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2021年12月31日(金) ■ |
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「許せないこと」「譲れないこと」を伝える |
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客観的データを示し、一年の成長を振り返るのは、 大晦日という日を生き切った「翌年の元旦」と決めている。 だけど、主観的な振り返りは、してみたい思う。 一年前と比べて、どんな心の変化が起きたか。 GWを過ぎた頃からだろうか、妙にストレスが溜まりはじめた。 別に、いきがって世直しをしたいわけではないが、 「許せないこと」「譲れないこと」を見逃せなくなった。 それを相手に伝えようか、思い悩むことはあったけれど、 誰も口にしないのなら、63歳の役割として私が・・と思い至った。 結果的には、それも受け入れられなかったけれど、 自分としては、心の違和感を我慢せずに伝えた、という形が残った。 2年前の年末は、クレーマーのしつこい攻撃に遭い、 本当に心が折れそうになったけれど、今年はちょっぴり違う。 私にとっては、けっこうハードな一年間だった気がするが、 このまま指摘せずに、我慢して生き抜くよりよかった・・と 思えるような状態まで持ち堪えた気がする。 さて、来年はどんな一年になるのやら、神のみぞ知る。 まずは明日、しっかり2021年を振り返り、分析するところから。
P.S. 私の中では恒例になっている 「大晦日の夕陽に向かって手を合わせ、今年他界した人を偲ぶ」 今年は5人。お世話になった父の友人、仕事でお世話になった人、 若い頃、文化関係で助言いただいた女性、 そして、今でも信じられない役場の後輩や、 近くに住んでいる、中学時代の同窓生など身近な人が亡くなった。 あらためて「ありがとうございました」そして「お疲れ様でした」 (今年も、大型商業施設 の駐車場屋上から日の入りを拝みました)
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2021年12月30日(木) ■ |
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夫婦げんかは、ゲームのバトルで |
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最近の若者は、ネットなどのゲームで出会い、 共通の趣味で意気投合して結婚する、なんてケースもあるらしい。 何も行動しないでいて、実は出会いがない・・と嘆くよりも、 それはそれで、素晴らしいことだな・・と思う。 可能性は試みる人だけのものだから。 さて、そんな2人が夫婦喧嘩したら、どうするのかな?なんて、 話題になったら、お互い自分の部屋に閉じこもり、 詳しく知らないが、バトルするゲームを起動して、 殴る、蹴るの連続技で相手を叩きのめす、なんて面白い。 勝負がついたらリセットして仲直り、なんてことも、 あるかもしれないなぁ。 生身の体を殴る、蹴ると、DV(ドメスティク・バイオレンス)だけど、 ゲームの中では、立ち上がれなくなるまで攻撃しても、 誰も怪我をすることもなく、戦いが終わる。 夫婦喧嘩の解決方法としても、面白いじゃないか。 別室でなく、2人並んでゲームをしたら、また違うのかな。 負け続けると、それはそれでダメージがあるかもなぁ。
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2021年12月29日(水) ■ |
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善人と善人が戦っているからドラマになるんだよ |
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NHKラジオ「宗教の時間」から。 (すみません、話している人の名前をメモし忘れました) ただ「宗教」という難しい話ではなかった気がする。 大学で学んだことは、 「その人なりの正義があって、その人なりの信念があって、 その人なりの行動があることを学べた」と言い、 自分と違う考え方の人と会話をしていても、 「あなたはそう言う考え方なんだ、なるほど」と思えるし、 どんなことに対しても、人との距離感を感じながら、 「好き嫌いで人を判断しなくなった」とさらっと言いのけた。 さらに、先生から教わった中で、一番印象に残っているのは、 「善人と善人が戦っているからドラマになるんだよ。 だから、面白かったり切なかったりする。 悪人と思える人にも、そうする理由があるはず」という、 なるほど・・と頷くほどの考え方だった。 「善人と悪人」が闘っている構図ではなく、 お互いが「自分こそ善人」と思っている人同士がぶつかるから、 いろいろな摩擦が起きることを知った。 あっ・・彼女、脚本家になったって言ってた気がする。
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2021年12月28日(火) ■ |
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風景画には「雲」がポイント |
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先日、静岡市に研修で出かけた帰り、 静岡市美術館で開催されている企画展「ランス美術館コレクション」 「風景画のはじまり コローから印象派へ」を鑑賞した。 「コロー、クールベ、ブーダン、モネ、ルノワール・・ 百花繚乱の時代」そう書かれたチラシを片手に、 世界を代表する風景画を楽しんだ。 もちろん、どれもが素晴らしい作品なのだが、ふと気付くと、 雲ひとつない青空は、描かれていなかった。 風景画って、美しいだけでは画家の気持ちは何も伝わらず、 空に浮かぶ、いろいろな色や形をした雲を通して、 作者の気持ちを表現しているように私は感じた。 それぞれの雲がなければ、絵全体のバランスも悪いし、 作品自体に重みが感じられない。 毎日、柿田川の風景を撮影していても同じことを思う。 SNSなどの投稿は、雲ひとつない青空をバックにした 柿田川の風景が多くの人には喜ばれるが、 実は雲があった方が楽しいんだよなぁ、風景写真も。 「風景画には「雲」がポイントだよなぁ。
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2021年12月27日(月) ■ |
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大河ドラマの主役は、長生きすると難しいなぁ |
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今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け!」(渋沢栄一の物語)だった。 昨日、無事に最終回を迎えて、今年もなんとか観続けた。(笑) 前年からのコロナ禍の影響、今年のオリンピックの影響などを受け、 「41回」という短さだったが、満91歳まで生き続けた彼を 27歳の若手俳優「吉沢亮」さんが演じるには、ちょっと無理があった。 だからこそ、ちょっと厳しい感想だけれど、 「大河ドラマの主役は、長生きすると難しいなぁ」を残したい。 大河ドラマでは、幼少期を子役が演じるように、 長生きした場合、高齢期をベテラン俳優が演じてもおかしくない。 肌に艶があり、声帯も衰えていない91歳は、やはり違和感だから。 主役に抜擢された若手俳優が、偉人の一生を演じながら、 どんどん成長していく姿を見るのは一つの楽しみだが、 やはり、ドラマの年末の感想として、 年齢の違和感が頭に浮かぶようでは、本末転倒というしかない。 来年(2022年)の大河ドラマの主役・北条義時は62歳で他界。 再来年(2023年)の大河ドラマの主役・徳川家康は、75歳で他界。 これを、どんな演出で表現するのか、 また違った視点での大河ドラマの楽しみ方、見つけちゃったな。
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2021年12月26日(日) ■ |
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夢があるから頑張れる。仲間がいるからもっと顔晴れる |
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毎年恒例の「年末イベント」と言えば、 地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会。(今年は第61回)。 私が、生涯学習課長の時からだから、 もうすぐ10年近く、勝手に私設応援団を続けている。(笑) この吹奏楽部には、いくつかのスローガンがあるが、 彼らの着るTシャツにも書かれている大切なフレーズ、 「夢があるから頑張れる。仲間がいるからもっと顔晴れる」 これを強く感じたステージだった。 3部構成のステージ、中でも第2部の「沼商オリジナルステージ」、 (「ライオンキング」「アラジン」「リトル・マーメイド」等) その中から、今年は「リトル・マーメイド」。 ご存じ「人魚姫」の話だが、劇中にこんなセリフがある。 「幸せになりたかったら、叶わない夢は見ないことだ」 私は63年の歳を重ね、もういっぱい、充分すぎるくらい、 夢を叶えてきたから、残りの人生、夢を追い求めることなく、 静かに過ごそう・・と思っていた矢先だから、 妙に納得していたが、定期演奏会のパンフレットの一番後ろに、 「夢があるから頑張れる。仲間がいるからもっと顔晴れる」 を見つけてしまい、ちょっと心が揺れた。 まずは「自分の夢」の再確認からかな。(汗)
P.S (沼商定期演奏会後の「しもさん気になる一言」) 2019年12月26日(木) ペンライト振らないと、年を越せないからね 2018年12月24日(月) 「いつもの曲で、いつものようにフィナーレ」に感謝 2017年12月24日(日) クリスマス・プレゼントに「大人の深夜メドレー」 2016年12月25日(日) 私だけのため・・と勘違いできる「最前列」(汗) 2015年12月26日(土) 先輩の3年生を下級生が送る「第四部」が一番好き 2014年12月26日(金) 沼商吹奏楽部定期演奏会は「最前列がVIP席」 2013年12月25日(水) 単なる「定期演奏会」ではなく「クリスマスショー」
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2021年12月25日(土) ■ |
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音楽を楽しむ人たちの支援(フォロー)ができるか |
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行政がまちづくりをしようとすると、ジャンルが偏ったテーマより、 老若男女、みんなに喜ばれるような機能を設置するケースが多い。 だから独自の特色を出そうとすると、反対側からクレームが寄せられ、 結局は、無難な施策やイベントに落ち着くことが多い。 けれど、これからはそんなことをいってはいられない気がする。 行政こそ住民のターゲットを絞り、ピンポイントに施策を打たないと どんどん住民は離れていってしまう。 例えば・・音楽でまちづくりをするのなら、 アピールするために、音楽を町中に流すのも良いが、 やはり、新しい図書館に楽譜コーナーを設置し貸し出す。 (すみません、著作権法でだめかも・・(汗)) 音を出しても平気な防音の部屋をたくさん提供する、 カラオケボックスと提携を結んで、楽器練習がしやすくする。 どうしたら、音楽を楽しむ人たちの支援(フォロー)ができるか、 を考えた方が、面白いまちづくりができると思う。 彼らが、音楽を思いっきり楽しむ環境が整った時、 知らない間に、そんな噂が口コミで広まり、 あの町は、音楽でまちづくりをしている、と評価され、 あの町に、住んでみたいな・・になるんじゃないのかな。
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2021年12月24日(金) ■ |
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日本の国石は「ヒスイ(翡翠)」 |
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63年、歳を重ねても、知らないことが多くて恥ずかしい。 その一つが「日本の国石」だった。 「国花・国鳥」などと同じように、それぞれの国を象徴する石、 「国石」というものがあるらしい。 日本は「ヒスイ(翡翠)」が国石となっている。 実は「カワセミ」を調べていて、たまたま「翡翠」に変換され、 繋がってしまったのが「ヒスイ」・・「日本の石」。 調べてみると「カワセミ」との関連はあった。 「カワセミの緑の羽根から名がつけられた緑の半透明な宝石。 ヒスイは古くから東洋人に好まれ、 健康に恵まれるという不老長寿のシンボル」 なんと「日本では縄文時代より宝飾品としてヒスイが使われていた」 との情報もあり、収穫はあったけれど、 また一つ、知識が増えたと喜びながらも、疑問も残った。 「カワセミの羽って、グリーン(緑)なの?、ブルーだと思っていた」 多くのデザインに使われる「カワセミ」に、緑のイメージはない。 あれ、またまたこんがらがってきてしまった。 ちなみに、日本の花は「サクラ」と「キク」の2つ。 ふたつもあるなんて・・知らなかったなぁ・・(汗)。 今日は、クリスマス・イブ。 妻に「クリスマスプレゼントは、日本の国石だよ」って、 渡せるとよかったんだけど・・ ボーナスもない身分だから、外食で許してもらおうっと。
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2021年12月23日(木) ■ |
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特別な許可を得て撮影しています |
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最近、コロナ感染が収まってきたからか、旅番組が多い気がする。 しかし、以前放映した番組の再放送だったり、 まだまだ、旅行全開とはいかない様子が伺える。 そんな中、テレビ画面の四隅のどこかに表示されるのは、 「特別な許可を得て撮影しています」の文字。 えっ、こんな場所のこんな光景も許可がいるのか、と私は思う。 マスコミは放映するだけだけど、現地の最前線はそうはいかない。 「先日、○○放送で観たのですが・・」とはじまり、 「どこで許可を貰えばいいんですいか?」となることもある。 普通なら「特別な許可を得ないと入れない場所なんだ」と思うが、 どうしても撮影したい人は「許可を得れば入れるんだ」と理解する。 そして、なんとしても撮影したい・・と駄々をこねる人も。 だから、最近、投稿する写真も意識的に選んだり、 秘密の場所の写真は、自分だけの楽しみにしたり・・。(汗) プロのカメラマンでもないし、生業にしていないから、 今までに撮影した作品だけで、私は眺めながら楽しめる。 何も全てが全て、ネットに投稿しなくてもいいのだから。 それにしても、面倒くさい時代になったよなぁ。
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2021年12月22日(水) ■ |
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同じ場所、同じ時間の写真を比べると、一目瞭然 |
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今日は冬至、日照時間が一銀短い日。 お風呂は柚子湯、夕飯はかぼちゃ・・が定番だけど、 世界的には、この日を一年で一番祝う国があるらしい。 太陽を神と崇めている人たちにとって「冬至」は、 やっとこの日を迎え、これから1日1日と、 日の出から日の入りまでの時間が長くなっていくから、 盛大にお祝いをするのだという。 徒歩通勤をしている私は、その気持ちが少しわかる。 特に日の出、日の入時間は、時計を見なくても暗さでわかる。 定点観測している「柿田川」の風景写真では、 同じ場所、同じ時間の写真を比べると、一目瞭然。 陽の当たる角度が違うから、雰囲気が違うのだろう。 こんな楽しみ方を教えてくれた自然に、 いや、23.4度傾いて、日本に四季を与えてくれた地球に、 心から感謝したいな、と本気で思った。 本当に驚くほどの速さで、日の出、日の入りの時間が変わる。 寒さはこれからだけど、3月の春分の日が楽しみだなぁ。
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2021年12月21日(火) ■ |
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田舎では抗うつ剤を飲む人が多いんだ |
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映画「ボヴァリー夫人とパン屋」 (アンヌ・フォンテーヌ監督)から。 フランス人がイギリス人に、たどたどしい英語で 話しかけるシーンから、笑いながらメモを取った。 本当は、フランス語で話したいんだろうなぁ、と。 続いて「何気ない彼女の仕草に一瞬にして 10年間眠っていた性欲が目覚めた」との字幕、 思わず、照れ臭くなって、メモしてしまった。(笑) やはり強調されているのは、フランスの田舎の暮らし。 「田舎暮らしは快適だと思われるが、 めげない精神力が必要だ」「強い心が大切」 「意外かもしれないが」と前置きして、 「田舎では抗うつ剤を飲む人が多いんだ」と続けた。 長閑なようで、実はけっこうストレスが溜まるのが田舎。 そんな表現が面白かった。 主人公の愛読書「ボヴァリー夫人」のストーリーと、 目の前で起きている現実が重なり、物語が展開していく。 ラストに出てくる「人生が芸術を模倣することもあるんだ」 このワンフレーズが作品の肝かな。
P.S 「原題:Gemma Bovery」に「パン屋」を付け加えた邦題、 何か意味があるのだろうか?(笑)
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2021年12月20日(月) ■ |
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画像・動画、ご自由にどうぞ!サービス |
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先日、柿田川の写真や動画の提供依頼があった。 いつもなら、こんなイメージの写真が欲しいとか、 50代女性が喜ぶ絶景写真・・とか、テーマを教えてもらい、 こちらで選択して、こんなのはどうでしょうか?と送る。 依頼者の感性と一致して、一発で決まる場合もあれば、 何度も何度も、イメージに合った写真を送ることもある。 しかし今回は、新しい選択方法が見つかった。 私が撮り溜めた画像や動画が保存されている(iMac)を提供、 選別場所だけ教えて、私は離席した。 ほんの1時間半ほどで、自分のイメージした写真や動画を選択し、 USBにコピーして帰った。 「あなたの感性にあったものをどうぞ!」という形式だが、 実は、この方法がうまくいけば、「柿田川限定」だけれど、 「画像・動画、ご自由にどうぞ!サービス」が可能。 もちろん、プロのカメラマンじゃないし、 撮影した機材(カメラ)も安価だけれど、 数だけは、誰にも負けないくらい撮っている。(はず) 柿田川のブランディングに役立つなら、いつでもどうぞ。 「柿田川の魅力 お裾分けします」ってことなんだよなぁ。
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2021年12月19日(日) ■ |
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来年の相棒「寅」(トラ)が、なかなか決まらない |
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まだやってるの?と言われながらも、 なぜか続けている、スマホアプリの「ポケモンGO!」。 毎年この時期に、来年一年間一緒に連れ添う「相棒」を、 十二支に合わせて決めているのだが、 来年の相棒「寅」(トラ)が、なかなか決まらない。 (実は、何度も何度も、ケースに合わせて相棒を変える、 これが普通の遊び方らしいのだが・・(汗)) 私の場合、相棒を取っ替えひっかえするのが面倒臭いのか、 一年間、または半年間、同じパターンが多い。 ちなみに今年は、干支が「丑」(ウシ)だったので、 ウシ型のポケモン「ミルタンク」を連れて、歩き回った。 さて来年は・・と、ポケモン辞典を調べてみたけれど、 気に入ったトラ型のポケモンが見つからない。 こうなりゃ、見た目だけで「ライコウ」とか、 虎模様を想像させる「エレキッド」「エレブー」「エレキブル」、 あたりを相棒にして、歩こうかなぁ、と検討中。 毎日、眺めるからこそ、この相棒決めは大切なんだよなぁ。 この面白さも、やってみなけりゃわからないだろうけど。 「トラポケモン」っていないんだよなぁ、たしか。 詳しい人、アドバイスお願いします。
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2021年12月18日(土) ■ |
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筋トレって、成功体験の連続だから前向きになる |
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日本体育大学体育学部准教授、日本オリンピック委員会強化スタッフ、 柔道全日本男子チーム体力強化部門長、 日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員、理学療法士、 スポーツトレーナー、ボディビルダーなど、数多くの肩書きを持つ 岡田隆さん、通称「バズーカ岡田」と呼ばれている彼が、 筋トレの魅力を語っている番組を観て、メモをした。 答えは、とてもシンプルだった。 「筋トレって、成功体験の連続だから前向きになる」 言い換えると、継続すれば、誰でも筋肉がつくなど体型が変わり、 成功体験が味わえる。だから、自然と前向きな考え方に変わる。 まどろっこしい筋肉の説明ではなく、 筋トレは続ければ、結果がついてくるってこと。 彼は、こうも言っていた。 「継続できないものは結果は出ない。継続できるものは結果が出る」 そして、筋トレの楽しいところは「毎日、成果が発見できること」 やっぱり最後は「継続力」なんだなぁ。
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2021年12月17日(金) ■ |
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移住の判断は「あっ、ここだ」って感じるかどうか |
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最近、日本全土で、人口減少が課題となり、 過疎化に関係なく、移住・定住が脚光を浴びている。 全国各地の自治体HPも「移住・定住」の単語が溢れているが、 結局は、限られたパイの取り合いなんだよなぁ、と思う。 実際に、移住・定住した人たちの素直な感想を探すと、 自治体の思惑とは、少しずれている気がする。 移住したら、補助金いくら出します、は嬉しいけれど、 やはり、決め手は自分の感性らしい。 「移住の判断は『あっ、ここだ』って感じるかどうか」、 そんなメッセージを見つけて、メモをした。 さらに、こう続いている。 「心が動いちゃったら、もう頭でいろいろ考えたけど、 まぁ、そんなことはどうでもよくて、 とりあえず身を置いてみようみたいなこと」らしい。 とても曖昧な感想だけど、妙に納得してしまった私がいる。 移住を考えている人にとって「今より、生きやすいかどうか」 「生きているだけで幸せと思える環境があるかどうか」 そんな判断基準が優先されて、行動に移る。 「自分をより大きく回していける環境かどうか」 そんな感想も見つけて、なるほどなぁ・・と思う。 感性に訴える戦略や戦術かぁ・・
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2021年12月16日(木) ■ |
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汚いところほど、きれいにすると喜ばれるよね |
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なんと、柿田川公園内のトイレで耳にした台詞。 観光客だと思うけれど、2人の中年と思われる男性が、 私の横で、小便をしながら、会話していた。 「トイレ、きれいになったんだね。前は酷がった」と話かけ、 「そうそう、臭かったし、汚かったね」と返す。 どうも初めての来園者じゃなさそうだな、と思っていたら、 「汚いところほど、きれいにすると喜ばれるよね」と、 公園整備の根本をついている発言が、気になった。 「ここは、一番目立つところにあるし、明るくていいね」 自分事のように、嬉しくなったことを付け加えたい。 私の知る限り、公衆トイレのほとんどは、汚いイメージがある。 いまだに、和便器しかなかったり、どれか一台は故障中も多い。 はたまた、意味もない落書きのオンパレードの場所もある。 日陰の場所で暗かったり、アンモニアの匂いがこもったり、 何か、使いたくないな、という不潔感さえ漂う。 一方、民間施設のトイレは、清潔できれいだから、 トイレ休憩に寄りたくなるようなトイレが多い。 実は、この差は予想以上に大きいらしく、 あそこはトイレが汚いからイヤ、と行き先の決定に繋がるらしい。 まずは、汚いところをきれいにする、を意識したい。 だからって、トイレ使用上の注意がいっぱい貼られているところも、 嫌なんだよなぁ、落ち着かなくて。(笑)
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2021年12月15日(水) ■ |
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自己否定ができないと、自己改革はできない |
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「真珠湾攻撃から80年」と題した特集番組が続いた12月初め。 いくつかの番組を拝聴して、感じたことを記しておきたい。 あの真珠湾攻撃には、日本側に「過信と誤算」があったという話。 特に「山本五十六の誤算」という視点は、なるほどなぁ、だった。 彼の誤算は、予想以上に強かったアメリカ。予想以上に弱かった日本。 どうしても、自分中心に考えて、自分達を過大評価したくなる、 俺たちは強い、相手は弱い、と。 部下を鼓舞する時には、時には必要だけれど、 冷静に戦略、戦術を練る立場の人が、それをしてはいけない、 そんな風に感じながら、番組を見ていた。 まずは、自分たちの行動は本当に間違っていないか?という、 謙虚な目を持たないといけない。 「相手がどう考えてるかを考えないと、見誤る」とも。 そして、本当に変わりたかったら、まず「自己否定」を考える。 戦っている時に「自己否定」するのは、大変なことだけれど、 「自己否定ができないと、自己改革はできない」という 厳しい言葉が、ストンと腑に落ちた。 国レベルの戦いから、会社レベルの戦い、生活者レベルの戦い、 「過信と誤算」を常にチェックしていきたい、と思う。 アメリカには、こんなに日本が成長するって、誤算だったのかな。
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2021年12月14日(火) ■ |
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人を見るときはの裏っかわ。影の1番濃いとこ見んだよ |
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映画「影裏」(大友啓史監督)から。 タイトルが示すのは、普通の人だと思っていた友人が 実は「影の顔・裏の顔」があった・・ということなのだろうが、 現代では、相手がゲイだったからと言って隠すことでもないし、 嘘をついたり、善人ぶることも、裏の顔とは言えないほど、 いろいろなことが告白され、驚くには値しない。 それがいいことかどうかは別として、監督は、この作品を通じて、 私たちに何を伝えたかったのか、わからなかった。 メモした中から引っかかったのは、 「知った気になんなよ。お前が見てんのはほんの一瞬。 光が当たったところだけだってこと。 人を見るときはの裏っかわ。影の1番濃いとこ見んだよ」 人には、いろいろな部分があるし、嘘だってつく。 だから「影の1番濃いとこ」って表現がわかりにくかった。 ただ、出演者の横顔のどアップシーンが多かったから、 きっと、このフレームワークの多用で何かを伝えたかったのかも。 沼田真佑さんの小説「影裏(えいり)」を読んでみようかな。
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2021年12月13日(月) ■ |
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リポビタンDX (リポビタン・デー・エックス) |
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いつも気になってしまう「リポビタンDX」のCM。(笑) どうしてか・・というと「DX」の発音。 ケインコスギさんが出演している大正製薬のドリンク剤。 「そんなあなたに・・」の後に続けて、彼が「リポビタンDX」、 耳には「リポビタン・デー・エックス」と聴こえてくる。 えっ、「リポビタン・ディー・エックス」じゃないの?と私の脳。 この違和感をうまく表現できずに、申し訳ないけれど、 目から入ってきた文字を、脳が勝手に翻訳して、 私が勝手に連想した「リポビタン・ディー・エックス」と、 耳から入ってくる、ネィティブの「リポビタン・デー・エックス」、 毎回ながら、まだまだ慣れない。(汗) これくらい「ディー」と「デー」は違うことを実感する瞬間である。 最初に習う「エイ・ビー・シー・ディー、イー・エフ・ジー・・」から 直さないとまずいぞ・・と半分冗談・半分本気で思う。 でも・・「リポビタンD」の場合は「リポビタン・デー」だな。
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2021年12月12日(日) ■ |
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「スロースリップが起きている」「田所博士に訊け!!」 |
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日本各地で起きている地震・・インターネットで情報を得ようとすると、 TBSテレビ日曜劇場「日本沈没ー希望のひとー」の話題が先行し、 さらに、twitterなどのSNS投稿を検索すると、 「スロースリップが起きている」「田所博士に訊け!!」など、 これまた同番組関連の文字が溢れている。 あまりにタイミングがいいので、実は、政府がマル秘情報を握り、 特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為の事である 「プロパガンダ」(propaganda)ではないかと思いたくなるほどだ。 「憲法改正・敵基地攻撃」に舵を切ろうとするとき、 今まであまり話題に上らなかった「真珠湾攻撃」が特集されたり、 どうも、世相とテレビ番組が連動しているようで、怖い。 そういう意味では、誰かが冷静に、客観的に、そして大所高所から 社会全体の流れを眺めてくれる人が欲しい、とつくづく思う。 事態は、少しずつ動くから、なかなか気付きにくいけれど、 その僅かな変化に警鐘を鳴らす役割が必要だと感じている。 香川照之さん演ずる、田所博士が主張するのは、 沈没の前兆を示す「スロースリップ」(断層がゆっくりすべる)だが、 この「ゆっくり」は、自覚症状がないまま進行する病気も含め、 本当に、じっくり観察しなければ発見できない。 と言いつつ、最終回の「日本沈没ー希望のひとー」が気になる私。 楽しみでもあるが、怖い気もするなぁ。
P.S 今日は、年に一度の「12月12日。十二国記の日」。 大好きな、小野不由美著の長編シリーズだったのになぁ。(汗)
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2021年12月11日(土) ■ |
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植物の葉っぱは滑りやすいからね |
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職場の前の大銀杏の葉が、ここ数日の風でほとんど落ちた。 逆にいうと、銀杏の周りの地面は、黄色一色に染まるのだが、 それを毎日、関係スタッフで履く作業から、1日が始まる。 (すみません、私はたま〜にしか、参加できませんが・・(汗)) 観光サイドから言えば、インスタ映えする光景なのだが、 おもてなしの視点では、少しでも危険を回避したいと思う。 観光客やファミリーが「もったいないじゃないですか」というので、 私は、いつもこう答えることにしている。 「確かに・・あたり一面、黄色の絨毯はきれいだけど、 植物の葉っぱは滑りやすいからね」と。 「えっ、そうなんですか?」と訊き返す親子には、 目の前に落ちている銀杏の葉っぱを拾って、触らせてみる。 そうすると「あっ、ほんとだ。ワックスが塗ってあるみたい」となる。 そこから「どうしてだろうね?」とさらに訊き返すと、 子どもたちの目が輝く。それが楽しい。 親には、子どもたちが夢中で遊んでいる間に、少しだけ理由を教える。 「葉っぱは表面で水をはじき、風なんかで簡単に水滴を落とせるようにね」と。 さてこの話題で、どこまで子どもたちの好奇心を膨らませるだろうか。 身近な自然観察って、楽しいんだよなぁ。
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2021年12月10日(金) ■ |
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戦いは「本陣・大将」を潰すこと |
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最近の時代の潮流を眺めていると、真珠湾攻撃80年の特集から、 岸田首相の所信表明の「敵基地攻撃」発言まで、 憲法改正に絡んだ話題が新聞、テレビなどのマスコミで賑わっている。 いろいろな有識者が、戦争の戦い方を論じているけれど、 そのヒントは、戦国時代の戦い方にあるんじゃないだろうか、と思う。 ミサイル(弓矢)が飛んでくる基地をどれほど破壊したところで、 あまり相手に打撃を与えられないことは、日本の歴史が語っている。 敵の攻撃力を削ぐには「本陣・大将」を潰すこと。 桶狭間の戦いで討死した今川義元が率いた今川軍、 武田信玄というリーダーを失った武田軍などを見ればわかりやすいかも。 やはり、カリスマ的な大将・リーダーを失った軍は、一気に力がなくなり、 滅亡していくことは、何度も歴史から学んできたはず。 物騒な話ではあるが、相手国の首都、リーダーを潰せば、勝負は決する。 戦いとは、そんなもかな・・と「温故知新」の四字熟語が頭に浮かんだ。 だから「敵基地攻撃」「専守防衛」などという言葉が飛び交っても、 あまり、ピンとこないんだよなぁ。
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2021年12月09日(木) ■ |
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アメンボ、いた!! |
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土・日・休日になると、観光客の多い平日とは違い、 ファミリー層が集まってくる、柿田川公園。 そのそばを歩いていると、子どもたちがはしゃく声が聴こえ、 今日はどんな発見があったのかな?と、耳を傾ける。 それが「アメンボ、いた!!」 今回は湧き間でもなく、観光客なら見逃してしまうような場所に、 アメンボがいたらしい。 それをじっと眺め、水に映り、面白いようにピュッピュっと動く、 アメンボの影だけで、何分も喜んでいる姿に、にっこりしてしまう。 それを嬉しそうに見つめている、若い親たちにも感激した。 恥ずかしい話、私なら「ほら、もう次へ行くよ」と声を掛けてしまう。 見せたいものがいっぱいあればあるほど、時間を気にしながら、 自分たちのペースに巻き込んでしまうから。 しかし、先ほど紹介した若い夫婦は、子どもたちが飽きるまで、 子どもが次へ行こうとするまで、静かに待っていた。 子どもたちの好奇心を大切にしていることが、私にも伝わった。 こんなファミリーが過ごす「柿田川公園」にしたいな、と思う。 何かお手伝いすることができれば嬉しいのだが。
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2021年12月08日(水) ■ |
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「お疲れ生です」 |
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テレビで流れていた、アサヒビールのCM。 どこかで誰かが言いそうなキャッチコピーだけど、 実は、あまり耳にしてことがなかったから、新鮮だった。 特に、コロナ禍で外食が減った分、 「とりあえず・・生」の台詞も、しばらく言ってない。 「生」といえば、「缶ビール」ではなく、樽から淹れた「ジョッキ」。 そして、みんなで元気よく、声を揃えて乾杯する。 「お疲れ生です」(いいねぇ・・) そういえば、同じアサヒビールのCMに、こんなのもあった。 「いろいろあったこの一年に乾杯」 本当に、いろいろあったなぁ・・と思う人ほど、 この台詞が染み入るに違いない。 そういう私も、真っ黒になった手帳を捲りながら、 この台詞を、苦労を共にしてきた仲間たちと口にしたいな。
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2021年12月07日(火) ■ |
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紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ |
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柿田川公園内にも、色鮮やかな紅葉が見られるが、 写真を撮る場所、時間によって、大きな違いが出る。 特に、私の視覚では、おっ、いいな、と思っても、 カメラを覗くと、逆光になってしまうことが多くて、 なかなか思うような「紅葉」の写真が撮れずにいた。 そんな時、私のそばでこんなことを呟いた観光客がいて、 なるほど・・と思ってメモをした。 「紅葉は、陽の光を透かして撮るといいよ」 順光(逆光の反対)で撮影すると、色もついているし、 それなりの撮影はできるが、どうも今ひとつ。 葉っぱのもつ透明感が表現できず、悩んでいたから、 このアドバイスは、嬉しかった。 逆光の特性を上手く利用して、強い陽の光を、 葉っぱの向かう側に置くことで、逆光が味方となり、 本当に、透けたような葉っぱが撮れた。 撮影した写真を、補正すればいいのかもしれないけれど、 それじゃ、自然の光じゃなくなるからなぁ。
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2021年12月06日(月) ■ |
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人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける |
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何の番組だったろうか、またまた情報源不明、 最近、物忘れがひどくて、申し訳ない。(汗) 「樹木は、生まれた場所から動くことはできない。 だが、人は時間をかければ、会いたい人に会いに行ける」 そんなフレーズの一部だったと記憶している。 63歳の歳を重ね、さらにコロナ禍の中、どうも行動が鈍る、 すると、出かけるのがついつい億劫になる。 そのうち、会いたかった人の訃報などが突然届くと、 あぁ、一度、会っておけばよかった・・・と後悔が残る。 そんな思いをしたときに、耳から入ってきた台詞に反応し、 メモしたと思い出した。 うまく言えないけれど、 会いたいなぁ・・と思ったら、会いに行けばいいし、 声が聴きたいなぁ・・と思ったら、電話をかければいい。 全てが、デジタルの文字で処理する必要もなく、 人間本来が持っている感覚を大切にしていくのも悪くない。 さて、今、誰に会いたいかな、誰の声が聴きたいかな。
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2021年12月05日(日) ■ |
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欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか |
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映画「ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)」 (タムラコータロー監督)から。 原作は、田辺聖子さん小説だし、さらに実写版もあり、 今回がアニメ版。(韓国版もあるらしい) 原作、実写版、アニメ版、韓国版・・ どの順番で観るのが一番面白いかを問われたら、 間違いなく「原作」であるけれど、今回のように、 「アニメ版」の後、原作も読んでみよう、というのも、 悪くはないかもしれない。 たしか「君の膵臓をたべたい」も、いくつかのバージョンがあり、 それぞれに楽しめた気がする。 原作にあって、映画にはない言葉とか、逆のパターンで、 実写だけ、アニメだけにある会話とか、探すのが好きだ。 今回は一つ目なので、他との比較できないが、 とりあえず、気になった台詞を残しておこうと思う。 「俺なんにもわかってなかった。 欲しいものに手を伸ばすのが、どれだけ怖いことか・・」 東京2020パラリンピック観戦の後だったから、 車椅子のジョゼが、障がい者でかわいそう、と思うことなく、 違和感なく私の中にスッと入り込んできた。 1985年発行の原作、2003年の映画・実写版、 車椅子の女性ジョゼをどう表見しているか、比べてみたい。
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2021年12月04日(土) ■ |
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電子機器のコードを統一して |
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久しぶりに、私の呟きを文字にしてみた。(汗) 自宅のPC周りには、電子機器のコードが溢れている。 一方の口は、USBの接続用。 しかし、もう片方は、少しずつ形が違う。 これが、私を悩まし、ストレスが溜まってしまう原因。 なんの充電用コードだったっけ?と思いながら、 思いつくままに、差し込んでみるけど、なかなか合わない。 どうして、こうも面倒臭くするんだ、規格を統一して、と 心の中で叫んでしまった。 ビデオテープの「beta」と「VHS」戦争のように、 メーカーの規格争いに巻き込まれているようで、 どうも使い勝手が悪い。 ビデオテープの時は、はっきりわかる大きさの違いがあるから、 まだ諦めもつくけれど、コードはほぼ同じだから始末が悪い。 誰か、言い出してくれないかなぁ、規格を同じにしてって。 同じにしてくれれば、コード10本くらい買うから。
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2021年12月03日(金) ■ |
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落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね |
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毎朝、柿田川公園散策を、朝の通勤路とするようになり、 季節の移り変わりに疲れた心を癒されてから、 もう何年経つだろうか・・としみじみ冬の寒さを感じていたら、 観光客だろうか、私の後ろを歩いていた2人の若い女性が、 楽しそうに交わしている会話が聴こえてきた。 「この強い風に耐えられず、パラパラと落ちる枯れ葉に、 あ〜っ、冬がきたなぁ・・って思うよ」と 「なるほどねぇ、私はね・・」としばらく考えた後、 「落ち葉を踏む音で、冬を感じるんだよね」と続けた。 わかる、その感覚・・と私も、会話に参加しているようだった。 空気が乾燥している・・という表現よりも、 踏み歩くたびに、サクサクというか、カサカサというか、 聴こえてくる落ち葉の音に冬を感じる、なんて素敵なんだ、と思う。 五感で季節を感じる楽しさ、彼女たちに教えてもらった。 そういえば、音って記憶に残りやすいよなぁ。
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2021年12月02日(木) ■ |
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土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる |
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相撲ネタが続いたけれど、調子に乗って、もう一つ。 (これを最後に、しばらく「相撲ネタ」終わりにします。(笑)) 最近の大相撲の解説は、少し前まで応援していた関取が 蘊蓄を話してくれるので、ついつい、メモしてしまう。 最近では「野球ネタ」や「大河ドラマネタ」よりも多いだろう。 今回は、元横綱・稀勢の里が解説で言い放ったワンフレーズ。 ただの相撲の戦い方の話ではなく、いろんな場面で使える、 そんなことを感じたからだ。 「土俵は丸いんで、使い方を覚えれば無限大の動きができる。 丸って、そんな表現ができるのか・・と嬉しくなった。 四角と違って、力を逃す場所がある、という意味なのか、 土俵の形を体に叩き込んでいれば、いろいろな攻め方がある、 そんな意味かもしれない。 特に「丸は無限大」という言葉に、感激した。 最近「丸」という形が気になるのも何かの縁かもしれない。 一番強い形は「丸型」と信じて、生きてきたけど、 (顔形とか体型の話ではありません・・) これからも、軸をぶらさず「丸型」を貫こうと思う。 私に、尖った形は、似合いそうもないから・・(汗) 私の大好きな「ブルーホール」も「丸・円」だしなぁ。
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2021年12月01日(水) ■ |
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変わるための一年だったので |
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連日の相撲ネタですが・・ 大相撲11月場所は、照ノ富士の6回目の優勝で、幕を閉じた。 昨年の11月場所は小結。そして初場所ではまだ関脇だった彼が、 安定感を増しながら、一年後は、1人横綱として全勝優勝を飾った。 あまり話題にならないが、今場所活躍した「阿炎」も、 新型コロナウイルスの感染が広がる中、 大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題として 3場所の謹慎処分を受け、昨年の初場所では、幕下16枚目。 休場明けの3月、5月場所を、幕下全勝優勝。 十両に上がった7月で好成績を残し、9月には十両でも優勝。 そしてこの11月でも、大活躍で一年を終えたが、 「この一年を振り返ってもいかがですか?」の質問に、 「変わるための一年だったので」と、キッパリと答えた。 当時の相撲協会が引退届を受理せず、現役続行を前提に、懲戒処分。 この粋な計らいに、必死に応え結果を残す形となった。 一年くらいの年月を一所懸命やらないと、変われない証かもしれない。 「変わるための一年だったので」は、とても爽やかに心に響いた。 来年は「朝乃山」が「変わるための一年」に挑むこととなる。 彼の奮起を期待して、温かく、見守っていきたいなぁ。
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