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2015年07月31日(金) ■ |
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すいません、二階の「B」ですけど・・ |
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以前同じ分野(広報)で働いた、近隣市町職員との暑気払い、 前回(2週間前)は「準備会」、実は今日が「本番」だった。(笑) 午後6時半から10時半まで、約4時間、笑い続けた飲み会は、 声を出して笑うことで、いくら飲んでも酔わないことを知った。 飲み物、料理の注文は、部屋に設置されている直通の電話だから、 年齢、男女関係なく、自然と一番近くに座った者の役割となった。 だから「すいません、二階の『B』ですけど・・」という台詞を、 一番耳にしたし、今回を思い出すには、このフレーズで決まりだろう。 だって、オーダーしたものと違うものが運ばれてくるのも、 数えられないくらい多かったし、(ワザと間違えるギャグかも?) その度に、会話を止めて吹き出すくらい面白かった。 私のメモは、近況報告ネタだけでも、書き切れないくらいあるが、 最近、回転寿しにハマってしまい、1人で通っているうちに こんなに太ってしまったんです、と語る彼は、舌の回転も絶好調で、 「一人で回転寿司太り」と自慢げだった。 また結婚10年目「スイート・テン」で何が欲しい?と妻に訊ねたら、 「私の10年を返して」と、真顔、直球で言われた話は、 笑っていいものか迷ったが、告白した彼が「今日話せてよかった」と 苦しい胸の内を語り、夫婦ネタとして、笑い飛ばしていたのに救われた。 さらに、そろそろ、〆のお茶漬でも・・と注文しようとしたら、 「もうお米がありません」と言われたにも関わらず、真剣な顔で、 「じゃあ、おにぎりをお願いします」と注文する酔っ払いは本当に楽しかった。 その上、メニューにも載っていない「デザート!!」と声を上げたのに、 お店の人に「試しに頼んでみたらどうですか? 怖いですよ」と言われ、 ここは「やきとり屋」さんだったんだ、気がついた。(汗) こんなくだらない話を、たぶん、いつまでも思い出せるのは、 「すいません、二階の『B』ですけど・・」に違いない。 毎回毎回、間違えるお店のサービスは、私たちにとって 怒りたくなるというよりも、なぜか笑いの種であったのも忘れていない。 今度は「反省会」を計画しなくちゃなぁ。
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2015年07月30日(木) ■ |
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花火大会の「おもてなし」は、真っ暗な夜空 |
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夏が終わったら、総括しようかな・・と思っていたが、 気になったことは、早目に記録しておこう、と思う最近の私。 先週あたりから、S.N.Sを始め、多くのサイトで、 花火の画像が、これでもか・・とアップされはじめ、 祭り好きでなくても「花火は好き」という人の多さに驚いた。 今回の私の視点は、花火大会の規模(何万発)でもなければ、 形、種類、打ち上げの時間でもない。 街全体の「花火大会」に対する取組みというか、 ちょっとした気遣い、言い換えれば「おもてなし」である。 芥川賞を受賞した「火花」(又吉直樹著)は、 なんと「熱海の花火大会」のシーンから始まるのだが、 私の「熱海の花火大会」に対する印象は、 街全体で花火大会を盛り上げようしている雰囲気が強い。 それは、打ち上げ時間少し前になると(宿泊客のため?) ホテル・旅館の照明が消えるだけでなく、 全国チェーン店のコンビニ・ファミレスまで協力して消灯。 (実際は、点灯している店があったかもしれないが・・) 少しでも「光害」を無くし、なるべく周囲を暗くして、 花火をきれいに見せようという、熱海市民の「おもてなし」が 伝わってきて、嬉しかった想い出がある。 それに比べ、花火をお祭りのメインにしている割りには、 その部分の気遣いが感じられない「花火大会」もある。(汗) 高いビルが視界に入って花火が見えにくいのは我慢できても、 打ち上げ方向に、点灯しっぱなしの「広告看板のネオン」は、 やはり「おもてなし」の部分で気になるところであった。 もう何年も同じようなことを感じてきたから、敢えて一言。 「花火大会の『おもてなし』は、真っ暗な夜空」 商売抜きで、街全体の盛り上げを意識しているかなんだよなぁ。 (ちょっと辛口ですが・・ごめんなさい。(汗))
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2015年07月29日(水) ■ |
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ちゃんと光り続けているんですね。 |
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先日紹介した、映画「神様のカルテ2」(深川栄洋監督)から。 作品のラスト近く、24時間点灯しているはずの病院の看板を消し、 その病院の屋上から、星空を眺めるシーンがある。 予想外に多く目に飛び込んできた、瞬く星を眺めながら、 「この町にも、まだあんなに星が残っていたんだな」と 感慨深げな先輩・恩師が呟いた言葉に、妻がそっと寄り添う。 「はい、他の灯りに隠れていただけで、 ちゃんと光り続けているんですね」と。 星はいつでもどこでも瞬いている、それを「光害」と呼ばれる 街の灯りなどが見えにくくしているだけですよ、と。 それは、以前紹介した「夫婦愛」と同じく、 結婚してからずっと、あなたのことを思っていますよ、 ただ、仕事をはじめいろいろな人間関係や生活環境に隠れて、 私の想いが見えなかっただけです」と言いたげだった。 愛情がなくなったわけではなく、愛情が見つけにくくなっただけ、 そう解釈してもいいかも知れない。 私の好奇心をくすぐる、多くの出来事も大切だけれど、 そんな私を支えてくれている人たちに、好奇心の目を向けることも、 これからの生き方かもしれない。 いろいろなものを取り除いて、また「星が見える環境」に身を委ねる、 それもこれからの生き方かもしれないなぁ。
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2015年07月28日(火) ■ |
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食卓の上に、チェイサー(和らぎ水)を |
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最近、私の食卓の上には、必ず「チェイサー(和らぎ水)」。 先月、気が付いた「食材」の味を確かめながら・・は、 「口の中を漱ぎながら」という、新しい食べ方で目覚めた。 (何度も言うようですが、不味いということではありません(汗)) 利点は、なんといっても「ゆっくり」時間をかけられる。 今までの私は、ご飯のお茶碗を片手に、箸でおかずをつまみ、 いくつものお皿から食材を口に放り込み、 最後に「ごっくん」と一気に飲み込むパターン。(笑) 妻がせっかく手間暇かけて作ってくれた料理も、 あっという間に平らげ「あ〜、美味しかった」と席を離れる。 それが「料理(味)を無闇に混ぜない」ことを意識しただけで、 ゆっくり食べざるを得なくなった。(汗) その分、食事中の家族の会話は増えるし、いいことが多い。 蛇口をひねれば、柿田川の水が出てくるものだから、 今まで水を飲みながら(口の中を漱ぎながら)食事をする、 そんな習慣はなかったのだが、これがなかなか良い。 今までより「料理を味わう」ことが楽しくなった気がする。 だから「食卓の上に、チェイサー(和らぎ水)を」 次は、いろいろな料理の外食や居酒屋での宴でも試してみたい。
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2015年07月27日(月) ■ |
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静かにすると、山がしゃべり、川がしゃべる |
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NHK-BSプレミアム「ワイルドジャパン」から。 世界的に、自然(ネイチャー)の撮影といえば、NHKとBBC。 その日本とイギリス国際共同制作の自然番組とあって、 以前から楽しみにしていたが、今日から3回シリーズで始まった。 「第1集 本州〜荒ぶる自然と響きあう命〜」 内容を説明すると、書き切れないほどの企画であるので、 今回の番組ナビゲーターを務めている女優・尾野真千子さんが、 自然いっぱいの里山に入った時に口にした台詞を残したい。 「静かにすると、山がしゃべり、川がしゃべる」 日本全国、多くの観光客で賑わう自然スポットを訪れると、 当然のように、観光客の驚きや感激の声が溢れている。 日常生活ではありえない「非日常」を体験するという意味では、 自分たちが守ってきた「自然」を誇れるから、それも嬉しいが、 一番して欲しいことは「自然の声」を聴いて欲しいと思う。 写真を撮るのもいいし、直接、触れることもして欲しいが、 話し声をやめ、静かにすると、聴こえてくる音こそ、 是非、耳の奥に留めて欲しいと思う1人である。 言葉はいらない、ただただ、耳を澄ませて、 山や森に住む動物たちのちっちゃな鳴き声や、 せせらぎの流れる、ほんの僅かな音に気付いて欲しい。 それが「山がしゃべり、川がしゃべる」という表現なのだろう。 全編4K撮影の自然番組は、ついつい画像の鮮明さに惹かれるが、 自然が発する音「おしゃべり」も、クリアな録音がされている。 「柿田川大好き」の私なりの解釈であるが、 今は、蝉の鳴き声にかき消されているが、他の鳥も鳴いている。 豊かな自然とは、多様な動植物が共存していることなんだろうな。
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2015年07月26日(日) ■ |
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歴史は変わっても、人間は同じことを繰り返したりする |
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映画「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」 (尾浩之監督)から。 テレビ版を観てないので「劇場版」と言われても、ピンとこなかった。 しかし、タイトルの「安土城 最後の1日」につられ観賞したが、 やはり期待を裏切られた。(笑) 「NHKドキュメンタリードラマ風歴史教養番組」としては面白いのだろう。 とはいえ、歴史に関する台詞が気になり、メモをした。 現在からほんの数十年前に、女子だけの高校「女子校」があったことに、 新人時空ジャーナリストが驚くシーン。 「単女?」と訊き直し(たぶん女子単独の高校?という意味だと思うが・・) 「文化が変わるのって意外と遅いんですね」と感心する。 しかし主人公の時空ジャーナリスト・沢嶋雄一が、こう諭す。 「遅いというか、意外と変わらないことの方が多い。 歴史は変わっても、人間は同じことを繰り返したりする」と。 確かに、いろいろな歴史上の事件を調べ始めると、 その背景にあるものは、ほとんど同じだったりすることが多い。 「温故知新」とは名ばかりで、歴史に学ぶことをしないから、 クーデターや戦争が繰り返される。 「日本の歴史上、最も有名な事件の一つ、本能寺の変。 その最大の被害者は、農民や町民などの一般市民だった」と 「教科書の載ってる事件だけ取材しても、本当の歴史は何もわからない。 名も無き庶民の姿にこそ、見えてくる真実もあるんだ」の台詞が対になり、 頷くばかりだった。映画としての評価は、う〜ん・・(汗)
P.S. 時間表記には細心の注意を払っているのかと思いきや 「11:38AM 京の南東1km付近」「12:11PM 京の南東3.8km付近」 「01:05PM 京の南東6.7km付近」・・ AM・PMの使い方すら、統一されていないなんて、ちょっとガッカリ。
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2015年07月25日(土) ■ |
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50歳で持つべきは夢ではなく「目標」 |
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書籍「50歳からの『死に方』」 (弘兼憲史著・廣済堂新書刊・191頁)から。 サブタイトルは「残り30年の生き方」。 この書籍名の付け方は正解であると思う。 以前、生涯学習の講座名(ネーミング)を考えた時、 「いかに生きるべきか」としたら、まったく集まらず 内容は変えずに「いかに死ぬべきか」にしたら、 応募が殺到したことが忘れられないからだ。 「どう死んでいくか」を真剣に考えた時、 はじめて「どう生きるべきか」が、鮮明に見えてくる。 黒澤明監督作品の「生きる」が、それを物語っている。 さて、今回私が選んだのは 「50歳で持つべきは夢ではなく『目標』」。 退職したら、長年の夢だった・・という人がいるが、 定年退職してから、気力・体力を持続させていられるのは、 15年くらいがいいところ。 軌道に乗るまでにも時間がかかることを考えれば、 「叶わない夢は持たない」ことを心に決め、 達成することで充実感を味わえる、現実的な「目標」へと 切り替えることも、大事な選択であると思う。 50歳で夢を語るのも「男のロマン」でいいかもしれないが、 昔から「男のロマンは女の不満」と言われるように、 そろそろ「夢」に近い「目標」にしていく方が、 「安らかに死ねる」に違いない。
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2015年07月24日(金) ■ |
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「八ヶ岳」にいるのに「柿田川」が恋しい |
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たった3日間しか、地元を離れていないのに、 実は、私の頭の中は「柿田川」でいっぱいだった。(笑) ワンフレーズで表現すると、 「『八ヶ岳』にいるのに『柿田川』が恋しい」である。 溢れる緑に包まれながら「柿田川」を思い出し、 朝夕に耳にする鳥や蝉の鳴き声に「柿田川」の音と比較し、 「湧き水」という単語・フレーズを見つけるたびに、 「柿田川」を連想し、その魅力に胸がときめいた。 私の原風景は「柿田川」であることに間違いないだろう。 早く、あの川に「暑くなって熱を帯びている足を突っ込み」、 カラカラに渇いた喉に「手ですくい口に含ませたい」。 そんな想いとともに、八ヶ岳を旅していた気がする。 あの川に生息する「鳥や虫、植物」にも興味が湧いてきて、 バードウォッチング、野鳥の写真で造詣の深い、 ペンションのマスターのお薦めで双眼鏡を手に入れたのも、 「柿田川」をもっと知りたい、という気持ちの表れだろう。 異性が恋しいとは違う感情に、ちょっと戸惑ったが、 心から「柿田川」が恋しい、と感じたのは不思議な気分である。 早く逢いたい、早く触れたい、早く音を聴きたい・・ 八ヶ岳を始めとした、多くの森を観たからだろうか、 それとも、雪がほとんどない富士山を眺めたからだろうか、 地下水となって湧き出る湧水が、たまらなく愛しかった。 明日から2日間、柿田川に触れる機会があるから、 この気持ちがなんだったのか、じっくり確かめてみたいな。
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2015年07月23日(木) ■ |
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「バランス」と「姿勢」と「ガニ股」(下半身) |
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八ヶ岳で「乗馬」と「カヤック」を体験してみて気付いたこと。 この2つの種目、一見、共通するところは少なそうだが、 指導してくれた人たちのアドバイスを思い起こしたら、 なんと同じことをアドバイスしていただいていた。 馬に乗ってみて、予想以上に視線が高くなったことに驚いていたら、 最初に指導されたのが「左右・前後のバランス」、そして「姿勢」、 さらに、踵を下げて馬の胴体を(ちょっと)「ガニ股」で挟むことが、 安定するコツであるようだ。 翌日の、湖にプカブカと浮かぶ、気持ちのいいカヤック体験も、 指導者から「バランス」と「姿勢」と「(船体を押さえる)ガニ股」が、 ポイントだと教えていただいた。 「どうしても水面を漕ぐ『パドル』の使い方に目がいきがちですが、 本当は、下半身で船体を安定させるのがコツなんですよ」という一言に、 やっぱり、ここでも「下半身」の大切さに気付かされた。 スポーツは、種目に限らず、やはり上達の秘訣は、この3点だろう。 私の場合、なかなか上手くならない「ゴルフ」も、 この基本が出来ていないから・・と今頃になって納得した。(汗) 単なる体験・レジャーと考えていた「乗馬」と「カヤック」で、 体を動かす習い事の「基本中の基本」を再認識させられた。 もしかしたら「踊り」や「楽器演奏」なども、この基本は当てはまる。 いや、長時間、机に向かう仕事の場合でも、 「バランス」と「姿勢」と「下半身」を意識することが大切、 そんな気がしてきたので、明日からの生活に、活かしていきたいな。
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2015年07月22日(水) ■ |
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「気持ちよかった」の八ヶ岳 |
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せっかく信州に行ったのに・・と言うかもしれないが、 何を観光するでもなし、のんびりとした時間を過ごせれば・・と あまり齷齪したスケジュールを組まなかった、今回の家族旅行。 帰宅後、お互いが「楽しかったね」くらいの気持ちになれば、 それだけで充分な時間が過ごせたな、と喜びたい。 私の場合「放電」をテーマに過ごした3日間であったが、 振り返ると、星野リゾート・リゾナーレ八ヶ岳で、 女性陣2人がウィンドショッピングしているのを、木のベンチで のんびり待ちながら、高原の風に吹かれての「うたた寝」。 (気持ちよかった)・・筋肉が緩み、涎が出たかも? ペンションでは、部屋にテレビも無し、当然ネットも無し。 夕食後、聴こえるのは、周辺の雑木林に住む、鳥の鳴き声だけ。 忘れかけていた「静寂」を、五感で感じられた気がする。 (気持ちよかった)・・人の声がなくて。 情報を意識的に遮断したから、出来ることは「読書」。 読みかけていた「サラバ!」(西加奈子著)を一気に読み切った。 気がついたら、夜が明け白々としてきたが、久しぶりの達成感。 (気持ちよかった)・・次の日の心配をしないで。 乗馬やカヤックを体験しながら、動物や自然との一体感も、 そのことだけに集中できたからか、季節を感じられた。 (気持ちよかった)・・「高原」を体感できて。 他にも、いっぱいの「気持ちよかった」が溢れていた3日間。 「八ヶ岳、どうだった?」と訊かれたら、 間違いなく「気持ちよかったなぁ」と答えると思うから、 「『気持ちよかった』の八ヶ岳」を残しておきたい。
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2015年07月21日(火) ■ |
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まだ決めていない「どこか」と「なにか」がキーワード |
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今年の夏休み家族旅行は、明日から2泊3日で信州・八ヶ岳方面。 昨年の「歴史」を堪能した「京都・祇園祭」とはクッと趣を変えて、 溢れる「自然」の中で、思いっきり「放電」してこよう、が狙いかな。 いつもならきっちり決める、タイムスケジョールも、とてもゆるく、 1日目は宿に行く途中「どこか」「なにか」面白いところに寄ろう、 2日目も、天候によって、朝ゆっくり森の中を散歩して「できたら」 バードウォッチングやカヤック・乗馬など「なにか」をしてみたい。 また、念願だった、柳生博さんの「八ヶ岳倶楽部」を訪れて、 近くの「どこか」で美味しいランチをいただき、 夜、満天の星でも眺められればいいかな、なんて考えている。 3日目の帰りも、数多い山梨のワイナリーの「どこか」によって、 美味しそうなワインを「なにか」2〜3本チョイスして購入。 帰宅してから、留守番をお願いした母に、お土産や写真と一緒に、 3日間の出来事を話せたらいいな、そんなざっくりとした旅行。 今回は、まだ決めていない「どこか」「なにか」がキーワード。 「現地のことは現地の人に訊くのが一番」だといつも感じているし、 向こう(八ヶ岳方面)に行ってから、その日の天候にあわせて、 信州の、そしてこの季節の魅力を思う存分楽しみたいと思っている。 「充電」ではなく「放電」が目的の、今年の家族旅行。(私の場合) 自然の力を借りて、溜まっているものを出し切ってしまおうっと。
P.S. そんな訳で「明日から3日間、行方不明になります」ので、 拙い「気になる一言」もお休みです。(笑)
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2015年07月20日(月) ■ |
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薬の役割は『抑える』こと。 |
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書籍「断薬セラピー」(宇多川久美子著・WAVE出版刊・207頁)から。 薬剤師だった著者が、医療の現場に身をおく中で 薬漬けの医療に疑問を感じ「薬を使わない薬剤師」として活躍。 そんな話を耳にして、興味津々で、本屋で購入。 夢中になって、あっという間に読み終えた。 「薬をやめれば、病気は治る」というサブタイトルは、 インパクトが強くて、私をその気にさせるには充分だった。 目次(インデックス)を読むだけでも、頷いていたが、 中を読み進めると、根底に流れている考え方がわかってきた。 この本だけではまだ「薬は害になる」と確信は持てないが、 少なくとも「薬の役割は『抑える』こと。」という考え方は、 恥ずかしいけれど、意外と盲点だった気がする。 風邪をひいても、喉が痛くても、何か身体に異変があると、 病院に行って薬をもらってくることが早道、とはがり、 薬に頼る生活をしていたことが、可笑しくなってしまった。 血圧も、コレステロールも、薬を飲むことで治るなら、 一生飲み続けるとか、薬を増やすなんてことはないはずなのに、 それさえも疑わず、薬の信者となっていた気がする。 「薬の役割は『抑える』ことであり『治す』ことではない」 この大原則を知っただけで、大きな収穫だった気がする。 人間ドックなど、検査項目が多ければ多いほど、 必ず何かが引っかかり、医師に相談すれば、 「では、薬を出しますから、飲んでください」と言われ、 確かに、数値が下がれば、治ったものと勘違いをする。 しかし「治ったわけではなく、抑えているだけ」と知れば、 なるべく薬を飲まず、自分の持っている免疫力で治そうとする。 それが、自然治癒力であり、人間に備わった力と理解した。 薬を飲んで寝れば治る、という思い込みはやめなきゃなぁ。
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2015年07月19日(日) ■ |
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今、作品を作っていて、とっても楽しいんだ |
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ジオラマアーティスト・田村映二さんの作品展覧会が、 沼津駅北口の「プラサ・ヴェルデ」で開催されていると知って、 (それも、たった「3日間」と知って)慌てて会場に足を運んだ。(汗) やや広めの会場に、新作も含め「Tam-Tam world」が並んでいたが、 やはり、子どもの力って大きいなぁ、と感じた新作は私の目を惹いた。 約1年半前に生まれたばかりの娘さんに向けて作ったと思われる、 「ナノハへの贈り物」は、私のお気に入りとなったのは言うまでもない。 会場内で見つけた、動いている奥さん似の「菜葉」ちゃんは、 奥さんのお腹にいる頃から知っているので、なんだかとても嬉しかった。 今は仕事をしていて、早朝に「菜葉ちゃん」の声が聴こえると、 長い人生で今が一番しあわせ〜って思えるんだよね、と満面の笑顔で 私に、ひとり娘を紹介している田村さんは、もう「親バカ」満載。(笑) 娘の声を聴くだけで、制作意欲も「どんどんアイデアが浮かぶ」と言い、 「作品を作りたくて作りたくて仕方ない」と、口元が緩んだ。 「どうしてですかね?」と訊ねた私の問いに、悩むことなくこう答えた。 「今、作品を作っていて、とっても楽しいんだ」 傍にいた奥さんも「本当に、楽しそうなんです」と付け加えてくれた。 目の中に入れても痛くない(コンタクトレンズのような)娘が喜ぶような、 いや、可愛い娘に喜んでもらえるような作品が、 これからもどんどん生まれてくる予感がした展覧会であった。
P.S. 「子どもが喜ぶ作品を作りたいが、子どもっぽくはしたくない」という アーティスト魂を語ってくれたのも印象的でした。
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2015年07月18日(土) ■ |
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「り」は、なんとなく付けたんですけど・・ |
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第308回泉のまち音楽会、今回は「クラシックギターデュオ」 先生と生徒の関係だという「松本平行さん」と「北田奈津子さん」、 今年63歳という先生と、東京音楽大学クラシックギター科に在籍中の 現役女子大生の生徒さんは、10年前から師弟関係で築いてきた関係か、 とても温かい気持ちで見守る、先生の気遣いが伝わってきて、 ものすごい近い距離で聴いていた私は、ギターの音に癒された。 先日読み終えた、書籍「火山のふもとで」(松家仁之著)の一場面に 何気ない会話で「ギターの音が好きなの」という台詞があり、 そのありふれたフレーズが、どうして気になってメモしたのか、 判らなかったが、今回の演奏で「私もギターの音が好き」と自覚できた。 ピアノでもなく、ヴァイオリンでもなく、ギターの音が好きなんだと。 彼女がソロで、一番番最初に演奏してくれた、クラシックギター曲の定番、 「アルハンプラ宮殿の思い出/F.タレガ」は、やはり素敵だった。 ところで、今回の演奏会は「まつなつりコンサート」とサブタイトル付き。 文字、フレーズには、無意識に厳しいチェックしている私は、 「なつまつりコンサート」の誤字と勘違いし、危うく指摘するところだった。 その種明かしは、恥ずかしそうに彼女がしてくれた。 「なつまつりコンサート」だと、夏しかしないみたいだし・・照れながら、 「松本先生」の「まつ」、私(奈津子さん)の「なつ」を繋げて、 「まつなつり」にしました、と言った後、最後に困ったように 「『り』は、なんとなく付けたんですけど・・」の台詞が可愛かった。(笑) 演奏の感想や先生のユーモア、彼女の素敵な衣装に触れなくて申し訳ないが、 また機会があったら、聴きに行きたいと思わせてくれるギターの音に触れ、 爽やかな気持ちで、夏休み1日目を終えた。
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2015年07月17日(金) ■ |
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数字にこだわってますよね |
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以前同じ分野(広報)で働いた、近隣市町職員との暑気払いだった。 私は、このメンバーと飲むのが大好きで、10年以上経っても こうしてさっと集れる、そんな気楽さがお気に入りである。 同じ職場、同じ分野、同じメンバーの飲み会も楽しいけれど、 やはり刺激という意味では、他の職場であったり性別が違ったり、 普段と違う環境に身を置いている人たちとの会話は、 私の気付かない指摘をしてくれるので、これまた楽しいと思う。 4人のメンバーで「3人前」の刺身を頼んだので、可笑しくて スマホに「4人なのに3人前」とメモしていたら、 「下山さんって」と前置きをして「数字にこだわってますよね」と 私の書き続けている「気になる一言」の傾向を、教えてくれた。 振り返ると、数字の矛盾、数字のマジック、数字の魅力など、 数字を織り交ぜた「気になる一言」が多いことに苦笑いした。 自分では、淡々と書き続けてきたつもりだけど、 長年読んでくれている読者には、私なりの特徴がわかるようだ。 まぁ、そう指摘されても、たぶんあまり変わらないだろうけれど、 そのうち「数字」を意識して「気になる一言」を検索してみよう、 そんな気になった、アドバイスである。 「数字にこだわる」・・これも個性であり、私の文体だろうなぁ。
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2015年07月16日(木) ■ |
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50年後100年後の居住者に感謝されるまちづくり |
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講師「ANAホールディングス(株)常勤監査役 大川澄人」氏 演題「地方創生セミナー・地域開発を進めるにあたって」から。 人口減少と定住促進は、全国の自治体が抱えている課題として、 試行錯誤しながら、いろいろな対策が練られている。 ただ、どの町も単に人口推移を指標にしながら、 その変化に対して、増えた・減ったと一喜一憂している気がする。 もちろん、どの自治体も総合計画を軸に、 10年〜15年後の将来都市像を定め、それに向かって進めている。 あんまり先のことは、シュミレーションするデータが曖昧だし、 「計画」と呼ぶには相応しくないとも思う。 しかし、講師はあえて、目指すまちづくりの目標を示してくれた。 「社会的信頼度の高い地域づくり」、言いかえれば、 「50年後、100年後の居住者に感謝されるまちづくり」だと言う。 今住んでいる私たちの満足度ではなく、これから住む人たちが、 この町独自の町民文化に触れ、この町を選んでよかった、 将来を見越して、こんな町にしてくれてよかった、と感謝される、 そんな取り組みが大切だと気づかされた。 そのためには「市町を超えて、世代を超えて、役割を超えて、 過去を超えて、みんなで」が必要であり、講師が教えてくれた 「あんしん、あったか、明るく、元気」をキーワードに、 まちづくりを進めるのもいいかもなぁ。
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2015年07月15日(水) ■ |
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選考のキーワードは「納得」「共感」 |
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「暑気払い川柳」(お題は「恋」)の作品募集があり応募した。 その後、多くの方の句が一覧表にされ、5句の選考が任されたが、 川柳の選考にあたってのポイントがわからない、と思っていたら、 参考として、こう書かれていた。 キーワードは「納得」「共感」としたあとのアドバイス。 ・ズバリ「斬る」・チクリ「刺す」・ホロリ「泣かせる」 ・ニンマリ「笑う」・ポンと「膝うつ」(NHK学園川柳倶楽部から) そうか、そんな感覚で選べばいいのか、と思いながら、 私がSNSで「いいね」を押す判断基準と似ているな、と感じた。 「いいね」は「読んだよ」という意味だと言う人もいるが、 どうしても投稿の内容に「いいね」が押せなかったこともしばしば。 だから、今回の「川柳選考基準」を教えてもらって、 私なりに「いいね」を押す判断基準があったんだな、と納得した。 逆に考えると、文字だけで書いている私は、投稿に際して 読者の「納得」や「共感」してもらえる内容かどうかが、 「いいね」を押してもらえる基準なんだろうな、と反省した。 多くの「いいね」をいただいている投稿は、そんなポイントを しっかり押さえている気がする、なるほどなぁ。
P.S. (再度、書き出しておこうと思ったメモ) ・ズバリ「斬る」・チクリ「刺す」・ホロリ「泣かせる」 ・ニンマリ「笑う」・ポンと「膝うつ」
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2015年07月14日(火) ■ |
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右手にサイエンス、左手におとぎ話 |
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書籍「森と暮らす・森に学ぶ」(柳生博著・講談社刊・174頁)から。 自然に造詣が深い柳生博さんらしい「森づくり」が、 この本にはいっぱい詰め込まれていて、ワクワクしながら読み終えた。 「森」「公園」「緑」の力に興味を示している時に読んだので、 メモが予想以上に増えたが、その中で私が選んだのは、 リズムのある「右手にサイエンス、左手におとぎ話」を選んだ。 片方では「図鑑片手に林の中を歩いて、観察して、 そして実際に林に手を入れていく」ことを学び、 片方では、林の中で植物とかかわっていきながら、 いろいろな物の立場で考えられることを学ぶことこそ、 おとぎ話、そのものではないかと思う。 「右手にスコップ、左手に缶ビール」をスローガンに、 まちづくりをしている団体を知って、うまいこと言うな、と 思っていたが、これからは、子どもたちだけでなく、 好奇心旺盛な高齢者にも呼びかけて、 「右手にサイエンス、左手におとぎ話」を広めたい。 森は、私たちにいろいろなことを教えてくれるし、 想像力を膨らませて、おとぎ話の題材にもなってくれる。 自然と仲良くなるって、そんなことではないかと思う。 この夏、家族と一緒にこの本に登場する「八ヶ岳倶楽部」を 訪ねたてみたい。 もちろん「右手に図鑑、左手に絵本」を持って。
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2015年07月13日(月) ■ |
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27DRESS |
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映画「幸せになるための27のドレス」 (アン・フレッチャー監督)の原題である。 果たして、原題どおりの和訳「27のドレス」だったら、 映画館へ足を運んだかどうか、ちょっと自信がない。 誰が考えるのかわからないが、この和訳には脱帽である。 「幸せになるための・・」は、どこにも書いてないのだから、 ストーリーを全部観終わってから付けたとしか思えない。 それにしても、上手いなぁ・・と感心した。 時々、原題はとまったく違う和訳タイトルに合うと、 ウキウキしてしまう。 商品でいえば、キャッチコピーだから、 観客を惹きつけるには、一番大切かもしれない。 今では、公式ホームページのアドレスにも使われるから、 その重要性は、私の想像以上であろう。 もちろん、映画の中でも、洒落た台詞は溢れていた。 1つ選ぶとしたら、 「新しい手帳を送るから、僕とのデートを記帳してくれ」かな。 「ずっとあなたのキスの味を知りたかったの」にもぐらっと(笑)。
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2015年07月12日(日) ■ |
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日曜日夕食後の楽しみ方は、翌1週間の予測 |
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昨日、土曜日午前中の過ごし方を、ちょっぴり披露したら、 さっそく「日曜日はどのように過ごしているのですか?」という 思いがけないメールが届き、自分なりに考えてみた。 勿論、仕事があれば仕事優先。(これは仕方がないと割り切っている) なければ、次の優先順位は「家族」の用事で一緒に過ごす。 あそこへ行きたい、〜を食べたい、これをして、あれをして、 という要望に、出来るだけ、応えるようにしている。(出来るだけ) それもなければ、映画や読書、講演会、コンサート、美術館・・と なんでも「習慣化」するのが大好きな私にしてみると、日曜日は けっこうフリーな時間の過ごし方をしているな、と面白かった。 ただし、夕食後からの時間の使い方は、お決まりのパターンがある。 「NHK大河ドラマ」を観た後、おもむろに手帳を取り出し、 翌日月曜日からの1週間を私なりに予測し、準備を進めること。 出席しなければならない会議等の再確認を始め、 昼休みやアフターファイプの過ごし方を曖昧ながら自分なりに計画し、 その上で、今週の飲み会のメンバーや場所の確認などをしながら、 財布の中身とも相談をする。(汗) さらに、月曜日から金曜日までの週間天気予報をデータにして、 5つのハンガーに、5日分のズボンと開襟シャツを組み合わせて、 部屋の片隅に吊るしておく、これで準備完了。 後は、風呂に入って「気になる一言」を書いて、読書して寝るだけ。 計画どおり進む1週間もあれば、まったく予測に反したことが起こり、 予定が滅茶苦茶になることも、しばしばあるけれど、 自分の予測能力の低さを嘆くこともなく、そのハプニングを楽しむ、 そんなことが出来るようになったきた。 「トラブル」や「アクシデント」ではなく「ハプニング」、 そう考えるだけで、気持ちはずっと楽になるな、私の場合。
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2015年07月11日(土) ■ |
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はい、ご苦労様。今から「自由時間」にするから |
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土曜日の午前中は、柿田川ボランティアの日。 自分で勝手に決めて、第2、第4は川に入って、外来種駆除作業、 他の土曜日は、案内看板を拭いたり、芝生の雑草を抜いたり、 柿田川・柿田川公園を舞台に、自分のライフワークの一つとして、 楽しい時を過ごしている。 今日は、今までの梅雨空が嘘のように、青空をみせてくれた、 さらには、30度を超える暑さの中での作業であったが、 1年を通して、水温15度の柿田川が私たちの体を癒してくれた。 午前9時から11時までの約2時間、ほとんど無駄口もせず、 黙々と「外来種・オオカワジシャ」を抜き、袋に詰めるだけだが、 実は「水中花・ミシマバイカモ」の可憐な花を護る作業は、 両腕と下半身を水中につけっぱなしのためか、体力を消耗する。 その疲れの溜まり具合でそろそろ終わりの時間かな、と思った頃、 活動主催者の会長から、こんな台詞が聴こえてきた。 「はい、ご苦労様。今から『自由時間』にするから」 柿田川の中をゆっくり散歩するなり、大きな湧き間を川の中から見学、 防水カメラで写真を撮ったり、動画を撮影したりすることも許される。 2時間に及ぶ作業してくれた「御褒美」と言うことだろうか。 こうして、夫々(それぞれ)が、柿田川の魅力に触れ、 柿田川を愛し、柿田川に関わることに喜びを覚えていくことになる。 「水と緑を大切にする町民文化」を、全国に向けて情報発信し、 この「保全と活用」を上手く住み分けていく活動こそ、 全国に誇れるものになるに違いない。 まずは、多くの人に柿田川に入って作業体験をしてもらうことからだな。
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2015年07月10日(金) ■ |
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「メモリーペグ」を実感した「ベトナム同窓会」 |
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19年前の平成8年(1996.9.11〜19)・(7泊8日) 静岡県未来づくり調査団として「ベトナム・香港」を視察した仲間たち、 国・県・市町の職員、民間企業も含め、総勢12人のうち数人が集まり、 「ベトナム同窓会」と称して、静岡市内の「ペトナム料理店」で開催した。 当時30歳代後半の若者たちが、今や定年間近の50歳代が大半で、 それなりの役職、それなりのポストに就き、交換した名刺に驚かされた。 しかし、ベトナムのビールや料理に舌鼓をうち、当時を思い出し始めたら、 約2時間、話題は尽きることなく、よくここまで覚えているものだな、と 人間の脳の持つ記憶力に、ただただ脱帽であった。 脳は、五感で覚えた記憶を、たぶんすべて覚えている。 以前「メモリーペグ」(記憶の釣り針)の話を書いたが、 あるキーワードがあると、記憶の釣り針に引っかかるように、 芋づる式に繋がってくる、ということを、今回改めて実感した。 19年前に、何を食べ、どんな味で、こんな会話をした、なんてことが、 昨日のことのように、思い出されるなんて・・・。 特に1人ではなく、数人の記憶をメモリーペグで引っ掛けたからか、 より鮮明に甦ってきた気がする。 特に「味」「匂い」の記憶は、私の予想以上の成果をみせてくれた。 「19年前に食べた『ドリアン』の味」が美味かったか、不味かったか、 それをみんながしっかりと覚えていたこと、そのことに驚いた。 記録として「『メモリーペグ』を実感した『ベトナム同窓会』」を残し、 また何年かしたら、このフレーズで思い出せる味があることを期待したい。
P.S. あまりに楽しく時が過ぎ、危うく最終の新幹線に乗り遅れるところでした。
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2015年07月09日(木) ■ |
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さあ面白くなってきた |
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書籍「きっと強運になる達人ノート」 (中谷彰宏著・PHP研究所刊・171頁)から。 彼の自己啓発本は、以前から私のお気に入りのひとつであり、 読後の記憶に残っていることが多いのは、 フレーズが短く、インパクトがあるからだと感じている。 大きな目次と、さらにそれを補う中くらいの目次だけでも、 読み返した時に、詳細まで思い出せる工夫が施されている。 さて、その中で今回の「気になる一言」に選んだのは、 「ピンチになったら、『さあ面白くなってきた』と 声に出して言ってみる。」 「運を味方につける」には、ピンチになったことを喜ぶ、 そういうことなんだろうが、私にはまだその域に達しておらず、 まだまだアタフタしてしまうことも多いが、 先日、柿田川で溺れて死にそうになった時から、 なぜか自分の人生に対して「さあ面白くなってきた」と 考えられるようになってきたのも、本音である。 「生きてるだけで丸儲け」ではないが、何かが吹っ切れた。 生きながらえたことで「自分は強運の持ち主」と感じているし、 いくらピンチになっても、命までは取られないだろう、と 割り切ることができるようになってきた。 こんなことを書きながらも、まだまだ落ち込むこともあるし、 知らないことで恥をかくことも多々ある。 それもこれも「さあ面白くなってきた」と考えたいな。
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2015年07月08日(水) ■ |
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でも、知り過ぎない方がいいんだよ |
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映画「ヒア アフター」(クリント・イーストウッド監督)から。 「死者と語る人生なんて意味がない」という理由で、 霊能者を辞めた、肉体労働者のジョージが、 料理教室で知り合った女性に、その霊能力を使って欲しいと頼まれる。 彼は何度も何度も断るが、彼女は引き下がらない。 霊能力を使う前に、彼が彼女に囁く。 「誰かのことを全て知るのは、いいことに思えるかもしれない。」 そう前置きをして「でも、知り過ぎない方がいいんだよ」と。 結局は、彼女の過去・人間関係を知ることになり、 元の関係に戻ることはなかった。 人間、生きていく上で、誰も知らないような「秘密」も必要、 そう教えられたような気がする。 好きだから、愛しているから・・あなたのすべてが知りたい。 そういう台詞は、ラブストーリーのワンシーンとしては素敵だけれど、 現実としては、息が詰まってしまい、ストレスが溜まることもあり得る。 適当な「秘密」と適当な「謎」の部分を持ち合わせた方が、 より親しい関係が築けるかもしれない。 これは、人間関係の大前提として、記憶に留めたい。 タイトルの「ヒア アフター」(Hereafter)は、辞書によると 「来世」の意味なんだろうけれど、あまり関係なかったなぁ。 「死後の世界」の方が、スッキリするのになぁ。
PS. 津波のシーンを始め、目を背けたくなる場面の連続。 たぶん、3.11の後では、作れなかったのではないだろうか。
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2015年07月07日(火) ■ |
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一年に一回しか会えない男に興味はないが・・ |
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七夕の今晩、空模様は梅雨空らしく、厚い雲に覆われていた。 22時近くに帰宅してから、それでも「七夕」をネタに、 何か書こうかな、と高校時代の物理部天文班の部員だった私は、 ボロボロになった星座手帳を広げながら、 「天の川」(ミルキーウェイ)をはさみ、相対する二つのα星。 織姫星は「こと座のベガ」、彦星は「わし座のアルタイル」、 白鳥座が羽を広げて、一年に一度の・・とメモしながらも、 今日ばかりは、このネタで日記を書く人が多いことに気付き、 知人の日記をざ〜っと読んでいたら、私のアンテナに引っかかる、 面白いフレーズが、目の中に飛び込んできた。 若い彼女の日記であるが、私にとってとても新鮮で楽しかった。 「ヒコボシとかいないけど」と前置きをして、 「そもそも一年に一回しか会えない男に興味はないが、 今年はいい七夕になりました!」。 この発想、この視点、私には思いつかなかったから、 「気になる一言」に、ピックアップしてみた。 一年に一度しか会えないという、七夕伝説なんかより、 本当に好きなら、会いたい時に会いたい、と思うだろうし、 毎日だって会いたい・・が、本音だろう。 一年に一度しか会えなくて、本当に付き合っていると言えるのか、 そんなことまで想像が膨らみ、久しぶりに面白かった。 facebookやmixiなど、SNSの楽しいところは、 自分とは性別も年齢も、住むところも違う人たちの意外な視点が、 私を驚かせてくれるところにある。
P.S. 若い女性の「七夕ネタ」、勉強になりました。 漢字の「夕」とカタカナの「タ」が似ている、なんて話題をネタに 書かないでよかったなぁ。(汗)
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2015年07月06日(月) ■ |
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うちは「西島(秀俊)さん」妹のところは「嵐の大野君」・・ |
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15年以上の使用していた冷蔵庫の冷凍機能が壊れたので、 とうとう地元の大型電化製品量販店で購入し、 久しぶりに台所(キッチン)の景色が、大きく変わった。 もちろん、機種の選択には我が家の女性陣が、 大きさ、収納力、使いやすさなどを考慮して決めたのだが、 こうして、新しい冷蔵庫を目の前に、私が気になったのは、 メーカーだった。(笑) わが家は「パナソニック」妹の家庭は「日立」なのに、 彼女たちは「うちは『西島(秀俊)さん』、妹のところは『嵐の大野君』、 『杏』のところもよかったね」と、CMに出演している芸能人で 話が盛り上がっている。(杏は「三菱」でした) その感覚が、男の私にはどうも理解できない。 そういえば、以前、学生さんに「どこの辞書を使ってるの?」と 訊いたら「三省堂」とか「旺文社」という単語を期待したら、 「シャープです」とか「カシオです」という答えが返ってきて、 本当に驚いたことがあった。 商品の持つ「イメージの大切さ」を思い知らされた出来事。 そういう私も「富士通」は、パソコンメーカーだもの、いつまでも。
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2015年07月05日(日) ■ |
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(コメントの下に)「翻訳を見る」 |
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先日、Facebookページの画像に、外国人からのコメントがあった。 とりあえず、何という意味だろう?と考えていたところ、 コメントの下に「翻訳を見る」という文字を見つけたので、押してみた。 そうしたら、しっかり日本語に訳されて、英語の下に表示されたから、 驚きとともに、こんな機能もあったのか、面白い・・と嬉しくなった。 Facebook読者の皆さんは、気付いていただろうか?。 海外に住むメル友の日記は、英語でコメントできないからと、 時々、盗み読みだけしていたけれど・・・。 これから、ますますグローバル化が進み、海外に澄んでいる人からも、 外国語でコメントを受ける時代がくると予感していたが、 翻訳サイトを利用しなくても、コメントがそのまま「翻訳」されるなんて、 すごい時代になったものだと、メモをした。 今のところ、英語からの翻訳が可能のようだが、 次の私の好奇心は、英語だけでなく、他の言語でも翻訳されるかどうか。 そうすれば、お互いが「翻訳」を使えば、英語を介さず、 会話が成立することになるのだから・・。 自国のパソコンやスマホの言語で書いたコメントが、 相手の国の言語で翻訳されるならば、こんなに楽しいことはない。 そうすれば、ますます、Facebookの使い勝手がアップするし、 英会話の勉強にもなる気がする。 「2020年東京オリンピック」を控え、ますます国際化が進むのだから、 是非、実現して欲しいシステムである。 今の技術ならば、出来る予感がするなぁ、多国籍の言語翻訳。(汗)
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2015年07月04日(土) ■ |
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弱った時ほど違う自分に変われて |
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女優・樋口可南子さんが、ある新聞のインタビューに 答えたメッセージの1つ。 映画「愛を積むひと」に出演したことも含め、 誰にもある、人生の節目について、淡々と語っている。 私が頷いたのは、彼女の10年前の節目だった。 東京での生活が息苦しくなり、自分を見失い、 コントロールできなかった自分を悔しがった話。 そのあと、こう纏めている。 「せっかく転んだんだから、ただでは起きない。 何かをつかんで立ち上がりたい。 振り返ると、弱った時ほど違う自分に変われて、 いい節目を迎えた気がします」と。 歳を重ねてくると、この意味がとても響いてくる。 若い頃は、弱気になることも少なかったけれど、 最近、ちょっとした失敗にも、弱気になる自分がいる。 だからこそこの機会に、新しいギアに入れ替える、 自分を変えるタイミングとして捉えたいという 彼女のメッセージが心に残った。 もちろんいつでも「ポジティブ」でいられればいいけれど 「ネガティブ」も大事、そう考えることにした。 私が常に念頭に置いているのは「バランス」だから、 良い時もあれば、悪い時もある。 強気の時もあれば、弱気の時もある。 それでいいんじゃないかなぁ、人生なんて。(汗)
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2015年07月03日(金) ■ |
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食べ過ぎるから、病気になる |
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書籍「食べない健康法」(石原結實著・PHP文庫刊・220頁)から。 現代人は「水分の摂り過ぎ」だけでなく「食べ過ぎ」でも、 健康を害していると、著者は説く。 運動と食事を意識しながらダイエットに挑戦し、実際に痩せてみて、 初めて食べ過ぎ、飲み過ぎだったことを認識できた。 冒頭「6000年前のエジプトのピラミッドの碑文」を次のように紹介、 「人は、食べる量の4分の1で生きている。 他の4分の3は、医者の糧になっている」と。(笑) 私も「2食は自分のため、1食は医者のため」という言葉を どこがで耳にしたことを思い出した。 また「太ったシマウマはいない」という言葉で表現されるように、 自然界の動物の中で、同じ種類でありながら、 これくらい体型が違うのは「ヒト」だけではないだろうか。 その根源は、使ったエネルギーの分だけ食べるのではなく、 肉体労働だろうが、一日中座りっぱなしの生活だろうが、 健康のため「三食を欠かさず、バランス良い食事」を勧めて、 却って、不健康の人が増えているような気がしてならない。 だから敢えて「食べ過ぎるから、病気になる」を一言として残し、 これからも、食べ過ぎに注意していきたい。 痩せることによって、いろいろな数値が改善されたことは、 私の健康診断結果表が証拠になっている。 騙されたと思って試して欲しい、その価値は充分あるから。
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2015年07月02日(木) ■ |
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傍にいなくても、気持ちは寄り添える |
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映画「神様のカルテ2」(深川栄洋監督)から。 さすが、続編が製作されることだけあり、 ストーリーがしっかりしていて、安心して観れた。 今回は、医者とその奥さんという、3組それぞれの夫婦関係が、 とても爽やかに、私の心に残った。 たぶん作品の根底に、お互い忙しく仕事や生活に追われているが、 「傍にいなくても、気持ちは寄り添える」という考えが流れていて、 作品全体に、それを意識した、温かい夫婦愛が散りばめられていた。 特に、柄本明さんと市毛良枝さん演ずる夫婦の関係は、 ふたりにしかわからない距離感があり、程よく支えあっている。 その夫婦の歴史が支えになって、若い奥さん役の宮崎あおいさんが呟く 「一番苦しい時に限って、私がいることを忘れてしまう」という 一方通行の想いを、熟年夫婦役の市毛良枝さんが、見事に 「傍にいなくても、気持ちは寄り添えるのよ」と双方向の想いに変え、 出産間際の若夫婦に、言葉のプレゼントをしたのではないだろうか。 じっくり考えてみると、それは、多忙の医者の夫婦に限らず、 どんな職業の夫婦でも、いや、遠距離恋愛の恋人たちにも通ずる 大切なフレーズとして、輝きを増してきた気がする。 もちろん、女性側だけでなく男性側も、こんな考え方を持てたら、 より素敵な夫婦生活が送れるに違いない。 私も愛用の手帳に、メモしておこうっと。
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2015年07月01日(水) ■ |
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毎年意識して「中間点」で軌道修正 |
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7月1日は1年(12カ月)の中間点(6月30日)の翌日。 この日は私にとって、意外と大切な日となっている。 生活・行動目標をデータ化するのが大好きな私は、 正月に立てた目標が、どこまで達成できたかを知る日であり、 そのデータをもとに、残り6ヶ月の生活リズムの修正を図る、 とても楽しい作業ができる日としてワクワクしている。 この「中間点」を意識せず、年の初めに目標を立て、 年の終りにその結果をみるだけでは、なかなか満足のいく 充実した日々を過ごすことができないことを、 私は何度も何度も失敗した経験の中から、気が付いた。 それからは、毎年意識して「中間点」で軌道修正をする。 目標より足りなければ、これからの6ヶ月で頑張ればいいし、 多すぎたら、少しペースを落としてみる。 若い頃は、ここで目標の数字を修正することも必要だが、 歳を重ねてくると、いかに年の初めに立てた目標に近づけるか、 その調整作業が楽しくなっている。 今年(前期)は、読書が多くて、映画鑑賞は少ない。 講演会は予定どおりで、コンサートが少なく、美術館は多い。 万歩計は、今までで最高の数字を示している。 私の目指すところは、バランスのいい生活。 学生でいえば、2学期制の通信簿って感じかな
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