Desert Beyond
		ひさ

		■■■ ■■ ■　スロースタート 8月の31日って特別な感じがする。 どうにもならない量の宿題をする日 そんな感じのイメージと 本当に夏の終わりってイメージと。 やりたい事として書いた、「片づけ」をしてる。 いつまでたっても全部片付かない。 大量の荷物。 昨日も今日も片づけで疲れて 泥のように眠るのか。 写真が入ってるダンボールがあって よくもまあこんなに撮ったなあと思った。 近いうちに全部整理したいとも思った。 案ずるは易い。 片づけで物をつめた箱から出し始める時 一番初めに出してセットアップしたのは やっぱりオーディオ関係。 そしてパソコン。 そういうのは速いんだけどなあ。 月曜日はレイバーデイなので休み。 だから三連休だ。 今日は起きてからサニーデイのベストの 雲のジャケのサイドＢを2回聞いた。 Baby Blueから。 土曜の朝はスロースタートなのです。 2002年08月31日(土)

		■■■ ■■ ■　アナログ この間の旅に本を一冊持っていった。 読み切らなかったけど半分くらい読んだ。 日本に帰った友達からもらった宮本輝の短編。 短編ってポンポン読み終わるから 読むのがもったいない気がしてならない。 宮本輝って力強くないんだけど あの人の書き方って純文学をうけついだ 正統派なんだろうなあ、って思う。 日本文学での位置づけはどうなってるのか それはわからないけど僕はそう思った。 綺麗な文章。それでも伝わってくる。 新居にアナログプレイヤーを繋いだので 先日安かったので買ったツェッペリン４の Going To Californiaを聴いた。 僕の好きな曲。 スティーリー・ダンも久しぶりに聴いてみた。 やっぱりいいなあ。 僕はPegって曲が好きだ。 スティーリー・ダンを聴いていると キリンジを作ってる一部分が見えてくる。 あああ、という感じ。 今はＣＤでドラゴン・アッシュを聴いてる。 ７曲目が去年の夏に流行った Steady&Co.の曲にそっくりなんだけど どういう事なんだろう。 どっちが先なんだ！？ それともつながりがあるんだろうか。 それにしても新居のアパートは暑い。 蒸し風呂だ、こりゃあ。 2002年08月30日(金)

		■■■ ■■ ■　日暮れる時はいつだって プログラミングのクラスの先生が、昨日のサンダーストームで降った雹で僕の新車のボンネットに16個所へこみができてしまった、と嘆いていた。かわいそうに。かなり大きな雹だったから歩いていたら当たって痛いんだろうな、ありゃあ。一回当たってみたい気もするけど。 学校から帰ってくると風が気持ち良かった。 まるで少し涼しい夏の夕方の風だ、 と思ったけどそのままじゃん。 今日は少し涼しい夏の夕方。 夕焼けはいつだって僕をはっとさせる。 光る橙はパームツリーをシルエットにして 少しずつピンク色に変わっていった。 鳩やなんかの鳥が電線に止まっていて そんなのもみんなシルエットになる。 なぜかそういう時って周りは静かで 遠くからしか音が聞こえなかったりして。 近くの高校からフットボールをしてる声が聞こえた。 神々しい荘厳な夕焼けも、信じられないくらい静かで美しい夕焼けも両方好きだけど、空が焼け終わった時の夜を告げるまだ光の残った濃い鳶色の空が好きだ。 切なくなる。 かいこさんの日記の真似で 僕もやりたい事リストを書いてみる事にした。 僕もやりたい事が沢山あって それをここで表明してみようと思って。 ではいきます。 ・白黒で真剣に写真を撮る。 ・部屋を全部片づけて友達を呼ぶ。 ・ホームページの更新。 ・額だけあるので自分の写真を使ってリビングにディスプレイできるものを作ってみたい。 ・充分だと思えるくらいの勉強。 ・心に余裕を作って詩をかく。 ・ＭＤの整理。 、とこんな感じ。 2002年08月29日(木)

		■■■ ■■ ■　果物出番なし 授業を受けている時突然雷雨がやってきた。 雹がばらばらと降って大粒の雨が地面を叩いた。 雷というやつはおそろしい。 あのイカズチにやられたら即死ぬるだろうな。 授業で１Ｎ（ニュートン）と１ｋｇを 持ってこいと言われていたので 昨夜スーパーでちょうど１Ｎのライムと 計１ｋｇの果物達を購入して持っていった。 だのに僕にとってはより重要だった １ｋｇの方はさらりと流されてしまったので 僕の果物達の出番はなく、 ライムが日の目を見ただけ。 かわいそうな果物達。 今日はバッグを開けると果物の香りで ちょっと悪い気はしなかった。 2002年08月28日(水)

		■■■ ■■ ■　新学期 今日は秋学期の初めの日だというのに 花粉症らしく体調が著しく悪い。 くしゃみ、はなみず。そして頭痛。 しかも朝から午後まで物理を5時間。ふう。 明日はコンピューターサイエンスのクラスを。 天文学はタフなのでみんなドロップアウトする。 今までに専攻を変えた人は数知れない。 今日もクラスを取り直してる人がいたり 専攻を天文学から他に変えたりしてる人がいた。 僕は果たして卒業できるのか。 体調もあるけど、一日目にしてちょっとブルー。 でも今学期は全部Ａを取ります。 2002年08月26日(月)

		■■■ ■■ ■　サウナアパート 数日前に旅から帰って参りました が、しばらく日記をサボりました。 ゆうべ、ショッキングピンクのウィンドブレーカーを着て自転車に乗ったさんまを蛍光黄色のウィンドブレーカーを着た僕が自転車で尾行する夢を見た。 坂の多い車が一台通れるくらいの路地が交差する懐かしい感じの街でさんまを見失って坂を自転車で登ったり下ったりしていた。結局さんまは見つからずじまい。 今回旅で北アリゾナにあるアンテロープキャ二オンという所にも行ってきました。初めて。 写真は全部で６本撮って結構良かった。 余裕があればすぐにでもアップしたい。 僕の父親の事を少しだけ書く。 僕の父親は頑固だ。かなりまじめな人だ。 愚痴をこぼしているのを聞いたことは 今までに1回くらいしかなく、自分に厳しい人だ。 母に聞いた父の若い頃の事。 スキーが上手い訳じゃないのに 直滑降でバリバリ滑ったり 遊泳禁止の湖だかダムだかでガボガボ泳いだりする。 その泳いだ事件は写真に残っててクロールしている父の勇姿は僕のまぶたに焼き付いて今も離れないのだ。 それが僕の父親。 自分に対する厳しさは尊敬する。 今回の旅で北の湖に行って泳いだ。 その時に父親の遊泳禁止クロールを思い出して 僕もクロールをしてみた。 父親へトリビュート。 新しいアパートは暑い。 クーラーをつけても何故か涼しくならなくて 嫌でも汗がどんどんでてくるので アパートをサウナアパートと名づけた。 古いのでいろんな所にぼろがきているけど 広めで安い。さうなあぱあと。 ボッサを聴きながら片づけた。 2002年08月25日(日)

		■■■ ■■ ■　旅の予定 ちょいと股旅に。 北の方へ行って参りますので ６日間くらいお休みします。 2002年08月17日(土)

		■■■ ■■ ■　アゴヒゲアザラシ アゴヒゲアザラシが多摩川に居着いてる そんな新聞記事を読みました。 北極圏から多摩川まで来るなんて あんなにかわいい顔をしてなかなかやるな。 日本にいたら絶対会いに行ってた。 行ってみたい外国は？ 小学生の頃は何故かオーストラリアだった。 テレビで観たオーストラリアの大地はとてつもなくだだっ広くて魅力的だったんだと思う。 いつからかヨーロッパの国々になって 食べ物も雰囲気もいいイタリアに行きたいなあなんて思い出してから久しいのだけど ここ１年くらいでじわじわと変わってきた。 フランスに行きたい。パリに行きたい。 仕事をしていた時に二回フランスに出張した。 あまり見てまわる時間はなかったけれど それでもやっぱりパリは魅力的で 街の建物がもう歴史を表すのに充分なくらいで 街を歩いている時に、煉瓦敷きの通りの向こうの方から子供達が遊んでいる声が聞こえてきて こういう街の中で育った人は、感受性もまた豊かだったりするんだろうなと思った。 それと同時に日本だって古い建物はあるし もっと日本の文化を大切にしたいな、と思った。 僕は日本人だから帰る所は日本の文化だけど 一度フランスにかぶれてみたいと思う。 でもフランス語は大変そうだなあ。 2002年08月13日(火)

		■■■ ■■ ■　今夜は流星夜 今日も何もしない日。 返す前にやっぱりアメリをもう一度観た。 夕方インラインスケートに行って ほんの少しだけ汗を流した。 段々日の落ちるのが早くなってきてる。 夜はメキシカン・フードをつくって食べた。 たまには自分で作るメキシカンも旨いなぁ。 食べながらメキシカンミュージックでも 聴きたいところだったけど１枚も持ってないためしぶしぶあきらめてもぐもぐ食べる。 今夜は流星夜。 レモン山へ行って一緒に観ようと インドネシア人の友達たちからお誘いがあったけど、帰りが夜中の３時以降になりそうだったので それもあきらめ。 代わりにトラットリアメニュー１００を聴いて 麦茶を飲んでゆっくりしています。 今夜は流星夜。 2002年08月11日(日)

		■■■ ■■ ■　ポップコーンの香り 先週と同様に今日も釣行が駄目になったので 家でじっとして過ごした。 特筆すべきものはなにもしていなくて ぼおっとしてたら眠くなったり 眠くなったら居眠りしてみたりだ。 あまりにもすることがなく ビデオ屋に行った。夜１１時過ぎ。 そのビデオ屋にはポップコーン製造機があって いつでも袋に入ったポップコーンが カウンターの所に置いてある。 ただなので、ビデオを選びながら もう食べてしまってたりして ポップコーンの香りのする店内、 ポップコーンも散らばっている。 赤いカーペットに良く映える。 ジャン・ピエール・ジュネ監督の 「アメリ」という映画を見た。 この日記を読んでくれている人達に ぜひ観て欲しいと思った。 久しぶりに見た良い映画。 情景が綺麗で、少しだけ切なかったり クスクスと楽しかったり。 買って持っていたい映画かもしれません。 明日返さなきゃいけないけど 返す前にまた観ちゃうかもしれない。 2002年08月10日(土)

		■■■ ■■ ■　くすぶり金曜日 最近聴く音楽の影響が強いのか それ以外の何かの影響なのか 創作意欲をかきたてられる今日この頃。 ホームページをリニューアルしたいけど ソフトも技術もないとアイディアがあっても なかなかすすまないんだなぁ、これが。 それと全く同じなんだけど 曲やなんかを作ろうとしても ギターの技術もないしキーボードもないので なかなか前に進んでいかないんだよー。 それでも詩だけはちょこちょこ書こうと 新しくノートを買ってきたりした。 ひとつ、書いてみた。 色んなホームページを見て気がついた。 中村一義は僕の１日前生まれだ。 めでたく、みずがめ座の人なんだな。 僕はみずがめなのかうおなのか よくわからない日生まれの人です。 ハンドクリームの匂い。 新しいベニヤ板の匂いがするやつがある。 「アロエ」って事らしいけど、 僕としては「ベニヤ」って事です。 もうひとつのクリームは 何だかとても良いにほひがして 何というか、冬の匂いです。 雨が降ってきて、屋根やなんかにあたる そんなぱらぱらとする音が好きだ。 正直最近焦りを感じる。 僕の歳で、ちゃんとしたトラックというか 自分の人生のレールみたいなものに 乗って走っていない事への焦り。 一方、友達でも自分の好きな仕事を得て 日々頑張ってる人も沢山いるわけで アーティストを見ても僕より年下なのに ちゃんと生計を立てちゃってるわけで それなのにこんな暑い砂漠で 太陽にじりじりされてくすぶっている。 それだけ心の中で安定したいと思ってるのか それとも単純に歳を感じるからなのか。 いっそのこと、夏なのに雪でも降れば 焦りなどなくなるのに、と思ってみる。 2002年08月09日(金)

		■■■ ■■ ■　素敵な光景//聴きたい音楽 アリゾナは暑い。 というのは僕のアリゾナのステレオタイプであり、この街に来た事のある人のステレオタイプでもある。 そんなステレオタイプを打ち壊すような 寒いアリゾナにキャンプに行ってきた。 七月の最後の週末。 湖で釣りをしていた夕方、ますを釣りながら はぁあ、と息を吐いたら白かった。 指がかじかんで、釣り糸を結ぶのが困難で。 雲がやってきて、雲が去っていく。 そんな寒いアリゾナで素敵な光景を見た。 見たというよりも感じたと書いた方があってる。 西の空の夕焼けは黄色というより金色だった。 空も金色、太陽も金色で、 沈みかけの太陽は強い光線で僕らを照らした。 そんなとき、どこか遠くちょうど湖の向こうの方から、沢山の物がポップするようなそれでいてガラスの置物みたいに壊れやすいような音が聞こえたような気がした。金色に反射する湖の向こうの方を見ると、水がさわさわとしてきて、沢山の波紋がほんの短い間に近づいてきた。通り雨。ああ、と見上げた時ちょうど雨は僕をつかまえて金色の世界に少し降った。白い息を吐きながら、湖にえさを投げて少しすると雨は後ろの山に抜けていった。 日本から遊びに来ている子がいて、 音楽の趣味がかなり合うという事が昨日判明。 しかもＣＤを何枚か持ってきているので 借りちゃった。聴きたかったのばかり。 くるり。スーパーカー。岡村靖幸トリビュート。 トウチセイ。中村一義。 くるり、格好いい。 やられたぁ、と思ってちょっと悔しくなるくらい カッコイイ。 僕の親友は６人くらいいる。 その中で、今美容師をしているのがいて 中学生の頃、よくその友達の家に遊びに行った。 団地の４階で、僕の家と同じようにクーラーがなく ファミコンがあったりなかったりした。 やることといったら漫画を読んだりゲームをしたり話したりして、そこにはいつも音楽がかかっていた。 何でそんなＣＤを買ったのか、彼は２枚組みのコンピレーションアルバムを持っていて、大江千里とか小比類巻かほる、その頃はマイナーなエレカシなんかが入ってた。 その中に岡村靖幸の「だいすき」が入ってて 男だけしかいないのに鼻歌ってたりしちゃって。 夕焼けが団地の打ちっぱなしコンクリートの灰色を薄いオレンジ色に染めて、日が落ちて、お腹が空いた頃に「じゃあまた明日な」と行って帰ってた頃。 岡村靖幸の「だいすき」を聴くとそんな中学生の頃を思い出しちゃうのだ。 トリビュートアルバムのＨＰに参加アーティストがそれぞれ岡村靖幸がらみの思い出を書いていて、それらを読んでいるとちょっと胸がキュっとなる。懐かしくなる。 そういえば高校一年の頃、ＭＴＶジャパンかなんかでやってた岡村靖幸の「どぉなっちゃってんだよ」のＰＶがショッキングでおかしくて、妹の前で真似してみたりした。 かといって岡村ちゃんのＣＤは一枚も持ってない。 岡村靖幸トリビュート と、リンクを貼っておきました。 今ははっぴいえんどのトリビュートが聴きたい。 聴きた過ぎる！！！！ 2002年08月05日(月)

		■■■ ■■ ■　三文役者 あー、ちょいと酔うた。 ２年くらい前と比べて酒には弱くなった。 前はバリバリで（バリバリって....） こんなくらいじゃ酔わなかったのに 今じゃだいたいビール缶３本くらい速く酔う。 先週末はキャンプに行った。 １４人も参加したのでしきるのにかなり骨で。 寝坊の人はいて出発には遅れるし 各車の連携もうまくいかないしで ちょっと反省点あり。 でも魚は沢山釣れて、塩焼きで食べたり 雨は少し降れどもみんな楽しめたしで キャンプとしては成功したなと思った。 昨日の夜、蛇の夢を観た。 僕はかねてから蛇の夢を見る。 今回の蛇は大き目の毒蛇で 夢の中で「やばい！」と思った時、 どんな速さで逃げようとも蛇は噛む用意が出来ていて、僕は噛まれるのだ、と思った。 結局手の親指と人差し指の間をがぶりとやられた。毒蛇にがぶり、と。 この辺りにいる毒蛇と違う種類だったので 僕に噛んだその蛇の顎をもう一方の手で捕まえて 正しい血清を打ってもらう為に捕らえていた。 青が混ざった毒蛇だった。 竹中直人主演の「三文役者」という映画を借りた。 荻野目慶子が本当に役者だなぁ、と思った。 少うしだけ、涙した。 日本映画は日本映画で良いなあ、と思った。 今日は久しぶりにツーソンマウンテンに登ったのだが やっぱりあそこから見る景色は壮大で 夕陽も、その後の薄青紫と灰色が混ざった雲も 溜め息もでない程心を打って、しばし止まった。 2002年08月01日(木)

		≪ ≫ 初日 最新 目次