2020年03月30日(月) |
みんなで引きこもり |
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安倍総理は小中学校の休校を要請した。その結果多くの学校が長い春休みに突入した。しかし、もうすぐ春休みも終わる。新学期がやってくるのである。ただ、果たしてその新学期がやってくるのだろうか。多くの大学が入学式を中止した。卒業旅行の学生がコロナウイルスを学内に持ち込んだ京都産業大学ではクラスター感染が起きた。新学期は5月以降にスタートとしている大学が増えてきたのである。
しかし、本当に4月中に終息(収束)するのだろうか。そんなことは希望的観測でしかないとオレは思うのだ。感染経路のわからない感染者が日々増加していく中で、東京は都市機能をそのまま維持している。フランスやスペイン、イタリアなどの外出禁止の措置を取った国々とは違って、日本は市民の行動に制限がない。その元気な市民の中に着実に見えない感染者が増えているのである。
4月になって学校がスタートしたら、そこで一気に感染が爆発するというのがオレの予想である。小・中学生の学校生活というのは濃厚接触そのものである。インフルエンザなどがたちまちクラス中に広がるような状況下に、感染力の強い新型コロナウイルスが持ち込まれたらひとたまりもない。もう今年はすべての学校を1年間休校にするくらいの思い切った政策を取り入れないとダメなのである。
感染拡大を防ぐ方法はただ一つ、市民活動の停止である。すべての国民に必要最小限の食糧や日用品購入以外は外出しないで、ただ家に引きこもって過ごしてもらうしかない。もちろん流通のための最小限の人の移動は仕方がないのだが、それ以外のすべてを止めるしかないのである。働かなくてもお金は政府が保証するということにして、国民全員にニート化してもらうしかないのだ。一億総ニート計画である。みんなでニートである。
今、一番正しい生き方は「引きこもり」なのである。今まで「引きこもり」「ヒッキー」というのは悪いイメージで語られていた。しかし、今は引きこもりこそが日本を救うのだ。引きこもりの方々はいますぐにネットで「正しい引きこもり」という道を大衆に示すことができるのである。
長期間引きこもるにはどんな心構えが必要か。引きこもりのスペシャリストたちが、どうしても外出したくなる日本人に対して道を説く必要が生まれたのである。もう中年引きこもりの子に親は悩まなくてもいいのだ。今や引きこもりが正義なのである。ほっつき歩く若者はコロナウイルスをばらまく社会の敵である。オレも引きこもりの道を模索しないといけないのである。がんばって引きこもらないといけないのだ。
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2020年03月28日(土) |
インパール2020 |
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2020年春、中国・武漢発の新型コロナウイルスによる肺炎は世界中に広がり、多くの国ではそれ以上の感染拡大を食い止めるために政府が国民に「外出禁止令」と「現金給付」という政策を実行した。ようするに「ゼニの心配はいらないから家に引きこもれ」ということである。
ところが日本政府の下した命令は実に中途半端で、「外出は自粛」(法的強制力はなし)と「現金はもしかしたら給付するかも知れないけど、2か月先」という発表だったのである。オレは今回の状況を名付けて「インパール2020」と呼びたい。
昭和19年春にインパール攻撃を企画した牟田口廉也中将は、補給のことをまともに考えず、「輸送に使った牛馬は現地で食料になる」「占領すれば食料は現地で調達できる」という無謀な作戦に突入した。牛馬は険しい山道を越える前に川に流され、占領どころか強力な反撃に遭ってしまった。「インパール」というのは「補給を無視した無謀な戦い」という意味である。
さて、2020年春の日本である。政府はさまざまな経済活動を自粛させた。そのために仕事を失ったバイトやパートが増えた。飲食店の売り上げが激減し、店はバイトを減らして対応した。大規模なコンサートやライブが中止に追い込まれたが、もちろん国はその補償を一切しなかった。大きな赤字を抱えて倒産する会社も出てきた。命令はするが補給はしないという点ではインパール攻略作戦を命じた牟田口廉也と共通するのである。
バイトによる収入をあてにしていたのがダメになり、3月末の家賃の支払いのめどが立たない人はたくさんいるだろう。誰もが無職で何か月も持ちこたえられるだけのたくわえがあるわけではない。
正社員として働いている人はいちおう毎日の給料は保証されている。しかし、3月に入ってくるバイト収入を当てにしていたような人はいますぐに必要な5万円、10万円が足りないのである。それを切り捨ててしまえばどういうことが起きるのか。わずかな現金を求めて強盗やひったくりなどの犯罪が起きれば、もちろんそれは犯罪に走る人が悪いわけだ。サラ金やカードローンで借金すれば高い金利を支払うことになる。闇金に取り込まれれば人生が終わる。
バブル崩壊の時には多くの銀行が経営破綻寸前になった。北海道拓殖銀行が倒産し、山一証券が廃業した。銀行救済のために多くの公金が投入された。東京電力が福島原発のメルトダウンを起こした時、このままでは東京電力が経営破綻するということでやはり公金が大量に投入された。だったら雇用崩壊が起きた今、政府が他のことに無駄遣いしているゼニのほんの1%でもいいから困ってる人たちのために使えないのかと思うのである。
家賃が払えずに追い出される人、今日食べるごはんがない人が必ず存在する。豊かな国であるはずの日本でも、そうした格差はちゃんと存在するのだ。
ロシアではプーチン大統領が「来週一週間を有給の休日にする」と国民に向けて発表した。とにかく日本以外の国は「ゼニは補償する」という方針なのである。
今日本で「国民にゼニを出す」ことに反対している人は、基本的に全くゼニの心配のない人たちである。フリーターは自己責任だと思ってる人である。オレはとりあえずゼニの心配はないが、世間の困ってる人たちのことが心配でならないのである。
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2020年03月26日(木) |
プロ野球は開幕しないのか・・・・・ |
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阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が、武漢肺炎ウイルスに感染したということが報道された。(一般的には新型コロナウイルスという表記がされてるようだが、私は中国政府の悪意あるデマに対して抗議する形であえて武漢肺炎ウイルスと書きたい。)どうして他の2選手の名前が出ないのかと不思議に思うのだが、それもいずれ明らかになるだろう。タイガースは1週間活動停止ということになった。練習に参加していた他の選手にも感染が広がってる可能性があり、そうなると阪神球団は当分の間練習できないということになる。
今回藤浪晋太郎が訴えた「味覚、嗅覚異常」というのはこれまで紹介されていなかった初期症状である。「コーヒーの香りがしない」というのはわかりやすい物差しで、今後検査をするかしないかという目安になるだろう。しかし、どうしてそんなわかりやすい物差しがこれまで公表されてなかったのか。すでに何か月も経過してるじゃないかとオレは言いたいのである。
藤浪晋太郎の場合、「体温」という物差しではチェックにかからなかった。本人がもしもその症状を訴えなかったら、知らずに感染をもっと大勢の人に広げていたのである。チーム内で他にもきっと濃厚接触者はいるだろうし、交際中の女性とかがあればそこから感染がさらに広がるだろう。
開幕の日が 3月20日→4月10日→4月24日 とどんどん先に延びてきたのだが、選手の感染という新たな状況下でもしかしたら「今期は中止」という判断が下るかも知れないのである。あと一か月で感染が終息するなんてありえないだろう。今はまだまだ拡大期なのである。
大学は新学期の開始を遅らせることを次々に発表した。小学校、中学校、高等学校の休校措置も春休みが終わった後はどうなるのだろうか。休校を決定した時期よりも今の方が事態は深刻になっているわけで、それなのに休校を解除するわけにもいかないのである。場合によっては「1学期は自宅待機」なんてことも絶対にないとは言えないのだ。
オレはクルマ通勤だし、ライブハウスやカラオケには行かないし、人ごみを避けて常に行動しているし、思いつく限りの対策は立てている。飲食店に入るときは手の消毒もちゃんと行っている。そのうえで外出時はマスクも着用している。もしもオレが感染してしまうということがあれば、その時は隔離された中からブログを更新しようと思っている。
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2020年03月25日(水) |
マスクはどこに行った? |
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オレが買い物で店に入っても、コンビニやドラッグストアでマスクが売り場の棚に置かれていることは全くない。どの店も「品切れ」「本日は入荷せず」という表示である。生産している数はかなり増えているはずなのに供給されない。いったいマスクはどこに行ってしまったのだろうか。国内生産は増えているはずである。
生産されて工場から出荷されたマスクがどこに向かっているのか。オレはそれを知りたいのだ。それが病院や自治体への納入ならまだ理解できる。地方自治体へ納入された分は、市民への配給という形で流通させてもらいたい。一世帯あたり一日何枚というふうに割り当てて配給制度でもしてもらわないと、今はどうしても手に入らないのである。
スギ薬局の店頭には毎朝長蛇の列ができている。そうして並ばないと買えないからである。早朝にそうして並ぶことのできる人は限られる。時間のある人間にしかそれはできないのである。メルカリやヤフオクでの転売は禁止されたので転売ヤーたちが買うわけではない。それではいったい商品はどこに逝ってしまったのか。なんで買えないのか。
店にないのなら通販で買おう・・・ということで楽天市場などを覗くと、確かに超高額での転売はないのだが、ややぼったくりという価格のものは存在するのである。以前なら500円くらいで売られていたものが3000円くらいになってるというものである。販売しているのは個人ではなくて普通の店であり、そうした普通の店が「今なら少し高くしても売れる」という形で利益をむさぼってるような感じである。
世間では「マスクでは防げない」「防げないからマスク不要」「マスクは感染者がすればよい」などの主張をする人たちがいる。また、最近街に出るとマスクをしていない人が増えた。これは明らかに「マスクが手に入らない」からなのである。
そもそもウイルスがマスクを透過できないわけなどなく、ウイルスを完全に防げるようなマスクはそれなりに高額なものに決まってるわけで、それを「ぼったくり」などと誤解してはいけないのだが、そういうちゃんとした製品は医療従事者にこそ優先提供されるべきである。
我が家のマスクがなくなっても、母が手作りしてくれた布製のマスクがあるのでそれで乗り切れると思うのだが、コロナウイルスの感染爆発はもはや止められないのである。東京はいずれ日本一危険な街になるだろう。東京封鎖というのが現実的になるかも知れないのである。
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2020年03月24日(火) |
東京五輪延期の先にあるもの |
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東京五輪の延期が正式に決まった。これで日本政府は安心して武漢肺炎の感染者数の正確な数字を世界に発信できることになる。これまでは「わざと検査しない」という方法で少なく見せかけていたのだが、1年延期となると今度は「ちゃんと検査して撲滅する」という方向に転換することになるからだ。おそらく東京にはすでに1万人近い感染者がいるだろう。日本の感染者数がイタリアよりも少ないはずがないのである。
安倍晋三は、五輪延期によって自分の政治家としての寿命を一年先まで延ばせるということを考えた。自分のウソで赤木さんを自殺に追い込んだという事実によって国会で追及されても、「再調査はしない」と突っぱねた。彼にとっては「五輪延期=首相としての任期延長」みたいな感覚なのだろう。さっさと辞めてもらいたいオレにとってはまことに気分が悪いのである。
1年先の五輪のことを考えることができるのは幸せな人たちだ。すでに行われた選手選考の中で決まった代表選手の権利は尊重されるべきであるし、一年後にコンディションを崩していたり、選手としてのピークを過ぎていたとしても「代表選手」である。そのあたり、代表選考で落選した選手たちは納得できないだろう。
多くの競技は「その日に一番強い人」と「これまでに最高の記録を出した人」というのは一致しない。陸上競技でも水泳でも、競技者としてのピークは短い。そこで誰が代表となるのかという問題は解決が困難である。代表選考から漏れて出場できなかった選手の中には「オレが出れば勝てたのに」という忸怩たる思いを抱く方も出るだろう。
五輪延期によって余分にかかる費用はいったい誰が負担するのか。6000億円と言われるような金額を負担するのは東京都なのか、それとも国なのか。そもそも五輪の費用というのは国民が税金で負担すべきものなのか。
オレは大阪万博や東京五輪といったイベント開催には反対であった。それが国民を幸福にするものではなくて利権やゼニを目的とした金持ちどもの祝宴であることを看破していたからである。
今政府が考えないといけないのは、一年先の五輪のことを考えられる幸せな人たちのことではなく、今月末の家賃が払えないという生活困窮者のことではないのか。相次ぐ自粛騒ぎや、観光客の減少によって飲食店の売り上げが落ち込み解雇された人々、廃業することになった旅館やホテルに勤務していて失業してしまった方、そうした困っている人たちの生活をどう守るのか。コロナウイルスに感染しなくても、生活苦によって自殺するような方をどう守るのか。一時金を5月末に支給するまで待てない人が大勢いるのである。
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2020年03月22日(日) |
いま日本にできること |
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武漢ウイルスの嵐が欧州を席巻している。このまま広がるとおそらくヨーロッパの死者は100万人を超えるだろう。もう第二次大戦戦後最悪のパンデミックがついに現実のものとなるのである。医療体制の脆弱なアメリカも100万人近い死者が出る可能性がある。もはやこの状況は食い止められないのである。
さて、日本はここで何をなすべきなのか。一刻も早くワクチンを開発し、予防接種をきちんと済ませた医療使節団を派遣すべきである。ウイルス感染の心配がないメンバーを編成して、欧州やアメリカに送り込むのである。そして、医療崩壊の起きている国々を救うのだ。日の丸医師団が世界で活躍することこそが日本の大切な役割である。
この期に及んでもなお、安倍晋三は東京五輪の完全な形での開催にこだわっているが、そんなことが無理なことは誰でもわかる。中止を言い出せないのは、おそらくその賠償問題を恐れるからだろう。しかしIOCからの中止勧告があれば従うしかない。そもそも各国で出場選手選考の大会が次々と中止され、選手も決まらない状況でどうやって五輪開催できるのか。不可能に決まってるじゃないか。
いま日本にできることは世界を救うことだ。武漢ウイルスによってさまざまな機能が停止し、生産機能も崩壊し、農業も工業も世界であらゆる分野がストップしていずれやってくることは何なのか。それは空前のモノ不足である。世界のどこにも安全地域などないということになれば、いったい誰が生活に必要な物資を生産するのか。
中国政府は武漢ウイルスの制圧に成功したというフェイクニュースを世界に発信している。新規感染者はゼロだなんて言われても、そんなことは誰が信じるだろうか。武漢は今でもあらゆる機能が停止し、街はゴーストタウンになったままである。工場が再開し、人々の生活が元に戻ることはない。中国が世界の工場の役割を果たしていた時代はもう終わったのである。もう二度と元には戻れないのである。
日本が再び製造業の部門で世界の覇権を握るチャンスは今しかない。幸いなことに日本の製造業はまだ復活の余地がある。中国に移管していた生産部分を回帰させ、国内で生産体制が完結するような形にすればいいのである。国内の製造業が復活すれば、そこで新たな雇用が生まれる。そこにニートや非正規雇用の人たちを正規雇用で採用して国内の労働環境を整備すべきである。
この国難を乗り切るにはすぐれた指導者が必要である。しかし、残念なことに今の総理大臣は小学生程度の知能しかなく、道徳意識が欠如したサイコパスである。オレが考えてるようなことは絶対に実現しない。このまま日本は滅亡に向かうだけである。大きく道を踏み外した国の方針に従って絶望的な戦いに向かうしかないかつての日本国民をみているようである。今は戦時下と同じである。
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2020年03月21日(土) |
「蛍草〜菜々の剣」時代劇の楽しみ |
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NHKで放映されていた土曜時代劇「蛍草〜菜々の剣」を見終えた。民放がほとんど時代劇をやらなくなったので、今や時代劇はNHKばかりという状況になってしまったが、久々にいい作品に出逢えたと思っている。
内容について書くとネタバレになってしまうのだが、藩の財政上の不正を発見したばかりに非業の死を遂げた父の仇をいつか討ちたいと願う娘の役を清原果耶が演じている。奉公に出て女中として働き、その家の幼な子たちを守り育て、そしてお家騒動に巻き込まれた奉公先の主人のために必死で奔走する。彼女の健気な姿に周りの人たちも心を打たれ、いつしか多くの人に支えられていく。
父の仇が同時に自分が密かに思いを寄せる奉公先の主人を陥れた人と同一であることがわかり、御前試合で仇討ちを挑むという劇的なストーリー展開に、このドラマを観ている視聴者の方々は画面から目が離せなくなっただろう。
清原果耶演じるヒロインの生き方はまさに現代の我々が失ってしまった価値である。たとえ負ける戦いだとわかっていても、最後まで自分の意志を貫き、父の無念を果たすことの方が命よりもずっと大切だと彼女は戦いに挑む。その行動に心を打たれない人がいるだろうか。
かつての日本人にはこうした強い意志と心があった。義や名誉を重んじて、たとえ負けることが分かっていても戦場に赴いた多くの人がいた。楠木正成は湊川の戦いで勝てると思っていただろうか。その子である正行は高師直との四条畷の戦いに赴くときに如意輪寺に辞世の和歌を残し、過去帳代わりにそこに名を記した。
命は確かに大切だ。しかしこの世には命よりも大切なものがある。それは正義であり、大切な人から受け継いだ意志を貫くことである。大切な誰かのために必死で戦うことである。義を捨て、誰かを犠牲にして逃亡する者はただの卑怯者である。自己の保身のために正義を踏みにじるような連中は生きている価値がない。赤木さんに文書改竄の責任を押し付け、自殺させた近畿財務局の連中はそういう外道どもの集まりであった。いつのまにか日本の官僚集団はこのような卑怯者の集団になってしまったのだ。安倍晋三の走狗となることで自分たちの誇りを失ってしまったのだ。
誰も総理大臣の犯罪を追及しない。その周辺の人物も分け前に群がり、警察や検察も本来の職務を忘れて外道政治家のパシリとして行動している。どうしてそんなに情けないことになったのか。日本はいつからこんなに劣化してしまったのか。
毎週土曜日のこのドラマを楽しみにした人が、父の仇を討ち藩内の不正をただすために真剣勝負での御前試合に挑むヒロインの姿に涙したならば、今政治という世界で起きているとてつもない悪に対して、夫の無念を晴らそうと戦いを挑み、その遺書を公開した赤木さんの妻の戦いを応援してほしい。そこで政治家に忖度した判決を出すようなクソ裁判官は法の番人ではなく安倍晋三の番犬である。
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2020年03月19日(木) |
大阪神戸往来自粛せよ! |
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大阪府の吉村知事が、この3連休を前にして「大阪神戸間の不要不急の移動をするな!」という異例の発表をした。大阪における武漢肺炎の新規感染者が減ってきてるのに兵庫は増えているということを受けて、神戸からの人の移動を制限することで新規感染者の増加を抑え込みたいということである。これに対して兵庫県の井戸知事は「大阪の方が危ないでしょ!」という趣旨の発言をしている。大阪・兵庫の知事がお互いを攻撃するという展開になってきたのである。
さて、大阪と神戸、どちらが危ないかというとライブハウスでのクラスター感染を抑え込んだという大阪に対して、老人施設で感染が広がってる兵庫の方が危険な気もするのであるが、これから先のことはわからない。
阪神も阪急もJRも、平常通りの運行なので鉄道各社はこの吉村知事の発言を全く意に介していないことがわかる。それに「不要不急」という表現が実にあいまいである。いったい何が不要不急なのか。通勤や通院のために阪神間を移動するのは「不要不急」には当てはまらないと思うが、男女がデートするために阪神間を移動するのは「不要不急」ということになるんだろう。「この非常時におまえら何やってるんだ!」というふうに受け取られるのである。戦時中のように「非国民」と呼ばれるかも知れないのである。
それでは今は国家の非常時なのだろうか。人口当たりの感染者や死亡者という数字ではイタリアやドイツは大変なことになっている。中国よりもはるかに人口の少ないイタリアの死亡者はもう中国を超えてしまって、今はヨーロッパが主要な感染地域となっているのである。
まだ感染者の出ていない国の中には国境を完全に封鎖して「鎖国政策」を取るところが出てきてもおかしくないし、医療インフラの脆弱な国はそれ以外に国民を守る方法がないのである。台湾のように早期に感染対策が功を奏した国は、今の世界の状況を見て鎖国政策をとってもおかしくないだろう。
安倍晋三首相の「要請」や今回の吉村知事の発言、どちらも罰則規定はなくただ国民の自由意志での協力を求めているのである。オレが恐れるのは「集団意志」である。従わない人に対して「こんな時に遊びに行きやがって!」という攻撃がされることである。オレのような偏屈な人間はそんな攻撃を受けそうな気がする。まあ差し当たって神戸に行く予定はないのだが。
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2020年03月18日(水) |
江草乗、トイレに死す |
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食事中の人はここから先を読まないでください。
もしもオレがそのまま死んでいたら、このタイトルのような見出しがつけられたのかも知れない。オレはトイレの個室の中で、一瞬死を覚悟したほどの強烈な痛みに襲われたのである。
仕事中にその強い腹痛はやってきた。オレは一年前に「虚血性大腸炎」という診断を受けていたので、またそれだろうかと思いつつ、とりあえずトイレに向かい、そのまま個室に入った。そしてベルトを緩め、便座にケツを丸出しにして座り、さあ肛門括約筋を全開にして・・・と思ったが出ないのである。それどころか、強烈な痛みはさらに増して、オレはその痛みのあまり気を失いそうになった。
やばい。オレはスマホでメールを一本打った。「今トイレで腹痛で・・・」まだそのときは余裕があった。しかし、強烈な痛み、そして吐き気でオレは次の動作に移れなくなってしまったのだ。オレはただ痛みの嵐が収束するのを、その場にうずくまるようにして耐えていた。
そうだ、オレは便意があったのだった。しかしまだ何も出ていない。
オレはやっとのことで自動ケツ洗い機の「おしり」というボタンを押し、肛門に気持ちよい温水の刺激を与えた。それを繰り返すこと数度、しかし何も起こらない。
そのうち、オレは少し意識が遠のいてきた。やばい。このまま気を失うのか。トイレに他の人が入ってきたときに、助けを求めればいいのか。この下半身丸出しの状態で助けてもらうのか。だったらズボンを上げればいいのか。しかし、ズボンを上げてから強烈な下痢がやってきたらどんなおそろしいことになるのか。オレは今日の着替えは何も持ってない。ああ、もう絶体絶命だ。
オレはもう一度肛門に温水を噴射した。するとその刺激のせいで閉じていた肛門括約筋が刺激されたのか、大爆発が起きた。あまりの激しい下痢にオレは気を失いかけたが、なんとか無事だった。あとはとにかく待つだけだ。時間が経過すればきっと楽になる。オレはそのまま便座に座っていた。しかし、目の前がぼんやりする。貧血の症状が出てるのだろうか。そうなると厄介だ。
とにかくズボンをはいて、今の下半身丸出しという状況だけはなんとかしないといけない。オレは必死で立ち上がり、ズボンをはいた。そして、よろよろと個室のドアを開け、手を洗い、自力で保健室まで移動しようと動き出した時、仲良しの同僚がトイレに来た。オレの息も絶え絶えの状況に気が付いた彼はすぐに肩を貸して、エレベーターに乗り、保健室の前まで連れて行ってくれた。
そう、一年前も職員朝礼の時にオレは激しい腹痛で倒れたことがあった。そのときもしばらく休んでいて回復したのだった。オレは保健室のベッドで横にならせてもらい、養護教諭はすぐに脈拍と血圧を測定した。血圧は120〜70という状況まで回復していた。きっとトイレの中にいたときはもっと低下していたのだろう。手を洗う時に血の気の引いた顔色だったことを思い出した。
ベッドに横になったオレは、そのまますぐに1時間ほど眠った。目覚めると、腹痛も治まって、少し身体は重かったが、なんとか普通に動けることがわかった。なんとか助かったのである。オレは養護教諭の先生方にお礼とお詫びを伝えて、それから仕事に戻った。
もしもこの強烈な痛みが運転中にやってきたら、それこそ大変なことになっていただろう。腹痛を感じたらすぐにクルマを停めるというのがオレにとって必須事項であると再認識したのである。
おそらく原因は、朝に飲んだヨーグルトである。オレは朝、少し胸焼けがしたのでコンビニでヨーグルトを買おうとして、小さい容量のものではなくて、400CCくらいの大容量の、ブルーベリー入りのヨーグルト飲料を買って、それを朝から一気に飲んだ。それがよくなかったのである。それがお腹の調子を乱し、一気に爆発へと導いた時に強烈な痛みがオレを襲うことになったのだ。
無事でよかった。人間、どこに陥穽が潜んでいるかわからない。強烈な貧血症状のまま気を失って倒れたときに何かに頭を強打すればそのまま死んでいたかも知れない。オレはすぐに同僚に助けてもらえた幸運をかみしめたのだった。
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2020年03月17日(火) |
12兆円の使い方 |
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日銀の黒田総裁は、は新型コロナウイルスによる株価下落を受けてETFの買い入れ目標を年間6兆円から12兆円に倍増するということを発表した。日本の株式市場の歪みを増すだけのこの対策というのは根本的に間違ってるのだが、政府与党の連中はみんな馬鹿だからそんなことわかってないのである。12兆円で日本株を買い支えたところで経済は全く回復しないのである。それによって喜ぶのは株を持ってる金持ちや老人だけであり、大多数の貧しい人々は株式投資する余裕などないのである。そんなところにゼニを使っても無駄なのだ。日銀の黒田はホンマモンのボンクラである。今守らないといけないのは金持ちの財産ではなくて、庶民の生活である。そんな簡単なこともわかってないボンクラどもが政府の首脳なのだ。
今回のコロナ恐慌の恐ろしいところは、リーマンショックのように金融システムだけが破綻したというものではなく、人の動きが止まったことで経済活動自体に大ダメージを与えたところなのである。これはもう金融恐慌どころの騒ぎではない。戦争が起きたくらいの衝撃が世界経済にもたらされるのである。しかも感染した人のうちの2%くらいが死ぬのだ。どれほどの恐怖がもたらされているのか。マスクをしていないだけで殴り合いが起きてるということからも、人々の感じている恐怖がよくわかる。
では12兆円をどのように使えばいいのか。貧しい人に配ればいいのである。いわゆる「ヘリコプターマネー」である。学生の奨学金をすべてチャラにする「奨学金徳政令」、そしてパートやアルバイトの時給を倍にして、その増加分を政府が負担する「所得倍増戦略」、これらは実に簡単に導入できる。パートやアルバイトの人は、支給された給与明細を提示すれば、それと同額の給付を受け取れるという仕組みにして、マイナンバーを使うことで誰に支給したかを確認すればいいのである。コロナウイルスによる自粛騒ぎの一番の被害者は公務員や正社員以外の非正規雇用の人々である。まずそういう人々からゼニを配る。
次は政府から低く評価された「フリーランス」の人々である。フリーランスの方々は前年の納税額に応じてその6〜7割を月割にして支給する制度にすればいい。きちんと申告して納税している人ほど恩恵にあずかれる。フリーランスでもホストとか風俗嬢はきちんと納税していない場合が多いのでこのような恩恵を与える必要がない。
もちろんここでオレが出したような効果的な戦略など、黒田総裁とか安倍晋三に思いつけるわけもないわけで、日本はこのまま没落する。年金資金で買い支えた株が暴落することで年金のゼニは吹っ飛んでしまうのである。株価が上がれば問題ないのだが、下がれば含み損となる。買い支えは無限にできるわけでもない。
オレは年金をあてにしないでなんとか自力でしのぐしかなさそうである。ここから日経平均が1万円以下まで下げまくるのならば、オレは全力空売りでも仕掛ければいいのだろうか。さて、これから株価はどうなるのだろうか。
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2020年03月16日(月) |
ふざけるな習近平! |
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中国政府は新型コロナウイルスの抑え込みに成功したということで、習近平が武漢入りし、今度は中国が世界を救うのだと大見えを切っている。自国のせいで世界が大変なことになったのに、何をふざけたことを言ってるのかとオレは怒っている。習近平にとって必要なことはまず世界に向かって謝罪することだ。ウイルス兵器を開発していてたいへんなっことになってしまったという事実を世界に公表して謝罪し、自ら罰を受けて国家主席を退任するなり、賠償金を世界に支払うなりすることではないのか。今の習近平の態度はまるで、水源地の池に毒を入れたテロリストが「みんなを救うために解毒剤を配りましょう!」と善人ぶってるような茶番である。
WHOに賄賂をつかませて武漢肺炎の名称を COVID−19 というどうでもいい名称にしようとしたり、(もっとも賄賂という点では日本政府も同罪なんだが)、ウイルスを持ち込んだのは米軍だとありもしない話をでっちあげたり、オレからみれば習近平なんて往生際の悪いサイコパスにしか思えないのである。しかし、オレがここまで暴言を書きまくってることを彼が知れば中国政府にとって不都合な存在とされて、ひそかにオレのクルマに爆弾が仕掛けられていたり、オレが通過する橋が爆破されて消されるかも知れないのである。大和川に掛かっている橋が爆破されたら「大和川事件」などと名付けられるかもしれないのである。
もう感染の広がりは止められなくなった。感染経路のわからない感染が爆発的に増加し、日本もいずれ覆いつくされるだろう。オリンピックどころではない、これは人類存亡の危機なのである。株価がどうこうだと話題にする時期は過ぎた。そんなものよりも人の命が大事だろう。日本政府の失態はすべて、人命よりもゼニを重視したからである。経済なんかどうでもいいのだ。大事なのはできるだけ感染者を減らし、犠牲者を増やさないことなのである。今、日本中の病院で起きていることは「死因隠し」である。肺炎で死んだ患者がいても新型コロナウイルスの検査をせず、さっさと火葬にして証拠隠滅をはかるというのが安倍晋三の指示する国家の方針である。橋下徹などのように「みんなが罹って集団免疫」ということをほざくヤツもいる。はっきり言うがオレは罹りたくないのである。どうして政府の「感染者数をできるだけ検査しない」を擁護する連中が多いのか。大量の感染者が医療機関に押し寄せればパニックが起きるので、そうならないように検査しないというむちゃくちゃな方針を「政府のやり方は正しい」と支持している連中は国賊だとオレは思っている。
もっと日本人の良心を信じたらどうだ。感染が分かっても今は医療機関が混乱してるから、誰にもうつさないように「自主的に家に引きこもろう」とするのが多くのまともな日本人の行動である。コロナウイルスをばらまいてやるとほざいて街に出た愛知県のアホのような行動はごく一部のスーパーDQNしかやらない。だから恐れずに検査すべきなのだ。
最初のクラスター感染を見事に封じ込めた和歌山県の戦略は、国の方針とは異なっていて積極的検査だった。それが正しいことは多くの国民にとって明らかであり、和歌山県知事は県民の健康を守るという目的のために最善を尽くしたヒーローである。
政府の方針通りに検査件数をとことん絞れば、多くの感染者は放置されるわけで収束なんかするわけがない。政府の間違った方針のせいで、プロ野球もJリーグも全部中止に行われ、学校は4月になっても再開せず、五輪はもちろん中止、日本社会は1年間冬眠しないといけなくなるのである。これも全部習近平のせいである。
この国家非常時に安倍晋三という馬鹿が総理だったことは国民にとっての大きな不幸だが、そもそも武漢ウイルス研究所からウイルスが漏れなかったらこんなことにはならなかったのである。すべては事件を隠そうとした中国共産党幹部、そのトップである習近平のせいである。「武漢肺炎」と呼ぶのはやめて「習近平肺炎」と呼びたいくらいである。
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2020年03月15日(日) |
花粉症との戦い2020 |
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花粉症なのである。このコロナ騒ぎの中で、マスクも手に入れられないオレはとても困っている。いちおうオレの防御は目と鼻が中心で、最近耳もかゆいことに気づいたのだがそこは防ぎようがない。
鼻水が止まらなくなると仕事にならない。そういう時の対策はやはり飲み薬なんだが、病院を受診した時に「眠くならないやつをください!」と訴えて処方箋を書いてもらって手に入れた薬は、確かに眠くはならないが、鼻水も止まらない。そういうわけで市販薬をいろいろと試そうにもけっこう高い。安くてよく効く薬はないかと思ってスギ薬局で探し当てたのが「クニヒロ 鼻炎薬A」というジェネリックの市販薬だった。
定められた用法容量である一回2錠を一日3回というふうに飲むと、眠くなるという副作用の前にオレは屈した。とてもクルマの運転前に飲めるものではなかったのである。もちろん仕事中にも飲めない。ただ、花粉症の症状は確かに治まった。なんとかしてこの副作用を緩和できないかと思って、ある日、2錠ではなく1錠だけ飲んでみた。すると、ちょうどよかったのである。少し眠くはなるが耐えられる程度で、ちゃんと花粉症の症状は治まった。朝に1錠飲むと、夕方まで鼻水は出なかった。夕方になるとまた少し鼻水が出るのでそこでまた1錠、そういうパターンでオレはこの「鼻炎薬A」を服用した。1日あたり2錠だから、定められた容量の1/3ということになる。オレにはちょうどそれでよかったのだ。
人は同じ年齢でも体重は違う。オレの場合、体重が57キロなんだが成人男性にしては軽い。だから少ない容量でもクスリの効果が十分に発揮されるのかも知れない。また合う合わないの問題もあるだろう。
CMではさまざまな花粉症の薬が宣伝されている。その中には「1回飲めば24時間効果がある」とかいう便利なものまである。ただ、それがオレの身体に合うのかどうかはわからない。「誰にでも必ず効くとは限らない」という不都合な真実は巧妙に隠されている。だからオレは他の薬を試せずにいる。今飲んでいる「鼻炎薬A」だって、たまたまオレには効いたが、他の方に効くかどうかはわからない。
一時期「甜茶」を飲んでいたことがあった。「じゃばら」も試してみた。甜茶入りの飴を舐めていたこともある。また強烈なメントールの飴を舐めたこともある。それは舐めてる時にしか効かないので実に面倒である。
今は多くの人々が花粉症と戦っている。どんな薬も効かないので仕方なくこの時期だけ日本を脱出したりしてる方もいるだろう。よく効く薬に巡り合えたオレは恵まれてるのかも知れない。
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2020年03月12日(木) |
武漢肺炎と呼べ! |
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NBA中止というニュースと、トム・ハンクス夫妻感染というニュースがほぼ同時に飛び込んできて、頭の中でその2つが合成されて「トム・ハンクス夫妻がNBA観戦中に感染したことで試合が中止になった」という勘違いをした人はオレ以外にもいるかも知れない。
さて、今回の新型コロナウイルスによる肺炎の名称は世界でどうなってるのだろうか。発生元となった場所の地名をつけて「武漢肺炎」と呼ぶのがわかりやすくていいと思うのである。P4と呼ばれている「武漢ウイルス研究所」がどうも怪しいわけだし、ウイルスに感染した実験動物が焼却処分されずにそこから持ち出されて街の市場で売られたということがオレの憶測である。
日本ではもっぱら「コロナ」「コロナウイルス」と呼ばれているようである。ただ、この名称はきわめて不適切で、コロナウイルスそのものは普通に存在していて、普通の風邪の原因になっている。これまでに存在しなかった型だから「新型コロナ」と呼ぶわけだが、そういう名称はトヨタ自動車からかつて販売されていた「コロナ」という車名に対して失礼である。もしかしたらまだ乗ってる方もいるかも知れない。
さて、世界各国の呼び名を調べてみると、台湾では「武漢肺炎」、それを略して「武肺」と呼んでいるらしい。なんとシンプルでわかりやすい名称だろうか。漢字2文字なのである。「コロナ」なら3文字だが「武肺」なら2文字で済むし、「コロナ」も「ぶはい」もどちらも3音で長さも変わらない。
中国政府は世界で「武漢肺炎」という名称が広がることを恐れているだろう。それは発生元が自国であるという意味になるからだ。中国は全力で自国が発生元であることや、研究用のウイルスが漏れた可能性について否定している。事実かどうかわからないが、人民解放軍が証拠隠滅のためにウイルス研究所を爆破したという記事を見た。事故を起こした車両を埋めようとするくらいだから、ウイルス研究所を破壊してもおかしくない。本当かどうかがとても気になるのである。ただそれはフェイクニュースの可能性も高いのでオレは断定を避けておきたい。
さて、オレがここで主張している名称の「武漢肺炎」だが、「新型コロナ」よりもぜひとも広めてほしいのである。ただ、朝日新聞や毎日新聞がそういう名称を使いそうもないので、ここはやはり産経新聞に使ってもらいたいのである。
「武漢肺炎」という名称を使ったらおそらく中国政府から抗議があるだろう。そんなもの一切無視である。あの国は自国の不始末のために世界中に迷惑をかけていることへの謝罪も何にもないのである。世界に賠償しないといけないのは中国政府である。正しく管理もできないのにウイルス研究をしているから悪いのである。どうせ細菌兵器に使おうとしていたのに決まってるのである。
ついでに言うなら、習近平が武漢を訪問したというのはおそらく合成画像だと思われる。命の危険があるかも知れない場所にあの男が行くはずがないのである。金正恩はすでにピョンヤンを脱出してどこか安全な場所に引きこもってるのである。
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2020年03月11日(水) |
大阪市立大の入学金のワナ |
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大阪市立大学は大阪市民の税金によって運営されている公立大学である。そのため大阪市民の子弟が入学する時は「入学金割引」という特典があり、38万2000円の入学金が22万2000円になる。なんと16万円もの値引きがあるわけで、そういう理由から受験する大阪市内の受験生も多い。
しかし、この大阪市民でありながらこの割引システムを利用できない方が毎年多数出るのである。それは「姑息」というか「卑怯」というか、「不親切」というか、その不思議な割引システムにあるのだ。
たとえば同じ公立大学である大阪府立大学の場合、合格者に書留で送られてくる入学用の書類の中には振込用紙が2種類入っている。大阪府民用と、それ以外用である。受験生はその2通ある振込用紙のいずれかを選択して振り込むことになる。
だったら大阪市立大も同様の仕組みにしてくれればいいのだが、なぜか大阪市立大の合格者に送付される封筒の中には、振込用紙は38万2000円のものしかないのである。そして書類を詳しく読まず、合格の喜びにうかれていて何も考えてない受験生はそのまま38万2000円を振り込んでしまうのである。
大学側の文書にはこのような一文がある。
一度振り込まれた入学金は返金いたしません
つまり、本来なら割引があるにも関わらず、うっかりそのまま振り込んでしまった受験生はその差額を返してもらえないのである。そのまま大学に寄付するしかないのだ。
じゃあどうすれば大阪市民は16万円の返金を受けることができるのか。その方法はとても面倒なのである。指定された3日間の13:00〜17:00の間に、直接大学の窓口に出向いて、38万2000円の振込用紙と、大阪市民であることを証明する住民票を持参して、割引後の金額になった振込用紙と交換してもらわないといけないのである。なんとも面倒な手続きなのだ。
もしもそのことに気づかなかったら、あるいは忙しくて住民票を取りに行くことができずに窓口に行けなかったらどうなるか。その場合はもうこの手続きをあきらめるしかないのである。
大阪市立大学に子が合格したという方からこの仕組みを聞かされてオレは唖然としたのである。もしも気が付かなかったらアウトなのだ。実に不親切な仕組みなのである。
もっともこの手続きのことに関しては事前に明記されているので、きちんと書類を読んで理解して落ち着いて準備していればいいのだが、すべての受験生の親がそこまで対応できているわけではない。うっかりしている親もいるはずだ。そういう意味では「気づかなかった親」にとってはかわいそうな仕組みなのである。
まあ今回の題名に「ワナ」という少し悪意のある言葉を使ってしまったのは少し厳しかったかもしれないが、オレははっきり言って少し腹が立った。大阪府立大のように最初から2通入れてくれていれば済む話である。市民向けとそれ以外向けというようにすればいいのだ。
まあ大阪府民に比べて市民の人口は少ないし、大阪市立大に入学する受験生の中で大阪市民というのはあまり多くない。実際はいろんな地方から受験しに来るのである。
これから子弟に大阪市立大学を受験させようとしている方々は、このワナに引っかからないように注意したほうがいいのである。「合格おめでとう」の楽しい気持ちが、うっかり何も疑わずに38万2000円振り込んでしまってから「しまった!」と気づかされてショックを受けることになるとしたら何かせつないのである。
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2020年03月10日(火) |
3・10を忘れるな! |
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明日、3月11日は東日本大震災の起きた日ということで多くの人が記憶している。しかし、その前日、3月10日が10万人の犠牲者を出した東京大空襲の日であったことを知る人がどれだけいるだろうか。戦争が終わることが決まってから米軍が余った爆弾を生きてる人間の上に捨てに来た8月14日の大阪の空襲と共に、決してこの残虐行為を我々は風化させてはならないのである。第二次大戦の中でオレが二大戦争犯罪と主張しているのはいうのは、ナチスによるユダヤ人虐殺と、広島長崎への原爆投下だが、犠牲者の数としてはこの東京大空襲は原爆投下にも匹敵するものである。また、その非人道性に関しては他に例をみない。住民を焼殺するというただそのためだけに行われた許しがたい行為である。
3月10日の東京大空襲の時に狙われたのは、木造住宅の多い下町エリアだった。しかもこの界隈は川がある関係で多くの木造橋が存在し、それらの橋が焼け落ちて逃げ道を無くした住民が折り重なって川に逃げ込んだことでさらに被害が大きくなった。米軍は住民の逃げ場がなくなるようにまず周辺部に焼夷弾を投下し、そこから中心部に焼夷弾を投下するという「どうすれば多くの住民を殺せるか」ということを効率的に実行した。このような残虐な計画を実行した連中をオレは断じて許せないのである。この空襲を指揮したカーチス・ルメイ将軍は、本来なら戦争犯罪者として処刑されるべき男であった。
ところが1964年12月7日、カーチス・ルメイは日本に返還されたばかりの入間基地で、勲一等旭日大綬章を浦茂航空幕僚長から授与された。理由は日本の航空自衛隊育成に協力があったためである。この授与は第1次佐藤内閣の閣議で決定されたという。通常なら勲一等は天皇陛下が授与(親授)することになっているが、昭和天皇陛下はなさらなかったので代わりに航空幕僚長が授与したのである。陛下はこのようなクソ野郎に勲章を与えることにどうしても納得できなかったのだろう。
この3月10の空襲からもう75年が経過した。あの空襲の中を必死で逃げた記憶のある人もどんどん少なくなっていく。だからこそこの事実は風化させてはならないのである。このような悲劇があったことを後世に伝え、犠牲者を慰霊することが現代を生きる我々の務めなのだ。
東京大空襲の後、大阪や名古屋という大都市だけではなく、富山市や郡山市などの地方都市もどんどん大空襲の犠牲になった。夜間に低空からの爆撃で効率的に目標物を焼きつすくという非人道的な作戦は日本中で多くの犠牲者を出したのである。そして東京裁判という戦勝国側からの一方的な裁きが行われ、米軍の多くの加害行為はすべて免罪されたのである。
金儲けのために人を効率的に殺す道具を生産する兵器産業、軍需産業というのはアメリカの主産業である。どんな高額な兵器を作っても、安倍晋三みたいに税金でそれらをポイポイ買ってくれる馬鹿や、ゼニをいくらでも持ってるサウジのムハンマド王子みたいな人たちがいるから買い手をわざわざ探す必要もない。そうした軍需産業がウラで政治を牛耳ってるから、アメリカの歴代大統領は誰も逆らえない。下手に逆らうと殺されるか失脚させられてしまうのである。
このような世界の枠組みを変えることができるのは日本のような国だけだとオレは思っている。早くアメリカの核の傘から離れ、中国やロシアの核に対してもきちんと抗議するような政治指導者が出てきてほしいとオレは願うのだ。今の歪んだ世界の体制をそのまま未来の人類に背負わせてはならないのである。
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2020年03月09日(月) |
いつもと違った春 |
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2020年の春がこんなことになろうとは、つい2か月前に誰が予想しただろうか。日本はコロナウイルスによる新型肺炎の初期対応を完全に誤った。中国政府が「都市封鎖」という大変な禁じ手を使って拡散を抑え込もうとしていたのに、日本政府の対応は実にのんびりとしたもので、中国からの渡航者はそのまま検疫もなく上陸し、日本中の観光地で感染者を増やした。2週間たって潜伏期間が過ぎ、旅行者の多い北海道で爆発的に感染者が増加し、ついで次々とクラスターと呼ばれる小規模の集団感染が起きた。
卒業式も、入学式も、そしてお花見も「自粛」の嵐に巻き込まれた。自粛しないのはゼニを集めるために行われる自民党議員のパーティーくらいで、コンサートが当日に突然中止になったりした。主催者側の損害は莫大なものである。払い戻しに応じた結果破産する芸能事務所も出てくるだろう。政府は「融資」はすると答えてるが、金銭的補償はない。ここまで感染が広がったのはとにかく、事態を甘く見て初期対応を誤った政府の責任である。
台湾はみごとに拡散を防止した。日本にいるパソコンもろくに使えない無能なIT担当大臣とは違って、的確にさまざまな指示を出して国民の行動をアドバイスした優秀なIT担当相が危機を救った。トップにいるのが馬鹿であるか、優秀な人間であるかの違いはとても大きいのである。
今年の春はいつもの春とは全く違う。多くの学校で春の風物詩である卒業式や入学式がないのである。近畿大学はいち早く入学式も卒業式も行わないと発表した。コスプレで有名な京都大学の卒業式はどうなるのだろうか。毎年のように不謹慎なコスプレが多数登場してネットで話題になっていた行事だけに開催されないのいなら本当に残念なのである。
韓国や中国からの入国者は2週間の待機を要請されることとなった。これに関してはオレはホンマに「あほか!」と思うのである。入国時に検疫をして、そこで陰性なら入国許可、陽性なら隔離または強制送還でいいじゃないか。韓国みたいにドライブスルー検査すればいいのである。どうしていつまでたっても簡易検査キットの導入を日本は阻むのか。そんなに事実が明らかになることを恐れているのか。
今もしもアマゾンで、新型コロナウイルスの簡易検査キットを5000円くらいで販売すればそれこそ飛ぶように売れまくるだろう。それだけ国民は「自分は果たして大丈夫なのか」とおびえているのである。
検査して陰性だったら「陰性バッジ」を堂々と胸につけて、「オレは安全」ということを周囲にアピールすればいいのである。ただ心配なのは一度陰性と判定されたのに、後で検査してみたら陽性だったという人が出ることである。それはどうしてなのか。感染直後は陰性でも、時間がたってウイルスの量が増えれば陽性になるということなのか。ウイルス濃度が低ければ検出できないということなのだろうか。
いつもと違った春を我々ははじめて体験することになる。そうした極端な自粛ムードが、日本経済にどのような影響を与えるのか、まだ誰にもわからない。年金資金をぶち込んで無理やりに上げた株価も大暴落している。おそらく30兆円くらいのゼニがもう吹っ飛んだはずである。
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2020年03月08日(日) |
自民党に安倍晋三が必要な理由 |
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昨年夏の参院選で自民党は32ある1人区と13の複数区の選挙区で得票は約2003万票、有効投票総数に占める得票率は39・8%と約4割を占めたわけだが、有権者全体からみた絶対得票率では18・97%だった。2割を切っている。しかし、その得票で選挙区の改選数74の過半数を超える38議席を得た。実際のところ自民党に投票している国民は全体の2割以下なのである。
つまり自民党は全国民のたった2割を手なづけて自党に投票させるだけで政権与党であることを維持できるわけだ。その2割を守るための集票作戦はゼニの投下である。たとえば河井克行夫婦には選挙資金として1億5000万円のゼニが自民党本部から援助されたが、狭い選挙区内にそれだけのゼニを投下するような選挙がフェアな選挙だと言えるのだろうか。投票率が低いので、買収という戦術が大きな効果を発揮するのである。支持者をがっちり固めるのに役立つのだ。
広島地検はその選挙違反を摘発しようと動いてるが、いずれ上からの捜査停止命令が出るとオレは思っている。それはなぜかというと、こういう選挙違反をいちいち摘発するならどうしても安倍晋三が国民の税金を使って自分の選挙区の有権者を供応接待した「桜を見る会」の前夜祭というもっと大きな犯罪を告発しなければならなくなる。逆に言えば、安倍晋三の悪質な選挙違反でさえもスルーだったら、他の議員の犯罪を摘発する理由がなくなってしまうのである。安倍晋三の存在は、自民党という組織が今のままのモラルハザードなクソ団体であり続けるための必要悪なのである。
これまでにアベトモというだけで多くの犯罪がもみ消されてきたし、これからもそれを継続したい。文春が暴いた事件の一つだが、河井克行は自分の秘書に60キロオーバーで運転させていて警察に摘発されそうになったのにもみ消ししてもらってお咎めなしであったという。もっとも準強姦のような悪質な犯罪でさえも不起訴にできるわけで、いまやアベトモというお墨付きをもらえば「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という状況が継続できるのである。
オレは今の「モラルハザード」な状況はもはや国家の末期的症状だと思っている。もう日本国はおしまいである。国内ではマスコミが政府の顔色を窺って偏向報道するので、世界で安倍晋三の失政がどのように報道され、笑いものになってるのかは全く伝えられていない。このまま日本は終了してしまうのだろうか。なんとも嘆かわしい話なのである。
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2020年03月06日(金) |
転売ヤー死亡のお知らせ |
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マスクが買えない。何軒もドラッグストアを回ってもどこも品切れ状態である。その品不足の原因は、朝イチで並ぶ人の多くが購入したマスクをメルカリなどで高額転売するいわゆる「転売ヤー」であり、その買い占めのために品不足に陥ってるのだという。しかし、政府はそうした高額転売に罰則を科すということを発表した。そのため、大量の在庫を抱えた転売ヤーたちが抱えた商品を処分できないという状況に追い込まれている。ツイッター上では「転売ヤー死亡」というハッシュタグが上位に入っている。
安く買ったものを高く売るというのは商売の王道である。しかし、自分たちが買い占めて品不足という状況を作り出し、それをどうしても必要な人に高額で売るというのは、それこそ時代劇に出てくる悪徳商人の世界であり、それが現代では個人によって簡単にやれてしまうというところに問題が発生してるのである。
転売ヤーたちはクレジットカードなどで購入して大量に仕入れた商品を、そのカードの支払期日までに現金化しないといけないわけである。しかし、高額転売が禁止されてしまった状況下では、新規に仕入れるような馬鹿はいなくなるし、商品がいつでも買えるということになるとわざわざ送料分を余分に払ってメルカリなどで買う必要もなくなるのである。
100円ショップのダイソーで販売されている一箱30枚入りのマスクが、3箱1000円でメルカリで大量に売られている。3箱分の90枚が1000円ということは他の高額転売に比べれば安く見えるのかも知れないが、もともとの値段が激安なのである。そういうマスクを大量に仕入れて売ってる連中は、その中身がダイソーの100円のマスクであり、それを仕入れ価格の3.3倍という暴利で売ってることが大衆に知られた時点でもう完全終了だ。誰もそんなぼったくり商品は買わないのである。
もう少しの辛抱だ。来週になれば店頭に並んだマスクを誰でも簡単に買えるようになる。わざわざメルカリで買う必要はなくなる。あぶく銭を手に入れようとしてドラッグストアに並び、本当に必要な人たちが買えないように買い占めた連中が手持ちの商品を値下げして投げ売りしなければさばけなくなるのである。ざまあみろである。オレは本当にそういう卑怯な連中に対して腹が立ってるのである。本当に許せないのである。どこにもマスクがないので、オレはワークマンで2310円で販売されている業務用の防塵マスクと交換用のフィルターのセットを買うかどうか迷うところまで追い込まれたのである。そんなものをつけて電車に乗ったら周囲の視線を浴びて恥ずかしいことこの上ないのである。
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2020年03月05日(木) |
選抜高校野球は開催すべきだ! |
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自粛自粛の嵐である。東京事変のライブを予定通り実施しようとした椎名林檎に対して嵐のようなバッシングがあり、ツアーを中止させられたというのを知ってオレは逆に腹が立った。なんでそこまで攻撃されないといけないのか。あくまでやるかやらないかは自己判断であり、そんなこと強制でもなんでもない。ライブを実施する人がまるで非国民の犯罪者であるかのようにつるし上げられ、電車の中で咳をすると非常ボタンを押されたりする状況の方がよほど異常なんだとオレは言いたいのである。
コロナウイルスによる新型肺炎がどれほど危険なのか。ちょっと重症のインフルエンザ程度のものじゃないか。感染しても多くの人が自覚症状がなくてピンピンしているわけで、大阪でのライブ観客の中で全く自覚症状がないから検査にも来ないという人が多数なのである。インフルエンザにかかった部員がいるからその高校は出場辞退なんてことはしてなかっただろう。その程度なのである。なんで過度に恐れてるのか。
自民党の連中が過度に恐れる理由ははっきりしている。この新型コロナウイルスは後期高齢者にとってかなりの脅威であり、自民党の長老連中が全員壊滅してしまいそうなほどの影響があるからだ。ところが自民党幹部はこんな時世でも会食や会合をやめない。おそらくそこに感染者が出れば自民党は崩壊するのである。
ところが若者の集団の中にこのコロナウイルスが紛れ込んでも、おそらく多くの者は自覚症状のないままに普通の生活を継続できるのである。極力検査をしないという日本政府の方針で多くの感染者は市中に潜伏したままの状況となっている。今後のクラスター感染はおそらく若者と高齢者が交流する場所で起きるはずである。もしも症状の出ない感染者が風俗嬢であり、そこに高齢者が多数来店していたとすれば究極のスーパースプレッダーということになってしまう。
オレは選抜高校野球は開催すべきだと思う。甲子園球場のような風通しのいい開けた空間で感染が広まるとはオレには思えないのである。感染はタクシー内という密室や狭い会場でぎゅうぎゅうのライブなどで起きている。これはオレの憶測だが、一瞬すれ違うようなことでは感染せず、長時間誰かのウイルス噴射攻撃にされされて初めて感染するのが今回の新型コロナウイルスではないだろうか。
甲子園が無観客試合になれば、地方のお客さんが入れたホテルの予約がすべてキャンセルとなる。甲子園周辺や阪神間のホテルの多くがこの時期は予約でいっぱいなのだ。それが一気に全室キャンセルとなるとそれこそ倒産するレベルのダメージなのである。どうやって乗り切ればいいのか。国は「融資に応じる」としか答えてない。そんなことよりも現物のゼニが欲しいのである。実際の収入の8割でもいいからとにかくゼニをくれ。そこで働く人たちの収入を保証してくれという切実な願いは残念ながら自民党の政治家どもには届かないのである。選挙資金を1億5000万円渡され、それを好きに使っていいよと処理できる金銭感覚の連中が、日々の収入を絶たれたら生きていけない庶民のことなど全く何も考えてないのだ。
日本はなにも自粛する必要はなかったのである。粛々とこれまで通りの生活を続け、感染者が見つかればどんどん治療し、免疫を持った人が多数派になるように、かかっても怖くないということをみんなが周知徹底するようにという対応で十分だったのである。
人を殺すのはウイルスではなくて、大幅に落ち込んだ収入と不景気である。今の日本に大量に存在する派遣や非正規雇用の人々はウイルスに感染しても死なないが、収入の道を絶たれたら場合によっては自殺を考える人も出てくるかも知れない。
「轍鮒の急」という故事成語をご存じだろうか。道路にできたわだちの水たまりにいるフナが水を旅人に求める。その旅人は数日後に大量の水を持ってくることを約束するが、フナはそれまでに水が干上がって死んでしまうので間に合わないのである。制度設計をして1か月後に一人当たり10万円の給付金を出すことにしても、必要なのは今すぐに使える1万円なのである。金持ちは今は必要ないトイレットペーパーを買い占めることができるが、貧しい若者は今自分のケツを拭く一本のロールペーパーもないのである。汚れたケツのままパンツやズボンを上げないといけないのである。最悪なのである。
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2020年03月04日(水) |
アメリカ大統領選挙という茶番 |
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トランプと大統領の座を争う民主党の代表を決めるための壮大な茶番が続いている。今日の状況ではオバマ大統領の時に副大統領だったバイデン氏が一歩前に出たという感じなんだが、これはすべてトランプ陣営の作戦通りである。トランプの政治の方向性と対極にあるのがサンダースである。トランプのこれまでの4年間というのは、金持ちによる金持ちのための金持ちが潤う政治だったのである。貧富の格差はますます拡大し、ホームレスが増加する一方で株価上昇によって富める者はますます豊かになったのである。
サンダース候補は格差の是正、富裕層への課税を訴えている。トランプと真逆の政策を掲げて若年層の支持を得た。トランプにとって、自分の政治姿勢を全否定するサンダースこそが最大のライバルなのである。民主党候補がもしもサンダースになれば、トランプは乾坤一擲の大勝負を受けなければならなくなる。金持ちvs貧乏人という形で、国家を二分した激しい戦いになるのだ。
トランプとしてはそういう戦いを避けたい。ライバルはできるだけ弱いほうがいい。そう考えた彼は、逆に「サンダースなら勝てる!」という発言をすることで、民主党の支持者の切り崩しを図り、バイデンのような中道系候補との勝負に持ち込むことで確実に勝利しようと狙ってるからである。
これは日本でも同じである。自民党にとって最大の敵は、おそらく今のヘタレ野党どもではなくて、「れいわ新選組」である。今、選挙に行かない50%以上の人たちがもしも「れいわ新選組」に政権を取らせようとして投票行動を起こせば、有権者の中のわずか19%の支持しかない自民党は吹き飛ばされてしまうのである。サンダース候補は、日本におけるれいわ新選組のような存在である。急進的ゆえに「社会主義者」扱いされ、変なレッテルを貼られてしまうのである。
トランプとたいして政策路線が変わらないバイデンが民主党の大統領候補になれば、おそらくトランプはたやすく勝利を収めるだろう。大金持ちのブルームバーグでも同じことである。いくら民主党でもトランプと同じような富裕層が大統領になったら、ますます金持ち優遇して貧民から搾取するに決まっている。
オレはサンダース候補を支持する。サンダースはアメリカの希望の星である。銃規制や軍縮、そして大富豪への課税という政策を実行できるのは彼しかいない。彼が大統領になってくれれば、辺野古の基地建設やアメリカからの武器の押し売りをやめさせられるかもしれない。しかし、そのためにはアメリカのATMとなって国民から搾取した税金を貢いでいる安倍晋三というクソ野郎を退陣させることが必要である。
アメリカがサンダース大統領、日本が山本太郎総理という体制が実現すれば世界は劇的に変わる。ついでに習近平やプーチンという独裁者もその権力の座から追放しないといけない。オレがまだ生きてる間に、そんな希望に満ちた未来が実現してほしいのである。このままトランプやプーチン、習近平のようなクズが権力を持ちづづければ、いずれ世界の破滅がやってくることは間違いない。
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2020年03月02日(月) |
通販詐欺を取り締まれ |
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新型コロナウイルスによる肺炎のためにマスクが品不足である。ところがその品不足に便乗して、とんでもない高値でマスクを通販サイトで販売してる連中がいる。現行法ではこういう連中を取り締まれないのだという。メルカリとかアマゾンのマーケットプレイスとか、そういう悪質な行為をするアカウントをきちんと取り締まるべきである。少なくとも管理者は発見次第、アカウントの永久停止と名前の公表、公表された者の銀行口座をつべて凍結、罰金1000万円くらいの罰を与えるべきだろう。中国では実際に便乗商法の連中に対して高額の罰金が科せられてるという。
商品の値段は普通でも、とんでもない高額の送料をぼったくろうとしてる連中もいる。商品は500円でも送料が50万円とかである。もちろん落ち着いて金額を確認すれば騙されないのだが、うっかりクリックしてしまえばその金額をクレジットカードで引き落とされてしまうのである。
このような悪徳詐欺商法は逮捕や検挙できないのか。日本ではこれを取り締まる法律はないのか。何かの法律を適用して立件できないのか。悪質な転売の事例を知るたびに思うのである。
人気アイドルのコンサートやライブのチケットを買い占めて転売する転売ヤーはかなり取り締まりが厳しくなった。チケットは本人認証が必要になり、転売目的の購入がかなり困難になった。そうなると連中の次に考えるビジネスは今起きているマスク転売のようなゲスな行為なのである。
いずれマスクは十分に供給されて余る。シャープがマスクの生産に乗り出したそうだが、遅すぎるのである。もっと賢い経営者なら1か月前に動いてるだろう。シャープが大量生産できるラインを整備したころには、ドラッグストアの店先には普通にマスクが並ぶようになるだろう。デマのせいでテッシュペーパーやトイレットペーパーの買い占めも一部店舗で起きていたようだが、在庫は大量にあるので品不足はすぐに解消するだろう。
デマを流せばみんなが買い占めてくれるのならば、本当に余ってるものを「品不足」「ウイルスに効果がある」というデマを流せばいいのである。学校が休みになって余ってる大量の牛乳やパン、そして食材をみんなに買ってもらえるようにデマを流さないといけない。牛乳を飲んだら免疫力が上がってウイルスなんかへっちゃらということを馬鹿が広めてくれれば、売り上げがなくなって死活問題だった業者が救われる。卒業式に飾る予定だった生け花も、「部屋に花を飾ればウイルス除去できる」というデマを流せばいいのである。さしたる理由はなくてもみんな飛びついてくれるのである。そもそもマスクには予防効果はほとんどないのである。手に付いたウイルスの方が怖いのである。
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2020年03月01日(日) |
不思議な夢を見た話 |
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不思議な夢を見た。起きた時に思わず母に話してしまった。それはこういう夢である。覚えていること、記憶の中で再現できることだけで書いてみたい。
オレは大学受験のために京都に来ていた。駅からタクシーに乗った。なんでタクシーなのかわからないのだが、とにかく乗ったのである。ところがそのタクシーはなんか運転が変だった。右折するときに、交差点のかなり前から右に寄って、対向車線を逆走するような感じでショートカットして曲がろうとするのである。そこで対向車が一斉にクラクションを鳴らし、オレは「時間大丈夫だから急がなくていいです」と告げ、タクシーはもとの車線に戻る。そこでオレはドライバーがすごく眠そうにしていることに気づいた。
「眠そうですね、運転代わりましょうか?」「えっ、いいんですか。マニュアル車だけど大丈夫ですか?」「得意ですから大丈夫ですよ」というやり取りの後、オレは運転席に座り、助手席でドライバーは眠りだした。
京都大学に近づくと、道路がすごく混雑している。それでオレは自分の知る狭い抜け道を使って大学に近づくことにした。そうして時計台の前のところに来て、なぜかそこでオレは目覚めた。
この夢にはいくつかのポイントがある。まず、ちょうど今が入試の時期であること。そして場所が京都大学で、オレがマニュアルシフトの車の運転が得意であることだ。そもそも受験生がクルマの運転ができるっておかしいし、京都大学に行くにはタクシーなんか乗る必要ない。
オレはよく夢を見る。寝ているときによく大声で寝言を言うらしい。その寝言の内容はさまざまだそうだが、もちろんオレはそんなこと全く覚えていないし、寝言と夢の中味の関連もわからない。もしかしたら夢の中でしゃべってることが寝言になってるのかも知れない。
生前の父もよく夢の中でうなされていた。誰かを叱りつけるように叫んでいたりするのである。仕事をやめておだやかに毎日を過ごすようになった父の姿からは想像もつかない怒声で激しくどなるので、オレは夜中に何度も起こされたものである。
夏目漱石には『夢十夜』という不思議な作品がある。中でもオレはその第一夜が好きである。必ず会いに来ますから100年待っていてくださいと言って死ぬ女を待つ話である。女は百合の花に転生して会いに来るわけだが、「百」「合う」で「百合」だと考えるとなんだか面白い。
いつかオレが、自分の見た夢をすべてエッセイにして書くことができればいいなあとも思うのだが、そもそもたいていの夢にはオチもなにもなくてストーリーにはならないのである。
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前の日記 後の日記