あああああ。また出てきちゃったよ。 これが一番心配だったんだ。
二人で会っていた時、彼は労働時間が厳しくて、身体もボロボロって言ってて、 それをどうにかしたくて色々と策を練ってた。(悪知恵…?) それが実現したのか、それで彼の身体が楽になったのか分からないけど。
そういえば、胃潰瘍は治ったんだろうか…。 一度、食事制限がなくなって、投薬治療のみとは聞いたけど、その後はちゃんと聞いてなかった。
連絡したいから、話のネタを探してるだけなのかな? だから目に付くだけなのかな?
最後のメールで、私は、 セージのこと心配だけど、元気でやってるって思うことにする って伝えた。 心配を、彼は大丈夫って思い込む事で無くそうとした。
だけど、彼に連絡するのは怖い。 きっと、傷つけた。 嫌われたって仕方のないことをたくさんした。 平気でひどいことをした。 だから離れてったのかもって思う。
言い訳にしかならないけど、好きだからって、 彼女じゃないのに「一緒にいて」なんて言えないでしょ? 喉から何度も出かかったけど、それは違う言葉になって、結局は彼を、私自身を傷つけただけなのかもしれない。
今思えば、どうしてストレートにそのまま言わなかったんだろうと思う。 それでダメならダメと結果が出て良いのに。
何が、どこで、すれ違っちゃったんだろう。
最後の1週間。 彼からのメールがなかったのは、その時点で離れることを考えていたからだと思う。 私はそれに気付いていて、「あぁ。多分、離れたいって考えてるな」って予感がしていた。
昨日もまた、思い出した。 二人で旅行に行った時のお土産を見た時。 付き合ってた頃に行った旅行とこの前の旅行と両方に関係するモノを見た時。 思い出して、ちょっと笑った。
次に行かなきゃいけないことも分かってる。 私とセージに、これ以上の進展もないことも。 私はセージを恋愛対象としてずっと見ているけど、 彼は私を既にそういう風には見ていないんだろうし。
私から連絡することが、彼を私を苦しめる可能性だって大いにある。 もしかしたら、セージは連絡するのやめたいって言ったことなんてケロリと忘れているのかもしれないけど。
ちゃんと、生きてるのかな。 身体壊してないかな。 ...
思ってもどうすることも出来ないんだけれどね。 あれ? 出来ないじゃなくてしないだけなのかな。
この前、かぐさんと話した時にセージのことを思い出してるって言ったら、
「そういう寂しい時に思い出しちゃうくらい良い思い出で終わってるんだから良いんじゃない? ヒロカズさんみたいに名前も呼びたくない(`△´)ってなるよりは。それにさ、きっと次の好きな人が出来たらセージさんのことよりそっちへ行っちゃうと思うよ〜」
後半は全くその通りで。 さすがかぐさん。伊達に長い付き合いしてないね☆ りうもそう思う。 だから何でここまでセージに固執しちゃうのか分からない。
月に一度、元気にしてるかどうかの連絡だけ取れれば心配しなくて済むのかな。 それとも、次に彼氏が出来たらそんなこと忘れちゃう?ハルくんみたいに? 分からない。
けれど、これが私があの時選択したことへの未来。 遅かれ早かれ、今、私が連絡しなかったことへの答えは未来の現在として現れる。 セージから来るかもしれない。 私が意を決して連絡するかもしれない。 このままの状態かもしれない。 新しく好きな人が出来ているかもしれない。
それは神様だけが知っていること。
私はただ、じっと待つしかない。
|