江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ
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2015年04月30日(木) |
悪口を言うのが好きな人たち |
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クラスの人気者の生徒J君がいる。とても成績が良く、しかも人柄も立派で思いやりの心も深く、困ってる人がいれば真っ先に助けてくれるそんな気配りのできる性格だ。ただ、彼も最初からそうだったわけではなく、昔はけっこうまわりの友達とケンカやトラブルが絶えなかった。そんなJ君に対して、A君が「勝手なことはよせ!」と集団で抗議をしたことがあったが、J君は「そっちがその気ならやってやるぜ!」とA君の庭先に爆弾を落としたりして先制パンチを浴びせた。A君は最初は苦戦したが、J君よりもはるかにお金持ちで家も広かったので次第に形勢は逆転し、最後はA君がJ君の家をめちゃめちゃに破壊したので、さすがに負けを悟ったJ君が「ごめんなさい、もうケンカはしません」という形で謝ることとなった。A君はJ君によって子分にされていたK君やC君やT君を解放してあげた。その後、A君は壊れたJ君の家を直すのに協力し、A君とJ君は大の仲良しとなった。昨日の敵は今日の友というわけである。
J君の人気を見て、嫉妬してるのがK君とC君である。特にK君の嫉妬はひどい。ことあるごとに自分とJ君を比較して「本当は自分の方がすごい!」と吹聴する始末である。また、いろんな家に行っては「J君って、今は人気者だけど本当はクズなんですよ」と陰口をたたくのが大好きなのである。その悪口をわざわざ記念碑の形でせっせと建てて回っているのである。そんな無駄遣いをしてるK君の家は、兄弟げんかや金銭トラブルが絶えず、船は沈むし飛行機は落ちるし落ち着くヒマもないのである。
しかしC君の立場はちょっと微妙だ。C君はどちらかというとK君と一緒になってJ君の悪口を言いたいという困った性格なのだが、C君の家族はみんなJ君が大好きなのである。しょっちゅうJ君の家に遊びに行っては「今日はこんなごちそうを食べたの!」「今日はお尻をきれいに洗ってもらったの!」と喜色満面で報告してくる。うっかり家族の前でJ君の悪口を言うと、家族全員からつまはじきにされるかも知れないのである。
J君がA君の家に遊びに行った。K君はA君と仲良くしたいので、J君がA君と仲良くして欲しくない。それでその交際を妨害しようとして、A君の家の前で大声でがなり立てた。「J君はひどいヤツですよ。昔ここに爆弾落としましたよ!」とにかく必死で二人の交際をじゃましたのである。
A:「またKのヤツ、わめいてるな。」 J:「本当に懲りないですね」 A:「あいつらとは仲良くしたくないよ。昔V君とケンカしたとき、助っ人だ!と 言ってやってきたのはいいけど、そこら中で女の子襲って回るただのならず者の 集団だったからね。」 J:「V君にとってもひどい迷惑ですね」 A:「今でもV君の家からK君の家に働きに行った女性が、虐待されたり殺されたりするらしいね」 J:「そんなヤツ、はっきり言ってサイテーですね」 A:「それはクラス全員わかってるよ。自分がサイテーとわかってないのはK君本人だけなんだ。J君も昔K君にいろいろしてやっただろ。」 J:「はい、K君を舎弟にしてた頃です。あまりに不潔で馬鹿なんで、文字を教えたりマナーを教えたり大変でしたよ。でも全部無駄になりましたけどね。」 A:「うんうんそれはわかるよ。K君ほど恩知らずなヤツはいないからね。なんでも自分を育ててくれた孤児院のお母さんをみんなでレイプして殺したんだろ。ひどい話だね。」 J:「近づかないことが賢明ですね。」 A:「向こうはすりよってくるけどね。」
そのJ君とA君は、最近態度がでかくなったC君を警戒している。C君はJ君の庭に勝手に入ってきて「ここはもともとうちの土地だ!」とか言ってる。
A:「Cって、なんであんなに土地に執着するんだろうな」 J:「昔は世界の覇者だったからじゃないですかね。なんでも中華思想とかいうのにかぶれてるらしいですよ」 A:「金持ちがどんどん家出するような家が、覇者とは笑っちまうぜ」 J:「もっともR君んちみたいに、金持ちがどんどん逮捕されて財産没収されるのもどうかと思いますけどね」 A:「金持ちがもっとも住みよいのは、治安のいいJ君のところじゃないかな」 J:「うちは食べ物もおいしいし、最高ですよ」
J君とA君の楽しい歓談は続くのであった。
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2015年04月26日(日) |
保育所は迷惑施設なんかじゃない! |
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保育所が足りない。待機児童は解消しない。保育所や幼稚園を経営してる方々の中には政治家とつながりの多い人も多く、既得権益を守るために新規参入を阻止するのに懸命である。補助金もがっぽり入るわけで、その補助金の中から理事報酬をもらってウハウハという人も多いのである。社会福祉法人とか学校法人の理事が地方議員であることも多く、そこに強固な利権構造が存在するのだ。そういう構造をぶっつぶさないと、今の待機児童問題は問題は解消するわけがないのである。待機児童は「わざと」作られてるという事実を我々は認識しないといけない。
さて、新しく保育所を作らせないための反対運動は実に巧妙で、おそらく「閑静な住環境を守れ」などとほざいてる老人たちの中には、既存の施設の回し者がまじっていて扇動してることは確実なのだが、まあそれは裏付けがとれてないのでここではおいといて、オレが文句を言いたいのは「閑静な住環境を守れ!」ということだ。そもそも「閑静」っていったいなんだ。
オレの父の郷里は過疎化が進んで、村は空き家だらけで老人しかいない。その老人が死んだらもう後はゴーストタウンになるしかない。コンビニもない。買い物するにも近所に店はない。子どもの遊ぶ声など全く聞こえない。実に「閑静」である。日本にはそういう「閑静」な過疎地が無数にある。そういうところが「住みよい」環境なんだろうか。
福岡県古賀市に新設された認可保育所「舞の里バディ保育園」では建設を計画した2年前から近隣住民の反対運動に遭ったという。騒音対策として防音壁を設置、住宅側にある幅6メートルの市道を送迎に利用しないことを求められたということだ。資金不足のため、鶴丸理事長はブロック塀での代用や高さ1 ・5メートルの防音壁などを提案したが、「民家側の約60メートル全てに高さ3メートルの防音壁を設置」は譲ってもらえなかったそうだ。結局、約600万円掛けて防音壁を設置。駐車場や給食食材の搬入口の位置も市道を通過しないよう変更したという。
保育所というのはそんなに迷惑な施設なんだろうか?オレはこの周辺住民の考えてることが理解できないのである。そんなに子どもが嫌いなら、老人だけの世界に行けばいいのである。その地域に子どもが存在しないという状況を作り出して、静かに老いを甘受し、みんなで年をとって滅びを待ちながら最後は孤独死を迎えればいいのである。「老人しかいない!」そんな街が果たして「住みよい住環境」なのか。」あまりにも馬鹿げた発言なのである。
日本の抱えた諸問題の中で、もっとも早く手を打たないといけないのは「少子高齢化」である。これからどんどん人口が減っていくのである。何もしなければ日本は滅びに向かって突き進んでいくのである。だからこそ子育てしやすい環境を整えること、働いてる女性が安心して子どもを生み育てられるようにすることはなによりも大切なのだ。すでにリタイヤしていて後は死んでいくだけの老人と、これから日本の将来を支えていく若い世代とどちらが大事か。行政はどちらを重視するのか。
昔は若い世代がたくさんいたニュータウンも20年、30年経てば老人の街となる。とっても閑静な住環境になる。しかし、そこに若い世代が入ってこなければもはやそこはゴーストタウンとなって滅んでいくだけなのだ。オレの住む家のまわりもそうだ。開発から30年以上経つともう周囲は空き家だらけで老人しか住んでいないのである。新しい人達はもう入ってこないのである。しかもこんなに家が余ってるのに土地や家の値段はそれほど下がらないのである。アホか!と言いたいのである。こんなもの安くたたき売ればそこに若者がどんどん入ってきて、古い家をリフォームして住んでくれるのだ。どうして街の「新陳代謝」ということを考えないのか。
小さい子どもがきゃあきゃあ騒いでるのは確かにやかましい。そんな所に30分も置かれたら発狂しそうになる。しかし、大人はそれを我慢しなければならないのである。誰もがそんなガキの頃を通過してきて今があるのだ。ああやかましいなあと思っても、あたたかく見守ってあげないといけないのである。老人が子どもの笑顔に心をいやされることもあるだろう。
保育所を「迷惑施設」と言う老人たちにオレは言いたい。あなたがたはこれから年老いて死ぬまで、誰にも迷惑をかけずにくらせるのか? 認知症になって徘徊したり、介護や介助を必要としたりする可能性はないのか? すべて自分一人でやれるのかと。「迷惑施設だから建設反対」と主張する方は、全員その主張と同時に「わたしは絶対に誰にも迷惑をかけずに一人で死にます」という誓約書を出してもらいたい。寿命が来て死ぬとわかったら自分の足で歩いて焼き場まで行ってくれ。それができないなら、くだらない反対運動はやめろと声を大にして言いたい。
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2015年04月20日(月) |
ネトゲやめますか?人間やめますか? |
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覚醒剤や麻薬の中毒になった人間は、まっとうな社会人には二度と戻れない。これは覚醒剤の再犯を何度も繰り返す芸能人や元スポーツ選手を見れば誰でもわかる。小向美奈子や岡崎聡子、清水健太郎が更生できるとはオレには思えない。もはやその禁断症状から逃れられず、ほとぼりが冷めればすぐにまた覚醒剤を手に入れてしまうのである。そうなってしまうともうオシマイである。
中学生や高校生には麻薬や覚醒剤は簡単に入手できない。もしも援助交際などの方法でそういうものを手に入れることができた者がいれば、二度とまっとうな学校生活には戻れないだろうし、仮に戻れるならばそれはものすごい努力が必要なのだ。堕ちることは簡単だが、一度堕ちてしまった者がまっとうな道に戻るのはきわめて困難である。薬物というのはやめられる時には誰もやめないが、やめようと思った時にはもうやめられなくなってるのである。
確かに麻薬や覚醒剤は簡単には入手できない。しかし、簡単にその世界に踏み込めるのがオンラインゲーム、通称ネトゲだ。その世界に入るハードルはきわめて低い。そして大勢の人がスマホの画面上でゲームに熱中している。つまり、大多数の人にとってネトゲは「ただの娯楽」なのである。
しかし、そのネトゲに熱中するあまり、寝食を忘れて24時間打ち込む者が出ることもまた事実である。寝食を忘れるくらいだからもちろん学生の本分である勉強なんかとっくに忘れている。今、日本中に多数存在する不登校の生徒の中にはかなりの割合で、この「ネトゲ廃人」が存在するのである。ネトゲは長時間ログインできる者が圧倒的に有利である。それを実現するためにはもはや働くことも学校に行くこともあきらめるしかないのである。そうして立派なネトゲ廃人が完成する。
ネトゲは麻薬と同じだ。オレはそれを断言する。そして、麻薬もごく少量ならば薬となる。リン酸コデインはごく少量ならば咳止め効果は絶大だ。しかし、大量に服用すると危険である。モルヒネと似た薬効を持つからである。ごくわずかのネトゲは仕事の息抜きとなったりするだろう。しかし、24時間ほぼぶっ通しでネトゲから離れられない環境にいるためには学校になど行ってられないし、そのためには不登校になるしかないし、その後は自宅警備員(ニート)となるしかないのである。
麻薬や覚醒剤を断つためには強制入院しかない。決して自分の意志ではやめられないからである。簡単に「今日から止めよう」と決心して止められるようなものならば世間にこんなに覚醒剤中毒の連中はいない。京都の安井金比羅宮に行けば、「彼が覚醒剤を止めてくれますように」という絵馬が多数掛かっている。世間には夫や恋人の覚醒剤を止められずに苦しむ無数の犠牲者がいるのである。夫や恋人の覚醒剤を止めるどころか、酒井法子みたいに夫婦でのめり込むような馬鹿も多い。
覚醒剤中毒は強制入院しか救えないように、ネトゲ廃人も強制排除以外に救う方法はない。どんなに恨まれてもいい。恋人のスマホを破壊してやるとか、パソコンをぶっつぶすとかいう荒療治以外に食い止める方法はない。あるいはそのオンラインゲームのサービスが突然休止してしまうとかである。ネトゲ廃人が自分から目覚めるのはそのためにすべてを失ってからである。仕事を失ったり、留年したり、何浪もしたりしてはじめて自分が人生の貴重な時間とゼニを失ったことに気づくのだ。周囲の信頼も失ってるかも知れないし、もはや取り返しのつかない状態に追い込まれてるかも知れない。
人生において一番貴重なのはやっぱり大学受験をはさんだ数年間だが、その数年をネトゲ廃人として過ごした者にはもはやニートになって、引きこもり中年になって、老人になって生活保護を受けるという未来しか残っていない。もちろんその引きこもりの中から起業したりして成功する者もいるかも知れないが、そんなものは全体の0.1%もないだろう。大多数は親不孝の果てに親の死体を隠して年金をもらい続けたり、親にニート生活をたしなめられて逆ギレして親を殺したり、新潟の事件みたいに少女を誘拐して10年以上も監禁し続けたりとろくなことがないのである。ネトゲ廃人がちゃんと就職できない以上、今の日本では安定した生活など不可能だ。親がよほどの財閥で、遊んで暮らせるだけのゼニがあれば別だし、そのネトゲ廃人に株やFXでゼニを稼ぐ才能があればまた違った道が開けるわけだが、そんな例はごく少数だろう。ネトゲで獲得したポイントを販売するRMT(リアルマネートレード)は多くのオンラインゲームで「違法」とされている。もちろんその市場が存在することは事実であり、そこで経験値を稼いでゲーム内のポイントを手に入れるという「労働」が今後一つの就業形態になる可能性をオレは否定しない。しかし、今はまだその段階にまでは至っていないのである。
日本中に大量の不登校の小中高生が存在し、もちろんその大部分は両親のネグレクトや貧困によるもの、学校でのいじめなど本人の責任ではないことから起きるわけで周囲の支援がどうしても必要なのだが、ネトゲ廃人による不登校に関しては100%自己責任である。ネトゲを配信してる企業にも「そんな面白いものを提供してしまった」という道義的責任はあるかも知れないが、大多数の利用者は廃人にもならずにほどほどでやめていることを考えればやはり自己責任というしかない。そして普通の親が子どものゲームをやめさせられないように、ネトゲ廃人の親たちには子どもの状況を改善することはほぼ不可能である。そこでパソコンを隠したり、インターネットに接続できなくしたりすればたいていの子どもは逆ギレして大暴れする。中には親に対して暴力をふるったり刃物を向けたりする者もいるだろう。家族が説得という手段で覚醒剤をやめさせることができないことと同じである。尾崎豊から覚醒剤を取り上げるためには家族が警察に通報するしかなかったのである。子どもをネトゲ廃人から救うためには、親は命がけで立ち向かって、子どもと殴り合いになってでもやめさせるんだという強い意志が必要なのだ。
アルコール飲料を販売するサントリーやキリンにはアル中患者の発生に対して責任があるだろうか。否である。クルマを販売しているトヨタ自動車には交通事故の責任があるだろうか。これも否である。度を超して飲んでしまうのも、乱暴な運転で事故を起こすのもすべて利用者の責任だ。ネトゲ廃人も同様である。すべてその廃人自身の自己責任なのである。
ネトゲを止める方法はただ一つ、ログインしないで数日過ごすことである。そのネトゲに使っていた時間をのんびりと何もしないで過ごすことである。それだけで十分だ。数日離れればもうそのネトゲ内の時間はものすごい勢いで流れていて、自分は完全に取り残されているからである。中毒から冷めれば次第に面白くなくなっていく。自分はなんでこんなもののために貴重な時間を費やしていたのだろうかと自己嫌悪に襲われる。そうして目が覚める。
すべてのネトゲはいつかはブームが去る。今人気のゲームも、ネズミ講と同じで新たな参加者を増やせなくなったら徐々にゲーム人口が減っていく。そして運営側は少なくなった参加者からより多くのゼニをはき出させようとしてさまざまな課金システムを強化する。より多くのゼニを支払えば、これまで手に入れにくかったカードやアイテムが簡単に手に入るようになるという企画を運営側が頻繁に実施するようになれば、そのゲームの寿命が近づいてるということである。かつてミクシで一世を風靡した「サンシャイン牧場」を今でも遊んでる人などオレのまわりには誰もいない。
信州大の学長は、入学式の祝辞の中で「スマホ止めますか、信大生やめますか?」という究極の選択を学生に示した。もちろん多くの普通の学生にはスマホはそれほど危険なものではない。しかし、ネトゲ廃人たちとってはパソコンやスマホがそれこそ「人間をやめる」かどうかという究極の麻薬となってしまっていることもまた事実なのである。あなたはネトゲやめますか?それとも人間やめますか?
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ネトゲ廃人
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2015年04月16日(木) |
激しい咳が止まらない |
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悲しみが止まらないのは杏里だが、咳が止まらないのは江草乗である。(そんなネタが通じるのはオッサン世代だけである。)どういうわけか、3月25日から風邪を引いているのである。なぜ日にちまでちゃんと覚えてるかというと、その風邪の悪化のために26日にあった行事に参加できなかったからである。でももしかしたらもっと前から風邪気味だったかも知れないのである。そしてもちろん行きつけのクリニックで風邪薬をもらってるのだが、これがちっとも効かない。悲しいほどに全く効果無しで、症状が改善しないのだ。
4月に入ってからもう一度受診して、そして薬を変えてもらってなんとか試してみたがそれでも効かない。その間にオレは入学式などのイベントをなんとか乗り切ったのだが、話してると咳き込みそうになってそれはもう綱渡りのような状況だったのである。
もしかしたら肺炎とか結核とか肺がんとか、そんな大変な病気だったらどうしよう。あまりにもしつこく、そして激烈な咳にオレは遂に決断した。仕事帰りに徳洲会病院に寄ったのである。そこで血液の検査と、肺の検査(X線)をしてもらったが、異常は特になかったのである。異常なしというのはよいことだが、原因不明というのも困るのである。医師は笑っていった。「風邪はとっくに治ってますよ」なんということだ。
風邪は治っても咳は出る。しかもとても激しいのが出る。連続して咳き込み続けると、立っていられなくなってそのまま床に手をついてへたりこんでしまうのだ。それを見て生徒は「先生、大丈夫ですか?」と駆け寄ってくる。大丈夫だが、大丈夫じゃないのだ。つまり歩いたりクルマを運転したりするのは大丈夫だが、咳き込んだときの激しさはちっとも大丈夫じゃないのである。
徳洲会病院では「とんぷく」ということで白い粉が渡された。その粉は「リン酸コデイン20mg」という粉末だった。どの程度の劇薬なのかよくわからないが、服用時は6時間以上の間隔が必要らしいのである。ネットで調べてみると、コデインというのはモルヒネと構造の似た物質らしい。うっひゃあ、麻薬じゃないかと思ってしまったのである。もっともそんな少量ではたいしたことないのだと思うが。
家で激しく咳き込んでると、妻が「おじいちゃん(オレの父)もそんな咳をよくしていた。音だけ聞いてると同じだからおじいちゃんかと思った」と言われた。そういえば父は風邪を引いてるわけでもないのによく激しい咳をしていた。父は肺がんで死んだので、そのなんらかの症状が出ていたのかも知れないが、オレの記憶でも激しく咳き込む父の姿はずっと昔からあった。たぶんオレと同じ50代の頃にも父はこんな咳をしていたはずだ。ということはこれは一種の遺伝的症状なのか。
これまでに何度か、風邪はとっくに治ってるのに咳だけがしつこく数ヶ月続くという理由で耳鼻咽喉科などを受診したことがある。結果はいつも不明だった。そして咳も気がつくと治まっていた。昨年秋にも激しい咳が出ていて咳止めドロップを愛用していたことがある。そうだ、あの時飲んでいた咳止めドロップが、どこのメーカーのなんという商品だったのか、思い出せないのである。それはとにかくよく効いた。舐めれば2時間くらいは確実に咳を止めることができたのだ。
あれはどこのなんという製品だったのだろうか。うすい直方体の箱に「せきどめ」としっかり書かれていたことは覚えてるのだが、買った店がたまたま通りがかりのドラッグストアで、なんという店だったのか思い出せないのである。自分の行動範囲にあるスギ薬局にもマツモトキヨシにもウエルシアにも、その劇的に効くせきどめドロップは置いてないのだ。
リン酸コデインは確かに効いた。しかし、数時間経つとさらに激しい咳が出る。それでまた飲む。すると数時間は効いてるが、切れるとさっきよりもさらに激しい咳が出る。なんだかどんどん症状が悪化してるような気分だ。これがいわゆる「禁断症状」というヤツなんだろうか。
まあそういうわけで咳との戦いはまだまだ続くのである。いつになったら治まってくれるのだろうか。毎日ハチミツをお湯に溶かしてのんだり、いろんな工夫をしてるのだが、きっと忘れた頃に治るのだろう。
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2015年04月12日(日) |
日本の恥さらしはそのまま韓国で服役しろ! |
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埼玉県の私立高校(すでにネットで学校の名前は特定されているが、新聞では伏せられている)のサッカー部部員が、遠征先の韓国・ソウルにある大型ショッピングモールで学校名の入ったジャージを着て堂々と集団万引きをしたことが話題となっている。この学校の副校長が記者会見して謝罪したという。
さて、今回の事件だがどうもいろんな裏がありそうだ。報道されてない事実がまだまだたくさんありそうな気がするのである。また、韓国まで行って堂々と万引きしてるような連中だから、もちろん日本では同じようなことをやりまくってるのだろう。そしてこの事件の責任は果たして学校にあるのだろうか。公衆の面前で謝罪すべきは校長や副校長ではなくて、万引き行為を行ったその盗人生徒たちではないのかとオレは思うのだ。
今回の事件の責任を取って、この学校は対外試合を自粛、部活動は続けるという方針らしい。生徒たちは謹慎処分中だそうだが、どうしてそのまま学校に残れるのか。窃盗犯に対する処分は普通は「退学」だろう。ここまで学校の名誉を失墜させ、もしかしたら学校の存続を危うくさせるかも知れないほどの事件を起こしたわけだ。近隣の中学に通う生徒たちがこの事件を知ったら、その学校を受験しようとは決して思わないだろう。
もちろんその学校の関係者が「教育によって更生させて、まっとうな道を歩めるような少年に育てたい」と強い意志を持って退学させないというのならば、それも一つの見識である。その場合は校長はきちっと取材に対してその自己の信念を語ればいい。ただ、数十人の万引き少年を全員更生させて真人間にする困難さは想像を絶するものである。オレのような普通の教師には絶対に無理だ。もしもそれが成功したら、この私立高校の校長は本を出してその偉業を語ればいいと思うのである。
まあオレはこの事件に関しては部外者なので無責任なことを言うが、その少年たちを日本に連れて帰る必要なんかないんじゃないか。そのまま韓国警察に引き渡して、向こうの国のルールで裁いてもらえばいいのである。悪質な集団窃盗ということで向こうの少年院にでも入れてもらって2年くらい修行させてやればいいんじゃないかと思うのである。そんな奴ら日本に帰ってこなくていいのである。どうせなら少年院を出てからもそのまま韓国で面倒を見てもらえよと思うのだ。もちろんむこうもそんな連中はいらないだろうが。
韓国のネットではこの事件に関して大変盛り上がってるようである。日頃日本の悪口を言いたくて仕方がない彼らにとって格好の燃料が投下されたのである。対馬で仏像を盗んで韓国で売りさばこうとした泥棒が愛国心の発露だと誤解して無罪にしようとし、靖国神社に放火したクソ野郎を国家の英雄として中国に凱旋帰国させるほどの筋金入りの反日国家である韓国にとって、今回のこのサッカー部員集団万引き事件ほど「反日」を正当化する材料はなかったのである。ああ、なんと恥さらしの日本人がいたことだろう。オレは悲しくてならないのである。
3月には関東学院高校でやはり集団万引き事件が発生した。生徒を万引き犯人にしたいと思って教育している教師などどこにもいないわけで、いくら指導してもこういうどうしようもない連中は出てくる。そのときにはどうするのか。軽い気持ちでやった行為であっても、そのために一生を棒に振るような大変な罰を受けるのだということを彼らに知らせ、そして「一罰百戒」の精神で「万引きはこんなに重大な犯罪です」「こんなに重い罰を受けます」ということをきちっとアピールすべきじゃないのか。決してまわりの人間は「たかが万引きくらいで」などという甘いとらえ方をしてはならないのだ。「万引き」という呼び方そのものがオレは不愉快だ。きちんと「窃盗」「泥棒」「こそ泥」「強盗」などの表現に変えてもらいたいと思うのである。
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2015年04月10日(金) |
おまえの名前なんか聞きたくないぜ |
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統一地方選挙である。もちろんオレが勤務している学校の周辺も選挙戦一色で、街を候補者の選挙カーがうるさく駆け回ってるのだが、あの連中の傍若無人ぶりには閉口している。どうして授業中の学校のそばなのに平気でボリュームを上げて名前を連呼するのか。オレがここでその迷惑なヤツというか候補者の名前を挙げると、選挙妨害とかいろいろとケチをつけられそうなので控えておくが、それにしてもやかましすぎるのである。
そもそもあの「名前の連呼」に何か意味があるのか。あるとすれば「こんな迷惑なヤツには絶対に入れたくない」というマイナスの効果である。
もっともオレの居住地域は勤務してる学校とは違うので、オレがその迷惑候補者を落選させるためにそれ以外の人に投票しようと思ってもそれはできないのだが、閑静な文教地区であるということを十分に考えて、もっと小さな声でささやくように連呼してもらいたいのである。かすかに聞こえるか聞こえないかというささやきで「お騒がせしてスミマセン、○○をお願いします」という控えめな候補者なら、オレも少しは好意的に受け取るのだ。
この迷惑な選挙カーへの抗議はどこにすればいいのか。
迷惑なのはオレだけではない。静かに赤ちゃんを寝かしつけていたのに、この騒音で赤ちゃんが起きて大泣きしている家もあるだろう。母親にとっては迷惑この上ない話である。絶対にその候補者には入れたくないだろう。もしも手元にバズーカ砲があれば、その選挙カーに向けてぶっ放したくなるだろう。機嫌が悪い赤ちゃんを静かに寝かせるというのは大変なことなのだ。赤ちゃんの安眠を妨害した選挙カーに対して母親が激しい怒りを感じるのは当然のことである。
オレがまだ公立高校に勤務していた頃にも、選挙カーは学校のそばを通過する時にやかましく候補者の名前を連呼していった。オレはその候補者の選挙事務所に抗議の電話をしたことがある。すると電話の向こうのヤクザ、いや選挙事務所の方は、巻き舌で「ゴラァ、おまえは○○の回し者か?」と対立陣営の候補者の名前を出してきた。その柄の悪さにオレは「もしかして組事務所に電話を掛けてしまったか」とびびったものである。政治家の身内にガラが悪い連中が多いのは、上西小百合の秘書を見てもよくわかる。
もしも選挙カーが何も騒音を出さず、静かに候補者が直立不動の姿勢で立ってるだけならば、それはまた別の効果があるだろう。同じ事をしていても有権者には「またか」と思われるだけであることに気づいてもらいたいのである。
議員は特権階級だ。国民の税金で喰わしてもらってるのに、そのゼニをどうちょろまかすかばかり考えている。政務調査費で切手を大量に買って、その切手を金券屋で換金している議員が大勢いることはあきらかとなった。そういうせこい小遣い稼ぎをしているのが議員サマなのである。親族の所有する不動産や車に対して、高額の賃貸料を支払って利益供与する者もいる。あるいは国から給与が支払われる政策秘書に、自分の親族の無能な馬鹿を任命する税金泥棒もいる。
税金で養ってもらってるということは、自分たちが国民の下僕であるという意識を持たないといけないのに、逆に特権階級としてふんぞり返り、どんなに恥ずかしいことをして非難されてもその地位にしがみつくのが議員なのだ。仮病で国会をサボって旅行したり、熟年ババアが色気づいて六本木で公然と路チューしたり、「選良」の名にふさわしくない連中の多いことにオレはあきれるしかないのである。
どこかに自らを「国民の下僕」と卑下して、命を削って仕事をすることを宣言する議員はいないのか。そういう立派な方がいればオレは迷わず自分の一票を投じるだろう。残念ながらそういう立派なお方はオレが投票できる地域には存在しないのである。
もうすぐ投票日だ。今日もあのやかましい選挙カーの連呼がオレの授業を妨害するのだろう。腹が立って仕方がないのである。全くもって許せないのである。授業が中断されるたびにオレはその迷惑な候補者に対して「落ちろ〜!」という念を送るつもりである。オレの怨念は恐ろしいぜ。
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2015年04月05日(日) |
ニート議員って最高なのだ! |
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維新の党の上西小百合衆院議員(31)が体調不良を理由に先月13日の国会本会議を欠席しながら、旅行に出かけていたとされる問題で、上西氏は3日夜、大阪市内で会見を開き「遊びで旅行したわけではない」と潔白を主張した。どうやら旅行に行ったことは認めているようである。国会本会議への出席というのは議員にとってもっとも大切な仕事だと思うのだが、その仕事よりももっと大切なのが男性秘書との旅行ということだったらしい。ネットにはこの男性秘書が男子高校生に暴行したと言うことで傷害容疑で逮捕されている前科があるという情報が掲載されている。この秘書が取材に対して巻き舌でまくしたてる口調はヤクザそのものである。どう考えても国会議員秘書というお上品な仕事にふさわしいとは思えない。どうしてもっとまともな人材を雇わないのだろうか。
上西議員の釈明記事を引用しよう。
上西氏は冒頭、「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。維新の党最高顧問で地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹氏(45)が横で見守る中、深々と頭を下げた。先月13〜15日の行動について、時系列で説明。15日夜に京都府宮津市へ出向いたことは認めたものの「選挙で支援していただいた企業関係者らとの会食。以前から約束していた」と語った。 上西氏によると、13日は嘔吐(おうと)、下痢が激しかったため、診断書を提出して衆院本会議を欠席。「大阪なら家族に家事をしてもらえる」と、その日のうちに新幹線で地元の大阪に戻った。14日は自宅で療養。回復したため15日に地元の市会議員の事務所開きなどに出席し、宮津へ向かったという。 国会を欠席するため、3日間療養が必要と医師から出された診断書については「封を開けずに提出したので見ていない。改ざんしてはいけないからだと思っていた」と困惑したような表情を浮かべた。 橋下氏は厳罰の可能性を示唆していたが「説明が事実と違うなら、報道の方でしっかり確認してもらいたい」と語るにとどめた。
国会本会議に出ることがどれだけ大切か。たとえばあの自民党の不倫路チューで話題となった中川議員だが、偽装入院の病院から抜け出してちゃんと本会議には出席してるのである。どちらかというとこっちの方が人前に出るのは恥ずかしいのである。
ちなみに上西議員が「静養を要する」との診断書が出された12日夜、実は上西議員は、自民党の赤枝恒雄衆議院議員とともに、六本木のショーパブなどを訪れていたことがわかった。上西議員の「静養」というのは、飲みに行くことだったようである。同行した赤枝議員によると、その日の上西議員は、疲れているように見えたということだが、本会議を欠席する前夜、上西議員は、体調がよくないにもかかわらず、夜の街に繰り出していたことになる。いやはや。
そしてこの京都府宮津市での「会食」の相手が誰だったかはきっと「政治に関する機密事項なので言えない」と答えるか、あるいは口裏を合わせて証言させるアリバイ工作をしてるのか、どちらかなんでしょうな。
医師の診断書なんてオレは全く信じていない。昔公立高校に勤務していた頃、ずる休みした生徒がまことしやかに診断書をつけてきたことを思い出す。和歌山ヒ素カレー事件の林真須美の夫がニセ身体障害者1級だったように、ゼニさえ払えば診断書なんていくらでも嘘八百並べてくれる卑怯な医師がちゃんといるのである。(もっとも、そういう医師からは免許剥奪してもいいと思うよ。詐欺罪の共同正犯で)。診断書を証拠として出すのはいいが、その診断書を書いた協力者の医師が誰であるかということもちゃんと報道してもらいたい。
だいたい、胃腸炎で十三日の本会議欠席といいながら、その前日夜には他党の議員と居酒屋に出かけてるわけで、この診断書も欠席のただの言い訳という気がしてならないのである。上西議員にとっては、衆院本会議に出ることよりもお友達と居酒屋に行くこととか、秘書と旅行することの方がずっと大切なのである。まさに「政治なんかどうでもいいわ」という感覚なのである。自分に投票してくれた有権者に土下座してわびを入れてもらいたい。
今回の件で日本維新の党は上西議員を除名することとなったが、もちろん国会議員の資格を失うわけではない。無所属になった上西議員は、このまま任期満了まで報酬をもらいつつ何も仕事をしないでのんびりとすごせる税金泥棒、いやニート議員となるのである。もしかしたら一番得をしたのは彼女かも知れない。国会議員の身分はサイコーである。任期いっぱい乗り放題のJRで旅行しまくれるのである。もうずる休みする必要もないのである。誰からもとがめられることもないのだから。
おっと、上西議員の引受先があるかも知れない。「生活の党と山本太郎となかまたち」である。ここに入ってしまえばいいのだ。「生活の党と山本太郎と上西小百合となかまたち」という新党名にするのである。ネタとしてはなかなか面白いのである。
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