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しもさんの「気になる一言」
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2010年11月30日(火)
わずか150年前のことなのです

NHK大河ドラマ「龍馬伝」(最終回)から。
迷いに迷って、選んだのは・・なんと、最後のナレーション。
「わずか150年前のことなのです」
真剣にメモし、それを整理したら、不思議なことに
「いつになったら、元の世に戻るやら」
「そう安易には変わらんで」
「人がみんな新しい世の中を望んでいると思ったら大間違いじゃ」
「まぶし過ぎる日の光は、無性に腹が立つっちゅうことを・・」
「沢山 おるのぉ〜。坂本を恨んでる者が・・」
「人の気持ちは、そんなに割り切れるもんじゃないぜよ」
こんな台詞が溢れていた。
勿論、龍馬の前向きな台詞も沢山メモしたはずなのに、
ひとつに選ぶ時点で、私のアンテナに引っ掛からなかった。
この1年、夢中で観続けたはずの「龍馬伝」締めくくりフレーズが
ピンとこなかった訳を知りたくなり、メモを眺めてみたら、
「夢と望みに溢れた国になるがじゃぞ」に代表されるように
なんとなく「格好良過ぎた」(眩し過ぎた)ことに気がついた。
ただ、こんな日本人がいたことを覚えておきたい。
「わずか150年前のことなのだから」
現代にこんな男がいたら、どうなっていただろう、気になる・・。



2010年11月29日(月)
さば、大丈夫?

映画「譜めくりの女」(ドゥニ・デルクール監督)から。
物語は、若い頃に、自分の夢を諦める原因になった女性を
追いつめて追いつめて、最後は、復讐を果たす・・という
フランス映画らしい(汗)、精神的に響く映画だった。
しかし「気になる一言」は、関係者には申し訳ない、
物語とは無関係。何のシーンだったろうか? 
耳では「サバ?」、字幕では「大丈夫?」
フランス語の「大丈夫」は「Ca va」。 発音は「サバ(ヴァ)」。
メモでは「さば、大丈夫?」
これが、頭から離れなくなってしまった。
しかしながら、このネタは飲み会では活躍しそう。
寿司屋でも、居酒屋でも・・鯖(さば)がテーブルに出てきたら
「これ、なんて魚?」「さば」
「それって、フランス語で『大丈夫?』ってこと?」
ここで、笑いが取れなかったら、次の話題に移って欲しい。(笑)
話が脱線したが、こんな映画の楽しみ方もある。



2010年11月28日(日)
ショパンには、ジェラシーがあります

わが町文化芸術促進事業、第1回四季の響きコンサートから。
「沼田園子・蓼沼明美、ファイン・デュオ・リサイタル」
2人のヴァイオリン・ピアノは、円熟の演奏会だった。
国際的に活躍しているお2人は、
学生の頃からデュオを組んでいるらしく、
ピアノの蓼沼さんが、上目づかいで、呼吸を合わせるように、
ヴァイオリンの沼田さんを見つめ、タイミングを合わせていく。
一番前で、聴いていた(観ていた)私には、それだけで感激した。
「今年は『ショパン&シューマン生誕200年』だったので、
2人の曲を聴くことが多かったと思いますが・・」と前置きして、
「ショパンは、ヴァイオリンの曲を書いてくれなかったので、
ショパンには、ジェラシーがあります」と笑いながら呟いた
沼田さんのコメントが、嬉しかった。
アンコールの連続で、何回も舞台中央に登場し、その度に
私たちの知っている曲を演奏してくれた。(汗)
何曲目だったろうか「最後の曲でいいですか?」と
会場を沸かせるコツも心得ていて、楽しませていただいた。
先週の若い2人とはまた違った、安心して聴ける雰囲気の中、
温かい気持ちで、帰路についた。

PS.
「私も、サントムーンに買い物に来るんですよ」のコメントに
親しみを感じて、嬉しくなった観客が多かったようだ。(私も)



2010年11月27日(土)
慶喜公を敗軍の将にすることは許さねぇ

先週のNHK大河ドラマ「龍馬伝」から。
最終回を観る前に、前回分のメモから、書きたくなった。
私は今でも「大政奉還」の主人公は、徳川慶喜公だと思っている。
その雰囲気を作ったのは、ご存知「坂本龍馬」に違いないが、
15代続いた将軍家を、自分の代で途絶えさせる、
その決断たるや、私たちには想像できない勇気が必要だから。
「大政奉還」を、将軍に勧める台詞は多い。
「大政奉還は、(世の中を治めている)船長の役目だ」とか
「日本を救った英雄として、歴史に刻まれることでしょう」など
彼を説得する台詞は、当時も溢れていたことだろう。
その中で、(武田鉄矢さん演じる)勝海舟が、
久しぶりに会った龍馬に言った、他人とは視点の違う台詞。
「慶喜公を敗軍の将にすることは許さねぇ」が、私の心に響いた。
慶喜公は、決して負けたわけではない。
(物語の中では、あまり良い役としては演じられないが・・)
将来の日本人のために、勇気ある決断をした将軍である。
今の日本があるのは、誰のお陰なのか、考えてみて欲しい。
さて明日は「龍馬伝」の最終回、早く家に帰ろうっと。



2010年11月26日(金)
ワイン熱・・・・・(笑)

もうすぐ始まる議会の答弁調整で忙しくなり、
最近では、帰宅する時間も、どうしても遅くなりがち。
夕飯を準備してくれている妻には、出来る限り
職場を出る時に「かえるコール」をしているのだが・・。
今日は、電話の声も元気がなく、様子がおかしかった。
「どうした?」「う〜ん、ちょっと頭がいたい・・」
それは心配だな、と足早に帰宅し、自宅の2階へ。
先日までの風邪がぶり返したかな、とおでこに手をやると
確かに、熱っぽい。
本人も、なんだかダルそうで、目が虚ろで横になっている。
もう一度「どうした?大丈夫か?」と訊ねたところ、
「ワイン熱・・・・・(笑)」
どうやら、最近、私の帰りが遅いから、1人で
「ボジョレー・ヌーボー」を飲んだらしい。(量は不明)
「心配して損したなぁ・・」と私が呟けば、
「なんだ、嬉しかったのに・・」とは妻の弁。
ホッとしたから、この話をネタにして日記を書き、
今から「ボジョレー・ヌーボー」を飲み過ぎてやる!!
(「ボージョレ」でも「ヌーヴォー」でも構わないぞ)



2010年11月25日(木)
水の中は自由だよ 雑音も届かない

映画「幸せのセラピー」
(メリッサ・ウォーラック、バーニー・ゴールドマン監督)から。
作品自体は、なんだか中途半端なストーリー、
中途半端な結末に、やや不完全燃焼であったが、
この一言だけが、妙に輝いていたので、メモをした。
主人公がシャイプアップのために、水泳をしているようだが、
何度も何度も、スイミングのシーンが繰り返される。
その意味もわからず、観ていたら、この台詞に出会った。
私は、この台詞で「スイミング」の見方が変わったと言ってもいい。
普段の生活で、モヤモヤするものがあればあるほど、
このフレーズのもつ意味が大切になってくる。
「水の中は自由だよ 雑音も届かない」
多くの人たちの意見を、取り入れれば取り入れるほど、
自分たちの自由がなくなっていく。
そして、雑念を払って集中できる環境もなくなってきた。
不平・不満・愚痴・妬み等で、溢れている社会、
それを取り戻すのは「水の中」だという意見に、賛同したい。
特に「雑音も届かない」という表現が気に入ったし、
今度、プールへ行った時、そんな視点で水の中を楽しみたい。



2010年11月24日(水)
女性として大事に扱われることに感動を覚えました

情報源は、不明・・たぶん、女性雑誌の「HERS」
「もっと似合う服があります。」という特集だった。
「ファッションはバランス」と書かれ、
「今年らしい形を選んだら、色はシックな大人の色
今年らしい色を選んだら、形はベーシック」の説明に、
ひとりで、へぇ〜って感心していたのは覚えている。
「人と職場に馴染むファッション」という言葉も
私にとっては、なかなか新鮮な表現だった。
しかしながら、このフレーズにドキッとしたので、ご紹介。
「似合わないと思っていたスカートを穿くことで
女性として大事に扱われることに感動を覚えました」
そう言えば、最近、職場では、スカート姿にお目にかからない。
いや、仕事場だけでなく、飲み屋でも同じ傾向が・・。(笑)
スカートよりパンツの方が動きやすい等が、主な理由だろうが、
女性陣、是非、このフレーズをもう一度、読み返して欲しい。
男の私が、なぜこのフレーズに、引っ掛かったのか。
草食系男子と、肉食系女子が増えたヒントが隠されているかも。



2010年11月23日(火)
誰が抜けても機能する、それがチームだ

たまたま観たテレビ番組、
「医龍3 Team Medical Dragon3」のワンシーン。
俳優・坂口憲二さん主役の医療関連ドラマなのだが、
続けて観ているわけではないので、内容は省略。
今回は、医療チームの1人が他のチームに引き抜かれて、
慌てているまわりをよそに、主人公・医龍が、呟く。
「誰が抜けても機能する、それがチームだ」
おぉ、いいフレーズだ・・とメモをした。
このメンバーが抜けると、組織としてなりたたない・・
という場面は、私たちの社会でも何度も出くわすが、
それはまだ「組織」として「未熟」と言うこと。
一人ひとりが、そのチームの一員であることに対して
「誇り」と「自信」を持ち、その代役をこなす力をつけている。
それが、本当の意味の「組織(チーム)」なのだ、と認識した。
自分の所属する「組織(チーム)」を見つめ直して欲しい。
「誰が抜けても機能する」だろうか、
仕事であれ、サークルであれ、強い組織でありたいと思う。



2010年11月22日(月)
このパイナップル、若いね

単なる宴会での会話であるが・・。(笑)宴会の最後に
デザートとして「パイナップル」が出されたが、
さすが、酔っ払い。なにか、コメントしたくなるのだろう。
一片、口にして呟く。「このパイナップル、若いね」
それだけでも、私にとっては面白く、メモ対象なのに、
続けて食べた酔っ払いも「あっ、ホントだ・・」(汗)
「じゃあ、年老いたパイナップルも判るわけ?」と
突っ込んだが、もう違う話題で大騒ぎ。
しかし、このフレーズは、いろいろな場面で使える。
わけもなく「この○○、若いね」・・という使い方だ。
食べ物なら「このカレー、若いね」でも伝わるし、
飲み物なら「このウィスキー、若いね」という具合。
「この文字変換、若いね」とか「この暖かさは、若いね」
こんな表現だって面白い。
意外なものに「老若」をつけるフレーズ、試してみたい。



2010年11月21日(日)
弾いているうちに、いい曲だと気付いたので・・

わが町自慢の事業、第259回泉のまち音楽会から。
「沼野朱音・大野浩嗣、ヴァイオリン・ピアノコンサート」
若い2人のデュオは、溢れるパワーを感じた。
この演奏会の楽しみは、なんといっても、演奏者の解説。
「土臭い」「田舎っぽい」などの単語が飛び出し、
「・・と私は感じています」としみじみ語るコメントが好き。
「好きな曲じゃないけど、自分の挑戦のために入れてみました」
そんな台詞もメモしたけれど、今回は
「あんまり好きじゃなかったけれど・・」に続けて語った
「弾いているうちに、いい曲だと気付いたので・・」。
そして「楽しく弾きたい」と続けた。
ピアニストの大野さんが、本番前に「さぁ、着替えよう」と
思ったら、ズボンを忘れてきた事に気付いたハプニングは、
タキシードの上着に、ジーパン姿が、物語っていた。(笑)
「僕のタキシード姿が見たい方は、次の演奏会へ」と
照れたお茶目ぶりが、会場を和やかにさせてくれた気がする。
若い2人の演奏は、普段聴かない「音」を聴かせてくれた。
感謝したい。おかげで楽しい時を過ごせたから。



2010年11月20日(土)
40年前、三島由紀夫の予言「日本の行方」

タイトルだけでは、当然わからないだろう。
情報源は「日経新聞」1面のコラム「春秋」から。
(とりあえず、私だって、全国紙、地方紙も含めて、
新聞を読んでます・・ってPRしないと、
遊んでばかりいると勘違いされちゃうから・・(笑))
さて話は戻って、日経新聞のコラムの一節。
作家・三島由紀夫さんの寵児ぶりを披露した後、
最後に、こうまとめていた。
「そんな寵児はしかし、日本の行方を冷ややかに
予言してもいた。『無機的な、からっぽな、
ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、
或る経済大国が極東の一角に残るであろう』。
存命なら、現代をどう論じただろう。」
読み終えて、う〜ん、うまいなぁ・・とメモをした。
40年前の人気作家の予言と、今の日本をダブらせ、
最後に、読者に考えさせる技法は、勉強になる。
掲載日が、割腹自殺した「11月25日」だったら、
もう文句なしだったのになぁ。(惜しい)
作家・三島由紀夫が、予告した「日本」。
あなたは、どう感じますか?



2010年11月19日(金)
反省とは自らの行動に責任をとることでございます

久しぶりに、韓国ドラマ「チャングムの誓い」から。(笑)
(観てない人に説明するのを前提に・・(汗))
四面楚歌に追い込まれた女性が、なりふり構わず、
主人公・チャングムに、許しを乞うシーン。
彼女は、チャングムの母を殺した張本人であるが、
ある事件で、失脚されそうになっている。
そんな彼女に、主人公は、強い口調で言い切った。
「反省とは自らの行動に責任をとることでございます。
自分のしたことの過ちを悟り、犯した罪の償いをし、
二度と同じ過ちを繰り返さないことです。
自分の罪を世間に明かしもせず、何も失うことなく、
ただ許しをこうだけでは、反省とは言えないのでは。」
長い台詞だったが、不思議と頭の中に入ってきたから、
こうして「気になる一言」に採り上げることになった。
場面場面での、キラリと光る台詞の数々、
これも「チャングムの誓い」の魅力の1つだと、
観終わった私には、言い切ることが出来る。



2010年11月18日(木)
病院・美容院・ベッドイン

毎日が、慌ただしく1日が過ぎていく。
私の日記を毎日読んでくれている人は、
映画に行ったり、飲みに行ったり、毎日暇そうだなぁ、と
思う人が、多いようだ。(笑)
しかし、現実は違う。
毎日、午後8時や午後9時まで仕事して、帰宅をし、
それから、貯めておいたメモを整理しながら、書き始める。
(時々、そのまま飲みに行ってしまうが・・・(汗))
そんな規則正しい?生活をしていたにも関わらず、
先日、風邪をひいてしまい、仕事が終わってすぐ「病院」へ。
忙しくて、散髪も行けなかったので、病院のあと「美容院」へ。
顔剃りもしてもらい、サッパリしたけど、まだだるいから、
熱いお風呂に入って、そのまま布団へ。(ベッドじゃないけど)
この日の仕事を終えてからの行動を書き出したら、
「病院・美容院・ベッドイン」(笑)
意味もなく、リズムがあるだけなのに、面白かった。
最近、こんなことでもメモする。
しかし、きっと何年かしても、この日のことを思い出せる。
それが、私の「気になる一言」の特徴だから。



2010年11月17日(水)
男は「名前を付けて保存」女は「上書き保存」

ラジオから流れてきたフレーズ。
運転していたので、番組名は不明。
たしか「離婚式」の話題で盛り上がっていた。
最近では「離婚」も、結婚と同様にセレモニー化。
その申し込みの大半が、男性から・・らしい。
すっきりするから・・と理由を付けているらしいが、
最後の最後まで、引っぱりたがる男性らしい。
女性は、あとに引きずらないらしい。
その例えとして、引用されたのが、
男は「名前を付けて保存」女は「上書き保存」
うん、上手い例えだな、と、車を止めてメモをした。
さて、読者はどうだろうか。
日頃の「文書保存」を考えて欲しい。
もしもの為に・・と「名前を付けて保存」を選ぶ男性。
そんな面倒くさいことはしてられない・・と
「上書き保存」を選ぶ女性。
どちらが、正しい、間違っている、ということではない。
あなたは、未練を残すタイプかどうかのチェック。
私は、ケースバイケースだなぁ。(笑)



2010年11月16日(火)
いまだ 双葉山に及ばず 白鵬

今年の01月11日(月) この「気になる一言」に
これからのスポーツ界で楽しみにしている記録として
「イチローの4割と、白鵬の70連勝」を書いた。
双葉山が69連勝でストップした時、安岡正篤先生に
「いまだ 木鶏に及ばず 双葉山」と電報を打った話も、
この場で何度か紹介した。
「王者」とは「木鶏」のように「泰然自若」として、
何事にもひるまない「風格」をもったものの例えとして
使われることがあるが、今回の横綱・白鵬が負けた時の相撲を
見直して観ると、やはり、どこか気負いが感じられ、
戦う前から相手を圧倒する風格は、感じられなかった。
さて、今回の気になる一言は、100連勝しようとも、
いつか負ける時があるのだから・・と取っておいたフレーズ、
「いまだ 木鶏に及ばず 白鵬」に、修正を加えることになった。
「いまだ 双葉山に及ばず 白鵬」
字余りだけど、何年経っても思い出せるような一言である。

PS.
実は、横綱昇進が見送られたとき「白鵬」を話題に書いていた。
2006年07月23日(日) なんのこれしき!
2006年07月24日(月) 一瞬で人生が変わるんですね
興味のある方は、お読みください。白鵬がもっと好きになります。



2010年11月15日(月)
迷っているなら、両方買っちゃえば?

アルコールを飲みながら、カウンターの中にいるスタッフに、
「女性(奥さん・恋人)と買い物に行って、
『ねぇ、どっちがいいと思う?』と訊かれたら、
『こっちがいいよ』って答えちゃダメなんだよね」と
女性心理の話を、知ったかぶりで話していたら、
「『自分はどっちがいいと思うの?』と訊ねたらいいよ」と
いう意見にいただき、納得してメモをした。
しかし、しかし、もっと素敵なのは
「迷っているなら、両方買っちゃえば?」らしい。
それも「俺が買ってやるから・・」の台詞付きを望むようだ。
男性のお財布で、両方買ってもらうのが最高(らしい)(汗)
これには、さっきのメモも、吹っ飛んでしまった。(笑)
しかし、これが本当に意味の女性心理なんだろうな、と
再度、メモをしていたら、スタッフに笑われた。
「それ、日記にするんですか?」「もちろん」
最近では、飲み屋のおねぇちゃんにも知られているのか、
私の「気になる一言」は・・有名になったものだなぁ。



2010年11月14日(日)
生徒会の役員会みたいだなぁ

久しぶりに、私の雑感である。
恒例となった「芸術祭・発表の部」に、
我が「同級生混声合唱団」(今年は52歳中心)は、
貴重な年代層として、ちょっぴり存在感を示しながら、
「少年時代」と「YELL」を歌いきった。
合唱の上手い・下手に関係なく、歌い終わると、
毎年、なぜか充実感を感じ、興奮するようだ。(笑)
しかし、今回の「気になる一言」は、その後である。
反省会と慰労会を兼ねて「打上げ」となるのだが、
その場で、次年度の選曲に端を発し、今後の活動方針など、
それぞれのメンバーが、それぞれの思いを語った。
一人ひとりが、自分の役割を認識しながら、
この仲間たちと一緒に過ごせる時間を貴重に感じつつ、
誰かの意見に迎合することなく、自分の意見を語る。
これは、会社の会議でも、なかなか体験することのない
活発な会議(意見交換会)だった。
意見の前提に「組織の発展」と「メンバーの幸せ」があり、
私は、心の中で「生徒会の役員会みたいだなぁ」と呟き、
こんな仲間と出逢えたことに「誇り」を感じていた。
やっぱり、同級生って、いいもんだな。



2010年11月13日(土)
「ナニー・・」「なあに?」

映画「私がクマにキレた理由」
(シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ監督)から。
就職の面接試験で「あなたは、どんな人物ですか?」という
引っ掛け問題でもない問いに、答えられなかったことで、
自信を無くしかけていたいた矢先、主人公・アニーは、
ちょっとしたことから、ナニー(子守役)をすることになる。
「主人公・アニーが、ナニー(子守役)に。」
英語では、この「ナニーはアニー」が面白かったけれど、
日本語では、たぶん、こちらの方が、断然面白かった。
翻訳者が意識していたら、ファインプレーだな、と思う。
「ナニー・・」「なあに?」
たぶん、英語では、全然面白くないだろうな。(汗)
ついでに、作品で知った、ナニー(子守役)3種類を記したい。
・昼は仕事、夜は母親業の女性に対して、
「夫婦の時間」を提供し、報酬をいただくタイプ。
・昼夜、母親業の女性に「癒しの時間」を提供し、
息抜きをさせることで報酬をいただくタイプ。
・仕事も母親業もしない女性に対して、週7日24時間、
彼女に時間を提供して報酬をいただくタイプ。
いろいろな子守役が必要なんだなぁ、女性には。



2010年11月12日(金)
胸がザワつくことをやれ

たしか、深夜のテレビ番組だったと思うが、情報源不明。
ただ、メモに残っていたのは、部下に指示を出す時、
こんな台詞を言ってみたい、と思ったから。
「胸がザワつくことをやれ」
「自分が面白い、と思うことをやれ」
こんなアドバイスが出来るって、素敵なことだと思う。
どこかの「映像流失事件」も、私にとっては
彼はきっと「胸がザワついたんだな」と思っていた。(汗)
「自分が面白い、と思うことをやれ」は、
私もよく、職場で口にする台詞でもある。
生涯学習課が企画し、住民に提供するプログラム、
担当者が面白いと思わないことは、住民だって面白くない。
だから「自分が面白い、と思うことをやれ」とアドバイスをする。
しかし「胸がザワつくことをやれ」は、もっともっと上級。
「ざわつく」とは「落ち着かない状態になる。そわそわする」こと。
考えただけでも、ドキドキする。そんな感覚なんだろうな。
今度は「胸がザワつくことをやれ」って、アドバイスしようっと。



2010年11月11日(木)
僕がウーロン茶になります

メモを整理していたら、目に留まったフレーズ。
情報源は、先月の中学校同窓会の4次会、
ここまでくると、メンバーは、けっこう酔っている。
ビールは、お腹に溜まるし・・ワインも味が判らない。
そこで、女性陣の1人が「私、冷たいウーロン茶が飲みたい」と
注文したところ、酔っぱらっていた男性陣の1人が叫んだ。
「僕がウーロン茶になります」・・・(笑)
みんな酔っぱらっていたから、(眠気もあったから)
誰も気にせず、彼の発言に構わなかったけれど、
私は、笑いのツボに入ってしまった。
こうしたネタが好きなこともあるけれど、
酔っ払いの何も考えずに発せられたフレーズって、
インパクトがある気がしてならない。
そんな理由で、いつもいつも、飲みにいっているわけではないが、
やっぱり、飲み会でのちょっとした一言ってのは、
私にとって、格好の「気になる一言」ネタ。
出来れば、バーのカウンターに入ってメモしたい。
それにしても、意味不明。「僕がウーロン茶になります」
今考えても、意味、判んないし・・(汗)



2010年11月10日(水)
どこか、いいところ知りませんか?

偶然だろうか、一日に2人の職員から、
同じ台詞で訊ねられた。(笑)
「どこか、いいところ知りませんか?」
2人の意見を総合すると、こうなる。
「そろそろ、忘年会の場所を決めようと思うのですが、
どこか、美味しいところ、個室があるところ、
値段が手ごろなところがあったら、教えてください」
人数も、予算も関係なく、冒頭の一言だから、笑える。
私はそんなに、宴会向きの飲み屋さんを知らないって。(汗)
数人でじっくり話をしながら飲むところ場所なら、
知らないわけでもないけれど・・・。
ただ、課を離れても、声をかけてもらえるのは嬉しい。
課とは関係なく、忘年会・新年会って、企画はないのかな。
これからは、そういう時代なんだと思うのだが・・・。



2010年11月09日(火)
身なりに気を配ること

雑誌「ミセス」(文化出版局)のお気に入りコーナー、
「大人が美しく見える法則」(文・斎藤薫さん)から。
ずっと、オシャレについて書いているのに、
意外なことにオシャレの定義って、
じつは曖昧だったことに気付いたようだ。
そして、彼女が引いた辞書に書かれていた定義が
「身なりに気を配ること」
「なるほど、『気を配ること』それ自体がオシャレで、
結果の良し悪しは問われていない」と付け加えている。
何気ない「思い込み」や「こだわり」が、
オシャレを妨げる危険な要素であるとも・・・。
と、言うことは、男の私なりに解釈すると
「T.P.O」に合った身なりが出来る人を、
「オシャレな人」と定義してみたくなった。
形、色なども大事なんだろうけれど、
やはり雰囲気を壊さない身なりが一番だな、きっと。



2010年11月08日(月)
約束はしたけど、守るとは言っていない

映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
(馬場康夫監督)から。
物語の大事な場面で、この台詞が何度か登場する。
きっと、監督や脚本家が好きなんだな、と感じるほど。
おかしいなぁ、約束はしたはずなのに・・と首を傾げたり、
「ねぇ、約束したでしょ!!」と詰め寄っても、
この台詞で、かわされてしまう。
「約束はしたけど、守るとは言っていない」
なるほど・・「これ、約束だよ」という言葉は交わすけれど、
私たちは「約束=守るもの」という前提に会話をしているから、
こんな会話が面白く感じるに違いない。
約束とは、辞書によると
1 当事者の間で取り決めること。「―を交わす」
2 ある社会や組織で、守るように定めたきまり。「会の―に従う」
3 その実現が確実視されていること。「社長の椅子が―される」
4 前から決まっている運命。宿命。因縁。「前世の―」
「取り決め」と解釈したら、守る、守らないのは二の次。
「約束手形」なんて、あてにならないものなぁ。



2010年11月07日(日)
職業・女装家

前日の疲れからか、のんびり起きて久しぶりにテレビを見ていたら
「ミッツ・マングローブ」なる、あの徳光和夫アナを伯父に持つ男性が、
女装して出演していた。
女装者の「マツコ・デラックス」さんが、最近ブレイクし、
マスコミ等に頻繁に登場してきたのは知っていたが、
彼の職業は「タレント・コラムニスト・随筆家」だと認識している。
私が気になっていたのは、「ミッツ・マングローブ」さんが、
「職業・女装家」という肩書きで紹介されていたことである。
はて、その仕事は「何をする仕事なのか」、考えても、理解に苦しむ。
「誰に対しても辛口コメントを発する」ことが仕事ではないだろうし、
職業を持つ、ニューハーフとも違う気がする。
女性にも「男装の麗人」という表現はあるが
「男装家」という職業は、未だ耳にしたことがない。
「書道家」「華道家」と同じように「○○家」というのであれば、
その名称だけで、何をする人なのか、知りたい。
もしかしたら「吉野家」とか「松屋」のように「屋号」なのか。(笑)
誰か、この職業について知っている人がいたら、説明して欲しい。
知らない間に、世の中は変わってきてしまったのだろうか。



2010年11月06日(土)
しもさん、特等席ですね

午前中は、青少年健全育成のイベント、午後から夜九時半までは
国勢調査・指導員のお仕事で、一日、大忙しだった。(汗)
午前中の「清水町青少年健全育成・町民の集い」、
第1部は「泉のまちわたしの主張」と題して、
地元の小中学校、高校生の代表児童生徒による主張発表。
第2部は「沖縄伝統芸能歌舞集団「琉神」などの公演。
「琉神」は沖縄の実力派アーティストとの共演や
東京やヨーロッパでも単独コンサートをするなど、
実力派プロ集団で、迫力も満点。大満足のステージであった。
それを、私はなんと舞台の袖(たぶん一番近く)で、眺めていた。
主催者として、トラブルやアクシデントの時に備えて、
舞台の袖で待機していたけれど、出演者の中にいた知人の1人が、
私に、こう語りかけてくれた。
「しもさん、特等席ですね」
そういえば、ここの席は、お金を払っても座れないからなぁ、
と心の中で呟き、この仕事の面白さをしみじみ感じた。
イベント終了後、課員にもそのことを伝えたかったので
「君たちは、他の課の職員では経験できないことをしている。
これからも、積極的に参加して欲しい」ということを口にした。
それは、彼らへの「叱咤激励」でもあると同時に、
自分自身への「誇りと責任」でもあった気がする。
これからも、もっともっと「特等席」を、楽しもうっと。



2010年11月05日(金)
離婚するわよ・・・行かなかったら

映画「オーケストラ!」(ラデュ・ミヘイレアニュ監督)から。
ラスト直前まで、ストーリーとしては、ありふれているし、
バタバタ感が物語全体を構成していて、
予告とパンフレットに騙された・・と心で思っていたが、
さすが「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲」、
帰りには、それまでの退屈さを凌ぐ、何とも言えない心地よさが残った。
とりわけ、最後の10分以上に及ぶ演奏は、見応えがある。
しかし、私がメモした台詞は、別のところにあった。(汗)
30年以上も前に解散させられた交響楽団のメンバーが
いつ訪れるかわからない本番の演奏に力を発揮するために、
日々練習していたと思われるシーンの数々と、
無謀な計画を打ち明ける夫と、それを呆れるように答える妻との会話。
妻はピシャリ「離婚するわよ」と言い切る。
私は、てっきり「(本気で行ったりしたら)離婚するわよ」と解釈した。
しかし、次に続く、妻のの台詞は「行かなかったら・・」。
言い換えれば「(このチャンスをモノにしようとしないのだったら)
離婚するわよ」と、後ろから背中を押してくれた気がする。
この一言は、主人公の人生を変えたとも言える名台詞だったと思う。
ストーリーとは、全く関係のない会話だったが、
ラストシーンで、夫の活躍をテレビで観ていて、こぼした妻の涙。
「夫を信じて良かった」・・そんな胸の内が聞こえてきそうである。



2010年11月04日(木)
私の赤ちゃんになってください

久しぶりに、開けてみようかなぁ・・という衝動にかられた
いたずら・迷惑メールの題名。
変な趣味はないけれど、ちょっと本文が読みたいのを我慢して
そのまま、開かずに、迷惑メールとして削除。
「私の彼氏に・・」とか「人妻と・・」なんてタイトルが多い中、
ちょっと、虚をつかれた感じさえした。
なんたって「私の赤ちゃんになってください」だもの。(笑)
誰だって、読みたくなるよねぇ・・(汗)
私が言いたかったのは、インパクトのあるタイトル。
これが、最近の迷惑メールには少なくなった。
だから、そのままタイトルも読まずに、削除するんだけど、
誰も読まないメールほど、無駄な作業はない気がする。
少なくとも、読者が「しまった、開けてしまった」と思うほどの
引きつけるタイトルが欲しい。
「彼氏募集」「彼女募集」では、絶対、その気にはならないからね。
これって、プレゼンテーションのタイトルにも共通すること。
「おやっ?」って思わせることが出来れば、半ば成功だから。
気になる一言に「私の赤ちゃんになってください」。
ほら、気になって開けたでしょ?



2010年11月03日(水)
パパとママ、11月3日の夜、空いてる?

娘から、電話をもらったのは、いつだっただろうか?
「パパとママ、11月3日の夜、空いてる?」
たぶん、何ヶ月も前のことだったと思う。
「どうして?」の問いに「いいから・・」で返された記憶がある。
その答えが
横浜赤レンガ倉庫2号館にあるライヴ・レストラン、
モーション・ブルー・ヨコハマでの、ジャズライヴだった。
「私は、いま、こんなことにも興味があるんだよ」という
メッセージにも受け取れた。
親の知らぬ間に、こんな世界を覚えて・・という驚きと、
彼女が誘ってくれなければ、1度も行くことはなかっただろう、
別世界を堪能して、横浜からの帰路についた。
今晩の出演は「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」
私にとっては、初めて耳にするアーティストであるが、
彼女にとっては、お気に入りのアーティストなのだろう。
いつもより、ちょっぴりオシャレして、大人に見えた。
私は運転だから、ジンジャーエール。妻と娘は、アルコール。
こんなパターンは、誰も想像してなかったなぁ、きっと。(汗)



2010年11月02日(火)
老いないで、考えよ

書籍「あたりまえだけどなかなかできない、51歳からのルール」
(古川裕倫著・明日香出版社刊・236頁)から。
本書の中で紹介されていた、
大和ハウス工業の樋口会長の教えである。
「『老』という漢字は、
下の部分を途中で止めてしまうから『老いる』のだ。
止めないで、チョッと下に引っぱって左に伸ばせば
『考』という漢字になる。
『老いないで、考えよ』との教えである。」
漢字そのものの意味を調べ、その語源から話を進める。
インターネット全盛の時代、これはそんなに難しくない。
しかし、その枠から外れ、ちょっと工夫してみる発想は、
インターネットでは調べられない。
こんな話が「敬老会」などの挨拶に使えるんだよなぁ。(笑)



2010年11月01日(月)
知ってるよ もう子どもじゃないんだ 

映画「おまえうまそうだな」(藤森雅也監督)から。
原作は、何度も紹介している、私の2学年先輩の宮西達也さん。
台詞の場面は、おとうさんみたいになりたい、と続ける
主人公の「うまそう」に、大人の恐竜が皮肉を言う。
「実はお前・・お父さんの子じゃないんだぞ」と
意地悪く、そして苛めるように言い放つ。
そんな大人気ない言葉に、間髪いれず
「知ってるよ もう子どもじゃないんだ」と力強く答える。
観ている私は、予想外の返事に驚いてメモしたし、
皮肉を言った大人の恐竜は「つまんねぇ・・」と呟く。
えっ、これって計算ずくの行動・発言?と、私は首をひねった。
このシーン、この台詞の意味が知りたい・・と、
試写会から本気にず〜っと思い続け、先日、先輩に訊いてみたら、
案の定「宮西ワールド」にはないらしい。
違和感のある台詞を、わざわざこの映画に挿入した意味、
監督や脚本家に、是非、訊ねてみたいと思った。
登場するキャラクターの絵ばかりではなく、
「絵本」と「映画」で、訴えたいことが違うのかもしれない。
そんなことを思いながら、帰路についたが、どうしてもわからない。
う〜ん、気になって仕方がないシーンである。