Out of Blue
dabaya



 トゥクトゥク

今朝の目覚めは昨日の漁飯の後味さえ残ってなけ
れば実にすがすがしい。

ツイン部屋だったの布団の取り合いも無いしな。

チャックアウトが12時だったのでのんびり今日
の予定を決めるがいまいちやりたい事が見つから
ない。

まぁ適当に街をぶらぶらして歴史博物館でも見に
行くべってなって約6キロ離れたところまで徒歩
で行こうと試みるが途中暑さでダウン。

それにトゥクトゥクのドライバーが営業をしかけ
てきたのでついでに尋ねると歴史博物館は土曜、
日曜は休館って事が判明しとりあえず予定を断念。

なんだかんだトゥクトゥクドライバーに営業され
三輪車にも乗ってみたかった好奇心から一人10
バーツで4〜5箇所の寺を回る観光を頼むことに
する。

それにしても大渋滞の中すいすいすり抜けて走る
トゥクトゥクは軽快だ。2ストロークの排気ガス
が強烈だけど、日本じゃ味わえない乗車感覚。

まぁなんだかんだいって約4時間近くも観光案内
させて2人で20バーツ(約60円)はあまりに
気の毒だったので倍額払ってあげたけど、多分あ
の運転手は思わぬ観光客拾ってしまったと思った
ろうなぁ。

そのあと残された時間は通勤船乗ったり、おみや
げ買う為にあちこち移動して結局あっけなくバン
コク滞在は終了。

夜の11時30分の成田行きに乗ってあわただし
くバンコクを旅立ちました。

なんた後半はかなり手抜きの内容ですが、まぁ全
容はなんとなく見えたでしょ?

本当はトゥクトゥクドライバーと友人との確執が
かなり受けたんだけど、完全な内輪受けなので、
書きません。w

感想としてはタイはまた来てみたい国のひとつに
はなったけど、当分はお腹いっぱいです。

なんせこの日記を書いてる現在やっとお腹の調子
が良くなってきたもので…

単なる下痢と思いきや、友人もまるっきり同じ時
期からお腹の調子を壊してやがった。w






2002年06月22日(土)



 バンコク

いや〜昨日は疲れた。あまりにオプション
付けすぎて疲労はたまったが金は無くなった。

はっきりいって贅沢しすぎた。ってことで、
今日の午前中を最後にプーケットを旅立つの
で最後の贅沢、タイ式マッサージを約4時間
かけてやりました。(おい!)

気持ち良かったけど、ちょっとぼったくられ
た感あるんだよなぁ…。

午後にはもうバンコクに到着してるはずだし
気分よく後にしようっと。

ってことでガイドのティムさんとも気持ちよ
くお別れして、いざバンコク行の飛行機に搭
乗。

約1時間半でタイの首都バンコクに到着。
アマリウォーターゲートホテルに夕方にチェ
ックインしてすっかり疲れてしまったけど、
じっとしててももったいないのでホテル周辺
を散歩。

近くに伊勢丹があったので、行ってみた。
日本の伊勢丹とはやっぱ高級感は劣ってたけ
ど売ってるものはやっぱ質のよいものが多か
った。そういえば伊勢丹の前の広場で大画面
でW杯サッカー中継がやってたんだけど凄い
数の人々がクギ付けで観戦してた。
タイ人はサッカーが大好きらしい。

この日はあまりお腹も減ってなかったので、
伊勢丹のスーパーで弁当を買ってホテルの
部屋で食べた。が友人が買った魚の匂いが強
烈に臭くてさらに強烈に辛い得体のしれない
弁当はさすがに食えなくてほぼ全部捨てた。

俺もチャレンジしたが、まともな臭さじゃな
い。おまけに辛さも半端ではない。

その後次の朝まで胃のむかむかが続いた。

その後暗くなってからホテル8階にある屋外
プールに軽く泳ぎにいって運動して、この日
は部屋に戻って風呂に入った。

風呂の水はやっぱここでも濁ってた。
日本の水事情はやっぱ良いんだなぁと再認識。

俺はその後日本に国際電話をかけてから寝た。

もったいない過ごし方だったかもしれないけど
バンコク着いた途端疲れがどっときてもう観光
はどうでも良く思えてきたんだよなぁ

さて明日は何するべ…













2002年06月21日(金)



 コーラル島

友人から布団を占拠して安眠できたせい
か疲れもとれ気分よく目覚めた。

ホテル内を往復してる路面電車風のバス
に乗って朝食を食べにレストランに行く。

朝食ももちろんバイキング。

昨夜あれだけ食べたのに、衰えを隠さない
食欲の俺等。

この日はホテル近くの港からボートに乗っ
てコーラル島ってとこに泳ぎに行く予定だ
ったので体力の消費を考慮に入れて栄養を
過剰?摂取。

天気も晴れてくれたので絶好の海水浴日。
ガイドさんのティムさんと朝食後ロビーで
合流して、さっそく車で港まで移動。

サンダルを持ってこなかった友人はそこの
港でサンダルを購入。後でわかった事だけ
どボートに乗りこむ時、ひざ下ほど海に入
ってから乗りこむので、靴だと濡れてしま
う為、ここで買っておいて良かった。

何人かの観光客と同船し(見た所日本人と
中国人ばっか)約10分ほどでコーラル島に
到着。

ビーチに着いてさっそく海に入って軽く泳
いでみたけど、雨季のせいで海は西伊豆レ
ベルよかちょい綺麗くらいだったけど、魚
が大量にいたのは驚いた。

しばらくして今日のイベント第1号のパラ
セーリングの集合のお呼びがかかる。

ボートで隣りのビーチまで移動して、予め
準備してくれてた現地スタッフの指示に従
い何故か俺の友人がトップバッター。

着陸の時の指示をへたくそな日本語で教え
てるが、客観的に見て教え方が一方的で、
絶対に一言足りないと思ってたが、案の定
友人は掴むべきロープを勘違いしてしまい
着陸後にゴリラとマントヒヒの合いの子の
よな現地スタッフ親父に怒鳴られてしまった。

俺はその光景を笑ってみてたが。

それにしてもパラセーリング面白かったん
だけど挑戦者人数が多かった為か飛んでる
時間が短すぎ。めちゃ気分良くて面白かっ
たけど、5分にも満たない空遊だった。

しかしこの時からずっと一緒だった日本人
の女の子2組と関西から来たっぽい3人組
の女の子。中国人の若者男女5人いずれも
個性派ぞろいで笑えた。

って俺等二人もかなり浮いてる存在ではあ
る…なんせ野郎2人だからな。

俺と友人が特にうけたのが、中国人の団体。
男3人と女2人だったんだけど、男2人は見
た目は普通なんだけど、海水パンツ(この響
きにまさに値する)が20年前の小学生がは
いてるような丈が短いぴちぴちの紺の水着。
もし今日本でこのパンツをはいて堂々と湘南
の浜辺に登場したら俺はそいつに座布団10
枚を与えるね。

もう1人はガリガリなんだけど、いっぱしの
「どうだパンツ」肌の色も真っ白で完全なガ
リ勉タイプ。で極めつけがこの3人の中でも
一番ガタイも良くて目立ってる年齢不詳の彼。

快晴のコーラル島、青い珊瑚のビーチにさっ
そうと現われたその姿に違和感極まるいでたち。

俺 「奴はなんでプール帽をかぶってるんだ?」

友人「あのプール帽に対して仲間が誰も突っ込
   みを入れないのが脅威ですな」

友人「自身の抜けの汚染度の認識の違いだな」

俺 「…」

まぁ冗談はともかく1人だけプール帽をかぶっ
てたのには恐らく何か事情があるのかもしれ
ないしあまり突っ込むと差別になるのでここ
までにしとこう。

と思ったんだけどこの後俺等は体験ダイビング
もやるんだけど、その時も彼等中国人と一緒だ
ったんだよなぁ。酸素マスクの使い方のレクチ
ャーを俺の目の前で受けてたんけど、プール帽
をかぶって水中メガネをつけて酸素レギュレー
ターを口に含んでスゥーホースゥーホー練習呼
吸してる姿は海の怪物カリブゾンビかはたまた
海坊主のようで見るものの瞳孔を開かせる。
あんまり笑ったら失礼だって?

ダイビングスーツにプール帽ですよ?
笑えるつ〜の!

簡単な講習が終わり俺と友人は1人のタイ人の
インストラクターについてもらい別々に海の中へ

内心俺は思う。
  
「良かった〜あの海坊主と海中で遭遇したら
 呼吸が乱れて溺れかねないからな」

さて3人で海に入るなり教官(インストラクター)
は俺と友人の互いの手を握らせて離さないよう
に指示をした。なんか男同士手を繋ぐってのに
抵抗を感じたが言われるままにするしかない
ので互いに手を繋ぐ。海中深くなって足が着か
なくなってようやく潜水開始。

しかしここで問題が…俺のメガネに海水が少し
入ってしまったのだ。水抜きのやり方は、講習で
聞いてたので右手を教官に握らて左手は友人と握
らされたが教官に何気なく手を離してくれと合図
し、そしたら教官も俺のメガネに水が入ってるの
に気づき水抜きのやり方を俺の目の前で実演して
くれる。

俺「ぶくぶくぶくぶく」(わかってるから俺の手
  を早く離してくれ水抜きさせてけろ!)

すぐに講習で教わった通り水抜きをするとなるほど
うまい具合に水って抜けるもんだなと実感。
教官がグー?とサインで俺に合図を送ってくる。
恐らく「うまく水抜けたか?」と言ってるに違いな
い、すぐグーサインで無事に抜けたと合図を返す。

しかし右に教官左に友人で間に挟まれた俺は両手を
二人に繋がれてる為に泳ぎ心地がいまいち。

しかも教官は俺からさらに深いとこに潜行しようと
している、にも関わらず友人は俺の左上空?にいて
中々沈んでこない。俺の身体のねじれ剛性は限界に
達しようとしていた。

サンゴ礁がある海底に到着して身体の体制を立った
姿勢にし、足を完全に海底に着いたのはいいが、友
人はどうにも浮力が働いてるらしく海面に浮かびた
くない一心で手をひらひら下から上に一生懸命スク
リューのように動かしてるでないの。

その姿があまりにおかしくておもいっきり笑ったら
ぶくぶくぶくっという俺の吐き出した呼吸があまり
に勢いがあった為メガネに隙間が一瞬開いてまた水
が入ってしまった。

つい1秒前までニコニコだった俺は海低5メートル
だったこともあり真面顔に変貌。

また教官が俺のメガネに水が入った事を察知して水
抜きに実演をして見せてくれる。

俺「ぶくぶくぶく」「わかってるちゅ〜の」

教官の実演のやり方がオーバーで見てるこっちが
笑ってしまいさらに事態が悪化する危険性あり。

しかし今度はメガネの左のほうが半分弱水が入っ
てしまってる為、目も塩で痛い。
こんなに沢山水が入っても水抜きできるのか?と
疑問に思いつつも何とか思いきり鼻で「ふん!」
と息をすると簡単に水が抜けた。
トレビア〜ン。

するとまた教官はグーサインで確認を求めてきた。
すかさず俺もサインを返す。

しばらく潜水してると友人も慣れてきたのか、俺
と手を握ってても違和感を覚えない位置に居れる
ようになったようだ。

サンゴの付近で教官に貰ったパンをゆっくりばら
撒くと魚の群れが辺り一面に群がる。

捕まえたいという衝動を我慢し約30ちょいの体
験ダイビングは無事終了。

さて次はバナナボート。俺と日本人2人の女の子
と3人を乗せて出動。友人は疲れただとかで砂浜
でお留守番。それにしてもバナナボートは面白か
った。時間もサービス精神旺盛だったのかかなり
長い時間だったし、パラセーリングと同じ値段だ
っだ事考えると絶対こっちの方が面白い。

ボートの人にカメラを預けてたので何枚か写真も
撮ってもらったのはいいけど、勝手にカメラの設
定いじらないでくれ!パノラマ設定になって現像
台余計にかかったじゃないの!

午前中のイベント尽くしでお腹も減りビーチのレ
ストランでタイ料理のランチ。

天気も良くなる一方で最高。日焼け止め持ってき
たんだけど、塗るの忘れててもう手遅れだった。
肩がひりひりしてたもんな、この時点で。


さて昼を食べ終ってから少し休みそして帰りのボ
ートがくる2時半まで軽く泳いで本日の海水浴は
終り。

この日はその後、銃を撃ちにいって象に乗って、
オカマショー見てのイベント三昧だった為、疲れ
果ててホテルで爆睡。

なんか後半かなり手抜きの内容ですが、許して下
さいまし。















2002年06月20日(木)



 プーケット

タイのプーケットに行きました。過去系な
のはもうとっくに日本に帰国してるからで
あります。

雨季シーズンの為か値段もリーズナブルだ
ったので韓国に行く計画を断念、10日前
に行き先をプーケットバンコクに変更とい
う突貫。

早朝6時に成田に到着し民間Pに車を止め
ていざ空港へ。しかしまだ出発時間まで時
間がありすぎるのでしばしぶらぶら。

W杯のせいか外国人が大勢いた。
この時はまだ韓国がベスト8にすら行ける
とは思ってなかったのでやっぱ韓国には行
かなくて良かったと後ほど思った。

まさかベスト4まで行くとは…。

タイ航空でam10時出発が25分遅れで
出発。

海外の航空会社を利用するのも初めてだっ
ただけに少し不安だったけど機内サービス
は十分行き届いてて満足できるものであっ
た。

タイカレーは俺のだけが特に多かったのか
知らないけどやたらいっぱい鶏肉が入って
た。甘味と辛味がうまく混ざってて旨かっ
た。

現地時間の15時半にプーケットに到着。

空港外でツアーガイドと合流して今日と明
日の二日間宿泊するホテルエバーソンプー
ケットにトヨタハイエース改に同乗。

雨季だったけどこの日はすでに雨は止んで、
曇り空だった。それにしてもバイクが多い。
2ケツも多いし3ケツも多い。中には子供
2人を乗せた夫婦の4ケツも見かけた。
もちろんノーヘルだからこの時点で異国に
来たことを実感。

1時間ほど島を空港から南下してホテルに
到着。

部屋はカップルには最高のロケーション。
だんまりして連れ人とホテルの周りを散歩
してみる。ヤシの木と整えられた庭、ビー
チ周辺にあるプール、どれもパンフレット
でしか見た事のない風景…。

俺は強く思った。

野郎二人で来るべき場所ではなかったと。
部屋のベットは豪華なダブルベット…

まぁとにかく今回は初めての海外、長年最
初の海外は一緒に行こうといい続けた仲で
もあった訳だし、当初は韓国だったのを値
段的コストパフォーマンスから急遽プーケ
ットに変更したことからまさかこんなにも
カップル向けのプランと知らなかったので
致し方ないと開き直る。

散歩を終えて腹が減ったので夕食をホテル
で済まそうと出来ない英語で場所と値段を
問い合わせるが話しをややこしくするだけ
ややこしくて、最後には「sorry, sorry,
sorry」とひたすら謝って電話を一方的に
切る。

なんとも情けない俺等であったが、異国に
来たことによる不便さを思い知った瞬間で
もあった。
しばし沈黙の二人。

ガイドさんがくれたホテルの案内図があっ
たのを思い出したのでそれを見ながらレス
トランを探しあてて、ウェイターが指示さ
れるがまま、意味がわかったような振りを
して席に着く。

見たところバイキング形式のようなので一
安心。これなら注文しなくて住むし心置
きなく遠慮なしに食べられるってもんよ。

腹いっぱいタイ料理を食べて
少しだけあの独特の香辛料の味と何かにつ
けて香ってくるココナッツ風味に少し気持
ちなったが、慣れてないせいだと言い聞か
せやせ我慢。しかし友人は案の定俺より先
にこの風味にギブアップ。けど全体的には
凄い美味しかったんですよ!?誤解なさら
ぬように。

この日は部屋のテレビをつけたら偶然WR
Cラリーがやってたのでしばらくボケ〜と
見て、それからシャワー浴びてから速攻で
寝た。ダブルベットでですよ。トホホ

ちなみに俺は寝るときは掛け布団はうざく
てすぐ剥いじゃうんです。けど寝てる間に
気づかずに全部の掛け布団を丸まって占拠
してしまうというタチ悪い習性があります。
布団を芋虫状態で占拠するために占拠され
た人は俺から自分の掛け分を奪還するのに
かなりの労力が生じます。

朝になって俺が安眠してると、となりで

「1人で占拠してるんじゃないつ〜の!」
と友人が奮起して布団を取り返しに来まし
た。そのセリフがあまりにお決まりだった
ので俺は思わず受けてしまった。

わざとじゃないし、気づかない内にやって
る事だからしょうがないべ?

許せ!てかこれからは俺とペアで寝るって
事=掛け布団は無いと思いなさい。

さてここまで思い出しながら書いてるけど
なんせ日が経ってるからな…頑張って思い
出して明日分も書きまする。

2002年06月19日(水)



 ユーザー車検

さて今日は朝から大変だった。
車検の為にノーマルドアミラーに戻す作業
を午前中やってしまおうと作業開始したら
最悪の事態発生。

社外のミラーを外そうと3つのネジの1個
を思いきりなめてしまった。
「しまった」っと思った時にはすでにネジ
山は完全にちぼう!><

その後ドライバー小、ドライバー大、マイ
ナスドライバー、プライヤー、ラジオペン
チ、ニッパ、はたまたウォーターポンプラ
イヤーなど俺の持ってるあらゆる工具で1
時間弱近く苦闘するもネジは原型をとどめ
ない程に変形するだけして、びくともせん。

「やばいミラーが元に戻せないなんてま
るっきりの計算外の事態。」

車検は午後に予約を入れてるのでまだ時間
的には余裕がある。

しかし、このネジ山の状況は、これ以上時
間を費やしても打開策0%。

仕方ないので、もうプロに頼むしかないな。
ここのところ何年もあまりお世話になって
ないRSアイザワに苦しい時の神頼みのT
elを入れた。しかも毎回儲けにもならん
仕事ばかりお願いしてるような…w

快く長南さんは、この難仕事を引き受けて
くれた。さっそくアイザワに車を持って行
きボルトの状況を見せると最初は簡単に外
れると思ったのか俺と同じペンチを持って
きた。しかしネジは回るけど、一向に緩ま
ない…結果から言うと20分程あらゆる工
具を総動員してかなりの苦戦。

しかしさすがプロ電動工具でネジを焼き切
る荒作業にでてネジ外し成功。


俺はノーマルミラーをその場で付けると、
長南さんに金が無いからユーザー車検に自ら
行く事をしこたまアピール。
今の俺にとってはお札3枚以上はちょっと痛
い出費だっただけに、悪戦苦闘のすえなんと
か解決した作業だったので実際どれ程の工賃
を取られるか、心配。不安げに聞いてみると
「仕方ねぇ〜1000円でいいよ」
と言われた時はホッっとしたというかにんまり…。
実際あの作業俺1000円でやって?って
頼まれたら俺は断るがね…



ミラー問題が解決したとき昼の12時過ぎ
だったのでそのまま相模陸事に向えば13
時には余裕で間に合いそうだ。

無事13時前に到着して継続検査用の用紙
と重量税と検査料印紙を買い、その後すぐ
滞納してた自動車税も払い、予約番号の確
認に行く。

確認が取れたらさっそく自家用を検査コー
スに並べた。さすが前日に予約ができるの
が納得できるほどのガラガラ状態。

ユーザー車検+検査官=業者より用心深く
車がチェックされる

のを防ぐ為なるべく手馴れた作業で向こう
が指示する前に全ての合図検査を終了し、
クラクションも大きめに鳴らしたのが正解
かわからんけど、右のリアタイヤのスリッ
プサインは気づかないでやんの。

俺の中でここを通ればもう車検なんて終わ
ったも同然よ〜っと思ったが甘かった。

ブレーキ、スピード、排ガス、下周り全て
合格だったのにライトだけ「×」

検査官にどの程度狂ってるか尋ねると、左
右上に向きすぎてるとのこと。

これを聞いた俺はひらめいた!

多分トランクにJAMから借りた万が一の
交換用に持ってきたタイヤ2本と1.5ト
ンジャッキが原因だと。

さっさとトランクの荷物を下ろしてすぐに
再検へ…

俺「ライト再検査なんですがお願いします」

検査官A「はい、わかりました〜」



…検査中

ライト光軸測定ロボかなり考え中…

俺「荷物が下ろしたし大丈夫」



…しかし無情にも測定ロボの決断は


右ライト「×」  左ライト「○」


「惜しい〜><」

右が駄目なんか!!

こうなったら仕方ないドライバー調整のみ!
俺はさっさとコースから車を出して適当に壁
があるとこに車をつけてライトをハイビームに
して、調整開始。何人かの親父が、「そんな
適当で平気なんか?」と言わん目でこっちを
見てるのがちょいプレッシャーだ。

「右側は上向きって言われたからな、下に調整し
たはしたけども、計測機械なしで適当ヤマ勘だ
けど、今まで何度もこのやり方で車検を通して
きた俺の事だ、今度も無事に行くさ」と楽観視。
それもこれも陸事周辺の予備検査場にライトの
光軸調整に3000円取られるのがしゃくって
のが一番の動機。


無事に調整できたと思いこみリトライ。

俺「またライト再検お願いしま〜す」

検査官A「いいですよ〜」(まだニコやか)


…検査中


右ライト「×」   左ライト「○」


俺「うぉ〜まじかよ?まだ足りないのか?」
こうなったら何度でも調整してやろうじゃね
〜かと思いさっさとコース外に車を出して、
適当な黒い車がいたのでそいつを壁替わりに
再び光軸調整…

「問題は右だけだからな、左は調整しなくて
良いから楽勝だ」と思い

まだまだ楽観視の俺。

再びリトライ

俺「ライト再検またなんですが、すみません」

検査官A「調整したの?」

俺「はい一応は…」


…検査中


右ライト「×」  左ライト「○」


俺「おいおい優しくしてくれよ?測定ロボ」

もう頭にきた!5コースは止めた。
次はコース変えるべ。

一応コース外に出してまた同じセッティング
だと落ちる可能性が高いので少しだけ調整して

再度チャレンジ!

俺「すみませんライトの再検査なんですがお願いします」

検査官B「わかりました〜どうぞ」

前と同じ検査官は嫌なので隣りの3コース
に移動。本当は左ライト○が出てる5コースが
良かったけどさすがに3度も同じ検査官に車体
番号確認するの恥ずかしいっす。


…検査中

右ライト「×」  左ライト「○」


俺「おいおいおいおい!もう後がないんだよ」
さすがにこんなに空いてるとはいえ何度も
再検入るとこを何人もの検査官に見られてる
都合上、いいかげん受かってもらわないと、
やばいよ?俺てか恥ずかしいです

心の中のもう一人の俺が「予備検査場に金を出
して直してしまえよ?たかが3000円だべ?
と誘惑思考が襲ってきたが、もう1人の俺が

「それなら最初から通してたほうが良かったべ?
すでに4度も落ちてるんだぞ!こうなったら意地
でも受かってみせろ!」と…自分自身で意地の張
り合い。

ここでもなんとか自分の勘に頼ったライト調整
を試みるがすでにどれをどの位回せばどうなるか
さっぱりわからなくなって完全に適当調整。

10分くらい休憩を入れて気持ちを落ちつかせて
から再再再再再チャレンジ。

また5コースでいいやと思ったけど、4コースが
今なら誰もいないよ状態だったんで4コーススルリ
と入場。

俺「いや〜おかしいな〜(ボソボソと独り言でごまかす俺)
  再検お願いします」(またこいつかい!) 


検査官A「わかりました。ライトですか?」


俺「あ、はぃ〜」(確認するな!ボゲッ)

後は無い!!ここまできたらもう駄目だ日を改めるか、
予備検査場で金払って直すかしかねぇ〜



俺「4コース測定ロボ頼むぞおい」



…検査中



右ライト「×」  左ライト「×」







おい!


なんで何も調整してないさっきまでずっと○だった
左まで落とすんだ?!

俺はこの判定が自分に有利になる判定だと
ある悪知恵を思いつきました。
検査機器によってこんなにもいいかげんな判定を
下すのはおかしいんじゃないの?と検査官に掛け
合ってなんとか合格印を貰おうと思いついたのだ。
(あさはかと言わないで)
さっそく有効印をくれる検査官Cの窓口にいって
左ライトは最初以外ずっと「○」だったのに何故
4コースだと「×」になるんだ?機械おかしいん
じゃないの?と言い放つと、検査官C

「う〜んそうだね〜それは困った。おかしいなぁ〜」
と少し弱気な応対。
よっしゃ〜!!
いけるかもしれん、もうちょい押し通せば
「仕方ない今回は…」
ってな感じで合格印くれるかな??と期待したのに…

検査官C「じゃあ改造ラインの1コース行ってみて」

俺「は、はい」

もう次落ちたら完全に予備検査か日を改めないと
ちょいコース入りづらいよ…トホホ

しかしよく考えたら1コースは昔仕事でやってた
時も判定が甘い気がしたのを思いだした。

検査官Cもそれを知ってそう言ったに違いない
と思いさっそく1コースへ。

もう調整してもドツボにはまるだけだからなんも
調整しないで4コースで落ちたままでコースイン。

すると


…検査中


右ライト「○」  左ライト「○」


…俺「なんだよこれ…」

俺の5度も落ちたあの時間はなんだったんだ。

実にあっけなく「○」が出やがった。

多分俺の見解だと1コースは改造車専用だから
色んな形状の車がくる関係上絶対に検査の許容
範囲が大きいに違いない!!と悟ったので次回
からはライト落ちたら最初から1コースで再検
受けよっと。



しかし来月の13日に車検切れなのに、約1ヶ
月まるまる前に車検を通し終るなんて気分いい
ですなぁ〜


ちょっと過去にない悪戦苦闘だったが、せこい
考えの勝利だ。(ただ単に貧乏なだけだが…)
おかげで70000円以内で収まったし、めで
たし めでたし。

これで心おきなく「雨季真っ最中のプーケット島
に何故に今泳ぎいくだ?ツアー」が楽しみになっ
てきたってもんだ。

ちゃんちゃん










2002年06月14日(金)



 下準備

またまたサボってたっす。

忙しくて更新する暇がありませんでした
…というのは嘘です。

さてと久々の日記は何書くべかな…

そうだ。

明日が休みになったので陸運局に車検の
予約を入れたんです。

ユーザー車検に必要なものを過去の経験
から思い出しながら準備開始。

以下は車検に必要な書類を参考までに挙
げます。

車検証

自賠責保険(車検1ヶ月前に受ける場合
古いのと新規の保険証)

自動車税納税証明(俺は滞納してるので
車検日当日に支払ってから証明印を押し
て貰う)

継続検査用紙(当日現地で30円で買う)

定期点検記録簿(整備は後整備可なので
前整備をわざわざしてなくれも大丈夫)

印鑑

重量税(現地で購入)

検査費用(現地で購入)

自動車税はいつもねばって?9月まで払
わないんだけど車検の年は仕方ないので
明日陸事で払わにゃならん。><
(すでに1ヶ月以上滞納しとるが…
車検とダブるこの出費は痛いっ!)

自賠責保険はコンビニでも陸運局周辺の
代書屋でもいいんだけど、お世話になっ
てる知りあいの保険屋に入る為、明日持
ってきてくれるように電話を入れた。

24ヶ月点検は車検後でもいいのだけど
次回の時の為にも俺が整備した事になっ
ている嘘の整備記録(実は整備なぞなん
もしてない)を整備したのごとく偽証。

さて困ったことを思い出した。
タイヤが1本だけスリップラインが出と
るんだった。

恐らく検査官は1本だけなので見逃すだ
ろうけど、万が一でもタイヤの山無しで
落とされるのも、しゃくなので、ここは
めんどうでも万が一の為、同じ車に乗っ
てるJAMに電話して使ってないタイヤ
を2本借りた。

あとはドアミラーを社外のにしてるんで
それだろ可変しない都合上ノーマルに戻
さないと駄目なので倉庫に取りに行った。

そんなこんなで車検一日前にドタバタで
下準備完了。

検査でひっかかるとすれば、ヘッドライ
トの光軸が以前いじった関係でずれてる
可能性があるくらいかな…

まぁなんどかなるでべ。


明日は相模陸事に出陣じゃ〜

無事ストレートで受かりますように…


2002年06月13日(木)



 衝撃波

物事には知らなくて良いことが沢山あります。

知ってしまったがばっかりに、うまく行かな

くなることが多々あります。

そんなこと「わかってる」とあなたは言います。

僕の人生はつねにそんな状態だったような気がします。

だから僕も「わかってる」はずだったんだけど…

檻の中からじゃ何も見えないんです。



2002年06月04日(火)
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