Desert Beyond


Desert Beyond

		ひさ

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■　6:13am

ダメだ寝れない。
朝に大学に行くことを考えると寝れない。
何言われても言われなくても
こないだのがトラウマになってて
あの数時間後にある程度吹っ切れたと思ったけど
やっぱりそうじゃなかったみたい。
引越しの手伝いを研究室の男で可能な人は
できれば朝９時に来て欲しいと
研究室の秘書の人から一昨日メールが入ったが
申し訳ないけどそれにも行けない。
さっき携帯の電源切った。
電話をかけられるのが嫌だからだ。
メールも見たくない。

僕はこのまま終わらないし
終わるほどの事じゃないのもわかってる。
でもダメージが大きい。

僕は理屈人間で客観的にジャッジできる方だと思う。
決して同情を買うために書いているわけではない。
めげたフリをしてるだけじゃないのかとも考えた。

でも怪我をしたら治るまでに少し時間がかかるように
きっと心の怪我も治るまでに少し時間がかかるんだと思う。

2007年03月22日(木)

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■　衝動温泉

フランスのスパイダーマンが
マレーシアのツインタワーに登ってて
結局はつかまったというニュースを見た。
登らせてあげればいいのになぁ。

昔綱渡りの名人が高層ビルなどを結んだ綱を渡って有名になり
色んなところに張った綱を渡った。
今はなきアメリカのツインタワーを綱渡りしたときかなぁ
ちょっと忘れたけどどこかの綱を渡ったとき
よろめいて落ちてしんでしまった。
というような話を読んだことがある。
事の真偽は定かではない。

脈絡もない話だが僕は日食月食の類に全く興味がない。
星やら月やらは好きなくせにそればかりは冷めているのだ。
何故なのかは自分でもよくわからない。

友達の長風呂をしたという日記を読んで
ぼーっとしてたのが23時ごろ。
　　　　　　　
　　ぼぉ～
　　　　　　　　　　　ん！！！

といきなり温泉に入りたくなった。
２分くらいで温泉を検索して、その２分後には家を出た。
北条のシーパスっていう温泉に行ってきた。
24時札止めだったが23時半に着いてゆっくりできた。
時間も時間なのでほぼ貸しきり状態。
露天へのドアを出ると下方には
砂浜と打ち寄せる波が見えた。
誰も外にいなかったので、波の音がよく聴こえた。
ぶちこわしなのは何故か流れていたイージーリスニング。
波の音だけ楽しませて欲しかった。でも満足。
遠く海の闇には幾つか船の明かりが見えた。
赤や黄色の光が波音をバックにゆっくりと闇の中を動く。
人の少ない静かな温泉ていいなぁ。

たまにはこういうのもいいな。

2007年03月21日(水)

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■　あおき

青木の家はパン屋だった。パン屋といっても焼いた傍から小売りするようなパン屋でなく、学校の購買部に卸すようなパン屋だ。同じ部活だったということもあり、あの四角い家にちょくちょく遊びに行った。遊んでいると西日が橙に射す夕方、青木のおばさんは業務用トレーに入れて様々なパンを持ってきたものだ。食べないとどうせ捨ててしまうので食べるだけ食べてしまいなさい、と言った。おかずパンもあれば甘いパンもあった。青木はパン屋を継ぎたいという気があるようには思えなかったが、青木のお父さんはそこそこ継いでもらいたいようだったように思える。青木は「妹が継ぐんじゃないのか」と人事のようにぬぼっと言った。その青木が今どうしているのか僕は知らない。あの四角い家が四角いままであるのか、あの家の横にパン工場が依然として建っていて朝はバターの匂いが漂うのかどうかも知らない。

「自分に同情するな。自分に同情するのは下劣な人間のすることだ」
と永沢さんは言った。

明日は春分の日で休日だと夜に知った。
休みでよかった。

2007年03月20日(火)

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■　Am I O.K?

I don't know...

今日は最悪だった。
朝一で先生の部屋に行くもダメ出し。
午後１時からの研究室引越しのバイトがあったが
その前にまた持って来いと言われ
何も食べないまま睡魔に襲われつつもやって持っていくと
今までにないくらい散々怒られまくりました。
ものには限度ってもんがあるわけで
僕の中の限度を超えちゃったよ。
普通の大学生の年齢だったら逆ギレしてたかもしれん...。
正直あまりにもボコボコにされて
その後やるはずの引越しバイトなんてどうでもよかった。
人と触れること自体が苦痛なくらい気持ちが落ち込んで
そのまま帰ってしまいたかった。
数分間、屋上に通じる誰も来ないドアの前でうずくまった。
バイトを一緒にしたのは研究室の男３人だったので
それぞれが今までに色々厳しくやられてることもあり
少し話を聴いてもらいつつ同意してもらいつつ。
　　　　　　　　はぁ。
怒るのもいいけ育てるのに効果的な怒り方をして欲しい。
限度を超えると前進するための力にならないどころか
人としての心を痛めつけられるだけだ。

2007年03月19日(月)

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■　ひとり言 /

久しぶりに未明に未明の日記を書く。
やることを進めなければ
いつまでたっても寝れやしないんだ。
それでもこんな時間だからこそ
何か書きたくなってしまうんだ。
何かを書かずにはいられなくなって
どうしても心のもやもやを
文字にする衝動に駆られてしまう。

夜更かしをすると三文得をすることはなく
ただ街も眠るこの静けさの海の
底の柔らかい砂地に
じっと腰掛けることができるだけ
となりの部屋の誰かとか
となりの街の誰かとか
となりの県の誰かとか
その寝息が聴こえてくるようで
そんな事を想うと切なくなる未明です
どこかの国では水運ぶ人
羊の群れと歩く人
市場の帰り、トマトをかごに空を見る人
僕らの国の皆さんは
みんな眠っているのでしょう
優しく明ける一日を夢見て
ふわふわのまるまったねこのように
あったかい毛布にくるまって
みんな眠っているのでしょう

No.2 in E flat major, op.9 No.2

あぁ。ねむい。
眠れることなら眠りたい。
最近パスタを茹でていないという事実。
親子丼の番組がやっていて
それを見てしまった影響。
どうしても食べたくなってしまったのだ。
ねぎは８センチ程に筏のように切り
それを薪を割るかのように半分に切る。
さらに幅広の千切りにする。
ねぎは卵を入れる１分程前に入れるのさ。

世界が眩しいほど
海は濃い青に光る。

カーテンの山のこちらは光で明るい。
カーテンの山のそちらは影で薄暗い。

2007年03月16日(金)

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■　香りと影

午後２時半。
今日は寒い寒い雨の日だなぁ。
そんな事を思い外を眺めながらごはんを食べていた。
テレビのチャンネルはＮＨＫだったが
松山の城山という言葉が流れて目を移すと
雨にぬれる城山が映っていた。
それから色んな地域の今の映像が流れる。

広島尾道千光寺公園も雨。この街と一緒で寒いんだろうな。
岐阜県の新穂高は雪景色だった。
栃木の中禅寺湖からの眺め、山の峰には雪が見える。曇り。
岩手県釜石は晴れ、海は深い青。街には陽があたっていた。
北海道礼文町も晴れ。遠く見える雲が向こうで雨を降らしていた。

あの山の向こう斜面はみかん畑だ。
連なる低い山の高い場所を選んで鉄塔が立っている。
電線は尾根を直線で結ぶ。
山は雨で薄くけぶっている。

どこかで小学生が奇声を上げている。
ストレスかね。

天気予報がやっている。
昨日札幌では70センチくらい雪が積もったんだって。
すごいねえ。

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残り香に恋をした男の愚かさよ！
残像に恋をした男に憐れみを！

香りと影、の歌詞。堀込高樹
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「地球システムの化学」という本の前書きの最後に
1997年　盛夏
と書いてあった。
うだるような暑さと蝉時雨な夏の日を想った。

夏を想像したというのもあるんだけど
去年の夏によく聴いていたSound Concierge 403をオン。
この寒い中マフラーを巻いて片手傘で自転車こいで帰ってきた。
やっぱ夏なんかにクーラーバリバリにかかった部屋で
ホット珈琲なんて飲みながら聴きたいイメージ。

バイトから帰ってきてすぐにテレビをつける。
拝啓、父上様
切ない～。

ビッグマグに珈琲を入れた。
部屋中が珈琲の香り。

昨日取りに行った写真の出来が
想像してたよりも良くてとても嬉しい。
あたまの中で思い描いたように撮れてたよ。

2007年03月15日(木)

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■　路地、疾走！

前にも書いたことだけど僕は路地が好きだ。
そしてこの街には路地が多い。
城下町だからだろうか、行き止まりも多い。
どこか行く時やどこかから帰るとき
時間があればぶらっと通ったことのない路地に入る。
今日は久しぶりにお気に入りの路地へ。
自転車一台ギリギリの狭さ。そして長いのだ。
快晴、西日も落ちない路地を疾走する！
路地を出たときにちょうど向かいからマウンテンバイクが。
チラリと目が合う。なんか親近感。
その人も勢いよく路地へと入っていった。

ろじ【路地】
①家と家の間の細い道。
②屋敷内や庭の通り道。

うん。でも路地裏ってどの辺の事を指す言葉なんだろう。
路地の裏？道の裏？裏通り？
でも路地が裏通り的な意味合いを持つのに対して
そのなおかつ裏通りということもあるまい。
ううむ。
敢えてこれ以上は深く調べまい。
謎のままの方が楽しいこともあるのさ。

僕のＨＰが止まってしまってずいぶん時が経つ。
どうにかしないとと思うと無駄に焦るので
そう思わないともっと長く止まるのだろうと思う。

今日、アルバイトのレポートカードなるものを
会社に提出に行ってきた。
来月から受け持ちの件が１件のみになる。
それではやっていけないので２，３件増やさなくてはならない。
ちょうどコーディネーターの人に
お願いしたい件があるといわれる。
話を聴くと今度高校１年になる子に数Ⅱを教えて欲しい、と。
え？
どうやら中高一貫校で中３で高校数Ⅰをやったみたい。
すごいね。これでいいのかね。間違ってはいないかい？
エキスパートという件で時給プラス１回1000円加算される。
医学部を希望してるんだって。
でも結構遠めのお宅。
「もしかしたら車を手放すかもしれないので」
「では先方がタクシー代を出すなら受けて戴けますか？」
「ぇ・・・お・・・重いなぁ・・・。」
と言ってしまった。
タクシー使って教えに行く家庭教師なんてＶＩＰ過ぎる。
卒業まで教えることはまずないにしても
過剰なのはそれ以上を求めるからであり
僕としてはあまりにリスキーだ。
タクシーの件はおいておいて
とにかく受けてみることにした。

僕は時間の使い方が下手だ。

今日、どうしても美味しい珈琲をがぶがぶ飲みたくて
いや、もちろんがぶがぶは飲まないんだけど
少なくともインスタントより美味しい珈琲で
毎朝２杯など飲んじゃえるような珈琲が欲しくて
ちょっと粉の珈琲を買ってみた。
でもまだ試してない。

James Taylorを聴くここ２，３日。
アメリカの郊外の風景が浮かんでくるメロディ。

2007年03月12日(月)

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■　I'm hurt, by the way.

僕が一生懸命作ったポスターが
学校に展示されていたのです。
そうしたら今日、誰かが窓を開けたときの強風で
僕のポスターはびりびりと破けてしまったわけで。
そんな電話を先生からもらい
ショック半分、ちょっとコミカル気分半分。
明日が受験の耳鼻科の息子を教えるアルバイトを終え
僕は極寒の松山、大学へと向かう。

なるほどポスターの最下部が破れてしまっていて
その破れた断片はテーブルの上に置かれている。
僕は明日の日中に回収するのがなんとなく惨めに思えて
善は急げと今晩サクッと回収しようと思ったのです。
暗い展示スペースで作業しようと思ったとき
壁に貼ってある紙に気がつきました。
その紙には
「ドアの開閉時に風であおられて破れました。課題研究の方には申し訳ありませんが別の場所に展示してください　3/7」
と書かれていて
それを見た瞬間自分のエゴなのかわからないけど
沸々と怒りがこみ上げてきました。
そもそも貼り紙の主がわからないので
何とも言えないところはある。
部内の人間の書いた文章だったら理解できるんだけど
不可抗力とはいえ、窓を開けて
ポスターが破ける原因になったという
強風を入れた人が書いたとしたら
僕の礼儀礼節の物差しでは
ちょっと不完全過ぎる文章です。

文章の何がどうなのかという気持ちを
この日記に書かなくても
僕の日記を読んでくれてる人はわかると思うので省略します。

はじめは僕のポスターが傷ついてしまった。
と人事のように思っていたけれど
結局は僕の心も同じくらい傷つきました。
もう32歳なのにね・・・。

昨日も今日も夕方は金星が
夜の帳が降りたばかりの世界に
ギラギラと主張していた。
携帯電話の写真で撮っても写るくらいの明るさなんだ。

昨日ね、ＣＤを借りに行ったよ。
トッド・ラングレンのフリーソウル
マルコス・ヴァーリのカフェ・アプレミディ
ジェームス・テイラーのベスト
トッドはアナログでしか持っていないので
久しぶりに聴いてやはり良いなぁと実感した。

春かと思われた季節の移り変わりはまやかし。
冬雲は光も通さないまあるい塊になって
じいっと見てるとわかる速度で南東へ流れる。
上のほうは雲の色。
それでそうしてくるっともくもく下に回ると
うん、雲のかげの色なんだ。
たとえ灰色の一種の色だとしても
それはそうじゃなくて、雲のかげの色なんだと思う。

真夜中の天気予報も終わると
たちまち世界は静かになって
家に入れ忘れられて鳴いていた猫も
もう入れてもらえたよう。
車は稀にすら通らない夜中の側道。
月はまだ明るく雲が向こうから月を隠したと思うと
また月を見せてとおくに去っていくのだ。

おそろしく寒い夜はあと幾夜続くのだろうか。
もう数夜と続くまい。

2007年03月07日(水)

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■　Dog days

家でじっとしてるデイ。
外は至って晴天ナリ。

アパートやマンションの常夜灯がパパパと灯りだす。
ほんわりとしたお出かけ日和の夕暮れ。
ふと気付くと東の山から白い月が浮かんできた。
今日は十三夜かな。
少し欠けている。

左手向こうに見えるマンションの
二階常夜灯のひとつは
消えたり点いたりをしている。

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TSUTAYAに借りていたものを返しに行く午前１時過ぎ。
長袖１枚の上にパーカーを着ただけで自転車に乗る。
月は天頂を少し西にずれたところで世界を照らしていた。
空気をより感じたかったのでi-podは持たず
わざとゆっくり自転車をこいだ。
建物の月影をくぐりぬけ月明かりを浴びながら進むのだ。

24時間スーパー、その名もラムーまで飲み物を買いに行く。
土曜日の深夜なのも相まって思ったより人が多い。

肌で春の湿気を感じる。
空気はやわらかく沈む。

今日も天気予報が始まった。
2:40am。いつもより遅め。
朝型に切り替えた（つもりの）僕だが
結局は夜型に戻ってしまった。
天気予報によると月曜日と火曜日に雨マークが。
今日は洗濯物も乾きやすいみたい。
旅先天気きょう　那覇　くもり→雨
那覇かぁ。
きっと大きな雲がかたまりで流れて行くんだろうなぁ。
そして気まぐれに雨を落としたりそうでなかったりするんだ。
いつかお金が溜まったら沖縄行きたいな。

この天気予報が終わると
ぐるぐると回るニュースが始まる。
日テレのニュース。

流し雛の話題。
こんな事言ったらいけないのかもしれないが
流れていくお内裏様の行く末を考えると
なんとなく不安になってしまう。

あぁ。将来は絶対田舎に住むんだ。
静かに暮らしたい。

NHKで葉加瀬太郎の10周年記念の番組がやっている。
バイオリンなどの楽器は気分が晴れても曇っても
毎日毎日地味な練習を地道に続けるんだよなぁ。
アーティストによって目的は様々なんだろうけど
節目節目になる目標というかやりがいって何なんだろう。
かっこよく言えば、例えば作曲者の真意を
本当に理解できたと思える演奏ができたときblah-blah-blah...
と色々あるんだろうけど
こうして晴れ舞台があって
今までの努力を作品として人に表現できるのって素敵だ。

研究者にそういう晴れ舞台はあるんだろうか。
晴れ舞台のために研究をしたいと思ってるわけじゃないけど
ないよりもあったほうがより素敵なのには違いない。
学会発表？　　　地味だなぁ。。。
い・・いいのさっ地味でも！
なんで研究者になりたいんだろうね。
そもそもなんで宇宙に興味を持ってしまったのか。
知的好奇心が大きすぎるのか？
Where am I going?

そういえば先日、ひょんなことから
初めてお付き合いをした女の子のブログを見つけてしまった。
彼女は結婚して子供がいてとても幸せそうだった。
若く青く至らない日々の自分を思いだして恥ずかしくなったが
何はともあれ彼女が幸せそうで
心から幸せで本当に良かった、って思えた。

真夜中から未明へ。
ぼーっと深夜番組を流しながら
色々考えたり珈琲飲んだりする時間は幸せだ。
この時間に色々思いに耽ると
時々胸が締まる。何だか切なくなる。
静まった真夜中にこの街にいる小さな自分を感じるというか
連続な時間に包まれた世界を感じるというか
不思議な気分になるんだよ。

ＮＨＫ。インストものをＢＧＭに色んな景色が流れる。
限りなく薄い紫のフィルターを使ったのだろうか
上空から新宿の街を鳥瞰した映像がしばらく流れていた。
そのフィルターのせいで
それが朝のものか夕方のものかよくわからなかったが
街には薄くスモッグがかかっていて
低度に傾いた日の光が時折建造物に反射して視点に向けて眩しく光る。
東京砂漠。
新宿はそこまで嫌いじゃない。
でも全体の街並みやビルを鳥瞰したこの映像は
雑居感や空虚感しか伝えてこない。
これが本質なのかもしれない。

ねえ、もう明け方だよ。
いつもこんなに夜更かしして。
うん。せっかく朝型な生活にしたっていうのにこれさ。
細い道だというのに未明に稀に横道を往く車は飛ばすんだ。
それと夜更かしとは関係ないよ。
そうだけど今ちょうど車が通って思っただけさ。
いつまでこの一人芝居は続くの。
ううん、わからないけど少し眠くなってきたから眠ろうかな。
そうしなよ。
うん、そうする。
じゃあおやすみ。

2007年03月03日(土)

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■　猫もからすも

Jus 1 Kiss
久しぶりにBasement Jaxxを聴いたらハマりました。
春のエナジーとシンクロしたのかな。

今日はもう真春だったね。
日向は眩しくじっとしていると眠くなる。

12時過ぎの学食は春休みだというのに
思った以上に人がいて
みんなもぐもぐ口を動かしていた。

この春で東北の大学に異動する中国人の地震の先生が
奥さんと学食でご飯を食べていた。
学食の外で鉢合わせた。
「先生こんにちは」というと
「あ、こんにちは」と言った。

キャンパスの並木。
風は緩く空が薫る。

ベンチに座って珈琲を飲んだ。
からすが飛んできて近くの建物の角にとまった。
僕はちょうどそのからすを見上げるように仰いだ。
からすはあまり僕の事は気にせずに
なにやらキョロキョロしたりじっとしたりしていた。

あまりにも暖かいと
猫も散歩に出ずにはいられないんだろうな。
ふわふわと歩く猫を沢山みたよ。

2007年03月01日(木)

≪

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初日