江草 乗の言いたい放題
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2010年06月30日(水) こら、おまえら大阪を舐めとんのか!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 生活保護を受けることだけを目的に審査の甘い大阪市に転入してくる人々が後を絶たないわけだが、なんとそういう輩は日本国内だけではなく、中国にもいたのだ。オレはこの記事を読んで大変あきれている。そして激しい怒りを感じている。その手引きをつとめる売国日本人に対してもオレは腹が立つ。今回関係した連中を全員詐欺罪で逮捕して、だまし取った保護費の返還と、その数倍の罰金をぼったくってやって欲しいのだ。

生活保護目的に入国?中国人32人に支給決定
 大阪市は29日、同市西区在住の78歳と76歳の日本人女性2人の親族を名乗る中国人計48人が5月以降、次々に来日し、市に生活保護を申請していたことを明らかにした。
 うち32人はすでに受給を認めているが、市は「短期間での大量申請は不自然」として残りの対応を保留し、大阪府警、法務省とも連携して実態調査に乗り出す。
 市によると、女性2人は中国から帰化したといい、48人は子どもから高齢者まで、いずれも2人の介護を目的として入国した。5月6日〜6月15日に在留資格を取得。外国人登録後3日〜26日以内に西、港、大正、浪速、東淀川の5区に「仕事がなく、収入がない」として保護申請した。いずれも市内の同じ不動産業者が付き添っていたという。
 在留資格があり、要保護状態にあれば、生活保護制度を準用できるとの国の通達があり、市は「要保護状態にある」と判断して32人について保護費の支給を決定。現在は17世帯に分かれて市内に住んでいる。
 しかし、特定女性の親族を称しての中国人の大量申請には不審点も多く、市は「元々、生活保護の受給を目的に入国した疑いがある」として、6月7日以降の決定は保留。不正請求と断定された場合、32人の保護の取り消しを検討する。(2010年6月29日14時11分 読売新聞)


 在留資格を与える際に、日本で生活するだけの資産の有無は問題にならないのか。ゼニを持っていなくても、仕事がなくてもどんどん在留資格を与えるのなら食い詰めた貧民が大量に流れ込んでくるだろう。人口の多い中国から、数十万人の「生活保護受給目的難民」が大挙してやってくればどうするつもりなのか。

 今回の事件の場合、同じ不動産業者が付き添っていたということだからその業者が事情を知ってる可能性が高い。おおかた仲介して保護費のピンハネを狙ってるクソみたいな連中なんだろう。次々と摘発されている貧困ビジネスでも不動産業者の関わりが指摘されているが、今回の事件もどうせその類なんだろう。

 少なくともこの48人が全員「生活保護費詐取目的の移民」であることは間違いないわけで、この連中を全員強制送還して、できれば日本とは桁違いの重さのむこうの法律で処罰してもらえるならば、少しはこういう不心得者どもへの抑止力になるだろうか。

 少なくともこうした連中の流入を一度認めてしまえば噂をきいてとめどもない勢いで経済難民が流入することは間違いないのである。いや、すでももうかなりの数の食い詰めた連中が入ってきているはずで、その中にはうまく審査をくぐり抜けて生活保護費の詐取に成功している連中もいるだろう。今頃中国では「日本に行けば生活保護が受けられて、お金がもらえる」という噂が広がってるに違いない。それを信じて12億の人民が大移動を開始したらどうするのか。いや、もう大移動はすでに開始されてるかも知れないのだ。

 とりあえず過去数年にさかのぼって、在留資格をもらってすぐに生活保護を申請した外国人を全員徹底調査して怪しい連中をみんな検挙してもらいたい。日本一生活保護の受けやすい都市として舐められている大阪を、これ以上そうした連中の食い物にさせてはならないのである。

 すでに保護費が支給された32人が、その保護費を何に使ったのかも解明してもらいたい。そのゼニの流れを解明することで、ゼニをピンハネして利益を得ている連中や、その仕送りをあてにしている中国人などもきっと出てくるだろう。こうした大阪を舐めてる連中に対して、大阪に住むオレは怒ってるのである。こういうクソどもをオレは決して許さないのである。


追記:やっとこういう動きが
入国直後に生活保護申請、中国人46人再調査へ
 日本人の親族として5〜6月に来日した中国人48人が、入国直後に大阪市に生活保護を申請した問題で、入国審査をした大阪入国管理局は2日、市に対し、在留資格の再調査をする方針を伝えた。
 審査のやり直しは極めて異例。在留資格が取り消されれば、市は生活保護費を支給しない方針で「今後の入管の対応を注視したい」としている。
 生活保護申請を保留している2人を除く46人を再調査する。
 入管難民法は、入国後の自立生活を前提条件としているが、入国から最短3日で申請しており、市が「生活保護を目的に入国した疑いがある」と、再調査を求めていた。
 入管側は当初、「厳格に審査しており、在留資格を取り消すつもりはない」と否定的だったが、法務省と協議し、対応を改めた。
 同省入国管理局は「大阪市の問題提起を受け、在留資格の書類に不備がないか、身元引受人の扶養能力も含め再調査する。事実と異なることがわかれば、在留資格の取り消しなども検討したい」としている。
(2010年7月2日21時31分 読売新聞)



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2010年06月29日(火) 不正請求を行った医療機関はみんなぶっつぶせ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本一生活保護受給率の高い大阪は、不正受給でもまた日本一であるし、受給者の医療費が無料になることを利用した不正診療でもおそらく日本一だろう。無料ということを悪用して向精神薬などを大量に処方させてネットで転売する輩も多い。そういうクソどもはきちっと摘発して保護費の支給停止と詐欺罪での立件、そして加担した医療機関に対する厳重なペナルティを与えて欲しいのである。

 患者の95%以上が生活保護とか、全患者が生活保護受給者とかいうのは常識で考えてありえない高率であり、そこには不正の香りがプンプン漂っている。こういうところは立ち入り調査を実施してその場で不正に関わった連中をまとめて逮捕して欲しいものである。アサヒコムの記事を引用しよう。

「全患者が生活保護者」34医療機関 大阪、不正調査へ 2010年6月28日19時11分
 大阪市が生活保護受給者の代わりに医療費を支払う「医療扶助」により昨年11月〜今年1月に診療報酬を受け取った大阪府内の医療機関のうち、患者の95%以上が生活保護受給者だった医療機関が72カ所あり、そのうち34カ所は全患者が受給者だったことが、大阪市の調査で分かった。同市は、不正な請求が行われたケースもあるとみて、調査に乗り出す。
 医療扶助は、生活保護受給者が診療や薬の処方を受ける際、市区町村が患者に代わって医療機関に直接医療費を支払う仕組み。大阪市では2008年度の医療扶助は1129億円で、保護費全体の47%を占めた。制度を悪用して診療報酬や薬代を不正に請求するケースが起きており、医療扶助を狙った貧困ビジネスの存在も指摘されている。
 大阪市は、府内の約1万3900医療機関が、同市の生活保護受給者を診察した際に社会保険診療報酬支払基金に提出した診療報酬明細書(レセプト)を分析した。
 この結果、患者全員が受給者だった34医療機関のうち、最多の259人を診療した医療機関は3カ月で計8159万円の診療報酬を得ていた。72医療機関のなかには、受給者1人あたりの診療報酬がほかの患者より突出して高かったケースもあった。
 同市幹部は「受給者が不自然に多かったり、診療報酬が非常に高かったりした医療機関に注目している。受給者に接しているケースワーカーの情報ともつき合わせ、実態を解明したい」と話している。
 大阪市内では、同市浪速区の不動産会社が生活保護受給者約300人をアパートに囲い込んで保護費の大半を吸い上げ、同社が実質的に経営していた診療所に受給者を受診させて医療扶助の一部も同社に渡っていたという疑いが出ている。


 ここでは「不正な請求が行われたケースもある」と控えめな書き方をしているが、これは明らかに不正な請求なのである。本来行わなくてもいい検査や投薬を行ったことにしてじゃんじゃん医療費をかさ上げしている医療機関が存在するのだ。そういう連中の行ってることは公金の詐取であり、これは重大な犯罪だとオレは思っている。

 このまま生活保護費がふくらんで政府や地方自治体の財政を圧迫することはなんとしても阻止しないといけない。そのためには保護費の減額と不正請求の取り締まりは急務だとオレは思っている。総額を減らすためには今の個別支給をやめて、ねぐらと食事、衣料品の現物支給のみに限定した生活支援センターを設置すべきである。生活保護費でパチンコ屋に通うような不心得者が出ないようにするには一切現金を与えないのも一案だ。不正請求の取り締まりはもう密告制度の導入しかないかとオレは思うのだ。情報提供者には賞金を出すようにして、生活保護受給者でありながらベンツに乗ってるとか、障害者と見せかけて実は健常者とか、そういう詐欺師どもをじゃんじゃん密告してもらって、内偵してその真偽を確かめた後に検挙すればいいと思うのである。

 最低賃金よりも生活保護費の方が多いというのは間違ったことである。生活保護費というのは働いて得る金額の最低よりも少ないように設定しておかないと、がんばって働くという動機を持たせられない。安すぎる最低賃金を上げるよりも、高すぎる生活保護費の支給水準を下げる方が簡単だとオレは思うのである。年金も掛けず、自分の老後を見てくれる子供も作らずに独居老人になってしまった老人がもらえる生活保護よりも、まじめに働いて年金を掛けた人の支給額の方が少ないなんて不条理はなくしてもらいたい。そのためには不正請求に関与する連中をばっさりと切り捨てて支給要件を厳格にする一方で、生活保護の支給額を「ぜいたくなんか無理」というところまで切りつめるしかないのではないか。


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2010年06月28日(月) 鹿児島がめちゃんこ近くなるのか・・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレの母の郷里は鹿児島県坊津町(今は南さつま市)である。はじめて坊津に行ったのはまだ小学生の頃だったと思う。大阪駅から夜行の急行列車に乗り、朝になってもやっと博多あたりで夕方にやっとたどり着いたことを覚えている。鹿児島県というのは果てしなく遠い場所だったのだ。

 中学3年生になる春休み、大阪南港からフェリーで宮崎県の日向に行き、そこから宮崎で一泊、霧島で一泊、指宿で一泊と自転車で坊津まで出かけたことがあった。春休み2週間かけて九州を旅行した。そのときも坊津は果てしなく遠い場所のように感じたものだった。

 大学生の頃にも行ったことがある。大阪から夜行の急行「西海」で博多まで行き、そこで特急に乗り換えて(九州周遊券では九州内の特急自由席が乗り放題だったので)鹿児島まで行き、そこから指宿枕崎線で指宿まで行って自転車を組み立て、そこから走って坊津に着いた。とにかく鹿児島は遠く、坊津はさらに遠かったのだ。

 その遠い鹿児島まで新幹線が開通する。2011年3月の予定だ。なんと新大阪−鹿児島中央間を最速4時間で走るという。なんて近くなるのかとオレは驚いたのである。4時間なら日帰りできるじゃないか。それこそ大阪を朝に出て、昼に鹿児島について天文館の「むじゃき」で白熊を食べて、それからまた新幹線で帰るという贅沢な旅が可能になるのである。オレは九州から帰るときにかかったあの長い時間のことを思って隔世の感を感じたのである。

 母の郷里に帰省するときはいつもお盆だったので列車はとても混んでいた。帰りに乗った特急「なは」でずっと立っていたこと、母にお金をもらって食堂車に行って、食べるときだけ座れたことなどを思い出す。飛行機で帰省するなんて贅沢は想像も付かなかった。坊津出身で玉川大学に進学した方が居たが、東京から24時間かけて急行桜島で往復すると聞いてもっと驚いた。大阪でもあんなに遠いのに、東京から急行だなんて・・・当時はPSPもDSもないわけで、長時間列車に乗るということは魔の退屈が待っていたのである。

 たった4時間ならほんの少しうたた寝しているうちに着いてしまう。そんなに速いのなら飛行機に乗らなくてもよくなる。おそらく鹿児島空港−大阪空港間の飛行機の利用客は激減するだろう。少なくとも空港に行くために使う往復2時間を差し引いたらほとんど両者の差がなくなってしまうからである。

 そんなに近くなるのならばどんどん大阪から鹿児島に観光客が行くようになるのだろうか。鹿児島の観光地がにわかに脚光を浴びるのだろうか。わざわざ大阪から唐船峡のそうめん流しに出かけるという贅沢な旅が普通になるのだろうか。天文館「むじゃき」で「白熊」を喰うためにわざわざ新幹線に乗る酔狂な方がどれだけ出現するだろうか。問題は新幹線の料金である。大阪から鹿児島まで最速の新幹線「さくら」に乗った場合の料金はどれくらいになるのだろうか。

 新大阪では今ホームの増設工事をしている。九州新幹線が全通すればそれだけ発着本数も増えるということで拡張しているのだろう。

 オレは地方の整備新幹線の計画にずっと反対し続けてきた。しかし鹿児島に住む友人の話を聞くと、いかに向こうの人たちが期待しているかが伝わってきて考え方が少し変わってきた。短時間で結ばれるからこそ価値があり、それによって流入する観光客が期待でき、それが経済効果につながるのだと。

 開通したらオレも「さくら」に乗って、もう20年以上帰っていない坊津に行ってみたいのである。小学生の頃に一緒に遊んだ友人たちとまた再会したいのである。


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2010年06月27日(日) 日記サイトの寿命について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 最盛期には一日のアクセス数が1万をコンスタントに超えていたこの暴言日記も、今はカウンタが3000〜4000ほどしか回らなくなった。そのうちもっと来客が減って、そして私が毎日の更新を断念して、いつしか忘れ去られてしまうのだろうか。日記サイトには人の一生と同じように必ず成長期や円熟期、そして衰退期と臨終が存在する。今、オレの日記はおそらく衰退期を迎えているのだろう。それは書き手としての自分のパワーが衰えたことに他ならないとオレは感じている。きっと読者の方々も「最近はつまらないなあ」と思っているはずだ。最近ヒット作が書けてないことには書き手であるこのオレ自身が気づいているのだ。

 休筆することはやさしい。これまでのご愛顧に感謝する日記を一本書いて、そして「お休みします」と宣言して、それで静かに幕を引けばいい。仕事の忙しさを思えばいくらでも休筆の理由はある。入院中もずっと書いていたことの方がある意味異常なのである。どうして自分は「毎日更新」ということにこれほどこだわり続けたのだろうか。

 今まで多くの日記サイトが「成長→円熟→衰退→休止」というサイクルを経て消えていくのをオレは見てきた。ネット上には明確な「休止宣言」もなされないままに更新停止したサイトが無数に存在するだろう。いや、ちゃんと「休止宣言」するサイトの方が少数派なのだ。大多数は自然に更新頻度が少なくなり、そしていつのまにかひっそりと忘れられる。オレが巡回のために登録している はてなアンテナにも、最近更新されていない日記やブログがたくさんある。オレがそれを登録から外さないのは、いつかまた更新されると願っているからである。そして多くの日記サイトが更新停止してしまう中で、自分だけはしつこく書き続けようと思ってるのである。もっともそのために中身が薄くなってつまらなくなってしまうのならば書いている意味がない。少なくとも書く以上はある程度の質を維持できないとだめだ。

 日記を一本書くのに必要な時間は、自分のおなじみの「新聞記事にコメントをつけるような記事」の場合は15分くらいである。そういうネタが見つかったときはすんなり書けるし、ささっと書ける。しかし、何日も、時には何ヶ月も資料を集めて書き始める日記(たとえば投資関連の「はめ込まれた人たちシリーズ」とか)の場合はかなり長時間かかってしまう。

 多くの方から感想や抗議、そして情報提供のメールをもらう。できるだけ返信するようにしているが、忙しくて少し時間が経つともう返信するには時間が経ちすぎているようなことがあって本当に申し訳なく思うのである。いつも読んで下さっている方々にはやはり感謝の気持ちをちゃんと伝えなくてはと思うのだ。

 何年にも渡って、自分はかなりの文章をネット上に書いてきた。インターネット以前にもパソコン通信という世界で「教師EXAの悩み」という雑文を毎日更新していた。そのときからの友人もいるし、そのときから今に至るまで読んで下さってる方々もいる。パソコン通信時代に書いた文章はそのまま私のHPである「教師EXAの秘密の部屋」というサイトにかなりの分がUPされている。東欧北欧旅行記の 「白夜特急編」 や、エッセイの「100万回生きたねこ・試論」 などである。

 中学生、高校生の頃にSF小説を濫読し、筒井康隆や小松左京にあこがれた文学少年はその後大学の文学部に入学したが、「物書きになる」という夢を実現できないままに大学を卒業して田舎教師となり、その後私学に転じて今に至る。全力で書いて応募した長編小説「イノコ」は日の目を見ないままに埋もれてしまった。少なくともこれを書いた時は、自分が賞をとって作家デビューして、「イノコ」が映画化されて莫大なゼニが転がり込み、ヒロインは田中麗奈で・・・などと夢想していたお目出度い自分がいたのである。

 今、自分は何のためのこの日記を続けているのだろう。自分にとって日記を書き続ける意味はどこにあるのだろう。

 そんなことを考えるようになったということは、オレにとっての「潮時」が、そしてこの日記の「臨終」が近づいてきたということなのかも知れない。ただ、オレは「自然消滅」ということはしたくない。臨終のそのときは盛大にしたいと思うし、まだまだ書き残したことはたくさんある。

 オレがもっとも恐れることは、自分の突然死によってこの日記が中断されることだけだ。一年間に二度も救急車で運ばれた自分にとって、それは決してありえない話ではない。

 オレの日記がもう一度アクセス数1万に復帰できる日が来るのか。あるいはこのまま滅び行くのか。そのいずれになるのかはわからない。ただ、オレは書きたいことを書き続けるだけである。


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2010年06月26日(土) 日本中が寝不足だった朝        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはサッカーにはさほど興味がない。1点ずつしか入らないこの競技のどこが面白いのだろうか。野球なら9回裏に一気に大量点で逆転サヨナラ勝ちということもある。しかしサッカーで「残り5分で大量7得点」なんてことはあり得ない。大差をつけられた時点でもう面白さはほとんどなくなるのである。その大差というのも野球なら6点差や7点差だが、サッカーの場合はせいぜい3点も差が付けばもう「終わった」という雰囲気になってしまう。だからオレはサッカーに興味がないのである。

 しかも日本は弱い。そんなことを言うと「おまえはあの弱い阪神のファンだったじゃないか!」と言われそうだがオレがファンになった時には強かったのである。まだ江夏・村山の両エースが活躍していたのである。希代の凡将、中村勝弘監督によって阪神の暗黒時代がやってきたのはずいぶん後の話である。

 とにかくサッカー日本代表チームは騒がれるわりにはたいしたことないと思っていた。その昔「急にボールが来たので・・・」という名言を吐いた選手が居たが、そんな情けないレベルなのに期待しても無駄だと思っていたのである。今回のワールドカップも、予選リーグで1勝もできないだろうと思っていた非国民は他でもないオレである。

 人間の欲望には限りがない。1つも勝てないだろうと思っていた予選リーグで初戦に勝つと、もっと勝てるのじゃないかとみんな期待するのである。オランダに負けても「善戦した」とさらに期待するのである。デンマークに勝てるだなんてオレは思っていなかったのでさっさと寝たのだ。むしろオレはデンマークを応援していたくらいである。その理由はこの「デンマーク日記」に詳しく書かれている。

 金曜日の朝、起きてテレビをつけるとなんだか興奮している人たちが居る。いったい何の騒ぎかと思ったら本田のシュートがゴールに決まるシーンが何度も流れるのだ。もしかして日本が勝ったのか?と思ったらその通りだった。なんでも道頓堀には50人近い若者が飛び込んだらしい。あんな汚い川に飛び込むとは本当にあきれた人たちである。まさに狂気のなせる技である。救助なんかしないでもらいたい。

 早朝の午前3時から5時というもっとも人々が寝静まっているはずの時間帯の平均視聴率が関東地区で30.5%もあったらしい。関西でも27.4%だそうだ。午前5時の瞬間視聴率は40%以上だという。それほど多くの人々が早起きしたのか夜更かししたのか徹夜したのか、とにかくテレビでサッカー観戦していたのだ。そんな状況でどうして仕事ができるのか。オレには信じられないのである。きっと午前中を眠くてもうろうとした状態で仕事に支障をきたしたサラリーマンたちが大勢居たはずである。

 人間の欲望には限りがない。大会開催前はあれほどケチをつけていた人たちが、今度は手のひらを返したように「ベスト8だ」「ベスト4だ」などと声高に言う。オレはいつも冷静に見ているのだが、相手のパラグアイがどんなチームなのか全然わからないので何も言えない。

 日の丸や君が代を批判していた人たちがどうしてサッカーを観戦しているときは急に愛国者になるのだろうか。オレにはその切り替えがよくわからない。オレは別にサッカーは好きではないが、国を愛する気持ちは誰にも負けないと思っている。だからこそ今の日本の置かれた状況を憂うことをよくこの日記で書くのである。一度でも国旗や国歌を否定したことのある人は、国家の代表として戦っているあの選手たちを応援する資格はないとオレは思うのだ。応援したいと言うのなら、ちゃんと国旗や国家に対して敬意を払って欲しいし、無責任にそれを批判して否定した過去に対してきちっと懺悔すべきだろう。公立高校に勤務していた頃、卒業式の国旗掲揚に関して顔を真っ赤にして「日本をもう一度軍国主義にしたいのですか!」とまくしたてたサヨクの教師がいたが、卒業式に国旗を掲揚すればなぜ軍国主義になるのかオレには全くその関連が理解できない。それ以来オレはサヨクの人たちが大の苦手になった。

 日本中が寝不足だった朝、オレは黙々と普通に出勤し、普通に授業をこなし、普通に一日を終えた。オレの授業でよく居眠りをするサッカー好きの生徒に向かってオレは授業が始まる前に「おまえ今朝サッカー観てて寝不足やろ。オレの授業で寝てたら承知せんぞ!」と警告したが、授業が半ばを過ぎるとやはり爆睡していた。きっと夢の中で本田がゴールを決めたシーンを何度も再現していたのだろう。


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2010年06月25日(金) そんな男は射殺して下さい        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 警官から拳銃を奪って、それで撃ってくるような男はその場で射殺しても全然問題ない。そしてこの事件は、いとも簡単に拳銃を奪われた警官の方が恥ずかしいとオレは思うのだ。madじゃない松戸市で起きたこの事件の記事をアサヒコムから引用しよう。

警察署内で拳銃奪い警官に発砲、容疑者逮捕 千葉・松戸 2010年6月24日23時15分
 24日午後7時5分ごろ、千葉県松戸市松戸の県警松戸署3階の廊下で、地域課の高橋治之巡査部長(37)が、事情を聴いていた同市西馬橋の無職の男(33)に拳銃を奪われ、左足の付け根付近を撃たれた。男は別の警察官に取り押さえられ、公務執行妨害と殺人未遂などの疑いで逮捕された。高橋巡査部長は足などに重傷を負った。
 同署によると、同日午後1時ごろ、市内の書店から「客同士がトラブルになっている」と通報があり、男が同署に任意同行された。巡査部長と別の警察官の2人が相談室で事情を聴いていたが、男が意味不明な内容を話し出したため、病院で診察をうけさせようといったん廊下に連れ出し、長いすで聴取を続けた。
 すると男が突然、奇声を上げながら、制服姿で拳銃を右腰につけていた高橋巡査部長に体当たりして拳銃を奪い、そのまま1発発砲した。すぐに別の警察官が取り押さえたという。


 書店で客同士がトラブルになっていることが発端だったというこの事件、アサヒコムのこの記事ではこの男の名前が出ていない。もしかしたら統合失調症かも知れないということで伏せてあるのだろうか。どんな病気であろうと事件の重大さを考えれば実名報道すべきだとオレは思うのである。少年法なんかの規定にしてもそういう気持ちを抱く。強盗殺人なんて事件を起こすような子供は写真付きの実名報道でいい。

 それにしても信じられないことだが、警察署内で一人の男が大暴れしたのである。普通ならそんな場所に来ればまともな人間なら神妙にするだろう。もっとも「まともじゃない」という前提条件でこの男の名前が伏せられてるとすれば、そのまともじゃない行動を取ったということで整合性があるのだが。

 警察署内部の状況はどうだったのだるか。このとき、まわりに屈強な警察官は何人配置されていたのだろうか。取り押さえるよりも発砲の方が素早かったそうである。そんなに早く簡単に拳銃を奪って発砲できるくらいにこの男はガンマニアだったのだろうかと改めて思ったのである。シロウトがすぐに操作して撃てるものなのだろうかという疑問が残るのである。
 


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2010年06月24日(木) 暴発型犯罪についての一考察        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 この世で一番無敵なのは、何も失うモノを持たず、死ぬことによって失うモノが自分の命だけという存在である。

 マツダの工場内でクルマを暴走させて多くの人をはね、死者まで出すに至った事件で、殺人未遂容疑などで逮捕された引寺(ひきじ)利明容疑者(42歳)にとって、失うモノは何もなかった。彼が現在就いている時給1000円の仕事は、彼にしてみれば自分を正当に評価してくれたものではなかった。そんなものはいつでも投げ捨てられる存在だった。オレが想像したのは彼のこれまでの人生の中で、女性とつきあったことがあったのだろうかという疑問である。もしも彼が結婚して家庭を持ち、守るべき「家族」を持っていたのならこのような犯行に及ぶことは決してなかっただろう。

 40年前の高度成長の時代と、今との大きな違いは若者の非婚率の高さである。オレが小学生の頃に使った社会科の教科書は今考えると興味深い。集団就職の列車に乗り込む若者の写真があったし、大阪の運河で水上生活する人々の船の写真もあった。水上生活者は確か大阪万博の頃になくなったのじゃないか。宮本輝の小説「泥の河」に描かれた時代の終わりにオレは生まれた。あの猥雑でなつかしい時代の空気を、少なくともオレはある程度理解して育ってきたし、オレの両親はどっぷりとその時代を生きてきたのだ。

 「always〜3丁目の夕日」という映画に登場したような、集団就職で街に出てきた若者たちはおおむね20代のうちに結婚し、子供を持ち、都会の団地や長屋、文化住宅と呼ばれた集合住宅などでその生活をスタートした。あの頃と今との違いはなんだろうか。みんな貧しかったが、貧しいという点でみんな同じであり、それ以外の要素は個人の資質と能力だけだった。

 それから40年経った。何が変わったのか。それは「みんな貧しい」状況ではなくなったということである。格差がどんどん拡大した。その格差の中でも大きかったのは教育の機会格差と結婚の機会格差ではなかっただろうか。
 社会はもはや「安定」を与えてくれなくなった。競争社会に落ちこぼれてしまった若者にとって正社員としての就職が困難になってきた時、その不安定さは「結婚」の機会も奪っていった。若者の非婚率の高さは男性の正社員率の低さと密接に関連する。もちろん女性の正社員率は上昇しているかも知れないが、それは若者の非婚率をさらに上昇させるだけである。

 かつて中卒や高卒でマツダやトヨタという日本を代表するような企業の工員になるということは、給料はさほど上昇しないかも知れないが確実に生活の長期安定をもたらした。終身雇用制というのはそういうものである。会社というのは多数の従業員を抱えた大きな家族みたいなものであり、社宅があればそこでさらに共同体意識を深めることになったのである。

 なぜ日本の企業はそうしたよい部分を捨ててしまったのだろうか。なぜ欧米の真似をすることで自分たちの持っていた良きものを失ったのか。転職を多数繰り返すことは欧米ではキャリアアップなのかも知れないが、日本の場合それはマイナスの方向に働いた。

 従業員を「家族」のように大切にすることをやめ、ただの「労働資源」として必要な時にだけ使うようになった時(つまりは欧米化ということなのだが)、日本型の雇用システムは崩壊した。安定を失った若者たちは社会に投げ出されて浮遊することとなった。結婚もできず、家庭を持たずにそのまま年を重ね、いつまでも親に寄生してその年金をあてにする者や、引きこもって自分の部屋から出ない者が出現した。政府の間違った持ち家政策で供給された多くの建て売り住宅は少なくとも若者に自分の部屋という「引きこもるための空間」を用意してくれた。結果的にますます若者は孤立することになったのだ。

 かつて「お見合い」という仕組みがあった。適齢期になれば本人が望んでいなくてもまわりが適当な相手を探してきてお見合いさせ、そして結婚へと進ませた。そうして結婚しても離婚率が高いということはなかった。ちゃんと相性を考えてお見合いがセッティングされていたこともあるだろうし、すぐに子供が生まれて家庭を持てば、そこに新たな絆が生まれるものである。しかし今は「お見合い」なんてほとんど絶滅してしまったのだ。恋愛結婚の増加は、恋愛強者と弱者の格差を生み出した。お見合いという絶妙な異性の分配システムが崩壊して、若い男性はモテメンとブサメンに二極化された。モテメンに女性は集中し、ブサメンは努力しないと彼女を作れないことになった。もちろんブサメンでもちゃんと結婚して美人の妻を持ち、家庭に恵まれている人もいるが彼らはたいてい高学歴者で高収入である。高学歴・高収入ではなくても地方公務員だったりちゃんとした企業で正社員だったりする。「安定」がキーワードであり、安定なくして結婚生活はない。低学歴、低収入でしかも容姿に恵まれない男性ほど非婚率は高く、40になっても独身のままの者がどんどん増加しているのである。「だめんず」と呼ばれる男性を好んでくれる変わり者の女性はまだまだ物好きな少数派である。

 そういう背景で増加している「中年フリーター」が社会の不安定要因を高めているのだ。反社会的で暴発的な犯罪を起こす人はたいてい中年フリーターか、あるいはその予備軍である。宅間守もそうであったし、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大もそうである。

 なぜこんな状況になってしまったのか。社会は放置すれば決してよい方向には向かわない。日本の将来の姿をどんなふうにしたいのか、政治家は明確なビジョンを持っていなければならないのだ。高度成長の頃には「所得倍増」という明確なビジョンがあった。今は何もないのである。

なぜ出生率が低下しだしたときに政府は手を打たなかったのか。なぜその原因を究明して政策的に介入しなかったのか。

 オレは今の日本の姿に確実な「滅び」を感じている。おそらくこの国はあと100年持たないだろう。その頃にはもうオレも生きてはないのだが。日本人の人口が減少した部分に入り込むのは多くの外国人であり、その多くは中国やアジアの人々である。休耕田はそのまま放棄され、過疎の山村は無人のまま朽ち果てて行く。美しい山野はどんどん形を変えてしまう。そして街中は放置されたゴミで埋まっていくだろう。かつての日本の持っていた美徳は失われ、アメリカ合衆国のような混沌が出現する。そのころにはもう日本は中国の一部になっているかも知れない。いや、アメリカ合衆国もヨーロッパも滅びて世界の覇権を中国が握ってるかも知れない。世界はやがて中国によって統一されるのだ。

 これからも暴発型犯罪は増えていくだろう。彼らがなぜ暴発するのか。それは自分の将来だけではなく。日本の将来にもまた希望が見いだせないからである。なんの希望も語れないままに政治家は選挙に勝つことだけを考え、官僚は既得権益の確保にだけご執心でみんな自分のことだけしか考えていない。そんな情けない国でオレは暮らしているのである。金もなく、権力もないオレはこうして書くことで訴えるしかないのである。

蛍川・泥の河 (新潮文庫)
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2010年06月23日(水) 菅直人首相は財政再建に成功するか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 消費税を10%に上げると言っただけで、菅直人首相の支持率は一気に10%も下がった。オレもできることなら消費税は上げないでもらいたいし、税金を食いつぶすだけの国家に寄生している連中は減らして欲しい。あと、消費税を社会保障費に充てるというが、社会保障費をいかに削減するかと言うことも考えて欲しい。デフレ状態ということを考えて現在支給されている年金のカットをするとか、増加する一方の生活保護費をもっと工夫して、同じ支給額で一人でも多くの人を支援できるように今の個別支給を改めて集団で生活してもらうとかである。貧困ビジネスも公的機関を設置してピンハネが起きないように仕組みにすれば保護費の削減につながる。医療費を削減する工夫も必要だ。
 イギリスは今の財政危機を増税で乗り切ろうとしている。読売新聞の記事を引用しよう。

英付加価値税20%へ、銀行税も導入
 【ロンドン=是枝智】英国のオズボーン財務相は22日、2010年度に1490億ポンド(約20兆円)と見込まれる財政赤字を削減するため、日本の消費税にあたる付加価値税(VAT)の標準税率(現行17・5%)を11年1月4日から20%に引き上げることなどを柱とした緊急予算案を発表した。
 金融機関に課税する銀行税も11年1月から導入する。今後5年間で財政赤字の大幅圧縮を目指す。
 株式譲渡益課税の税率を高所得者に限って現行の18%から28%に23日午前零時から上げる。一方、個人所得税の基礎控除額を11年4月から、6475ポンド(約86万円)から7475ポンドに拡大する。低所得者層には配慮することで、国民の理解を得たい考えだ。
 国際競争力を強める狙いから法人税率(現行28%)も4年間で24%まで段階的に引き下げる。
 英財務省はVATの引き上げで、年間130億ポンドの税収増を見込んでいる。
 銀行税は英国の金融機関だけでなく、外国銀行の英国法人も対象。金融機関のが金融市場で調達する資金(負債)の規模に応じて課税する仕組みで、年間約20億ポンド(約2700億円)の税収を見込んでいる。この結果、経済成長率は10年が1・2%、11年は2・3%にとどまると見ている。(2010年6月22日22時40分 読売新聞)


 こうして読むと、ただの増税ではない。企業の支払う法人税率は下がっているからである。企業活動は支援し、その一方で個人負担は微妙に重くということだろうか。考えれば法人税を納められない赤字企業でもその社員は所得税を払っているわけだ。企業を強くしてその結果の財政再建を目指すという方向性は日本も見習うべきではないのか。

 ただこの20%の消費税というのはでかい。おそらく今回10%と言い出した菅直人の頭の中には「10%といっても英国の半分」という認識があって、自分の提案は決して理不尽ではないと言いたいのだろう。

 これまで誰一人として成功しなかった財政再建を本当に成功させたいならば、オレはやはり「超インフレ政策」以外はないと思ってる。そんな強引な方法をとらずに正攻法でどうやって菅直人は財政再建を果たすつもりなのか。

 出るゼニを削ってもほんのわずかしか効果はない。国に入るゼニを今の倍にするにはどうすればいいのか。消費税の税率を変えるというのはその一つの方法だったわけだが、今の日本では10%以上にはかなり抵抗がありそうだ。

 企業を強くすれば、法人税は安くともそこで働く社員の給与から源泉徴収で所得税をぶんどれるわけで、直接企業に掛けるのか、その企業で働く人に掛けるのかの違いだけだとオレは思っている。

 オレがして欲しくないのは、株取引などの利益にかかる税金のUPである。こういう収入を世間一般は「不労所得」ととらえているようだが、決して「不労」などではない。オレがどれほど日夜に渡って情報収集に努め、必死で取引しているかを考えれば税率はできるだけ低くしてもらいたいのである。損をするリスクだってあるのだし。どうしても株取引に税金を掛けるのならば、政策的にうまく誘導して日経平均を2年後に2万円に上げるなどの株価操作をしてくれ。政府のその政策のおかげで儲かったのなら喜んで税金を納めようじゃないか。

 財政再建がうまくいくのかいかないのか。オレはそんなことよりもオレは明日の為替相場がどうなるのかとか、日経平均がどう動くのかという目先のことしか考えられない。その相場だって今は方向性がなく浮遊している状況だ。上がるなら上がる、下がるなら下がるではっきりしないと儲からないじゃないか。政策の方針を決めたらどうかオレにだけこっそりと教えてくれ、それを材料に株で稼ぐチャンスだからだ。


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2010年06月22日(火) 賭博はどれだけ悪いのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 野球賭博に参加していたことで相撲界が大揺れである。暴力団の資金源となる野球賭博を通じて暴力団員との交際があったということで、さすがに何のお咎めもなしというわけにはいかなくなったわけだが、それに伴って明らかになったバクチ体質はどう考えればいいのだろうか。そして賭け麻雀や花札などの個人的なバクチは一緒くたにしてもいいのだろうか? オレはそんな疑問を感じるのである。そもそも個人間のバクチを法律で禁止する必要があるのかと。

 金を賭けずに麻雀をしている人など皆無だろう。オレは麻雀をしないのでよくわからないのだが、金を賭けてるからこそあれだけみんな熱中するのだと思うのである。麻雀好きの菅直人首相もきっと若い頃は賭け麻雀をやりまくっていたはずである。

 札束が飛び交う花札賭博というのもいかにも相撲の世界らしい。オレは相撲をスポーツだとは思っていない。あんな不健康な巨体でぶつかり合う格闘技がスポーツのわけがない。相撲というのは伝統芸能なのだ。その伝統芸能の世界に多くの外国人が入ってきたのが今の状況なのである。伝統芸能を保存している人たちが、花札賭博という古典的な遊びにうち興じるのもまた当然のような気がするのだ。

 元首相の森喜朗が賭けゴルフが好きだったことは有名である。「チョコレートなら賭けたことがある」などと苦し紛れの言い訳をしていたことがなつかしい。一国の首相でさえバクチ好きなのだ。それなのになぜ相撲取りがこんなに世間から叩かれないといけないのか。オレは今の過剰反応にあきれている。

 カラダを張って稼いだゼニは自分のモノである。懸賞金のゼニも自分のものだ。それを花札賭博で使おうと、賭け麻雀で使おうと自由である。自分が稼いだゼニだからバクチで負けるという馬鹿馬鹿しい使い方ができるのだ。生活保護のゼニでパチンコ屋に行って浪費してる最低の屑野郎と比較したら力士たちはなんら恥じる行動はしていないとオレは思うのだ。

 株式投資の世界はバクチじゃないのか?考えたらあれも「上がる」とか「下がる」にみんながゼニを賭けている行為ではないのか。FXなどの為替取引はどうか。あれもまた本質的にはバクチである。宝くじはどうか。中央競馬はどうか。国が管理しているものはすべてOKなのか。何よりあのパチンコという巨大産業はOKなのか。そこで「換金」ということが行われていることは国民周知の事実である。しかし、多くの国会議員がパチンコ業界から献金をもらってるのである。そんな国で誰が力士たちの賭博を責めることができるのか。そんなダブルスタンダードをオレは認めないのである。
 オレの立場は「個人間のバクチはOK」「組織的なものは国のやってるものや認めてるものだけOK」である。まとめるとこういうことになる。

競馬   ○
宝くじ  ○
株式投資 ○
パチンコ ×
花札賭博 ○
野球賭博 ×
賭け麻雀 ○


 だから今回の相撲界の不祥事は、暴力団がらみの野球賭博に関わった者たちだけを処罰して、他は「ほどほどにしろ」という注意だけで十分かと思うのである。賭け麻雀まで犯罪に含めるのならば、日本中にある麻雀店はすべて廃業するしかないではないか。

 バクチの中で組織的なものや暴力団に関わるものがダメなら、パチンコ店はすべて廃業するしかない。おそらく国会議員たちは反対するだろう。何しろ自分たちの金づるだから。もしもパチンコを存続させたいのならば、あのうさんくさい換金システムをすべて禁止にして、ジャスコやイトーヨーカドーにパチンコ屋を併設して、パチンコの景品として商品がもらえるような仕組みにすればいいと思うのである。健全な娯楽に生まれ変わらせることができれば・・・だがこれも至難だ。きっと商品券などを通じた換金システムが新たに生まれるのだろう。それにしても人間というのはどうしてこんなにバクチが好きなのだろうか。


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2010年06月21日(月) アルデンテおばさんの思い出        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 まだ結婚する前のことだからもう20年以上も前の話である。オレは近所にあったスーパー、イズミヤの軽食のコーナーで、たこ焼きやラーメン、焼きそばなどを食べることが多かった。値段もかなり安く、デートする相手も予定もない休日の昼などによく立ち寄った。ただ、そこで提供されるメニューの中でオレは300円のミートスパゲティが不思議と気に入っていた。

 もちろん、そんなところでたいしたものに出会えるはずがない。スパゲティといっても腰のないぶよぶよのうどんのような軟らかい麺だった。ところがあるとき、いつもと違ってちゃんと腰のある硬めの麺が出てきて、とてもおいしかったのである。

 なぜ茹ですぎてぶよぶよのうどんのような麺と、ちゃんと腰のある麺があるのか。何度か通ううちに、それは調理するパートのおばさんによって違うことに気がついたのである。スパゲティを注文すると、冷凍の麺を出してきてお湯につけて解凍している。そのお湯につけている時間がどうも違うようなのである。オレはその時間をこっそりとはかった。そこで気がついたことは、おいしい麺になる時はゆで時間が秒単位までほぼ一定なのである。そしてまずいときはそれよりもかなり長時間茹でられていて、時間も不規則である。いつもピッタリの時間で茹でて出してくれるそのスパゲティの達人のおばさんのことを、オレは心の中で「アルデンテおばさん」と呼んでいて、そのおばさんがいるときは必ずミートスパゲティを注文し、いないときはたこ焼きとかイカ焼きという別のメニューを選ぶことにしていたのである、

 アルデンテおばさんがいないときは、どんなにスパゲティが食べたくてもあきらめて他のものにした。他のパートのおばさんが茹でたときはどうも食べる気にはなれなかったのだ。しかし、何ヶ月も出会えなくて、おそらくはパートをやめてしまったとオレが気づいたとき、メニューからミートスパゲティは消えた。たぶん誰も注文しなくなったからだろう。

 アルデンテおばさんはその絶妙のゆで時間のことに気がついていたのだろうか。その冷凍麺には最適のゆで時間が記されていて、おばさんはそのマニュアル通りに出していただけで、他のパートは時間を守っていなかったのだろうか。それともその絶妙のゆで加減はそのおばさんが発見したものだったのか。

 達人というのは意外なところにいるのかも知れない。そんな場所でとびきりおいしいモノに出会えるなんて普通の人は期待していない。その茹で具合の絶妙さに気づいていた人はどれだけいたのだろうか。何より茹でている本人は気がついていたのだろうか。そんなことをオレはあれこれと考えるのである。

 いつのまにかその軽食のコーナーにはマクドナルドやミスタードーナツが入り、メニューも大幅に減ってしまった。子供や主婦が空腹を満たすためだけのメニューが並ぶという、なんのへんてつもない状況になってしまったのである。

 今でもオレはスパゲティが好きなので、家で自分で作ることもあるし、店で食べることもある。そのときに思い浮かべるのはあのアルデンテおばさんに茹でてもらった古い記憶の中のミートスパゲティである。あまりに昔のことなので、アルデンテおばさんの顔もすっかり忘れてしまって思い出せない。しかし、あのときのミートスパゲティと全く同じモノを食べることができれば、きっと「これじゃないか!」と思い出せるはずである。

 あのスパ茹で名人のおばさんは、今はどこで何をしているのだろうか。まさかこんなふうに覚えている客がいたことなんて想像もしないだろう。


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2010年06月20日(日) 3Dテレビの経済悪影響        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 上新電機アウトレットに展示されている65型の3Dテレビを観て思った。

「こんなもので景気がよくなるわけがない!」

 3Dテレビはむしろ経済に逆効果である。こんなものが普及すればみんな家に引きこもってテレビ三昧の生活になってしまい、外出する機会や旅行する機会が減ってしまうのである。またおそらくすぐに発売されるであろう3D対応のアダルトDVDは、ますます引きこもりを増やすだけではなく、実物の普通の女性よりもDVDで鑑賞する3D美女の方がいいと感じるオタク野郎どもをさらに増殖させるのである。決してこんなものを普及させてはならないのだ。

 地デジ特需で一儲けできると思った家電メーカーの思惑は、利益をはるかに上回る値下げ競争の中で見事に崩れた。それで各メーカーは3Dテレビで巻き返そうとしているのである。確かにこの映像はすごいと思う。きっと3Dテレビは売れるだろう。しかし、それは景気に与える全体の影響を考えたときにはむしろマイナスではないのか。3Dテレビを鑑賞する時間は引きこもっている時間である。引きこもってる時間の増加は、外で活動している時間の減少を意味する。それは経済活動の不活発化を招くのではないか。

 3D映像のアダルトDVDは、ますます若い男性を引きこもらせることは間違いない。その迫力というか、映像のリアルさに勝てる現実の女性はいない。若い男性はデーとしなくなって合コンにも行かなくなって、ただひたすら家で3Dテレビを観ることになってしまうのである。

 また、バーチャルな世界と現実の垣根がないような危険な連中にとって、バーチャルな部分がますます現実のように見えてしまうことでそれこそ現実とごっちゃになって、街中で刃物を振り回したりエアガンを撃ちまくったりする奴が出るかも知れないのだ。引きこもったオタク野郎の暴発が起きるのである。

 少子高齢化はますます加速している。若者にはアダルトDVDではなくて、生身の相手と恋愛をしてじゃんじゃん子供も作ってもらわないといけないのだ。ところが肝心の若者は現実の異性よりも画面から飛び出してきたバーチャルなアイドルを好むことになり、現実の恋愛には見向きもしなくなってしまうのである。

 3Dテレビで巻き返しだとか景気浮揚を夢見る方々に、オレの率直な意見を伝えておきたい。3Dテレビは勤勉な人間を引きこもらせる悪魔の装置だと。


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2010年06月19日(土) そりゃ、魚はみんな死にまっせ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 プールの水の中で魚は生きられないだろう。塩素系の薬品で殺菌されているからだ。水道水をそのまま水槽の水に使えないのも同様の理由である。しかし、アシカやイルカなどのほ乳類はそんな水の中でも死なないと思われる。もっとも長期間なら影響はあるかも知れないが。水族館の大水槽の水に塩素系の薬品をぶちこんで「消毒」しようとした無知な飼育員が居た。そのために大水槽の魚はみんな死んでしまったのである。読売新聞の記事を引用しよう。

消毒液使用誤り?水族館の魚7000匹死ぬ
 新潟市水族館「マリンピア日本海」(新潟市中央区)は18日、館内最大の「日本海大水槽」(水量約800トン)で飼育展示されていたイワシなど38種類、約7000匹の魚が相次ぎ死んだと発表した。
 飼育員が、水槽内を消毒する際、誤って塩素系薬品を使用したのが原因とみられる。
 同館によると、同日午前10時15分頃、飼育員が水槽の水を消毒しようと薬品を投与したところ、間もなく異状が表れた。イワシ約5500匹、ウマヅラハギ約700匹、スズメダイ約300匹など、水槽内の魚はほぼ全滅状態となった。
 この薬品は、イルカやアシカの水槽の消毒では使用されている。飼育員は、4月に担当がイルカから魚類に替わった。18日は、予備水槽で飼育中のトビウオの成育状況がよくないため、水を引き込んでいる大水槽の消毒を思いついたという。
 同館では、大水槽の水を入れ替えたうえで、他の水族館の協力を得て、月内にも展示を再開する予定。
(2010年6月18日22時10分 読売新聞)

 
 それにしても、この水族館には誰かまともにこの飼育員にアドバイスしてやれる学芸員の方が誰もいなかったのだろうか? オレはそれが不思議でならないのである。どうしてこんな事態になってしまったのかと。

 新潟市水族館ということだからこの飼育員も公務員だと思うのだが、彼はどういう経歴でその仕事をしてるのだろうか。もしも全く魚に興味のない人が水族館に勤務しているということならそれもまた問題だと思うのだが、そのあたりの事情が知りたいのである。

 殺菌や消毒という行為を「無条件に善」と勘違いする方がよく存在する。それは自然界にとってはまぎれもなく破壊行為である。たとえば家の中で害虫駆除のバルサンなどを使うと、飼っているクワガタや鈴虫は間違いなく死ぬ。そんなことは当たり前である。消毒薬というのは毒を消すのではなく、それ自体が毒なのだ。

 いずれにせよ、大水槽の魚は死滅してしまったので、新しく魚を入れるしかない。この水族館の最大の売り物である「日本海大水槽」が壊滅したことで、入場料などはどうなるのだろうか。そもそもそんな状態で客を入れられるのだろうか。どうもしばらくの間、お詫びで「入場無料」ということになるらしいが、そもそも魚のいない水族館というのは動物のいない動物園や、子どものいない幼稚園みたいなもので想像もつかないのである。いくら無料でも客を呼ぶのは無理である。しかし、そのまま施設を遊ばせてるのももったいない。せっかく大水槽があるのだから、その中でビキニ姿の美女でも大量に泳がせて、男性客の目を楽しませればどうかなどとオレは思うのである。あるいは人魚のコスプレをさせて泳ぐなんてのはどうだろうか。


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2010年06月18日(金) 宮崎県民をお断りするべきなのか・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 口蹄疫が宮崎県全県に広がりつつある。宮崎県民が外出するときに、身体のどこかに口蹄疫のウイルスが付着してるかも知れないということで、豊後大野市のように宮崎県民お断りの方針を打ち出す自治体が出現した。それに対して抗議があり、市長は方針を一部撤回した模様である。読売新聞の記事を引用しよう。

宮崎県民お断り、抗議殺到で個人は除外に
口蹄疫
 大分県豊後大野市が口蹄疫(こうていえき)発生地の住民による施設利用の制限を決めた問題で、同市の橋本祐輔市長は17日夜、個人は対象から除き、団体利用に限って利用を断る考えを示した。
 宮崎県境の同市は「人を介してウイルスが運ばれる恐れがある」と判断。16日に公民館や体育館など約100か所で、川南町や宮崎市など5市6町からの利用申し込みを受け付けない方針を決めた。19、20日に宮崎県の2チームが参加して行われる予定だった中学野球大会の主催者にも市営球場の利用を断った。
 しかし、17日になって宮崎県民を中心に「感情を逆なでするもので許せない」といった苦情の電話などが多数寄せられた。山田農相や同県の東国原英夫知事も同日、豊後大野市の対応は、風評被害の一種だとの認識を示し、「消毒を徹底すれば問題ないはずで、行き過ぎだ」と批判。仙谷官房長官も懸念を示した。
 同市の橋本市長は同日夜の記者会見で、施設の利用制限について「団体の人数や、施設と畜産農家との距離などを個別に検討して判断する」と述べた。その上で「妥当だと考えているが、国の指導があれば従わざるを得ない」と、方針転換もあり得ることを示唆した。
 農林水産省は口蹄疫発生後の4月末、各都道府県に対し、発生県からの人の出入りを制限するといった過剰反応をしてはならないとする通知を出している。
(2010年6月17日22時49分 読売新聞)


 オレはいずれ口蹄疫は九州全土に広がると見ている。人の出入りを規制することは不可能だし、あんな程度の消毒でウイルスが殺せるとも思えないからだ。しかし、これは広がった時点でもう逃れられなかったことである。食い止めるには最初の数頭の段階で止めるしかなかったのである。すべての責任は風評被害を恐れて最初の水牛の発病の時に情報を隠したことにある。その罪は万死に値する。それを診断した獣医師の責任も重い。

 オレが今恐れているのは、口蹄疫のウイルスを付着させた宮崎県民の方がたとえば奈良観光で鹿とふれあうようなことである。もしも奈良公園の鹿に口蹄疫が感染すればまたたくまにすべての鹿に広がるだろう。そうなるともうどうしようもないし、野生の鹿に広がれば全頭殺処分というわけにもいかない。

 だからといって奈良県が「宮崎県民は観光お断り」と拒否するわけにもいかないのである。ただ、防疫上の観点に立つならば、宮崎県には鎖国ならぬ鎖県してもらって、すべての行き来を止め、鉄道もストップさせて完全に口蹄疫が終息するまでは一切人間の移動を禁止すべきだろう。物流が完全に止まるのだ。そんなことできるはずがないのだから、実質不可能ということになる。

 宮崎県は食糧を自給自足できないのか。県内でとれるものだけで県民の食はまかなえないのか。それが可能ならば鎖県も検討してみる段階ではないか。今ならまだ他府県に広がる前である。なんとか食い止めないといけない。しかし、江戸時代ならまだわかるが、現代に鎖国ならぬ鎖県はできないだろうし、県境を越えてイタチやタヌキなどは行き来するだろうし。そいつらがウイルスを運ばないという保証はないのである。ただ、現実に口蹄疫を広がらせているのはまぎれもなく人間の経済活動なのである。

 このままでは日本の畜産は壊滅してしまうのだ。今が非常事態であるということを考えて、人間の移動制限を盛り込むべきである。もしも宮崎県から他府県に通勤している方があればすべて休職扱い、逆の場合も休職にして移動を不要にして、観光客もすべてストップさせ、飛行機も欠航させるという極端な体制をとらないとダメである。宮崎県内の経済活動に重大な支障が出ることは間違いない。それは国家が補償するしかない。

 しかし、そんな極端な対策を行えば必ず文句をつける連中が居る。そういうわけでなんのまともな対策も叶わぬままに、このまま宮崎県の畜産は崩壊し、やがてその被害は九州全土に広がるだろう。県境封鎖なんてことを今更行ってももう手遅れだとオレは思う。すでに人間の体やクルマに付着してウイルスは移動しているだろう。それにしても口蹄疫とは恐ろしいものである。


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2010年06月17日(木) ゲーム感覚で人を殺す米軍の無法について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 イラクやアフガニスタンでは、米軍の攻撃の巻き添えで多くの民間人が死んでいるのだが、米軍はその補償など全く行っていない。いわば「殺され損」なのである。言いがかりをつけて戦争を仕掛け、現地で市民を虐殺する無法に対してオレは激しい怒りを感じている。その攻撃は米軍の犠牲を出さないようにと今は「無人機」による遠隔操作に切り替わっている。テレビゲームの画面を見ながら操作する感覚で人殺しが行われているのである。このような非人道的なことが果たして許されるのか。これはもはや戦争犯罪の領域ではないのか。毎日新聞の記事を引用しよう。

米無人機戦争:批判高まる、国連人権理事会で報告書 2010年6月16日 23時50分
 【ワシントン大治朋子】オバマ米大統領の推進する「無人機戦争」に批判が高まっている。米本土から無人機を遠隔操作する「米兵が死なない」新戦略だが、国連人権理事会には今月3日、多数の民間人が巻き込まれているとの報告書が提出され、攻撃停止を求めた。国連で米無人機攻撃に関する詳細が報告されたのは初めて。アフガニスタンでは先月末、米軍の無人機が子供の姿を確認しながら地上軍に伝えず、民間人23人を殺害していたことも判明。司令官や操縦士が処分された。
 オバマ政権下では、米軍がアフガンとイラク、米中央情報局(CIA)がパキスタンで無人機を使用。ブッシュ前政権時代を上回る規模で民間人被害が拡大している。
 報告書は、世界各地の非合法殺害(処刑)について同理事会に報告するフィリップ・アルストン特別報告者が作成した。特にCIAの攻撃について「数百人が殺され、罪のない人々が含まれている。秘密裏に実施され、市民が違法に殺されても事後調査が行われているのかどうかすら国際社会は分からない」と批判。国際人道法(ジュネーブ諸条約)違反の疑いがあるとして、攻撃の停止を求めた。
 また、米国は国際テロ組織アルカイダやアフガンの旧支配勢力タリバンだけでなく「関係する勢力」も無人機の攻撃対象に選定。だが報告書は、この「定義はあいまい」で「攻撃の根拠となる情報の信頼性」が重要だと強調。殺害が必要な場合、その理由を明確にすべきだと訴えた。
 アフガンでは今年2月、南部ウルズガン州で米軍のヘリが民間人の車両を攻撃。男性23人が死亡し、女性と子供を含む12人が負傷した。米軍の内部調査(先月29日発表)の結果、無人機で上空から撮影した映像に子供が映っていたことが判明。「必要な情報を地上軍に伝えなかった」として司令官4人を懲戒、無人機の操縦士2人を訓戒処分とした。
 アルストン氏は昨年6、10月にも、人権理事会などで米無人機攻撃を批判した。米国は「どのような規定においても適法」と反論。ブッシュ前政権と同じ見解を繰り返した。
 アフガンでの民間人誤爆事件は、人為ミスが避けられない無人機運用の「危うさ」を改めて浮き彫りにした。
 無人機の誤爆には、大別すると2種類ある。無人機自体の攻撃ミスと、無人機搭載カメラが撮影する映像を分析するセンサーオペレーター(SO)の判断ミスだ。誤った分析を地上軍に伝えれば、敵と誤認し、民間人を殺害することになる。
 今年2月のアフガンでの誤爆事件は後者に該当するケースだ。米軍の調査報告書によると、今年2月、米軍は無人機で車両3台を上空から約3時間半、追尾した。無人機は米本土の西部ネバダ州にあるクリーチ空軍基地から遠隔操作。同基地に所属するSOは、カメラの映像から、車両に乗っているのは武装勢力で「兵士に適齢の男性ばかり」と報告した。
 地上軍はヘリを派遣し車列を攻撃。その途中、女性が着る色鮮やかな衣服を確認し、攻撃を停止した。米ニューヨーク・タイムズ紙によると、当時、別の米軍幹部らもライブでこの映像を観察、「子供が見える」と無人機操縦士らに伝えていた。報告書はSOについて「車列が武装勢力以外のものであることを示す情報を無視、あるいは軽視していた」と認めた。
 空軍では、SOは一般に20歳前後の若い兵士だ。大半は戦場経験がなく「映像だけで現地の状況を把握するのは極めて難しい」(無人機操縦士の元指導官)とされる。一方、戦争の長期化で「兵士の死なない」無人機の活用は急増。人員不足が続き、勤務は12時間にのぼる。疲労による集中力の低下も指摘され、空軍関係者がまとめた調査報告によると、03〜06年に起きた事故のうち約7割は「経験不足による判断ミス」など人為ミスが原因だった。


 絶対安全な場所から攻撃し、虐殺を行うという米軍お得意のパターンは、太平洋戦争の時の日本本土空襲と基本的に変わらない。画面の中の敵に対して、それが生身の人間であるという感覚を果たして持つことができるのか。相手が生身の人間であるという感覚が欠如しているから平気で誤爆できるのじゃないかとオレは想像するのだ。

 もしかしたら米兵たちはゲーム感覚でこの虐殺を楽しんでいるのかも知れない。相手は絶対に反撃してこない。反撃されるおそれの全くない安全な場所に自分たちがいる。それが果たして戦争といえるのか。しかもこの米兵たちはとてつもなくゲームのレベルがへたくそなのである。せめてもっと上手なヤツを配備してくれ。きちっと能力を測った上で任務に就かせてくれ。

 もしもどうしても米軍がこの無人機攻撃を継続したいのならば、遠隔操作の攻撃を担当させるのは米軍人ではなくてゲームの操作に堪能な日本人のゲーム好きの若者を採用することをオレは提案したい。民間人への誤爆が発生するのは要するにへたくそだからだとオレは思っている。SO(センサーオペレーター)には戦場の経験がない若い兵士が配属されているという。同じことをさせるならば日本人のゲーム好きの若者たちの方がはるかに優秀である。誤爆の可能性はほとんどなくなるだろう。


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2010年06月16日(水) アフガニスタンは地下資源の宝庫だった!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 アメリカが9・11テロの後でアフガニスタンを攻撃したのは単なる言いがかりである。オレはあのテロそのものが戦争を正当化して軍需産業を儲からせるための自作自演の陰謀だと思っているが、そうして起こされたアフガニスタン侵攻戦争の大義名分が見つかったのである。それはアフガニスタンに眠る膨大な地下資源だ。もしもその資源を手に入れることができるならば、膨大な戦費をかけてでも侵略して支配するだけの価値が生まれるのだ。産経新聞の記事を引用しよう。

「92兆円相当」アフガンの鉱物資源 米国防総省調査 2010.6.15 20:00
 【ワシントン=犬塚陽介】米国防総省は14日、総額で1兆ドル(約92兆円)近くの鉄や銅、金などの鉱物資源がアフガニスタン全土に埋蔵されている可能性があるとの調査結果を明らかにした。採掘にメドが立てば、復興を支える経済的な支柱としての効果が期待される一方、アフガンの天然資源獲得に熱心な中国など諸外国の関心を引くのは確実で、「資源戦争」の新たな火種にもなりそうだ。
 国防総省などによると、旧ソ連がアフガン侵攻後の1980年代に収集した各種データをもとに、国務省や米地質調査所(USGS)の合同チームがアフガン全土の7割以上で調査、分析を進めてきた。
 鉱物資源はアフガン各地に広がっており、4210億ドル相当の鉄、2730億ドル相当の銅のほか、金やコバルト、石油、天然ガスも豊富にあるという。
 また、携帯電話やパソコンの電池として欠かせないリチウムも多く存在。米紙ニューヨーク・タイムズは、その豊富さに驚く国防総省の極秘メモの内容を伝えている。
 ただ、アフガンではこれまで、内戦の混乱もあって鉱物資源の採掘はほとんど行われておらず、社会基盤の整備に費やす時間を考えれば、「豊富な鉱物を実際の収入源とするには数年かかる」(クローリー米国務次官補)との見方が支配的だ。
 アフガンでは、中国やロシア、インドなどの近隣の大国が天然資源の獲得を視野に入れて外交攻勢を展開。豊富な天然資源の存在がほぼ確実になったことで、資源外交の新たな火種となりかねないとの懸念も広がっている。
 アフガンの対テロ戦は2001年10月の開戦から今月7日で104カ月を迎え、ベトナム戦争を超えて米国史上最長の軍事作戦となった。AP通信は米政府高官の話として、埋蔵量1兆ドルという具体的な金額の提示が「厭戦(えんせん)気分の広がる各国の国民にアフガン戦争の意義を再確認させる手助けとなり得る」とのコメントを伝えている。


 アフガン戦争の目的はこれからは当初の「テロとの戦い」ではなくて「1兆ドルの資源の取り合い」に変わっていくのである。単なる金儲けのための戦争になるのだ。なんと馬鹿馬鹿しいことだろうか。

 アフガニスタンはコカインやヘロインなどの麻薬の主生産地でもある。タリバン支配によって欧米に流れてくる麻薬が減少したので、取引の主導権を握るために戦争を仕掛けたという説もあって、陰謀論の好きなオレはそれを日頃支持してるのだが、麻薬よりももっと大きな利権がそこに眠っていたのだ。こうなると各国が目の色を変えてその資源に群がってくるだろう。中国もたぶんこの争奪戦に参加してくるはずだ。

 「金持ちケンカせず」と言われる。目の前に自由に使える1億円があれば、一般人の感じるレベルの憎しみや怒りなんてみんな消し飛んでしまうのである。この資源の存在はタリバンに戦争をやめさせる一つのチャンスなのだ。タリバンが1兆ドルを独占したいと思って徹底抗戦しても無意味である。その資源を開発するのはタリバン単独では無理で、欧米列強からの投資を必要とするからである。

「もう馬鹿馬鹿しい戦争なんかやめて、みんなで富を山分けしようじゃないか」

 このような状況に持ち込むのがベストなのである。タリバンの幹部だって、きっと贅沢な暮らしにあこがれているはずだ。高級車を乗り回し、子弟をカナダやアメリカに留学させ、プール付きの豪邸で美女と戯れる生活の方が今の禁欲的な教義よりもずっと魅力的なはずである。カネに目がくらんだ連中が次々と裏切って内部崩壊していくことでタリバンが崩壊し、アメリカの支配が完成するという形になるのかも知れない。

 しかし、中国がその状況を傍観しているわけがない。アメリカの完全支配を阻止するために密かにタリバンに武器を供与してくるかも知れないのだ。双方が引かなかったら、あるいはどこの国も利権を独占できずに群雄割拠という状態が継続していつまでも資源は利用されないということになるのかも知れない。

 えっ?日本はどうかって?

 カネだけ払わされてさんざん利用されるだけだぜ。そんなこといつもわかりきったことじゃないか。


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2010年06月15日(火) 芸能事務所ではなくて美人局だったのか・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 先日、アートコーポレーションの寺田会長が女子高生にわいせつな行為をしたという理由で書類送検されるという事件があった。寺田会長はその責任を取って会長を辞任している。かなり高くついた援助交際になってしまったのである。しかし、オレは少しその事件に疑問を抱いていた。アートコーポの寺田会長のようにゼニをたくさん持ってる人が、そこらの自分を安売りする少女との援助交際に応じるだろうか。金に糸目をつけずに「安全」な相手(この場合の「安全」という意味はバレないという意味である)を探すはずだ。そう考えれば、あの事件ははめられたのではないかとオレは思っていたのだが、案の定そのとおりだったようである。毎日新聞の記事を引用しよう。

恐喝容疑:アート前会長から現金、芸能事務所前社長を逮捕 2010年6月14日 18時12分
 大手引っ越し会社「アートコーポレーション」(大阪府大東市)の寺田寿男前会長(64)から現金800万円を脅し取ったとして、府警は14日、芸能事務所「ICON」(東京都渋谷区)前社長の山口公義容疑者(50)=東京都世田谷区豪徳寺1=を恐喝の疑いで逮捕した。山口容疑者は「金は受け取ったが、脅していない」と否認しているという。
 逮捕容疑は昨年9月初旬、ICONに所属する女子高校生(当時16歳)と性的関係を持ったとして、寺田前会長に「児童ポルノ法違反だ。誠意を見せないと、マスコミに流す」などとメールで脅し、示談金名目で現金800万円を脅し取った、としている。
 捜査4課によると、寺田前会長は別の芸能事務所の経営者を通じてこの女子高校生と知り合ったという。「(山口容疑者から)他にも多額の金を脅し取られた」と話しており、余罪を追及する。
 警視庁が今年5月、この女子高校生にわいせつな行為をしたとして寺田前会長を東京都青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検した。寺田前会長はその後、会長職を引責辞任した。【茶谷亮】


 ようするにこの芸能事務所の社長だった山口公義という男は、最初から大金を巻き上げる目的で寺田会長に16歳の少女を近づけ、うまく関係を持たせた後で「児童ポルノ法違反だ」と恐喝したようである。巧妙にエロジジイの弱みにつけ込んだ犯罪である。それにしても「金は受け取ったが脅していない」というのはどういう意味だろうか。寺田会長は気前の良いジジイだったので、その女子高生にお礼の800万円をくれたとでも山口公義は言いたいのだろうか。

 女子高生にわいせつな行為をした寺田会長と、芸能事務所社長と結託して寺田会長をだましてゼニを巻き上げようとした女子高生、どちらの罪が重いのだろうか。老い先短い老人が冥土のみやげに若い女の子と遊びたいというのはよく理解できる。しかも寺田会長はゼニもたくさんある。その余ってるゼニを使って、欲望を満たしたいと思ってもおかしくないだろう。

 しかし、自分の肉体をエサにしてエロジジイを釣り、大金を巻き上げようとする行為はそれよりもはるかに悪質だとオレは思うのである。エロジジイはそこら中にいくらでもいる。しかし、実際にエロジジイをだましてゼニを巻き上げようとする女子高生はエロジジイの数に比べればかなり少ないはずだ。なぜ寺田会長は名前が出てるのに、女子高生の方は顔も名前も伏せられているのか。不公平じゃないか。

 オレは今回の事件が巧妙な恐喝事件だと知ってなんだか寺田会長がかわいそうになったのである。きっと今回の件で妻の寺田千代乃さんからも罵倒されているのだろう。しかし、まだまだ元気な64歳の老人が、16歳の女子高生に誘われたとして、そこできっぱりと断れる老人がどれだけいるだろうか。普通の老人ならばそのチャンスを逃さないと思うのである。

 若者はどんどん貧困になっていくのに、老人のフトコロにはゼニがある。そのゼニを狙ったこの種の犯罪はこれからもなくなるどころかどんどん増えていくだろう。美人局(つつもたせ)という古典的な犯罪は今もしっかりと健在なのである。


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2010年06月14日(月) やめろ、国債なんか買うんじゃない!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 1万円に対して、もらえる利息が一年でたったの19円しかない満期3年の個人向け国債が好調な売れ行きだという。オレにはそんな低金利のものを買う感覚がわからないのだが、購入者はそんな超低金利でも「普通預金よりもマシ」と思ってるのかも知れない。しかし、そうやって国債を買うことで日本の景気がますます悪化することに気づいてるだろうか。今の日本の巨額の借金状況を思えば国債が順調に売れてはならないのだ。むしろ国債の入札が不調に終わってこそ景気回復のチャンスなのである。それは金融不安で暴落したユーロを見ればいい。ユーロ安は欧州経済にとってかなりプラスである。欧州の輸出産業は今のユーロ安でかなりの利益を得ているわけだ。こんなにユーロが下げてるのに日本で売られているベンツやポルシェの値段はちっとも変わらない。どれだけヨーロッパの輸出産業がボロもうけしているかわかるだろう。その一方で日本の輸出企業はこの円高で利益を激減させているのである。

 まず3年ものの個人向け国債が人気を呼んでるというニュースを朝日新聞から引用したい。

満期3年の個人向け国債発売 固定金利・1万円から 2010年6月13日19時1分
 財務省が4年ぶりに個人向け国債の新商品を売り出した。「満期3年・固定金利」で、1万円から買えるのが特徴。「気軽に買える」とアピールし、一般の人に買ってもらうのが狙いだ。ただ、国債は国の借金。買う人は国の財政状態に目を配ることも必要だ。
 新商品は3日に発売され、銀行や証券会社の窓口で買うことができる。買って3年持っていれば元本は戻り、半年ごとに利子がもらえる。初回に売り出したものは年利0.19%。ところが、「リーマン・ショック後、比較的安全な運用先として、金利の割には売れ行きは順調」(日興コーディアル証券)という。
 これまで、個人向け国債は満期が5年や10年の商品を年4回発行していたが、新商品は満期3年で毎月発行する。1万円から買え、1年たてば、途中の解約もできる。
 日本銀行の統計によると、国の借金である国債は2009年末で約830兆円発行されている。うち銀行など預金を受けつけている金融機関が約340兆円、保険会社や年金基金が約170兆円、政府や自治体が約90兆円を持っている。個人は約4%にあたる35兆円しかなく、海外の投資家の約50兆円より少ない。
なぜ財務省が個人に買ってもらおうとしているかというと、国債を満期まで安定して持ってくれると考えているからだ。銀行などは国債を金融市場で売買しているが、個人向け国債は市場で売れず、いったん買ったら満期まで持って金利を受け取ることが多い。財政危機に陥ったギリシャのように、国債の市場価格が急落(金利は上昇)しても、個人向け国債は投げ売りされる恐れがあまりない。
 日本の国債は大半が国内で買われ、ギリシャのように海外の投資家が一気に売っても影響が少ないと言われている。今は貸出先がそれほど増えないため、国債で資金運用する銀行も多い。ただ、景気が回復して融資を求める企業が増えれば、銀行が国債の保有を減らす恐れがある。
 「借金大国」の日本としては、安定して国債が発行できるよう個人にもすそ野を広げたいのだ。ただ、国の借金が増えれば、個人も不安になって国債を買うのを控える恐れがあり、政府は財政再建の道筋を示す必要もある。(福田直之)


 個人が自分の貯蓄を株式投資したり銀行に預けたりせずに国債の購入に充てれば、そのゼニは経済の中でちっとも循環しない死に金となってしまうのである。そうして3年間も購入者の手元で寝かされてしまうわけだ。(もっとも国はそのゼニを使っていろんなことができるということなんだが、どうせ国の使い方なんてクソである。意味のないダムを造ったり、有力政治家の地元に使わない施設をじゃんじゃん造ったり・・・)

 そういうわけだから国債なんか売れない方が良いのだ。国債の入札が不調に終わったということになればどうなるか。スペインやハンガリーのそうした噂で金融不安が広がってユーロ暴落を招いたことを思えば何が起きるか予想がつくだろう。そう、為替市場で円が激しく売られて暴落するのだ。今の円高を解消する方法はそれしかない。銀行も個人も揃って国債にそっぽを向いてやれ。「日本人がついに日本国債を見放した!」というニュースが世界を駆けめぐればたちまち円は暴落し、1ドル=100円をたちまち突破して円安が進むだろう。110円を切ってしまったユーロもたちまち円に対して値上がりするはずである。それは国益に叶うのだ。日本は輸出産業が支えているのである。円高によってその競争力をなくし、利益を目減りさせてるのが欧米の金融資本家どもの戦略だったのだ。今ここで日本が極端な円安政策をとることは日本経済の劇的な回復につながるだろう。自動車産業の競争力回復は急務である。

 国債なんか買うのなら、今安くなってる日本企業の株を買え。日経平均が1万円を切ったせいで優良株も含めて年初来安値を更新するレベルまで下げてる銘柄がいくらでもある。その中で、比較的業績が堅実な業種を選んで買えばいいのである。チャートを見ればどれも谷底だ。その中から選んだらいいだろう。ただ、注意しないといけないのはクソ株を買ってはならないということである。間違っても倒産しそうな企業を選んではいけない。何を買ったらいいかわからない方は、オレが主催している掲示板でも覗いたらいい。配当利回りが3%以上という高配当の銘柄も今はゴロゴロしている。株が安くなった今、そういう銘柄を買って寝かしておいたら数年後にかなりの含み益になる可能性が高い。オレはそう思うのである。

 国債なんか買うんじゃない。日本政府など信じたらダメだ。 0.19%しか利息を払ってくれない日本政府よりももっとまともな投資先はいくらでもある。そんなに低い利回りの上、買ってから一年間は換金できないなんて不便な金融商品になんの魅力があるのか。オレには国債を買う方々の考えてることが全く理解できないのである。そんなものを買うことでますます日本経済を悪化させてることに気づいて欲しいのだ。


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2010年06月13日(日) 飲酒検問の逃れ方教えます!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 仕事の帰りが遅くなったとき、何度か飲酒運転の検問に遭遇したことがある。車を運転する前に飲酒などするわけがないので検問があっても別に何も問題はないのだが、それでも機械の誤作動などもあるかも知れないのである。そういうわけでオレは検問はあまり好きじゃないのだが、これもドライバーの義務だし、こうして検問してくれてるおかげで飲酒運転が撲滅できるのだと思って、いつも協力することを心がけている。

 ただ、オレがなんとなく気づいたのは「いつも同じ場所で検問をしている」ということである。職場からオレの家までの間のルートの選択肢は無数にあるわけで、その検問スポットをすべて外して裏道ばかり通って帰ることも不可能ではない。もしかしたら飲酒運転常習者の中には見つからないように走る術を身につけた輩もいるかも知れない。だったらドライバーが予想もしない場所で飲酒検問すればいいのである。そうすればもっと検挙率は上がるだろう。あと、盛り場の周辺の有料駐車場で帰ってくる酔客を捕まえるというのも有効かも知れないとオレは思うのだ。これで駐車場に一人で帰ってくる酔っぱらいは全員検挙できる。人数が複数なら、飲んでない方が運転する可能性もあるのですぐには検挙できないが、一人ならもう言い逃れはできない。その検挙を逃れる方法はただ一つ、そのままクルマの中で寝てしまう方法である。酔いが醒めるまで何時間も経過してから駐車場を出ればいいわけだ。

 オレのように100%飲酒運転しない人間なら検問なんてへっちゃらなんだが、世間には飲酒運転をしょっちゅうしている人も存在する。たまたま見つからずに逃れているが、そういう連中がもしも見つかったらどうするのだろうか。そんな実際の事例が一つニュースになってるので紹介しよう。産経新聞の記事である。

飲酒運転男、検問10メートル前で寝たふり…手錠かけられても 2010.6.12 20:25
 飲酒運転検問中の警察官が免許証の提示を求め続けたにもかかわらず、車の助手席で約30分も寝たふりをし続けたとして、石川県警金沢中署は11日、道交法違反(路上駐車)の現行犯で金沢市旭町の配管業、吉原俊朗容疑者(44)を逮捕した。
 逮捕容疑は11日午前5時ごろから約30分間、金沢市で有数の繁華街「香林坊」「片町」付近の国道157号で、飲酒運転していたワンボックス車を路肩に止め、車内で約30分寝たふりを続け、路上駐車した疑い。
 捜査関係者によると、吉原容疑者は、検問手前約10メートルの左路肩に停車し、運転席から助手席に移って寝たふりを始めたという。検問中の金沢中署員が一部始終を見ており「免許証見せて」「運転席から助手席に移ったのを見てましたよ」と問いかけたが、吉原容疑者が寝たふりを続けたため逮捕。同容疑者は手錠をかけられても寝たふりを続けていたという。
 吉原容疑者の呼気からは、基準値の1リットル中0・25ミリグラムを超えるアルコールが検知された。この日は全国で一斉検問が行われていたが、同署関係者は「誰が見ても寝たふりと分かるのに」とあきれ顔だった。


 6月11日の夜に全国一斉検問が行われていたということはこのニュースで初めて知った。それにしてもなぜ6月11日なんだろう。まあそんなことはどうでもいい。前方で飲酒検問を発見した時の飲酒運転のドライバーはどうすればいいのか。昔から言われている卑怯な方法の一つが、検問の直前に飲むことである。そしてそこで突如運転をやめるのである。「オレが酒を飲んだのは今この瞬間だ。」「ここまではオレは飲酒運転などしていなかった」本当にそれで逃れられるのかどうかはわからないのだが、この方法は聞いたことがある。もっともそんな悪質なドライバーを野放しにするほど日本の警察は甘くないだろう。

 しかし今回の容疑者は「検問の前で寝たふりをする」という斬新な方法にチャレンジしてみたのである。彼にとって最大の誤算は、運転席から助手席に移動する一部始終が取締中の警察官に見られていて、その卑怯なたくらみがすぐに看破されたということだろうか。それにしても警官もすごい。寝たふりをしている吉原容疑者の寝たふりをすぐに見抜いてさっさと手錠をかけてしまったことである。あまりにも手際がよさすぎるじゃないか・・・と思ったが考えてみればその程度の浅はかな工夫をしようとする馬鹿は日本全国至る所にいるわけだ。

寝たふりをしたまま手錠をかけられ、しかも日本中にその名を知られることなってしまった吉原容疑者、飲酒運転の代償は高くついたのである。


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2010年06月12日(土) パチンコ屋の客は全員被害者である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはパチンコという娯楽を今すぐに禁止すべきだと思っている。公営以外のギャンブルを禁じていて、相撲取りが仲間内でプロ野球の勝敗に賭けることさえ大問題とされるのに、全国的に展開しているこんな明確なギャンブルが野放しになっているのは言語道断である。しかもパチンコ店の収益は北朝鮮に送金されたり暴力団の資金源になったりしているのだ。ところがパチンコ業界は巨額の政治献金を行っており、献金を受けた議員どもはパチンコ業界の保護のために活動している。オレはこの実態を看過できない。今すぐにパチンコを非合法化し、営業している店舗には期限付きで廃業を指示すべきである。

 もしもパチンコという産業が消滅したとしても困るのはその業界人だけである。30兆円産業のパチンコは、弱者からの搾取の道具となっており、支給された生活保護費の多くがパチンコ代に浪費されているという実態がある。ここでパチンコ店をすべてなくせば、その30兆円が他の消費に回ることとなり、景気浮揚効果も大きい。30兆円の経済効果が生まれればそれだけ雇用も拡大して、パチンコ店廃業に伴う失業者も余裕で吸収できるだろう。

 パチンコに人生を狂わされたと逆恨みして関係ない人を刺殺するような事件が大阪で起きている。

男性刺殺:「パチンコに人生狂わされた」容疑者供述 大阪 2010年6月11日 22時45分 更新:6月11日 22時48分
 大阪市旭区のパチンコ店で先月25日、客の男性(43)が刺殺された事件で、殺人容疑などで逮捕された無職の小西英雄容疑者(35)=同区今市1=が、「自分の人生を狂わせたパチンコに復讐(ふくしゅう)したかった」と供述していることが、大阪府警旭署への取材で分かった。
 旭署によると、小西容疑者は事件当日、別のパチンコ店で負け、所持金が数百円になったことに立腹。自宅に近い事件現場のパチンコ店に入った直後、目の前にいた男性の首を刺して殺害したという。調べに「負けることが多く、パチンコが許せなくなった。目立つような大きなことをして死刑になりたかった」とも話している。
 一方、大阪地検は11日、精神鑑定を行う鑑定留置を大阪地裁に請求し、認められた。期間は9月13日までの約3カ月間。【服部陽】


 オレはこの事件の犯人を擁護する気は全くない。この男の場合は「目立つことをして死刑になりたかった」というただの破滅犯であり、希望通りに死刑にしてやればいいと思っている。下手に懲役刑になどしない方がいい。ただ、こういうキチガイは例外だが、パチンコによって人生を台無しにした人は無数に存在しているのもまた事実なのだ。

 ギャンブルにのめり込んで人生を台無しにするのはギャンブルが悪いのではなく、理性による歯止めがきかなかったその本人が馬鹿なのである。しかしパチンコは別だ。パチンコに対する理性を失わせているのは、今のパチンコ屋のぼろもうけを放置した政治や行政の責任だとオレは思っている。

 短時間で数万円儲かることもあれば、同じ金額をたちまち浪費してしまうこともあるのがパチンコである。勝てた場合はまだいい。勝つ人よりもはるかに多くの人が負けるのだ。負けると言うことはそれだけのゼニを奪われるということである。その時点でパチンコは搾取の仕組みとなっている。金持ちはパチンコのようなくだらない娯楽に興味がない。株式投資やFXというもっと大きなギャンブルの面白さを知っているからだ。しかし貧乏人には数十万や数百万というゼニがないので、株式投資やFXというギャンブルを楽しむことができない。それで仕方なく数万円で遊べるパチンコという娯楽に手を出し、ほとんどの参加者が有り金を巻き上げられてしまう。

 子ども手当など不要だ。そうやってばらまくゼニなんて、パチンコによって庶民から奪われるゼニに比べれば鼻くそみたいな金額でしかない。子ども手当を満額支給すれば5兆円くらいかかるそうだが、その6倍のゼニがパチンコ代に浪費されていることを思えば、パチンコ屋を日本からなくすことは子ども手当を支給することよりもはるかに大きな経済効果が期待できるのである。

 オレはパチンコ店の客全員がこの非合法ギャンブルの罠にはまった被害者だと思っている。一刻も早く彼らを救済すべきなのだ。政府がそれを実行しないのは、パチンコ業界から政治献金をもらっているからである。パチンコ業界は自民党議員にも民主党議員にもゼニをばらまいている。賄賂というゼニによって政治が動かされ、庶民のわずかなゼニを巻き上げて貧困を再生産する組織が放置されている実態をオレは断じて許せないのだ。

 お隣の韓国では日本同様に一時期パチンコ店が栄えた。しかし、それによる弊害の方が大きいと見た韓国政府はパチンコ店を法律で禁止してすべて廃業させてしまったのである。この事実は日本ではほとんど報道されなかった。その理由はパチンコ業界がマスコミを押さえ込んだからである。その動きが日本でも起きることを恐れたからだ。パチンコ業界はクソだが、ゼニで簡単に丸め込まれるマスコミもクソだ。日本に残ったまともなメディアはオレのようなブログだけである。新聞もテレビも広告主が怖くて何もできないのである。

 橋下知事は大阪にカジノを誘致しようとしている。しかし、オレは逆にパチンコを大阪府下で禁止することを提案したい。大阪府全域でパチンコ店がすべてが廃業させられたとしたら、おそらく全国一と言われる大阪府の生活保護受給率は改善するだろう。パチンコというギャンブルによって貧困に陥る人が減るからだ。パチンコ店がなくなれば、暴力団の資金を絶つことや、北朝鮮への送金を減らすことができる。

 今回、無関係の人を刺殺したこの馬鹿がパチンコによって人生を狂わされたことは事実だろう。だからといってこの男の罪は軽くはならない。しかし、今この瞬間もパチンコに熱中してクルマの中に放置した我が子を死なせたり、子どもの給食費や修学旅行の納付金を使い込んでパチンコに浪費する馬鹿な親たちが無数に存在することを思えばオレはパチンコを禁止すべきだと思うのだ。

 パチンコに熱中する馬鹿どもに対して「ゆとりのある金額で遊びましょう」と提案しても無駄である。馬鹿だからパチンコのようなくだらない娯楽に熱中するのであり、そういう馬鹿を救済するには理性に訴えても意味がない。ただ「禁止」あるのみである。ゲームに熱中して勉強を全然しない馬鹿な子どもにゲームをやめさせる唯一の方法はゲーム機をたたき壊すことだ。今すぐに日本中のパチンコ屋を消滅させてくれ。民主党にオレは提案する。今すぐパチンコ禁止法案を出してくれ!


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2010年06月11日(金) 国会議員は読む漫画を選ぶべきである!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレは国会議員に「漫画を読むな」とは言わない。しかし、少なくとも国会議員たるべき人はもっと読むべき漫画を選ぶべきじゃないだろうか。そして、その漫画がたとえば「加治隆介の議(1) (講談社漫画文庫)」のようなものならば堂々と事務所費で買えばいい。それが政治をテーマにしたものだけに大いに学ぶところがあるからだ。しかし「Paradise kiss (1) (Feelコミックス)」が国会議員が事務所費をわざわざ使ってまで読むべき漫画かというと甚だ疑問である。少なくともそれはポケットマネーで購入して密かに楽しむべきだろう。

 朝日新聞の記事によれば、荒井聰国家戦略相は事務所費で使われた領収書の中に少女漫画やパチンコ関連のCDまで含めていたということである。確定申告しているオレはさまざまな領収書を経費として申告するために保存しているが、本代は基本的に経費には含めてない。それは趣味に費やしたゼニだからだ。パチンコや少女漫画というどう考えても趣味の範疇に使ったゼニを事務所費に混ぜてしまおうとする荒井聰というのはなんとせこい人間かとオレは笑ってしまうのである。

漫画本やマッサージ代も事務所費に 荒井氏が領収証公表 2010年6月10日21時56分
 民主党の荒井聰国家戦略相の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(東京都府中市)の事務所費などの経常経費に、漫画本や漫画雑誌37冊の代金やマッサージ治療室への支払いなどが含まれていることがわかった。こうした支出の総額は少なくとも3万6千円を超える。同会が実態のない事務所を総務省に届け出ていたという報道を受け、民主党が10日に公開した同会の2007〜09年分の領収証から見つかった。
 開示された事務所費や備品・消耗品費の領収証には、少女漫画の「パラダイス・キス」(5冊、計4495円)や、パチンコ関連の音楽CD(2500円)、有名作家の推理小説などの書籍、雑誌が並んでいた。
 また、札幌市のスーパーで購入した長ネギや牛乳、いため油などの食料品の領収証(2547円)や同市内のマッサージ治療室の領収証(2300円)も含まれていた。
 荒井氏は「経理責任者の判断だと思うが、適切だったかといえば、少し反省しないといけないと思う」と答えた。
 民主党が領収証を公表した国会議員は荒井氏、過去に事務所費の処理をめぐる一部報道のあった川端達夫文部科学相と蓮舫行政刷新相の計3大臣。
 細野豪志幹事長代理は9日に荒井氏、10日には川端、蓮舫両氏に電話で聞き取りをしたうえで、各事務所から保管期限の3年分の領収証を提出させ、党本部で違法な支出や架空支出がないかどうかを調査した。細野氏は「領収証をチェックしたが、架空・違法な支出は存在しないと確認した」と結論付けた。


 いくらせこいオレでも、長ネギや牛乳を経費として申告はしない。

 マッサージ治療室がOKならば、それがエスカレートして風俗店の領収書まで「癒しを求めて」「ストレス解消のため」と混ぜられたりしていくかも知れない。こういう「領収書は何でも放り込め」的なヤツには「経費の仕分け」という精神は全く欠如していそうである。

 自民党にろくな人材がいないように、民主党もあわてて党勢を拡大したのでこんな変な輩も混じっているのである。しかもそんな変なのを閣僚に起用しないといけない所に人材不足が露呈している。こんなのしかいないのならオレの所にお願いしますと頭を下げてきたらどうだ。オレの方がはるかに有能だぜ。少女漫画の購入代金を事務所費で落としてもらおうとするヤツが国家戦略だなんて悪い冗談にしか思えないぜ。

 それともう一つオレにわかったことは、国会議員というのは少女漫画を読んだりパチンコをしたりという暇があるんだなと言うことだ。オレにはそういう暇はないのでかなりうらやましいのである。ああ、国会議員になれればきっと今よりも仕事は楽になるんだろうな。そうなるとストレスで入院したりすることもなくなりそうだ。

 ほんの一部を調べただけでもこういうのがすぐに出てくるくらいだから、全員をチェックすればきっと面白いモノがたくさん発掘されるのだろう。それにしても脇の甘い人たちである。こんな連中が魑魅魍魎が棲む政治の世界でうまくやっていけるのかね。


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2010年06月10日(木) JR東海の社員はどうなってるんだ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 最近、鉄道会社の社員による不正乗車が次々と発覚しているわけだが、なんと天下のJR東海の社員が、自分たちが使ったSuica(スイカ)の使用記録を改ざんするという事件が起きていたのである。本来そうした不正を取り締まらなければならない側が不正を行っていたわけでかなり問題である。読売新聞の記事を引用しよう。

JR東海、不正乗車関与で社員5人を懲戒解雇
 JR東海は9日、社員がICカード乗車券を悪用して不正乗車を繰り返していた問題で、新たに社員78人の関与が判明したとして、懲戒解雇や出勤停止などの処分にしたと発表した。
 既に発覚している桑名駅(三重県桑名市)での不正を含め、関与した社員は合計85人に上る。同社はさらに、監督責任があるとして、厚地純夫・営業本部長を減給10%(1か月)とするなど、管理者34人も処分。全体の処分者は119人となった。
 不正はいずれも「Suica(スイカ)」などのICカード乗車券を使って他社の路線に乗り、自社の事務室の処理機で記録を消去。2010年4月までの約3年半に404回、計約15万円分の無賃乗車があったという。
 最も重い解雇処分を受けたのは、21〜51歳の京都駅と新大阪駅勤務の男女5人で、交通費を支給されながら無賃乗車で通勤しており、悪質性が高いとされた。
 不正消去があったのは、東海地方だけでなく、東京、品川、新大阪、京都など主な23駅に及び、同社によると「ほぼ全社的に不正があった」状態で、被害者にあたるほかの事業者に謝罪し、社員らに賠償させているという。(2010年6月9日22時14分 読売新聞)


 この記事によれば、Suica(スイカ)を使って他社の鉄道を利用した場合に払わなければならない運賃を、記録を消去することでごまかしていたということらしい。多くの社員が関与してることから考えてこれはどうやら組織的に行われていたようである。みんなで口をつぐんていればバレなかったわけで、誰かのたれ込みがあったのだろうか。それにしても情けない話である。懲戒解雇は当然のことだが、こんな不正行為を「みんなでやれば怖くない」と日常的にやり続けてきたことがオレには信じられないのだ。

 事件に関与した78人の社員のうち解雇処分を受けたのは5人だけというのは甘すぎないだろうか。不正の質から考えて全員の解雇が相当でないのか。単なる不正乗車ではないのである。少なくともJR東海の社員が不正乗車するということは、警察官が万引きをしたり消防士が放火をしたりするのと同じレベルの問題行動ではないのか。詐取した分の金額を「賠償」したということで罪一等を減じて出勤停止ということにしたのだろうか。

 そしてもうひとつオレが疑問に思うのは、ICカードの記録というのはそんなに簡単にいじれるのかということなのだ。JR東海の社員が記録を削除したとしても、他社線に乗ったときにそちらでは乗車したという事実が記録されていると思うのだ。その記録のズレをどのようにごまかせるのか。あるいは今回の発覚の理由は、そのズレが存在したことから追及されたのだろうかとオレは想像するのである。

 同じ方法が使えるのならば、イコカを使ってる関西でも同様の不正が存在するのかも知れない。おそらく内部調査はもう行われているだろう。

 ICカードなどの記録を勝手に操作できるならば、それこそ「いくらでもタダ乗りできる夢のSuica(スイカ)」なんてドラえもんの世界のようなものが作れてしまうわけで、当然そうした偽造防止対策もしているとは思うが、ハイテク技術をろくでもないことに使う連中がいる以上、絶対的な対策は無理かも知れない。もしかしたら電子マネーの記録を改ざんしてにわか成金になる連中が登場するかも知れないのだ。中国あたりに大規模な偽造団がいて、大量のニセICカードがやってくればどうなるのかと思うのである。そういえば阪神高速の回数券がなくなった理由も、大量に偽物が製造されていたことが発覚したからだと一時言われていたなあ。


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2010年06月09日(水) 岐阜に出現したバカ女二人組        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 不謹慎だが、オレはこのニュースを知って思わず笑ったのである。なんという馬鹿な連中がこの世には存在するのだろうかと。交通違反の中には確かに「なんでオレが反則金を!」と思うものもあるが、払って当然というものが普通だ。検挙されたことに腹を立てて交番を襲撃した馬鹿二人組が岐阜県にいた。どんな女たちなのか顔が見てみたいとオレは思ったのである。読売新聞の記事を引用しよう。

女2人が交番に爆竹、逮捕…交通違反で逆恨み
 岐阜県警は8日、交通違反で摘発されたことに立腹し、交番に爆竹を投げ込んだとして、岐阜市平河町、無職浜地加奈(21)、同市鏡島、同糸瀬美香(20)両容疑者を公務執行妨害の疑いで逮捕した。
 発表によると、2人は7日午後3時40分頃、同市鏡島の岐阜中署鏡島交番に火の付いた爆竹10本を投げ込み、交番相談員(61)の職務を妨害した疑い。相談員にけがはなかった。
 浜地容疑者は今月上旬、同市内で運転免許証を持たないまま車を運転し、反則切符を切られたといい、2容疑者は「腹いせでやった」と供述しているという。
(2010年6月8日14時14分 読売新聞)


 この記事の「免許証を持たないまま」というのが「無免許運転」のことなのか「免許不携帯」のことなのかはじめはどちらかよくわからなかったのである。最初オレは「無免許」と思って読んでいた。きっと記事を読んだ方々もそんなふうに思うだろう。誤解を招く記事だ。無免許ならば明らかに重罪である。逆恨みも甚だしいのである。それで「捕まえやがって!」と襲撃してくるような連中は問答無用で射殺してよい。しかし、この女の検挙の容疑が「免許不携帯」ならば、そのときの警官とのやりとりがどんな状況だったのかというのがオレは気になるのだ。

 「不携帯」で検挙されたのならば「忘れてきたのだからいいじゃないか」「なんでこんなことに切符切るんだ」と女がキレたのもよくわかる。もちろん悪いのは忘れてきた女だが、最近のクソガキどもの特徴は「忘れてきた!」と開き直ることである。絶対に忘れてきてはならないものがこの世にはある。クルマを運転するときの免許証や、子作り以外のセックスをするときのコンドームはその最たるものである。それを「忘れてきただけだからいいじゃないか」では困るのである。

 火のついた爆竹を投げ込むという行為は大人のすることとは言えない。もちろん子どももしてはいけないが、イタズラの程度としてはかなりレベルが低い。ただ、オレがその時に交番に勤務している警官なら、「この野郎!」と怒り狂って発砲していたに違いない。少なくともそこでのオレの判断は「交番への襲撃」であり、相手を射殺してもかまわないと思うような気がするのだ。同じことをニューヨークでやれば射殺されても文句は言えないだろう。日本だから「発砲は適切だったか」などとケチをつける人権派弁護士がいるのである。

 こんなくだらない事件で名前が出てしまった二人には少なからず同情する。しかし、それもまた自分の蒔いた種なのである。そこから立ち直って立派な人物になって「昔はこんな馬鹿やってましたけど・・・」と笑って話せるならそれでいい。周囲にとって一番困るのはそのまま馬鹿でいられることだ。どうか、これからはまっとうな人生を歩んで事件を笑い飛ばせるようになって欲しい。


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2010年06月08日(火) 古墳をぶっつぶした男        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 ゴルフ好きの方は、きっと気分を害されると思うので今日の日記は読まないで下さい。

 オレはゴルフが嫌いである。ゴルフというのは環境破壊型の反社会的な娯楽であると思っている。ゴルフが趣味という連中はみんな国賊である。ゴルフ場建設によってどれだけ多くの里山が破壊され、大量の農薬によって生態系が破壊されてきただろうか。農業の場合は減農薬や無農薬、有機栽培などの方向性を打ち出す農家もあるし、残留農薬は厳しく規制されている。しかし、ゴルフ場の農薬に関してはほとんど規制されていないのである。考えてもみるがいい。なぜゴルフをしていて虫に刺されたりしないのか。あれだけの空間に虫がいないのかを。蝉の鳴き声がやかましいゴルフ場があるだろうか?もしもあればそこは良心的なゴルフ場である。撒かれた農薬はそのまま地下水になったり、川に流れ込んだりして我々の生態系に影響を与えている。

 どうすればこれを防げるのか? 法律によってゴルフを禁止してもらうか、あるいはゴルフをする人から年間100万円くらい税金を取り立てて環境保護の活動に充てるべきだとオレは思っている。そこまでゴルフに偏見を持ってるので、こういう報道に接すると、「そりゃそうだよな」と思ってしまうのである。反社会的な娯楽を推進する連中が「遺跡保護」なんて精神が欠落してるのは当たり前じゃないかと。

 毎日新聞の記事を引用しよう。

巨勢山古墳群:ゴルフ場工事で4基壊す 無許可で拡張2010年6月7日 11時41分 更新:6月7日 12時5分



 
 奈良県御所市にある国の史跡・巨勢(こせ)山古墳群で、昨年11月に無許可でゴルフ場の拡張工事が行われ、少なくとも4基の古墳が破壊されていたことが分かった。ゴルフ場側は、文化財保護法で定められた現状変更許可申請を文化庁に出しておらず、市民からの通報で発覚した。文化庁と市教委は、ゴルフ場側に原状回復を求めており、専門家を交えて復旧方法を検討する。
 同古墳群は、東西3.3キロ、南北3.5キロの丘陵地に、5世紀中ごろ〜6世紀後半の小規模古墳約700基が集まる国内最大規模の群集墳。02年12月に国の史跡に指定された。
 市教委によると、秋津原ゴルフクラブ(御所市)が昨年11月1日から、史跡指定地内の所有地で、ゴルフ練習場の拡張工事をした際、山の斜面約5400平方メートルを重機で掘削した。同26日、通報を受けて市教委が工事の中止命令を出して調査。少なくとも直径10〜20メートル程度の円墳4基が破壊され、うち2基は半壊していた。
 破壊された斜面は、市教委の指示で、ゴルフ場側が植物の種を混ぜたマットを敷いて崩落を防止している。市教委は近く土木工学の専門家などを交えて「史跡巨勢山古墳群復旧委員会」を設置し、文化庁や県教委と協議しながら本格的な復旧方法を検討する。
 同ゴルフクラブは「一昨年4月に経営者が代わり、許可申請が必要なことを知らなかった。指示を待って復旧させたい」と話している。【高島博之、山本和良】


 この「許可申請が必要なことを知らなかった」というのは真っ赤なウソである。わかっていてぶっつぶしたに決まっている。きっと市民からの通報がなかったらそのまま「知らんぷり」で通すつもりだったのだろう。ゴルフ場経営者の感覚というのはそういうものである。どうせここはろくでもない奴らが経営してるのだろう。

 一度破壊されてしまった古墳は復旧したところで何の意味もない。盛り土をしてそれらしい形を整えたところでそれは全くの別物だ。だからここで「復旧方法を検討」と書いてあるが無駄な努力である。今回の破壊で副葬品なども破壊されてしまったか、あるいはすでに盗掘で何も残っていなかったのかどっちだったのだろうか。

 記事の写真を見ると古墳が削られて無惨な状態になっている。これを見て思い出すのは京都の一条山である。一条山は通称「モヒカン山」と呼ばれ、京都の環境破壊の象徴的な存在の山である。こんな無惨なことを平気で行う神経は、ゴルフ場開発で里山をぶっつぶして農薬をぶちこむ感覚と共通するモノである。自然環境や景観なんかどうでもいいと思ってるからこういうことが可能なのだ。

 今はゴルフ場はどこも経営が厳しい。いっそみんなつぶれてそのまま放置されて山林に戻ってしまえとオレは思ってるのだが、ゴルフ場側もどうやら韓国や中国の観光客にターゲットをしぼってきたようでもしかしたら将来は業績回復するかも知れない。茨城空港に上海から格安航空会社の定期便が就航するそうだが、それが中国からのゴルフツアーを呼び込むことになったらいやだなあとオレは憂えている。もしも将来にゴルフ場開発のブームがまた起きたら、わずかに残った里山も破壊されるのは必定だからだ。

 破壊された里山はもう元には戻せないし、遺跡も同様だ。遺跡の保護に対して熱心なはずの奈良県でさえも、遺跡の真上に万葉ミュージアムなどという愚にもつかないハコ物を建てて、そこでロック風の万葉集とかを聴かせてくれるのだ。物理的に破壊するだけではなくて精神的にもとどめを刺してるのである。ここまで文化を破壊されるとオレはもうあきれるしかないのである。

 ゴルフ場拡張のために古墳をぶっつぶした男に対して下される罰は、もしかしたら罰金50万円くらいの軽いモノかも知れない。原状回復命令が出て、その工事に出費がありそうだが、ゴルフ場側が「そんなゼニはない」と突っぱねたらもうどうしようもない。税金で復旧工事するわけにもいかずそのまま放置されるのだろう。すでに削られた斜面には植物の種を蒔いたマットが置かれているという。情けない話である。遺跡を平気でぶっつぶせる日本人には観光立国なんて口にする資格はない。一罰百戒ということで、このゴルフ場の経営責任者に実刑判決、ゴルフ場は廃業させて山林に戻すなんて厳しいペナルティが科されるならばオレも納得するのだが、世界一刑罰の軽い日本ではそういうまともな罰が与えられることはありえないのである。

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2010年06月07日(月) 菅直人新首相に期待すること        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレが菅直人新首相に期待することはただ一つ、失言だけだ。少なくとも世界では「菅直人=円安論者」と受け止められていて、民主党代表に選ばれたというニュースが報道されたとたんに円安方向に動いたのである。だからここは日本経済のために自分のキャラをよく理解した上で行動して欲しい。つまり「為替が円安方向に動きそうな失言!」をじゃんじゃんやってくれということなのだ。

「このままじゃ日本は借金返せないですね」
「ギリシャなんか日本よりもずっとマシですよ。」
「将来年金原資が枯渇して、老人は年金をもらえなくなるかも」


 などとうっかり言ってくれればそれでいい。それだけで「日本売り」の材料になって円安に動いてくれるからだ。その円安が株価を押し上げてくれればなおよしである。外資にとって、安くなった日本株を買うのに円安が後押ししてくれるわけでますます株高が期待できる。

 ところがどうやら菅直人首相は増税路線に進みそうな感じなのである。消費税も10%にしようとしているという。自民党も消費税10%ということなので、消費税10%はもはや逃れられない方向なのである。なんとも困った話である。

 オレは小遣いを月に5万円くらい使ってるが、消費税がその5%とすると2500円である。それが10%になれば5000円だから月に2500円も支出が増えてしまうのである。これは大変困ったことである。

 日本が財政再建の方向に進まないと大変なことになるというのはわからないでもない。しかし、今更この借金を減らすのは無理だろう。それよりも借金漬けでダメになるからと世界に宣伝して円安を加速させ、インフレを起こして借金を軽くすることの方が実現可能性のある方策だ。

 それから民主党は株の売買益の課税を強化したいようだが、それは間違ってる。むしろ売買益を非課税にして、その代わりに0.01%くらいの税率で「取引税」をかけた方がいい。もうかった分から巻き上げるのではなくて、すべての取引から広く浅くまきあげればいいのである。売買益非課税ということになれば、「株で稼いでも税金は払わなくていい!」ということで富裕層の資金がどんどん株式市場に流れ込み、相乗効果で株価も上昇するに決まってる。取引のたびに少しずつ課税されるということなら手数料が上がったようなものだから投資家たちも納得して払ってくれるだろう。100万円分の株を売買しても税金を100円くらいにしてくれるといいのである。取引金額のわずか0.01%に課税しても、一日に東証の取引総額が1兆円あれば税金は1億円入ってくるという計算になる。どんどん株価が上昇すれば、投資家たちはみんなそんなはした金を気にしないはずだ。

 金曜日のNY市場は、事前に「雇用統計はいい」というガセネタを流して空売りを仕込んだと思われるゴールドマンサックスの陰謀のせいで暴落した。まだまだ株式市場は不安定である。ここで菅直人首相にはぜひとも国益につながるような発言をとオレは期待しているのだ。


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2010年06月06日(日) 若者はエッチをしなくなったのか・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 大阪・桜宮のラブホテル街に異変が起きているらしい。どんどん老舗のラブホテルが廃業して、跡地にはマンションが建ったり、駐車場になったりしているそうである。桜宮といえば大阪屈指のホテル密集地帯だったはずである。浜村淳がそのゴージャスさを語ったシャンテ桜宮part2にはプール付きや二階建ての部屋があったという。今はその有名ホテルもすでに消滅し、吉田御殿などの老舗ホテルも消えた。ホテルが廃業して更地になったところが駐車場になり、そしてマンションが建っているのである。そんなところのマンションなんて誰が買うのだろうと思うのだが、他に土地の使い道がないのだろう。幸い大阪市内の便利な場所なのでマンションを建てれば売れるということなのかも知れない。

 それにしてもなぜラブホテルの業績が悪くなったのだろうか? ラブホテルというのはそもそも男女があの淫らな行為をする場所である。あまり老人には縁がない場所でどちらかというと親元で暮らしていて自分の部屋でエッチできない若者が使う場所であるとオレは思っていた。少子化で若者がどんどん減少すれば自然にラブホテル需要も減少するのは自明の理である。

 もうひとつの理由として、若者のクルマ離れが考えられる。昔の若者は無理をしてでもクルマを買うことがひとつのステイタスシンボルであり、そのクルマに乗ってデートしたものである。クルマの中は走る密室であり、そこでカップルは盛り上がり、そのままラブホテルにクルマを乗り入れたのである。そのクルマを持たない若者が増えた。だったら徒歩や自転車でラブホテルに行くかというとそうではない。ラブホテルの多くは高速道路のIC近くや空港の近くに位置していて、自転車や徒歩で行くには不便な場所が多いのである。クルマを持たない若者が増えれば、ラブホに行くのが困難になるのは当然である。

ラブホテルに行かないということは彼らはどこでエッチなことをしているのだろうか?いや、もしかしたら彼らはそういうことをしない・・・つまり今の若者全体として、エッチなことをしなくなってきているのではないだろうか。昔は他に娯楽がなかったので若者はセックスという娯楽に熱中したわけだが、今は他に面白いものがたくさんあるのでセックスも「遊びの中のひとつ」程度に格落ちしてしまったのではないか。そんな気がするのである。

 ラブホテル従業員の話によると、ホテルに入ってもベッドを使わない若者も増えているらしい。だったら何のために入るんだ!と叱りつけたくなるが、彼らはホテルでカラオケを歌い、ゲームをし、サービスの食事を摂るためにホテルを利用するのである。だったら別にラブホテルに入る必要はない。カラオケBOXでも十分だしそっちの方が圧倒的に安い。

 オレはラブホテルという存在を日本が世界に誇るべき文化だと思っている。必ず料金が明示されていて、部屋も清潔だし快適装備も充実している。照明もコントロールできるし、風呂も二人で入れるような大きなバスタブがついてるのが普通だ。バスルームがガラス張りになっていて見て楽しむこともできる。昔は「モーテル」と呼ばれた簡素な宿からスタートしたのだが、いつのまにか娯楽の要素が充実して現在の形態になったのである。西欧の「モーテル」と違って日本では「エッチの場所」として独自の進化を遂げたのである。

 その文化が衰退しようとしている。これは困った事態である。世間にはラブホテルがないと困る方々が大勢いるはずだ。親元に同居している若者にとって、なかなか自宅に彼氏、彼女を連れ込んで淫らな行為にふけるのは難しいのである。行為の真っ最中に親に踏み込まれたら大変である。人目を忍ぶ不倫カップルたちも困るのである。もしも日本にラブホテルというものが存在しなかったとしたら、不倫や浮気の80%は阻止できていたという説もある。場所がなかったらどうしようもないからだ。また援助交際という行為もラブホテルがあるからこそ可能になるわけで、これも場所がなかったらどうしようもないのである。まさか自宅に連れ込むわけにもいかないからである。

 ここまで書くと「だったらいいじゃん!」と思う方もいるかも知れない。援助交際が撲滅され、不倫や浮気がなくなって世の中の秩序が保たれるのはよい社会であると考えている方々である。つまりはラブホテルの存在そのものが害毒であり、そんな場所が存在するから少年は不純異性交遊に走り、オッサンは援助交際に励み、不倫に走る男女が出ると考えてる人たちである。そうした人たちは「この世からラブホテルを無くせ!」と本気で思ってるだろう。大丈夫だ。すでにラブホテルは減少しつつあるのだから。このまま若者のエッチ離れが進行していけばきわめて健全で道徳的な世の中がやってくるだろう。もしかしたら離婚も減るかも知れない。

 ただ、オレはこんなことも思うのである。昔から「朝マラ勃たぬ男にはカネ貸すな」ということわざがある。これは旺盛な性欲がそのまま仕事への活力につながっているという意味である。古来言われてきた「英雄色を好む」も同様である。つまり、若者がどんどん性欲を失ってエッチをしなくなってきている時代状況というのはもしかしたら社会が活力を失って衰退していることではないのかと。もしもそういうことなら将来の日本はどうなるのだろうか。そんな不安をオレは思うのである。若者よ、もっとエッチになれ。もっとどんどん恋愛をしてくれ。ゲームを捨てよ、街に出てナンパしろ。もうすぐ50にさしかかるオッサンのオレは、自分がまだ若かった頃のことを思い出すのである。


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2010年06月05日(土) 大阪の生活保護費不正受給をなんとかしてくれ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 大阪市は生活保護の受給率が日本一である。審査が甘いということで日本中から生活保護を受けたい人が流れ込んでくる。そして、それにつけこんでこんな不正受給の輩もいるのである。資産没収の上でまとめて刑務所にぶちこんでくれ。

生活保護費詐取容疑、姉弟を逮捕 口座には3400万円 2010年6月5日0時51分
 生活保護費約470万円を不正に受給したとして、大阪府警は4日、暴力団元会長の西村良右(りょうすけ)(55)=堺市堺区=と姉の家村裕美子(58)=大阪市住吉区=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。2人とも容疑を認めているという。
 住吉署によると、2人は2007年11月、西村容疑者が住吉区内のマンションに住んでいるとする虚偽の申告をし、同区役所に生活保護を申請。覚せい剤の取引などで多額の収入があったのに、無収入を装って09年10月までに保護費計約470万円を詐取した疑いがある。
 西村容疑者は同11月、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑で和歌山県警に逮捕、起訴されたが、口座には約3400万円の残高があったという。


 こいつらには「覚醒剤の販売」というれっきとした収入源があったのにそれを隠して生活保護費を不正受給していたのである。もっとも「覚醒剤の販売」が正業かと言われればそうではなく、安定収入とも言い難いのだが。

 刑務所にぶちこんでくれと最初に書いたが、オレが日頃覚醒剤の問題について主張してるのは、流通に関わったヤツは死刑ということだ。だから「刑務所にぶちこむ」ではなくてこの姉弟は死刑にするのが相応だろう。

 覚醒剤の販売という迷惑なシノギで世間に多大な迷惑をかけてきたクソみたいな連中に、長年にわたって生活保護費が手厚く支給されてきたのである。なぜこいつらが放置されてきたのか。ヤクザというのは独特の雰囲気を漂わせているものである。なぜこいつらの正体を見抜けなかったのか・・・と思うのだが、どうせ市の職員も「自分のゼニを出してるわけではない」という気持ちがあるから審査も甘いのだろう。

 今大阪では生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」に関わったクソどもがどんどん逮捕されている。しかし、彼らの暗躍を許したのは支給を認定する側の市職員がヤクザに対して甘いことと、生活保護費を受給する側の人たちが不正と知りつつ協力していることなのだ。もしもおかしいと思ったらすぐに警察に駆け込んで実態を暴露すべきなのだ。

 生活保護費のうち、半分は医療費に消えてるのだがその医療費の不正受給もひどい。生活保護を受けてる方々の中には大量の向精神薬を処方してもらって、それを売りさばいてる連中がいるのである。こんなものは詐欺罪で取り締まるべきではないのか。税金がこんな形で浪費され、一部のクソどもの不当な収入になってることがオレは断じて許せないのである。

 医療機関は「不正受給」の疑いがあればすぐに通報して、不正根絶に協力すべきである。ところが実際の対応は逆なのだ。生活保護受給者の方が医療費のとりっぱぐれがないということで医療機関にとっては逆にお得意先なのである。大阪の民間の病院の中には、それが「転売目的」の不正なものであると知りながらどんどん向精神薬を処方してるところもあるはずだ。もうかればそれでいいという病院も多いからである。

 「タダならじゃんじゃん使え」というのが関西人の発想だ。そして生活保護受給者の医療費は全額公費負担だ。自分たちが他人の払った税金のおかげで生活しているということを忘れ、「どうせタダだから」とじゃんじゃん使いまくってしまったことに対してきちっと反省してもらいたいのである。もちろん「病気になるな!」などとむちゃを言ってるのではない。それが「人様のお金」であることに対して感謝の気持ちを持ってくれと言いたいのだ。「これは自分たちの権利だ」と浪費しまくるようなクソどもは迷惑だから大阪から出て行ってくれ。もしもオレが大阪市長ならば江戸時代のように「所払い」の命令でも出して「迷惑だから二度と大阪に来ないでくれ」というのを制度化するぜ。


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2010年06月04日(金) このままトイレなんかで死にたくない・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 児童虐待のニュースが連日のように報道されている。まだ生まれて数ヶ月の乳児を虐待して殺す救いようのない父親がいたりしてオレは慄然としてしまうのだが、これは無事に助かったニュースである。産経新聞の記事を引用しよう。

次男を11日間トイレ監禁、食事は食パンと角砂糖 母と交際相手を逮捕 2010.6.3 15:17
このニュースのトピックス:暴行・虐待・監禁
 中学生の次男を計11日間、トイレに閉じこめて虐待したなどとして、警視庁光が丘署は監禁の疑いで、母親の無職、中島まゆみ容疑者(47)=東京都練馬区北町=と、交際相手の職業不詳、川崎輝久容疑者(34)を逮捕した。
 同署によると、中島容疑者は容疑を認め、川崎容疑者は「女のやったこと」と否認している。次男は保護された際、頭や鼻を骨折し、全身にあざがあったことから、同署は日常的な虐待があったとみて、2人から事情を聴いている。
 同署の調べによると、中島容疑者らは2月、14歳で中学3年生だった次男を最大8日間連続で計11日間、トイレに監禁した疑いが持たれている。
 同署によると、中島容疑者らは次男を監禁中、食パンと水、角砂糖しか与えなかった。トイレに暖房はなく、便座カバーは外され、ドアには外側から板が打ち付けられていたという。
 「このチャンスを逃したらトイレで死んでしまう」。狭い空間で耐えていた次男は、窓の外に見えた男性に救いを求め、「近くの飲食店で兄が働いているので呼んでもらえませんか」と訴えた。中島まゆみ容疑者と川崎輝久容疑者は外出中。しばらくすると、トイレのドアを固定していた板のねじをはずす音が聞こえた。「助かった」と感じたという。
 次男が通っていた区立中学校によると、次男は昨年9月以降、長男に連れられて出席した卒業式など3日間しか登校していない。
 学校側は数回にわたって中島容疑者や川崎容疑者と面談したが、「本人は登校したくないと言っている」との説明を受け、「虐待には気づかなかった」という。校長は「かわいそうなことをした」と話した。区の子育て支援課も昨年11月に中学から相談を受けたが、「虐待を疑うものではない」と判断していた。


 2月に14歳で中学3年生だったということは、今はもう卒業していることになるわけだが、進学も就職もしてないのだろうか。高校受験のチャンスも与えられなかったのだろうか。母親はこのままこの次男を殺すつもりだったのだろうか。そんなことをあれこれと考えてしまうのである。一番親の助けが必要な進路決定の時期に、親から与えられたのは虐待と暴行だけだったというのはなんという悲劇だろうか。その絶望的な状況の中でこの少年がよく耐えて生き抜いたことをオレは称えたいのである。そして失われた彼の時間と健康を取り戻すための適切な措置がとられることを切に願う。

 この虐待に関わった二人だが、母親は無職で交際相手の男は職業不詳とある。こいつらはいったいどうやって収入を得ていたのだろうか。

 絶望的状況の中、トイレで過ごしながら14歳の少年は何を思っていたのだろうか。暖房もなく、体を横にして休めるだけの広さもない狭い空間で彼はどのようにして過ごしていたのだろうか。自分をそのように虐待する母とその交際相手に対して彼はどんな思いを持っていたのだろうか。極限状況の中で少年は何を考えていたのか、オレは想像してしまうのだ。

 虐待の中で生き延びるか、それとも死ぬかは紙一重である。彼の場合は成人して働いている兄が近くに住んでいたから助けを呼ぶことができた。しかし、もしも助けを求める相手がいなかったらどうなっていただろうか。多くの虐待事件は近隣住民にも気づかれない中で静かに進行している。

 学校側はこの事件を虐待とは気づかずにただの不登校ととらえていたようである。しかし、本人と面談できず、家庭訪問しても家に入れてもらえなかったらそれ以上は介入しようがない。

 この虐待はどういうきっかけから始まったのだろうか。どうして母親とその交際相手は次男を虐待するようになったのだろうか。今後、詳しい報道がされて事件の全容が解明されることをオレは待ち望んでいる。そして、虐待に耐え抜いて生き延びた少年がちゃんと将来の希望を持って日々の生活を送れるようになることを願うのだ。

これは事件の続報です
角材で殴打・エアガンも 母親ら連日虐待 次男監禁容疑2010年6月5日5時0分
 次男(15)を東京都練馬区の自宅トイレ内に計11日間監禁したとして、母親の中島まゆみ(47)と交際相手の川崎輝久(34)の両容疑者が逮捕された事件で、次男は両容疑者から角材で全身を殴られるなど繰り返し暴行を受けていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
 次男は昨秋以降、食事を満足に与えられず、今年2月に保護された時は極端にやせ細っていたという。
 光が丘署によると、次男は中学3年だった今年2月4〜11日と12〜14日、トイレに監禁された。次男が同署に説明したところでは、この直前の2月1日、両容疑者から「居眠りをした」と言われ、プラスチック製の模造刀で全身を殴られた。翌日に買い物から帰宅すると「戻るのが遅い。スーパーで試食しただろう」と責められ、角材で体中を殴られたという。
 両容疑者による暴行は昨年秋ごろから続き、エアガンで全身を撃ったり、手にライター用オイルを垂らして火を付け、やけどを負わせたりしたという。次男は保護された際、顔や頭の骨が折れる大けがをしていたが、右腕の骨折が自然治癒した跡もあったという。
 次男は「昨秋ごろから食パンしか与えられなかった。時々、自分で素うどんを作って食べた」と説明。両容疑者は次男の前で焼き肉や鍋料理を食べ、酒を飲むこともあったという。



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2010年06月03日(木) ペットの売買は禁止すべきである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 動物愛護の精神の根本とは何か。それは動物の権利を尊重することである。権利とは何か、人間における基本的人権と同じく、さまざまな自由を尊重することである。しかるにあのペットショップの惨状はどうか。犬や猫に値段が付けられて並べられ、売れ残ったペットは最後は殺処分されるという。こんな権利侵害を許してもいいのかとオレは憤るのだ。人間にとってペットは奴隷以下の存在なのか。

 かつて我々の祖先は奴隷という仕組みを持っていた。日本にもそれに近いものはあったかも知れないが早い段階で消滅した。しかし西欧ではそうした仕組みはごく最近まで残存していた。欧米人の唱える人権思想がただの付け焼き刃でしかないことは、連中の人権意識がたかだか数十年ほどの歴史しかないからである。日本人のことを同じ人間とは思っていないから理不尽な外交姿勢を貫けるのだ。アメリカが日本をただの属国としか思っていないのもそれが根本の理由である。

 捕鯨問題などで日本は世界からバッシングを受けている。しかし、今ここで日本が世界に先駆けて「ペット売買禁止」という方針を打ち出したらどうだろう。少なくとも日本は世界に対してその先進性をアピールできるはずだ。「日本人はイルカを殺す」「クジラは賢いから殺してはいけない」などと日本を批判する国々に対して、「我々はすべての動物の権利を同等に考えている」と強くアピールできるのである。これは画期的なことである。

 犬は自分をかわいがってくれた飼い主のことを忘れないという。もしも犬がただの「生存本能」だけで生きているとすれば、「星守る犬」のようなお話はありえないだろう。自分の前に飼い主の亡骸があり、飢えているならば迷わず生存本能に従って犬は飼い主を食べることだろう。なぜそうならないのか。それは彼らが人間を自分たちと対等の仲間だと考えているからだ。もちろんすべての犬たちがそうではなく、本能レベルの行動に走ってしまう個体もあるだろう。しかしそれは人間も同様である。危機に陥って共食いをする者もいれば、最後まで人間の尊厳を失わない者もいるのと同じことだ。

 飼われている立場の犬や猫は、自分の飼い主を生活を共にするパートナーととらえており、喜怒哀楽の感情を持っている。そう、彼らには「こころ」があるのだ。決して彼らは「モノ」や「商品」ではない。好き嫌いの感情もあるし、子孫を残したいという気持ちもある。親子の情愛もちゃんとある。それなのに人間はペットの犬や猫に対して不妊手術を行っている。これは動物の権利に対する重大な侵害ではないのか。もしも人間がその同意を得ないままに不妊手術を行われたらどうか。不同意堕胎させられるということがどれほどの悲しみを母親に与えるか。人間に対して決して行わないことを、ペットの犬や猫に対してなら平気でできてしまうのはどうしてなのか。彼らの権利はいったいどこに置き去りにされたのか。

 もしも人間に値段が付けられてショーケースに並べられていたらどうだろうか。女奴隷はその容姿や年齢によって値段がつけられ、男奴隷は労働力としての価値に応じた値付けがなされていればどうだろうか。現代ではそのような人権侵害は決して容認されないだろう。しかし、ほんの200年前にはそうした奴隷売買は日常だったのだ。今、ペットショップで犬や猫に値段が付けられて並べられている状況はそれとどこが違うのか。人間だけが他の動物に対して君臨して支配することが許されるのか。地球上でのそれぞれの動物の持つ権利はそれぞれ同等ではないのか。なぜ人間だけが一方的に他の動物の権利を侵害することが許されているのか。いや、そんなこと誰も許してはいない。人間が勝手にやっているだけのことだ。

 犬や猫は我々と生活を共にするパートナーなのである。たま駅長のように仕事をしている猫もいる。その権利を保護するのは当然のことだろう。そして我々は彼らから恋愛・生殖の自由を奪っていることを恥じるべきである。望んでもない相手と「交配」させられることがどれほど理不尽なことだろうか。人間の場合はとうてい許されないことがペット相手ならば平気で行えるのである。人間とはかくも傲慢な存在なのだ。このことに我々は気づいているだろうか。

 オレは動物の権利保護を訴える。日本は世界に先駆けてこの方針を実行すべきなのだ。それは日本の国際的地位を高めることにつながるだろう。日本だけが「ペット売買禁止」という方針を世界に先駆けて提示することで、「イルカ保護」だの「クロマグロを獲るな」だのと日本に対してくだらない中傷を仕掛けてくる連中の薄弱なその根拠をぶち破れるからだ。おまえたちのような野蛮国にとやかく言われる筋合いはないと一蹴できるようになるからだ。

 中国のように農村部で今も奴隷の売買が公然と行われている国家には人権を語る資格はない。同様に日本をただの属国とみなして理不尽な要求をぶつけてくるアメリカは決して自由の国などではない。日本が真の人権国家であることを標榜するならば、まず世界に先駆けて動物の権利保護を訴え、日本の国際的地位を高めるためのよりどころにすべきではないか。人類以外のすべての生き物の権利の尊重を訴えるのだ。辺野古の海の生き物にも生存権がある。このまま理不尽に生き埋めにされることなど誰も望んではいない。それもくだらない軍事施設のために殺されるなんて実にばかばかしいことだ。


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2010年06月02日(水) 小沢一郎は何を意図してるのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 こんな首相では選挙に勝てない・・・民主党の関係者は誰もがそう思ってることだろう。それは小沢一郎とて例外ではない。だったら今のうちに首相を交代させて、選挙に勝つことを優先させればいいわけだが、小沢一郎の意図することはもっと別のところにありそうである。彼は今度の参院選で負けることを狙ってるのではないか。

 民主党+国民新党で参議院の過半数をとれないことがわかったとして、そのときは小沢一郎は政権維持のために公明党やみんなの党との連立を画策するだろう。そして自民党から離党した一部の議員もそれに加わるかも知れない。もしもそれこそが小沢一郎の望んだことならば、今回の鳩山退陣論も小沢が仕掛けてるような気がしてならないのだ。

 オレは鳩山首相に期待していた。これまで自民党が続けてきたアメリカべったりの政策ではなくて、距離を置きつつ日本の立場を明確に主張してくれると思っていたのである。基地問題に関してもそうだ。しかし、結局はアメリカ側に押し切られて自民党案をそのまま飲まされるような結果になってしまった。これではなんのために政権交代したのかわからない。こんなことを国民が期待していたのではない。みんな「裏切られた」と思っているのである。しかし、鳩山を首相に据えた時点で、ここまでの流れはすべて小沢一郎の意図した通りだったのだろう。問題はここから先、どんな計画を小沢が持っているかなのだ。 政権与党から転落したら自民党の内部分裂が始まった。民主党と戦って政権奪還するには一枚岩の組織が必要だが、すでに分裂してしまっていてどう戦えるだろうか。この分裂も小沢一郎の陰謀のような気がするのである。「自民党から離党してくれば、仲間に入れてやらないこともない」という甘言で誘っているような気がするのだ。これは全くオレの憶測なんだが。

 沖縄からの基地移転を公約にした時点で画期的だったが、それを公約にしたということで同時に鳩山由紀夫はアメリカから見れば「政治的に抹殺すべき人物」になってしまった。鳩山おろしの背景にあるものはおそらくアメリカの影響力だろう。オレは鳩山首相には「たとえ暗殺されても自分の主張を貫く」政治家であることを夢見たのだが、簡単にケツを割ったところを見るとサムライではなくて坊ちゃんだったようである。もっとも今の政治家の中にサムライなど一人もいないのだが。

 社民党が連立与党から離脱した。これも選挙を見越しての行動だ。おそらく社民党はかなりの民主への批判票の受け皿となるだろう。このまま民主党と連立を組んだままで負け戦になるよりも、離脱する方が勝てると踏んだのである。小沢一郎はおそらく社民党を連立から切り捨てたかったのだろう。だから今回の動きは小沢にとって歓迎すべきものだという気がする。

 オレは今度の参院選で、社民党に投票してもいいかなと思っている。普天間基地の問題は「廃止」以外ないとオレは思ってるし、それに近いのは社民党、共産党くらいだろう。オレは鳩山首相に「普天間基地廃止」の実現を期待していたのである。政権交代というのはそのいい機会だったのだ。それが今回の「辺野古移転を容認」という結果に終わったのは、おそらくアメリカ政府からなんらかの脅しが鳩山周辺にあったのだろう。「アメリカには逆らえない」と鳩山が思ったから譲歩したに決まってる。

 小沢一郎の次の一手はなんだろう。彼は政局をどう動かしたいのだろう。鳩山という駆け引きのへたくそなお坊ちゃんを操縦することは小沢一郎にとって簡単だったに違いない。過去にもロボット首相として海部俊樹をかついだことがあった。

 オレは小沢一郎みたいなミニ田中角栄型の政治家はもうその使命を終えたと思っている。高度成長が終わって人口減少期に入った日本は、もっと別のタイプの政治家を必要とするはずだ。小沢一郎に牛耳られている限り、利権誘導型の政治が継続することは間違いない。まだまだ小沢一郎はくたばりそうもないので、日本が軌道修正する時期が20年くらは遅れる計算になる。そのときはもう完全に手遅れだろう。

 小沢一郎は旧来の利権政治を未来永劫維持したいと思ってるに違いない。政権交代はそうしたシステムから脱却するチャンスだったのだ。しかし新政権の最大実力者が小沢一郎だったという皮肉な出来事のために、民主党の実態は旧来の自民党的なものとなってしまった。ガソリン税の使われ方を見てもそれはわかる。もはや暫定税率廃止なんて声は聞こえてこないだろう。その財源は利権誘導型政治に必要だからである。

 とにかく、オレは小沢一郎という政治家が大嫌いである。こんなのが最高実力者である限り日本は永遠に変われないと思っている。ゼネコンからゼニを集める談合システムを利用した集金システムがこいつの資金源なのは明白なのに証拠不十分で逃れた今回の政治資金の問題を見るにつけても、この男はオレのようなまっとうなネットの民を舐めてるとしか思えない。今度の選挙からはネット選挙運動が解禁されるそうである。もしも支援を求める議員がいればオレの日記で取り上げようと思っている。ただし、オレの面接を経てからだ。オレと政策について対談してくれる候補者がいれば、もちろんこの日記で取り上げたいと思っている。軽く5000票にはなるだろう。

関連ブログ:
雁屋哲の美味しんぼ日記


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2010年06月01日(火) 小樽で馬車から逃げた馬が大暴走!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 馬車を引っ張る馬というと、おとなしくて人間の指示によく従うというイメージがあるが、必ずしもそうではないようだ。小樽で観光馬車の馬が大暴れするという事故が発生した。

“修学旅行馬車”の馬逃げ大暴れ、5人重軽傷 小樽 2010.5.31 21:53
 31日午前11時半ごろ、北海道小樽市色内1丁目の市道で、釧路市の修学旅行生が乗った観光用馬車を引いていた馬が逃げ出し、商店街を暴走、修学旅行生や衝突した通行人ら5人が重軽傷を負った。馬は約20分間、約1・8キロを走り回った後、道道で捕まった。
 小樽署によると、歩いていた小樽市の無職、新輝子さん(86)が頭蓋骨などを折る重傷。馬車に乗っていた中学3年の女子生徒(14)や軽乗用車の女性(42)=小樽市=ら4人が軽傷を負った。
 馬車には馬の所有者のほか修学旅行生5、6人が乗っていた。観光名所の小樽運河沿いを巡っていたところ、馬が突然暴れだし、商店街を走り回った。
 馬は7歳のサラブレッドの雌で、馬車とつなぐ金具が外れていたという。同署は馬の所有者から業務上過失傷害の疑いで事情を聴いている。
 近くの服飾店で働く女性は「キャーという悲鳴が聞こえたと思ったら、商店街を馬が走ってきた」と驚いた様子だった。 現場はJR小樽駅から北東約1キロの観光地。


 小樽には何度か行ったことがある。文学館には石原慎太郎の自筆原稿があってその悪筆ぶりに驚いたし、小林多喜二の母の手紙には思わず涙がこぼれた。オレの勤務する学校の修学旅行のコースにもときどき選ばれている。そういうわけで今回の事故の場所も想像がつくのだが、それにしてもなぜこの馬は暴れたのだろうか。何かよほど腹に据えかねることがあったような気がするのである。修学旅行生が馬にイタズラしたから怒ったのではないかなどと考えてしまうのだ。

 歩いていて馬と衝突した女性が頭蓋骨骨折の大けがをしている。サラブレッドがその巨体で商店街を走れば、通行人に接触して犠牲者が出ることは用意に想像できる。それにしてもどうしてこの馬は暴走したのだろうか。

 一度大暴れした以上、もうこの馬が馬車を引っ張ることはないだろう。この馬はもと競走馬だったのだろうか。もしもそうなら、せっかく第二の人生をのんびりと送ってたのにこういう事故を起こしたことで馬車も引かせてもらえなくなり、そのまま馬刺しにされてしまうのだろうか。少なくとももうこの馬の職場復帰はないと思うのだ。一度でもあばれ馬になった以上、二度目がないとはいえない。大事をとるならばもう二度と観光客の相手をすることはないだろう。

 もしも馬と話すことができるのならばオレはその馬に「きみはどうして走りたかったんだい?」と聞いてみるだろう。もしかしたらずっと馬車を引かされるということが、その馬にとってはどうしようもないストレスだったのかも知れないのである。


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