2005年03月31日(木) |
愛知ぼったくり万博を許すな! |
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TDLや楽天の本拠地フルキャストスタジアムと同じく、愛知万博は弁当持ち込み禁止だそうだ。入り口のところでチェックを受けて、その場で捨てられるらしい。ペットボトルの飲料などはそこで一気飲みするか捨てるかの選択を迫られるとか。(では、赤ちゃん用のミルクはどうなるのだろうかとオレは素朴な疑問を抱く)
持ち込み禁止の理由は、会場内の業者に儲けさせるためなんだが、経産省博覧会推進室は「食中毒防止」「安全対策上の理由」と取ってつけたような言い訳をしている。見苦しいことこの上ない。なぜ堂々と「はい、金儲けのためです」と開き直らないのだろうか。その方がオレみたいに本音で生きてる人間には好感を持って迎えられるだろう。
では、会場内ではいったいどんな価格で食い物が売られてるのか。オレはそれが知りたいのである。もしも「きしめん1500円」「味噌カツ定食3000円」などという暴利をむさぼってるのなら絶対に許せないのである。食い物にはそれなりの適正価格というものが存在するはずだ。
この持ち込み禁止に対して、来場者から「子供を連れて行くのに不便」という不満が出ていて、小泉首相が再検討の指示を出していたらしい。そんなこと、首相に言われるまでもなく自分たちで処理しろよ。しかし、捨てさせるというこの理不尽な行為で、トラブルが起きなかったのがオレには不思議でならない。もしも大阪なら、「オレのおかんが作った弁当を捨てさせるのか!」と、係員に啖呵を切って殴りかかるならず者が大量にいるはずだ。「そんなんやったらゼニ返せ!」と息巻いたり、巧妙に弁当を二重底のトランクに隠して持ち込んだり、ひどい場合は飯ごうや鍋、コンロを持参して会場内で自炊しようとするヤツさえいただろう。愛知県民はそんなにお上に従順なのか。オレには全く信じられないのである。
また、この持ち込み禁止は独占禁止法に違反するとして、名古屋、仙台、札幌の弁護士3人が3月28日、公正取引委員会に告発した。その内容は、「野球場と違ってビンや缶は危険物ではない」と指摘、「入場者は、指定した飲食物販売業者と取引するよう強制されている」とし、独禁法上、不公正な取引方法として禁じられている「抱き合わせ販売」にあたるというものである。なるほど、そういった法解釈もなりたつのか。いろいろと勉強になるものである。オレが行く8月までにはこの理不尽な規制を解除していて欲しいものである。
2005年03月30日(水) |
不人気球団ワースト1はどこだ? |
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新規参入の2球団と合併球団を加えた今年のプロ野球ペナントレースでオレが一番注目してるのはなんといっても観客の実数発表である。どう考えても1000人以下だろうというヤフーBBスタジアイムのオリックス公式戦が1万人と発表されたり、空席がたっぷりある東京ドームが5万5000人と発表されることはなくなるのである。熱狂的なファンが日本一の収容人数である甲子園球場に詰めかけるわが阪神タイガースが、これで観客動員日本一になることは間違いない。
しかし、他球団がこの事態に対して何もしていないわけではない。4月5〜7日の神宮球場での開幕戦をヤクルトは「開幕ダッシュキャンペーン」と題して、全席を半額で売り出したのだ。少しでも多くの観客を呼び込み、リピーターを増やそうとの作戦である。
ところが、半額にしても入場券の売れ行きはイマイチ、50%ほどしか売れていないという。球界を代表するジェントルマン古田敦也氏など、人気選手に恵まれたはずのヤクルトでなぜこんなに売れ残るのか。対戦相手は中日である。もしもこれが対阪神のカードなら何の心配もなくチケットは完売しただろう。神宮でのヤクルト−阪神戦の観客の9割は阪神ファンという説もあるくらいだ。残念ながら中日は阪神と違って、優勝争いをしていてもお膝元のナゴヤドームをなかなか満員にできない不人気球団なのである。そして名古屋以外にはほとんどファンが存在しないのである。大阪に住むオレのまわりには中日ファンは皆無だ。(巨人ファンはかなり存在する)
一方、この半額キャンペーンに対して、中日側はかなり怒ってるという。「対戦相手が中日だと客が入らない」と決めつけられたことへの不快感である。しかし、事実としてチケットは売れていないわけだからお互い様である。文句があるなら客を連れてこいと言いたい。昨年、日本一観客数の少なかったのは広島カープである。これは本拠地の都市の規模が小さいことと、ここ数年成績が低迷していることが理由だろう。
さて、新規参入組はどうなるのだろうか。楽天の本拠地であるフルキャストスタジアムがある仙台の4月はかなり寒いということを東北出身の方から聞いた。そこでナイター観戦する客はあまりの寒さに二度と来ないかも知れない。閑古鳥の鳴くガラガラのスタンドのあちこちでたき火していたりして。大阪ドームにやってくるオリックス・バファローズはどうか?仰木監督のファンであるオレは個人的に応援したい気がする。もしも観客動員が伸びれば、大阪ドームの赤字問題解決にもつながるわけだ。さて、日本一の不人気球団はどこになるのか。今年はこの実数発表でかなり楽しめそうである。
2005年03月29日(火) |
こらドコモ、最後まで責任持たんかい! |
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NTTドコモから「親展」「重要」と朱く印字された封書が届いた。その中には「PHSサービス新規お申し込み受付終了のお知らせ」という紙片と、携帯電話購入割引クーポン券が入っていた。
拝啓
平素は弊社サービス・商品をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。NTTドコモグループでは、お客様のニーズにお応えすべく多様な「PHSサービス」の開発・提供に努めてまいりましたが、携帯電話サービスの低料金化や多機能化等に伴い、お客様の減少傾向が今後も続くものと予想されることから、平成17年4月30日をもちまして、「PHSサービス」の新規お申し込み受付を終了させていただきますのでお知らせいたします。何卒、ご理解を賜りますようにお願い申し上げます。中略 いずれ将来的には「PHSサービス」終了についても検討を進めて参る必要があると存じますが、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。敬具 平成17年3月 NTTドコモグループ
実はオレは自分名義のPHSを一台所有していて、それを家族に使わせている。ファミリー割引という仕組みで安くなっていて、月々わずか1500円ほどの料金で済んでいる。それがいずれ使えなくなるということである。これはかなり困ったことである。PHSをFOMAかmova(どちらもNTTドコモの提供する携帯電話サービスの名称)に変更しないといけないのだ。もちろん料金はかなり上昇する。送付されてきたパンフによると、最も安い料金コースで割引を最大限に使っても2530円といまより1000円近く高くなるのである。これはかなりの出費だ。年間にすると1万2000円になる。
電話機本体も買い換えないといけない。ご購入割引クーポン券には、FOMAの場合最大20000円割引とある。ということはそれよりも高い機種なら差額を自己負担せよということか。しかもこのクーポンが使えるのはいわゆる安売り店ではなくて、割高なドコモショップだけなのである。そうなると2万円以下の選択肢はぐっと狭まってしまう。
NTT側の一方的な事情で、客であるこちらは現在のPHSの契約を解約して、新たにFOMAかmovaの契約を結ばされるわけだが、新規の契約事務手数料が無料になることを「特典2」と書いている。アホか。そんなこと当たり前やろ!何が特典じゃ。そっちの都合に客が合わせたってるんや。タダにするのが当然やろ。それを何が「特典」じゃ。ふざけるのもエエ加減にせんかいこの無礼者め。
同封されたクーポン券には期限が9月30日までと記載されている。ということは、この期限を過ぎたら有料なのか?こんなもんも無期限にすべきだろう。PHSサービス最後の日まで責任を持って交換に応じるのが当然の義務じゃないか。しかも2万円以下などとケチなこと言わずに、どんな高価な機種でもOKにしないとだめだ。何度も繰り返すがそっちの都合を客に押しつけるなということだ。そんな商売の仕方だから他の会社に追い上げられるんだ。
この一方的で高圧的で理不尽な要請に応じて契約を変更すれば、電話番号が変わるしメールアドレスも変わる。一つ一つものすごく面倒なのだ。その変更を友人に通知する手間はこちらが負うわけだ。それは金銭に換算不能な損害だ。オレなどは登録されてるメルアドが少ないからまだいいが、もしも女のメルアドを数百人登録している遊び人なら大変な手間だぜ。その余計な手間を掛けさせたことに対して、せめて一年間基本料金タダくらいのお詫びをすべきだろう。それが顧客への誠意ある対応だ。
もしもオレがライバル社の幹部なら、この機会に客を奪い取るために「NTTのPHSからの変更は無料」というキャンペーンをやるね。NTTが「電話加入権」という膨大な客の資産を無価値にしたことでオレはかなり頭に来ていたのだが、今回のPHS始末にも同様の怒りを覚えた次第だ。どうやらドコモの携帯をやめるいい潮時かも知れないなあ。他社の携帯に変えたときに番号を引き継げるようになるのはいったいいつからなんだ。早くしてくれよ!
2005年03月28日(月) |
それを「ひき逃げ」と呼ぶのか? |
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オレが高速道路を走る意味は、歩行者がいないので安全だからだ。運転していてもっとも怖い存在は実は歩行者である。日本では彼らは道路交通法の枠外に存在するかのように傍若無人な振る舞いを路上で行うことが多く、歩行者の多い道路を走るドライバーはぶつからないようにと極度の緊張を要求されるのである。
その安全なはずの高速道路で、まさか前を走る観光バスの窓から人が落下してくるなんて想像することは絶対に不可能だ。オレは観光バスの後ろを走るときに、窓からの落下物を警戒して車間距離をとるなんてことはしたことがない。もう20年近く前のことだが、中国縦貫道で交通事故があってクルマから放り出された人が分離帯を越えて対向車線に落下し、それをはねてしまったドライバーが業務上過失致死で訴えられたことがあった。馬鹿裁判官がそれを一審で有罪にしたが、その後控訴審で確か無罪になったと記憶している。
東名高速道路で真夜中に観光バスから転落した小学6年の女児が後続車にはねられ死亡した事故で、県警高速隊はひき逃げした車両の割り出しを進めているという。複数の車両にはねられたと見られ、転落を目撃したトラック運転手の証言や、Nシステム(ナンバー自動読み取り装置)などから関係車両を捜索中である。事故現場はIC付近で明るく、転落を目撃した運転手はすぐに落ちたのが人だと分かり警察に通報したという。観光バスの後ろ約20mを走っていた乗用車はとっさに急ハンドルを切ってはねずにすんだとか。これはお見事である。同じ状況で自分が避けられる自信は全くない。
時速100キロでは1秒間に約28mも走るのだ。0コンマ何秒かの判断で人が落ちたことに気づき、瞬時に人を避けたことの方が奇跡である。普通のドライバーにはそんな瞬間的な反応は無理だ。オレも過去に一度、目の前に小学生が飛び出してきて、急制動で停止したクルマがほぼ横向きに半回転したことがあるが、もしも避けきれずにその小学生をはねていたら人生が大きく変わっていたはずだ。少なくとも今の仕事は辞めていただろう。オレはとにかく歩行者が一番怖いのだ。
女児をひき逃げした複数のドライバーは、まだ誰も名乗り出て来ない。各社の報道は完全に「悪質なひき逃げ犯」という姿勢である。正直に名乗り出れば情状酌量の余地もあっただろうが、こうして時間が経過すればますます窮地に追い込まれてしまうことになる。それでもオレは、このひき逃げ犯たちに同情する。真夜中に100キロ近い速度で走っていて、落下物があればそれをあざやかにかわしながら走るテクニックをすべてのドライバーに求めるのは無理だ。亡くなった女児のご両親の心境を思えば死者にむち打つような発言はしたくない。しかし、敢えて言うならば、やはり窓から落ちてしまったのはあまりにも本人の過失が大きすぎるのではないのかと。「窓から身を乗り出すな」なんて注意をされるのはせいぜい小学校低学年までだ。
目の前に落ちてきた人のために「ひき逃げ犯」になってしまったドライバーたちにオレは限りなく同情するものである。そして、運転しながら自分の身を守るとはどういうことなのかと、改めて考え込んでしまうのである。
2005年03月27日(日) |
韓国新幹線、大赤字に泣く! |
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日本人は勝手に「韓国新幹線」などと呼んでいるが、新幹線ではなくてフランスの技術を導入したから韓国TGVと呼ぶべきの韓国高速鉄道(KTX)は、4月1日に開業して満1年を経過することになる。その初年度の利用客と収入が、なんと目標の半分にしか到達しておらず、大幅な赤字となる見通しが申光淳(シングアンスン)社長から発表された。
今月末までの利用客総数は約2700万人の見込みで一日平均利用客は約7万4000人。これは目標だった15万5000人の53%どまりだという。一日平均収入は約21億ウオン(約2億1600万円)で、目標の半分にも届かず、KTX関連の昨年の損失は約3500億ウオン(約367億3800万円)に上るという。一日あたり約1億円だ。
不人気の理由として、運賃が高い(ソウル―釜山間45000ウオン=約4600円)、座席の間隔が狭いなどの不満があがっている。(もしかして韓国にはデブが多いのだろうか?)また、せっかくの高速走行性能が生かせていないことや、故障が多発してダイヤの乱れもかなりあったらしい。韓国旅行で乗ったという友人の話では、あまり乗り心地はよくなかったという。これに関しては自分が乗ったわけではないので比較のしようがないのだが。
さて、どうやったらこの赤字が解消するのか。一日1億円の赤字を穴埋めするには、4600円払ってソウル・釜山間を利用してくれる乗客を約2万2000人増やさないといけないのだ。30%もどうやって増やすのか。逆に言えば、この過大な乗客と収入の目標が達成されていればかなりの黒字になっていたわけで、ここだけは日本の悪いところをそっくりそのまま受け継いでいる。公共事業の甘い見通しは日本も韓国も同じなのだ。
「反日」であることが政治家や俳優の人気につながるこの国で、優れた日本の新幹線ではなくて、低コストの大量輸送機関としての能力でかなり劣ったフランスのTGVの技術を導入しなければならなかったことはある意味仕方がないのだが、その結果がこの大赤字なら、その馬鹿さ加減にそろそろ気づいて欲しいものである。過去の遺恨よりも大切なのは国民生活を豊かにするための実質だろう。韓国同様に日本の植民地支配の歴史を持つはずの台湾では、ちゃんと日本の新幹線の技術が導入されている。
さて、上海ではすでにリニアモーターカーが営業運転している中国は、いったいどの国の技術を導入するのだろうか。ここもある意味「反日」を売り物にする政治家が多いだけに韓国と同様の失敗をすることが期待できそうである。日本の新幹線は世界一の技術だ。それは間違いない。
2005年03月26日(土) |
これが究極の花粉症対策なのだ! |
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鼻の穴がかゆい。いくら鼻をかんでも鼻水が出る。目がかゆい。オレは激しい花粉症の症状に苦しんでいる。いっそのこと、完全に密閉されて空気清浄機を通した外気しか入ってこない家を建てて、そこにまる二ヶ月引きこもろうかと思うくらいだ。「花粉症のため外出できません!」と周囲には発表して完全に仕事もシャットアウトしてしまうのだ。もっともこんなことをするためには、働かなくてもいいくらいの資産を蓄えて、最低でも1億円くらい掛けて家を新築しないといけないが
仮に投資が連戦連勝でむちゃくちゃうまくいって、悠々自適の生活を手に入れたらこれも可能なのだが。高層マンションの一室に2ヶ月分の食糧を買い込んで引きこもり、そこから一歩も出ないし窓も開けないという手段が可能だ。しかし、もっと確実なのはその期間に外国に脱出することだ。日本よりも物価の安いタイやフィリピンに行ってしまうという方法もある。そこまで行かなくても北海道でも十分かも知れない。北海道なら日本にいるのと同じようにインターネットもやり放題だ。どうやらこれで決まりだ。レオパレス21なんかを契約すればかなり安いはずだ。
しかし今はそういうわけにもいかない。鼻うがいというのが効果があると聞いて、鼻の穴に水を入れてみた。それも塩水でないと効果がないと言われたので塩水を入れたところ痛さに飛び上がった。ぐああああああっ!真水で必死で洗い流した。どうやら塩分濃度を間違っていたようだ。この鼻うがいをするための器具がインドにはあって、多くの人が習慣にしていて風邪も引かなくなるそうだ。古道具屋でその鼻うがい器を発見したら買ってみようと思う。花粉を防ぐというマスクもしてみた。普通サイズと大きめのサイズがあったので、普通サイズを買ったのだが考えたら大きなサイズを買うべきだった。オレはしょっちゅう「でかい面するな!」と言われるからきっと顔がでかいはずだ。
そのせいか、鼻の上にすき間ができてうまく密着しない。サイズが合わないせいかたいして効果がない。効き目があると言われて甜茶も飲んでいる。一日に3杯飲んでるのだが、ちっとも効果はない。北山村の名産、じゃばら果汁の入った清涼飲料水をジャスコで見つけたので168円もはたいて2本も買ったのだが、たった2本ではさして効果がないみたいだ。他に思いつく方法は、まるで鼻血みたいに鼻の穴にティッシュを詰め込んで栓をするとかだ。他に方法はないのか。オレは今日も苦しんでいる。杉をこんなに植えさせたのは誰だ。当時の責任者の子孫を呼んでつるし上げてくれ!
2005年03月25日(金) |
ホリエモン、オレを出してくれ! |
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「日記読者の皆様へのお願い」
私は2月17日の本欄において、下落合のタヌキの森が危機に瀕していることを書きました。実は明日にも解体工事が始まって、工事が行われる差し迫った状況となっています。工事の差し止めと森の保護を求める署名を次のWEBサイトで行っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
下落合みどりの森トラスト←クリックしてください。
東京高裁は3月23日、ニッポン放送の新株予約権発行を差し止めた東京地裁の仮処分決定を支持し、同放送の抗告を棄却。同放送は新株予約権発行を中止、最高裁への特別抗告も断念した。その結果堀江貴文社長率いるライブドアの経営権掌握が確実となり、ニッポン放送はホリエモンの軍門に降ることとなったのである。ところが中島みゆき、タモリ、江本孟紀の3人が、ライブドアに経営権が移った場合はニッポン放送の番組に出演しない意思を示していたことが判明した。
オレはあきれている。そんなにおまえらホリエモンが嫌いなのか。これははっきり言って「いじめ」だ。しかし、敢えて言おう。中島みゆきもタモリも江本も過去の人だと。中島みゆきのオールナイトニッポンを聴いていた世代はもうすっかりおっさんおばはんとなってしまった。関西人のオレにはタモリのどこが面白いのか全然わからない。江本が面白かったのは阪神を辞めた直後だけだ。はっきり言ってあんたたち3人の旬はもう終わっている。(もっともオレは中島みゆきのCDはよく聴くのであんまり文句は言いたくないが)
もしもこの3人が出なくなったとしても、ネットの世界にはいくらでも人材がある。アクセス数の多いサイトに行けば面白い話の出来るヤツ、面白い文章を書けるヤツがいくらでもいるじゃないか。面白いチャットをそのまま実況中継するという手もある。2ちゃんねるの人気コテハンの中からデビューさせるという方法だってある。50万部以上売り上げた電車男にも協力してもらえばいい。あんなふうにリスナー参加型の番組を作り出せばいいじゃないか。
ラジオのよさは「ながら」である。クルマを運転しながら、電車に乗りながら、あるいはオンラインでRPGを楽しみながら、聴くことができる面白い番組を新しい感覚で作り出せばいいのである。運転しながらラジオを聴くことが多いオレにとって、たいていの番組ははっきり言って死ぬほどつまらない。こんなつまらないもののスポンサーになってる企業ははっきり言って馬鹿である。広告主は聴いてチェックしてないのか?もしもオレに深夜の番組枠をくれるなら、この暴言コラムをすっぱりとやめて、ここで書いていた内容をパワーアップしてあらゆる対象への罵倒の限りを尽くしてやるぜ。年俸は最低でも1億円はくれよ。もちろん、時間の空いている昼間はデイトレ三昧で過ごすことにするぜ。
2005年03月24日(木) |
てめえらは放置プレイだ! |
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国土交通省は3月23日、今年1月1日現在の公示地価を発表した。全国の地価は、住宅地と商業地を合わせた平均で昨年を5%下回り、14年連続の下落となった。バブル崩壊以来、実に14年連続で地価は下がってるのだ。年間で5%といっても、そのまま続けば5年間で74%、10年後には60%まで値下がりするのである。焦ってローンを組まなくても、待っていればどんどん買いやすくなるのだ。みんながそう考えて買い控えをすれば、土地を持ってる側、売りたい側はますます焦って投げ売りすることになり値下がりは加速するだろう。こんな時は持たざる者が一番強いのである。土地持ちほど資産価値が目減りしていくのである。はっはっはざまあみろなのである。
しかし、金持ち(土地持ち)の味方である国土交通省はどうも「下げ止まり」を強調したいようだ。東京都心部の住宅地の平均値が上昇に転じたことを材料にこじつけもはなはだしい。オフィスビルの新・改築が相次ぐ千代田区丸の内や、海外の有名ブランド店が続々進出した銀座などの商業地で地価が上昇しているという極めて特殊な事例を材料に、日本全体の地価の傾向を説明しようとするのはひどい詭弁である。オレが住む大阪でも地価の下落率は縮小し、大阪駅周辺の商業地では上昇地点も出ているという。開発ラッシュの場所の地価が上がるのは当たり前だろう。そんなのに騙されてたまるか!
マンションのチラシを見るたびにオレはいつも「下がったなあ〜」という実感を持つ。相場を度外視して割高に売られてるのは一部のぼったくり業者のマンションと、アベノにある大阪市の再開発のマンションくらいで、あとはおしなべて年間に一割ずつくらいしっかりと下げている。高いままの値段をつけてる業者のモデルルームを冷やかしに行くと「ここは計画が古かったので土地購入価格が高くて」と言い訳しやがる。高値づかみしたのはおまえらが馬鹿だからじゃないか! その馬鹿の尻ぬぐいをどうしてお客様のオレがしてやらないといけないんだ。往生際の悪いヤツめ。
ちゃんと立派な家に住むオレがなぜモデルルームを冷やかすのか? 実は高層マンションの最上階を手に入れようと目論んでいるのだが、どうせ毎年安くなるので、焦って買わずに老後をのんびり暮らすために20年後に手に入れるのも悪くないかと思って、冷やかして回ってるんだ。
定年退職したらあとは映画を見たりのんびりプレイステーションでもしながら遊び暮らしたい。この調子で毎年10%ずつ下がれば、20年後には今の値段の12%になる計算になる。億ションと言われる物件が1200万で買える日までのんびり待てばいいのである。焦って今買えば、20年後にもちっともローンが減っていないという地獄を味わうことになり、喜ぶのは悪徳マンション業者と銀行だけだ。みんな、「下げ止まり」という詭弁に騙されるなよ!相変わらず下げ続けてるというのが厳然たる事実なんだ。そして、その下げ幅は一年間にローンで支払っている金額を超えてるんだ。放置プレイ、それが最高の住宅購入のための戦略だぜ!
2005年03月23日(水) |
がんがん飛ばせ!新幹線 |
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もう使い古されたシモネタだが、私が大学生の頃によく言われたギャグで、「新幹線は男か女か?」というのがあった。正解は「男」で理由は「エキを飛ばすから」だそうだ。そういう意味では新幹線でも「ひかり」や「のぞみ」は男だが、「こだま」は女ということになる。そんなことはどうでもいいのだが、なんと新幹線が速度違反をしていたということがJR東海から発表された。
この速度違反は3月1日から19日までの間に計52回にわたって発生し、このうち7回は営業運転の最高速度270キロを上回り、一度は280キロに達していた。10キロ速く走ったら前の列車に追突してしまうのだろうか。乗客の立場のオレとしては、ほんの少しでも速く到着してくれたらラッキーと思うだけで別に目くじらたてるほどのことでもないと思うのである。閉じかけたドアにダイビングする馬鹿や、デッキのところでいちゃいちゃするカップルのせいで発車が遅れたのを、急いで走って取り戻してくれたのかも知れないのだ。運転士が乗客のために頑張ってくれたのかも知れないからいいじゃないか。
速度違反の原因は、車輪が空転した場合に検知速度を補正する機能のプログラムにミスがあり、実際より遅い速度と誤認していたことだった。ということは運転台の速度計が狂っていたということなのだろうか。だったらますます運転士には罪はない。でも、10キロも速かったのなら、運転台からの景色の流れ具合を見て気づかなかったのだろうか。プロならメーターを見なくても速度がカラダでわかるくらいでないと駄目だ。オレはクルマを運転するときスピードメーターなんかほとんど見ないが、何キロくらいで走ってるかはわかるぞ。
トラブルがあったのは2003年6月に導入した東芝製の装置。同社は「プログラムを検証する際、条件設定に漏れがあったのが原因」と説明している。JR東海は21日までに、装置を取り付けた300系と、補正プログラムを採り入れた700系の計100編成すべてで、この機能を停止。22日に国土交通省に報告したという。
世界最高の技術で、ダイヤの乱れも最小限に抑えられて運行している新幹線が、すべてを機械に任せきってるから起き、だからこそ判明したトラブルなのである。どんなハイテクも最後はそれを操る人間の能力に委ねられてるという感想を改めてオレは持ったのである。もみ消さずにちゃんと発表したJR東海を今回は褒めてやりたい。どちらかというと遅れてるときはガンガン飛ばして300キロ以上ですっ飛ばして間に合ってくれる方が客のオレは嬉しいのだがなあ。
2005年03月22日(火) |
かわいそうな男女にお恵みを! |
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松山市の補助金などで運営する松山市職員共済会(会員3900人)が、未婚の職員に対してもなぜか「結婚祝い金」を支払っていることが3月19日分かった。この祝い金の制度は、本来は結婚時に8万円、結婚15年目に5万円、25年目に8万円がそれぞれ支給されることになっている。つまり、25歳で結婚したとすれば50歳になるまでに21万円もらえるのだ。
その程度のお祝い金の制度はどこの自治体でもあるだろう。オレもかつては公務員だったがやはりこの結婚祝い金という仕組みがあった。かなりの金額だったので、何度も結婚・離婚・結婚と繰り返せばその都度この祝い金をもらえるのだろうかと半ば冗談で思ったくらいである。もちろん結婚祝い金だから結婚しないと当然もらえない。
ところが松山市では、昭和53年から結婚しないでオッサンやおばはんになってしまった職員にもこの結婚祝い金相当額を支給することにしていたのである。職員として採用後15年目と25年目に分けて合計13万円(独身慰労金?)が支給されていたという。共済会の事務局では「職員間の不公平をなくそうとして決めた」としている。未婚者が結婚祝い金をもらえないことが不公平とは、平等主義のはき違えもはなはだしい。結婚にはゼニも掛かればいろんな新たなストレスも発生する。そういうことへの慰労も含めての祝い金なのだ。一定期間勤めたらみんなもらえるのなら、祝い金の意味がないだろう。
もしもこのゼニが「結婚できないあなたにもお情けであげます!」なんて意味ならもらうこと自体が屈辱だぜ。なんてふざけた制度なんだ。人を馬鹿にするにもほどがある。松山市ではもしかして、子供が生まれたときに支給される祝い金も「不公平にならないように子供のない方にも差し上げましょう」だったりして。子供の数はどう判断してるんだ。もしかして、子供の数で祝い金の金額が異なるのは不公平だ、なんて言ってるんじゃないのか。
この松山市職員共済会は市の補助金と市職員の掛け金で運営されており、市と職員の負担の割合は1.8:1で、実に64%が税金からの補助である。そのゼニをこうして市職員にばらまいていたのだ。ただ松山市民というだけで、市職員の結婚祝い金や、独身慰労金まで税金という名目でぼったくられていたのである。オレが松山に住んでいればこんな理不尽なことは断固として許さないぜ。お祝いならてめえらのゼニでやってくれ。オレはそんなもん払わないぞ。
2005年03月21日(月) |
たぶん、日本一危険な職業 |
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大阪の運転は日本一過激だと言われる。ETCを通過する車の平均速度が一番速いのもどうやら大阪らしい。ブースの手前で減速するヤツなど誰もなく、高速道路に進入するための加速を一気に行うのが普通だ。時速100キロ以上でぶっちぎればタダで通過できるという都市伝説もあるくらいで、馬鹿の中には「100キロで通過した!」とか「オレは98キロだ。負けた・・・」と競い合ってるヤツらもいる。
その阪神高速入り口のETC専用レーンを通過中に、料金収受員をはねて死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた男性運転手(51歳)の判決公判が大阪地裁であった。料金所ブース手前の650メートルはいちおう制限時速40キロとなっている。(大阪でそんな低速で走るのは落ち葉マークをつけた老人ドライバーくらいだ。)はねられた収受員は、誤ってETCレーンに進入した車から料金を受け取って戻る途中だった。この事故の責任は、収受員にそんな危険なことをさせたそのうっかり者にあるのであって、はねたオッサンもまさかそんなところに人がいるとは思いもよらなかっただろう。考えたら不幸なことである。
オレは一度だけ高速道路で、ネコにクルマの直前を横切られたことがあるが、その時は一瞬肝をつぶしたぜ。高速道路とはすなわち、人や動物がいてはならない場所だ。クマが横切る北海道の原野に高速道路など全く不要である。鈴木宗男よ、おまえは間違ってるのである。
鈴島晋一裁判官は「減速もせずにブースを通過しようとした」と批判する一方で「被害者も、安全確認が不十分のままブース間を横断していた」と述べ、禁固1年6月、執行猶予3年(求刑・禁固1年6月)を言い渡した。ETC利用者が急増する中、ドライバーと道路管理者双方に注意を促す判決となったのである。
この事故が起きた池田線空港料金所はオレも利用したことがあるが、進入路がかなり長くて加速しやすい。つまり、そこで停まるつもりの非ETCドライバーはゆっくり走るが、ETCで通過するつもりのドライバーは制限速度など誰も守らない場所である。オレも一度、後ろからETCのヤツに煽られたことがある。回数券を渡してから猛然とその無礼者を追いかけて、すぐに追いついてしっかりと前に割り込んでびびらせてやったぜ。
ETC運用開始以来、はねられて死んだ収受員は3名、負傷者は10名以上となっている。ETCカードを入れ忘れたり、通過速度が速すぎて開かないバーに激突するなどの物損事故は阪神高速だけで1年間に311件、ほぼ毎日起きてるのである。こんな危険な職場を薄給の料金収受員(公団とはどうも別会社に所属しているらしい)に任せるのは間違っている。公団に天下りして高給をとってるジジイどもにぜひともこの仕事をまかせたい。危険手当もしっかりつけてやれよ。
2005年03月20日(日) |
大阪でマンションを売る方法教えます! |
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大阪アメニティーパーク(OAP)と言えば、桜の季節の眺めがすばらしい場所だ。大川べりの桜之宮公園は造幣局の通り抜けでも有名だが、花見の季節になると多くの露店が建ち並び、夜は宴会場となってあちこちにゲロの海ができている名所だ。また、OAPの一角にある大阪帝国ホテルでは、ランチバイキングで3種類のカレーが喰えて1575円となかなかリーズナブルな価格である。
そのOAPができた場所というのは三菱マテリアルの精錬所跡地で、大量の重金属を含む鉱滓が捨て場所代わりに埋められたいわく付きの土地である。その敷地内のわき水や地下水が汚染されてるのは当たり前のことであり、いくら20万立方メートルの汚染土壌を搬出したからといって、深く地下にまで浸透している汚染物質は除去不能なのである。
その事実をきちっと客に説明せずにマンションを建てて売りまくった三菱地所が大阪府警から宅建業法違反で書類送検された。販売前は土壌汚染について全く説明を行わず、指摘を受けた後も「汚染物質は地下に封入しているから安全」と虚偽の説明をしたからということである。でも、マンションは地上数十メートルに存在するのであって、地底が汚染されていたからといってさほど問題ではない。建物の地下にたとえ死体が埋まっていたとしても知らなかったら全く平気だし、知っていてもそれは多少寝覚めが悪い程度であって、生活できなくなるようなものではない。
さて、大阪府警の捜査に対して、三菱地所側は和解金を含めて60億円出すことで事態の収拾をはかってきた。この60億は環境対策に45億、金銭的解決(要するにおわびのお金)として15億をあてるという。マンションの分譲戸数は455戸なので一戸あたり約330万円となる。ここで有罪になれば宅建業の免許停止の可能性もあるので、なんとかゼニで黙ってもらおうとしてきたのである。
こいつらは大阪での商売というものが全くわかっていないドアホである。60億使うのなら、環境対策なんかやらなくてもいいから全部住民にばらまけ。一戸あたり1320万もらえるのなら住民は大喜びするはずだ。虚偽の報告なんかしないで、売るときに「土壌汚染はあるけどマンションは空中だからノープロブレム!」と開き直って宣伝して、お買い得物件だと強調すればよかったのである。大阪の人間は面子よりも実利を重んじる。三菱地所を免許停止に追い込んでも住民には一銭のゼニも入らない。だったらゼニがもらえる方がずっといい。粗悪品でもニセモノでも安く買えるのなら値打ちがあるというのが大阪なのだ。そんなこともわかっていない馬鹿が大阪でマンションを売ろうとは100年早いのである。
オレの所にはよく馬鹿業者からの「投資用にマンション買いませんか」という営業の電話が掛かってくるが、高い狭い不便とろくな物件がない。てめえらが売れないもの作って、その尻ぬぐいを「節税のための投資」という無駄遣いの悪循環にはめようとしているのだ。全く情けない話である。世の中にはマンションの売り方を知らない馬鹿が多すぎるのである。もちろん粗悪品をだまされて買う馬鹿も多いのだが。三菱地所よ、関西商法を勉強して出直してこいよ。最初からあんたたちは関西人を舐めてたんだろう。オレが舐め返してやるぜ。
2005年03月19日(土) |
何が「対馬の日」だ、ふざけるな! |
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島根県議会が「竹島(韓国名・独島)の日」条例を制定したことに対し、韓国で反発が相次いでいるらしい。日本の自治体との姉妹交流を中断したり、ゴルフ場への日本人の立ち入りを禁止したりする動きがあるそうだ。わざわざ観光に来てくれて、ゼニを落としていってくれるお客さんを締め出すような馬鹿がいることにオレは驚くのだが、実利を忘れて面子にこだわる馬鹿というのは得てしてそういうものである。
この問題がこんなに紛糾したのは、政府の外交方針が間違っていたからである。韓国側が竹島を不法占拠して施設を勝手に作ったときに、自衛艦を派遣して砲撃一発、破壊しておけばよかったわけで、それをほったらかしにするからこんなことになるのだ。北朝鮮から偽造旅券のオッサンが入国したときも、「子供の不始末は親が手土産持参で迎えに来るまで帰してやらない」と当たり前の対応をすればよかったのに、あまりの弱腰外交だったから舐められたのである。外務省には持ち馬に愛人の名前を付けるようなヘタレしかおらんのか。おまえらまともに国家の利益になる外交をする気があるのか。
日本が竹島の領有を宣言した1905年と言えば日露戦争の頃だ。その後、韓国を植民地支配した歴史を思えば、この領有宣言は「日本が一方的に韓国の主権を侵した」という推測も可能だ。しかし、歴史というのはあくまで「実証的」に考察しないといけない。江戸時代に竹島を日本の漁民が利用していたのなら、その事実は「竹島も暴力的に奪われた(かも知れない)」という推測よりもはるかに重視されないといけない。なぜ政府は断固としてその主張を行わないのか。
韓国には長崎県の対馬を韓国領土とする「対馬の日」条例を制定する市議会まで出現したという。対馬を韓国領とする馬鹿げた主張は韓国内に以前からあったが、竹島条例を契機に勢いを増したとか。
「ふざけるな!」
その対馬に、元寇の時に元と連合して大量の兵士や軍船を送り込み、島民を虐殺しまくったのは朝鮮半島の高麗人だろう。もしも高麗の一部ならなぜ自国民を虐殺するんだ?冗談も休み休み言ってくれ。ここまで舐められたらもう黙っていられない。今すぐにすべてのレンタルビデオ店からいわゆる「韓流」ビデオをすべて撤去しろ。女性週刊誌からペ・ヨンジュンの写真をすべて削除しろ。キムチを禁止食品に指定して日本での販売を差し止めろ。やられたらきちっとやり返す!その姿勢を見せてやるんだ。
2005年03月18日(金) |
イナカモンは排気ガスで死ね! |
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三井物産が排ガスの浄化性能を偽って欠陥品のディーゼル車粒子状物質除去装置(DPF)を販売していた問題で、東京都交通局は同社製DPFを装着しているため都内で走行できなくなった都バス239台を、排ガス規制のない地方のバス事業者に売却する方針を決めたという。
交通局は、「地方からの引き合いが多いし、まだ走れるバスを鉄くずにする方が環境負荷が高いと判断した」と説明している。すでに空気の汚れている東京で走れないバスを、空気のきれいな田舎に送ってそこの環境破壊に一役買わせようとたくらんでいるのである。公害の輸出そのものであるこの情けない方針は誰が決めたのか。もしかしてあの石原慎太郎が考えたのではないだろうか。「イナカモンは排気ガスで死ね」と思っていたとしたら許せない話である。
地方に売却するのは、購入から12年たち2004〜06年度に新車への買い替え時期を迎える都バスである。排ガス規制のある首都圏4都県以外の自治体やバス会社から購入の申し出があり次第、外郭団体を通じて売却するという。これまでも都バスの買い替え時期には、主に中小バス事業者に1台平均43万円で売却していたらしい。石原知事は国の取り組みの遅れを指摘し、東京都の排ガス規制を全国に広げるべきだとこれまで主張してきた。もしもこの公害バス売却話が、石原知事の考えによるものなら大きな矛盾だ。きちっとその意図を説明してもらいたいものである。
ただ、悪いのは古いバスを売却する東京都ではなく、欠陥DPFを販売した三井物産である。古いバスは三井物産に責任を持って引き取ってもらい、欠陥でないDPFに無償交換させた上で地方に売却すれば済むだけだ。データの捏造などであれほど騒がれた事件なのに、まだその欠陥DPFを装着したままのバスが都内を走りまくり、大気汚染を引き起こしていたわけだからひどい話である。都民はその事実を知っていたのか。欠陥車両が放置されていたということは、三井物産は結局なんの責任もとらなかったことに等しい。こんなふざけた会社は、大阪なら社長が土下座させられぼこぼこに殴られるだろう。
オレがもしも田舎に住んでいて、その欠陥バスを押しつけられる側の住人なら、そんなのを払い下げた東京都に対して断固抗議するぜ。
「おまえらのやってることは、自分のウンコを人に喰わせるのと同じだ!」
田舎の空気を汚すんじゃねえ!
2005年03月17日(木) |
ハメこまれた人たち |
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ありがとうございました。3月16日深夜、日記が100万アクセスを記録しました。これからも連続更新と、一日1万アクセスを目指して精進していきますのでよろしくお願いします。今回の日記は100万アクセス記念ということで、いつもの倍の長さの超大作になっています。
水産大手のマルハグループ本社は、魚を中心とする業務に経営資源を集中するため、砂糖事業からの撤退を決めた。これにともない、マルハ子会社で砂糖業界5位のパールエースの子会社、塩水港精糖の株式24%を、三菱商事に譲渡する。同時に、塩水港精糖はパールエースの営業権と同社株9000株をマルハから買い受け、マルハは砂糖事業から撤退する。塩水港精糖は三菱商事との提携を資本面だけでなく業務面でも行い、砂糖業界での競争力向上を目指すという。
製糖業界は再編が進んでいる。業界1位の新三井製糖は台糖(スプーン印)と4月1日に合併が予定され、両社の国内生産シェアを合計すると29%を占める。昨年の4月にこの合併が発表されてから次の動きがどうなるのかオレは予測をたてていたのだが、次に起きたのは業界第2位の大日本明治製糖を傘下に持つ三菱商事が、業界第5位の塩水港精糖に資本参加するという動きだった。両社のシェアを合わせると22%となり、新三井・台糖連合に次いで業界第2位という規模になる。
さて、投資家のオレは2月から塩水港精糖の株価を監視していた。かつては2610円まで値上がりしたこともある伝説の仕手株である。長く沈黙を続けてずっと200円台前半で出来高も少なかったこの銘柄が、1月下旬から上昇し始め、2月2日には前日比+64円と急上昇してきたのだ。「一体、何が材料なのだろうか?」バイオ関連で、しかも低位材料株という当時物色されていた二つの条件に確かにあてはまる。そして、大ヒット中のサプリメント、コエンザイムQ10の吸収力を高めたり、制がん剤タキソールの水溶化に成功しており、血糖値上昇抑制作用のあるコタラヒムの開発という期待材料もあった。
その上昇を見つつ、いったん400円台を付けてから下げ始めたこの銘柄に対して、オレは空売りという戦術で約30万の利益を得て、さらに大きく空売りをすべく2月25日を迎えた。その日、帰宅してパソコンで証券会社の取引画面を見たオレは呆然とした。自分が昨夜予約注文で入れていた空売りの指し値があっさり突破されて、+80円というストップ高で上昇し、一日でオレは400万の含み損を抱えてしまったのである。ストップ高になった理由は、昼間に「抗ガン剤タキソール水溶化に成功」というすでに投資家には周知のはずのニュースが流れたことだった。
その後も株価は上昇を続け、一時は500円を超えた。もしもこのまま株価が2000円、3000円と上昇すればオレは1億円以上の損失ということになってしまう。そうなってはたまらないので、とりあえずこれ以上含み損が増えないように空売りしていた一部を損切りし、売りと同額の買い建てをすることでリスクヘッジを行って様子を見ることにした。少し下げれば買い増しして、それを売ってはわずかな利益を確定するということを繰り返して持ちこたえた。いつかこの銘柄が急上昇した材料が明らかになる。それまで持ちこたえればなんとかしのげるはずだとオレは粘り強く耐えた。
それにしても上昇の勢いは強い。なぜこんなに上がるんだ。集めた情報から推理して、どうやらいくつかの投資顧問や情報サイトがこの銘柄の買いを推奨しているらしいことはわかった。目標価格を1000円以上、強気で買えと勧めてるところもあった。ただ、オレが気になったのは、あまりにもキレイに作られた株価チャートだった。5日上げれば3日下げるとか、高値を更新した日は終値が前日比マイナスになるとか、意図的に作っているとしか思えない動きはかなりオレには不審だった。「誰が操作してるのか」ただ泡沫投資家のオレにとっては、そうした作られた動きに乗っかって売買することで確実に自分が利益を得るという戦略しかなかった。オレは必死で日々の動きを予想した。
だんだんこの銘柄に関するオレの株価予想は細部まで的中するようになり、最近の1週間に至ってはほとんどオレの思った通りの動きをしていた。そしてついにXデーがやってきた。3月15日夕刻に上記の三菱商事による資本参加のニュースが流れて、隠された材料の全貌が明らかになったのである。翌16日は仕事が休みだったので、オレは寄りつきから株価を監視していた。ニュースに飛びついて買いで入る個人投資家の成り行き買いで上昇した所に、すでに十分に利益を得ている仕手筋の売りがぶつけられ、わずか数分ではめ込みは終了した。高値519円、しかし終値は482円、前日比マイナス17円。明日からは材料もなくなってゆっくり株価が下降し、もとの水準に戻っていくのだろう。高値づかみして取り残された投資家達を尻目にして。
さて、この相場を仕掛けたのはいったい誰なんだろうか。その答えは、一番得をしたのは誰かということを考えればいい。1月初めの株価水準だと、塩水港精糖は3500万株に210円を掛けてわずか73億5000万円という時価総額だったのだ。それが3月15日の高値527円で計算すると184億4500万円である。三菱商事が取得したのは24%の株だから、時価で約44億2680万円になる。ところが値上がり前ならこの24%取得に必要な費用はわずか17億6400万円で済んだのである。もしも直近の価格で買わされたのなら、26億6280万円も高い買い物を三菱商事はさせられたことになる。マルハは所有するすべての塩水港精糖株を売却しても得られなかったはずの金額を、値上がりのおかげで半分売るだけで手にしたのである。
ここからはオレの単なる憶測に過ぎないので狂人の戯言だと思って聞いててもらいたいのだが、この動きは、業界再編の情報がマルハ関係者から仕手筋にわざとリークされてその結果起きたような気がしてならないのだ。所有する塩水港精糖株を少しでも高く三菱商事に売りたいために、意図的に情報を漏らして株価を上げさせたのではないだろうか。はめ込まれたのはいったい誰か。上がると信じて買った多くの個人投資家と、三菱商事の買収担当者であるのは間違いない。しかし、投資はあくまで自己責任である。そして、すべての流れを読んで高値で売り抜け、空売りを浴びせたこのオレもまた悪党の一人である。
2005年03月16日(水) |
すみません、園長先生は変態でした |
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世の中にはいろんな変態がいる。酔ったふりをして通りすがりの女性のオッパイを揉む変態。尿道につまようじを挿す変態。お尻にキュウリなどの異物を入れる変態などである。そうした変態さんの中でも特に変態度の高いのが、排尿・排便シーンを覗くことが好きな変態である。
その昔、トイレが今と違ってくみ取り式だった頃、共同便所の巨大な便壺に入り込んでウンコまみれになりながら、頭上の便器の穴から用を足す女性の局部を覗く変態がいた。あの臭さの中で、降り注ぐオシッコを浴びて長時間耐えながら覗くという馬鹿げた行為はまさに変態道を極めた行為だったと言える。トイレでの覗きというのは本来そういう過酷なものだったはずだ。しかし文明の利器は、覗きを極めて簡便な行為に変えてしまった。便器やその周辺に小型カメラを設置して、それを好きなときに再生すればいいのだから。
埼玉県加須市の民間保育園の園長(47歳)が、園内の職員トイレ(和式)の便器の前後にピンホール型カメラを設置して盗撮し、園長室のモニターで映像を見ていたとして、埼玉県警は軽犯罪法違反(のぞき)の疑いで書類送検することになった。園の理事会が3月15日夕に開いた保護者会で園長は事実を認め、退任することを明らかにした。
なぜ覗きがバレたかというと、3月4日朝、出勤してきた保育士の女性が園長室のモニターに職員トイレの内部が映っているのを見つけて警察に届け出たのである。このモニターが園長室にあったということは、この変態、いや園長は女性職員がトイレに入るたびにそのモニターに見入っていたということだ。堂々と真っ昼間から自分の変態趣味を満たしていたのである。
警察が押収したビデオテープには、トイレ内部とみられる映像が映っており、たびたび消去してビデオテープを使い回していたとみている。園長が退任するのはもちろんだが、怒りがおさまらないのは見られていた保育士たちだろう。自分の恥ずかしい姿を面白半分に見ていたこのオッサンからきっちり慰謝料を分捕ってやれ。一人あたり100万円は取れるだろう。
この保育園は社会福祉法人で、0歳から就学前までの68人の園児が入園している。園長は3月8日に県に呼ばれた際に、「いらいらが高じ、やってしまった」と事件を報告したという。いらいらしたら便器に小型カメラを仕掛けるのか?変態のやることは常人には理解不能なことばかりである。オレのような普通の人間にはそんな世界は想像もつかないのである。
2005年03月15日(火) |
海賊どもは見つけ次第ぶち殺せ! |
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今や海賊なんてアニメの中だけの話だと思っていたが、なんと現代にも海賊は大流行なのである。マラッカ海峡を通過する日本船はよく海賊に襲われる。日本人は武器を持っていないということで海賊どもは安心して襲ってくるらしい。この際、乗組員の安全を守るために最低限の銃器の所持を認めるか、船自体を武装して、近寄ってくる海賊どもを射殺できるようにすべきだ。襲われて被害が出てからでは遅いのである。機銃を舷側に装備するだけで十分ならず者どもへの威嚇になるだろう。
国際海事局の海賊情報センター(クアラルンプール)当局者によると、マレーシア・ペナン島沖のマラッカ海峡で3月14日午後6時頃、日本船籍のタグボートが海賊の襲撃を受けたという。襲撃されたのは福岡県北九州市の近藤海事に所属する「韋駄天」で、日本人2人とフィリピン人1人の計3人の乗組員が行方不明になっている。海賊に誘拐されたのである。乗組員の1人からは救助を求める通報があり、マレーシア警察などが現場海域に急行しているという。
現地の警察がこの武装海賊を取り締まることができないのなら、日本船舶の安全を守るために海上自衛隊が出動すべきだ。船舶に武装した自衛官を乗り込ませるという方法もある。これを海外派兵だと文句を付ける連中もいるかも知れないが、邦人の生命財産を守るという目的があれば、オレは自衛隊をどんどん海外に派遣してよいと思っている。世界には治安が悪いのに放置されている国も多い。そんな国でも日本人ビジネスマンはよく頑張っているのだ。海賊が警官に賄賂をつかませ、犯罪が野放しになってるというマラッカ海峡の今の状況を思えば、そこを通過する日本人やその資産を守るためには武力行使も致し方ない。海賊どもは見つけ次第射殺して根絶やしにしなければ駄目だ。
これはイラクに派遣して給水活動をさせることよりもよりもはるかに重要である。また、マラッカ海峡を通過する船舶は日本船籍だけではない。台湾や韓国、中国の船も通過するだろう。それらの国も海賊の被害を受けているはずである。ここで日本の自衛隊が彼らの安全も守るということになれば、靖国神社問題などでぎくしゃくしてしまった外交関係の改善にも役立つはずだ。税金で装備されている武器はこんな時にこそしっかり使ってもらいたい。ただ、民間人を誤射するということにはくれぐれも注意して欲しい。そうでないとイラク駐留米軍みたいにになっちまうぜ。
2005年03月14日(月) |
ぐおおおっ!鼻水が止まらないのじゃ |
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数日前からオレは鼻水に悩まされている。鼻の穴がとにかくかゆいのじゃ。じっとしているととめどもなくサラサラした鼻水が垂れてくる。これが垂れるのを防ぐにはしょっちゅう鼻をかむか、吸い込んで飲み込むかのいずれかしかない。自分の身体から出たモノだから別に飲み込んでもいいのだが。どんなときにそうするかというと、例えば手を伸ばして届くところにティッシュがない場合だ。MT車を運転中のオレには両手が離せない時がある。そんなときはいったいどうするのか。ご想像にお任せしよう。
これはもちろん花粉症のせいなのだが、鼻水以外にも目のかゆみや頭痛などさまざまな症状にオレは悩まされるのだ。甜茶、カンロから発売されている「花鼻迷惑」、鼻に噴射式の薬などいろいろ試してみたがどれも決定的な効果はない。飲み薬は眠くなるから仕事に支障が出てしまう。とにかくこの季節が過ぎるまで我慢するしかないというのが現状だ。
群馬県ではスギ花粉の大量乱舞が山火事と誤認される事件まで起きている。3月12日午前10時頃、群馬県桐生市広沢町の住民から、「山から煙が上っている。山火事が起きたみたいです」と消防本部に119番があった。消防車1台が出動し、消防署員3人が同県太田市との境界付近の山腹周辺を丹念に調べたが火事の形跡は発見できなかった。一帯は杉林で、花粉を抱えて赤茶色に染まったように見え、署員は風が強く吹いた時に花粉が黄色い煙状になってあちらこちらから大量に舞っているのを何度も目撃した。「きっと通報者は花粉の飛散を山火事と誤認したのだろう」と結論づけて一件落着した。駆けつけた責任者(47歳)も花粉症で、到着するなりくしゃみが止まらなくなり、目がかゆくなったという。
多くの人に鼻水を出させてティッシュの消費を増やし、貴重な紙資源を浪費させるこの花粉の害を阻止するために、国は今すぐに対策を立てないとだめだ。今すぐオレの鼻水を止めるために国家は全力を尽くすべきだ。そのためには日本中のスギを伐採することも考慮に入れよ。杉林を美林なんて呼ぶな。迷惑植物に指定しろ。あるいは巨大な空気清浄フィルターを大量に設置して都市の住民を保護せよ。日本中に設置するにはゼニも掛かるだろうから、とりあえずオレの住む大阪からやってくれ。
何も効果的な対策をたてない政府の連中は、もしかしたら製薬会社から献金でももらってるのじゃないのか。今もオレは鼻のかゆみに苦しんでいる。キーボードには何度も鼻水が落ちそうになっているのだ。もしも落ちた鼻水でノートパソコンが故障して日記の更新が出来なくなれば、このトラブルの責任は国家にある。
2005年03月13日(日) |
ほりえもん、ニッポン放送を焦土から救え! |
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ライブドアによるニッポン放送株の買い占め、フジテレビによるニッポン放送株の公開買い付けに関するニュースでこの一ヶ月、単なる野次馬のオレはかなり楽しませてもらった。さすがにニッポン放送株やライブドア株に手出しする気にはなれなかったが。一日のうちにどんな動きがあるか予想もつかない株はリスクが大きすぎるからだ。
フジテレビへの新株予約権の発行という卑怯な戦術で一度は絶体絶命と思われたライブドア側が、東京地裁に発行差し止めの仮処分を認めさせた時点でまたまた生き返った。株式投資に全く興味がない人まで巻き込んで今や日本中の人がこの成り行きに注目してるのである。これだけ話題を提供してくれたというだけでもマスコミ各社はライブドアの堀江社長に感謝すべきだろう。
しかし、オレは毎日新聞を読んでいてあきれてしまった。そこには、「焦土作戦」というフジテレビ側の対応策が書かれていたからだ。戦争で敵に占領されそうになった時に、利用されないようにすべてを破壊して撤退していく戦術を「焦土作戦」と呼ぶのだが、フジテレビはライブドアの軍門に下ることになるニッポン放送の企業価値を失わせ、買収するメリットをなくしてしまおうという禁じ手を繰り出そうとしているのである。子会社や利益を生み出す保有資産をどんどん売却して、一時的には利益があっても、長い目で見ればマイナスになるようなことを推し進めようとしているのだ。なんてやり方が汚いんだ!
ニッポン放送の社員たちが「ライブドアには買収されたくない」と運動しているそうだが、てめえらのボスは会社を「焦土」にしてから敵に引き渡そうとしてるんだ。あんたたち社員を黒コゲの死体にしてから敵に買わせようとしてるんだ。そんなボスに対して忠誠心を見せてどうするんだ。もしかして、会社のために焼かれたら本望なのか?てめえら社員が勝手に浪花節的精神を発揮したところで、フジテレビ側から見ればニッポン放送なんてただの面子を守るための道具に過ぎないんだ。そんなこともわからんのか。それよりも今のうちに社内で「親堀江派」を旗揚げしておいた方がいいぞ。今の状況を見ればフジテレビよりもライブドアの方がかなり有利じゃないか。オレがニッポン放送の社員ならば、沈みゆく船と心中するじゃなくて、新しい船長の手腕に期待するなあ。
ほりえもん、焦土からニッポン放送を救え。社員に檄を飛ばせ!「六本木の高層マンションで美女を侍らせる生活をしたくないか?」と。しかしこの仮処分申請、地裁高裁は認めてもどうせ最高裁で跳ね返されるんだろうな。それが昔からの日本社会のお約束だからなあ。
2005年03月12日(土) |
オッパイを揉んで辞めた国会議員 |
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酔っぱらっていきなり通りすがりの女性に抱きついたりするのがまっとうな人間のやることだとはオレには思えない。まっとうな人間は泥酔してもまっとうな人間であり、変態は素面(しらふ)の時も変態であるというのがオレの持論だ。そういう意味で、六本木の路上で深夜に女性にいきなり抱きついて乳を揉んだ中西一善衆議院議員は、実生活でも変態だったのではないかとオレは推測してしまうのである。以下はいくつかのネット上の記述を元にしてオレが現場を再現したものである。
「いきなり変なオッサンに抱きつかれて服の中に手を入れられ、ナマ乳を揉まれた」という女性からの訴えに基づいて数人の警官が出動、現場近くのスナックで酒を飲んでいたオッサンに声を掛けた。「わいせつの嫌疑でちょっと聴きたいことがあるので、外に出てもらえますか」 男は「おれは何もしていない」と容疑を否認したという。警官はそのオッサンをそのまま麻布署に同行して取り調べに入った。取調室でオッサンは「何だ」と不機嫌そうな顔をし、「私には不逮捕特権がある」とつぶやいたという。
確かに国会会期中の議員には不逮捕特権がある。その会期中の深夜に何を気楽に飲み歩いてるんだ馬鹿。どうせ陣笠議員のおまえには野次を飛ばすくらいしか能がないんだろう。署員に促されて紙に書いた名前は「衆議院議員・中西一善」だった。議員バッジはつけておらず、身分を証明するものは何も持っていない。署員は中西議員の名をだれも知らなかった。オレもこの事件でその馬鹿を初めて知ったくらいだから警官が特に無知だったというわけではない。1人の署員がパソコンを開き、インターネットで検索を始めてホームページ上に「中西議員」の顔が映し出された。
「うわっ本物だ!」
現職国会議員の痴漢行為ということで、所轄署の夜間当直で処理できる案件ではなくなり、まず署長に連絡。さらに本部の捜査1課に応援を仰いだ。明け方までに捜査1課長はじめ幹部が大集結したのである。「酒に酔っているので覚えていない」と否認する中西議員に対して「では、飲酒検知をしましょう。先生もお立場があるでしょう。きちんとしてください」と捜査員が詰め寄って調べた結果は泥酔と言えるものではなかった。捜査員に諭され、渋々容疑を認めたという。
この馬鹿は選挙運動の時は自分の名前に引っかけて「一日一善」と繰り返したという。実際は一善ではなくて一淫だったわけである。弁護士がすぐに駆けつけ、被害女性に示談の申し入れを行い、告訴取り下げにこぎつけて中西議員が釈放されたのはなんと逮捕から18時間後だった。
乳を揉んで議員を辞めた男、中西一善。こんな馬鹿がいたということをオレは決して忘れないよ。楽しませてくれてありがとう。乳揉みの示談金はいったいいくらだったんだ?
2005年03月11日(金) |
大阪市の赤バスは「あかんバス」だった |
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大阪市交通局は市バスの利用者を増やすために、100円(ワンコイン)で乗れる小型ノンステップバス(通称赤バス)を2000年から導入した。車内に段差がなく、高齢者やお年寄りが乗り降りしやすいということで導入されたわけだが、日中見掛ける赤バスはほとんど乗客もなく、いつもカラッポで走っていた。増えたのは利用者ではなくどうやら赤字の方だったみたいである。
さて、この赤バス、ただの運賃の安いバスではなくて実は危険な欠陥バスだったのだ。突然エンジンから火や煙が噴出したり、車軸が折れたりという事故が頻発していたのである。5年半で故障は352件、発生率は一般バスの12倍だという。80件も起きている煙の噴出は、ターボチャージャーへのオイル循環が悪いためにエンジンが過熱してオイルが焼けるのが原因だという。この欠陥車両を販売したのはスウェーデンのオムニノーバ社で、こんなカス車両を作るだけあって既に倒産しているので文句をぶつける場所がないのである。スウェーデンの自動車メーカーと言えばボルボを思い浮かべるが、それ以外のメーカーにはこんなカスもあったのだ。
この故障発生の理由に関して、大阪市交通局の整備課長は「スウェーデンに比べて大阪市内は停留所の間隔も短く信号も多い。停止発進の頻度の違いのせいではないか」と分析、珍しい車両なので改良は手探り状態。長い目で見て欲しい」と答えている。馬鹿!かおまえは。なぜ迷惑をかけられてるのに相手をかばうんだ。改良どころか、もう製造元は倒産してるじゃないか。これから先はこちらで勝手にメンテナンスしていかないといけないのである。なんてひどいものを押しつけられたんだ。これはもはや一企業の問題ではない。そんな無責任な製品を売った国、スウェーデンの責任だ。もしも日本車でこのような問題が発生したらどれほど外国からの非難を浴びることか。
小型ノンステップバス自体はこれからの社会に絶対必要なものである。だったら日本のいすゞや日野といったメーカーに開発させればいいじゃないか。政府が補助金を出して、こんな欠陥車ではなくちゃんと日本の実情にあった車両を製造させれば、値段も安くなるし故障も減る。国内産業の育成にもなるし、外国にもどんどん輸出してやればいい。もちろんスウェーデンにもだ。「このバスはオムニノーバ社の欠陥を改良してあります」と車体に明記して販売しろ。いらなくなった欠陥バスは廃棄物として全部スウェーデンに送り返せ。ゼニも返してもらえよ!
2005年03月10日(木) |
そのミイラを、詐欺罪で訴えろ! |
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107歳で兵庫県最高齢男性のはずだった金岡久次郎さんが、実はかなり昔に死んでいたことが判明して大騒ぎになっている。死体があまりに古くて、5年前なのか10年前なのかもわからないほどである。昨年9月に伊丹市長が訪問したときは「元気だから」と面会を断っていたという。さすがに「死体だから」とは言えなかったのだろう。ただ、遺体は丁重に扱われていたので死体遺棄容疑ではなくて軽犯罪法違反(死亡届提出義務違反)で警察は事情聴取しているという。
死んだ金岡さんは長男(75歳)、次女(79歳)、四女(72歳)と4人暮らしだった。この3人は「父は生きていた」と話していて、枕元には食事やタオル、お守りなどが整然と置かれていたという。1999年に伊丹市最高齢と認定された時にも市長は面会を断られているわけで、このときすでに死んでいた可能性は高い。いや、実際はもっとはるか昔に死んでいたのかも知れない。取材に答えた近所の人が「最後に逢ったのは30年くらい前」と語っていたからだ。
さて、ここで問題なのはこのミイラになった金岡さんに対して、ずっと敬老祝い金や老齢福祉年金が支払われていたことである。祝い金は73歳以上のお年寄りには1万、100歳以上には3万円となっていて、支払総額は30万円に上るという。また、老齢福祉年金は年間40万円前後であり、10年前に死んだとすれば400万円がミイラに対して支払われたことになる。なぜ家族が死亡届を出さなかったのか。うがった見方かも知れないが、無職の老人一家にはこのゼニが貴重な収入源だったという可能性もある。兵庫県社会保険事務局は時効になった分を除く過去5年分の返還を求めるという。だったら「軽犯罪法違反」じゃなくて詐欺罪を適用すべきじゃないのか。死んだことを隠して年金や祝い金を詐取していたのならかなり悪質だ。いくら老人一家といっても容赦なく検挙して、返還できなければあの広い家屋敷を叩き売って弁済すべきだろう。もしもそれが生前の本人の意志だったら、被疑者死亡はしかたがないにしてもそのミイラを詐欺罪で訴えるべきである。もっとも死体を収監するわけにもいかないが。
しかし、この年金、生きていれば永遠にもらえるわけだ。だったら受給者(金づる)の老親が老衰で死にそうになったら、どこかで代わりの元気なホームレスの老人を探してきて、そいつを替え玉にすればいつまでももらい続けることができるわけである。そうして何人か替え玉を繰り返しているうちに、いつのまにか息子よりもその替え玉の方が若くなっていたりして。まるで落語だぜ。
2005年03月09日(水) |
インテル、腐ってる! |
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パソコンのCPUはどうしてインテル製ばかりなんだ。日本製があるのならそっちを使いたいのだが、オレがこれまでに使ったパソコンで日本製のCPUを搭載していたのは、もう20年近く前に使っていたPC9801シリーズくらいで、そいつにはV30というNEC製の国産CPUが搭載されていたと記憶する。その貧弱な性能のCPUは9801Nという初代98ノートにも使われていて、もう10年以上も前だが、オレは職場でそいつをワープロ専用機として使っていた。なつかしいぜ。一太郎がまだバージョン3だった頃の話だ。
それから10年あまり、今使用中の数台のパソコンには、一台を除いてどれもインテル製のCPUが載っている。他の選択肢がないので仕方なく選んでいるのだが、なぜ他の選択肢がないのか、その理由は実はこんなせこいことだったのである。米インテルの日本法人が、国内のパソコンメーカー5社(NECと富士通、東芝、日立製作所、ソニー)にライバル社製のCPUを使わせないようにリベートを支払っていたのだ。
公正取引委員会は3月8日、独禁法違反(私的独占)で日本法人に排除勧告を行った。それに対してインテル側は「(この卑怯な)商取引は公正」と開き直っている。勧告を受け入れない場合は、裁判の1審に当たる審判に持ち込まれることになる。インテルがこの5社に要求した条件とは、パソコンに搭載するCPUの100〜90%をインテル社製にするか、売れ筋シリーズのCPUをすべてインテル製にするということで、それが守られればリベートや販売促進資金の支払いを約束し、シェア2位の米AMD社などのライバル製品を使わせないようにしたのである。
各社の商品のラインナップを見れば、この不公正な取引が実際に行われていたことは明らかであり、商品選択の幅が狭められてユーザーは多大な不利益を被ったのである。全く許し難いことである。インテルが世界でぼろ儲けしている背景には、こんな卑怯なやり方があったのだ。
この際、お詫びとしてインテルは自社製CPUを搭載したパソコンを使用しているすべてのパソコンユーザーにリベート相当額をキャッシュバックするというのはどうだ。我が家にも壊れたモノを含めて何台かあるからその分全部キャッシュバックしてもらえるのならかなり嬉しいぜ。「インテル、入ってる」というCMも実情に合わせて「インテル、入れないとイジワルしちゃう!」にしろよ。
2005年03月08日(火) |
老人と引きこもりは田舎へ送れ! |
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日本の食糧自給率は40%を大きく割っている。もしも輸入が絶たれたら我々は餓死するかも知れないのである。その食糧自給率をほんの少しでも改善する方法としてオレはひとつの提案をしたい。老人と、ニートと呼ばれる無気力な若者に対する政策だ。
農業従事者が減って過疎が進んだ結果、耕作されずに放棄されている耕地は全体の7%を超えている。耕す者がなくてどんどん荒れ果てていく田畑が至る所にあるのだ。それを活用すれば少しでも食糧自給率を上げることができる。それだけではない。グループホームと言われる介護施設、罪を犯した少年の更正施設、そして不登校や引きこもりになってしまった少年に「生活体験」を与えるために、この放棄されている耕地が活用できるのではないだろうか。
まず老人の場合だが、現在70歳以上の老人はかなりの割合で子供の頃に農作業を体験している。田舎の貧農の子だったオレの父親もそうだ。そのころは第一次産業従事者の比率が高かったからである。いちおう経験者が多いのである。「自分たちの食糧を生産しながらカラダを動かす」ことで、逆に都会のグループホームに閉じこめてしまうよりもはるかに豊かな日々を送ることができるはずである。またそれは人口の適正配分にもつながる。過疎地となってる所に新たな住民がやってくることなるからだ。都会の便利な所にわざわざグループホームを作る必要はない。ろくにお見舞いにもこない親不孝者に限って「田舎にあると行きにくい」などと文句を垂れるのである。逢いたかったら地球の裏側でも会いに行くのが親子の絆というものだろう。何かと口実を付けて親の面倒を見ることから逃れようとしているのが見え見えだ。
そして引きこもりの少年たちだが、彼らはたいてい部屋に引きこもってゲームをしたりテレビを観たりしている。仕事をしたり学校に行って勉強するよりもはるかにそちらの方が楽しい。オレだって許されるなら毎日ゲーム三昧で暮らしたい。ところが働いて家族を喰わせないといけないからそんなぐうたらな日々は許されないのだ。親のぬくぬくとした庇護のもとで、一日中遊んでいられる幸せな連中を、そこから引きずり出して山奥の廃村に隔離し、テレビやゲーム、携帯を取り上げ、農作業という肉体労働を課して「生産しないと喰えない」という社会の摂理を教え、一日の労働が終わったら後は疲れて寝るだけという日々を与えるのだ。「こんなに苦しいのなら学校に行く方がマシだ!」と思ってくれればもうしめたものである。
昔、戸塚ヨットスクールという情緒障害児を体罰で矯正するという施設があった。体罰なんて野蛮な方法よりも農作業は効果がありそうだ。日本のどこかの廃村を使って、こういう施設は作れないものだろうか。
2005年03月07日(月) |
外交官というよりただの運び屋だ |
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北朝鮮の外交官が昨年、エジプトとトルコで薬物の密輸などをしようとして相次いで摘発されていたことが3月4日、米国務省が発表した世界の麻薬取り締まり状況をまとめた2005年版の報告書で明らかになったという。カイロの北朝鮮大使館に勤務する外交官2人は昨年6月、精神安定剤の錠剤15万個の密輸を企てたとしてエジプトの捜査当局に拘束され、2人は強制退去処分となった。また、12月にはブルガリアの北朝鮮大使館に勤務する外交官2人がトルコで、性欲促進剤の一種を50万個余り所持していたところをトルコの捜査当局に摘発された。この錠剤の末端価格は計700万ドルにのぼるという。この2人もブルガリアに帰任後、強制退去処分となった。
性欲促進剤と聞いてオレはバイアグラを連想したのだが、違うのかな?他の強精剤のたぐいならもしかすると、大阪・日本橋の赤ひげ薬局で買ったものかも知れないなあ。外交官という立場を利用してこういう犯罪行為に手を染めるヤツらがいるのは、すなわち密輸による外貨獲得が北朝鮮の政策なんだから仕方がない。スーパーKと呼ばれる精巧な偽ドル札はあまりにも有名だが、それ以外にも国家が関わってる犯罪は数多くあるだろう。日本人拉致なんて彼らの犯罪のほんの一部でしかない。ただ、外交官の特権というのは、このような犯罪に関わっていても「強制退去」で済むことなのだろうか。それが国家の政策である以上、他の国に赴任してまた密輸に関わることは明白であり、二度と犯罪に関われないように逮捕拘禁してそのまま死ぬまで刑務所にぶち込んでやればいい。
麻薬の運び屋に対して中国では死刑判決も出ているが、それによって広がる二次被害を思えば決して重い罰ではない。日本国内でだまされたホームレスが暴力団に麻薬の運び屋をやらされて中国当局に拘束される事件では同情の余地はあるが、それでもオレは死刑を支持する。「麻薬の運び屋をすれば死刑にされる」ことを知らなかったことが悪いのだ。
日本に入ってくる覚醒剤の大部分は北朝鮮で製造されているという。覚醒剤はそれを使う人の心身を確実に破壊する。実際の戦争は起きていなくても、日本人へのテロ攻撃はこうしてすでに始まってるのだ。経済制裁よりも先に行わないといけないことは、麻薬や覚醒剤の流入を完全に取り締まることである。北朝鮮の工作船が東シナ海で撃沈された時、船内から発見された携帯電話で取引をしていた日本の暴力団関係者は捕まったのか?どの組の誰が関わっていたのか、警察からの発表はなかったと記憶する。そうやって犯罪者どもを泳がすことに日本の警察は何か意図があるのかね。それともただの怠慢かな。
2005年03月06日(日) |
てめえら、まとめてひき殺すぜ! |
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3月5日午前3時半ごろ、さいたま市緑区東浦和の県道で、走行中のタクシーと信号待ちのタクシーが、バイク6、7台に乗った若い男らに相次いで襲われ、金属バットで車体をたたかれるという事件が起きた。その後も、約25分の間に、同区の路上でタクシー3台と警備会社の車両1台、同市浦和区のJR浦和駅西口の駅前ロータリー周辺でタクシー7台が次々に襲われ、フロントガラスを割られたり、車体に傷を付けられたりしたという。運転手らにけがはなかった。浦和署では連続器物損壊事件として調べているが、バイクはいずれもスクータータイプで、男らは中高生ぐらいの若さ、2人乗りもいたという。
こんな無法者どもに遭遇したらどうしたらいいのか。大人はこんなクソガキどもに対してきちっと制裁を加えないとダメだ。こんなヤツらに舐められてたまるか。もしもオレが突然クルマを金属バットでたたかれたりしたら、たぶん怒りに我を忘れてそいつらを追いかける。そして後ろからクルマをぶっつけてぶちのめす。手足を折って呻いていたらさらに顔面を踏んづけて、それから悠々と110番に通報だ。
ところが駆けつけた警官はたぶんオレを逮捕するだろう。オレがわざとクルマをぶつけてクソガキどもにケガを負わせたと誤解(いや、確かにその通りなんだが)するからだ。そして新聞報道は「暴走車、少年のスクーターに体当たり」にされちまうんだ。なんてことだ。
どんな極悪人でも逮捕された瞬間に「人権」の鎧に守られた存在になっちまう。少年にいまの法律が与える制裁なんて、軽すぎてまるで罰とは思えない。いまに「少年院にプレステ2を差し入れしろ」なんて言い出すぜ。それを擁護する人権派の馬鹿弁護士もいたりして。ヤツらに本当の制裁を与えるなら、その場で処刑するしかない。警官は凶悪犯をどんどんその場で射殺してくれと思うし、強盗やひったくりは、その場で市民の手で袋だたきにさせてくれ。オレがその場に居合わせた通行人なら、一緒にそのひったくり野郎を殴る。「悪いことをしたら罰がある」という当たり前のことをすべての大人がガキどもにわからせてやれ。
さいたま市のこの事件で、もしも怒ったタクシードライバーが少年を追いかけてひき殺しても「無罪」という判決を下すのが裁判官の役目である。社会正義を実現するとはそういうことだ。そこで「うちの子を返せ!」とほざく馬鹿親は一緒にひき殺された方がいい。そんな迷惑なクソガキを育てたのはいったい誰だ。
2005年03月05日(土) |
時速60キロで人間をなぎ倒したクルマ |
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鹿児島県宮之城町山崎の国道267号で2月21日に行われた駅伝大会の時に、応援帰りの生徒の列に後方から軽自動車が突っ込み、ブレーキもかけずに歩く生徒達を次々なぎ倒して電柱にぶつかって大破、運転者も大ケガという事故があった。生徒2名が死亡、13人が重軽傷、現在も4人が入院中である。
この軽自動車を運転していた女性は、現場近くのスーパーで買い物をした後現場に通りかかって、時速60キロ(推定)で段差のある歩道に乗り上げ、そのまま一気に暴走したのである。どうしてこんなひどいことが起きるんだ。警察では運転していた女性さんから事情を聴く予定だったが、その運転していた女性も脳出血で亡くなった。被疑者死亡のまま、業務上過失致死で書類送検されることになる。
いったい誰を恨めばいいのか。どこに責任があるのか。クルマを運転している以上、事故はつきものだし誰だって殺人者になる可能性を秘めている。だからこそ、日々クルマを運転する者は慎重にならないといけないし、もしも事故を起こしてしまったらきちっと賠償できるよう高額の保険に入っておく必要がある。オレのような事故を起こしそうにない安全運転の人間でもちゃんと対人賠償無制限の保険に加入しているくらいだ。ましてそこらのヘタクソどもには保険が切れてるなんてことはあってはならないのである。
事故現場には全くブレーキ痕がなかったという。この場合考えられるのは次の3つだ。「ブレーキが故障していた」「無呼吸症候群などが原因の居眠り運転だった」「ブレーキと思って必死でアクセルを踏みつけていた」おそらく3つ目の事例がこの事故に該当するとオレは思っている。ではなぜアクセルとブレーキを踏み間違うのか。そんな事故が毎年数多く起きているということは、これはAT車という仕組みが持つ宿命的な欠陥ではないのか。アクセルを右足、ブレーキを左足で踏む人なんかがいるからこんなことが起きるのではないか。まだ原因が特定できたわけではないけれども。
MT車では左足は常にクラッチを踏む。右足が踏むのはアクセルかブレーキのどちらかであり、それを同時に踏むことは絶対にない。35センチくらいある巨大な足なら可能かも知れないが。中学生二人の生命を奪ってしまったことの罪は償えるようなものではない。亡くなった女性がもしも奇跡的に命をとりとめていたとして、自分の犯した罪の重さを理解したならそれこそ「死んでお詫びをしなければ・・・」という気持ちになっただろう。交通事故は関わったすべての人を不幸にする。それなのに運転することに無神経な馬鹿が多すぎる。平気で飲酒運転する馬鹿。突如意識がなくなる病気なのにクルマ通勤するヤツ。運転中にタバコを吸いながら携帯電話で話してる馬鹿。考えたらひどい話だぜ。そんな馬鹿に殺されてたまるかと、オレは周囲のクルマにいつも気を配っている。
2005年03月04日(金) |
里谷多英は酒癖の悪いオッサンだった・・・ |
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里谷多英と言えば酒、これはもう間違いない。長野五輪フリースタイルスキー女子モーグルで、金メダルを獲得した際、勢い余ってシャンパンをラッパ飲みしてドーピング疑惑を起こしたこともあった。その彼女が今度は六本木で泥酔して大暴れしていたことがわかった。事件は2月8日未明の出来事である。
六本木の人気クラブを訪れた里谷多英は、泥酔して連れの若い白人男性とアツアツムードになったという。週刊文春には目撃証言として、2人が奥のVIPルームに移動し、ソファで性行為を行ったことが報じられている。さすがにみんなのみているところでそれは困るので店員が止めに入ったが、里谷多英は怒りだして大声で叫んだり、グラスを投げたほか、店員につかみかかったりしたという。
店側は仕方なく110番通報。午前3時ごろに駆けつけた警察官が里谷多英と白人男性を任意同行し、里谷はそのまま拘置され、同日正午すぎに釈放されたという。麻布署ではこの事件を認めた上で「捜査中であり、プライバシーもあるのでコメントはしません」と話している。酔っぱらって暴れるだけではなく公衆の面前でHまでしちゃうというのは普通の人間にできることではない。ここでさすが金メダリスト・・・というと、他の金メダリストたちにとって失礼である。他の方達はおそらくまっとうな市民の常識をお持ちだと思うからだ。
さて、みんなの見ているところでHをした場合、それは公然ワイセツということになるし、店の什器を破壊したのなら器物損壊罪、店員にケガをさせたなら傷害罪だ。この事件の後で里谷の関係者が店に対して壊したものの弁償やけがをした店員への治療費の支払いを申し出たという。後は店が被害届を出すか出さないかで刑事処分の有無が決まるのだが、おそらくフジテレビが穏便に済ませるためにゼニを出すのだろう。そう、里谷多英はフジテレビの社員なのである。ライブドアの堀江社長が時間外取引でニッポン放送株を入手したその朝、堀江社長のお膝元の六本木ではこんな恥ずかしい事件が起きていたのである。
さて、この後の里谷多英だが、さすがに事件直後の9、10日は「けが」を理由に練習を休んでいた。その後26日のW杯最終戦ノルウェー・ボス大会では18位と順調に競技を続けている。里谷は2003年11月に高校時代の同級生と結婚していたのだが、今回の事件が報道されたことでそっちも破局に向かうのだろうか。大開脚するのはモーグルの時だけでよかったのである。
2005年03月03日(木) |
こらキヨハラ、耳に穴あけてる場合か! |
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球界の番長こと巨人の清原和博が、両耳に銀色のピアスを装着して札幌ドームで行われた全体練習に参加した。オレは常々「耳に穴を空けるのは馬鹿」と主張してるのだが、球界を代表する馬鹿が穴を空けたことでますますオレの主張の正しさが裏付けられたことになる。
この清原の馬鹿っぷりに周囲は仰天、そのままでもぶつかったら因縁をつけてきそうな街のチンピラにしか見えない不良顔が、これでますますパワーアップである。しかも頭は丸刈り、肌は日焼けサロンで焼いて黒光りしている。小さい子供ならビビってオシッコをちびるかも知れない。それほどインパクトのあるスタイルで清原はグランドに登場したのである。
そして馬鹿の常として、そのおかしなファッションを自慢したがる。清原はピアスを周囲にお披露目して、ご満悦だったという。元巨人でPL学園の後輩でもある日本ハムの入来があいさつに来ると、うれしそうに「ピアスどう?」とニヤリとしたという。まさかそこで「馬鹿みたいですね」と本音を言えるはずもなく、入来は「怖いです…」と正直に返答したとか。以前に阪神のアリアスにボールをぶっつけた時、マウンドに歩み寄りかけたアリアスに「なんだてめえ、やる気か」と一歩も引かなかった入来の性格を思えば、この「怖いです」という発言はいかに清原の迫力が尋常ではないかということを物語っている。
この穴をあけたのは2月28日、知人の医師に要請したという。装着したピアスはチタン製の『ファーストピアス』と呼ばれるもの。3月2日の日本ハム戦からは共に4番の打順を争うライバルの小久保らベストメンバーがそろうが、試合での活躍ではなくまずピアスで清原は存在感を示したのである。どうせオープン戦が始まればどこかを痛めてすぐにリタイアするのだろう。ここ数年はフルシーズンまともに働いたことがない清原にとって、自分をアピールする方法が野球ではなくてピアスだったというのが情けない。
しかし、今年のプロ野球は不良の当たり年である。喫煙で停学のダルビッシュ、謹慎中に子作りの一場、ここに183キロでスピード違反の筒井(阪神)も加わって盛り上げてくれそうなのだ。そこでやはり球界一の不良といえば巨人軍の番長、清原以外考えられない。ピアスだけじゃ足りないから顔にパピヨンのタトゥーなんか入れたらどうだ。なんだか開幕が楽しみになってきたぜ。清原、無理しないでオープン戦を無事に過ごせよ。
2005年03月02日(水) |
彼女の手作り弁当はダメなのか? |
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東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンではお弁当の持ち込みが禁止されている。これは、施設内の飲食店が儲かるようにという工夫と、持ち込み品による食中毒などを防ぐためだという。しかし、デートの楽しみの一つが「彼女の手作りお弁当」であることは否定できない。ディズニーランドはその楽しみを最初から奪い、デートの費用を負担することが多い男性に出費を強いる、まさに「デゼニー(出銭)ランド」だったのである。
しかし、ピクニック気分を味わいたいなら他の場所に行けばいいだけのことで、お弁当の持ち込めるリゾートはいくらでもある。オレもその昔、何度かデートの時にお弁当を作ってもらったが、一緒に食べているとなんとも言えない幸福な気分になったものである。京都・宝ヶ池でお弁当を食べてからボートに乗ったりした。そんなときはたとえオレの嫌いなモノが入っていても無理して食べたのである。さすがに納豆を入れるようなオレの嗜好を知らない馬鹿女は一人もいなかったが。
さて、今季からプロ野球に加盟する楽天野球団の本拠地、県営宮城球場(フルキャストスタジアム宮城)では、観戦時の飲食物持ち込みを原則認めない方針が決まった。ナゴヤドームや札幌ドームなども同様の措置が採られているそうだ。楽天の三木谷浩史オーナーやキーナートGMは新規参入を決めた時に「ピクニック気分で来てほしい」と語っていたのだが、それはまっ赤なウソだったのである。本音は「しっかりゼニを使ってくれ!」だったのだ。
持ち込みを認めない理由として球団は、「衛生管理の徹底」「球場内売店の売り上げ促進」「ビン、缶など危険物の持ち込み防止」の3点を挙げている。持ち込む観客を取り締まるために入場時に警備員がかばんを開けてチェックする方法も検討しているという。もしも弁当を持ち込もうとする入場者がいればどうするのだろう。もしかして、その場で捨てさせるのだろうか。入るのをやめれば、入場料はその場で払い戻してくれるのだろうか。実際にどんな騒ぎになるのか予想も付かない。
オレが客なら「食い物くらい持ち込ませろ!」と狩り狂うだろう。甲子園球場のように売店が充実しているところならその名物を喰いたいと思うが、果たして宮城球場は客を満足させるだけの魅力的な店を揃えられるのか。全く看板倒れの「ピクニック気分」なんだが、もしかして三木谷社長は「売店で食い物を買う」ことをピクニックだと思っていたのだろうか。恋人にお弁当を作ってもらったことももしかして一度もなかったのではないだろうか。可哀想なお方である。たぶんろくな女と付き合わなかったのだろう。
2005年03月01日(火) |
駐車違反日本一、大阪でじゃんじゃん稼げ! |
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来年4月から道路交通法の改正に伴って駐車違反の取り締まりが民間委託される。今まで駐車違反してもさほど捕まらなかったのは警官の数が少なくて取り締まりが追いつかなかったからなのだが、これが民間業者の仕事になれば、捕まえれば捕まえるほど利益が上がるわけだから業者は必死で検挙することになる。
警察庁は2月28日、事業者を対象にした説明会を東京で開いたが、全国から約900社が殺到したので会場に入りきれずに説明会は2回に分けて実施された。集まった業者の内訳は、警備業約600社、ビル管理業約100社、駐車場管理業約30社、公益法人約40社などである。委託されるのは違法駐車車両を現認する部分で、業者がカメラで証拠写真を撮影してそれを警察に提出、違反切符の処理などは今まで通り警察が行うことになる。
駐車違反のクルマの写真を撮りまくればいいだけなら、そんなことは個人でもできる。駐車違反日本一の大阪ならいくらでも違反車両は停まっている。もし、一台撮影するごとに1000円の歩合給が手にはいるのなら、1000台撮影して一日に100万円稼ぐことも夢ではない。なんとおいしいビジネスだろうか。オレの職場の周辺路上は住民の車庫代わりになってそこらじゅう駐車違反だらけだ。一時間歩けば100台は撮影できる。
しかし、停めている側にしてみれば迷惑なことこの上ない。自分の違反写真を撮られた瞬間に出くわせば、殴りかかってそのカメラを壊すならず者や、ゼニを払って写真を買い取ってこっそりと処理しようという姑息なヤツも出るだろう。大阪とはそんな街である。
この業務の委託を受けるには講習を受けて考査に合格し、駐車監視員資格証を持つ従業員がいることが条件だという。法人は登録のうえ、入札で委託先が決まる。気になる委託費用は都道府県ごとに定め、来年4月からスタートする予定だ。
福島県いわき市の警備会社代表は「利益はあまり期待できず、社員への負担も大きいが、社会貢献できるので企業イメージの向上につながりそう」と話したという。この代表は救いようのない勘違いをしている。駐車監視員なんて存在は市民から目の敵にされ、人々から憎まれ嫌われるに決まってるからだ。警官には逆らえないから従ってるだけであって、一般人に取り締まりなんかできるわけがない。武装させてもらえるなら話は別だが。みんなに嫌われ、会社のイメージダウンにしかつながらないのである。その仕事が社会の汚れ役であることは誰にでもわかるだろう。監視員に対するいやがらせや暴行をどう防ぐのか、それをオレは心配するのだ。
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