2023年04月30日(日) |
壺どもの新たな戦略 |
携帯用URL
| |
|
この春の統一地方選挙では東京や首都圏では統一教会への批判からか、多くの自民党壺議員が落選した。自民党が統一教会との関係を清算するという方向性を示せず、萩生田が相変わらず党内実力者としてとどまっていることで「自民には自浄能力が無い」ということを有権者がきちんと判断した結果である。そのような「自民党批判票」「嫌統一教会票」はれいわ新選組や立憲民主党の候補に投票された。
しかし、一部の有権者は間違ってその批判票を「自民党2軍」「自民党スガ派」でしかない維新の会に投票してしまった。これは維新の会の正体が知られてないことや、関西で多くの人が知っている「松井一郎は統一協会関係者」であることがまだ浸透していないことも理由である。なんと東京都区議選では維新は49人もの候補者を擁立し、そのうち47名が当選している。自民党区議や公明党区議が落選したことは明らかに「カルト批判票」が他党に流れたということである。
もっとも大阪では統一教会を云々すること以前に、「メディアに洗脳された馬鹿票」+「維新の会の利害関係者」の組織票が合計244万も存在するわけで、その票を使って維新候補は元ヤクザも元ホストも痴漢も詐欺師も横領犯もみんな当選できるわけで、ついに大阪府議会のみならず大阪市議会でも維新は過半数を獲得してしまった。そうなると次の一手はいつもの「議員定数削減」であり、できるだけ自分たちにとってじゃまな共産党や立憲民主党の議員が当選しにくくなるように仕向けてくるわけである。この議員定数削減を維新の会の連中は「身を切る改革」と誤解を招く宣伝をしているが、実際に行われてることは一票の不均衡の拡大と死に票の増加、つまり民主主義の破壊行為以外の何ものでもないのである。維新に恫喝されている腰抜けメディアはこのような事実を決して報道しない。
統一教会の戦略はおそらく「解散命令を出させない」ようにするために政府自民党に圧力をかけるということなんだろう。そのうちの一つが「これまで自民党に回していた票を維新に回す」ということなんだとオレは認識している。自民党がそれに気付いたらビビってしまって「解散命令」どころではなくなるからだ。
維新の会の立ち位置は「第2の壺政党」「自民党のスペア」でしかない。統一教会と自民党の癒着については昨年さんざん報道されたが、維新の会の多くの議員が統一教会と接点を持っていたり、大阪府下の自治体がいつのまにか統一教会に福地化されていたという事実は巧妙に隠蔽された。隠して「壺隠し」は成功し、維新は大幅に地方議員を増やしたのである。維新の壺戦略は巧妙で、公募でやってきた維新候補者の中には自党が壺政党であることをわからない者もいるのである。もっとも幹部が「我らは壺だ」などと言うわけがないのだが。維新代表の馬場が世界日報の表紙を5回(国会議員中最多)も飾っていることの理由は、維新が自民に代わる壺政党であるからだとしか言えない。
オレは統一教会なんてただの詐欺カルトだと思っている。あの連中の目的はただの日本国内での集金だ。また合同結婚式が開催されるそうだがそこには日本人も600名参加するという。おそらくそのどさくさに紛れて日本から巨額のゼニが教団本部に運ばれるんだろう。
日本政府はいますぐに統一教会に解散命令を出し、財産を没収して保全し、幹部を逮捕するべきである。もうこれ以上の被害者を一人も出してはならない。ついでに壺御用達の月刊誌「Hanada」を「Tuboda」に改名させろよ。ネトウヨが壺とつながっていた売国集団だったという事実をネトウヨ界隈はどう受け止めてるんだろうか。まあいつの時代も騙される馬鹿は自分で考えることの出来ない惰弱どもである。
←1位を目指しています。
2023年04月27日(木) |
指がちぎれてまで配達しなくていい |
携帯用URL
| |
|
京都府舞鶴市で路上で小学生が発見した指の一部は、宅配業の60代男性がスライドドアに挟まって切断されたものだった。その男性は指がちぎれた後も痛みに耐えて配達を続けていたという。オレはその記事を読んでいたたまれない気になったのである。
「通販で購入したものが自宅まで届く」ことを当然と我々は受け止めていて、そうして便利な生活は成り立っているわけである。しかし配達する事業者はその多くが「個人事業主」という不安定な立場に置かれ、正当な報酬がもらえているわけでもない。その結果「時間通りに届けないといけない」ために「指がちぎれても配達を続ける」などという悲劇が起きてしまうのだ。こんなことを放置していいのか、
自転車やバイクで食べ物を届けてくれるサービスも同じである。交通事故のリスクと背中合わせの状況で配達員は頑張っている。ところが配達料は一方的に値下げされ。もうかるのは元締めばかりである。こんな搾取の実態を果たして国は把握してるのだろうか。
便利さを享受しているのだから、多少購入価格が高くなってもいい。オレは働く人が正当な報酬を得ることの方が大事だと思うのだ。不当に配達業者を搾取していたり、過労死寸前まで追い詰めたりしている元締めがあるなら告発して欲しい。そうすることで業界全体がよくなるとオレは思うのである。
配達時の事故で指を切断してしまった方の補償は誰がするのか。それは「不注意」「自己責任」という言葉で片付けられるのか。そうした怪我をしたときに治療費が支払われ、加入者の保険料は元締めの会社が負担するような仕組みでない場合はそもそも「通販業者」「宅配業」として認定すべきではないとオレは思うのである。
弱い立場に置かれた個人事業主が集団で加入できる労働組合みたいなものはないのか。ウーバーイーツや出前館のような業者、そして楽天市場やアマゾンのような大手通販業者はリスクの部分を限りなく外注してしまっているからこそ本体が利益を上げられるのではないか。その利益をどうか配達員の方々に還元してもらいたいし、今の仕組みがそうなっていないならすぐに改めてもらいたいのである。
舞鶴で指を切断するという事故に遭われた方は、今後お仕事を継続できるのだろうか。より働きやすい環境で働くことはできないのか。60代になってもそうして働き続けないといけないという日本という国の貧しさについて政治家はどう考えているのだろうか。
日本の平均寿命は延びた。しかし、その結果手に入ったものは決して豊かな老後ではなく、身体が動くうちは死ぬまで働き続けないといけない社会だった。こんな社会になってしまったのは誰の責任なのか。どうすればその世の中を変えられるのか。
オレは統一教会の指示通りにしか動かない自民党や維新の会には期待しない。こいつらが政治に関与してる限り国民は幸福になどなれないと思っている。日本を貧しくして焼け野原にしてから侵略することが目的の勢力と、その勢力となぜか仲良しの日本の売国政治家に対してオレは怒りしか感じないのである。
←1位を目指しています。
2023年04月25日(火) |
オレは古い政治が好きだ! |
携帯用URL
| |
|
どこぞのゴミ政党が選挙時のスローガンに「古い政治か、新しい政治か」と掲げているようだが、オレは古い政治が好きだ。なぜなら日本の戦後の繁栄はまさにその「古い政治」の上に築かれたものだからだ。戦後80年近く日本が戦争をしないで済んだのは、まさにその「古い政治」のおかげではないのか。その日本を「戦争が出来る国」「先制攻撃する国」に作り替え、敵基地攻撃能力を持たせ、その上核武装までさせようとする「新しい政治」なんてオレは断固反対である。オレのどこが間違ってるのか。
公務員天国でいいじゃないか。かつて「公務員」というのは高給で安定していて仕事が楽ということで多くの人々のあこがれの職業だった。試験に合格して公立学校の教員として採用されれば、少なくとも定年までの安定雇用が保障されたのである。「公務員の給料を減らせ」「公務員は給料をもらいすぎだ!」などと主張する橋下徹みたいなクズ野郎が出現する前までは。
今は役所では正規雇用の「公務員」ではない人達が大勢働いている。身分が安定しない期限付き雇用の職員であったり、パソナの派遣社員だったりする。銀行でも窓口業務は別会社の方が担当していたりする。正規雇用を減らして人件費を節約し、雇用環境をどんどん劣化させるという「規制緩和」は小泉純一郎と竹中平蔵によって推進されたのである。なんであんな国賊がおばちゃんたちに人気があったのだろうか。日本国民を貧しくした張本人じゃないか。
古い政治とはすなわち、日本が繁栄していた高度成長期を支えた政治である。高卒でもきちんと正社員として就職することができ、国立大学の学費はとてつもなく安く、貧乏な家に生まれても努力さえすれば学歴を身につけることができた時代の政治である。その政治がすぐれていたからこそ、日本は世界第二の経済大国になることができたのじゃないか。その日本をどんどん劣化させたのが、今の自民党や維新の会が推進する新自由主義の弱肉強食社会、実力主義の世の中でないのか。バブル崩壊後の日本はまさにこの考え方の中で人々の幸福を奪ってきたのではないか。そんな政治のどこに意味があるのか。
維新の会の連中が語る「新しい政治」というのは。今の政治の持つ欠点や問題点をさらに拡大し、あらゆることに競争原理を持ち込み、その競争の敗者(すなわち社会的弱者)を見捨てる政治である。社会インフラや公共サービスを限界まで削減し、民間に丸投げする政治である。「自己責任」の名の下にあらゆる不幸が片付けられる政治である。そんな政治によって誰が幸せになるのか。それは「勝ち組」と呼ばれる社会のごく一部の人間だけである。そんな社会にしてしまっていいのか。
今の大阪は維新の支配下でそんな残酷な社会が実現しつつある。公立高校がどんどん減らされ、進学すること自体が困難な生徒が増えている。「無償化」といっても実際に私学進学にかかるお金は授業料だけではない。ところが入学試験の偏差値も低く、その上自転車や徒歩で通えるような近所の公立高校はどんどん整理統合されるのである。公立高校に行きたくてもその選択肢がないという生徒が増えてきている。結果として大阪府は高校生の不登校率が日本一、中途退学も多い。これは教育行政が破綻してるということではないのか。こんな状況をマスコミは全く報じないのである。オレが主張することを維新支持者たちは「デマだ」と否定するのである。だがオレは常に事実を知ってるからこそこうして発言しているのである。
どうか「古い政治」に戻して欲しい。かつての平和と繁栄の日本に戻して欲しいとオレは切に願うのだ。それがどうしてできないのか。日本はどうしてこんな状況に陥ってしまったのか。
公務員天国でもいいじゃないか。努力の末にそんなパラダイスがあるのならみんな喜んでがんばって勉強して公務員になりたいと思うだろう。今、キャリア官僚を目指す人が激減している理由はなぜなのか。自民党議員の嘘を守るために残業しないといけないなんて地獄そのものじゃないか。
「新しい政治」なんて言葉に騙されてはだめだ。「既得権益打破」と主張しながらちゃっかり自分たちの権益に付け替えるだけのクズどもに騙されてはダメだ。中味のない空虚なスローガンに騙されずに候補者本人の真実を見抜かないといけないのである。
←1位を目指しています。
2023年04月24日(月) |
果たして総選挙はあるのか? |
携帯用URL
| |
|
補選での「4勝1敗(実は壺勢力全勝)」を受けて、岸田総理周辺では「解散総選挙」が言われるようになった。今解散に打って出て、この勢いで議席を増やしたいということのようである。地方議員が倍増して調子に乗ってる維新の会が準備が整わないうちに選挙をやりたいという思惑もあるようだ。
自民党がこうして解散総選挙を急ぐならばその理由はおそらく「立憲の代表が泉というボンクラのうちに叩きたい」ということもあるのかも知れない。もっともそのあたりの印象は西と東では異なっていて、西日本、特に関西では立憲は全くダメなんだが、首都圏では維新という「改革政党のふりをした自民党2軍」に票は集まらず、立憲やれいわなどの勢力ががんばっている。東西で違った現象が生まれているのである。
自民党は維新の躍進をむしろ喜んでいるだろう。それはマスコミの報道が「維新躍進の秘密」などという維新ヨイショ番組に終始していることからも明らかだ。自民党と目指す方向性が同じで、巧妙に労働者への搾取を強化し、利権(ゼニ)を追い求めるだけの維新の会は自民党との親和性が高い。その実態は自民党2軍、あるいは自民党スガ派とでも言うべきものである。関西では自民党への批判票を維新がうまく獲得し、本来その票を獲得しないといけない立憲、共産、れいわなどが伸びなかった。報道がある程度正しく機能している関東と、維新に支配されたロシア、いや大阪との違いである。
立憲の泉代表がボンクラなのはひとえに共産党との距離の取り方にある。連合の芳野会長は統一教会レベルに近い共産党嫌いだが、その影響なのか、あるいは配慮なのか、連携し合わないといけないところでちゃんと連携できない。だから今回の補選では千葉のように分裂選挙になって自民党が漁夫の利を得ることになってしまったのだ。
立憲は幹部の総入れ替えが必要だ。しかし、入れ替えたところでまともな人材があるのか。自民党ときちんと対決姿勢を取れる、つまり「戦う民主党」というイメージを打ち出せ得るような人材があるのか? ということである。ジャスコ岡田みたいな過去の人間ではもう何も変わらないし、枝野もこないだ共産党やれいわをdisっていたからダメだし、蓮舫や辻元清美ももうお呼びではないのである。立憲にどういう人材が残ってるのか、オレは立憲に詳しくないので教えて欲しいのである。
維新は大阪府下の首長を総取りしようとして、まともな市長がちゃんとした行政運営をしている高槻や寝屋川の市長選挙に維新候補をぶつけてきた。そこではもちろん現職が勝ったわけだが、高槻市などは松浪健太という(維新としては)大物候補をぶつけて必勝態勢で臨んだわけである。そこで維新詐欺に騙されずにきちんと正しい選択をした高槻市民にオレは拍手を贈りたい。
「身を切る改革」以外にまともな政治主張を持たない維新は、子育て重視と言いながら実際はコンロの火の前で赤子を抱っこする虐待野郎の音喜多とか、もとDV加害者とか、もと痴漢とかを議員にしているわけで主張と実態が全く乖離している。こんなイカサマ政党はいずれ瓦解するだろうとオレは見ている。問題はそこではなくて「改憲勢力」の拡大である。
今、真に憲法を守ろうとしている国会議員の数が激減している。改憲勢力はすでに2/3を超えてるし、統一教会の教義に沿った方向で作られた自民党改憲案の中味は国民にはほとんど知られてない。国民はいつのまにか「自民、維新、公明」といった改憲勢力を選挙でアシストしているのである。もしも国会で改憲案が承認され、国民投票が決まればそれに合わせて北朝鮮のミサイルがいっぱい日本海に打たれるだろう。「国を守らないといけない」と多くの国民がだまされて改憲を支持してしまうのである。
ナチスによってワイマール憲法が踏みにじられたように、自民党は「緊急事態条項」で戦時体制を合法化しようとする。そして中国やロシアの脅威を宣伝する。そうやって日本を軍事国家にして誰が喜ぶのか。武器をたくさん買ってもらえるアメリカである。その流れを断ち切る方法はただ一つ、自民公明維新(国民)に投票しないことだ。それ以外に日本を破滅から救う方法はないのである。
中国が台湾への武力侵攻を行うとき、その戦場になるのは台湾ではなく日本であることを我々は理解できているだろうか? 日本本土で代理戦争を行うことで、中国は台湾を無傷で手に入れることができるのだ。
←1位を目指しています。
2023年04月23日(日) |
それでも国民は壺を選んだ |
携帯用URL
| |
|
自民党は長年の間、統一教会というカルト集団と密接な関係を持ち、選挙の時に支援してもらったり秘書を派遣してもらったりしていた。そのカルト集団は「献金」という形で多くの日本人の生活を破壊し、その上「宗教二世」となる人々の人生を奪い、ついには統一教会に人生を奪われた山上徹也さんの「安倍晋三銃撃事件」というテロにつながった。そこで自民党は統一教会との間の関係を反省し、今後一切の関わりを持たないことと同時に関係した議員の永久追放を決めた・・・・と書くと最後の部分はオレの願望になってしまうのである。
ヤクザと交際した芸能人が自主規制で番組に出られなくなるのはよくあることである。だったら統一教会のような反社カルトと関わった議員は政界引退するのが筋じゃないのか。オレは一貫してそれを主張してきた。その信念は今も変わらないし、一刻も早く統一教会は解散させないといけないと思っている。
岸信介から三代にわたって統一教会の日本側窓口であり続けた岸一族、そして安倍晋三の関係者は二度と政治に関与させてはならないし、岸家・安倍家の全財産は統一教会への被害者救済(そして安倍晋三の嘘のために自殺した赤木さんへの賠償)に充当すべきである。このオレの主張は厳しすぎるだろうか。
ところが山口県民は全く別の選択をした。山口四区では「安倍晋三の遺志を継いで」と立候補した元下関市議が当選した。ここで「遺志を継ぐ」ということはおそらく「統一教会とのつながりを守る」ということなんだろう。なにしろ下関は統一教会の聖地である。統一教会側がそう主張しているのだから間違いない。それを払拭する方法はただ一つ、有田芳生さんを当選させ、「壺との訣別」を住民が示すことしかなかった。しかし選挙の結果は安倍後継の吉田真次が当選した。下関市民は「壺」を選んだのである。この事実を日本国民はきちんと受け止めないといけない。
オレは以前から「クズ政治家を選んだ地域にはペナルティーを」ということを主張している。議員が不祥事を起こせばその地域の固定資産税を倍にするとかである。そうすればクズ政治家は排除され、維新の会みたいな利権政党は消滅し、まともな政治家だけが生き残るだろう。犯罪歴や逮捕歴のある人は立候補できなくなるし、過去に痴漢やDV加害、詐欺などで事件を起こした人も排除される。パンツを盗むような変態も議員になれなくなる。クズ政治家は自民党にも共産党にもいた。維新の会のように議員犯罪率が極端に高い政党もあるが、ほぼどの党にも問題議員はいる。そういう連中をきちんと排除してもらいたいのである。まともな人だけを政治家に選んで欲しいわけだ。
「それでも国民は壺を選んだ」のはなぜか。壺以外にまともな候補者がいなかったからなのか。候補者不足で多くの選挙区で無投票になっているらしい。なぜそんなことになってしまったのか。それは低投票率や政治への無関心のせいだろう。
日本は一応のところ民主主義的な仕組みが残っている国である。今投票にも行かない5割の人々が全員れいわ新選組や共産党に投票すればそれこそ市民による無血革命が実現する。日本の政治状況は劇的に変わるだろう。これまで「利権」「中抜き」によって支えられてきた日本の産業構造に劇的な転換がもたらされることとなる。オレはそれをよいことだと捉えている。その理由は「停滞した30年」を作り出したのがまぎれもなく日本の「利権中抜き構造」にあると思うからだ。
どうして平均賃金が上昇しなかったのか。それは中小企業がずっと搾取され続け、そこで働く人々に十分に賃金が支払われなかったからである。「中抜き」構造が守られてきたからである。中小企業の人達にも正当な労働の対価が支払われていればみんなもっと豊かになっていただろう。自民党や立憲、国民、維新などの政党は企業献金を受け取りこのような構造を守り続けようとしてきた。既得権益側の政党だったのである。このような構造をぶち壊すには、非既得権益側の政党である共産党、れいわ新選組、社民党などが政権政党になるしかない。
オレの訴えは夢物語かも知れない。だがオレは粘り強くそれを訴えていきたい。オレは常に強者から搾取される弱い民衆の側と連帯したい。決して今の状況をそのまま肯定したくはない。老年にさしかかったオレが最後にできることは、オレの考えを理解してくれる若者を一人でも増やすことである。
←1位を目指しています。
2023年04月22日(土) |
山口県を韓国に譲渡しろ! |
携帯用URL
| |
|
オレは統一教会なんか大嫌いだ。あんなカルトはいますぐに幹部全員逮捕して教団財産は没収し、組織は解散させればいいと思ってる。騙されてる信者たちの洗脳をとくプログラムも大事である。そして以前から訴えてることだが、統一教会と関わったすべての政治家の追放である。萩生田がいつまでも自民党の実力者であるということなど言語道断である。
統一教会と関係が深かったアベ一族の関係者が山口4区、山口2区で候補者を立てている。山口県民は長年の間、統一教会系の候補を選んできたわけで、間接的に統一教会の日本支配計画を支援してきたわけである。オレはそういう人達の責任は重いと考えている。クソ政治家はもちろん悪いが、そういうクズに投票する馬鹿はもっと悪いということである。消費税値上げなんかもオレは「自民党や公明党の支持者だけ増税に応じろよ」といつも思うのである。間違った政策を「多数派」がゴリ押ししてきたのが日本の衰退を招いてきたのである。
有田芳生は「下関は統一教会の聖地」と語ったことで住民の反発を招いたそうだが、統一教会の方がそう主張しているのであり、「そうじゃない」ことを証明する方法はただ一つ、安倍晋三の後継者を落選させることである。もしもそこで安倍晋三の後継者が当選すれば、そこがまぎれもなく統一教会の聖地であったことの証明になるのだ。
岸信千世も同様である。まぎれもなく統一教会系の人間だった岸信夫の後継者として「はじめてのせんきょ」を戦おうとしている信千世はまぎれもなく岸信介の遺志を引き継ぎ、日本に於ける統一教会の影響力を保つために必要な人間である。そういう人を二度と政界に送り込んではならないのである。
もしも山口2区、4区の住民が相変わらずのボンクラだったならば、つまり統一教会系の候補を選んできたことの反省が欠けた連中だったならば、きっとそこで4区では吉田真次、2区では岸信千世という壺候補を選ぶだろう。新聞記事の予想では両方とも壺が強いのである。このままだと壺候補が勝つのである。
そこでオレは提案したい。有権者が馬鹿な地域など日本には不要だと。そういう地域が多ければ多いほど日本は滅亡に近づくのである。大阪などは特にそうである。オレは維新の会の目指す未来を、大阪を借金漬けの焼け野原にして中国に売り渡すことだと臆測しているが、山口県のような壺県も同じように日本に不要である。統一教会の手先をいつまでも議員に選び続けるような愚かな地域はもう日本に不要だ。そんな県は韓国にあげてしまえよと思うのである。
大阪みたいにいつまでもペテン師に騙されて維新に投票する地域は日本国にとって迷惑である。オレは大阪の住民だがそのことを一番恥ずかしく思っているし、こんなに馬鹿が多いことは教育の敗北である。ただ、大阪でオレは「維新撲滅」のために活動し続けている。まだ大阪を見捨てたくはないのである。山口県でも「壺撲滅」のために頑張ってる方々や、今回4区で「打倒統一教会」のために立候補された有田芳生さんのことを「唯一の希望」だととらえている。
壺か、壺以外か、それを山口県民には改めて考えてもらいたいのである。統一教会の問題は全く終わっていない。終わらせてはいけない。
←1位を目指しています。
2023年04月18日(火) |
BBQと維新の会 |
携帯用URL
| |
|
維新の会はBBQが好きだ。大阪の行政を維新が牛耳るようになってから、大阪府下ではBBQ場が次々と作られた。大きな公園にはもれなく有料のBBQ場がある。大仙古墳(以前は仁徳天皇陵と呼ばれていた)に隣接した大仙公園にもBBQ場が作られ、肉の焼ける香りは御陵の遙拝所にも流れてくる。不謹慎なことこの上ないのである。なんでこんな恐れ多い場所でBBQなんかするのか。仁徳天皇と言えば人家の竈(かまど)から炊煙が立ち上っていないことに気づいて3年間租税を免除したというエピソードで有名である。もしもBBQの香りが流れてきたら激怒して租税を倍にしたかも知れない。
ひらパーの略称で有名なひらかたパークにもBBQ場が作られている。なぜか維新行政下では野外で肉などを焼いて食うという原始人のような野蛮な行為が奨励されるのである。オレには全く納得がいかないのである。
もちろんオレは肉が好きだ。ただ、オレが美味しい肉を食べようと思ったらたとえば堺の南海グリルで、宮崎牛のフィレステーキを目の前の鉄板で焼いてもらうだろう。多少値段ははるがそれが美味しい肉を贅沢に食べることだと思うからである。「いきなりステーキ」や「やっぱりステーキ」では味わえないおいしいステーキこそが至上だとオレは思うからである。
公共の公園で勝手にBBQをすることは禁じられている。それで河川敷や公園には有料のBBQ場が設置され、そこでは何も持たないで来る客のために食材も道具も用意されたBBQセットもある。かなり割高になるのだが、お手軽というということで利用する人もいるようである。
BBQ好きな人にはいわゆる「DQN」と呼ばれる人が多い。それはあのBBQという「なんでも適当に焼いて食う」という猥雑さがDQN文化との親和性が高いということなんだろう。そしてDQN文化というのを政党レベルで体現しているのが実はこの日本屈指のDQN政党である「大阪維新の会」である。ルールを平気で破り、街宣で嘘を言いまくり、前任者をけなし、自分たちが「改革者」であるという宣伝をする。実際はただのならず者どもである。それは維新議員が不祥事を起こしまくることからも明らかだ。議員になる前に詐欺や痴漢、DVで逮捕された者もいる。そういう人格的に問題のある人達の吹きだまりのようなDQN政党が維新の会なのである。
奈良県知事を手に入れた維新の会はきっと平城宮跡にBBQ場を作るだろう。あの広場を見て維新支持者は「BBQするのにいい」としか思わないからである。
歴史や文化に敬意を払うこともなく、その場の荘厳な雰囲気を平気でぶち壊し、大声で騒ぎながら選挙運動するDQN集団、それが維新の会である。こんな連中がはびこることはただの迷惑である。
大仙公園のBBQ場はきわめて不愉快である。なんとそこでは観光用の気球も計画されてるという。仁徳天皇陵を上から見下ろして観光するのである。そんな恐れ多いことをなんのためらいもなくやれるのがDQNの証拠である。とんでもない連中である。
←1位を目指しています。
2023年04月17日(月) |
吉村知事の条例違反について |
携帯用URL
| |
|
大阪府には次の条例がある。引用するのでよく内容を確かめて欲しい。
○政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例
平成二十五年十二月二十四日
大阪府条例第百三号
政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例を公布する。
政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例
(目的)
第一条 この条例は、府が行政運営において組織的に政治的活動を行っているとの疑いを府民に与えることがないようにするため、知事、副知事その他職員が政治的行為であると疑われるおそれのある行為を職務として行うことを制限することにより、公務の政治的中立性を確保し、もって府政に対する府民の信頼の向上に資することを目的とする。なお、市町村立学校職員給与負担法(昭和二十三年法律第百三十五号)第一条及び第二条に規定する職員のうち、地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号。以下「法」という。)第三条第二項に規定する一般職に属するものについては、公務の政治的中立性が確保されるよう適正に対処するものとする。
(遵守事項)
第二条 次に掲げる者は、公職選挙法(昭和二十五年法律第百号)第三条に規定する公職の選挙において特定の人を支持し、又はこれに反対するために職務上の組織若しくは権限又は影響力を用いること等の府民の疑惑や不信を招くような行為を職務として行ってはならない。
一 知事 二副知事 三 大阪府教育委員会の教育長
四 特別職の秘書の職の指定等に関する条例(平成十六年大阪府条例第四号)第二条第二項に規定する秘書(以下「特別秘書」という。)
五 職員(府の職員(警察法(昭和二十九年法律第百六十二号)第五十六条第二項に規定する地方警察職員を除く。)のうち、法第三条第二項に規定する一般職に属する職員に限る。以下同じ。)
(平二七条例七・一部改正)
(活動の制限)
第三条 知事は、その任期満了の日前九十日に当たる日から当該任期満了による選挙の期日までの間(当該任期満了による選挙以外の選挙を行うべき事由が生じたとき(当該選挙について公職選挙法第三十四条第四項の規定の適用がある場合には、同項の規定により読み替えて適用される同条第一項に規定する最も遅い事由が生じたとき)にあっては、その旨を大阪府選挙管理委員会が告示した日の翌日から当該選挙の期日までの間。以下「一定期間」という。)において、次に掲げる行為を職務として行ってはならない。
一 知事又は知事の職の候補者若しくは当該職の候補者となろうとする者(以下「知事等」という。)の政策的な主張に関する広報活動をすること。
二 広報活動において知事等の写真、似顔絵その他の図画又は氏名を用いること。
三 府が主催し、又は共催する集会等(不特定多数の者が参加する集会、催しその他の行事をいう。以下同じ。)に出席すること。
四 集会等において、知事等の政策的な主張を内容に含む挨拶をすること。
五 第一号、第二号及び前号に掲げる行為を、前条第二号から第五号までに掲げる者(以下「副知事等」という。)に対し、職務として行うよう命ずること。
六 府が主催し、又は共催する集会等において、録音され、又は録画された知事の挨拶の音声又は映像を再生することを、副知事等に対し、職務として行うよう命ずること。
七 集会等において、録音され、又は録画された知事等の政策的な主張を内容に含む知事又は副知事等の挨拶の音声又は映像を再生することを、副知事等に対し、職務として行うよう命ずること。
2 副知事等は、一定期間において、次に掲げる行為を職務として行ってはならない。
一 前項第一号、第二号及び第四号に掲げる行為
二 府が主催し、又は共催する集会等において、録音され、又は録画された知事の挨拶の音声又は映像を再生すること。
三 集会等において、録音され、又は録画された知事等の政策的な主張を内容に含む知事又は副知事等の挨拶の音声又は映像を再生すること。
四 前三号に掲げる行為を、その管理し、又は監督する職員に対し、職務として行うよう命ずること。
(平二七条例七・一部改正)
(懲戒)
第四条 任命権者は、職員が前条第二項の規定に違反する行為を行った場合は、法第二十九条の規定により、懲戒処分を適正に行うものとする。この場合においては、当該職員のした行為のほか、その職責、他の職員又は社会に与える影響等を総合的に考慮するものとする。
附則
この条例は、平成二十六年四月一日から施行する。
附則(平成二七年条例第七号)
この条例は、規則で定める日から施行する。
(平成二七年規則第三四号で平成二七年四月一日から施行)
ここで書かれている項目の中の以下の部分に明らかに吉村洋文は違反している
一 知事又は知事の職の候補者若しくは当該職の候補者となろうとする者(以下「知事等」という。)の政策的な主張に関する広報活動をすること。
二 広報活動において知事等の写真、似顔絵その他の図画又は氏名を用いること。
三 府が主催し、又は共催する集会等(不特定多数の者が参加する集会、催しその他の行事をいう。以下同じ。)に出席すること。
四 集会等において、知事等の政策的な主張を内容に含む挨拶をすること。
速やかに吉村洋文は懲戒処分を受けるべきである。あれだけ大々的に堂々とやってる以上、条例を公然と無視する悪意があるののは明らかであり、処分内容は「懲戒免職」がふさわしいとオレは思っている。
←1位を目指しています。
2023年04月16日(日) |
京都市交通局のアホ |
携帯用URL
| |
|
京都市バスの一日乗車券はとても便利である。たった700円で市バスが乗り放題なのだ。通常料金が230円なので4回乗ればそれで元が取れるのだ。ところがこの便利な乗車券のせいで観光シーズンは京都市バスは大混雑する。その混雑のために市民は大迷惑する。通勤や通学の人がバスに乗れないということが起きるのだ。
その混雑緩和のためになんと京都市はその一日乗車券を廃止するという方針を打ち出したのである。700円の一日乗車券を廃止して、1100円の「地下鉄・バス一日乗車券」に一本化するというのだ。そうすればバスから地下鉄のへシフトが起きてバスだけの利用者を減らせるということである。
外国人や観光客から見て、700円も1100円も大差ない。誤差の範囲内である。これによって混雑緩和につながるかというとそんなことはないだろう。これまで700円で買っていた人が1100円への値上げを受け入れ、そのままバスを混雑させるだけのことである。
どうしてもっと思い切った値上げをできなかったのか。一日乗車券なんて通勤通学の地元民は普通は買わないわけで、それからこの一日券を住民向けと旅行者向けに分ければよかったのである。住民向けは価格据え置き、旅行者向けは一日券を1500円くらいにして、それでバスとの共通乗車券にすればよかったのである。倍にしても絶対に旅行者は買ってくれるはずだ。便利だからである。財政難の京都市が劇的に収入を増やすチャンスがこの一日乗車券にあったのだ。混雑はバスの本数を増やせば解消できる。財政難に苦しみながら。儲ける方法はスルーしてしまうという愚かな人が京都市交通局にいるのだ。もうどうしようもないアホなのである。
市バスが観光客で大混雑する理由はただ一つ、それ以外の有効な交通機関がないからである。タクシーは高すぎるし、地下鉄はカバーできる地域が少ない。そういうわけで混雑するバスの混雑解消手段は増発しかない。あるいは連節バスの導入で定員を増やすかである。しかし京都の道路事情を考えると連節バスは危険だ。そうなると本数を増やすしかないのである。そのための原資を「旅行者向け運賃の大幅値上げ」で捻出すればいいだけのことである。そんな簡単なこともわかってないのである。
観光客は比較的パターン化された行動をする。それに合わせたバスを運行することで住民と旅行者の分離をはかることもできる。そういう工夫をして混雑緩和をすればよかったのである。ほんまにもったいないのである。オレが京都市交通局で戦略を立てられるなら絶対にこんな愚策は出さないのである。ほんなアホそのものである。
←1位を目指しています。
2023年04月13日(木) |
DV拡大自殺を防げ! |
携帯用URL
| |
|
DVモラハラ男による「女性殺害」「その後自殺」といういわゆる「拡大自殺」が増えている。変な男と交際したばかりに別れた後もつきまとわれ、最後には殺されてしまうという悲劇が起きるのである。大切なのは「変な男と付き合わない」に尽きるのだが、交際当初は本性を隠してる男も多いのでなかなか難しい。そういうクズ野郎にはきちんと社会的制裁を与えるとか、ストーカーに対する罰則をきつくするとか、DVは問答無用で死刑にするとか、なんらかの対策が必要なんだが社会はそういう方向ではない。政治の世界では「維新の会」という痴漢やDVで逮捕歴のある男を簡単に公認するクズ政党もあるわけで、そういう連中は「共同親権」などを利用して自身のDVやモラハラを正当化するのでどうしようもないのである。
ただ、そういうDVモラハラ男というのはたいてい本質はヘタレだ。映画『阪急電車』では恋人からのひどいDVに苦しむ女性がいて、コワモテのお兄さんが登場してその女性を救ってくれて、DV野郎の携帯電話をへし折るというシーンがある。そんな風にあっさりと解決すればいいのだが、多くの女性は離婚するまでにかなりの苦しみを抱えるのである。
今ここでタイトルに「DV拡大自殺」と書いたが、加害者の男が自殺に至らずにただ女性を殺害するだけというストーカー殺人はもっと多いのである。そういう事件ではたいてい警察に被害届が出ている。その男が凶暴で危険であるということが警察に通報されているのに、女性は殺されてしまうのだ。どうやって防げばいいのか。オレは「危険な男は情報公開せよ」と思うのである。DVなどの女性に対する卑劣な暴力行為で検挙されたり警察から注意を受けた男というのは住所氏名を全て公開し、誰でも居住地の公式WEBサイトで閲覧可能にすればいいと思うのである。オレは「DV」というのは治らない病気だと思ってるので、そういう男どもはきちんと公開して女性に選択を委ねるべきだ。結婚情報サービスは「過去のDV歴」がある男をもれなく不良会員として除名すべきである。
女を殴る男は最低だ。オレはずっとその信念を持っている。腹が立つことがあってもきちんと話し合いで解決すべきである。仮に男性が「妻から虐待を受けている」と訴えてきて、つまり「女性から男性への暴力」が存在するとしたらそれはきちんと対処する必要があるが、夫婦間の暴力というのは男性から女性への暴力がほとんどだとオレは思っている。もちろんそれは偏見で、世間には妻に殴られてる男性が思いのほか多いのかも知れないけれども。
シングルマザーの女性に新しい恋人の男性が出来て、その男性が自分とは血がつながらない女性の子を虐待するという事件もよく起きている。相手が女児の場合は性加害が起きることもある。そういうクズ野郎の男に対してもきちんと取り締まって欲しい。児童相談所が人手不足でなかなか多くのケースに対応できないということもあるのだが、不幸な状況に置かれている子どもを一刻も早く救い出すべきなのだ。
大阪は児童虐待の発生件数が日本一多い。その原因は大阪府民の所得の低さ、大阪府の施策(商工業予算の削減)により中小企業がたくさん倒産させられたこともあって、府民の所得は全国でもかなり下位にランクされている。これは大都市圏である東京、神奈川、福岡、愛知などとは大きく違うのである。大阪で進んでるのは企業の流出だ。政治権力と癒着した企業しか生き残れない大阪のようなディストピアではまともな企業ほどアホらしくなって出ていくのである。きちんとした統計を見ていないのでなんとも言えないのだが、大阪はおそらくDV発生件数でも全国の上位になるだろう。
どうかDVに苦しむ女性が逃げ込める場所をもっと増やして欲しい。そこに逃げ込んだらひどい夫から離婚できるという「駆け込み寺」にような施設を作って欲しいのである。DV被害女性だけではない。いじめに苦しむ子ども、失業してその日生きるお金にも困っている人達が安心して逃げ込める場所をもっと増やして欲しいのだ。日本はもうそこまで追い詰められた状況にあるのだ。自民党が長期政権でどんどん国民を貧しくしてしまった今、もはや日本は先進国ではないのである。貧困国のひとつになりつつあるのだ。
←1位を目指しています。
2023年04月12日(水) |
そしてカジノは作られる・・・ |
携帯用URL
| |
|
大阪府知事、大阪市長選挙で維新候補が圧倒的得票で当選したことを背景にして、国(岸田政権)はどうやら夢洲泥濘地でのカジノIR事業を認可する方針らしい。これで土壌改良利権というとてつもない利権を松井一郎は手に入れたのである。そこには1兆円近い公金が投入される可能性がある。どんどん沈下が進む軟弱地盤を埋め立てるためにはどれだけの土砂を必要とするだろうか。その利権に群がる連中やそれをウラで仕切るヤクザは大喜びである。
当初は外国のスーパー大富豪が遊びに来てゼニを使いまくってくれ、そのおこぼれで潤うはずだった試算が、いつのまにか来場者の主体は日本人になった。年間に1000万人の日本人が、6000円を払ってマイナンバーを提示して入場し、掛け金に60万円使ってくれるということである。その負けた金は運営する外資が国外に持ち出してしまうわけである。つまりこの夢洲カジノというのは、外資が日本人からゼニを搾取するための装置ということになる。その儲けに比べてあまりにも少ない経済効果や、とんでもなく値引きされた地代賃料しか大阪府・市には入ってこない。つまりこの施設がもたらすものは「経済効果」などではなく、客が負けた分だけ国内消費が冷え込むという「負の経済効果」なのである。
じゃあどうしてそういうアホなものを作るのかというと、それは単に工事業者を儲けさせるためである。その儲かったゼニから維新議員へはパーティー券の購入などの形で見返りがあり、損をするのは将来に渡ってその「負の遺産」を押しつけられた住民だけということになる。住民の中にはわざわざ6000円払ってカジノに行くアホもいると思うが。そういうアホはカジノにとってはただのカモであり。まじめに働いたゼニをそういう場所で失ってしまうのである。統一教会がただの集金装置であったように、カジノも「一攫千金」の夢で来場者のゼニをふんだくるだけの施設なのだ。
オレはずっとここでカジノの胡散臭さを訴えてきた。しかしマスコミはそういう報道はほとんどしなかった。そして府民の半分は投票にすら行かなかった。その結果、維新の会は市議府議の選挙で勝利し、他党の議員を落としなくったのである。
吉村知事を選ぶと言うことは、カジノIRを選ぶということである。ところが今回の選挙では「カジノには反対だが吉村に投票する」という馬鹿も大勢居たのである。そういうほんまもんの馬鹿に関して、オレはきわめて不快感を覚えてしまう。おまえらのその無責任な行動が大阪の未来を奪い、結果として大阪をディストピアにしてしまうのだ。
建設したカジノは30年以内にやってくると言われる南海トラフ地震で壊滅する。そこには巨大廃墟がしばらく残るだろう。もちろん大阪市内のタワマンも倒壊しそうである。そういう悲劇が起きたら誰が対処するのか。立憲のボンクラ議員や自民の世襲議員」どもの情けない頭で、このうなら考えられるわけもないのだが。
オレは無責任に吉村に投票した人たちを恨んでいる。政治のことをろくにわかってないド素人がこうして食い物にされ、公金がチューチューと維新お友達企業などに流れていく。この構図を理解してないような馬鹿はもう大阪から消え失せてくれと思うのだ。なんでおまえらは「吉村に投票」なんてするんだ自民党支持のくせに。
都構想が再び提起され、3度目の住民投票になるのは間違いない。もうそこで大阪市が廃止されることは防げない。山本太郎さんはもう来てくれないだろう。住民投票の時は彼が必死で維新の悪辣さを訴えた。それでも僅差で市民はやっと勝てたのである。それなのに府民は今回吉村洋文、横山英幸に投票したのである。あの住民投票の時のことを完全に忘れてしまって、大阪を守ろうとする意欲も失って、嘘しか言わないクソ知事に大切な一票を投じてしまったのだ。オレはその事実に深く落胆するのである。
カジノは作られ、大阪は借金に沈む。そして津波はすべてを押し流し、後に残るのは府民一人当たり25万円という土壌改良費の負担である。それだけのゼニがまともなことに使えれば大阪はどれだけ素敵な街になっただろうか。大阪公立大の無条件完全無償化も可能だったし、大阪府下のすべての公立の小・中学校で25人学級にすることもできたのだ。公立の保育所を増やして待機児童ゼロを実現できればどれだけ子育てしやすい街になっただろうか。
将来にわたって住民を苦しめる巨大な「負の遺産」となることが確実な夢洲カジノの責任は誰も取らない。その時は維新幹部はみんなゼニ持ってトンズラした後だ。住民は高い負担に泣くことになり、中小企業はさらに潰れ、ディストピアとなった街から企業は撤退する。そこで後に残るのはなんだろうか。
オレはその頃にはもうくたばってるだろう。大阪の滅びの姿を見ずに死ねるのは幸福かも知れない、なんでこんなことになったのかと後悔してももう遅い。馬鹿と悪人が政治を行い、住民がそれに気付かないほどもっと馬鹿だった時に起きる悲劇を大阪は教えてくれている。同じような悲劇が他の街で起きないようにと生け贄になってくれたのかも知れない。。
←1位を目指しています。
維新の会による「一党独裁体制」が完全に固まった大阪をオレは「大阪維新共和国」と呼びたい。この地域では地方自治の基盤である選挙制度はいちおう存続はするが、今後は議員定数が減らされて維新以外の少数政党がほとんど議席を獲得できないような仕組みになって行く。これが維新の主張する「身(他党議席)を切る改革」である。大阪で「政治家になりたい」という志を持てばそれはすなわち「維新の会に入る」ということ以外の選択肢がないわけである。そこは共産党に入党する人しか政治を志せないという中国と同じである。
一般人が維新議員になるには「維新塾」などで維新スピリッツをたたき込まれ、筋金入りのイシンジャーとなって先輩に認められ、公認料を払って候補にしてもらうことになる。先輩後輩の序列を守り、上下関係に厳しい維新の会の雰囲気は、高校の運動部や大学の体育会的なものを想像すればいい。公認料を払って公認してもらい、無事に議員になれると報酬の3割を上納金として差し出す。これはもはや政党では無くFCシステムである。だから「党勢拡大」はそのまま「売り上げUP」と同じことである。もはや政治団体ではなくビジネス集団なのである。
この春の統一地方選挙で共産党はかろうじて府議、市議がゼロになることを免れたが、共産党というのは維新の会の思想と相容れない存在である。それは維新が「反共」の名の下に作られた「勝共連合」という組織出身者によって作られた政党であり、「反共」はある意味維新にとっての「党是」みたいなものであるからだ。イシンジャーはおそらく末端のメンバーに至るまで「アカは怖い」「共産党は暴力革命を志向する危険な人達」とすり込まれていて無条件に反発する。議員定数の削減は共産党議員の居る選挙区を狙い撃ちする形で行われる。松井一郎や吉村洋文が「共産党」ということばをネガティブワードとして使いたがるのは、そういう反共思想に頭が支配されているからである。統一教会の考え方をそのまま実践しているに過ぎない。
この維新共和国を支えてるのは住民の極度の「無関心」である。大阪の住民の半分以上の人は政治にそもそも関心がない。投票にも行かない。誰に入れても同じと考えている。実際は同じではないし、維新共和国か統治することで大阪の公教育はますます破壊されるだろうし、中小企業の倒産も増えるだろう。産業振興のための国からの交付金は維新お友達企業に流れ、中小企業にとっての生命線だった府の商工業予算は10年間で9割削減された。その煽りを食らったために、つぶれないで済んだ企業まで大阪では廃業を余儀なくされたのだった。だから政治参加してこの状況を打破しないとますます大阪は衰退するのだが、そんなことは維新幹部は百も承知である。彼らは大阪を滅ぼすことが目的だ。大阪を滅ぼして焼け野原にして、そこに中国企業が進出しやすくするのである。彼らは筋金入りの売国政党なのである。
維新の岩盤支持層は地域ごとに行われるタウンミーティングと呼ばれる信者集会に参加する。そこでは維新議員や吉村洋文の挨拶があり、信者はそこで巧妙に洗脳される。教祖吉村サマはアイドルであり、入場すると会場は拍手に包まれ、オッサンオバハンたちの熱狂に包まれる。オレが「カルト」と感じるのはその部分である。信者たちは教祖サマを無条件に崇め奉っているのである。オレが吉村洋文の嘘をいくら指摘しても「我らが教祖サマが嘘なんて言うはずがない」なのである。この信仰のマインドコントールを解き放つことは不可能だ。この信者たちという岩盤支持層が少なくとも50万票くらいは集めてくるのだろう。
維新議員の街での活動はとても目立つ。朝の通勤時の駅立ちは必須である。そもそも維新の会は体育会的なノリの組織なので、この朝立ちをどれだけやったかというのはいかに活動に熱心かという物差しになる。駅で通勤の人の妨害をして通路の真ん中に立ちはだかったり、逃げる人にむりやりビラを押しつけようとしている黄緑色の人が維新議員やその運動員である。また維新の幹部議員には元自民党の世襲議員が多く、後援会組織などはそのまま引き継いでいてドブ板式の地域密着型選挙運動ができることも強みである。大阪に古くから居住する人達をそうやって囲い込みつつ、都心部のファミリー層には「教育に力を入れる(嘘)」「子育て支援{嘘)」を訴えて支持を求めるのである。
この「維新共和国」で維新以外の政党が活動を行うことはきわめて困難である。公明党は幹部が馬鹿すぎて話にならない。本来なら自民党と連携して維新勢力と戦わないといけなかったのに、衆院選で協力してくれるというエサに釣られて維新と野合して与党になり、結果的に維新の大阪支配に協力することとなった。単独過半数を確保して公明党なしで支配できるようになった今、馬場代表は「公明党との関係はリセット」と宣言した。利用価値のなくなった公明党はポイ捨てされたのである。都構想の住民投票などでも公明党は維新に協力してきたわけで、まあていよく利用されただけのことだ。幹部が馬鹿だからこういうことになるのである。
自民党は大阪を見捨てた。これは間違いない。維新の会は自民党の中でも安倍晋三や菅義偉と近かった。結党時には安倍晋三を盟主に仰ぐ案まであったのだ。維新は実質自民党スガ派みたいなものだから、大阪で自民党を守る必要など全くない。自党の分派が勢力を伸ばすのは自民党にとって何の問題もないし、むしろ反自民の票が他党に流れるくらいなら維新で拾ってもらった方が好都合なのである。改憲で対立すれば、自民は公明党を切り捨てて維新と連立政権を作るかも知れない。利権体質という点で維新と自民党は親和性が高いからである。まあゼニを巡った争いは起きるだろうが、それは自民党内でも過去にあったことである。
大阪維新共和国で他党は衰退するしかない。公明党はほそぼそと命脈を保てそうだが、立憲や共産党の議員の生殺与奪の権はもはや維新に握られている。選挙区の定数を減らされたらそれでアウトである。
大阪府知事選挙で吉村を倒すためには、その戦いにどんな意味があるのかというキーワードが必要だった。谷口真由美もたつみコータローもそれを示せなかったから敗れたのである。おそらく二人ともオレがここで書いてるようなレベルでは維新の本質を理解できていなかったのだろう。維新の邪悪さを全く分かってなかったのだ。
立ち位置的に反維新の戦いを挑めるのは「れいわ新選組」「共産党」しかない。大石あきこさんは明確に「反維新」の立場を打ち出しておられる。大阪の数少ない反維新勢力を集めて共産党かれいわ新選組に一本化すれば、かろうじて参議院の議席を取れる程度だろう。自民党や立憲民主党ではもはや維新とは戦えない。
オレは今後の「反維新」の戦いをどうするのかある意味悩んでいる。だまされて吉村に投票する人達、選挙にも行かない無関心な人達が多数派の大阪でオレが思うのは「そんなアホどもはもう見捨てればいい」ということである。自分もさっさとこの維新共和国を見捨てれば楽である。ただオレには維新というこの「人類の敵」レベルのカルト集団と戦わなければならないという使命感もある。それは少数ながらもオレと一緒に戦ってくれる人が存在するからである。オレはそういう仲間を見捨てるわけにはいかないのである。雨の中、靫公園から難波までの「カジノ反対」のデモ行進を一緒に歩いてくれた仲間と一緒に頑張りたいのである。大阪をあきらめたくはないのだ。戦いを終わらせたくはないのだ。
←1位を目指しています。
2023年04月10日(月) |
統一地方選挙前半戦を終えて |
携帯用URL
| |
|
大阪W選挙が終わったが、大阪府知事選挙に於いて吉村洋文は2,439,444票を獲得した。得票率にして73.9%という圧勝だったわけである。ちなみにオレはたつみコータローさんに投票したがその得票は 263,355票、得票率にしてわずか7.96% に終わったのである。確定投票率は46.98%でこれは前回の49.49%をさらに下回った。
今回、吉村洋文以外の候補者はカジノ・IRに対する問題点を指摘し、それを選挙の争点にしようとしたが、吉村は教育、子育て重視の姿勢(嘘)を訴え、結果的にカジノ・IRは争点化できなかった。テレビ討論会では維新行政の検証について嘘や言い訳に終始し、それを他の3候補者に一斉に突っ込まれるという展開だったが、どうやらそれは有権者には通じていなかったのである。それは「カジノ・IRに反対」という方でさえもかなりの方がなぜか吉村洋文に投票していることからもよくわかる。ただ、今回の選挙に圧勝したことから吉村は「民意はカジノ・IRを受け入れた」と言うだろう。
今、大阪で一番の問題は何だろうか。中小企業がたくさん倒産し。インバウンドを当て込んだ観光業もまだ回復にはほど遠い。教育現場の混乱も続いていて、退職・休職者も多く現場では「人手不足」の状況が日常化している。たつみコータローさんは「公教育の建て直し」を訴えたが、維新行政ではそれも望めない。今以上に混乱は加速するだろう。
今後大阪でどのようなことが起きるのかオレには予想もつかない。ただ、オレは今回の統一地方選挙を見ていて感じたことが一つある。それは「真実や事実を伝える」ということの空しさである。たとえば吉村洋文が堂々と語る嘘について指摘しても、それは維新支持者には全く刺さらないのである。そして投票に行かない5割以上の人々にとってはどれはどうでもいいことなのだ。自分の生活に直接関わりの無いことに対してはとことん無関心なのだ。
ただ、知事選挙や府議、市議選の結果が生活に関わりがないわけではない。たとえば大阪府は「府市一元化」という名のもとに国保料や水道料金を府で一律にしようとしている。これまで努力して安くしていた自治体も軒並み値上げになるのだ。もちろんそういう住民にとって不都合なことは、「民意を得た」と知事は受け止めているので粛々と進められるだろう。
オレは維新が一党独裁体制を整えた大阪は、共産党以外の政党が存在できない中国と同じ状況になったと思っている。大阪ではさまざまなことが府議会を開かずに吉村知事の専決処分でどんどん決められてしまったように、今度は大阪市で同様のことが起きる。たとえ住民にとって不利なことであっても、議会のチェック機能はもう働かないから止めることができない。共産党議員がゼロにされればチェック機能は完全に失われてしまうのである。
昨年堺市議会では共産党の議員が提出した「痴漢対策の強化」を求める議案があって、それに維新議員が全員反対するということがあった。維新の堺市議に痴漢での逮捕歴があった人がいたことが理由なんだろうとオレは思ってるが、この恥ずかしいニュースはネットで検索しても新聞の元記事はすでに削除されてしまっている。何か大きな力が働いて「なかったこと」にされてしまっているのである。
ロシアや中国のような一党独裁体制になってしまった大阪にオレはとどまっていいのか、それとも政治的に亡命した方がいいのか、決断を迫られている。 オレの心の中には「アホが間違った選択をして滅びるのは自己責任」という考えももちろんある。しかし、そうして滅亡してしまう時に必ずオレの親しい人達まで巻き込まれてしまうのである。
選挙では正しいことをいくら訴えても勝てない。大衆は「正義」よりも「政治家にとって都合のいい嘘」に騙されるからである。オレは維新行政の問題点や彼らの語る嘘について粘り強く訴えてきたが、そうした小さな叫びは吉村や維新支持者の語る巨大な嘘に飲み込まれてしまったのである。馬場代表は2021年の衆院選の時に自信の嘘を指摘されて語った。「国会の発言ではなくて選挙ですから」
「選挙に勝つ」ただそれだけの目的に特化した組織が、これからの日本の民主主義を根底から変えようとしている。自民党も公明党も立憲民主党もまだその意味に気付いていない。この敵に対してもはやなりふり構わずにすべての党が力を合わせて立ち向かわないといけないのに、まだ気付いていないのである。
←1位を目指しています。
2023年04月09日(日) |
統一地方選挙前半戦 |
携帯用URL
| |
|
統一地方選挙の中でも注目された大阪府知事、大阪市長のW選挙は、知事は吉村洋文、大阪市長は横山英幸と、いずれも維新の会が公認した候補が当選した。大阪ではカジノIRの誘致が争点の一つになったが、「カジノには反対だが知事は吉村に投票する」というアホがものすごく多かった。もともと大阪は横山ノックを知事にしたような黒歴史があって、アホが多いことやアホを容認する土壌があることは否めないのだが、それにしても「カジノ反対だけど吉村に投票」というアホがこんなにいるという事実はオレにも想像がつかなかったのである。
しかし、国政選挙でも同じことが起きてるじゃないか。自民党の失政で日本国民は貧しくなる一方なのに、なぜか自民党がいつも圧勝するじゃないか。自民党の農業政策は完全に悪手ばかりなのに、田舎はどこも自民党を支持しているじゃないか。過疎化がどんどん進み、人口減に対してなんの効果的な策も打ち出せずに放置してるのにやっぱり自民党が選挙では勝つじゃないか。それと同じなんだ。国民は変わることを望んでいない。ゆるやかに滅びることをもしかしたら願っているのかも知れない。
大阪はコロナ死者日本一、死亡率日本一という状況だった。吉村府知事の「やってる感」だけのコロナ対策は完全に失敗していたのである。中小企業支援のための商工業予算は10年間で9割も削減され、その影響で企業倒産件数は全国最多となった。教員の給与は大幅に削減しされたのに仕事は多忙を極め、多くの教員が退職・休職に追い込まれた。ただ、このような事実はなぜか大阪府民に伝えられることはなかった。メディアがその役割を完全に放棄していたからである。関西のテレビ局はロシアや中国の報道と同じように維新の会の翼賛メディア、単なる広報機関と化していたからである。
大阪府民、市民はこうした状況を知らず、あろうことか吉村知事や松井市長のコロナ対策を「がんばってる」と評価していた。国から出ているコロナ対策の交付金は実際にコロナで困ってる人に届く前にそのかなりの部分が中抜きされ、アパホテルやパソナなどの維新お友達企業のものとなった。
大阪で起きていることは日本で起きていることと同じである。今の大阪の状況がおかしいということに府民が気付いていないことは、今の日本の状況が自民党政府の失政のせいであることに国民が気付いていないことと同じである。
あなたの生活が苦しいのはあなたの努力が足りないからではない。国民の多くが貧しくなったのは政府の30年間の失政が貧富の差を拡大し、中産階級を崩壊させたからである。税金と社会保険料などの負担はいつしか5割近くなった。収入の5割近くを国民は召し上げられてしまうのである。いくら働いても生活が楽にならないのは搾取が重すぎるからである。
このような状況を打ち破って真に国民生活を豊かにすることを目指す政党は今のところ日本共産党とれいわ新選組の二つだけだろうか。しかし共産党は組織改革が進まず、れいわ新選組は支持を広げることができていない。自民党、維新の会という壺政党に対して、立ち位置が真逆のこの2党がもっと力を付けて、反壺勢力となってくれればいいとオレは思ってるのだがなかなかそういうわけにもいかない。何より国民の支持が少なすぎる。れいわ新選組と共産党が参議院の全国比例区で1000万票くらいとれるようになれば流れは変わると思うのだが、無党派層の支持を得るのは難しく、何より残念なことは若者が投票に行かないことだ。昨年の参院選、兵庫県では20代以下の投票率が2割以下だったそうである。国政選挙の投票率は下がる一方であり、今はかろうじて5割程度あるが、これもこれからもっともっと下がっていくだろう。30年後には投票率は3割くらいになってるかも知れない。そうなるとカルト宗教の票だけで当選できることになる。
日本は滅びていく。それは間違いない。オレが生きてるうちに滅びるのかも知れない。その前に核戦争が起きて世界が滅びるのかも知れない。この滅びに対して効果的な手を打てる政党は自民党と真逆の考え方を持つ2党しかありえない。それがれいわ新選組と共産党である。オレがれいわ新選組を支持するのは、今の日本に残された数少ない希望であると信じるからである。
←1位を目指しています。
2023年04月06日(木) |
なにがなんでもカジノを止めろ! |
携帯用URL
| |
|
大阪にカジノを作らせてはならない。何が何でもカジノをストップしないといけないのだ。そのためには大阪市長は北野たえこさん、府知事はたつみコータローさんになってもらわないと困るのである。大阪市民、府民はカジノを作ることによってどんなリスクがあるのかをきちんと理解する必要がある。
維新の会は過去の大阪府、大阪市のハコモノ行政を批判してきた。そしてそれらを「負の遺産」と呼んで問題視し、自分たちの主張する「身を切る改革」の根拠にしたのである。確かにATCタワー、海の時空館、オスカードリーム、ラスパ大阪などは負の遺産と呼んでいい。ただ、「夢洲」は負の遺産などではない。そこは大阪市の最終処分場として「活用されている土地」なのである。ここを「負の遺産」と呼びはじめたのは橋下徹である。過去の行政を批判する材料にしたかっただけだ。
もしもカジノ建設が強行されればどうなるか。まず地盤改良工事にかかる予算がどんどん拡大する。今は2000億円程度と試算されているが、おそらく1兆円以上にふくらむだろう。もちろんそれは想定内である。なぜならそのゼニは維新お友達企業に流れ、政治献金などの形で維新の会に還流するからだ。この工事そのものが維新錬金術なのである。
そして仮に2029年にカジノIR開業にこぎつけたとしよう。実際に建設されるのはカジノと言うよりは巨大パチンコ屋である。6000台のスロットが並び、入場料6000円が取られる上にマイナンバーを提示しないと入れないし、週に3回しか遊べないというルールも課せられている。そんなつまらないところにUSJを上回るような客がやってくるだろうか。
しかも売り上げ高の予測は6兆円となっている。これを達成するためには来場者が60万円も賭けないといけないのである。そんなゼニのかかる娯楽があるだろうか。そんなことするならスマホゲームでもチマチマしている方がマシである。
大阪にはかつて「フェスティバルゲート」という遊園地があった。そこは交通至便な場所にあったのになぜかつぶれ、今はマルハンのパチンコ屋とドンキホーテになっている。オレはフェスティバルゲートがダメになった理由はただ単に乗り物の値段が高すぎたからだと思っている。あの屋内型のジェットコースターの料金を300円くらいまで下げればきっと行列が途切れることなく賑わっただろう。オレはあの「フェスゲ」を「気軽に行ける都市型遊園地」としてけっこう気に入っていたのである。経営不振になったのは単にやり方が悪かっただけである。オレが経営者だったらちゃんと黒字化できていただろう。
カジノを止めるためには大阪で今起きている「維新化」を食い止めるしかない。府議会はすでに維新の一党独裁体制で、共産党支配の中国と同じになっている。首長が特定の政党に所属していて、その与党が議会で過半数を支配しているという異常な地域は実は日本では大阪府しかないのである。
4月9日の大阪府知事、府議、大阪市長、大阪市議選挙でもしも4つともすべて維新が勝つということになってしまえば、大阪の中国化が完成する。もう二度と大阪に民主主義は取り戻せないのである。他党の活動は制限され、そして条例化によってネット上の言論まで取り締まられるのだ。すでに維新は読売テレビや吉本興業と組んでメディアによる支配を実現している。オレのような反体制派の人間は弾圧され、大阪から出て行くか言論を封じられて耐え忍ぶかを選ばされることとなる。
この悲劇を大阪の人たちは投票によって自分たちで選ぼうとしている。維新の会の実態についてよく理解しないまま「改革政党」だと信じてるのだ。彼らは改革勢力などでは決してない。日本完全支配を企むただの利権組織である。
←1位を目指しています。
2023年04月02日(日) |
壺か、壺以外か? |
携帯用URL
| |
|
今、日本列島は統一地方選挙である。しかし盛り上がりが低く、このままでは投票率が過去最低を更新しそうである。国民の多くは「将来もっと生活は苦しくなる」ということを理解しつつも、緩慢なる自殺を続けているという状況だ。自民党に投票し続けるというこは現状のボンクラどもの政治をそのまま受け入れるということだ。
バブル崩壊後の日本は、無能な政治家がアメリカの方針に従って国家を滅ぼす政策を実行し続けた。その結果として国民はどんどん貧しくなり、貧富の格差は拡大した。また統一教会は自民党に深く関与してその政策を方向付けた。最近では維新の会が第二の壺政党として、大阪を起点に国家乗っ取りをしかけている。
有権者は気付かないとだめだ。投票する時の選択肢は二つしか無いということを。壺か、壺以外かということである。自民党、維新の会という統一教会と深く関わってるいわゆる壺政党を今まで通りに受け入れ、文鮮明の考え通りの日本にするのか、あるいは壺以外の非カルト勢力、共産党、れいわ新選組、立憲民主党、社民党などに投票するかのいずれかである。
自民党に投票するということは、統一教会(壺)を支援するのと同じことである。地獄に落ちるという恐怖で人を支配し、多額の献金を搾取する統一教会という詐欺師集団との関係を断ち切ることができない自民党や維新の会には絶対に投票してはならないのである。
壺勢力は地方議員にも深く浸透している。名前を変えた関連団体をたくさん作ってそのダミー組織を通じて有権者を騙すのである。この地方議員と統一教会の関係について自民党本部は各県連に調査を指示したのだが、それを拒否して調査しないと宣言した県がいくつかあるという。自民党の細田議長の島根県などがそうである。こういう県の地方議員はかなりの割合で統一教会に支配されてると考えてもいいだろう。
山上徹也は安倍晋三へのテロという手段で統一教会の悪辣さを世間に訴えた。その方法は正しくはない。しかし、正当な方法で統一教会のおかしさを世間に知らせることができただろうか。マスコミは自民党の顔色をうかがうだけで、統一教会の悪をこれまで何も報道してこなかったではないか。
山上徹也のテロはある意味、民主主義の敗北である。しかし、山上徹也がテロによって民主牛義を破壊したのではなく、民主主義が安倍晋三という人間によってとことん破壊されてしまったからテロでしか世の中が変わらなかったということなのだ。もしも政党にメディアが政権政党の悪を暴露し、桜を見る会の選挙違反{有権者への供応)とかを報道して安倍晋三を議員辞職、逮捕に追い込んでいれば、山上容疑者はテロなどする必要はなかったのである。
有力な壺議員の一人、岸信夫は自分の選挙区を息子の信千世に禅譲することとなった。壺人脈や壺選挙区を世襲することとなったのである。山口二区の住民はそのまま壺支配を受け入れるかどうかの選択となるわけだ。まあ結局の所はどれだけ住民が馬鹿なのかが試されるのである。
壺か、壺以外か。これほど争点のはっきりした選挙はないだろう。もしも自民党、公明党、維新の会の議員が大勢当選するなら、自民党はこれからも統一教会と癒着して日本を貧しくし続けるだろう。日本はカルト支配から抜けられずに滅びるのである。もしも国民が少しでも目覚めてくれれば、非壺勢力が躍進するだろう。オレはそれを期待している。まだ日本を見捨てたくないのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記