江草 乗の言いたい放題
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2020年02月28日(金) 一斉休校は愚策である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 安倍晋三が3月2日から全国の小中高校を一斉に休校するようにというお達しを出した。新型コロナウイルス肺炎の対策会議をさぼって宴会ばかりしていたこのクソ野郎が突然発言すると今度はこんなとんでもないことを言い出した。しかしこれは愚策である。この後に起きることをオレが予言しよう。

 突如やってきた早めの春休み、中学生や高校生は一斉にディズニーランドやUSJに殺到するだろう。早く行かないと休園させられるかも知れないのである。おそらく3月2日は中学生や高校生で超満員になるはずである。多数の来園者の中にはコロナウイルスに感染した大人も混じっているわけで、不特定多数と接触するこのようなテーマパークは学校よりもはるかに危険である。しかし、首都圏や関西圏の中学生や高校生の考えることはオレには容易に予想できる。ふだんは混雑してるけど、このような機会なら空いていてチャンスだと思うのである。学校が休みだから堂々と行けるのだ。

 そうしてテーマパークに集まった中高生が新型コロナウイルス感染して家に帰ることになる。そして潜伏期間が終わるころに学校が再開する。日本中の学校でパンデミックが起きるのである。もう今度は絶対に止められないのだ。一斉休校という今回の措置を成功させたいのならば、全国の映画館、遊園地、カラオケボックスなどの遊戯施設もすべて営業禁止にして、闇営業している施設があれば経営者を逮捕するくらいの対応が必要なのである。

 閉鎖空間の濃厚接触がいけないのならば、なぜ通勤電車を止めないのか。日本中で一斉に人の移動を2週間禁止するくらいのことをしないと、感染拡大は止められないだろう。一日に900人しか検査できない今の状況で、「できるだけ検査しない」という政府の方針のおかしさをごまかすために一斉休校という愚策を安倍晋三が思い付きで語ったわけだが、それによって小さい子を抱えた全国の親がどれだけ困ると思ってるのか。専業主婦の方など今は本当に少ないのである。学校に行かない子供が家でゲーム依存症になったり、街に出て犯罪に巻き込まれたりするリスクを考えれば、学校に通わせてるほうがはるかに生徒の安全を守ることができる。

 子供だけが留守番している家を狙って強盗や性犯罪が起きる可能性も一気に高まる。仕事を休まなければならない親が発生すればその失われた収入は誰が保証してくれるのか。誰もコロナウイルス陽性者がいない県でも休校にする意味があるのか。

 安倍晋三は「政府として責任をもって対応していきます」と語ったが、この嘘つきの無責任男が、これまで森友学園、加計学園、桜を見る会などの疑惑に関して、責任をもって真実を答えたことなど一度もなかった。そんな男の「責任をもって対応」なんて誰が信じるだろうか。

 五輪中止を恐れて「対策している」というポーズを取るためにこんな思い付きの愚策をしたところで、コロナウイルス感染拡大は防げないよ。ちゃんと検査してくれよ。なんで重症者でも検査拒否されるんだ?


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2020年02月27日(木) 貧者の救済を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan


 誰もが富貴であることを望み、貧賤であることを好まない。これは当然のことであると思うのだが、日本には「清貧」という言葉があって、質素な生活の中で道徳的な高みを求めるというのが立派な生き方とされてきた。

 戦後になって身分制度が消滅し、昔の華族階級のようなものがなくなって特権階級というものが見えなくなった今でも「上級国民」は存在する。それは池袋の暴走事故で加害者の老人が在宅起訴であったりすることでたまに国民にバレてしまうのだが、少なくとも受験勉強をがんばって東大に入ることで誰でも「上級国民」になる機会は手に入る。「貧」のままで「貴」を目指すことは困難だが不可能ではない。

 その一方で「貴」でありながら「貧」であるという生き方もやろうと思えばできるわけで、たとえば真子様が小室圭との愛を貫こうと思うならば、皇室を離脱して駆け落ちでもすればいいわけである。無収入のニートである小室圭はまぎれもなく「貧」であり、彼が吉野家やコンビニでバイトしながら真子様との生活を築こうとするならば、逆に「金目当てではなかった」ということで評価を上げるかも知れないのである。たぶんそんなことはしないと思うけど。

 インドのカースト制度は生まれながらにして身分が決まっているものだが、日本の場合はそこまで固定されているわけではない。生まれた家柄で人生の多くの可能性は決まってしまうが、それは決して100%ではないのである。

 一発逆転の手段はかつては受験勉強であった。高度成長の時代は受験産業がそれほど強くなかったし、中高一貫の私学に入れる階層も限られていたので、多くの若者は公立の中学高校から受験勉強に挑んだのである。

 今は貧富の差が成績という結果にそのまま反映するようになった。小中学校が教育力を失い、教師はモンペとの対応に神経をすり減らして余裕がなくなり、いじめなどの事件も頻繁に起きて学校が無法地帯となることでますます貧富の差が開いた。金持ちはきちんとした道徳教育を受けられる私学に進めるが、そうでない人々はさまざまな生徒を受け入れてカオス状態になった公教育に頼るしかなかった。「富」であるものは学歴という「貴」を手に入れることができるが、「貧」であるものは受験勉強という競争に負けて入学試験の偏差値の低い大学に入ることになり、その学費を奨学金という借金で賄うためにますます貧しくなった。奨学金返済の滞納率ランキングの上位にはみごとにFランクの大学が並んでいる。教育における「賤」は同時に「貧」にも直結したのである

 バブル崩壊後の失われた30年の中で日本は新たな階級社会に突入した。この流れを変えることはとても困難である。それは「無知」の実態が知識だけではなくて道徳面にも及んでいるからである。Fランク大学の学生にはさまざまな犯罪予備軍の誘惑が待っている。詐欺の受け子や掛け子という犯罪は、馬鹿な学生が「高額バイト」と勘違いしてどんどん参入してくる。それが犯罪であるという認識も持てないほどの馬鹿でも、大学には入れるのである。ネットで「高収入」「バイト」で検索すればそこには明らかに犯罪と思われる募集がヒットする。一方お金に余裕のある学生は、バイトではなくてボランティア活動などが可能になるのである。

 コロナ不況が直撃するのはアルバイトや非正規雇用で生活している多くの貧しい人々である。このような状況下でも正社員は全く困らない。政府はさまざまな行事の自粛や中止を要請しているが、そのために収入を得られなくなった人々への救済策は全く存在しない。誰が彼らのような現代社会の貧者を救うのか。政府の無策ぶりにオレはあきれているのである。
 


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2020年02月26日(水) コロナウイルスで滅びゆく日本        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




「感染者が多いという実態を隠すために極力検査しない」 

 この政府方針が明らかになったことで、日本は今世界中の信頼を失ってしまった。病院はどこも検査拒否、入院拒否である。もしも新型コロナウイルスに感染している人が見つかれば、その病院は通常業務ができなくなってしまうので商売ができなくなる。極力そういう可能性は排除したいので、怪しい患者が来るとたらい回し、症状が悪化して死亡したら「肺炎」などということにして新型コロナウイルスとは無関係に処理しようとする。そうして実数を隠蔽することが政府の方針なのである。

 国会で辻元清美は「鯛は頭から腐る」と言った。森友学園の事件では公文書の改竄や廃棄が行われたが、誰も責任を取らされることはなく、逆に責任者である佐川宣寿は国税庁長官となって栄転した。

 今、国内では大人数が集まるイベントがどんどん中止や自粛に追い込まれている。感染拡大を抑え込むということが目的なのだが、これはただの時間稼ぎである。検査のハードルを高くすることでできるだけ検査の件数を減らそうとしていることも政府の方針の反映である。

 プロ野球オープン戦がすべて無観客試合になるという。オープン戦というのは球団にとってけっこういい稼ぎになっていたわけで、その収入がなくなるということは経営上大打撃である。ロケット風船も飛ばせないということは売店収入が激減することになる。オープン戦がなくなるということは、そこでバイトをする予定だった人はバイト代を稼げないということなのである。しかし、お金が必要であるという状況は変わらないわけで、そういう人はいったいどうやってゼニを手に入れればいいのか。ついこの間まで「人手不足」だったのが、急に「仕事がない」という状況に変化したのだ。

 今回の「コロナ恐慌」はもう世界中に波及している。中国政府の初動ミスと、日本政府の「感染隠し」が二大元凶であったことは間違いない。中国と日本のGDPはマイナスとなることは間違いないし、東京五輪はおそらく中止に追い込まれるだろう。巨額の投資をしておきながらそれが全く回収できないわけで、もう日本は坂道を転げ落ちるように滅んでいくことだろう。

 ではそれを食い止める方法があったのか。ちゃんとあったのである。武漢が封鎖都市になった時点で、すべての中国との航空路線を停止し、人の出入りを止めればよかったのである。もっともあの無能な安倍晋三にそんな大胆な政策を打ち出せるはずがないわけで、コロナウイルス対策会議に使う時間よりも宴会に出ている時間の方がはるかに長いわけで、今が国家的緊急事態であるという認識がまるでないのである。こんな役立たずをいつまでも党の看板としてかつぎあげてきた自民党の責任も重い。このまま日本は一直線に滅んでいくのである。
 


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2020年02月24日(月) コロナ不況がやってくる        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 2月23日、24日の連休、日本中の観光地はどこも閑古鳥が鳴いていた。宿泊施設も空き室だらけで、中国からの観光客が減っただけでなく日本人の多くが「今は旅行すべきではない」と勝手に判断して引きこもっていたのである。

 中国では多くの工場が操業停止に追い込まれ、そこで生産されていた部品などが納入されないために生産ラインがストップしてしまった日本の工場も多い。工場が操業していないと、そこで働く人たちの賃金も払えなくなってしまう。いったいこの先どうなるのか。

 観光バス業界は中国からの団体旅行者で潤っていた。もっともかなり値切られていたので実質の利益はかなり薄かったわけだが、仕事そのものがなくなってしまって、日本人も旅行しないとなるとどうなるのか。仕事がなくても運転手には給料を払わないといけないし、バスの維持費もかかるのである。この状態が続けば多くの業者が倒産に追い込まれることになる。

 経済活動というのは人やモノが移動することで起きるのである。出かけるからそこで土産物を買うし、外食するし、飛行機や鉄道やタクシーにゼニを使うのである。そのゼニが循環することでさまざまな業界が潤うのだ。ゼニがどんどんその持ち主を変えていくというのが「景気の好循環」である。ところがゼニが人と人との間を全く移動しないようになったこの「コロナ不況」によって起きるのは、その逆の「景気の悪循環」である。コロナウイルスによる新型肺炎の感染力はこれまでのMARSやSARSとは比較にならないほど強いのである。日本でももう感染ルートが把握できない形で感染者が増加している。今後次々と感染者の出た学校が休校になり、卒業式や入学式などの行事が中止となって行くだろう。

 東京大学は新型コロナウイルスの感染者の受験を禁止した。もしも自分が東京大学の受験生でありながら感染者だとしたら、絶対に隠して受験するだろう。これから起きることは「感染隠し」に他ならないのである。何しろ厚労省がその前例を作ってしまったのだ。「感染者が出ると業務に支障が出るから検査しない」というむちゃくちゃな方針を打ち出してしまったのだ。

 政府は最初に取るべき行動を誤った。その結果、日本中で新たな感染者が出てくることになってしまった。もうこの蔓延は食い止められないのである。東京五輪は中止すべきである。早めに代替都市を決めないと大変なことになる。

 ロンドンに今回の開催を譲って、東京は2024年にやるということでいいじゃないか。どうして早くその案を出さないのか。感染対策ができないままでどうして世界のアスリートを招待できるのか。もしも選手が感染したらどうするのか。それを100%食い止められないのに、見切り発車しようとしている日本政府は世界の非難を受けるだろう。

 五輪開催によって好景気がやってくるどころか、五輪中止による大不況が日本を襲うのである。日経平均は今の半値くらいになるかも知れない。為替に関してはどう動くのかわからないのだが、これから大不況になる可能性が高い日本円が買われるとは思えないのである。

 政府は今からコロナ不況に備えるべきだ。そんなこと、あの能なし嘘つき野郎には到底無理なのだが。



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2020年02月22日(土) 厚労省のバイオテロ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 中国での新型肺炎の流行に関してはさまざまな説が飛び交っていて何が真実なのかわからない。軍が関与した細菌兵器という説も言われている。もしもそうなら中国共産党の責任ということになり、習近平は誰かを人身御供にするだろう。

 ところが日本での流行は明らかに人災である。それは日本の防疫体制があまりにもお粗末で、次々と感染者を増やすという不手際が明らかになったからである。今朝、オレはニュースを聞いていてぶっとんだ。なんと、あのクルーズ船に乗り込んだ厚労省の職員たちがそのまま帰宅したということである。そして通常業務に就いてるのだという。もしもその中に感染者がいたらどうするのか。これはもはやバイオテロである。しかもそれを仕掛けてるのはよりによって厚労省なのだ。

 クルーズ船の船内はすべてが危険地帯だった。どこにも安全な場所はなく、「清潔」「不潔」の区域わけも便宜的なものであり、実際にはきちっと分けられてなかった。乗船者はそこから逃げられずに次々と感染していた。船こそが巨大な感染源だったのだ。船内の空調設備を通してエアロゾル感染するのでどの部屋にいても同じことである。そのような状況を作ってしまったのはまぎれもなく日本政府の失態である。

その危険なクルーズ船に、90人を超える厚労省の職員が入り、そのうち熱などの症状が無かった職員の多くがウイルスの検査を受けずに元の職場に復帰しているのである。武漢から帰国したチャーター便に関わった内閣官房の職員たちはすべてウイルス検査を行ったという。しかし、クルーズ船に関しては応援で船内に入ったDMATを含めて検査をしていない者が大勢いるのだ。

 クルーズ船はウイルス培養工場だった。これはまぎれもない事実だ。政府は「感染者は最初から感染していた」ということを強調しているが、そのウソによって隠したいのは防疫体制の不備である。政府はこれが「人災」であることを隠したいのである。もしも乗船した厚労省の検疫官や職員が感染してることがわかったら、防疫体制が不備なまま職員を危険にさらしたという責任をとらされる。それで「防疫は完全だった」というウソを守るために、「検査しない」ということを決めたのである。安倍晋三が世界に向かって「汚染水は完全にコントロールされてます」と大ぼらを吹いたあの日から、日本の官僚も政治家もウソに鈍感になってしまったのである。

 日本経済は壊滅する。これはもう逃れられない。感染者は今や日本中にいるのである。新たな感染を食い止められないとわかったらおそらく政府の発表は「罹っても治るから安心」に変わるのだろう。しかし、世界各国が日本を「中国の次に感染拡大中の地域」と認定しているわけで、これから世界各国は「日本人入国禁止」という措置を発表するだろう。 来週になれば円は売られ、日本株は暴落する。感染者は一気に増え、人が集まるあらゆる活動が停止することで日本経済は壊滅する。Jリーグは開幕を決めたが、おそらくそこも大量感染の場となるだろう。プロ野球も同じである。みんな国民の健康を守ることよりもゼニが大切なのである。東京五輪の頃には、日本中が危険域となっていて感染者も100万人くらいに増えていそうである。

 短時間で結果の出るロシュの検査キットを導入せず、検査そのものまで利権にしてしまった官僚どもの責任は重いが、トップにいる政治家もクズだからどうしようもないのである。厚労省自らがバイオテロで国民に危険を与える国、それが日本である。もっとも日本にとって最大の災厄は、いつまでもあの馬鹿が総理大臣の地位にいることだ。チンパンジーが電車を運転していれば、代わりの運転士を探す前にまず電車を止めなければならない。


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2020年02月21日(金) 京都市は京大が嫌いなのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 京都市の景観条例によって、京都大学周辺の多くのタテカンが撤去に追い込まれててしまった。オレは京都大学周辺の風景を「タテカンも含めた観光資源」ととらえていたので、その弾圧には激しい怒りを感じていた。

 しかし、京都市の弾圧はそれだけではないのである。京都大学周辺ではまるで京大生をターゲットにしたような放置自転車の撤去が目立つのである。これは明らかに京大生に対する不当な弾圧である。断じて許すわけにはいかない。

 出町柳駅近くにあるステーキ丼で有名な店が、お客さんの自転車が放置自転車として取り締まられ、撤去されてしまうという営業妨害をたびたび受け、ついに店を移転するということになった。店の前に置かれている自転車が客のものか、放置自転車なのかはすぐに判断がつく。それを食事中に一方的に撤去されたことで客が安心して食えなくなり、客離れが発生してしまったのである。その店の場所から考えて利用者の大半は京大生である。これは京大生を狙ったいやがらせとしか思えないのである。そういうことをする京都市のボスである京都市長の門川大作はクソ野郎である。オレはこいつを断じて許せない。

 京都市は駅前の不法駐輪を減らすためにさまざまな対策をたて、駐輪場の整備も行っている。京都駅周辺ではかなり成果を上げている。しかし、出町柳駅周辺は駐輪場が不足していた。これは主にその駅を利用するのが京大生なので、わざと整備を遅らせていたような気がするのである。明らかに市長は京都大学が嫌いなのだ。タテカンを弾圧したことからもその悪意は明らかである。

 京大生は一致団結して門川を市長選挙で落とすべきだった。しかし、なぜか彼は当選してしまい、京大への弾圧政策も継続することになったのである。京大生は昔から投票率が低い。これは多くの京大生が「面倒なので住民票を田舎に置いたまま」「日曜日は家から出るのが面倒で引きこもってる」という理由で投票に行かないこととも関係している。オレのようにきちんと一票を行使していた京大生は少数派で、学生時代に投票所に行くと近隣住民から「学生さんなのに投票するなんて立派ですね」と、誉め言葉なのか悪口なのか意味不明なことを言われたことを思い出す。

 京大生にとって「市長がだれか」ということは自分たちの生活にかかわる大きな問題だった。もしもオレが現役の学生ならば、その重大さをアピールするために学校のあちこちに「投票に行こう」「門川を落とそう」というビラを貼って行動を促しただろう。しかし残念なことにそういう活動をする京大生は今の現役学生の中には居なかったのである。

 門川大作が当選したことで、これからも権力や行政による京都大学への弾圧は継続することになる。権力を握ってる連中から見れば、京大というのは迷惑な存在である。なんとかして排除したいと思ってる方も多いだろう。自分たちの悪を指摘されたくない悪徳政治家どもは、京大生が政治に無関心でいることを望んでいるはずである。

 京都はこれからどんな街になっていくのだろうか。オレは自分が4年間過ごし、今も愛している街がどんどん醜悪になっていくことを望まない。なんとか開発の流れを食い止めて古き良き京都を守りたいのである。町家がどんどん破壊され、そこにミニ開発のマンションや民泊施設が立ち並ぶという状況は悲しいのである。そんな街づくりを推進してきたのはまぎれもなく門川大作である。

 ちょっとステーキ丼を食べてるだけのわずかな時間に、京都市によって勝手に自転車を撤去されてしまった若者よ、その怒りを京都市にぶつけるんだ。責任者の門川大作にぶつけるんだ。自分たちの自由な生活を守るために立ち上がれ。


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2020年02月20日(木) チケット詐欺にご注意を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 東京マラソンの一般参加が中止になったが、参加費は返金されないという。そして参加賞は郵送されるということである。4万人といわれる一般参加者から振り込まれた参加料は国内ランナーが1万6200円、海外ランナーは1万8200円である。不思議なのは地震とか台風とかで中止になったら返金されるのに、主催者の都合で中止になった場合は返金されないということである。

 その程度の金額ならまだあきらめもつくが、オレが想像するのは東京五輪の中止である。その時にもやはり支払ったチケット代は同様の扱いを受けるのではないだろうか。新型コロナウイルス肺炎の感染拡大で日本が大流行地域となり、東京五輪中止ということになった場合、あるいはすべての競技を無観客試合にする場合、支払ったチケット代はすべて返金されずということになる。

 もちろん主催者側にはいろんな言い分があるだろう。すでに東京五輪関係の様々な支出はもう発生している。巨大なスタジアムも、選手村も、他の施設整備のゼニもみんなすでに発生した後である。だから返そうにも返すゼニはない。だったら受け取ったチケット代をその経費に充てて・・・ということになるのである。

 マラソンなどのイベントの場合、経費のほとんどは準備段階でかかるという。そう考えた場合、今回の「返金せず」という対処にもある程度納得はできる。レースに参加できるかどうかという些事よりも、これ以上感染者を増やさないということの方が国益にかなっている。

 そういうわけで今回の「返金せず」という対処は主催者側からしたら全く問題ないわけだが、チケットを買った市民目線で考えれば、返金されないというのは壮大なチケット詐欺に遭ったようなものである。ゼニを払ったのにチケットは使えないのである。オレは五輪の購入していないし、そんなものは家で寝ころんでお菓子でも食いながら大画面テレビで観たほうが快適だと思ってるのだが、多くのチケット購入者にとっては「ふざけるな!」と怒りたくなることだろう。

 このような集金したゼニを返さない一連の行動は、オレには安倍晋三のお友達がやっていたあの詐欺集団「ジャパンライフ」と同じレベルに思えるのである。考えたら日本国家そのものが壮大な詐欺商法である。国民からたくさんの税金というゼニをぼったくりながら全くそれを国民のために使わず、自分たち仲間で山分けしている状況というのがまさにそうではないか。オレの払った消費税はいったいどこに消えたのかとオレは言いたいのである。それが小泉進次郎のホテル代になってるのなら「ふざけるな!」と言いたいのである。

 国会議員というごくつぶしを大量に抱えながら日本という国はどこに向かっていくのだろうか。ボンクラどもが国益なんかまったく考えずに自分の当選のために支援者と酒を飲んでいる状況はもはや世界の笑いものである。もう完全に日本は終了しているのかも知れない。


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2020年02月19日(水) コロナより新年会が大事        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan


 環境大臣の小泉進次郎が、コロナウイルス対策のための重要な会議を欠席して支援者との新年会に出ていたことがバレてしまった。安倍晋三の「桜を見る会」疑惑に関して野党が追及していることに対し、頭の腐った自民党支持者たちは「桜よりもコロナウイルス対策が大事」「いつまでも桜のことを言うな」とあの安倍晋三という稀代の嘘つきを擁護していたわけだが、コロナウイルス対策よりももっと支援者との新年会や宴会の方が大事だと自民党議員が思ってることが見事に暴露されてしまったのである。

 しかし、オレはこんなことには全く驚かない。太宰治は「子どもよりも親が大事」と「桜桃」の中で書いたが、多くの自民党議員にとっては「国会よりも地元が大事」なのである。なんの志もなく世襲や金目当てで国会議員になったクズどもは国家の将来なんか何も考えてない。考えてるのは次の選挙で自分が当選できるかどうかということだけである。その程度の器の人物にみんな投票してるのである。もっとも国会議員のほとんどは凡庸な人物であり、何も小泉進次郎だけがダメなのではない。国会議員の資格を厳しくすれば現職の議員のほとんどをクビにしないといけなくなる。オレのような優れた人間しか議員になれないなんてことになると選挙区に一人も候補者がいないということになってしまうだろう。

 凡庸な人間でも道徳的にまっとうな人間ならまだマシである。しかし現実には国会議員の多くが凡庸なうえに道徳的に腐ってるか、あるいは悪に特化したクズ野郎なのである。IR誘致に関して巨額の賄賂を受け取りながら絶対に認めない往生際の悪いヤツもいれば、初鹿議員のようなセクハラじじいもいれば、小泉進次郎のように性事活動に政治資金を流用するヤツもいて、政治と性事を分けることができていないのである。首相補佐官までも国費で不倫旅行するくらいだから、女性の国会議員がよそさまの夫を寝盗るくらいまだかわいいものである。秘書に向かって「ハゲー」とか怒鳴るババアもいる。そんな連中が「国会よりも地元支援者との交流が大事」と思ってるわけで、そんなクズに投票する有権者も共犯者みたいなものである。

 辻元清美みたいなうさんくさいおばはんから「鯛は頭から腐る」と言われて安倍晋三が激怒した理由は、それが図星だったからである。頭が腐った自民党はいつのまにか全員が腐った集団となって国民に災厄を与えるだけの存在となってしまった。悪いことをしても認めなかったらOKというそのモラルハザードぶりを全員がマネしているだけである。

 小泉進次郎みたいに新型コロナウイルスの問題よりも自分の支援者との新年会の方が大事と思っていて、国際会議ではなんかテキトーに「セクシー」とかほざいてるアホがこれからも当選するのなら、もうその選挙区の住民は国賊である。住民税を10倍くらいぼったくってやってほしい。おまえらが無責任に投票したせいで国民はみんな迷惑してるのである。


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2020年02月18日(火) 今だ、京都に行こう!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 中国人観光客が減ったことで、京都の観光地はどこも閑古鳥が鳴いているという。もともと2月の京都というのはシーズンオフで、受験生が合格祈願に北野天満宮にやってくるのと、大学受験生で宿が埋まる程度だったところに春節で大量の中国人観光客が押し寄せて大混乱していたわけで、それがもとも静かな京都に戻ったのが現在の状況なのである。

 冬の京都は雪が積もった比叡山を借景にした庭園や、奥丹、順正に代表される南禅寺界隈での湯豆腐など「冬ならでは」のものがたくさんある。九条ネギがおいしいのも今だ。そういう意味ではこの冬はチャンスなのである。

 夏の京都は暑すぎて死にそうになる。もちろんその時期ならではの「かき氷」などの楽しみがあるのだが、とにかくあの暑さは耐えがたい。クルマで移動するオレでさえもクルマから降りた瞬間に熱気で死にそうになるのだ。バスや電車を利用する徒歩移動の観光客にとって夏の京都は地獄の季節である。

 花見の時期の京都は人が多すぎる。そんな時期に清水寺とか八坂神社、円山公園に行くとラッシュアワーのような混雑と、泥酔した花見客に遭遇するわけである。決していい季節とは言えないのだ。嵐山に桜を見に行っても、渡月橋からこぼれて保津川に転落しそうなくらいに人がいるのである。どこの店も満員なのである。満足に昼飯も食えないし、クルマを停めるところもない、仮に駐車場があいていてもぼったくりなのである。

 紅葉の時期の京都も人が多い。それでも昔は夜になれば空いていた。最近はライトアップする寺院が増えて、夜でも人が多いのである。人気のある寺は昼間に十分に儲けてるのにさらに夜も稼ぐわけで、まざに坊主丸儲けである。このまま規制しないともしかしたら24時間拝観可能なんていうコンビニのような寺も出現するかもしれないのである。

 京都が好きなオレにとって「いつが空いているのか」というのは大きなテーマであった。できれば空いてる時に静かに観光しようと思っていたのである。大学生の頃は春節の混雑なんて想定外だったのである。

 ところが京都の寺社仏閣にとっては「空いてる時期がある=儲からない」である。それでどうすればオールシーズン儲かるかという戦略を立ててきたのだ。たとえば北野天満宮は受験生が合格祈願に来る年末から年始、そして梅園の梅の時期がかき入れ時だったのである。そうではないシーズンオフの時は紙屋川沿いやお土居のあるあたりとかを自由に散策できたのだ。それが今はゼニを払わないと入れないのである。北野天満宮の卑怯な所は、もともと下鴨神社の夏の神事だった「足漬け神事」をパクって、それまで閑散期だった夏も儲けようとしたことである。もうゼニになることならなんでもありである。受験生本人が来なくても代理で合格祈願のご祈祷をしてもらえるのである。そんなことで志望校に入れるほど甘くないのである。ちゃんと勉強しやがれである。

 とにかく今がチャンスなのである。外国人観光客の増加でどこも人があふれていた京都が今だけは空いているのだ。京都は人が多い・・・とあきらめていた人たちにオレは全力で勧めたいのである。もう京都に行くしかないのである。こんなチャンスはこれから二度とやってこないかも知れないのだ。逃してしまうのが惜しいのである。

 天皇誕生日とその代休の連休がもうすぐやってくる。そのあたりが大きなチャンスなのである。桜が咲いてしまうともう手遅れなのである。


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2020年02月16日(日) 命よりもゼニが大事        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 命とゼニとではどっちが大事なのか。そんなもの命に決まってるじゃないかと思うのだがそうではない政治家がいた。それが安倍晋三である。コロナウイルスによる新型肺炎の感染の恐れがあるのに危機感を持たず、すぐに鎖国体制を強いて中国からの入国者を食い止めることをしなかった。旅行者が日本に落とすゼニが欲しかったからである。財界からの「命よりもゼニが大事」という要請があったからである。

 中国政府が発表している患者数や感染者数は全くのでたらめだ。実際はその10倍以上だろう。武漢を封鎖するという思い切った行動は、それ以外に打つ手がないことの裏返しである。ところが日本政府はすべてが後手に回った。一貫して「たいしたことない」という楽観的姿勢を取り続けた。危機感をもって取り組む姿勢を持っていた政治家は誰もいなかったのである。

 観光客が減ったら景気が悪化する。景気が悪化したら企業収益に影響するかも知れない。財界からのそういう声に逆らえず、また自身で考える頭もなく、小学生以下の思考力ではまともに対策を立てることもできず、今の結果を導いてしまったのである。

その結果どうなったのか。もはや感染ルートを特定できない多くの感染者が日本国内に発生してしまったのである。これから等比級数的に感染者が増加していくことは確実でああり、もはや食い止めることは不可能である。

 感染者の中には新幹線に乗ったり都内に通勤した者もいる。そこからいったい何百人に感染が広がってるのか全く予想もつかない。

ここで大切なのは何よりも国民の健康や生命を守ることである。それなのに安倍晋三の頭にあることは「東京五輪を予定通り開催すること」「景気が悪化しないようにすること」だけである。

 福島原発の事故の際に安倍晋三は言った。「汚染水は完全にコントロールされている」それが真っ赤なウソであることは国民は誰でも知っている。おそらく今回の新型コロナウイルスによる肺炎も「感染ルートはすべて把握されています」「日本の防疫体制は完璧です」というウソを世界に発信するのだろうか。ここまで己の無能さに気づかないボンクラがいつまで首相の座に居続けるのか。これはもはや歴史的災厄である。

 「募ってはいるが募集はしていない」といういつもの安倍話法で世間の失笑を買った安倍晋三は、今度は「流行(はや)ってはいるが流行はしていない」などとほざくのだろうか。そんな言い逃れを放置している自民党の他の議員どもは恥ずかしくないのか。こんな恥知らずのトップを総裁に据えていて満足なのか。


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2020年02月15日(土) 東京五輪中止の可能性        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 「東京五輪中止」ということになれば、すべての新聞に大きな見出しでこの文字が躍るだろう。しかし、それがどうやら現実問題になりそうなのである。それは感染ルートのわからない感染者が次々と発生しているからである。日本は今やコロナウイルスによる新型肺炎の流行地域になってしまったのだ。

 SARSが終息までに8か月かかったことを考えると、これから大流行が始まる今回の新型コロナウイルスによる肺炎があと5か月で終息するとは思えない。そうなると、IOCは判断を迫られるのである。ズバリ、東京で夏期五輪を開催するかどうかという決断である。

 おそらく今頃、IOCは代替開催する都市の選定に動いているはずである。その都市が決まった時点で「決定事項」として発表されるのは間違いない。マラソンのコースが東京から札幌に変更になった時も突然の発表だった。それを考えれば中止の発表だって唐突に行われる可能性が高いのである。

 横浜港に入港予定のクルーズ船は今や集団感染の場と化してしまった。船員への感染も増え、接触時間が短いはずの検疫官も感染した。もしもこれが伝染病に対する治療法のなかった中世ならば、それこそ船ごと焼き払われていたかも知れないのである。中国政府も日本政府も初動対策を大きく誤った。そのためにもう感染は止められない状況にあるのだ。

 中国が武漢を封鎖した時、日本政府は事態の重大さに気づくべきだった。中国といえばもともと隠蔽体質の国である。都市を閉鎖した時点ですでに500万人が武漢を出てしまっていた。それなのに日本は悠長に構えていて、湖北省以外の地域からの中国人の入国を認めていたし、湖北省の人間であっても抜け道はいくらでもあったのだ。大量の中国人観光客がウイルスに感染したままあちこちと日本国内を移動したせいで、日本中で感染が拡大してしまったのである。日本政府は即座に「鎖国」政策を採るべきだったのである。

 国会は全く機能していなかった。一致団結してこの事態に対処すべきなのに、政争に明け暮れていた。ただこの点で野党を責める人もいるがそれは違うと思う。国会がだらだらと不毛の議論を続けてる理由はすべて、安倍晋三がウソばかり言うからである。証拠を示してきちっと政治資金規正法違反を謝罪すれば一日で終わっていた。ウソでごまかしてなかったことにしようとした潔さに欠ける態度が今の事態を招いたのだ。こんな恥知らずの総理はかつて誰もいなかった。宇野宗佑は月30万で愛人を囲っていたことを暴露されてすぐに辞職した。安倍晋三は税金を使って自分の選挙区の有権者を買収していたことを早く認めて潔く首相の地位から降りるべきだ。検察の人事までに介入してあくまで保身をはかろうとするその態度は情けないの一言である。長州藩の大先輩、吉田松陰先生も草葉の陰で悲しんでいるだろう。

 ここで注意しないといけないのは韓国の動きである。文在寅大統領にとって、日本を攻撃をすることは彼の人生の目的のようなものである。彼が慰安婦問題のように、世界中で日本を貶め、東京五輪を危険視するキャンペーンを行った場合、世界でどんな動きがあるか予測はつかないのだ。

 東京五輪をやるかやらないか、それはIOC会長の判断次第である。もはや自体は切迫している。もしも開催しないということになれば、その特需を当て込んだ支出がすべて無駄だったことになり日本経済は崩壊する。株価は半値くらいまで暴落するだろう。そんなことになったらどうすればいいのか。オレは淡々と株を空売りして儲けるだけである。日本がどうなろうと、東京がどうなろうとオレには関係ない。しぶとく自分が生き残ることが一番大事である。 


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2020年02月13日(木) DQN罪を作ってくれ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 子供の遊ぶ砂場に大量のつまようじが撒かれていたという事件があった。そこで遊ぶ子供が不用意に砂をつかんだら指につまようじが刺さるのである。なんとくだらない、そして卑劣な犯罪だろうか。

 沖縄では駐輪場の自転車が大量に川に投げ込まれていたという。いったい何の意味があってそんな迷惑行為をするのだろうか。人が困ったりいやな気分になることをわざと行うことをなぜするのか。

 駐車中のクルマに傷をつけてまわったり、千枚通しでパンクさせまくるというDQN野郎もいる。そういう人間は社会にとって迷惑である。しかし、仮に逮捕されてもとても軽い罰しか与えられないのである。それもまたオレには納得できないのだ。

 こうしたDQN行為は市民社会に対する無差別テロである。オレは以前にも書いたことがあるが、こうした迷惑行為を行うクソ野郎は即座に死刑にすべきだと思うのだ。そんな人間は日本社会にいらないという意志を我々は明確に示すべきである。

 名称としてオレはとりあえず「DQN罪」というのを考えている。どんな行為がこのDQN罪に該当するかはこれから判例を重ねていけばいいと思うのである。ただここで紹介したような「特定の相手を狙うのではなくて、市民に対する無差別テロ」というものがこの罪名に該当するとオレは思っている。

 我々が「DQNは社会の迷惑」という共通理解を持ち、小学校の教育は知育よりも徳育を重視して、いかにDQNを発生させないかということを重視すべきだというふうに方向転換するべきである。

 その人間がDQNになるかどうかという違いはなぜ生まれるのか。オレはどんなしつけを受け、どんな幼児教育を受けたかで決まると思っている。親がDQNなら子もDQNという現象も多々発生する。DQNの世襲である。このようなDQN連鎖を断ち切ることが幼稚園や小学校の役割であり、たとえDQN親であってもその子はDQN化するのを阻止できることを目指すべきなのだ。場合によっては迷惑な親に対して、「この子をあなたのようなDQNにしないためにも教育は必要なのです!」と告げる必要があるのだ。

 果たしてDQN化が教育によって防げるのかどうかはオレにもわからない。しかし、何もしないよりは何かしたほうがいい。積極的に取り組まないと日本はDQN化の波に飲み込まれてしまうのだ。1億総DQNなんてことになればもうおしまいである。

 収入や学歴よりも大切なことは、良識があってマナーを守った行動ができ、周囲に迷惑をかけないことである。きちんと空気が読めることである。傍若無人にそこら中に唾を吐き、ゴミを投げ捨て、タバコの煙を浴びせるような人間はまぎれもなくDQNだ。このような人間は高収入で高学歴の者の中にもいる。そういうDQNもきちんと社会から排除しないといけない。 

 オレはDQNが嫌いだ。DQNとは実生活で関わりたくないと思っている。「死ね」とだけ書かれたDQNからのいやがらせ一言メールもよく届くが、おまえが死んでくれ。


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2020年02月12日(水) 推薦入試もAOもやめろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 東京理科大が入学試験の種類ごとに学生の基礎学力調査をしたところ、推薦組の学力が極端に低いことが明らかになったという。大学教育を理解するための基礎学力が欠けている学生が多いそうである。しかし、こんなことは昔から常識だったのである。

 推薦入試やAO入試の本来の意義は、能力のある優秀な生徒を早目の時期に囲い込んでしまうことだった。限られた人数しかいない優秀な学生は東大や京大といった難関校に入ってしまう。そうした優秀な学生を他の私大が獲得するために「早く合格が決まる」「試験科目が少なかったりなかったりして準備が楽である」というエサをぶら下げて出願させたのである。

 高校側としては学力のある優秀な学生にはきちんと入試を受けさせたい。東大や京大に入れる能力のある生徒は推薦で早慶に行かせたくないのである。東大や京大を受験してもらいたいのだ。その結果、早慶に推薦で入学する生徒というのは東大や京大にはがんばっても届かない層の生徒ということになる。早稲田や慶応が「東大や京大に入れるような生徒を採りたい」と思っても、そういう生徒はそもそも推薦に出願してこないのだ。

 おそらく日本中のすべての大学で、推薦入試やAO入試で入学してくる学生の学力は一般入試で入学する学生よりも低いのである。この現実を高校生の側から考えれば、推薦入試というのは「一般入試よりも楽に志望校に入る方法」でしかないのだ。実際に一般入試よりも学力の低い生徒が入れるわけだから、高校生の側は「一般入試では無理だから推薦で狙いたい」ということになるのである。

 AO入試の出願条件に、ボランティア活動や社会貢献、学校外での活動歴などを要求する大学があるとする。そうした活動をするには家族の協力や学校の支援が必要である。たとえばオレはディベート部などというマイナーな文化部の活動に関わっているが、「ディベート甲子園」と呼ばれる全国大会で活躍するためには、まずそうした部活動のある学校に入学しないといけない。公立学校でそうした活動のできる学校はほとんどないので、私立に行くことが可能な裕福な家に生まれないとそうしたチャンスすら手に入らない。

 極端な意見だが、オレは進学目的の塾も廃止すべきだと思っている。補習塾は意味があるが、受験勉強なんかはみんな勝手に自分でやればいい。そこでゼニのある生徒だけが有利な仕組みを存在させると、貧富の差が教育の結果に反映してしまうのだ、塾なんて教育のノミ行為みたいなものである。どうしても塾が必要ならば学校内に設置して、教員が残業手当という形で補習分の報酬を得られる仕組みとして存在させればいいのである。

 関西には立命館大学や近畿大学という金儲けの得意な大学がある。近畿大学は長らく関関同立の4校の後塵を拝してきた。ただ、理系学部が入学試験の時に理科を1科目しか課さないということで受験生の人気を集めた。逆に関関同立の側は「理科を二科目課す」ということで国公立大学第一志望組の受け皿として優秀な学生を拾うことができた。しかし、すべての理系の生徒が理科2科目ともできるわけではない。オレは共通一次試験受験の時に物理と化学という2科目を選択して、どちらも得意だったのでしっかりと点数を稼がせてもらったが、普通の学生はそうもいかないのである。理系であっても理科が1科目しか得意じゃなかったり、理科も数学も苦手だったりするのである。だったら理系に来るなと言いたいところだが、数学や理科が得点源なのに文学部に入るオレのようなひねくれ者も世の中にはいるので、理科や数学のできない理系志望者がいてもいいと思うのである。

 関関同立の4校の中で、理科は1科目でOKということに最初にシフトしたのは立命館大学である。京都の広小路にあったころには質実剛健でバンカラな学風だった立命館は、衣笠に移転してからは金儲けに邁進する学校に生まれ変わった。理科の科目減によって志願者を大きく増やし、いつのまにか関西大学、同志社大学、関西学院大学も追随して理科一科目でOKになっていった。

 入試に出題する科目を減らせば受験しやすくなる。もっと減らせばもっと受験しやすくなる。試験を実施しないで面接や書類選考、あるいは高等学校の推薦書だけでOKということになればもっと受験しやすくなる。しかし、受験生はそれだけ勉強しなくなるのである。そんな仕組みを導入すれば学力低下が起きるのは自明の理である。

 日本型の知識重視の入学試験は何も間違っていなかった。どんなに家が貧乏でも、本人の性格が悪くても、書店で容易に買える参考書や問題集をきちんとやるだけでどんな大学にでも入れたのだ。今でももちろんその原則は間違っていない。塾や予備校は受験に特化したテクニックを与えてはくれるが、どんな馬鹿でも賢くする魔法の場所ではない。駿台予備校に行けばどんな馬鹿でも成績が上がって志望校に入れるかといえばそうではなく、やる気のない馬鹿はいつまでたっても馬鹿のままである。すべて本人次第なのである。
 文部科学省は推薦入試やAO入試の割合を増やそうとしている。そんなことをしても多くのFランク大学ではそれは「全く勉強しなかった高校生」が大学に入るための役立つツールにしかならないのである。もしも文部科学省の官僚がこんな事実に気が付いていないとしたら究極のアホだし、気が付いてるならば彼らは国益よりも天下り先のFランク私立大学の存続しか考えてない国賊である。どっちも最悪なのである。


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2020年02月10日(月) どうすれば景気が回復するのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 昨年に消費税の増税が実施され、それから徐々に消費活動が落ち込んでるという。今年のコロナウイルスによる新型肺炎の影響でさらなる景気悪化は確実だ。税収も大幅に落ち込むだろう。そこでさらなる増税をという外圧があるかも知れない。日本の消費税10%はEUなどと比較すれば低い税率だからだ。

 しかし、増税によって景気を回復した国はない。それは江戸時代でもそうだ。藩の財政赤字を回復するために増税したり年貢を引き上げたりした藩は、さらに景気が悪化し、住民が逃散したり一揆がおきたりした。上杉鷹山のようなすぐれた為政者がどこにでもいるわけではなく、多くの藩は凡庸な藩主のためにさらに苦境に陥ったのである。

 日本もこの危機にあって、相変わらず「アベノミクスのさらなる発展を」などとほざく馬鹿が、ウソで固めた答弁を永遠と繰り返している。ウソでごまかし、さらにそれをウソで上塗りし、これ以上追及が及ばないように検察の人事に介入し、卑怯な方法で罪を逃れようとして必死である。

 民主党時代に提唱された子供手当てを、自民党政権が今になって少子化対策でやろうとしている。子どもが3人いれば月に10万円の手当てが発生するというこの案は魅力的だ。しかし、若者を貧しくして晩婚化を加速させた今、果たして3人目の子どもを持てるのかという気もする。

 最低賃金を上げれば企業業績が悪化して・・・と未だに考えてる人が多く、実際に最低賃金を上げた韓国では就職難になってさらに若者が貧しくなった。しかし、日本ではどうだろうか。オレがぶっ壊さなければいけないと思ってるのは大手コンビニチェーンの搾取の構造であり、FC店を破綻させても元締めがもうかるこの仕組みはそれこそセブンイレブンやローソンの社長をみんな刑務所にぶち込んでやらないといけないレベルの悪だとオレは思っている。

 手取りが15万ほどしかないのに家賃が7万もする新しくてきれいな賃貸住宅に住む若者も馬鹿だ。古い物件を探せば大阪市内でさえも家賃2万円台のワンルームマンションがが腐るほどある。生活保護を受けてる者に家賃補助の上限まで補償するのではなく、そうした安いところにしか入れないようにすればいい。ゼニの使い方が間違ってるのである。貧乏な若者も見栄を張らずに安いところに入ればいいのだ。築30年以上のワンルームでも十分快適に暮らせるのである。大阪のような大都市でも礼金敷金ゼロのゼロゼロ物件はたくさんある。家賃の高い首都圏で住もうなんて考えず、安くてうまい食い物が豊富な大阪に来ればいいのである。

 貧乏人が自由に使えるゼニを増やすにはどうすればいいか。政策はその一点である。不動産屋だけがもうかる仕組みをぶっ壊して、安い賃貸住宅を大量に供給し、中古住宅の値崩れを発生させればたちまち可処分所得は上がる。そのゼニが消費に回ることで劇的に景気は良くなるのだ。そんな仕組みもわからずに必死で土地価格の維持をして、固定資産税という税収を守ろうとすることの愚かさにオレはあきれている。 

 亡くなったオレの父は言った。「公費で補助してアルミ缶を買い取る価格を上げてやればいい。そうすれば朝早く自転車で回ってアルミ缶を回収している人たちが潤う。」そんな部分から豊かにしていけば、いずれ社会全体が豊かになっていくという発想だった。

 大学などの高等教育の授業料の無償化なんかしなくていい。アベトモたちのゼニ儲けのために作られた加計学園のような学校法人の収入となって政治家に還元されるゼニはいらない。そんなゼニがあれば全国の国公立大学の授業料をすべて無償にして、努力して受験勉強をがんばった者は学費がかからないという仕組みにすればいいのである。長時間スマホで遊んでゲームばかりしている馬鹿高校生にまで税金を使って支援してやる必要などない。

 オレには景気回復のための策がたくさんある。しかしそのどれもが貧民を豊かにするための方策であり、今の政治家や金持ちどもにとっては何のメリットもないものばかりである。だからそういう政策は決して実行されることはない。そしてオレが本気でそれを実現したいと思ったら、オレ自身が政治の世界に出るしかないのである。たぶんどこかで右翼のテロに遭って殺されそうだが。
 


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2020年02月07日(金) 危険運転に天誅を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 オレはいつも安全運転している。クルマをS660からロッキーに乗り換えてからはさらにその傾向が強くなった。運転時の視点が高くなって周囲がよく見えるので、ますます歩行者や自転車に注意を払うようになった。横断歩道に人がいれば必ず停まるし、コンビニの駐車場などから道路に出るときは必ず一時停止して歩道を通行する自転車や歩行者を優先する。そんな模範的超優良ドライバーがオレである。もっともそんなことはゴールド免許を持つオレにはしごく当たり前のことであり、何も自慢するほどのことでもない。

 さて、そんなオレがひやりとした瞬間があったのである。それは2月7日、朝7時43分ん頃のことである。オレは長居公園東通りという道を北上し、突き当りを右折してからすぐに住宅街のセンターラインを引いてある道路に進入した。通勤時に抜け道として通常利用しているコースである。その時、オレの後ろをミキサー車が走っていた。

 住宅街の道路なので自転車や歩行者の飛び出しに注意しつつオレは徐行運転していた。そして50mほど前方の信号が黄色になったので速度を落としてゆっくりと停止した。その時である。オレの後ろにいたミキサー車が猛然と加速して、赤信号で停車するオレの右側をすごい速度で追い越していったのである。

 オレのクルマはドライブレコーダーを搭載している。職場についてからオレはマイクロSDカードを取り外してパソコンで確認してみた。もちろんその場面はばっちりと記録されていた。オレは帰宅してからその動画をyoutubeに投稿した。
暴走ミキサー車 信号無視の瞬間というタイトルをつけてみた。

 交通事故というのはそのほとんどが危険運転の結果起きるものである。多くの危険運転は「たまたま人が来なかった」「たまたま歩行者が停まってくれた」「たまたま自転車がよけてくれた」から事故につながっていないだけで、そうした偶然がなければたちまち悲惨な事故が起きてしまうのである。

 赤信号で停車しているオレの脇を強引に追い抜いて行ったこのミキサー車の前にもしも自転車や歩行者が飛び出して来たらどんなことになっただろうか。目の前の信号が青になっていて、しか左側のクルマはちゃんと停止している。もしもオレが自転車に乗っていれば、迷わずに速度を上げて通過しようとしただろう。まさかそこに信号無視の馬鹿が突っ込んでくるとは思いもしないし、結果として吹っ飛ばされて死んでいたかもしれないのである。

 単純な信号無視や速度超過は「危険運転」と認定されることはない。馬鹿裁判官のせいで危険運転のハードルはとても高くなってしまった。しかし、信号無視で発生する事故はすべて「危険運転」とすべきだとオレは思っている。オレの脇を信号無視して追い抜いていったこのクソ野郎が人をはねていれば、オレは裁判所で堂々と危険運転だという主張をするだろう。

 交通事故の加害者は人を傷つけたり殺してしまった責めを一生負うべきである。決してその罪は許されることはないのだ。たとえ歩行者に過失があったとしても、命を奪ってしまったという事実は消えない。オレが教師になったばかりの頃、歩道でふざけていた小学生がオレの目の前に飛び出してきて、必死で急ブレーキを踏んで停止したということがあった。小学生は笑ってその場から逃げていき、オレはハンドルから手を離せずにその場で硬直して呆然としていた。あの時にブレーキを踏むのが一瞬遅れて子どもをはねていれば、オレは仕事を辞めさせられていただろう。

 安全運転を心がけていても逃れられない不可抗力の事故は起きる。危険運転者が事故を起こすのはある意味必然である。だからこそ重い罰を与えないといけないのだ。

 警察はくだらない速度違反取締のような無意味なことはやめて、交通違反の検挙はすべて動画投稿に依拠すべきである。投稿者には反則金や罰金の一部が支払われる形にすればいい。そうすれば安全意識は高まり、危険運転者を劇的に減らすことができる。そしてオレもばっちり稼げるのである。大阪府警はぜひ取り組んでほしいのである。


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2020年02月06日(木) クルーズ船の乗客に支援を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 横浜港に入港する予定だったクルーズ船の中でコロナウイルスによる新型肺炎の発症者がいたことで乗客が上陸できずに船で隔離された状況となっている。感染をこれ以上広がらせないようにするために協力してくれている乗客たちに政府は最大限の支援をしてもらいたいとオレは思うのだ。

 ずっと同じ場所に停泊していると景色が変わらない。それなら富士山が見えるように駿河湾に移動するとか、14日間も隔離されるのなら北海道まで出かけておいしい海の幸を味わえるようにするとか、それくらいのことはしてあげてもいいじゃないか。

 船室に閉じ込められてすることがない。それなら任天堂は支援物資としてゲーム機を贈ってあげればいいじゃないか。スマホでゲームする方々のために無料Wi-Fiを増強して、ひまつぶしできる環境を整えてやればいい。部屋に閉じこもっていても退屈しないように最大限の支援をすべきである。

 食べ物も工夫すべきだ。有名な菓子店とか、スイーツで有名なお店とか、積極的に差し入れを受け入れ、その都度報道すればいいのである。店にすれば商品を提供するだけで大きな宣伝になるのだ。「今日はこんなスイーツが差し入れです」とテレビで取り上げてくれるだけで大きな宣伝になるのである。

 窓のない部屋で軟禁されて過ごさないといけない方々のストレスはどれほど大きいだろうか。隔離が長引いて、手持ちの常備薬がなくなったり着替えが無くなったりする人々をどうやって支援するのか。だったら大手アパレルメーカーに着替えや下着の差し入れをさせればいいのである。とにかく今クルーズ船の乗客に対してやれる限りの支援を工夫すべきなのである。

 ニュースが伝えるのはせいぜい新規の感染者の発生数と、どんな食事が提供されているか程度である。乗船者の不満の声はわざと隠されてるのか。報道規制されてるのか。オレはそれが不思議なのである。

 ゲーム機の差し入れ、漫画の差し入れ、映画やお笑いのDVDの差し入れ、そういったニュースは全く聞かれない。どうしてそういう発想がないのか。もしも自分が乗客の立場だったらどれほど耐えがたいことかと思ってしまうのである。


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2020年02月04日(火) 山川異域 風月同天        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan


 コロナウイルスによる新型肺炎で多くの物資が不足している中国に贈られた救援物資の箱に記されていた漢字8文字が話題になっている。それは 山川異域 風月同天 という8文字である。そのことばの由来を知る人からこのニュースは拡散されて中国で話題になっているという。

 唐の時代に正しい仏教の教えを日本に伝えるために鑑真和上が来日した。何度か渡航に失敗し、船が難破してベトナムの方まで流されたりして苦難の末にやっと日本に来ることができた時には鑑真は失明していたという。この話は日本史の授業で習って覚えている方も多いだろう。

 鑑真が日本に行くこと決心した理由の一つが、長屋王が贈った千着の袈裟である。その袈裟には次の漢詩が刺繍してあったという。この内容に感動した鑑真は渡日を決めた。

山川異域 山川域を異にすれども
風月同天 風月天を同じくす
寄諸仏子 諸の仏子に寄せて
共結来縁 共に来たりて縁を結ばん

それを現代語訳するとこのような意味になる。

私たちの住む土地は違っていても
風や月、そして見上げる天は同じです。
(この袈裟を)仏教を学ぶみなさまに贈ります。
一緒に永遠の縁を結びましょう。

1000年以上の時を経て、「袈裟」ではなく今度は「マスク」が贈られた。その箱にはこの故事を思い起こさせる山川異域 風月同天の文字が記されていた。

住む土地は違っていても、風や月、そして天は同じです。

 日本と中国の政府の間には領土や歴史認識をめぐってさまざまな問題が未解決のまま存在する。しかし、それはあくまで政治上のことである。民間の交流にはそういうことは全く無関係である。仏教を信仰する仲間としていつまでも縁を結んでいこうという長屋王の伝えたかったメッセージは今も生きている。オレはこのことを知ってとても感動して、授業で生徒たちに伝えた。

 何のために我々は古典を学ぶのか。漢文を学んでいるのか。ただ受験に必要だから学んでいるのか。そうではない。漢字という文化を共有するからこそ、理解しあえる価値が存在する。中国で生まれたこの漢字のおかげで、我々は多くの価値を学ぶことができたのである。今その恩恵に感謝するとともに、隣人との深い絆をこれからも大切にしていくことを誓いたいのである。


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2020年02月03日(月) 真剣交際の定義について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 大阪府が2月議会に提出する府青少年健全育成条例の改正案の全容が明らかになった。この条例では18歳未満とのわいせつ行為を禁じている。現在の法律では脅迫などがない限り処罰の対象ではなかったのだが、改正案はもっと意味不明になっていて、「性的欲望を満たすことだけを目的としたわいせつ行為」すべてが禁じられ、真剣交際以外はすべて処罰の対象になるのだという。オレはこの内容にぶっとんでしまったのである。そもそも真剣交際とはいったい何なのか。どんな交際が真剣で、どんな交際がそうでないのか、そんなこと第三者が決められるのか。

 たとえば18歳未満の男女が出会っておたがいに一目ぼれして意気投合し、その日のうちに性行為を行ったとする。この場合おそらく「真剣交際」の定義からははずれてしまうのだろう。出会ったその日に結ばれた・・・ということが真剣ではないと判定されてしまうような気がする。しかし、恋愛というのはなんでもありである。人生の伴侶とそのような衝撃的な出会いをすることは絶対にないのか。

 その日のうちに結ばれるのがいけないのならば、何回目のデートならよいのか。このあたりも通ってる学校によって、あるいは本人の価値観によって大きな違いがある。付き合い始めて一か月後に肉体的に結ばれたとして、それを「たった一か月で!」と感じる人もいれば、「一か月もかかってるなんて信じられない!」と思う人もいるのである。

 新潟県である中学校の男の先生が女生徒と交際し、その教え子が卒業してから結婚したということがあった。その先生は生徒がまだ中学生のうちから付き合っていたということで懲戒免職となった。もう30年以上前のことだが、大阪府のある公立高校の先生と卒業生が結婚した時、子どもを作るために性行為をした時期が女生徒の在学中だったということで、その先生は停職6か月という処分を受けた。オレはどちらも真剣交際だと思うのである。それなのにどうして世間はこれを処罰するのか。おかしいじゃないか。

 ここにとんでもない遊び人の男がいて、常に遊びで何人もの女性と同時に交際してて、でも絶対に子どもができないように常に避妊しているとする。この遊び人の男と、上記の二人の先生を比較した場合、どちらが真剣でどちらが遊びかは明らかだ。大阪府の今回の新条例はこのような個別の事例をきちんと判断して適用されるのだろうか。

 まだ高校生なのに避妊もせずに性行為をしまくる馬鹿男と、きちんと避妊をして相手に子どもができないように配慮する紳士的な男がいたとする。この場合、世間はどちらを真剣交際と判断するのだろうか。もしも前者の馬鹿男が「オレは真剣だから子供が出来てもいいと思っていたんだ。快楽のためだけにする性行為の方が不純じゃないか!」と反論されたらどう答えればいいのだろうか。

 大阪府の条例が定義する「性的欲望を満たすためだけの性行為」というのは、世間の普通の夫婦や恋人たちが、日常的に行ってる「きちんと避妊して行う」性行為のことである。それが18歳未満の場合は違法なのである。多くの人たちにとって普通の行為が、18歳という線で合法と違法とに分かれるのだ。そして違法ではないということを主張するためには「真剣か否か」というものすごく主観的な判断基準しかないのである。

 そもそも性行為というのは「子どもを作る目的」「性的欲望を満たす目的」の二つしかなく、そうなると大阪府の条例は「子作り以外の性行為をするな」という意味にも受け取れるわけでもうむちゃくちゃなのである。

 「真剣交際」とはいったい何なのか。しばらくオレはこの問題を真剣に考えたいのである。誰か明快な答えをオレに教えてくれないだろうか。



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2020年02月02日(日) 京都終了のお知らせ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 京都市長選挙で門川大作が当確というニュースがあった。ホテルをじゃんじゃん建てて、地価を上昇させて固定資産税を増やし、相続税が払えないようにして市民に土地を売らせ、その土地を開発業者に提供し、議員たちが利権に群がるという悪循環によって次々と町家は壊されていく。その跡地に投資目的のマンションが建設されるミニ開発で京都は無残な状況になっている。それを食い止めるためにも現職の門川大作には負けてもらう必要があったのだ。しかし、立憲民主党も国民民主党も現職に相乗りした。れいわ新選組と共産党が推薦した福山和人候補を落選させるために、京都新聞にはヘイトスピーチまがいの全面広告が掲載された。

 勝つためにならなんでもやる。もしかしたら新型肺炎の騒ぎにかこつけて「投票に行くと感染するから棄権して家にいましょう」というデマを流していたのかも知れない。低投票率の中、組織票を固めた現職有利な結果となってしまった。

オレは立憲民主党の枝野代表に言いたい。どうして国政で全面対決している相手と共闘するのか。国政と地方自治は違うのか。オーバーツーリズムによって住民が困っていることや、京都の伝統文化がむしろ破壊されていることをどう思ってるのか。市バスが観光客によって満員になり、市民の足として機能不全に陥ってることに対してどう感じているのか。現状で問題だらけの京都市政のことを理解せずに安易に現職の支持に回っていることにオレはとても失望している。どうして自民党と戦わないのか。

 オレは京都が好きだ。大学生の4年間を過ごした街をオレはこよなく愛している。どうして京都の洛中に高速道路はないのか。それは1978年まで28年間の長きにわたって蜷川虎三知事が君臨していたからである。財界や企業と結託して金儲けに走る無秩序な開発を阻止できたからである。その京都が変質したのは誰のせいなのか。

 大学卒業後、訪問するたびに醜悪になっていく京都の姿にオレは失望してきた。どうすれば京都を守れるのか。どうすれば市民の手に京都の自治を取り戻せるのか。そのためには企業の手先となって京都をどんどん破壊している連中と戦える人間が知事や市長になることが必要である。残念ながらオレにはそれだけの力がない。だからオレは福山和人候補が現職を打ち破ってくれることを望んでいたのだ。少なくとも現状の破壊をストップさせてくれることを願ったのだ。

 選挙の結果は残酷だ。今の無秩序な開発は止められない。もしかしたら洛中に高速道路が作られてしまうかも知れない。オレはそんな京都は見たくないのである。クソ議員どものフトコロに入るあぶくゼニのために大切なものがどんどん破壊されてしまうことを嘆いているのである。


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2020年02月01日(土) 一台27万のタブレット        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 安倍政権は小中学生のパソコン能力向上のために4000億円というゼニを使うことを表明しているが、これがまた新たな利権となっているのである。東京都渋谷区の小中学生には富士通の一台あたりの希望小売価格85300円というタブレットがすでに配布されているのだが、CPUはセレロン、メモリは4GB、ストレージは64GBというそのスペックはとてもお粗末で、これで快適にウィンドウズ10が動くとは思えない。ドンキの19800円PCの方がまだマシである。そんなゴミ、いやタブレットに対して3年リースで27万円も支払っているのである。おそらく半分くらいがキックバックの形で誰かの利権になってるのだろう。納入業者も関わった議員も笑いがとまらないのである。きちんと入札してこのような結果になったとは思えない。はるかに低価格で提供できるのが普通だからである。

 税金の無駄遣いというと、大阪府がかつて高校にエアコン導入した時のことを思い出す。とんでもない高額の予算が計上され、全館空調でもない各教室独立型のエアコンに一教室当たり200万円もの巨費が費やされたのである。あの時納入業者は笑いが止まらなかっただろう。おそらくシャープやダイキンやパナソニックといったメーカーがその利権を山分けしたのだろう。

 4000億円というゼニの半分以上は実際にかかるコストではなくて誰かのフトコロに入る予定のゼニなんだろう。口利きをしただけで巨額の賄賂を受け取る議員やうさんくさい連中がいるはずだ。

生徒にタブレットを持たせるならば、購入費を支給して個別に買わせるほうがはるかにマシである。壊れれば自己責任で負担してもらえばいい。パソコンやタブレットを教室備え付けとか貸し出しにすると生徒は粗末に扱うに決まってるのである。公共物だから大切にしようなどという殊勝な精神を今の子どもに求めるのは無理だ。逆に彼らは「どうせ自分のものじゃないから」と乱暴に扱うだろう。だからこそ個人の持ち物にすべきなのだ。壊れれば自己責任で買いなおさないといけないことをわからせるべきだ。

 親に購入費を支給すれば、必ずそのゼニを他のことに使ってしまう馬鹿親が出現する。パチンコ代に費やす馬鹿、風俗店に行く馬鹿、酒を買うくらいならまだいい。それで違法薬物を購入する親だっているだろう。大学進学のために支給された奨学金を勝手に使い込む親だって世間にはたくさんいるのである。だからこそオレは親に支給すべきであると思うのだ。親に使い込まれてパソコンが買えないということを知った時、自分の親がひどいヤツだったということを改めて知る。そういう理不尽さもまた世の定めなのだ。

 小・中学校で自由にネット接続できる環境を手に入れたところでろくなことはないとオレは思っている。どうせこっそりとエロ動画を見たり、SNSに悪口を書いたり、くだらない動画を観たりするのだろう。オレのブログを読むようなまじめな児童生徒はごく少数なのである。とても残念なのである。


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