paranoia kiss
    

猫を100匹借りてきても足りない。

恐る恐る来客用の布団を干す。

そう、明日からは君のご両親がやってくる。

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意識しているわけでもないのに、
思い出そうとしているわけでもないのに。

そんなにメジャーな場所ばかり出かけたわけでもないのに。

あの人と出かけた場所ばかりがテレビに映る。
おなかが空きすぎて、
温泉卵を4つも食べた。

もしかして、あの人のいたずらなのか。
此処のところは平穏に過ごしていたのに。

みっともないくらいに、泣きすがったのを過去にしたい。
そんな僕の決心はあっさりと打ち砕かれる。

2007年04月27日(金)



拍手を下さった方が。
よく覚えていますよ。
まだ、覚えててくれたことに感謝。
そして、癒しの言葉を紡げていない自分を恥じてます。

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冷静なときは、やらかさないのに、
感情的になると、
どうしてそうなるの!と自分に突っ込みたくなることをしでかす。

はっと出た言葉に我に返る。
言ってはいけない言葉だった。
君が夢現で感謝。

感謝するのはおかしいけれど。

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花瓶に溢れるほどあった花は、
日ごとに元気を無くし。

元気で居て欲しい胡蝶蘭のために、
少しのお砂糖を足す。

春の盛りに元気を無くす花があるのは寂しい。

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あの人が大好きだった桜の季節に
失われ行く命が一つ。

雨でなく、お天気であったことがせめてもの救い。

2007年04月26日(木)



僕は過去ばかり振り返って、
その過去が大きすぎるから
君といることはできない。と告げたとき、
それでもいい。と君は言った。

いつもストレートに近道で、
そして前しか見ていない君を
心から羨ましく思い、
そして憧れている。

僕はちっとも前を向けない。
そして、回り道くねくね〜しながら、
目標のようなものにたどり着こうとする。

この2人の違いが原因で、
諍いは起こるけれど。

言葉には敢えて出さないけれど、
まっすぐな君を誇らしく思うよ。

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下降気味の僕に
君は笑わそうと話題を振ってくれる。
それでも、作り笑いだとすぐに見抜かれる。

降参。
何もかもがうまくいかないときは、
もうこっちから謝ってしまおう。
だから、もうこのあたりで勘弁してやってください。
もし、いるのなら、神様。

2007年04月25日(水)



夕方のニュースを見ていてはっとする。
そして、目から水分があふれ出た。

あの人は、こんな時間に決して
このテレビをみていないだろう。
それでも、見ていて欲しかったと思う。

あの人と行った海の見えるバー。
オープンカフェとして紹介されていた。

間違いなく、あの場所で、
結婚しよう。と言われて、
1時間だけのバースデーを祝ってもらった。

まだあの道を走ってるんだろうか。
僕の友達を助手席に乗せ、
たいせつなものたちを後ろに乗せて。

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悔しくてどうにもならなくて、
朝からぼろぼろと泣いてしまう。

どうにもならないことは確実にある。
どうにかしようにもどうにもならないものが。

そこに僕の意思は反映されない。

2007年04月24日(火)



プラスマイナスで相殺してみれば、
やっぱりマイナスが多いかもしれない。
それに気づかないふりをして。

時間が経って、朝がくるというのは、
素敵なことで少しほっとする。

起きなくていい日に、
朝刊より早く起きてしまっているのが悲しい。

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昨日観た映画の内容が忘れられず、
うまく寝付けず、早く目覚める。

映画を見たのが、久しぶりだったからか、
内容に思うところがあったのかはわからないけど。

場所がこの部屋であったことを除いて、
君と同じ画面を見るのは久しぶりだった。

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人々が動き始めようとする気配を
どことなく感じながら、安らかな寝息がひとつ。

眠たさと気だるさを伴って、
動き始める準備をしよう。

2007年04月22日(日)



知り合った頃と違うのは、
同じ時間に同じように過ごしても、
大好きなお酒がなかったことだった。

あの頃と同じ音楽番組を観て、
だらだらと時を過ごした。

そして、郵便ポストに入る朝刊の音で、
ふと現実に戻された。

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眠い目をこすって、朝が始まる。
二度寝しようと思ったけれど、
あの頃と同じように君は出勤していった。

カレンダーを見れば金曜日。
これがあと一日遅ければ。と時間の過ぎ方を悔やむ。


2007年04月20日(金)



何度やっても同じことを繰り返す。
結局は、成長していないのか。
それとも、こういう人間だと諦めるか。

気を遣い、神経をすり減らし。
時が経つにつれて、
自分の中で歯車が狂いだす。

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そうだ、季節のせいにしておこう。
いつも春先にはこういうふうになってしまう。と。

責任転嫁は好きでないけれど、
どうにかなりそうな自分を支える為に。

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財布を空にしておく。というのは、
とても素敵なことで。
買い物に行かなくていい。
買いたいものがあっても買えない。

心の中もからっぽに。
考えなくていい。
考えられない。

2007年04月19日(木)



寝る前になって、
時々あの人のことを思い出す。

もう泪は流れなくなったけれど、
思い出しては少しせつなくなる。

あの土地で一緒にライブに行った。
そのときのCDを処分してしまったけれど、
今でも、それらの曲を携帯の着信音にしている。

そして、今では手に入らないであろう、
処分してしまったCDを
今になってまた探している。

あの頃を大切にしていたならば、
卒園式や、入学式をあの人の横に並んで、
写真を撮ったりなんかして、
経験していたんだろう。

今の自分を肯定も否定もしないけれど。
それでも、まだ思い出すんだよな。
いつになったら、心から出て行ってくれるんだろう。

今夜だけきっと 悲しいの。
明日になれば 忘れられるのに。

2007年04月13日(金)



昔、住んだ事のある街に行った。

僕が住んでいた部屋はどうなっているのか、
とても気になって、その場所へ行った。
何も変わっていなくて、
お向かいの住人もそのままだった。

変わらないことに対して、
こんなにほっとしたのも久しぶりだった。

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とてもはしゃいで動き回った休日。

筋肉痛が2日後にやってくる。
身体は正直で、
確実に老いている。

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春になったら行動に移そうと思っていたことがある。

やかんを買い換えて、
そして爪を春色に。

頭の中で、まだ迷っている。
春が過ぎてしまいそうだ。


2007年04月09日(月)



脳内、身体ともに、
フル回転しております。

現実世界では、どもり、
そして、この世界ではタイプミスを繰り返す。

正常復帰まで暫しお待ちを。

2007年04月06日(金)



やったところで認められないから、
やらないでおこう。ということができない。

そのくせ、報われないと悲しくなる。
それはやはり、何かの見返りを期待しているからだろう。

目指すべきところはまだまだ遠い。
何時になれば、指先だけでも届くのか。

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新年度になり、
似合わない場所に君は出かける。

おでかけでもないのに、
小洒落た君に噴出す。
汗を拭きながらみんなのまえで、
何かしらの言葉を発しないといけないらしい。

一度、この目で見てみたいものだ。

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あの人とわんこと。
花冷えのする日に公園へ出かけた。

今年は花冷えのしない日に、
全く違う公園に出かけよう。

いつも桜が咲くと思い出す。
美容院へ行ってすぐ、あの人に会った事を。

2007年04月02日(月)



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