1つやな」 「そうですね」
バニラアイスどーーーん!!!
この写真じゃ分かりづらいけど、結構な量である。 それを隣のテーブルのおじちゃん(というかおじいちゃん?)たちは1人1つずつ頼んでいたのだ。 店員さんが持ってきた瞬間、おじ(い)ちゃんたちは「これまたでっかいなー!」と驚愕。 「3人で1つで良かったな」 「いやー、私もおひとりに1つずつで良いのかな?と思ったんですが」と店員さん。 いや、言うたれやそれ。確信犯やろ。(笑)
バニラも食べてお店を出た。また来よう、ここ。昼寝しに。(おい。笑)
そして再び古本屋巡り。 やってることは同じなので割愛するけど、興味のある古書店だけ覗いてたにも関わらず、 日暮れまでかかって神保町交差点から東側しか見られなかったと言っておこう。
恐ろしい街だ、神保町。
で、お腹も減ったので(↑文章だとすぐだけど、この間に3時間くらい経ってる)ご飯を食べることに。 どこかの古書店で洋食の本を見てしまったがために、おれの頭はもう洋食脳になっている。 食べログで見つけた洋食屋さんは定休日だったんだけど、そのすぐ近くに軽く行列のできている洋食屋さんを見つけた。 エビフライが死ぬほど美味しそう。決定。
10分くらい並んで席に案内された。結構広い洋食屋さんやなぁ。 で、2人で食べたいものを一つずつ挙げてって、エビフライとメンチカツと牡蠣のチーズ焼きとサラダを注文。 それとライスも2つ。
「お飲み物はどうなさいますか?」 「あ、結構です、お水ください」 「かしこまりました」
しばらくたち、料理が運ばれて来て、食べてる最中に何気なくおしぼりの袋を見て気づいた。
『ビヤホール ランチョン』
ここ、洋食屋さんじゃなくてビヤホールや!ビヤホールに来てお水頼んでもうた!! エビフライで乾杯してもうた!!!(なんやそれ。笑)
…ま、そんなこともあるさ。
創業104年の洋食屋さん(ビヤホール)、どれも本気で美味しかったです。 あなどれんわー、神保町。
そして食べ終わって外に出てみたら、8時半前なのに飲食店がガンガン閉まって行っていたのでした。 古書店が閉店したら飲食店も閉まるのか。さすが古書の街。^^;
そんな、本にまみれた1日。 帰ってきて並べてみたらエライ具合になってました。
怖っ!神保町怖っ!!! おれ、いつも相当本を買ってるけど、1日でこれだけまとま買いしたのは生まれて初めてやわ。|▽`) (ちなみにオカエリちゃんは3冊で抑えてた。やるな…)
そして、体重とウエストもエライ具合になってたのでした。 神保町、危険すぎる街です。。。
会社の共有予定表の先々週の金曜日のところに「休暇(予定)」と書いた。 予定は予定のままで終わった。
先週の金曜日のところに「休暇(仮)」と書いた。 仮が正になることはなかった。(それどころか土曜日まで出勤したし)
今週の金曜日、つまり今日のところには「休暇(夢)」と書いた。 自分が手を動かすべき仕事は終わっていたのだ。 この日に入っていた、どうしても外せない会議も来週にずれたのだ。 もう休むしかないやん?休みたいやん? だが、僕の手を離れた仕事について、他の人が作業をする際に色々問い合わせが来るだろう、来るに違いない。 ということで、夢は散った。 まあ、それはいい。休むのは自分の都合、休めないのは仕事の都合だ。
そしたら今朝10時半。 その作業をすべき人が僕のところに来て「○○部が報告遅れるって。来週だな」と。 っざっけんな!!! 思わずその人に向かって「休めば良かった!!!」と叫んでしまった。。 その人が悪いわけじゃないんやけどさ。^^;
ということで、自棄になって他の仕事片付けました。 来週と再来週の金曜は外せない別の会議が入ってるんよねぇ。もう休まれへん。 あー、この溜まったストレスはどこで発散したらええねん。
とイライラしてたら「やっと終わったのか、おめでとう」と上司から言われて「???」てなった。 あ、自棄になって片付けた仕事、この半年間、ずっと苦労してたやつや。 なんの感動も区切りもなく、気づいたら終わらせてしまっていた。(笑)
今の部署の仕事の面白くないところはこういうとこ。 いつの間にか仕事が終わってる。仕事が終わっても達成感がない。
で、せめて自分にご褒美を買おうと思って帰りにお店をいろいろ覗いてみたけど、イマイチぴんと来るものがなく。 どうでもええもん買っても仕方ないしなー。 しまった、先週買ったコーヒーカップとソーサー、今日まで我慢してたら良かった。^^;
で、近所のショッピングモールに宮武(香川のうどんの名店)が最近入ってたので、そこでご褒美にすることにした。
…なにこれ?
不味くはない。しかし、決して美味くもない。てか宮武のクセに麺の腰が弱い。 宮武と言えば「腰の強い麺」、「ひやひや・ひやあつ・あつあつ」という注文システム、「ゲソ天」が三種の神器だが、 よくよく見たら後の2つもどこにもなかった。 バッタもんか? でも良く見たら店主一家の昔の写真がでかでかと飾ってある。
なんなんここ?意味わからん。 とりあえずあの麺で宮武名乗らんといて欲しい。 それとも、(香川の)宮武にもしばらく行ってないんやけど、味が落ちたんか?
余計ストレスが溜まった。
*
帰宅して、コーヒーを淹れる。 今日は時間に余裕があるのでペーパードリップ。 少し荒めに豆を挽いて、コーヒーケトルに沸騰したお湯でカップとコーヒーサーバーを温める。 コーヒーサーバーに入れたお湯を、すぐにコーヒーケトルに戻す。 そのお湯で、ゆっくりとコーヒーを淹れて行く。
こないだ買った「きゅうすスキッター」を装着しているので、お湯を落とす量とスピードをコントロールしやすくなった。 そして淹れた一杯を飲む。 ちょっとエグ味が混ざっている。 これは予想通り。淹れながら「あ、失敗した」ってところが少しあったのだ。
飲み干してすぐ2杯目を淹れてみる。今度は同じ失敗をしないように丁寧に、丁寧に。 そして完成。 恐る恐るすすってみる。
…キタコレ。
全然エグくない!!ヽ(´▽`)/ ヽ(´▽`)/ ヽ(´▽`)/
そして、慌てて写真を撮った。ハンドドリップを始めて約半年。 代々木公園でピャンの淹れるコーヒーと自分のコーヒーの違いに愕然としてから約3ヶ月。 初めて淹れられたエグ味のないコーヒーがこれだ。
ま、みんなにはわからへんやろうけど、おれにはわかる。(笑) 見た目から違う。今まで自分の手で淹れてきたコーヒーは、表面にもっと泡が多かった。 あの泡がエグみだったか。
淹れ方を忘れない内にもう1杯淹れてみる。今度は違う豆。 今度も成功。エグ味が感じられない。 そして、2杯目と3杯目の味の違いがはっきりとわかる。 今まで、エグ味が強すぎて、豆を変えてもあんまり味の違いがわからなかったのだ。^^;
ま、ぶっちゃけどっちも安い豆やから、美味しいかと言われるとそうでもないんやけどね。(笑) でも、今までは安い豆でも高い豆でも変わらず不味かったのだ。。。 今なら、いい豆使ったらその分美味しいのが淹れられそうな気がする。
明日、豆買って来て試してみよう。^^
溜まりに溜まったストレスが、このことで一気に吹っ飛んだ。 コーヒーは偉大だ。ヽ(´▽`)/
というわけで、まだまだ熱いのである。おれの中のコーヒー熱が。
今、我が家で選択しうるコーヒーの淹れ方は、 ・コーヒーメーカー(朝は便利。味もなんだかんだ言うて一番安定しとる。17年目の愛用品) ・ハンドドリップ(相変わらず不味い。が、徐々にマシになって来てる気もする) ・直火式エスプレッソメーカー(現在、アウトドアではこれ一択) である。 最終目標はもちろんハンドドリップマイスターだが、 今のところ一番美味しいと感じるのはエスプレッソメーカーであるし、原理的にも一番男心をくすぐる。
でも、他の淹れ方もあるのだ。 最近、雑貨屋さんや食器屋さんのコーヒー用具コーナーに足を運ぶのが習慣になったおれだが、 こないだ勢いでサイフォンを買いかけた。(意外と安いねん。笑) 「手入れがめんどくさそう」「てか置くとこないし」「そもそも山に持って行かれへんやん」と なんとか自分の心に歯止めをかけたわけだが、危ういところだった。 やっぱり、山で美味しいコーヒーが飲みたい、というのが原点で究極なわけだし。
さて、一般的なコーヒーの淹れ方で、山でもできそうな方式があと2つ残っている。 パーコレーターとフレンチプレスである。 このうち、パーコレーターは待ってる間は楽しそうだけど原理的にどう考えても味が落ちるのでパス。 山ではどんなものでも美味しくなる、というのは真実だけど、元が美味しいに越したことはないのだ。
ということで、もう一つの方式も試してみることにした。 フレンチプレスである。 原理としては、挽いたコーヒー豆に直接お湯を注いで抽出する、というある意味原始的な方式である。 正直、自分の好みの味にはなりにくいだろう、という気がする。(すっきりめが好きなので) また、良くも悪くもコーヒーの味がストレートに出るので、他の方式以上に豆を選ぶらしい。 …おれ、安い豆しか使わない。(笑) ということで敬遠していた。
しかし、こないだ某喫茶店(ハンドドリップを見せてくれたお店)でフレンチプレスの話題になった時、 マスターが「誰が淹れても美味しくできるから、お店で出すのはちょっとどうかと思う」と言ったのだ。 その場では穏便に相槌を打って済ませたんだが、その台詞にちょっと引っかかった。 我々はお店の技術やこだわりにお金を払っているのではない。 あくまで、その結果としても味にお金を払っているのだ。 こだわりのない飲食店には入る気すらしないが、そのこだわりをアピールされるのはちょっと違う。 頑固店主の寿司屋やラーメン屋には入る気がしないのと同じである。
で、そんな風に言われると、俄然フレンチプレスに興味が湧いて来たのだった。 (我ながらややこしい性格だとは思っている。^^;)
さらに、最近何人かの友達と山に登る機会が度々ある。 その時、エスプレッソメーカーやハンドドリップでは、一気にたくさんのコーヒーは淹れられないのだ。
ということで、
↑これ買った。一般的なフレンチプレスはガラスでできてるのが多いみたいだが、これは樹脂製なので山でも使える。 500ml強のと900ml弱の2種類があったのだが、悩んだ末に大きい方を買った。 やっぱり、みんなでコーヒーを楽しく飲みたいではないか。
…で、帰って来てから、自分のジェットボイルでは一度に500mlまでしか沸かせないことに気づいた。orz
いや!みんなで登った時にしか使わないんやから!みんなでお湯沸かせばええだけやん!! 一人で使うとしても、別に500mlだけでも淹れられるんやから。大は小を兼ねる!! (とか言うてるから、荷物が際限なく重くなって行くのだ。←山では大は小を兼ねないんやけどね、ホンマは)
で、昨日ためしに入れてみた。 説明書(英語とフランス語。笑)に書いてある豆の分量、お湯の温度は93℃くらい、抽出時間は4分。 結果。 …うーん、あんまり美味くない。 妙に薄いし、雑味があってスッキリしてないし、豆が混入するので口の中がざらざらする。 これなら、お茶っ葉パックに挽いた豆を入れてカップに突っ込む方がマシやなぁ。 (荷物が少なくて、後片付けが楽な分)
とは言え、一度で決めつけるのは良くない。(せっかく買ったのにもったいない) おれの淹れ方が悪かったんかもしれん。
ということで、いろいろ調べてみた。 ・豆は説明書の分量の2〜2.5倍くらい入れた方がよさそう。 ・お湯の温度はやはり93〜95℃辺り。沸騰させたお湯を少し落ち着かせて、プレスに注いだらちょうどいいくらいか。 ・抽出時間はどこを見ても4分て書いてある。きっちり4分測ってみよう。 ・お湯は、最初は壁伝いに入れるくらい、そっと入れた方が良いらしい。 ・4分経ってからフィルターを押し下げる時はできるだけゆっくりと。(説明書見ても「gentle」て書いてあった) 昨日はガツっと押し下げたからあんなに豆の粉が上に上がってきてたのか?
ということで、今日は昨日の反省を踏まえて丁寧に淹れてみた。 そしたら、おおっと、そこそこいけるやん。 やっぱり「誰が淹れても同じ」方式でも、きちんと淹れなあかんてことやね。コーヒーって生き物やわー。 これ、美味しい豆で淹れたらホンマに美味しいんやろうなぁ… そして、検索してたら「熱した牛乳で抽出したら濃厚なカフェオレができるらしい」という記述が。 これは試してみねば!!!
とにかく、来月6人?8人?くらいで丹沢に登る予定なので、そこに持ってってみんなにふるまってみようと思います。^^
*
そして、もう一つ、「冷めやらぬ」というか「火が点いてしまった」熱。 コーヒー用の理想のマグカップを探して食器売り場を彷徨ってる内に、器熱に火がついてしまったらしい。 今日買ったのはこちらの木の器。2つ。
基本的に木の器は低山に持って行くことを前提としている。 今使ってる器も同じの2つ持ってて気に入ってるんやけど、いかんせん重ねて運べない。 重ねられる木の器が欲しかったところに、シンプルでいい感じのに出会ってしまった。 しかも、お店の在庫全部出して見せてもらったら、大小似たような木目でいい感じのに出会ってしまった。
ちょっと高かったけど、買ってしまった。^^; でも後悔はしていない。(笑) 器1個でいい時には今までも使ってたやつで行って、2つ持ってく時にはこれにしよう。
ちなみに、店員さんに「木目まで選んで買われる方は初めてです」って笑われたんやけど、そんなことないよなー? 少しでも木や器のことが好きな人はそこまで見て選んでるよね???
なんとか怒涛の一週間を乗り切りました。 後半、終電・終電・土曜出勤で22時半まで、という展開。 登山を断念した土曜日がまたいい天気でムカついた。(風がすごかったけど) ホント、こよたんの動画の癒しパワーで乗り切ったようなもんやわ。(笑)
そんなストレスが溜まってる時には、食べ物か買い物に走ってしまうのがおれの常というもので。 今日、某雑貨屋さんで出会ったコーヒーカップに一目惚れして即買いしてしまいましたわ。^^
夜、さっそく使ってみる。深い青にコーヒーの黒が映えるなぁ。^^
こいつの他にも渋いグリーンとブラウンのもあった。 一人じゃなかったら色違いをセットで買いたかったわー。(笑)
カネコ小兵製陶所
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最近、コーヒー熱がすごいんです。 もともとコーヒーが好きで、ここ20年くらい、年間350日は確実に飲んでいる。(笑) ただ、それゆえに当たり前の存在として「コーヒー熱」というほどのものは無かったんやけど。
でも、最近はコーヒー関係のものが気になる。 以前この日記に書いたけど、きっかけは代々木公園でピャンが淹れてくれたコーヒー。 そしてやっぱり、「山で旨いコーヒーを淹れて飲みたい」という欲求。 時間と心に余裕がある時にはハンドドリップの練習をして不味いコーヒーを飲み、 余裕がない時にはエスプレッソメーカーで淹れたえエスプレッソや、カプチーノを飲んでいる。 そうこうしてたら、だんだんコーヒー関係の本やモノが気になり始める…っておれのいつものパターン。(笑)
こないだ初めて入った喫茶店でマスターがコーヒー淹れてるところを近くで見せてもらって、 その細くてなめらかなお湯の注ぎ方に衝撃を受けた。 うーん、当たり前やけどおれの注ぎ方と全然違う。 使ってるポットの口がちょっと大きめなのはわかっていて、でも気に入ってるのでこれは使い続けたくて、 「口をちょっと潰したりした方がいいんですかねー」と相談すると、「それは最後の手段」との回答。 「自分の理想とするお湯の注ぎ方がわかってきた時に、最後に調整のために潰すもんです」と。 うーん、そうかー、その意見には説得力があるなぁ…と思いながらコーヒー情報を検索してたら、こんなん見つけた。
パール金属便利小物 きゅうすスキッター
急須やポットの口にこれを差し込んで、湯量を制限することで少しずつお湯を注ぐことができる、という便利グッズ。 2個セットで送料入れても数百円なのでダメ元で買ってみた。
おれのホーローポットに差し込んでみたらこんな感じ。
これでさっそくお湯を注いでみた。 たしかに、注湯量が制限されて少しずつ注げるような気がする。 とはいえ、やっぱり一定の注湯量を保つのは難しい。^^; あと、お湯がねじれたような状態で出て来るので、結構空気を含んで注がれてると思うんやけど、 これは大丈夫なんやっけ? まあ、半歩前進くらいかなー。やっぱり腕を磨かないと。
ちなみに今気づいたんやけど、普段愛用してるエスプレッソメーカーと同じ、パール金属製やわこれ。 ちょっと親近感。(笑)
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で、その時一緒に見つけたのがコレ。(笑)
たっくんの備長炭スプーン
その名の通り、備長炭でできたコーヒースプーン。 淹れた後でこのスプーンでかき混ぜることで、雑味が取れてコーヒーが美味しくなるらしい。
ホンマか?(笑)
ということでこれも数百円で手元に届くので試しに注文してみた。
ハンドドリップで2杯分のコーヒーをドリッパーに落とし、それを2脚のコーヒーカップに均等に移す。 片方は備長炭スプーンでかき混ぜて、1口ずつ味見をしてみる。 おれ、コーヒーを淹れるのは下手くそやけど、味の違いはわかる男。 昔、散々通ったRカフェのコーヒーが、手挽きから機械挽きに変わった時に飲んで気づいたこともある。(笑)
そのおれの舌がこの2杯のコーヒーの味の違いに…気づくことができなかった。(笑) きちんと水を飲んで舌をリセットしながら飲み比べてたんやで。なんじゃそりゃ。 やっぱ眉唾やったか。(笑) …と思いつつ、半分ずつくらい飲んだところで1杯にまとめて、PCしながらちびちび飲んでたのでした。
で、異変に気付いたのは20分後。冷めきったコーヒーをすすった時。 あれ?いつもは冷めたらえぐみがきつくなって(ただでさえ不味いのが)より不味くなってしまうのに… そのえぐみをあんまり感じひんぞ? いつもとの違いは…カップに備長炭スプーンを入れっぱなしにしてたこと。 まさか、コイツのおかげ!?
どうやら、4〜5回ぐるぐるかき混ぜたくらいではそんなに変わらんかったらしい。 でも、ずっとさし続けてることでゆっくりとその効果を発揮していたのだ。 コーヒーはゆっくり飲みたいけど冷めたら不味いのでさっさと飲んでしまう派だったのだが、このスプーンは使える!! 次からコーヒー淹れたらこのスプーンをさしっぱなしでちびちび飲もうと思います。 (もちろん、熱い方が美味しいのは違いないんやけど)
*
ここまではドリップコーヒーの話やったんやけど、エスプレッソの話。 上に書いた喫茶店で「最近は直火式のエスプレッソメーカーも良く使っている」という話をしたら、 「フィルター使ってます?」とマスターが聞いてきた。 「使ってませんけど…」「じゃあ是非使ってみてください、粉が上がって来なくなってすっきりと飲めるようになります」
エスプレッソは蒸気の圧力で押し上げられたお湯がコーヒー豆の層を通過して上のポット部分に上がってくる。 その時、かなりの量の豆も一緒に押し上げてしまうので、最後の方は豆の粉が結構溜まっているのだ。 ネットで検索してもみんなそういう風に書いてたので、そういうものだと思っていた。 それを防げると!?
とさっそくロフトに行ってフィルター買って来た。いろんな大きさのがあってわからなくなったけど、 たまたまその時エスプレッソメーカーを持ってたので、実測して買った。(笑)
これが普通に豆をセットした状態。
そこに1枚、丸い紙フィルターを乗せるだけ。それだけ。
たったそれだけで、エスプレッソに混入する豆の量が劇的に減る。(なかなかゼロにはならんけど) これはいい!今度からエスプレッソ入れる時は毎回使おう。
*
あと、欲しいのは理想のマグカップやわ。(コーヒーはマグカップ派) 実は、今日も理想のマグカップを探していろんな雑貨屋さんや陶器屋さんを回ってた時に、 一番上のコーヒーカップと出会ってもうたんよね。 「これのマグカップはありませんか?…ない?…じゃあ、メーカーさんにマグカップ欲しがってるやつがいるって伝えといてください」と お店の人に頼むような勢い。(笑)
理想のマグカップってどんなん?と言われても困るんやけど、 使いやすさとか冷めにくさは当然として、それプラス、使ってたらテンションが上がるもの。 そのカップを使いたいがためにコーヒーを淹れる、という逆転が起こってしまうようなもの。 今日見つけたコーヒーカップはかなりそれに近いんだけど、やっぱり理想はマグカップなのです。
ということで、これからも理想のマグカップを求める旅は続くのです。 (これ、理想のマグカップが見つかった後も雑貨屋さんとか覗くのがクセになって、食器が増えてまうパターンや。^^;) (↑理想のブーツを探してた時にそうなって、ブーツ見つけた頃にはすっかり靴好きになってしまい…後はご存知の通り。笑)
今日は終電帰宅。そして土曜出勤が確定。 6週連続で山に登る野望を密かに持っていたんだけど、5週目で途絶えた。 他の人の作業が遅れたせいで、そして指示がころころ変わるせいで休みが潰れるなんて。 あー、ムカつく。
帰ってきてシャワーを浴び、ハンドミルで豆を挽いてエスプレッソを淹れ、ミルクを念入りに泡立てる。 会社の後輩がくれた手作り義理クッキーとエスプレッソを貪り食う午前二時。 誰も幸せにならん腹いせやなー。^^;
そして、最近お気に入りの動画を見る。
レゴ人形が4つ並んでて、nanaさんがその内のひとつを指さしながらこよたんに聞いている。 「これだぁれ?」 「こよたん」 「これは?」 「ママ」 「これは?」 「パパ」 「これは?」 最後のひとつを指さすと、 「ひでちゃん」
うわーーー、何回見ても嬉しい!(笑)
で、nanaさんが「ひでちゃんなの?(笑)」と半笑いで聞き返すと、(失礼な。笑) 「ひでちゃん」と答えてニッコリ笑う。
ぐおーーーー、かわいすぎる!!!
30秒足らずの動画なのにこんなに癒し効果があるなんて!!^^ 明日も早いけど、今日もぐっすり眠ろう。
おやすみなさい。
この日記を書くにあたり、昨日の日記を読み返してみた。 何を隠そう、午前1時過ぎから書き始めた日記なのである。眠気に負けて筆を置いたのが2時過ぎだった。
なんやー、このくどい文章は!!
うわー、微妙にやんやんを貶めとる!!(ま、いっか♪)
へ?なんでこんな中途半端なところで終わってるん!?
という、赤面のオンパレードなのだった。 てか、前半〜中盤は記憶にあるものの、終盤、湯気のくだりあたりからの記憶がない。 よくそんな状態で書けたな。(笑)
*
ということで続編である。
おでんで乾杯した後、2人でハフハフ食べる。 「うまい!!」「うまっ!!」異口同音に叫ぶ。
そして、さっき金網の上に残しておいたウインナーでも乾杯する。
若干、公序良俗に反するような気もするが、そこは敢えて触れずにそっとしておいていただきたい。
またこれが美味いのだ! やはり、山頂での食事は手を抜いてはならない。 自分の体力・技量の面で余裕がない山なら別だが、低山ハイクの時くらい食事にはこだわるべきだ。
もちろん、山頂で食べるご飯は下界の5割増、という鉄板の法則がある。 山頂でのご飯と、下山後の風呂が楽しみで山に登っているのもまた事実である。 しかしそれ以上に言いたいのは、周囲との格差だ。 周りを見渡してみたら、冷たいおにぎりとかお弁当とか、せいぜいラーメンである。 それが悪いとは言わない。僕も単独で登る時はおにぎりかラーメンだ。やっぱり山で食べるラーメンは旨い。 しかし、そんな中で美味しそうな出汁の匂いを漂わせつつ、2人でハフハフおでんを食べているのだ。 周りの人たちがおにぎりやラーメンを口に運びながらチラチラこちらを見ているのがわかる。
この優越感である。(断言)
そのためなら、滝のように汗をかき、それが湯気となって立ち上ろうが、重い荷物を背負って山に登る価値はあるのだった。(笑)
おでんは3袋持って行っていて、鍋の容量の問題で先に2袋だけ温めたんだが、 「やんやん、もう1袋いっとく?」「行きましょう」 もう1袋追加する。 2人で順番に具を分ける。大根は2個入っていたので、1人1個ずつ食べることができる。
と、
悲劇はそこで起きた。 器に取ろうとしていた僕の大根が、僕の意志に反して泥まみれの地面にダイブしてしまったのだ!! なんてこった…あまりの悲劇に打ちひしがれる僕。 と、その僕の器に何かがそっと入れられた。 やんやんが、自分の大根をそっと半分分けてくれたのだ。 な、なんていいやつなんだ!ドSのくせに!! 僕が女性かゲイならばきっと惚れてしまっていたに違いない。 ただ、幸運なことに僕は普通の感覚の男性だった。(笑) (いやでもホンマありがとう!)
そんなやんやんの優しさに触れつつおでんを平らげ、今度は残った出汁でふし麺を茹でる。 ふし麺とは、素麺を作る際、棒にひっかけて伸ばすのだが、その棒に引っかかっていた部分である。 あんまり知られていないが、これを茹でるとツルンモッチリな食感で、素麺と違った美味しさがある。 それを乾燥ネギと一緒に出汁で茹でるのである。
そして茹で上がったらチューブで持って行ってた生姜を適量入れて食べる。 不味いはずがない!!
大満足な食事を終えた。 食後はなにか?もちろんコーヒーである。 美味しいコーヒーを飲むために、コーヒー豆とハンドミルと直火式エスプレッソメーカーを持って行ってたのである。
やんやん「そりゃ重いですわ!!」
そう、重いのだ。その結果、登るのが遅くなってやんやんに迷惑をかけたことは謝ろう。 しかし、それでも山頂で美味いコーヒーを飲みたくはないか?飲みたいだろう!?
すると、やんやんがおもむろにリュックから荷物を取り出した。
デミタスカップとソーサーが出て来た。 デミタスカップである。陶器である。 重いし割れるし小さいし、はっきり言ってこんなものを山頂に持ってくるやつなんて見たことない。 聞けばやんやん、いろんなところでデミタスカップで優雅にコーヒーを飲み、それを写真に撮ってるらしい。 アホの所業である。しかし、そんなアホは嫌いではない。
ということで、嬉々として写真を撮ったったのだった。優雅だ。(笑)
ちなみに、エスプレッソメーカーでもそれなりに目立つつもりだったのだが、 女子高生の一団がギャーギャー騒ぎながらやってきて、みんな(※)の目と耳がそちらにひきつけられてたため、 そんなに目立たなかったということを付け加えておきたい。 …ちっ。 (※:やんやん含む)
そんなこんなで山頂でたっぷり1時間40分を費やし、優雅な食事とコーヒーブレイクを過ごした我々は 一路有馬温泉に向かって下って行くのだった。
下りは北面にあたるため、ところどころに雪が残り、凍っていた。 が、アイゼンを装着するほどでもない。そもそも、やんやんはアイゼンを持っていない。 登りでこけてストックを曲げてしまったこともあり、慎重に下りていた僕の脳裏に、誰かの言葉がよみがえった。
「やんやん、滑りやすいところこそ前傾姿勢や」 「え?」 「後ろに体重乗せたら滑ってこける。スキーと一緒や」 「なるほど!」
ということで、意識して前体重で下りる。 おお、安定するやん!これくらいの雪ならアイゼンいらん。
「おれ、雪道の歩き方を掴んだ」 「それでこけたら指さして笑いますからね」 「…掴みつつある」
やはり山での過信は良くない。自分の実力を過大評価すべきではないのである。うん。
そんなアホトークを繰り広げながらも、山頂から1時間40分で有馬温泉に到着したのだった。 有馬温泉である。かの豊臣秀吉も愛したという天下の名湯である。 入った温泉の入り口に「有馬温泉に入った有名人」という看板がかかってたんだが、いろんな意味でハンパなかった。 飛鳥時代の天皇とか、ありえない。(笑)
しかし、そんな有馬温泉も僕は初上陸なのだった。 初めての温泉街って、なにかワクワクする。ワクワクして歩きながら僕はあることに気づいた。
「やんやん、おれ、雪道の歩き方、完璧に掴んだわ。(笑)」 「あ、降りてから言うん、ズルっ」 それが大人の知恵ってもんさ。(笑)
そんなことを言いながら、金の湯で温泉につかり、
風呂上りの有馬サイダーで乾杯し、
温泉まんじゅうでも乾杯し、(乾杯ばっかりか!!)
大阪まで戻って、カレーを食べたのでした。 山から下りるとカレー食べたくなるよね。^^
そんな1日。(最後の方、超適当。笑)
僕としては思い入れのある六甲に登ることができたし、自分がまだまだだということも実感できた。 なんだかんだ言うて、やんやんとは目指すアホの方向性が似てるので一緒に登ってておもろい。 今回誘ったけど無理だったり、誘えなかったりした友達もいるので、 そういう人たちも一緒にどこか登りに行きたいなーと思う。 またいつか、でっかいリュックを背負って関西に遊びに行かないと!!^^
六甲山、という山がある。 山、というより普通に「六甲」と言えば、西宮〜芦屋〜神戸と連なる六甲山系を指す。 言わずと知れた夜景のメッカ、関西の定番デートスポットである。
関西で計6年半を過ごした僕にとっても馴染みの深い山で、一人でも、友人や恋人とも、よく行っていた。 もちろん、車でである。 特に大学時代には、一人で暇つぶしに六甲をドライブしたり、 男だけで夜景スポットに行き、いちゃつくカップルに囲まれながら下品な話をでっかい声で話したりした。 当時好きだった女の子を誘って夜景を見に行き、告白しようとしていた時には、 観光客のおばちゃんたちが大量に来襲してきて雰囲気をぶち壊されたものだ。 『天罰』という言葉の意味を、最初に実感した場所でもある。
僕にとっては、そんな思い出深い山である。
登山を始めてから知ったのだが、六甲はまた、関西の山登ラーたちにとっての定番スポットでもあるらしい。 関東で言えば高尾山や丹沢みたいなものか。 で、こないだ何気なく関西登山ガイドみたいなのを買ってしまい、見てる内に登りたくなってしまった。 だって六甲だから、という理由だけで十分だ。 そして、六甲は猪の大量生息地帯でもある。 ということは、初夏以降はヤマビルの大量生息地でもあると推測される。
…行くなら今しかない。
ということで、関西に住む、登山好きそうな友達何人かに声をかけ、 残念ながらやんやんが捕まったので日曜日に2人で登ることになったのである。 題して、『芦屋〜六甲〜有馬縦走、男2人湯煙の旅』である。
やんやん「後半いらん!!」
*
朝8時、前日の酒もすっかり抜けたやんやんと芦屋川の駅で待ち合わせ。 妙にかわいこぶった記念写真を撮ってスタートである。
この前の日がとにかく寒くってどうしようかと思ってたんだけど、この日は快晴でポカポカ。 駅から住宅地を抜けてホントの登山口に着くまでの間でもう汗をかいた。 やんやんとは2年前に一緒に富士山に登った仲だが、その時もとにかく天気が良くて眺めが最高だった。 おれらの組み合わせはなかなか運が良いらしい。
しばらく歩いて滝を過ぎたところで、コースが二手に分かれていた。 一般コースと中級コースである。 「どうする?」 「時間的には余裕ありますけどねー」 「じゃあ、中級行ってみるか!」
と、初心者と中級者のちょうど境目くらいの2人は中級コースに向かう。 そしたらいきなり急な岩山である。マジか。 上の方に赤いリボンが見えたのでそこめがけて登る。 そしたら次の目印が見当たらない。 踏み固められた細い道をちょっと行ってみたら、切れ落ちていた。無理ここ。 すでに少し心が挫けかけている。だが、それを口に出すわけにはいかない。 男には男の意地があるのだ。 やんやんの顔を見ると、多分おれと同じものを飲み込んでるんだろうな、ということが察せられた。
すると、下の沢の方を上がって行く人がいる。そっちになら降りられそうなので降りてみる。 こっちの沢沿いが正しいルートなのか?じゃああの赤いリボンはなんなん? 地図を出して確認してみるが、こっちのコースは載っていない。 …そういやこれ、初めて山歩きする人用の地図やった。(会社の近所の本屋にはそれしかなかったのだ) いい理由が見つかった。
「地図ないし、やめとこか」 「そうですねー、今度にしましょう」 「まあ、今日のところはこれくらいにしといたろ」 「なんで上から目線なんですか!!」
それが負け犬の正しい作法である。
で、一般ルートに戻って登る。15〜20分くらいのタイムロスだが、まあ時間には余裕がある。
登り始めてすぐに、こちらもまあまあな岩場に出る。噂のロックガーデンだ。 ここ、おもろい。 何を隠そうこのおれは、滑りやすいところは大の苦手だが、崩れやすいところは比較的得意なのだ。
で、ガンガン登って風吹岩という、ビュースポットに到着した。
霞がかってたけど、芦屋〜神戸の街並みが一望できる。送電線がちょっと邪魔。 (この霞はもしかして噂のPM2.5ってやつか?) そこで、カップルから声をかけられてやんやんが記念撮影をしてあげている。いい光景だ。 撮り終わってからカップルの男性に言われた。
「よかったらお二人撮りましょうか?」 「いや、いいですよ、そんな関係ちゃいますから」 「ええっ!!ちゃうんですか!?」
こういう会話が軽く成り立つのはやっぱり関西やなぁ、と嬉しく思う。 しかしたとえネタとは言え、こんな風に言われたのは、職場でゲイ疑惑のあるやんやんがいたからであろう。 (彼の名誉のために言っておくが、彼はゲイではない。相当な女好きである。←フォローかこれは?笑)
そしてさらに先へ進む。
日陰に入ると、雪が残っていた。そしてもちろん凍っている。 だから、滑りやすいところは苦手なんやってば。。。って思ってたら軽い下りでやっぱりこけた。 後ろのおばちゃん(へっぴり腰)が悲鳴を上げるくらいの勢いで。 立ち上がりながら「ここ、滑りますから気を付けてくださいね」とおばちゃんにアドバイスする。 んなもん、言われんでもわかってるわ!というツッコミもなく、おばちゃん引きつった顔でうんうん頷いた。 そして気づくと、ストックが曲がっていた。なんてこった。|Д`) (ちなみにやんやんも1回こけた。笑)
それもごく一部の区間だけで、その後しばらくは凍っていることもなく滑ることはなかった。 が、おれの苦手な階段が続く。やんやんも嫌いらしい。 「なんでこんなに歩幅が合わへんねん」「同じ脚ばっかりで上がるからきつい」と口々に文句を言いながら登る。 とは言え、やんやんが速い。 富士山登った時もおれよりだいぶ速かったのでわかっていたんだが、時々「ストップ!」って止めないと 軽く置いて行かれるような速度差。 昔より差が広がってる?年齢のせいか?でもおれ、そこそこ山に登ってるんやけどなぁ… ひさしぶりの登山のやんやんに置いて行かれるのはちょっと納得いかん。 脚か!脚の長さが問題か!!
そしておれはもちろん汗だくである。 「hideさん、湯気出すぎ!!(笑)」 自分でもわかるくらいにもうもうと湯気が立っている。 湯気くらい出るわ!だって人間だもの!! こないだの筑波山では、ゴアテックスのジャケット越しにも湯気が出ていたのである。(笑) (あれはあれでゴアテックスの透湿性を目視できて感動したんだが)
まあ、湯気ぐらいはいいにしても、気が付くと頭がクラクラしていた。 うわー、あかんヤバい!ハンガーノック起しかけや!!と思い、行動食を引っ張り出して食べる。 今回の行動食は柿ピーとマーブルチョコのミックスである。 ゲテモンっぽいけど、これが意外と気にならない。 辛い・しょっぱい・甘いのコンビネーションが絶妙というか微妙というか、ギリギリのラインである。
食べて少ししゃっきりしたので歩き出した時にやんやんが言った。 「hideさんが食べるって言うから止めへんかったんですけどね…」 彼の指さす方に屋根が見えた。 頂上すぐ下の一軒茶屋に到着したのだった。
早く言えや。|Д`)
そして12時ジャスト。登り始めて3時間半で六甲山最高峰931mに辿り着けたのだった。 記念写真は今見返してもグッタリしとる。(笑)
少し下った見晴らしのいい岩の上で食事の準備をする。 今日の山飯はおでんである。と言っても100円ローソンで買ったおでんを温めるだけだ。(笑) と、おれが下したリュックを持ち上げたやんやんが言った。 「hideさんが遅れてたん、ぜったいコレのせいですよ!!」 この日の荷物は推定17〜18kgくらいあった。六甲日帰りの荷物量ではない。(笑)
100円おでんだけでは物足りないので、ウインナーも軽く炙って加えることにする。 やんやんのストーブで炙る。軽く焼き目がついたところで、おでんの鍋に投入。 …と「hideさん!」と呼び止められる。 「2本、残しましょう」 奇遇だ。今おれもそう思ってたところ。(笑)
そして、温まったおでんで乾杯(本日1回目)をしたのであった。
眠いので、以下次号。(笑)
*
関係ないけど、今日のタイム。
39分38秒。(8km、ランニングシューズ)
まだ六甲のダメージが脚から抜けきってないなぁ…
この3連休、関西に行ってきました。 まあ、詳細は(時間と体力と気力の余裕があれば)別の日に書くとして…
初日の昼間はayaちゃんと一緒に中崎町をぶらぶら。
友人・zuzuさんが最近始めたcafe + bar Tipeeに行ってみたり。 店主がアホ写真を撮ったりしている、なかなか素敵なお店でした。(笑)
夜は熱心。やんやん、サオリさん、ハルちゃん、syouさん。
6年ぶり?7年ぶり?に会うハルちゃんが大きくなっててびっくり。他人の子供の成長って早い。^^; その間、サオリさんがあんまり老けてない上に、ハルちゃんがすごくしっかりしてるので、 親子に見えませんでした。(笑)
2日目はやんやんと、六甲に登っておでん食べてエスプレッソを淹れて有馬温泉に浸かってカレーを食べた日。
アホ写真を撮るためだけに、六甲山頂までデミタスカップ(陶器)を持ってきた男。アホです。 が、アホもここまでやったらすがすがしい。 今度はフォーマルな服を持ってくることも検討してました。 もうどうせならとことんまで突き詰めていただきたい。(笑)
で、3日目の今日は美女(amyちゃん)と野獣(というほどワイルドでもないzooさん)と滋賀観光。 湖東地方は初めてだったので、いろいろ新鮮でした。
まるで盗撮のように見えますが、まんま盗撮です。(笑) zooさんが実は老けていることが発覚し、amyちゃんが実は男前であることが発覚。 今度からzoo爺とamyアニキと呼ぼうと思います。(笑)
ちなみに今日一番の名言はamyアニキの「物足りる男なんているん?」でした。 すみません!きっといません!!精進します!!
そんな楽しい3日間。とても満足でした。 帰宅して体重計に乗るまでは…
…明日は絶対に走ります。。。|Д`)
僕のミカン好きは職場でも知れ渡っていて(なんせ手が黄色い。笑) 同じ部署のおねーさんが皮の分厚い大き目のミカンみたいなのをくれた。 「タンカン」って言うらしい。
どこかで聞いたことある名前やなぁ…どこでやったっけ?と思いながら帰宅して、さっそく1個剥いて食べてみる。 一口目、独特の香りが口の中に広がった瞬間、目の前に夏の草っ原の光景が広がった。
あ、思い出した、屋久島やこれ。 初めて屋久島に行った時、初日の夕方、草っ原の脇にあったカフェで、だ。 その時は時期ではなかったので、タンカンそのものではなくて、ジュースだったんだけど。
音や形や言葉より、香りや味の方が記憶に直結している。 こんな季節にこんな形で屋久島を見せられるとは思ってなかった。
考えないようにしていても、時々こんな風に屋久島が押しかけてくることがある。 やっぱり、今年は行くしかないなぁ。(ニヤリ)
リンボーダンス失敗。体固いくせに無謀なことを…(笑)
いつの頃だったろう、「春よ来い」を無邪気に歌ってたのは。
いつまでだったろう、「『立春』って言うてもまだまだ冬やんか!!」と文句を言ってたのは。
いつから僕は、春が待ち遠しくなくなったのだろう。。。
…26歳の春からです。 杉花粉のバカ野郎。。。
ということで、立春とは言えまだまだ冬です。冬のままでいいんです。春なんてしばらく来なくていいんです。 ずっとマスクをしてますが、これは風邪や感染症の予防のためです。 マスク外して外を歩いてるとちょっと鼻水がズルズルいってますが、軽い鼻風邪ですこれは。 花粉の飛散?あと2〜3週間は後でしょ?
今の内に山に登り倒しとくのです。 だって杉花粉始まったら怖くて山なんか行かれへんもん。 で、檜花粉(僕は杉と檜のダブルです)が終わる頃には恐怖のヤマビルが動き始め… その時期、ヤマビルがいないような高山はまだまだ雪に閉ざされ… 雪が解けて来た頃には梅雨に入り…
って、下手したら7月半ばまで登る気がしない可能性がある。(笑) というわけで、今週末も山です。4週連続登山です。
今週は六甲山。 車では散々登り倒した山に、初めて自分の脚で行ってきます。^^
2013年02月06日(水) |
ニュース斜め読み。(笑) |
↓どっちも朝日新聞の記事。 「大雪」じゃなかったの? 気象庁、積雪予想修正2回 首都圏で雪 ラッシュ時に間引き運転、大混雑の駅も
なんて言うか、拍子抜けも甚だしいわ。 「23区内でも最大10cmの積雪」とか言うてたからいつもより早めに起きたのに、雨やったし。(笑) で、駅に行ったら、気象庁の発表を真に受けたJRが普段の7割に間引き運転してて、大混雑。 迷惑にもほどがある。
毎回思うんやけど、気象庁ってええ仕事よね。 予報外しても誰も責任取らなくてええし。 もちろん真面目にやってるんやろうけど、失敗しても会社の売り上げが落ちて結果として給料が下がったりとか、 首になったりとか、ないもんなぁ。。。 それどころか、気象予報士が外部から直接文句を言われる、なんてこともきっとないだろう。
ラッシュアワーに間引き運転なんて、鉄道会社にとってはもちろん売上減やろうし、 ダイヤの修正とか、混雑対応できっと余計に費用がかかっている。 おれら利用者にしたって、いつも以上に混雑した車内に押し込められてしんどい思いや不快な思いをしたし、 中には気分が悪くなったりして体調崩した人やっているだろう。
なのに、気象庁は何にもなし。 「こういう理由で予報が外れました」って説明しておしまい。 「混乱の責任を取ってトップが辞任」とか、聞いたことないもんなぁ。 うらやましい。。。
*
男性局部写った写真集販売 有名写真家の男を逮捕 逮捕の写真家「ギリギリのタブーに挑戦」 わいせつ図画頒布で逮捕の写真家レスリー・キー 浜崎あゆみ、丸山敬太ら有名人が続々擁護コメント
レスリー・キー逮捕の件。 先に断っておくけど、もちろん事件の前から彼のことは知っていたし、作品も嫌いではなかった。 (アー写の方ね)
でも、今回の事件は一言で言うと「アホちゃうか」である。 なにが「ギリギリのタブーに挑戦した」やねん。完全に踏み越えとるわ。 男性器をモロに写した写真を展示・販売したらあかんに決まってるやんか。
僕が記憶しているだけでも、加納典明が女性器が写った写真集を出版して逮捕され、 篠山紀信が街中や墓地で撮ったヌード写真を公表して逮捕された。 最近ではAKBの不細工の写真集が児童ポルノに引っかかって出版延期(中止?)になったよね。
そこまで見といてわからんか?と聞きたい。 しかも擁護しとる連中のコメントが全く理解できん。 「アートなら良い」って誰が言うてんの?どこに書いてんの?そんな判例あるん? 法を犯しても誰も不快にさせたり迷惑かけたりしなかったのに逮捕されるのっておかしいか?当たり前ちゃうん?
この国の法律ではそれは禁じられたことやし、アートなら法を犯しても良い、なんて、 アーティスト面している非常識人のたわごと。 アカンもんはアカンねん。 それは決して「表現の自由の侵害」ではない。
もし、タブーを犯さないと表現できない、とか、タブーを犯すことが表現である、などと考えてるんだとしたら、 そんな人間は表現者として失格である。 「走ることが自己表現」とか言うとる暴走族のガキと本質的にはなにも変わらない。
どんな時代のどんな場所にも、表現に対する制限というものはあったやろ。 例えばルネサンスの時代にだって、キリスト教の教義から外れた表現は厳しく弾圧されていたし、(下手すりゃ死刑) そのアーティストのパトロンの意向で作品の方向性は大きく変わっていただろう。 そういう制限の中でも自分が表現したいものを追求し高めて行ったからこそ、 現代の我々が見ても素晴らしいと思う作品が残されているんだと思う。
そんな時代や、他にも例えば戦時中なんかに比べたら、今の制限なんてゆるゆるだ。 それでも制限を踏み越えないと表現できないというなら、さっさとやめてしまった方が良い。 繰り返すけど、法を犯したり他人に迷惑をかけた上での作品は、どんなに質が高くても最低だと思う。 それでも覚悟の上でその表現をしたいとまで言うなら、それはそれでいいと思う。 ただ、その結果、逮捕された時には素直に罪を認めて罰を受けるべきだ。 否認したり言い訳したりするなっちゅうねん。
ということで、廃墟写真はそろそろ摘発されるんちゃうかなー、と常々思っている。 もちろん、その廃墟の持ち主にきちんと許可を取って撮影した作品や公開されてる廃墟もあるんだろうけど、 プロ・アマ問わず世の中に溢れている廃墟写真の全てが正式な手順を踏んでの撮影とは思えない。 勝手に入ったなら、不法侵入以外の何物でもないよね。 撮影者と、撮影場所と、場合によっては撮影日時やエピソードまでつけて犯罪の証拠を公開してるんやから、 いつ捕まってもおかしくない話。 (もちろん、きちんと許可を取って撮影したものの中には、写真としてもまた記録としても素晴らしいものがたくさんあると思うけどね)
それに、廃墟ってかつては誰かが生活したり仕事したりしてた場所じゃないですか。 そこを興味本位だけで撮る、というのはどうだろうと思う。 自分が生まれ育った家が空き屋になって、しばらくぶりに行ってみたら見知らぬ他人が入って撮影してました。 「いやー、いい寂れ具合だなと思って」とか言われて納得できる?おれは無理。
まあ、おれも品行方正なわけではないし、法を犯して撮った写真が1枚もないのかとか、 誰も不快にしたことはないのか、と言われるととても「YES」とは言えないんやけど、 そういうのを「作品」と称して堂々と公開しているのには違和感を覚えるわけですよ。
*
ついでに。
「清純派」AKB柏木に「朝まで合コン」報道 夜遊びでも処分はあるのか
こないだは別のやつが丸坊主やったっけ? 今度は片眉落として山にでもこもるのか?(笑)
真面目な話、「恋愛禁止条例」とかそんなルール、もうやめてしまった方がいいと思う。 年頃の、そこそこかわいい女の子たちが、何年間も恋愛していないなんて、本気で信じてるやつ、いる? もしホンマにそのルールを守ってる子がいるとしたら、人間歪むよ?
そんなオタクウケのための建前ルールを作って、その違反がバレたら丸坊主とか、狂っとる。 やめてまえそんなもん。
というか、そもそも合コンは恋愛なのか? (←合コンで実ったことがないやつ。笑)
2013年02月05日(火) |
Coffee Life |
1週間くらい前に買った2冊。 マイフェイバリットフードとマイフェイバリットドリンク。(笑)
元々コーヒーは大好きで飲まない日は無いと言っても過言ではないくらいの頻度で飲んでるんやけど、 最近またその熱が上がって来ているのです。
きっかけはやはり山。 山で美味しいコーヒーが飲みたい。それには淹れたてだ! という単純な動機。(笑)
で、最初に買ったのはワイヤーでできた折り畳み式のドリッパーなんやけど、 以前の日記でも報告した通り、おれのハンドドリップはびっくりするくらい不味い。 最初の内は「山で淹れてるおれ」に酔っていたので美味しく感じてたけど、 何度かやってみて我に返って味わうと、とにかく不味かった。^^;
もちろん、最終目標は「山で美味しいコーヒーをハンドドリップ」だし、日々の精進は続けてるんだけど、 一朝一夕に美味くはならん。 ということで、手軽に美味しいコーヒーは淹れられんのか!?と手に入れたのが直火式のエスプレッソメーカー。 アウトレットショップで安かったので、あまり期待せずに買ったんだけど、これが大当たり!
あんまり濃いコーヒーは好きではなくてエスプレッソよりアメリカン派なんだけど、 お店でエスプレッソマシンで淹れてもらうのに比べると、あそこまできつくない。 下の部分に水を入れ、細かめに挽いた豆を間のフィルターのところに入れて、 あとはきっちり締めて火にかけるだけ。それで数分待てば美味しいエスプレッソが飲める。 どうやら、火力を変えれば濃さも変わるっぽいということもわかってきた。 しかも手入れはばらして水洗いするだけ。No洗剤! なんてお手軽!「自宅でエスプレッソ」ってなんてオサレな響き!! そしてこれなら山でも使える!!
…と言いつつ、まだ山で使ったことはないんやけど。(笑) でもこないだオカエリちゃんちに遊びに行った時に持ってって、1日で15〜20杯分のエスプレッソを飲んだ。(笑) (エスプレッソの1杯=約50ccとして)
そうなると、次に気になるのは「豆は挽きたてが美味いよね」という法則だ。(法則?笑) はい、買ったー。ポータブルのコーヒーミル。上のハンドルが外せて、比較的コンパクトに収納できる。 これ、2年半ほど前に屋久島の一湊珈琲で見かけた時から気になってたんだけど、このタイミングでとうとう買いました。 (で、L-○reathで買った直後にカルディに入ったら、1000円以上安く売ってて泣きそうになったんやけど。笑)
なので、今日はこのミルで挽いてみた。 まあ、思ったより普通に使えるな、という印象かな。 いつも使ってるザッセンハウスのミルに比べて刃が小さいので、挽くのに時間はかかるし、 手応えとか、粉の大きさの揃い具合とかはやっぱり劣るんだけど、 山に持って行ける、必要十分以上に挽ける、ということで十分及第点。
これで挽きたての豆でエスプレッソを淹れて山で飲むことができる。^^ あと、暇な休日に本とパンとこのセットだけ持って公園に読書に行ったりとかええよね。至福!!
そして今日のお買いものその2。(笑) ミルク泡立てるやつ。100均に寄ったら置いてあったので連れて帰ってきました。(笑) こないだオカエリちゃんちに行った時、彼女が泡立てたミルクをコーヒーに入れて飲んでて、 「自宅でカプチーノ」というシチュエーションに心が躍ってしまったのだ。(笑)
というわけで、さっそく新しいミルで豆を挽き、エスプレッソメーカーを火にかけ、
電子レンジであたためたミルクを一生懸命泡立て、
カプチーノ的なものを作ってみた。(ちょっと泡が少ないけど。^^;)
うん、これ、もうちょっとエスプレッソとミルクの割合を考えて、泡増やしたらもっと美味しい。 シナモン好きなので、シナモンパウダーも買ってこよう。^^ 牛乳担いで持ってくる強者がいたら、山でカプチーノだって作っちゃうぜおれ♪ヽ(´▽`)/
今週末の六甲から、エスプレッソメーカーを山デビューさせてみようと思います。^^
*
今日のタイム:36分49秒(約8km、ランニングシューズ)
復帰4回目にしてやっと40分を切れた。 自己ベストまであと3分44秒。目標の32分切りまであと4分50秒。
…ま、気長にね。^^;
今週は筑波山に登ってきた。(最近毎週どこかしら登っとる。笑) 髪を切るのに予約を入れてしまったので、夕方までに戻って来ないといけなくて、 そしたら登れる山って限られるなぁ…どこや?と探してみたら、最寄りの山が筑波山やった。 最寄駅を出てから1時間半で登山口にたどりつける。^^
それに、今月下旬に3人で登る約束もしてるし、下見にちょうどいい。 去年の夏に1回登っただけやし、違うルートで登ってみよう。そして雪がどんな感じか見とこう。
ということで、駅からバスに20分ちょっと揺られると前方に筑波山が見えてきた。 …あれ?半ばから上が見えませんが。。。
さらに20分くらい揺られてつつじヶ丘の登山口に着いた。 …あれ?なんにも見えませんが? バスを降りる。 「ロープウェーは強風のため、運行を中止しています…」 茨城訛のアナウンスがエンドレスに流れている。 …あれ? (もともとロープウェーを使う気はないが、それくらい風が強いって、、、^^;)
気を取り直して登り始める。
すぐにこんな看板が。ほほぅ。
(中略)
頂上に着いたので、まずはコーヒーで乾杯!
…って、どこやここ!なんにも見えへんやんか!!ほんとうの空ってどこ!?|Д`) (目の前には関東平野が雄大に広がっているはずなので、想像力で補完してご覧ください。笑)
気を取り直してお昼ご飯。
1日早いけど恵方巻き。コンパスも当然持ってってるので、南南東チェックも完璧。(笑) 一人で黙々と1本食べきりました。一人で食べるのってなんかわびしいな、これ。^^;
筑波山神社の方に向かって下り始める。森の中に霧が漂って幽玄な雰囲気。 登ってきた方の道は面白い形の岩がたくさんある、岩の道。 こちらは、大木が何本も生えている、森の道。 どっちもそれぞれの良さがあっておもしろかった。
で、無事下山して、前回とは違う方の温泉にゆっくりつかり、(前の温泉の方が気持ち良かった) お風呂出てからゆっくりコーヒーを飲み、ゆっくりしすぎて目の前でバスが出て行った。(笑)
で、待ってる間にバス停の前の土産物屋さんでソフトクリームを注文。
お店でこのレベルのソフトクリームは初めて見た。売りもんにしてええんかこれ。(笑) ま、スジャータなので味は安定してるんやけどさ。(笑)
そんな、ばっちり下見な山行でした。^^ (最寄駅にも予定時刻ぴったりに帰着。笑)
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