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しもさんの「気になる一言」
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2005年01月31日(月)
トンボは後ろへ飛ばない

歴史の本を見ていたら、武将の兜にトンボの飾りがついている。
あれ?どこかで見たぞ、この飾り、と記憶を辿ってみた。
知らない人たちから見れば、強い武将の兜にトンボの飾りは、
どうもイメージが合わない、弱そう・・そんな気になるのだが、
昨年、長野県へ訪れたときに、松代真田邸で知った知識が蘇った。
六文銭の家紋で有名な真田家の宝物館で、
ボランティアガイドをしていた高齢者から聞いた話だったと思う。
「トンボは、ご承知のとおり後ろへは飛びません。
前に前に向かって飛ぶので、勇敢な武士には好まれました」と。
その説明が流暢だったので、印象に残っている。
「トンボ」と言えば、ジャイアンツの清原選手のテーマ曲。
この意味を知らないまま、何年も前からオレンジのタオルを握り、
この歌を口ずさみ、応援し続けている私。
「後ろは振り返らない、前進のみ」の意味を知り、今年もまた
「四番、ファースト清原、背番号5」のアナウンスを楽しみに
東京ドームへ向かうことになるだろう。
メールの着信音も「四番、ファースト清原、背番号5」という
女性アナウンスの声にセットした。
明日からキャンプイン、もうすぐ、春がやってくる。



2005年01月30日(日)
シャッター音、フラッシュで、エキストラ参加も楽しい

「ごめ〜ん、明日ロケだから(台詞ないけど)」という一言で、
土曜日だというのに、友人の宴席・カラオケの誘いを断り、
警官、刑事役の衣装を考えていたのは、昨晩のこと。
たしか「服装:白のシャツ、スーツ(地味目)、コート」
そんな連絡が入っていたのを思い出し、そこそこ準備したのに、
現場へ着いた途端「はい、あなたは鑑識の役」と衣装を渡された。
全て脱いで、ドラマの殺人現場には付きものの鑑識役に変身。
あの・・衣装選びの時間をかえしてくれ〜・・とほほ。
しかし、はじめてのコスプレ、癖になりそ〜う。(笑)
背中に「静岡県警」と書かれた文字が、くすぐったかった。
撮影は、清水町の狩野川河川敷だったが、
1月末とは思えない温かい日差しの中で、順調に進んだようだ。
突然「鑑識役の方、このカメラもって・・」と渡され、
死体に向けて、シャッターを押し続けるのが、私の役目。
帽子のつばを後ろにし、記録写真を撮る鑑識係。
こんなところで広報で培った、撮影技術が役にたつなんて、
人生って、面白いもんだな・・と一人、苦笑いをした。
たぶん出来上がりシーン、私の顔などは映らないけれど、
カメラのシャッター音やフラッシュは、必要だから
当然、現場シーンの中に、効果音として参加することになる。
放映日に、私しかわからないカットで、自己満足に浸る。
それが、エキストラの醍醐味である、と私は思う。



2005年01月29日(土)
誰でも出来ることを、誰にも出来ないくらい続けてきた

イエローハットの相談役(前社長)、鍵山秀三郎さんの講演、
題して「心あるところに宝あり」を聴いた。
本当に、もの静かな話し方で、謙虚な方であった。
「人が価値を認めないことを拾い上げてきただけ」と言い、
昭和36年創業から黙って「掃除」をやり続けている、という。
明日は「地元中学校のトイレ掃除」を約500人で実践する。
「誰でも出来ることを、誰にも出来ないくらい続けてきた」
その自信が、気になる一言につながっているようだった。
(私は、土曜ワイド劇場のエキストラで、不参加・・残念)
また講演の内容が、とてもシンプルでわかりやすかった。
「頭のいい人とは、いいことを考える人のこと」
「人間の評価は、あとから遅れて出てくる」
「キレイにすると、悪人が居づらくなる」など、
会場で戴いたレジメは、メモで溢れた。
本気で「日本を美しくする」ことに取り組んでいるし、
個人の意識を変えようとせず、周囲の雰囲気を変えること、
この考えをまさしく、誰にも出来ることで実践している姿、
頭が下がる思いだった。
「箸よく盤水を回す」
箸でもまわし続ければ、タライの水さえも回りはじめる。
転じて、やり続けたら大きな動きになる、の意。
彼に相応しい、言葉てあった。



2005年01月28日(金)
"H"(エッチ)は"I"(愛)の前にある

なるほどなぁ・・と1人でニヤニヤしていたら、
中年オヤジに戻っていた。
しかし、このフレーズには続きがあって、
「その"H"の前には"G"(自慰)がある」だった。
メル友が教えてくれた、
久々に歴史的大発見にしてサイテーなネタだという。
そうかな、私としては大満足なネタだけど・・。
まぁ、個人的には、エッチの前に、少しでも愛があって欲しい。
(なにを真面目に答えているんだか・・(汗))
ただ、日本のひらがなは、
「(あい)(愛)で始まり(ん・・)で終わる」。
この「ん」が、妙にイロっぽい。
決して、愛の前には何もない・・なんて解釈しないでね。
そういえば、続けてこんなネタも戴いた。
「V(勝利)」の前は「U(You・・・・君)」だけだけど、
「V」の後には「W(DoubleYou・・・・二人の君)」になる。
これは、なかなか難しいけれど奥が深い。
ちょっと言葉では、説明しにくいなぁ、ごめん・・。
私の雑学では「エッチは、変態の頭文字」くらいかな。
子ども達に「夢」の話をする前に、アップしておこうっと・・。



2005年01月27日(木)
病気は愛では治らない

あれ、誰の台詞だったろう・・メモが残っている。
最近、いろいろな「〜症候群」という言葉が溢れ、
「〜障害」という単語も一人歩きしている。
言い換えれば、それらは「病気」なのだということを
忘れてはいないだろうか。
それを家族や周りの人の思いやりなどといった「愛」で
解決しようとするから、話がややこしくなる。
本人が、病気だと自覚しないから、
インターネットなどで仲間を見つけて、
やっぱり私だけではない・・という錯覚に陥るのだろう。
その彼ら、彼女らが、犯罪を起こした時、
始めて「やっぱりおかしいと思った」というコメントが
新聞紙上、テレビ画面に登場する。
「病気」を治す方法の一番有効な治療は、
本人に「自分は病気なんだ」と自覚させることらしい。
「病気は愛では治りません、病気は病院で治しましょう」。
あれ、キャッチコピーになっちゃった。
明日から1泊の人間ドックだというのに・・



2005年01月26日(水)
行政改革もいいけど、住民もね

私が小さい頃に流れていたCMに
「オセチもいいけど、カレーもね」というフレーズがある。
ふっと思い出したのには、訳があった。
来年度の予算折衝をしていて、昔はこんなこと、
住民同士で解決してくれていたのになぁ、ということに気付く。
また、昔はこんなことに税金を使わなかったよな、など
「昔は・・」というフレーズが口に出てしまう。
もちろん、行政の改革も必要だと思う。
しかし、その多くは住民のちょっとしたわがままから
生まれた仕事も多いことを意識して欲しい。
国民全体が、ルールとマナーを守らなくなったから、
その対策に「人と時間とお金」をかけることとなる。
逆に考えると、住民が「ルールとマナー」を守ってくれれば
その対策に係る「人と時間とお金」が必要なくなり、
していは税金も安くなるのになぁ・・といつも思う。
やっぱり「ゆとり教育」より「道徳教育」かな。
久しぶりに、公務員のぼやきである。



2005年01月25日(火)
しずかの夫は「キムタク?」いや「のび太!」

仕事で担当している委員会の新年会だった。
その宴席に呼ばれていたコンパニオンの内の一人。
工藤静香さん似の彼女は、なんと芸名も「しずか」。
お〜っ、本当にそっくり・・と誰もが思った美人。
「しずかといいます。よろしくね」
その彼女が私にも、お決まりの名刺をくれた。
「オレね、しずかの夫に似ているって言われるんだよ」
「へぇ〜、信じられねぇ」と反応した周りの人たち。
(たぶん、キムタクだと思ったに違いない・・)
「ほら、のび太に似ているでしょ?」とおどける私に
「じゃあ、私たち結婚するんだぁ」と軽く返してくれた。
確かに容姿も可愛いかったけれど、
私はその回転の早い会話ができることに喜んだ。
「宴会のコンパニオン」と言うと、酌婦に徹したり
今では、カラオケのセット係になっているイメージ。
「なんで金払って、こっちが気を使うんだ」という
中年おやじ達のボヤキが聞こえてきそうな昨今であるから、
しっかりお客さんのギャグに対応してくれたこの話題、
気になる一言として残すことにした。



2005年01月24日(月)
努力したものがすべて報われるわけではない。

なんと、プロレスラー・長州力の言葉である。
「革命戦士と呼ばれた男」らしからぬ台詞でメモをした。
しかしこのフレーズには、大切な続きがあった。
一番大切であり、ニヤッとする台詞、それが、
「しかし、成功した者はすべて努力している」である。
冒頭のフレーズを読んだだけで、
「そうだよ、頑張ったって、自分の思うようにならない」
「確かに、長州力の言うとおりだ」と同意してはいけない。
彼が言いたかったのは、後のフリーズなのだから。
私も今回、わざと気になる一言をダイレクトに選ばなかった。
それは、言葉に隠されている面白さを伝えたかったから。
成功に限らず、「夢」などに置き換えてもいい。
「努力したものが、すべて夢を実現できるわけではない。
しかし、夢を実現した者は、すべて努力している」と。
あれ?恋愛には、この法則がなりたたない・・(汗)
努力しなくても、恋人をゲットする人たちっているものなぁ。



2005年01月23日(日)
ざれごと、ざれごと

新しいNHK大河ドラマ「義経」から初登場。(笑)
大河らしい大河・・ともっぱらの評判であるが、
言葉・台詞に関しては、ちょっと物足りない。
だから、こんな一言が気になってしまったのだが・・。
平幹二朗さん演じる、鳥羽天皇の第四皇子・後白河法皇が、
渡哲也演じる、平清盛に、近寄って言い放ったフレーズ。
耳から入る音では「ざれごと、ざれごと」。
さて、漢字では・・と考えたら、書けなくなってしまった。
【戯れ言】 ふざけて口にする言葉。たわむれの言葉。冗談。
【戯れ事】 ふざけてすること。いたずら。
どちらの意味にも取れるから、困ったのである。
「厳島神社」へ行きたい、と言ったことが「戯れ言」なのか、
「厳島神社」へ行こうとする、その行為が「戯れ事」なのか。
あ〜、脚本が見たくなってしまったシーンである。
今回の大河ドラマ、家族の絆・親子の絆が、制作意図らしい。
先日話題にした「伊豆」も、当然なんどか登場するだろう。
メモ帳片手に、楽しみに見続けていこうと思う。



2005年01月22日(土)
恐ろしく元気です

「おかあさん、お元気ですか?」と尋ねたら、返ってきた台詞。
「はい、お陰さまで」とか「えぇ、相変わらずです」・・等の
あいまいな返事を予想していたので、大笑いだった。
でも、本当に元気なんだ・・ということが伝わってきたし、
こういった表現の使い方もありだな、とメモをした。
時々、文法としてはおかしいなぁ、と思うことでも、
妙にインパクトがあり、納得してしまうことがある。
逆に、体調がすぐれない時は
「恐ろしく調子悪いです」とでも言えば、他に言葉は要らない。
それくらい調子が悪いことが、こちらに伝わるから。
前回紹介した「不思議なことに」と同様、
普段使う会話の前に、聞きなれない言葉をつけることにより、
相手に「?」と思わせる効果があることを学んだ。
キャッチコピーなどに使えるテクニックである。



2005年01月21日(金)
「伊豆」が5つも 合併で大混乱

Yahoo!のトピックスの見出し。
同じ県内に似た自治体名が続々、平成の大合併で大混乱、
そんな内容の記事であった。
伊豆の地名に慣れ親しんだ私たちでさえ、困惑しているのだから
他県の人から見れば、いい加減にしろよ、と言いたくなる、
その気持ちは良くわかる。
違う県ならまだしも、同県内では混乱は避けられない。
以前「静岡市」と合併する前までは「清水市」が存在した。
そのため「清水町」と「清水市」はよく間違われた。
それも地域は、静岡県の中部と東部、
人口でも大きく隔たりがあるのに、何度も何度も間違われた。
それが、今回は同じ地域に五つも「伊豆」の地名を持つ自治体が
出現するとなっては、もう間違えないほうが不思議。(笑)
観光・集客力のキーワードとなる「伊豆」の乱用が、
かえって「伊豆」地域の住民意識レベルの低さ、を
全国民に広める結果となってしまった気がする。
「伊豆ブランド」を残すためにも、ここはぐっと我慢して欲しい。
「伊豆はひとつ、なのか、ひとつずつなのか」
自動車の「伊豆ナンバー」も話題になっているが、
「沼津ナンバー」との境はどこか、それすら私にはわからない。



2005年01月20日(木)
子ども達に夢を語ってください

地元中学校の総合学習だろうか、講師の依頼が届いた。
なんと「夢講座」と題するプログラムで、
町内外から16人の大人が、生徒に夢を語るらしい。
その依頼内容が、気になる一言。
いつもなら、このテーマで・・と依頼されるのであるが、
今回は「講師にお任せ」だから、かえって難しい。
私は「言葉の力」と「継続の力」を伝えたいと思っている。
殺伐とした世の中、時には夢をみてごらん、と伝えるのか、
夢はみるものじゃない、叶えるものなんだ、と伝えるか、
私なりの悩みであるが、
夢は一気に叶うものじゃない、毎日の積み重ねなんだ・・を
経験から感じている言葉として伝えようと思う。
今回、こんなチャンスを戴き、先生方に感謝している。
そう、自分の夢なんて、こんな機会でもなければ、
あらためて考えることもなかったから・・。
ただ困ったことに、夢がわからなくなってきているのも事実。
これって夢じゃないよなぁ、あっ、これは目標だよなぁ、
考えれば考えるほど、わからなくなっている。(笑)
さて、当日までに、自分の夢がわかるだろうか・・



2005年01月19日(水)
料理は五感で作るものだからね

朝から夜まで、農業・観光関連の広域イベントに参加した。
ただし、何をすると言う訳でもないのになぜか疲れて帰宅。
今日は「これだ」という言葉に出逢わなかったなぁ、と
一日を振り返り、コタツに入りながら、テレビを観ていたら
料理の鉄人・陳健一さんが「えびのチリソース」を作っていた。
私の知っている彼は無口、味で勝負というタイプ。
しかし、今回はお馴染みの中華鍋ではなく、
どこの家庭にもあるフライパンを使い、
お喋りしながら楽しそうに作っているので驚いた。
若い頃の修行時代、師からはレシピで教わったことがない。
全て、ジューという音とか、サクッといった感触、
美味しい時の匂いなどを何度も経験して覚えたらしい。
「小さじ〜杯」ではなく全て「これくらい」という感覚、
それを称しての発言が、気になる一言だった。
最近、私の周りで「五感」という単語が飛び回っているから
とても不思議な気持ちでメモをした。
「料理は足し算だから」というアドバイスも、
薄味から濃味へ、自分の味覚で覚えなさい、の意味だろうか。
一気に濃い味にしない、そんな料理の基本中の基本を
とても簡単な台詞で説明してくれた。
時には料理をしてみようかな、そんな気になる一言だった。



2005年01月18日(火)
中村教授とイチロー選手の声が似ている

なんだろう・・全く根拠がないが、
パソコンを操作しながら聞いたの耳覚で、ふとそう思った。
青色発光ダイオード(LED)発明の中村教授、
アメリカ、メジャーリーグで記録を塗り替えたイチロー、
どちらも、天才肌、アメリカで結果を出している人なのに、
日本人の私には、インタビューの受け答えが気に触る。
声のトーンが似ているのだろうか。
あの独特の、日本を小馬鹿にしたような口調や、
やや冷静さを保ちながらも感じる、みなぎる自信。
話すテンポも、どことなく似ている。
どちらも、自分1人の努力で成し遂げたような態度が
私のアンテナには、どうも引っかかる。
2人とも、抜群の成績、歴史に名を残す快挙なのだが、
チームワーク、和を大切とする日本では、受け入れにくい。
2人のことを何も知らないくせに・・という批判もあろうが、
私の感じたことをメモしただけだから、御勘弁願いたい。
将来の私のライフワークとしたい「人間ウォッチング」、
今回は聴覚だけれど、また違った五感で人物紹介が出来れば・・
と試行錯誤中。また、楽しみが一つできた。



2005年01月17日(月)
書きたい・・と心から思った「1.17阪神大震災」

あの震災から10年目の「1月17日」を迎えた今日、
当時、私は何を感じていたのだろうか、振り返ってみた。
それは今でも忘れない出来事だった。
私の心の中で、くすぶっていた何かが弾けたのを覚えている。
調べてみると、すぐわかった。
1995年01月19日(木) 朝日新聞・朝刊(声)に
「被災地援助に全力あげよう」(36歳)、
1995年01月20日(金) 静岡新聞・朝刊(読者のことば)に
「自然の脅威を目の当たりに」(36歳)
と題して2日続けて、投稿欄に掲載されている。
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/month?id=39016&pg=199501
震災後、なにか書かずにはいられなかったのだろうか、
私の投稿歴の中でも、2日続けて掲載・・というのは珍しい。
心からの叫びを文字にして、勢いだけで投函したようだ。
「朝日新聞」に取り上げられたことは自分でも驚いたし、
その後の投稿に拍車がかかったことは言うまでもない。
言い換えれば、この阪神大震災が人生の転機になった、
と言っても過言ではないであろう。
今でも覚えている、あの時の「書きたい」という想いが、
今もこうして、書き続けさせているのだとしたら、
私にとって、忘れることの出来ない1日に違いない。
あらためて、被災者に黙祷を捧げたい。合掌。



2005年01月16日(日)
ハワイに俳句は向いていない

女優・冨士眞奈美さん著「身ひとつの今が倖せ」の一節。
「ハワイ三人みだれ咲き」と題したエッセイ。
親友の岸田今日子さん、吉行和子さんとの3人旅であるが、
いろいろな経験をしながら、面白おかしく綴っている。
やっぱり、気のあった仲間と行く旅っていいなぁ・・と
締めくくるのかと思いきや、俳人らしいまとめ方。
正確には
「しかし、ほんとのところハワイに俳句は向いていない。」
本当に、いつも俳句のことが頭にあるんだなぁ・・と
感心させられた。
四季のない常夏の島・ハワイは、いつも持ち歩いている歳時記が
役に立たない場所なのだろうな、と読みながら笑ってしまった。
逆に、南極なども俳句には向いていないんだろうなぁ。
それにひきかえ、2月中旬に仕事で随行することとなった
南半球の「ニュージーランド」は、四季があったなぁ・・と
楽しみが一つ増えることとなった。
復命書の最後は「ニュージーランドは俳句に向いている」かな。
さて2月の季語は、なんだろう・・・(笑)



2005年01月15日(土)
なぜか今回だけ「ハッピィマンデー」に感謝

以前なら1月15日が成人式。
実は私も、この場で何度も、国民の祝日について書いた。
長く続いてきた文化と伝統、それにまつわる思い出等を無視する
ハッピィマンデーに大反対の1人だった。
まぁ、今でも反対であるが・・今年20歳の娘を持つ親としては、
先週、快晴に恵まれた「成人式」を体験したので、言葉が弱い。
従来の1月15日だったら、雨や雪の中での振袖姿という
想像も付かない一日になっていただろう。
今回だけは「ハッピィマンデー」様様であった。
(毎年、雪の中で成人式を迎える地域の人たち、ごめんなさい)
大変不謹慎な発言かもしれないが、これが父親の本音。
一生に1度の成人式、嫌な思い出は作って欲しくない、
お世辞だろうがなんだろうが、(笑)
一日中多くの人に「キレイだね」と言われ、気分よく過ごす、
この思い出を大切にして欲しい、と願うばかりである。
昨年の今頃は、大学一浪の娘と「センター試験日」の空模様と
インフルエンザにかからないよ〜に、と祈っていたっけ。
なぜ、こんな悪条件の時期に、頑張ってきた1年の成果を試す
大学試験があるのだろう・・と今でも思う。
どこかのCMではないが「頑張れ、受験生!!」と呟きながら、
美味しいお酒「十四代」を口にすることとした。



2005年01月14日(金)
「へぇ〜」(ボタンを叩く動作)の手話がある

飲み会で聞いた話だから、裏をとってから・・と思った。
確かに面白いけれど、ホント?という疑問もあったから。
ネットや最新の本を読んでみたら、本当に出来たようだ。
これこそ「90へぇ」くらいの驚きである。
ボタンを叩く動作が、「へぇ〜」という意味の手話だとしたら、
これからも、いろいろな手話が増えてくるだろう。
国民の大半がその動作で、意味が推測出来なければ意味がない。
知らない人にとっては、バスケットのドリブルにも見えるし、
リズムを取っているようにも見えるから。
そう考えたら、手話の面白さがわかってきた。
もちろん、万国共通の手話ではないが、その国独自の動作として
いろいろな形の手話が存在することになる。
一度、最新の手話の本を本屋で眺めてみると良い。
「えっ?、そんな言葉まで手話にあるの?」と驚くはずである。



2005年01月13日(木)
「エッチメール、いたずらメール」が、うざったい

ここ数日、パソコンや携帯が、変なメールを受信している。
凶悪犯の逮捕のきっかけにもなる、メールの威力だからこそ、
警察は本腰になって、その根絶に力を注いで欲しい。
これだけの最新の技術で、
発信元がわからないなんて不思議としか言いようがない。
久しぶりに、私の愚痴が「気になる一言」となった。
私たちのアドレスがどこかに漏れていることは確かだし、
重要な連絡メールも、迷惑メールと勘違いして削除なんてことが
実際に起こっている。
さらに、メールを受信するたびに、確認する癖がついている
サラリーマンは、そのたびに仕事が中断することとなる。
その無駄なエネルギーを換算したら、莫大な量になるだろう。
昔、流行った、井上陽水さんの「傘がない」ではないが、
世界情勢、社会情勢も大切なことはわかる、
けれど問題は、今、自分の目の前に降っている雨をどうしよう、
という感覚に近いものがある。
あまりの多さに耐え切れず、わざわざアドレスを変えたり、
その連絡をしたりと、大切な時間がどんどん失われていく。
本当に最新技術でも、発信者を確定出来ないものなのか、
是非、通信会社に説明を求めたい。
私は意地でも、アドレスを変えないぞ・・・。



2005年01月12日(水)
痔・エンド

「アルコール解禁」の報を受けて、職場の同僚からメール。
「酒解禁?祝!」とだけ書かれたメールのタイトルは、
「お大痔に」から始まり「腰痔ひびき」に繋がる一連の話題を、
締めくくるに相応しい単語であった。
完璧とまではいかないが、体調は、ほとんど回復。
正直、快気祝いに、ぱぁ〜っと行くかぁ・・という気分、
そんな私の気持ちが、うまく表現されている。
おもわず、ニンマリの当て字に、すかさずメモをした。
娘が成人式を迎えたとき、もう子供じゃないんだ・・という
意味もこめて「児・エンド」を使おうと取っておいたのに、
今の気分は「痔・エンド」の方が、私にはお気に入り。
だって娘は、いつまでたっても子供だし、この関係には
「エンド」なんてないからなぁ、とつくづく感じたから。
自殺する人は「自・エンド」、タイムアップは「時・エンド」
そして、ラストサムライは「侍・エンド」。
やばい、方向性がずれてきたので、本日、ここまで。
「字・エンド」



2005年01月11日(火)
身ひとつの今が倖せ

女優・冨士眞奈美さんから、本が届いた。
広報担当の時、東京の自宅を訪問したのがきっかけであるが、
まさか、覚えていてくださるとは・・・と大喜びである。
気になる一言は、もちろん今回の本のタイトル。
(光文社『知恵の森文庫』・冨士眞奈美著・229頁)
(『幸せ』と『倖せ』の違いは、ちょっと気になったけれど)
サブタイトルは、俳句のある人生。
人生を楽しむ達人である彼女らしいエッセイ集である。
帯には「喜びも哀しみも優しく包んでくれる17文字」、
本文には、要所要所に、俳句が散りばめられてあり、
読み始めたばかりだけれど、す〜っと身体に入り込んでくる。
私の場合は、エッセイに川柳だな・・と笑いながらも、
まじめに考えてみたいとも思う。
爆笑、ドキュメンタリータッチの体験記・エッセイに、
ワンポイント(隠し味)として、川柳を添える。
私なりの文芸パターンを作り上げられるかも・・と、
本気に思うようになってきた。
発行日の平成17年1月15日は、彼女の誕生日のはず。
よし、さっそく読んだ感想を、自宅へ送ってみようっと。



2005年01月10日(月)
ビールづくりは農業だ

手術のために、ドクター・ストップだったアルコール。
先生のアドバイスも参考にしながら、
娘の成人式を、自分なりの解禁日と決めていた。
そして、昨日、めでたく解禁となった。
そこで、パッと頭に浮かんだフレーズは、
新庄選手の出ていたサッポロビールのCMであった。
箱根駅伝中継の間でも、何度も流れたCMである。
美味しそうに飲むビールシーン、最初は喉がなったし、
少しくらいいいかな?という誘惑にも負けそうになった。
しかし年末年始、一番アルコールを飲む機会の多い期間を
禁酒した経験は、また私の中で自信となった。
やればできるじゃん、と私は心の中で呟いた。
昨年から、農政担当になったからかもしれないが、
これからは、勢いに任せた一気飲みは控え、
その原料となるホップや麦、お酒なら米を意識して
じっくり味わいたい。
この気持ち、いつまでも忘れないためにメモをした。
それにしても1ケ月は長かったんだなぁ、
350mlの缶ビールで、あっと言う間にほろ酔い気分。
本当は、お酒、弱いのかも・・。



2005年01月09日(日)
着物には、流行がない

娘の成人式をやっと終えた。
社会教育担当から広報担当まで、約6年間、毎年仕事として、
行政の行事「成人式」に参加してきた。
ところで今回、保護者の立場となって全体を眺めながら、
初めて気付いたことがある。
それが、気になる一言。
ヘアー(髪型)は、その年により流行があるけれど、
着物(振袖)は、どの年も同じような気がした。
家によっては、親子何代かで着続ける振袖だったり、
仕立て直して、歳を重ねてからでも着られる柄だったり。
そういえば都会では、アンティークの着物が人気らしい。
もちろん、若い年代しか着られない柄もあるが、
基本的には、日本の民族衣装なのだろうか、
どの年代の女性でも、共通に楽しめるファッション、
という感覚がする。
だから、キレイに見える、見えないは、着こなし方の差。
その上達方法は、どうやら数をこなすしかないようだ。
機会あるごとに着ることで、その立ち居振る舞いを覚え、
頭からつま先まで、全体で着こなすのではないだろうか。
残念ながら20歳の女性たち、まだまだ着物に負けていた。
20年後、素敵な女性になるためにも、今日だけでなく
着物を着る機会を増やして欲しい、と願う。
そんなことを感じた、快晴・無風・ポカポカ陽気、
青空に富士山が輝いていた成人式だった。



2005年01月08日(土)
おれの朋友になって!

なぜか、漫画「みのり伝説」(尾瀬あきら作・全7巻)
を読み返している。
女性ライターの喜怒哀楽を表現していて、私のお気に入り。
その中の一コマ。
男性のデスクが、主人公・杉苗みのりに向かって叫ぶ。
「親友とか恋人とか愛人とかいわん!おれの朋友になって!」と。
「な、なんですか、それ・・・」と聞き返す彼女に
「いや、大した意味はない」と前置きをして
「朋友はお互いを呼び捨てとする!」
「飲みに誘われたら断ってはいけない!」
「勘定は誘ったほうが持つ!」と朋友の定義をするシーン。
この言葉の定義と、話してるリズム・テンポが耳に残った。
同性同士でも、なかなか難しいこの関係、
なのに「男と女の友情は成り立たない派」の私が、
異性相手に、こんな関係に憧れるのはどうしたことか。(笑)
まぁ、とりあえず私も「老若男女問わず、朋友、募集中!!」



2005年01月07日(金)
旅館の夕食は、一食だけで3000キロカロリー

旅をする楽しみは、地元の料理、そう思っていた。
しかしある会議で、旅館の豪華料理を見直して欲しい、
という提案があった。
いつまで「高カロリー、高塩分」の料理を、
お客様に出しつづけるつもりなのか、そんな話だった。
その根拠が、気になる一言。
一日で取るカロリーを、一食で満たしてしまう旅館の夕食。
ヘルシー志向の女性には、大敵なメニューである。
だから、若い女性が旅館に泊まらなくなってきたのでは?
という推測は、あながち外れていないかも・・とメモをした。
夕食から朝食まで、全て旅館の中で完結してしまう旅よりも、
旅先の街にある小さなレストランなどを訪ねる旅がしてみたい。
伊豆の観光客離れを、不況のせいにする時代は終わった。
「満足のいく料理」は「満腹になる料理」ではない。
一度、旅館の夕食のカロリー表示が見てみたい。
きっと、驚くんだろうなぁ・・。
でも、一食ぐらい・・と思う私もいる。(笑)



2005年01月06日(木)
勉強しろ、公立の高校生!!

昨年の手帳整理、浮かび上がったメモの中から、
進学塾の先生らしい発言を取りあげたい。
「ふざけんじゃねぇよ」が口癖の彼女は、
最近の高校生について語った。
いや、吠えたという方がピッタリかな(笑)。
「公立の高校生でさ、勉強しない奴って頭に来ない?
だって、私達の税金なんだよ、よ〜く考えれば・・」
妙に説得力があった。
「勉強しないんだったら、私立に行けよ」って続く。
お金がないから・・を理由に公立高校へ進学して、
あまり躾が厳しくないから、どんどん生活が乱れていく。
そんな様子を見ていて、彼女が思うことらしい。
公立の生徒は、国民の税金で勉強しているってことを
少しは考えろって言う〜の・・、そんな台詞が
機関銃のように飛んでくる、姉御肌の塾長だった。
ここにも、今の子ども達の成長を心配している大人がいた、
そんなことを感じながら、ちょっぴり嬉しくなった。
我々公務員も、国民の税金で働いている。
「仕事しろ、公務員」と吠えられないよう頑張ろうっと。



2005年01月05日(水)
きっと、地図なんかあるから迷うのよ

なんとなく読みはじめた
「パイロット・フィッシュ」(大崎善生著・角川文庫)。
主人公が上京し、簡単なアルバイト先の地図を片手に
探しまわるが、結局見つからず、途方に暮れていた。
そんな時、偶然入った喫茶店で知り合った女性が、
主人公に向かって呟いた台詞である。
何気なく読み飛ばしてしまえば、
どうってことのないフレーズなのだが、なぜか引っかかった。
マンネリを感じるコラムからの脱皮が、最近の悩み。
短くして、短歌・俳句、川柳や詩。もう少し長くして、小説。
いろいろな計画が、浮かんでは消え・・のストレス状態を
なにか書くことで振り払おうとしているようでもある。
しかし、この台詞と出逢って、なんとなくホッとした。
今までのジャンルに捕われない形式でもいいのでは?と。
自分の書いたものは、何のジャンルに入るんだろう・・なんて
どうでもいいことであり、書きたいことを書きたいように書く。
それを判断するのは、読者だから・・。
このジャンルの作品を書こう、なんて考えるのはや〜めた。
これも、私の文章スタイルだもの。
夏目漱石だって、エッセイとも小説とも言えない
「吾輩は猫である」を書いたのだから・・



2005年01月04日(火)
まもなくお姉さんが出産予定です

2日間の箱根駅伝メモを整理していたら
必要のないプライベート情報満載の実況中継語録に気が付いた。
(まぁ、いつものことだけれど・・・)
「気になる一言」に選んだフレーズなんて、
どこが選手に関係あるんだぁ・・と首をかしげた。
「500円貯金をしています。もう既に9万円貯まりました」
そんなことは、どうでもいいよ、と呟きたくなった。
「ゴールデン・ルーキー」と「スーパー・ルーキー」の
使い分けもよくわからないし、
言葉に飢えていた私にとっては、ちょっと消化不良だったかな。
なんでも伝えよう・・という気持ちはわかる。
しかし、駅伝に関することならまだしも、親兄弟はもとより、
親戚の伯父叔母、甥っ子の話まではさすがに関心がない。
もっとインタビューして彼等の素顔を取材して欲しかった。
各大学の監督・コーチのメッセージでもいいのではないだろうか。
若い選手たちの教育の仕方や「ゆとり教育」についての持論など。
81回もの歴史がある駅伝の生放送だからこそ、あえて辛口。
実況中継の一言でも、影響力が強いことを意識して欲しい。



2005年01月03日(月)
ポイントを決めて、自分の体力と相談しろ

箱根駅伝の往路1区、スーパー・ルーキーと言われた
中央大1年・上野選手に向けて、監督・コーチが掛けた
一言だった。
そのポイントに辿り着くまでに、彼は失速してしまった。
結果的には、チームの足を引っ張る形になったが、
走る前のアドバイスは、私のアンテナに引っかかった。
怪我・病気で過ごした1年を振り返り、
今年はどんな生活・仕事をしようか、と迷っていたら、
テレビからこの台詞が絶妙のタイミングで紹介されたから。
まずは1年の計画を立て、ポイントを決める。
それは、仕事であるかもしれない、家庭であるかもしれない、
はたまた、執筆活動かもしれない。
しかし「チャンス」と感じても、すぐには飛び出さない。
その時々の自分の体力を見極めながら、レースを作る。
期待されているから・・の理由だけで、頑張り過ぎない。
これが、襷を繋げる最善の方法であることを、
彼は、自らの体験で、テレビを観ている私に教えてくれた。
明日からの仕事を前に、今年1年のポイントを決めよう。
そして、自分の体力を客観的に判断できるようにしたい。
今年の箱根は、大きなアドバイスを残してくれた。



2005年01月02日(日)
こりゃぁ、春から演技がいいや

昨年5月26日に、エキストラで参加したNHKドラマ。
「恋する一葉」と題する作品がなんと新春の今日、
10時半から放映された。
昨年末から、ちょっぴり弱気になっていた私にとっては
とても大きな「お年玉」となった気がする。
予想以上の登場に、自分自身が励まされたのかもしれない。
観てくれた方からの「よっ!名演技」のメールに答えて
「春から縁起がいいや」と打ったつもりが、
今日もまた変換ミス。(笑)
いやいや、2日続けてのメールネタだけど、これまた楽し。
昨年の行動が今年になって花が開いたなぁ、
そんなことを感じながら「箱根駅伝」に切り替えた。
箱根駅伝は、いつものようにメモをたくさん取ったから、
明日以降の「気になる一言」に登場することだろう。
但し元旦早々、私の顔も知らないメル友にも、
テレビに出るよ〜とメールしてしまったのは、反省材料かな。
「注意力散漫」の文字が散らついたが、ここはお正月、
どうかお許しを・・。
さ〜て、NHKデビューで気分も一新。
そろそろ走りたくなってきたよ。背伸びしようっと・・。



2005年01月01日(土)
「良いお年」が「酔いお屠蘇(おとそ)」

「良いお年」と入力したつもりだったのに、新年早々、
漢字変換のハプニング。
昨年から続いているドクターストップのアルコールも、
20日を過ぎると、味を忘れてきたなぁ・・とふざけたばかり。
だからと言う訳でもないが、この変換ボケには正直、苦笑い。
愛機・マック君にもその思いが通じてしまった・・と落ちを付けた。
「今年は静かな1年、ちょっぴり品のある文章」を目指したのに、
初日から、こんな言葉が選ばれてしまったのだから・・。
しかし逆に考えれば、
今年も、こんな言葉の面白さに触れていくんだろうなぁ・・と
なぜか楽しくなったのも事実である。
「もうすっかり元気だよ」と言葉で発しても、実際にはまだ痛い。
だから、2005年(平成17年)初日の言葉だけは、慎重に選ぼうと
昨年の「いく年・くる年」からメモを取りはじめ、
京都・清水寺の鐘の音(もちろんテレビ画面)で新年を迎え、
「心穏やかに丁寧に生きる」と決めたばかりの入力ミスだけど、
これも、私らしいな・・と受け入れていこうと思う。
47歳の1年をどう過ごすか・・これが来年の年男につながるはず。
元旦に、翌年のことを考えたのは初めてかも知れないが、
それだけ、私にとって、大切な1年になる気がしてならない。