Desert Beyond
ひさ

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■　カレー

もう11月の末の日。
師も走る月へ。
カレーを全部食べてしまった。
カレーの歌を思い出した。
ほこりを少しかぶりだしたギターケースから
ギターを取り出してカレーの歌を唄おうと思ったけど
いすから立ち上がって部屋のドアを開けて
暗い部屋の黒いギターケースを見ただけでやめてしまった。

朝から無気力だった。
がんばって授業に行ったら５�世�らいやる気がでた。
夜も無気力な感じだ。
いすに座ってるんだけど
特に何もしないでぼおっとしてる。
そんなふうにしてたら
いつの間にか日がかわろうとしている。
いつの間にか月がかわろうとしている。


2005年11月30日(水)

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■　can't think of the title

今日はフィールドでとにかく歩いた。
小さい山もいくつか登った。
くもの巣を払って、藪を漕いで
野ばらをよけて、倒木をまたいで
ようやく弘法大師の立つ頂上へたどりついた。
少しだけ下った所から見る夕日が綺麗だった。
遠くに城山と高島屋の観覧車が
もっと遠くにオレンジに輝く海が見えた。

家庭教師のアルバイトがあったが
行ってみたら合格したこともあって
ただご飯をご馳走になって帰ってきた。
12月いっぱいはTOEICを教えることになる。

早めに帰れたのでスーパーに寄った。
８袋入りのコーンポタージュと
花の香りかなにかがする入浴剤をひとつ買った。

心に隙間ができる前に寝た。

２時間ちょっとして０時頃起きてシャワーを浴びた。
家にいると眠りの誘惑があるので
24時間のファミレスに行ってひたすら作業をした。
ひと段落して帰ってきたらもう朝の６時だ。
眠い。


2005年11月29日(火)

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■　眠らない日、眠れない日

今日は明るい曇りか...。
西の空ではうっすら雲のフィルターから
青空がみえている窓もあった。
結婚式場は車でいっぱいで
となりの整地された土地では
地鎮祭をするみたいだった。
風はとにかく冷たい。

日曜日の揺れの少ない空気は
周りの音を平日より響かせるので
先週の今日、どう思いながら
時間を過ごしていたのか
そのやり場のない気持ちが
いやでも心によみがえってくる。
家の中にいたくない。

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ハンマーを持って城山にでかけた。
稀に通る人は僕を奇異の目でみたけど
僕が見るとこっちを見ていなかったふりをした。
そりゃ人気が少ないところで
ハンマーなんて持ったいい大人が
かちんかちんと石を割ったりしていたら
誰でもちょっとおかしい人だと思うだろうな。
そんなおかげでレポートの深みが増す。

いつまでもいつまでも引きずるのは
自分から見ても人から見ても苦しい。
どれだけ引きずるかというのは
事の大きさに比例して
割り切りの上手さに反比例するんだろうな。
事は大きくて、ずるく割り切りたくない。
......。引きずるのか。

パソコンのリカバリをした。
初期の設定がＣドライブが15GBしかなくて
Ｃがいっぱいになってしまって
Ｄがすかすかの状態でどうにもならなくなったから。
すべてが面倒で
とにかくパチッとリカバリをしてしまった。
全部消えた。
冷や汗が出そうになったけど
これから提出するもののファイルは
運よくフロッピーにセーブしていた。
あと、デジカメでとった写真とか
全部なくなってしまったことに気がついた。
どこにもとっていないし
０と１な形でとっておいた思い出が
すべて消えてしまって心が痛んだ。
食器棚の中に散らばっている貝殻を見ても心が痛んだ。

青菜を浅漬けにした。
食器を全部洗った。
大根の漬物も作った。
包丁をシャープに研いだ。
白髪ねぎを中華なタレに漬けた。
珈琲を淹れた。
柱状図に色鉛筆で色を塗った。
突然辛くなっても出る涙はなかった。
ただ涙を流すより強く心が痛み続けるだけだ。
眠い目をこすってみたけど
かといって目が覚めるわけじゃなかった。
もうすぐ夜明けだ。



2005年11月27日(日)

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■　涙もないその意味は

無気力な一日。
シャワーを浴びて、バイトに行った。
土曜日に教えている子は塾にも行っていて
自分が勉強でストレスを感じて
疲れているということもわかってないようで
見ていてかわいそうになってしまう。
帰りにバイト先近くのスーパーで
ほうれん草と大根を買った。

夜遅くなってきて
突然雷がやってきた。
外に出て見てみると
雷は空にいくつもあって
西の海の方でいかずちを落としていた。

この部屋にはテレビもなければラジオもない。
だから寂しくなっても逃れようがない。
音楽は好きだけどそこに相互の交流はない。
向こうからこっちへの一方通行だから。
雷が鳴っていたけどなんだか切ないので
車でダイエーに向かった。
ラジオをつけると人と人との会話が
少しだけ僕の心を小さい灯りで照らしてくれた。
ダイエーは真っ暗で、
どうやら営業時間を変えたみたいだった。
結局コンビニに寄って帰ってきた。

対馬に住んでいるＮＹで会った友達が
久しぶりにメールをしてきた。
彼は対馬でカメラ屋をしているみたい。
布団に入ったものの眠れなくて
僕みたいなのにメールをしてきてくれて
そんな時に僕はたまたま人恋しくて
偶然に助けられたような気がした。
もしかしたら彼も北風に吹かれているのかもしれない。
明日は七五三の撮影の仕事が入ってるんだって。
2時間以上少しずつメールをやりとりして
友達はそろそろ寝るといった。

薩摩宝山をお湯で割ってゆっくりと飲んだ。
深い芋の味は口の隅まで淡く広がった。
夜中にまた、雷が帰ってきた。
体はあたたまったけれど
心があたたまることはなかった。

2005年11月26日(土)

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■　ひらふる銀杏は

２階の教室の窓際に座った。
窓の外を見ると向こうに黄色に萌える銀杏があって
ひらひらと続けて葉を降らせていた。
警備員のおじさんがゆっくり自転車でこいでいて
こぎ足を休ませることなく銀杏の降る中
向こうへ抜けていった。



2005年11月25日(金)

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■　賞味期限は夏で切れてるよ

今日は何だかの日で休みなので
昨日の夜、今年同じく大学に編入してきた男二人と
そのうち一人のアパートで飲んだ。
福岡出身の彼は芋焼酎にやたらとこだわりがあって
芋の魅力について色々と教えてもらった。
幻の紫芋を使った「赤霧島」という芋焼酎が
深みがあってやわらかく厚みがあって旨かった。
全てのみかけだったけど
アパートにあった焼酎のボトル３種類
３人で全部飲んでしまった。
20ちょっとの男子大学生の部屋というのは
やっぱりこういうものなんだ、と思う汚さで
冷蔵庫の中は大変なことになっていた。
あまり詳しく描写すると気分を害する恐れがあるので
冷蔵庫の中と炊飯ジャーの中がどうなっていたかは
自粛してご想像にお任せします...。

朝の5時半くらいに帰ってきたのと
ずいぶん飲みすぎたので
寝続けた結果、起きたのは15:55だった。
ずいぶんと無意義な休日の過ごし方。

夕日が沈んでしまってから
このまま暗くなるのがもったいなくて
ドアを開けて外に出て４階から西の空を見た。
雲も空も優しい和風な色だった。
遠くの方で鳥が群れになって南から北へ飛んでいった。
結婚式場では結婚式がやっていて
室内からおめでとうという声や
はやし立てる幸せな騒ぎ声が聴こえてきた。
流れてきた曲はスタイリスティックスだった。
そっと目を閉じてみた。




2005年11月23日(水)

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■　指切り

僕にとってとても大切な事だった。

理由なんて何もないのに
「指切りしよう」って言うと
君は何も言わずに指切りしてくれた。


2005年11月22日(火)

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■　Why can't we?

笑っていれた４年とちょっと
この４日間で４年分の涙が流れた。
爽やか過ぎる快晴のこの日にさよならした。
ちゃんと言葉が出てこなかった。
あまりにも長い月日で
僕自体がなくなってしまうようで
心にぽっかり穴が開いたようではなくて
確実に心の半分以上が僕の中から失われた。

学校から自転車で帰るとき
僕は今まで家に早く帰りたくて
急いで自転車をこいで帰っていたんだってわかった。
夕暮れて雲が残った夕焼け空に影になって
寒い風が吹いている風景は
綺麗だと思う前に心底つらくさせた。
西なんかに向かって帰りたくなかった。
脱力して自転車をこいでいても
いつかは自宅についてしまう。
暗い部屋と残った雰囲気が
僕の心を思いっきり締め付けてころそうとした。


2005年11月21日(月)

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■　冬のある日言葉もない

今日は見るからに寒そうな冬の雲が
東の方からどんどんやってきて
西の方に忙しそうに駆け去っていった。
朝から夕暮れ時までそんなふうだった。

僕は今、真っ暗な部屋で日記を書いている。
ピチカートファイブのメッセージソングは
こんな始まりで、僕は急に聴きたくなったけど
ピチカートの2枚組のベストの1枚目は
この前パソコンから消した事を忘れてた。
真夜中のビフィーターロックは胃に沁みる。

もう秋じゃなくて冬なのかな。
今日はまさしく冬だった。
自転車で風を切ると
風のかけらたちは容赦なく
パーカーの隙間から僕の体を冷やした。
０℃

冬物の洋服ケースを見てみると
もう一着パーカーがあるのを見つけた。

あんな綺麗で勇ましい雲たちが
夕暮れの沈んだ太陽の光で照らされた
西の空のグラデーションをバックに
シルエットになっている様には
本当にハッとさせられる。


2005年11月15日(火)

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■　渋谷の悪夢

朝、前に働いていた渋谷の職場の夢を見た。
死んでも遅れることのできない職場なのに
夢の中ではあと20分で授業開始なのに
僕は実家を出るところだという悪夢。
目が覚めたとき、こんな夢を見続けるくらいなら
もうおきてしまおうかと思った。

オリジナルラブを聴きながらバイトに行った。
オリジナルラブを聴きながら帰ってきた。

空気はとても冷たくて
僕はもっと冷たくなって欲しいと思った。
寒いのが好きだ。

空港に行った。
飛行機のシューって音が好きだよ。


2005年11月12日(土)

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■　カーテンの外

学校は今日は学祭なんだって。
だから休み。月曜日も休み。
学祭ってどんなんだろうね。

朝起きると大抵耳を澄ます。
カーテンをちゃんと閉じていても
晴れなのか曇りなのか雨なのか
外から雰囲気が入り込んできて
わかったりするものだと思う。
今日は夢の世界からカムバックしたときに
物干し竿を打つ雨の音が聴こえた。
湿った寒い空気。
カーテンを開けるとやっぱりアメ。

僕は一日家でじっとしていた。
ベランダのドアを開けて網戸にしていると
いい加減家の中が寒くなって
足と手が冷えてきた。
薄着でいるのも寒すぎて
寒いのが好きな僕は仕方ないふうにパーカーを着た。
パーカーは好きだ。
好きなのに１着しか持ってないよ。



2005年11月11日(金)

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■　５限目の後

地震で結構有名な中国人の先生がいて
訛りのある日本語で授業をするんだけど
その先生の授業が一番情熱が伝わってくる。
本当に地震と地震波の研究がすきなんだなぁってわかる。
その先生の情熱が僕の胸を打った言葉を
こないだノートにメモってしまったほどだ。

５限目を終えて外に出ると
夜の帳はもう下りている。
自転車の電気をつけるとペダルが少しだるく重くなって
こぐたびに電気を発電する音がするね。
ちょうど良い冷たい空気。
街を行くと焼いた秋刀魚の匂いとか
鍋物のような匂いとか
夕食の支度。

暗い部屋。電気をつける。
思ったより明るくならない。

2005年11月10日(木)

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■　蜜柑ひとふくろ

スーパーで蜜柑を買った。
愛媛と高松と長崎の蜜柑が一つの袋に
たぶん４０個くらい入ってる。
450円くらいだった。
日曜日に受験の高校生のとこに家庭教師で行ったら
あれほど風邪には気をつけてって言ったのに
熱を出してしまっていたので
30分だけ授業をして帰ってきた。
帰り道、僕もなんだか調子が悪くなってきたようで
家に帰ってからがかなり頭が痛くなってきて困った。
ここからビタミンＣ補給しておいたほうがいいなと思って
スーパーで蜜柑を買う決心に至る訳です。

蜜柑は小さめだけど甘くておいし。

2005年11月09日(水)

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■　海の七草

どうもやらなきゃいけないことなのに
だらだらと自然と逃避しつつ
最終的に焦ってやらなきゃいけない事になる癖がある。
全部自分への甘さなんだろうな...。
本当に集中してやればすぐに終わることなのに
だらだらだらとやってしまって時間を無駄に。
いけない性格だよ。

ジョン・コルトレーンのメローな曲は好きだ。
でも彼の速吹きみたいな即興は嫌いだ。

日本人的にはやたらと女の子っぽいのだろうし
もしかしたらアメリカ人にとってもかもだけど
熱すぎないお湯をバスタブに
入浴剤を入れて薄暗くしてキャンドルおいて
ゆっくりしたジャズなんかを聴きながら
バスタブにつかっているのが好きだ。
なんていわれようとすごく癒される。
閉じた空間が好きじゃないので
バスルームのドアを開けてゆっくりする。
目をつぶって小さな音で流れる音楽に耳を傾けたり
鼻までお湯につかってみたり
ちょっと遠い記憶や遠い人や遠いことを思ったりする。
そうすると気付かないうちに
その時まで背負ってしまってるいろんなことが
背中からおりていて自然に軽くなるよ。
そう思う。

今日は一食しか食べなかった。
でも風呂上り、あったかいものが飲みたくなって
ちょっとおなかがすいていたので
海の七草スープっていうのを食べて（飲んで）みた。
あっさり。
同時にBRISKのブラックティーを淹れた。
これを飲んだら寝るよ。


2005年11月08日(火)

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■　秋深まる

雨が物干し竿を打つような音を聴いて起きた。
また雨か。と思ったけどカーテンを開けると晴れだった。
ベランダのドアを開けて網戸にしても
冷たい空気は入ってこなかったので
長袖一枚ででかけたら
１分くらいでちょっと薄着過ぎたとおもった。

学校で班に分かれて実験をしていて
温度を読み取る人がずっとしゃべってて
やる気がない上にいい加減だったので
とてもいらいらしてしまった。
いい加減なデータがみんなのデータになってしまう。
そんなデータを入力して計算して
結果と考察を書いたりするのが無意味に思えたので
同じように感じていた他のクラスメート達と
自主的にもう一度同じ実験をした。

学校の帰り、西日と秋深まる冷たい空気を受けて
Kings of Convenientを聴きながら帰ってきた。
秋から冬にかけて絶好の音楽だ。
細い子供の桜並木のつける葉は
どれも心地のよいほんのりとした紅葉で
その色は見ている間だけ心を和みで包んだ。
家が近くなってみかん色の光の中で
太陽に向かって自転車をこいでいたら
不意に寂しい気分になった。
部屋のある階に向かうエレベーターの中で
ためいきをひとつついた。

2005年11月07日(月)

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■　梅雨のような一日

今日はいやな夢をみて目が覚めた。
外はまだ雨がしとして降っていて
なんだか梅雨のように肌寒い日だ。

今日は家庭教師のアルバイトが２件入ってたので
結構忙しい感じの一日に思えた。
明日もバイトだー。
他のバイトもしようと思っているよ。
履歴書ひとつ書くのが一苦労だよ。

夕方前に外にでると
この湿度と気温は梅雨そっくりだな、と思った。
肌寒い感じですごい湿気、からだにまとわりつく。
おかげで洗濯物は乾きやしない。

セロリを数本ぱりぱりぱりと食べた。
今もうちょっと噛めばよかったと後悔してる。
かんだけどさ、もっとってこと。

熱いお茶でも飲んでから寝ようかな。
いい夢見れるといいな。

2005年11月06日(日)

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■　城山ひとり

今日はなーんにもなかった。
土曜日のバイトが明日に移ったから。
そのかわり明日は家庭教師が２件入ってる。

朝はピザトーストとプレーンなトースト。
カフェオレを作って飲みながら食べた。
焼きたてだと意外と普通の食パンでも
何もつけずに食べておいしいもんだよ。
ほんのりバターの味がするような気がする。

家にずっといるのがいやだったので
かっこいいハンマーやら地形図やら
磁石やら色鉛筆を持って
城山に地質調査にでかけた。
探偵ごっこをやっているように
岩が土から出ている場所を探して
それがどんな岩なのか見分ける。
そしてその岩の層は山のどこで見た層と
同じものなのかって判断しながら
地形図に色を塗っていくんだ。
誰も通らないけもの道も歩いた。
頂上に着く頃には西日もかなり地平線近くへ。
山を降りるころには岩を見ても
暗くてなんなのかよくわからないくらいになったよ。

くもの巣にかからないように
落ちている枝で歩くコースを払いながら進むのって
小学生の頃に実家のそばのこじき山でしたのと同じ方法。
こじき山では隅から隅まで僕の庭のようで
どこに行っても身軽にすいすい進んだものだったけど
今日の城山では明らかに僕はよそ者だった。
城山に認めてもらうにはひたすら歩くしかないとおもった。
落ち葉がたくさん落ちる季節。
斜面で落ち葉を踏んですべらないように...。


2005年11月05日(土)

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■　またなー

ゆうべ親友に髪を切ってもらった。
自分の家で美容師に髪を切ってもらうって
なんだか変な気分だった。
髪短くすると気持ちいいよ。すっきり。

金曜日は一番忙しい日。
午前の授業に出て、今日はすぐさま家に帰って
友達と気に入っているカフェでランチをとった。
そこのカフェでランチを食べたのははじめてだったけど
男でも満足するようなランチだったよ。
小さめのおにぎりは３種類の穀物の入った
和風なナチュラルテイストのおにぎり。
食後には深煎り珈琲を頼んだ。
そうしたらトリュフチョコがでてきた。
珈琲にアメリカンなクッキーも好きだけど
このチョコがすごくすごくおいしかった。
このお店はお金を稼ごうとはしていないって思った。
珈琲をゆっくり話しながら飲んで
友達を空港に送っていった。
また遊びにこいよー。

天国か地獄かと思ったけど
そのまま生きているのか死んでいるのかわからない世界へ。
でもいいんだ。

午後の授業は暗くなるまで。
それから家に帰ってきてすぐにバイト。
バイト先ではいつものように
おじゃましたそばから
あったかい飲み物かつめたい飲み物かってきかれる。
終わりのころにはやっぱりケーキがでる。
しかもさよならするときにおかあさんは
僕にリアルゴールドをくれた。
元気がないのを見抜かれたに違いない。

2005年11月04日(金)

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■　you're my "the other half"

ゆうべ飲んでいたけど
朝７時に起きて親友と高知にむけて車に乗り込んだ。
親友はどうしても「日向飯」を食べたいんだと言う。
僕らはその「日向飯」の宇和島まで車を走らせた。
ソッフェを聴いた。
宇和島はなんだか想像上の炭鉱街みたいな雰囲気で
アーケードのお店も沢山閉まっていた。
アーケードを歩くと、ちょっとそれたところに
田中、という宇和島郷土料理の店が開いてるのを発見。
僕らは中に入った。
日向飯、は松山なんかの鯛めしと違って
鯛は刺身のまま戴く。
ねぎやしそなんかと一緒に
刺身を卵黄入りのだし汁に入れて
それをどんぶりの白飯にかけて食べる海賊料理。
もちろんおいしかった。
親友が店のおばさんに
「これが食べたくてここまできたんです」
と本音をこぼすと
おばさんは「めずらしいものじゃないですけど...」と
みかんを僕らに一つずつくれた。

親友第二の所望は四万十川だったので
宇和島から四万十川へ。
四万十川はなんだかゆったりと碧く流れていて
特にショックじゃなかったけど
あの川で一度カヌーやキャンプをしたいと思った。

親友第三の所望は高知のサーフスポットに行く、だった。
四万十川をほぼ河口近くまで下って
結局僕が目をつけていた「平野」というサーフスポットへ。
すごかった。
あんなにいい波で、休日なのに
湘南と比べると全然人がいなくて
波がほれると水がいかに綺麗なのかわかった。
水が青かったよ。

帰りは四国の西沿いから北上した。
夕焼けがやさしくて
宇和海の海苔の養殖と
メローな海が見ていて心地よかった。

行きも帰りも沢山のことを考えた。
何度もため息をついた。
まだまだ混乱してるけど優しい気分になれた。
You're my "the other half".



2005年11月03日(木)

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■　今日は赤ワインと芋

僕はあたかも全てがうまくいっているように話す。
そしてあまりそっちの方に話がいかないように
他の話とかをするようにする。

人を無理やり嫌いになったりして
自分の思いにケリをつけたりするのは嫌いだ。
自分を無理やり偽ったりするのは嫌なんだ。
だからそのまま受け止めて
死んでしまうくらいぼろぼろになっても
僕はそれでいいと思う。

明日はバイトを日曜日に変更したおかげで
終日オフになった。
友達を高知に連れていく。
連れて行くというか、一緒に行くという感じ。
朝から出発してサーフスポットをさらっと流す。
どんな感じなのか僕も興味があるので楽しみ。
それから宇和島へ行って
友達がどうしても食べたいという「日向飯」を食べる。
僕も日向飯を食べたことはない。
その前に四万十川にも行くんだ。

親友がここにいて毎日家に帰ってくると
楽しい気がするけれど
逆にどんどんこの気持ちが集積して
友達が帰ってしまったら
今までためた思いとか悩みとかが
全部一緒になって出てきてしまうんだと思う。
それはたぶん間違いない。
そしたら日記もかけないほどになってしまうんだろうか。

そういえば昨日は朝から夕方まで青空で
その青空が憎かった。
どこかの通りを自転車で走り抜けるとき
一瞬だけ金木犀の香りがして
気持ちが眩んだ。

2005年11月02日(水)

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■　からあげ

この街といったら誰か訪れてくれても
あまり連れて行くようなところがないので
その上あまり一緒にいてあげられなくて
せっかく親友が遊びにきているのに
ほったらかしで申し訳ない。
親友だからこそ放し飼いでいいんだけどさ。
本ばっかり読んでビールばっかり飲んでるよ。

僕といえば学校おわってバイトをして
友達と飲んでそれからずきずきしながら寝るという感じ。

みゅんへん、につれていった。
相変わらずトイレの芳香剤や
店内の掲示が昭和な店だけど
やっぱり唐揚げだけはどうにもおいしかった。
プリンス（生の中ジョッキのこと）を３杯ずつ飲んで
店を出た後高島屋近くのじゃこ天屋で
作りたてのじゃこ天を１つずつ買って歩き食べした。
自転車の二人乗りで帰ってきて
家についたら帰りがけに買った
ハイランドビールを一本ずつ飲んで
鍛高譚のボトルを１本空けた。
スティービーワンダーを聴いていたらつらくなったけど
スティービーワンダーってホントいいなぁと思った。
芋焼酎をちょっと飲んで
最後にグレープフルーツジュースを飲んだ。

寝る前にメモ帳につらいことを数行書いたら
いつのまにか寝ていた。
明け方に起きたら電気がついていたので
目をしばしばさせながら、消した。

2005年11月01日(火)
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