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しもさんの「気になる一言」
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2004年11月30日(火)
玉子は、割らなければ食べられない

ラジオから流れてきた、人生相談のアドバイスだった。
やろうと思うけれど、なかなか一歩目が踏み出せず、
躊躇している人は多い。
そんな人たちに向けて、今まで多くの言葉を拾ってきた。
今回もその1つだけれど、ちょっと説得力がある台詞。
私は、そのフレーズをこう理解した。
確かに、玉子はいろいろな料理が出来るけれど、
全て、割ってから調理するものだな、と気付いたから。
ゆで玉子だって、最終的には殻を剥くことになる。
あの殻を割るなり、剥くことにより、
玉子料理のレパートリーは増えるのだから。
何かやろうと思ったら、まずは自分の殻を破ってみよう。
私たちが、自分で決めた自分という殻を。
ほとんど毎朝食べる、玉子料理。
(もちろん、生玉子も含めての話だけれど・・)
これからは、見る度にこの台詞を思い出すに違いない。
簡単だけれど、モチベーションがかかるかもしれない。
試してみようっと・・。



2004年11月29日(月)
「夫婦」ではなく「夫婦。」

「あなたの家庭がドラマになります!」が、
キャッチコピーのTBSテレビ・日曜劇場のタイトル。
田村正和さんと黒木瞳さん、演じるところの夫婦ドラマ。
夫婦の実像(ナゾ)をリアルかつコミカルに描いている。
内容は、観てのお楽しみ、ということだが、
この夫婦が、世の一般家庭だとしたらそれは大間違いであろう。
黒木瞳さんが奥さんで、喧嘩するなんて考えられない。(笑)
そんなことより、私の関心は番組タイトル。「夫婦。」
この句点の意味が知りたくて仕方がない。
「モーニング娘。」同様、句点が大きな意味を持つのだろうか。
(「モーニング娘」ではなく「モーニング娘。」)
インターネットで、番組サイトを調べてみたけれど、
その意味を見つけることが出来なかった。
誰か知っていたら教えて欲しい。
お礼に番組で知った「〜の見つけ方」教えるから・・
□つきあいだと言って、帰りが遅くなることが増えた
□最近、妙に優しい
□たまに、女物の香水のにおいがする
□仕事から帰ってきても、すぐに風呂に入り寝てしまう
□携帯にいつもロックがかかっている
さて、何の話だろうか。(汗)



2004年11月28日(日)
それではいけないの? 

久しぶりに、NHK大河ドラマ「新選組!」から。
沖田総司の姉・みつ(沢口靖子さん役)が、
時代が変わろうとしている現状を近藤勇から聴く。
近藤勇は危機感を募らせ、おみつに訴える場面。
「このままでは薩長の時代になってしまう」と。
しかし彼女は、あっさりと尋ね返した。
さらに「みんなは幸せにならないの?」と続ける。
なぜ、私の心のアンテナに引っかかったのか。
全国で展開されている「市町村合併」との共通点を
見つけたような気がするからである。
古い体制を維持しようとする側は
「これは一大事」とばかり大騒ぎする。
しかし町民にとっては、どちらでもいいこと。
「幸せになれれば、それでいい」という感覚がある。
本当に素朴な疑問が「それではいけないの?」という
フレーズに隠されている気がしてならなかった。
この場合の「幸せ」とは
「自分達のわがままを聞いてくれる」ことではない。
少しくらい「生活が不便」になったっていい。
家族が「幸せ」と感じて暮らせれば、という感覚だろう。
凄い勢いで、時代が変わろうとしている昨今、
変化に対して「それではいけないの?」と考えてみたい。
デメリットをデメリットとして考えない生き方、
まだまだ私に足りない視点かもしれないな。



2004年11月27日(土)
私「いい男」じゃないけど「晴れ男」なんです

快晴、無風、ポカポカ陽気。
最高の天気で「農業祭」を終えた。
イベントは晴れれば90パーセント成功、と言われ、
中身より、天気が重要視されることを実感している。
あまりに多くの人に「良かったね。晴れて。。」と
声を掛けられたので、私なりにちょっとひねって、
この台詞を返した。
最初に「いい男じゃないけど・・」と言うのが仕掛け。
ジョークのわかる、高齢の女性陣は
「そんなことないよ、いい男だよ」と
これまた笑いながら、言い返してくれるから。
このフレーズ、単語の順番を間違えてはいけない。
「私『晴れ男』なんですが『いい男』じゃないんです」
では、リズムよく返事が出来ないし、意味も違ってくる。
単なる言い回しと言うなかれ。
「仕事は出来るんだけれど、酒癖が悪い」と
「酒癖は悪いけれど、仕事は出来る」。
どちらの台詞の方が、言われて嬉しいだろうか。
ちょっした会話にも「あと悪」(否定)にならないような
表現をしたい、と思う。
それにしても、有志で行った「打ち上げ」はよく飲んだ。
午後4時から10時半まで。
朝、起きたら酒で声が枯れていた。(笑)参ったぁ。



2004年11月26日(金)
テント、大丈夫ですかねぇ

明日は、私が主担当の「農業祭」。
多くの方の協力で、前日の準備を終えた。
明日も朝早いから・・と課員を見送ったあと、
一人で最後のチェックをしていた時のこと。
私の携帯が鳴った。
電話の主は、会場となる公民館の職員から。
「風が出て来て、テントがパタパタ音を立ててますよ」
に続けて心配してくれた台詞が、気になる一言。
他課の仕事、イベントだから・・・で片付けない
気遣いが感じられて、とても嬉しかった。
「私しかいないけれど、たたむなら手伝いますが・・」
その言葉につられて、私も現地へ急いだ。
結局、もう少しだけ補強して、風対応を終えたが、
なぜか、心が温かくなったので、今回取り上げてみた。
確かに、明日がメインイベントであるが、
何日も前から、準備を進めてくれたスタッフの為にも、
明日は、是非晴れて欲しい。
(但し、お礼はイベントが無事、終えてから・・)
こうして書いている間にも、風と雨が強くなって来た。
やっぱり、会場のテントが気になるので、
もう一度、見回りに行ってから、寝たいと思う。
多くの人に支えられて、イベントが出来る幸せを感じて。
ビールも飲まず、爆睡するぞ。明日は5時起床だな。



2004年11月25日(木)
「わりと」ではなく「わりに」

最近の日本語の乱れを話していた時、
「『わりと』平気で、こんなことを言うよね」という会話になった。
私は、首をかしげながら「『わりに』じゃないの?」と指摘した。
単純に耳に引っかかり、気になったのが正直なところ。
「わりと」って言い方はしないんじゃないの?と思った。
しかし、その場に居合わせた多数の人は「わりと」を使うという。
そこで帰宅してから調べてみたが、
やはり「わりに」が正しいようだ。実際は「割りあいに」が正しい。
「比べてみて・思いのほか」などの意味があった。
話の展開として、勝った・負けたの話ではなく、
私が引っかかったのは「日本語の乱れを話している人たち」でさえ、
乱れていたこと。この事実の方が面白かったから。
「わりに」と同じ意味の使い方として、
「わりかし、似合っているじゃないの」なんてフレーズを聴くが、
そんな表現はないようだ。
「わりに」ではなく「わりと」とか「わりかし」を使っていないか、
今までの自分の会話を振り返ってみたらどうだろう。
も、もし、こんなこと書いている私の知識が違ったらごめんなさい。
こういう話題は、なかなか言い切ることが難しい。(笑)



2004年11月24日(水)
いろんな人がいろんな事を言うよね

仲のいい知人の「ピアノリサイタル」へ行った。
もちろん、2時間の演奏を終えてからの打ち上げは、
スタートが9時半、帰宅も当然、午前様となった(笑)
それでも、なんとか彼女と逢って話をしたいと思った。
理由は、終わったばかりの気持ちを聴きたかったから。
「どうだった?」という私の曖昧な問いに、
「やっただけしか出ないよ」と答えてくれた。
う〜ん、奥が深い・・と囁きながら、次の質問。
「周りの評価は?」に対する答えが、気になる一言。
私たちみたいな、クラシック素人ではなく、
それなりの音楽レベルを持った人達でさえ、評価は様々。
「誰の言うことを信じたらいいのかわからないよねぇ」と
苦笑いをしていたので、
「自分が信用している人の評価を信じたらどう?」と返した。
私の書く文章(文学)も、彼女が演奏する音楽も、映画や写真、
そして彫刻や絵画など、芸術と呼ばれる分野では、
全ての人が、素晴らしいという評価をする方が危険だから・・。
いいんじゃない、いろんな評価があって・・という感覚。
これって、生きてく上で、とても大切なような気がする。
勿論、自分の中で完璧を求めるが、評価は完璧を求めない。
「で、終わった瞬間、何を考えた?」の問いには、
「満足感、達成感より、また頑張らなくちゃだったよ」と
言い切った彼女の底力みたいなものを私は感じていた。
私の知らない音楽の世界、もっともっと知りたいと思う。



2004年11月23日(火)
夫婦は、親しむべし、馴れるべからず

いとこの結婚式に列席した。
何十年ぶりに逢った、いとこさえいる。
「いとこ」って、不思議な関係だなぁ〜って思った。
父または母の兄弟・姉妹の子。年齢・性別の違いで、
「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」などと書き分ける、
ちょっと気になる関係でもある。(笑)
(その書き分けは、いまだ理解できていない)
さて、その披露宴での挨拶のフレーズ。
(すみません、またまた酔っぱらって、誰の台詞が忘れました)
夫婦の理想の関係を、うまく表現しているなぁと思う。
仲良く過ごすのはいいけれど、あまり仲良くなり過ぎて、
馴れ合いの関係になってはいけない、親しむ関係がいい。
言わなくてもわかるだろう・・は「馴れ合いの関係」
「ありがとう」と素直に言えるのが「親しい関係」
私は、そう理解した。
現実は、なかなか難しいけれど、なるほど・・である。
そう言えば、日曜日9時からのテレビ番組「夫婦。」
田村正和さんと黒木瞳さんが演じる夫婦は、
私達に、いろいろな課題を投げかけるが、
そのあり方は、2人にしかわからない気がする。
どんな夫婦の関係がベスト、なんて言えないけれど、
少なくとも、馴れ合う関係ではなく、親しい関係でいたい。
結婚式から帰ると、その時だけ妻に優しくなる私がいる。
しかし、その優しさはなぜか長く続かない。(笑)



2004年11月22日(月)
今日は私のことだけ考えて帰ってください

いつものお店、いつものカウンターで、
いつものアルコールを飲みながら、女性と会話を楽しんだ。
(もちろん、私はビールから地酒、焼酎と続いたけれど・・)
仕事の話から恋愛、夢の話まで、気のおもむくままの話題。
時には、私の心のアンテナに引っかかる台詞も。
「今日は、気になる一言になりますかね?」と聴かれても、
返事は「わか〜んな〜い」。
ここではメモしても、もっと印象に残るフレーズがあったら
変わっちゃうからねぇ・・・と付け加えた。
「真っ直ぐ帰って、そのままパソコンに向かって下さい」
「この前はタクシーの運転手の台詞になっちゃったし・・」
「でも今日は自転車だし、大丈夫ですね」「まぁね」
何度も、私の「気になる一言」にアタックして、
私がメモはするけれど、なかなか選ばれないらしい。
そろそろいいでしょ、と言いながら、私の顔を覗き込む。
「う〜ん、やっぱり、わかんないよ、ごめん」と切り返すと
このフレーズ。
他の台詞に出逢う前に、早く家に帰って、
私の台詞を取り上げて欲しいなぁ、という気持ちは伝わってきた。
しかし、周りの人が聴いていたら、この台詞、
どう思うんだろうなぁ、と考えたら可笑しくて仕方なかった。
う〜ん、確かに台詞だけ読むと、ちょっと艶っぽいな。(笑)



2004年11月21日(日)
自分を変えるのが、人生の究極の目的だ

たしか経営コンサルタント・神田昌典さんの台詞だったと思う。
生きる目的って、なかなか言葉にしにくいけれど、
「自分を、自分の意思で、どれだけ変えられるか」を目的にすると
なんだか生きていくことが楽しくなってくる。
過去にこだわって自分を変えられない人は、
生きていく目的が見つからず、人生につまずいてしまう。
変えるということに、どれだけ抵抗なく対応できるか、
それが人生を決めるといっても過言ではない。
環境の変化に対応できなかった恐竜は滅び、
どんな環境にも対応してきたゴキブリは、いまだに生き延びている。
サツキが、ものすごい数の種類があるというのも、
種が絶滅しない為の知恵だという話を聴いたことがある。
自然環境だけでなく、自分の周りの環境に応じて変えていく。
それも、常に自分を成長させる方向で・・。
変えることの楽しみを知れば、毎日が楽しくなるはずである。
そういえば、生涯学習のキーワードは「変わる」だった。
「わかる」は「かわる」なんて、よく講演で話したっけ。
今の自分に不満があったら「変える」努力をしてみよう。
きっと、何かが変わってくるから。



2004年11月20日(土)
「センチメンタル」は音楽を作る上で重要なキーワード

夕方、PCの前に向かい、Yohoo!のトップ画面で見つけた。
なんと歌手・平井堅さんの台詞。
2年ぶりにアルバムをリリースするようだ。
タイトルは『SENTIMENTALovers』。ヒット曲が溢れている。
このアルバム・タイトルについて彼は
「センチメンタルっていう言葉というか、
センチメンタルな感情が好きだったり
それが曲を書くモチベーションになったり、
なのでセンチメンタルというのはある種
ぼくにとっては音楽を作る上で重要なキーワードなんです」
とコメントが載っていた。
私の注目は、曲目より、自分の活動に対してのキーワード。
さて、私は?と思ったから。
好奇心旺盛で、なんでも挑戦したい私、
誘ってもらえるだけで嬉しくて、ゴルフや渓流釣り、
野球観戦、もちろん飲み会でも、楽しく出かけているが
なんだか共通したキーワードが必要な気がしていたから。
「楽しいから」だけではない、もっと違った理由が。
あっ、そうか。もしかしたら「好奇心旺盛」こそが
私の生きていく上での重要なキーワードかもしれない。
男だから、46歳だから、公務員だから・・
そんな枠に縛られない生き方の基本を見つけたかもしれない。
みなさんの「生き方キーワード」は、なんですか?



2004年11月19日(金)
これ、メモしたらどう?

わが町の特産品である「緑米の収穫祭」、
ボジョレー・ヌーホーの解禁に合わせて、
毎年、この時期に開催している。
昨年まではお客さんとして楽しく参加していたが、
今回は、農政担当・観光協会事務局としてスタッフ参加である。
それでも、なぜか楽しかった。
みんなの嬉しそうな顔が、私の活力になるからだ。
美味しい農作物や豚汁、新鮮なワインや日本酒、焼酎。
ほろ酔い気分で交わす会話は、掛け値なしに面白かった。
参加者も、顔見知りが多いためか、
毎日「気になる一言」を書いていることも知っている。
私が「へえ〜」とか「そうなんだ」とうなずくたびに
「これ、メモしたらどう?」と声を掛けてくれる。
そんな雰囲気が、またたまらなく好きなのである。
もちろん、今日のイベントだけではない。
1日のうち、少しでも私と一緒の時間を過ごした人は、
ちょっとだけ、その日の日記が気にかかるようだ。
時には、期待に応えて・・の場合もあるし、
時には、期待はずれの場合もあるが、それがまた楽しい。
心地よい気分で、パソコンの前に座ってから考えるから
どんな台詞が選ばれるのか私にもわからない。
「乞うご期待!!」が私からのメッセージ。

ウィ〜、ごめん、ちょっと、飲み過ぎたかな。
まとまらなくなっちやった・・、でもこれも私。



2004年11月18日(木)
ネバー・アップ、ネバー・イン

ゴルフでは、わりに有名な台詞らしい。
カップまで届かなければ、カップインする事はない。
たぶん、そんな意味なんだと思う。
いくらラインに乗っていて、あとひと転がりで入るとしても
届かなければ結果は同じ。
「入らない」という現実がまっている。
目標の距離より強めに打つ、ということはカップを外れた時、
その被害も予想以上に広がる可能性がある。
しかし、そのトラブルを恐れていては、大きな成功も掴めない。
もちろん、いいスコアーは出ないということだ。
どうせ、生活がかかっているプロじゃないんだから、
思い切りいけばいいのに・・と思うのだが、思うようにならない。
ゴルフだけは、お金と時間をかけても上達しないな、
と苦笑いしながら、この言葉を思い出した。
仕事でも、家庭生活でも、趣味の世界でも、同じことが言える。
もう少し頑張れば・・もう少し勇気があれば・・
もう少し、もう少し・・。そんなことが多い気がする。
いろいろな場面で後悔しないためには「思いきりの良さ」。
やっぱり最後はこれかな?と感じている、今日この頃。



2004年11月17日(水)
「福来朗」と「不苦労」、「必勝」と「不敗」

以前、ふくろうは「不苦労」という意味で、
「苦労知らず」の当て字として使われ、
特に観光地では、国民の間で親しまれている、
そんなコラムを書いたのは記憶に新しい。
しかし「福来朗」という当て字もあることを知った。
たぶん「福の朗報が来る」とでも表現したいのだろうか。
う〜ん、それも一理あるなぁ・・とメモをした。
さて、私はどちらの当て字が好きだろうか?
そんなことを考えてみた。
私は、やっぱり「不苦労」かな。苦労がない方がいいや。
もしかしたら、若い頃は「福来朗」だったかも・・。
そういえば「勝負ごと」も「ギャンブル」も、
「必勝」より「不敗」の方が好き。
いつも成功・勝つことを意識して生きていくよりも、
どうやったら失敗・負けないかを考えて生きる方がいい。
どちらが正しくて、どちらが間違いという問題でもない。
こんな弱気な発言すると、また読者に怒られちゃうかな。
どうしたの、しもさんらしくない・・とね。
でも、これも私なんだよねぇ。



2004年11月16日(火)
夢は逃げない。逃げるのはいつも自分。

あれ?誰の台詞だっただろう。(情報源が不明、ごめんなさい)
でも、気になったのでメモをしておいたフレーズ。
けっこう前向きに生きているつもりの私でも、時々落ち込んで、
何もしたくない時がやってくる。
もちろん、この「気になる一言」も続けたくなくなる時も・・。
そんな時、冒頭のこの一言を思い出すことにしている。
最近「努力しても努力しても、夢は叶わないから・・」
そんな言い訳を用意して、自分で自分の夢を潰そうとする。
夢は私からの距離を変えてはいない。
離れていっているのは、私自身。
そう何度も呟くことにより、またやる気が出てくるから不思議だ。
人間っておかしなもので、落ち込んだ時に、
奮起する言葉をもっていると立ち直りが早い、という。
どんな言葉でもいい。ひとつでいい。
それは映画「ロッキー」の曲と同じくらいの効果がある。
私にとっては、魔法の言葉のひとつ。
「逃げたって、なにも変わらない」と同じ意味の言葉。
あなたにとって、立ち直りに使う台詞は何ですか?
是非、教えて欲しい。

参考
2003年01月07日 夢は、破れた時じゃなくて、棄てた時に終わる



2004年11月15日(月)
夜、2人で読んで、会話しているんですよ

職場で、ちょっと嬉しい話を聴いた。
私の拙い「気になる一言」を、夫婦で読んで
それを話題に会話してくれているらしい。
この姿、想像しただけで私の心は温かくなった。
この「気になる一言」は、読者によって、
いろいろな読み方があることは以前から知っていた。
ホームページにアクセスして読んでくれる人、
メルマガの配信登録をして、毎日読んでくれる人。
それも、パソコンの人あり、携帯の人あり。
(携帯の人は、受信料が心配になるけれど・・)
ただし、どれも個人の単位でしか考えていなかった。
2人仲良く、パソコンでアクセスしてくれて、
ニコニコ、ドギドキ、ワクワク、イライラ・・。
えっ、私の考えとは違う、うんうん、俺の意見と一緒、
そんな会話が聴こえてきそうで、楽しかった。
私の書いた「気になる一言」をキーワードに、
夫婦が、子育て以外に意見交換をするなんて夢見たい。
まぁ、何気なく声を掛けてくれたのに、
今日は何かな?と、いつものようにアクセスしてみたら、
なんと自分達のことだったなんて、どっきりカメラみたい。
今頃、驚いているんだろうなぁ。
1日の「気になる一言」に選ばれると「予選通過」。
10日に一度の「気になる一言」に選ばれると「入選」。
2年後には、本の活字となる特典付き。(笑)
さて、今回の「気になる一言」は? 
とりあえず「予選通過」だね。



2004年11月14日(日)
条件を同じにしないと勝負にならない

先週に続いて、日米野球(東京ドーム)に足を運んだ。
初めて、妻・娘を連れての野球観戦であったが・・。
ライトスタンドは、公式戦の盛り上がりがないため、
私が夢中になっている雰囲気を彼女らに伝えられなかった。
また、ホームランで得点する独特の騒ぎが感じられない。
言い換えれば、日本勢の貧打が目に付いた日米野球だった。
その原因は、飛ばないボールをはじめ、
すべてメジャー仕様にして戦っているところにあると思う。
マウンドの堅さなども、メジャーからクレームが付き、
急遽、直したらしい。
本当にプロ野球の改革を進めるのであれば、
将来を見据えて、同じ条件で戦う環境を作るべきだ。
一年間を通して、メジャーと同じ環境に慣れることが
日米野球で勝ち越すための前提条件に違いない。
これは、野球だけの話ではない。
真剣に戦い、勝とうと思うのであれば、
戦う前からどちらかに優位になるハード・ルールは不公平。
(あとだしジャンケンは、反則のはずだから・・)
サッカーなど、国際試合のあるスポーツを見ればわかる。
もちろん、サポーターのホーム・アウェイの差はあるけれど、
ゴールの大きさもボールの堅さも、世界共通のはず。
それが国際試合のルールだから。
相手に合わせていること自体、真剣勝負ではない。
空席の目立った東京ドームを2週連続で訪れて感じた、
私の雑感を「気になる一言」にしてみた。
さて、視点を変えて、仕事・生活ではどうだろうか。
もしかしたら、これまた同じことが言えるかも。
今回の日米野球を例に、交渉してみたらいかが?(笑)



2004年11月13日(土)
OBが集まる「公民館まつり」の魅力

11月、快晴の土曜日、そう芸術の秋、
わが町の公民館でも「芸術祭」が開催されている。
もちろん町民参加のイベントだけど、
公民館に配属する職員も、何らかの形で「芸術祭」を
盛り上げようと始めた「公民館まつり」、
もう完全に恒例となりつつあるのは大変に嬉しい。
私もその後の人事異動で、広報や農業の担当に配属され、
本来なら、仕事とは関係ない部署のイベントなので、
顔を出す必要はないのだが、
なぜか毎年、勝手にOBとして参加している。(笑)
しかし驚くことは、
そう考えいるのが私だけでないということだった。
社会教育課に配属、その後、他の課へ異動した職員が、
ぞろぞろ集まってきて、生まれた子どもを見せたり、
お互い近況報告をしながら楽しい時間を過ごす。
頼まれもしないのに、どんどん自分で手伝ってしまう。
同窓会、そんな感覚で、このイベントは成り立っている。
現役の社会教育課職員と異動したOBが、
絶妙のパランスで助け合うシーンは、私を喜ばせる。
いつまでも、OBが気軽に参加できるイベントとして
続けて欲しい。
「社会教育」(公民館)とは、そんなところである。
さて、打ち上げにも参加しなくちゃ・・。



2004年11月12日(金)
これからあなたは、どんな行動しますか?

「原発震災を防ぐ風下の会」主催の自主映画上映会
「東京原発」(主演・役所広司さん)は、
東海地震が迫る今、浜岡原発を抱える静岡県民にとっては
とても関心のある作品であった。
東海地震の被害想定には「放射能被害」が入っていない、
そんな耳慣れない単語が飛び交い、私のメモは増えた。
原発推進派にとっては、
耳を塞ぎ、目を覆いたくなるような内容であった。
作品の後半で
「人間はすぐ過去を忘れる、終わったことは忘れる」
という台詞を、都知事役の役所広司さんが言い放った。
暗闇の中で、私は手探りでメモを書いた。
上映後は、元原発技術者が浜岡原発の危険性を訴え、
「原発を作ってきた人間としてお願いします」と
その運転中止に向けた活動に協力を呼びかけ、
来場者の拍手を浴びたシーンが印象に残っている。
しかし今回の一言は、会場で書いたアンケート項目のひとつ。
「いい映画を見た」「久しぶりにいい話を聞いた」と
感想を書いた後の問いだったから、余計にギクっとした。
大切なことは、これから(今から)のあなたの行動。
この映画を見て、明日から原発反対で動くぞ、と感動しても、
翌日になると、もうすっかり感激が薄れてしまい、
また、いつもの生活に逆戻り。そんな私たちに忠告している。
黒澤明監督の「生きる」(主演・志村喬さん)にも似た
人間の心の弱さを指摘された気がした。
「感動するだけではダメ、そう思ったら少しでも動きなさい」
そう問いかけられているようで・・・。
明日からの活動に少しでも役に立たせたい、心からそう思う。



2004年11月11日(木)
強くなる道は、強い人に教わることだ

NHK大河ドラマのワンシーンだったと思う。
いくら練習しても、強くなれない新選組の隊士が、
どうしたら強くなれるか、悩んで悩んで、
新選組六番組長(源さん)に尋ねたところ、
この台詞が返ってきた。
普段ならなんだそんなことか、と思うけれど、
メモの整理をしていたら、再び私のアンテナに引っかかった。
負けても負けても、強い人にぶつかっていく、その間に、
少しずつであるが、実力がついていく。
そして気が付いた時は、人並み以上にレベルが上がっている。
侍の剣術が強くなりたい、という想いは、
私たちの○○が上手になりたい、同じだと思う。
自己流のパターンは、それなりのレベルまでは達するが、
それ以上を望むのであれば、自分よりはるかに上手な人から
教わるしかないということ。
どんなに実力の差を見せ付けられても・・。
その悔しさが、技術の向上につながっていくはずだから。
そのためには、中途半端なプライドを
思いきって捨てる勇気があるかどうか、がキーワードとなる。
年齢、性別関係なく、教わるという姿勢が上達の早道だから。
最近の私、上達するために、プライドを捨てることを覚えた。
だから、もっと生きる楽しみが増えてきた。



2004年11月10日(水)
「兄嫁」も『それから』では女偏の「嫂」

ちょっとしたきっかけから、読みはじめた
夏目漱石の作品集。今は「それから」を読んでいる。
その中に出てきた「あによめ」とルビが振ってある漢字。
もちろん、当用漢字ではない。しかし、気になる。
「気になる一言」ではなく「気になる漢字」となった。
もちろん国語辞典を引いたが「兄嫁」しか意味が書いてない。
私が知りたいのは、その文字自体の持ってる意味。
やっぱり「漢和辞典」が必要になった。
特に「女偏」は、いろいろな意味があるらしいから
これを機会に調べてみようかな、と思う。
部首に「女」はあるけれど「男」はない。これも興味深い。
「明暗」や「行人」などにも登場する漢字「嫂」。
ますます知りたくなってきた。
有名なのは「女偏に家」で「嫁」・「女偏に古い」で「姑」。
きっとこれ以外にも、思い当たる漢字があるに違いない。
よ〜し、決めた。「女偏」の言葉の意味。
本格的に調べてみようかな。男女共同参画の話題にしようっと。
(当用漢字ではないから、文字化けしていたらごめんなさい)



2004年11月09日(火)
「大胆」と書いて「シャイ」と読む

私は、この当て字のルビが大好きである。
「『失敗』と書いて『ケイケン』とルビを振る」は、
何度も紹介しているが、大好きなフレーズである。
さてこの台詞、なんと俳優・石田純一さんの言葉だった。
服装も、女性の口説き方も、私たちには出来ないような
大胆な行動であるが、彼はこう説明した。
彼の生き方から考えると、なるほどなぁ〜となる。
私もよく「俺って実はシャチなんだ。あっ、シャイの間違い」
は、よく使うフレーズだけれど・・。(笑)
川柳とは違うけれど、時々、こんな言葉遊びがしたくなる。
挨拶でも、エッセイでも、小説でも、こんな「おや?」があると
読んでいて楽しくなるから。
思い立ったが吉日。ネットで募集してみようかな、と思う。
意外な傑作が集まるかもしれないからな。
と言いつつ、さっそく投稿欄、作ってみた。
当て字の面白さだけでなく、
さらに詠み人を書くと、その面白さは倍加すると思うから。
是非、投稿を試みて欲しい。
川柳とは違った、言葉遊びが出来るはずである。

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2004年11月08日(月)
いつもは話さないことを話しちゃった

隣町の自治体職員と飲む機会を持った。
せっかく飲むのだから、お互い刺激しあいたい、
と考えていたら、予想以上の成果が得られた。
私と隣町の若い職員、隣町の管理職とわが町の若い職員、
この2グループで話は盛り上がった。
普段なら、知らず知らずに、自分の町の人間で集まり
いつもの仕事の話になりがちだけれど、今回は違った。
男女で分かれたり、半数ずつ混じったりしがちな飲み会が
なんだか、和やかな中にも、ちょっぴり緊張感があり、
若い職員にとっては、未体験ゾーンの飲み会だったようだ。
彼らにとって、隣町の管理職とまじで仕事の話や、
生き方について話すなんて、そうあることではない。
う〜ん、なかなかいい職員研修が出来た、と喜んでいたら、
隣町の管理職(と、言っても同級生なんだが・・)が
その場に居合わせたメンバーに向けて発した台詞が
今回の、気になる一言。
職場では話さないようなことも、アルコールの力か、
お相手をしたわが町の若い職員の魅力なのか、
上機嫌だったの様子が、印象深い。
真剣に話を聴いてくれる隣町職員に対して
私もついつい話しすぎたかも、と嬉しくなった。
若い職員に刺激を・・と目論んだ飲み会であったが、
刺激を受けたのは、私たち管理職だった。
心地良いアルコールの酔いが、朝まで残っていたが・・



2004年11月07日(日)
「と〜し〜ひさ〜」は「こんにちわ〜」と聴こえる

日米野球のチケットを手に入れて、久しぶりの東京ドーム。
来日を期待していた、松井・イチロー、両選手が、
これなくなり、ちょっと関心半減だけど・・。
日本側はライトスタンドだから、
いつもはレフト外野しか座らない人たちも、ライト外野席。
いろいろなチームの熱狂的な応援団が集まり、面白かった。
特に私の後ろは、あのタイガースファン。
最初から最後まで、ず〜っとしゃべりっぱなし、参った。
「まさかライトに座って、阿部の応援をするなんて・・」
からはじまって、阪神以外の選手は、みなボロクソ。
いいプレイをすると、日米の選手、誰にも構わず
「来年、阪神へ来〜い」と雄叫びをあげる。
まったくの子どもだけど、そのマニアックぶりが楽しかった。
その中の一つ、ジャイアンツ・仁志選手の応援は、
ジャイアンツファンは応援団の「せ〜えの」の掛声にあわせて、
名前の敏久を「と〜し〜ひさ〜」と叫んでいるのだが、
いつもは敵方、レフトスタンドにいる彼らには、
「こんにちわ〜」と聞こえるらしい。
私達の「としひさ」に合わせて、大声をあげていた。
こういったことは、相手先にしかわからないことかもしれない。
時には相反する人達とも、話してみるもんだな。
さて結果は3連敗。来週、もう一度チャレンジである。
次は、どんな応援が同じスタンドで披露されるやら・・。
またまた、楽しみである。



2004年11月06日(土)
酔っ払いを車で送る楽しみ、発見

仕事ととはいえ、飲みたいビールを我慢して、
ほろ酔い気分の人たちを目的地まで、自動車で送る役だった。
えっ、なんでそんなことまでするの・・と感じて、
たぶん、不愉快さが顔に出ていたかもしれない。(笑)
しかし、しかしである。
なぜか、その楽しさを実感してしまった。
車中では、アルコールの酔いが乗客を賑やかにするし、
何度も何度も、お詫びとお礼を言われる。
アルコール大好き人間が、客観的に酔っ払いを観察したから、
面白かったのかもしれない。
私もよく、代行運転やタクシーの運転手さんに、
機嫌良く話しかけるタイプであるが、今回は逆だった。
吐くくらい泥酔していると困るけれど、
ほろ酔い気分の人たちに対し、しらふで話し相手になることも、
まんざら悪い気分はしなかったのが、今回の発見。
久しぶりに、私の雑感となった、気になる一言である。
今まででは考えられなかった感情が、私を喜ばす。
きっとお酒が苦手な人では、こんな気持ちにならないんだろうな、
そんなことを感じながら、帰宅した。
疲れも手伝ってか、思いっきり飲んだビールは格別の味だった。
歳を重ねてから、楽しみ方が変わってきたのかな。



2004年11月05日(金)
まさか、蛍光灯の下で食事してないでしょうね

「全国お米まつりINしずおか」が、静岡で開催されており、
他市町村の農業委員さんらとバスに乗り合わせ足を運んだ。
私のお目当ては、テレビでもお馴染みの、服部幸應さんの講演。
演題は「おいしく食べる幸せ 食育のすすめ」。
医学博士でもある彼は、世界と日本を数字で比較して
日本の教育(主に躾)の荒廃ぶりを、食に絡めて話してくれた。
ご飯の食べ方から箸の持ち方まで、すべて教育のひとつ。
それが出来なくなったから日本は、だんだん社会が荒れてきた。
そんな話だったので、メモも増えた。
その中で「病院食を食べれば食べるほど、入院が長引く」という
例えがとても面白かった。
蛍光灯は、料理を美味しそうに見せないと言う。
さらに、大部屋だとベッドの下に尿瓶やオマル等も置いてある。
そんな中で食べる食事は、美味しいわけもなく、食欲もわかない。
ということは、体力もつかない。だから、なかなか退院できない。
簡単に言えば、こんな話の展開。これまた頷く話である。
「さて、自宅ではどうでしょう」と続けた台詞が、気になる一言。
しかし、日本家庭の93.1パーセントが蛍光灯の下で食べている。
そんな数字を紹介してくれて、ますます私たちを驚かせた。
一番美味しそうに見えるのは、ろうそくだという。
無理なら、白熱灯でいいらしい。(蛍光灯以外なら)
さて今日くらい試してみようかな、と思いつつ、
日米野球をテレビ観戦しながら、夕飯はビールとカレー。
仕方ない、明日からにしよ〜っと。



2004年11月04日(木)
心・技・体位

やばっ・・また、はまっちゃったフレーズ。
最近、しもネタばっかり・・と怒られそうだけれど、
誰かに伝えないと、いつまでも残ってしまうから・・。
スポーツ選手のインタビューだった。
「最近、充実していますね」と訊ねられて
「はい、心・技・体のバランスがいいですから」
と答えていたと思う。
「心・技・体」の教えでは、ただ単に精神力だけではダメ、
技術力だけでもダメ、もちろん体力だけでもダメ、
これらの三つの力がバランス良く整って
初めて目的を達成できるものだと教えている。
しかし私には「心・技・体位のバランスがいいですから」
と聴こえてしまったから、大変。
これは、メモしなくちゃ・・と携帯を取り出した。
使い方はこうしたい。
「最近、夫婦仲が良いみたいだね、羨ましい」
「はい、心・技・体位のバランスがいいですから」
性欲とテクニックと体位のバランスがいい、より
ちょっと笑える表現だと思うけれど、ダメかな?



2004年11月03日(水)
一番悪いのは(宮城県)知事だと思う

予想以上に「楽天ゴールデンイーグルス」への不満が凄い。
スポーツを扱う掲示板では、バッシングの嵐。
一夜にして、アンチ・ジャイアンツに匹敵する
アンチ・イーグルスファンが出来た感じさえする。
書き込みも「楽天」を「落点」と書いたり「転落」と書いたり、
「楽天市場」を「楽天一場」とする見だしが飛び交ったり。
さすがネットの世界。即座にいろいろな情報として提供される。
「地域密着と言いながら、記者会見は東京、2軍は岡山」
「ゴールデンイーグルは、ベガルタ仙台(サッカー)が商標登録済」
「プロ野球には興味がない。サッカーで良かった、と以前発言」
「子供達用の観戦招待券を宮城県に買い取ってもらう、と発言」
「ゴールデンってやっぱり『カネ』なんでしょ」
あげたらキリがないくらい。
そんな書き込みの中で、私が一番感じていたことに近かった発言を
気になる一言に取り上げた。
「楽天の本拠地話を最初の段階で断っておけば…」が理由。
結局、複数球団からお金を戴いていた一場投手となんら変わらない。
「優柔不断」な態度が、この混乱を招いたと思うからだ。
この騒ぎもいつかおさまるだろう、と考えていたら大ヤケドする。
人間って、一度嫌いになったら、なかなか好きになれないもの。
今後の発言は、慎重にする必要があろう。
そう言えば、ネットで調べた私の情報だけど・・。
全日本リトル野球協会(東北連盟・泉杜リーグ)に、
「泉杜ゴールデンイーグルス」というリトル野球チームがある。
創部は6年前の平成10年とまだ歴史の浅いチームであるが、
小野寺監督の「感謝の心、自然にありがとうといえる子供を育てる」
という指導方針の下、創部当初5人の選手からスタートし、
25名となった現在も「野球を通じて心の強い子供」の育成を
目指している。
彼らが胸を張ってプレーできる環境を、是非守って欲しい。
そんなことを考えながら、ネット検索をやめた。



2004年11月02日(火)
高野連に「志望届」を提出

高校野球の人着者、東北高校のダルビッシュ投手が
宮城県高野連に「プロ野球志望届」を提出し受理された。
今年からプロ入りを希望する高校生は
志望届を所属する高野連に提出するよう義務づけたから。
私の気になったのは、新聞の見出しだった。
「ダルビッシュはプロ希望」の大見出しの後であったが
職業柄「志望届」という音が耳障りだった。
確かに意味は違っていない。しかし、略す必要はない。
そう思うのは私だけだろうか。
短くし過ぎて意味が通じないのでは、本末転倒である。
私は、自治体の広報を、読んでテープに吹き込んで
視覚障害者の方々に「声のポランティア」として
プレゼントしている人達を知っている。
彼女たちならば即座に「なに、この見だしは!」と
怒ってくるに違いない、と思った言葉だからメモをした。
読まれるということを意識しないから、こういう事が起きる。
原稿を書く人と、見だしを付ける人は違うというが、
複数の人間で、慎重に読み直しをして欲しい。
新聞を読んで、不愉快な気分になったフレーズは久しぶり。
調べてみたら、ネットでも同じような見だしが・・。
さて明日の「新規参入球団・楽天」の見だしが楽しみである。
ライブドア派の私は、ちょっぴり野球嫌いになりそうだけれど。



2004年11月01日(月)
楽しい人や面白い人は心の中に絵画を持っている

ラジオから流れてきたメッセージである。
変わった表現だなぁ、と思ってメモをした。
いつもいろんな絵を書いているからたのしい発想が浮かぶ、
そんなことらしい。
確かに私の知ってる、楽しい人や面白い人は、
話しをしていて、どうもイメージでものごとを伝えようとする。
道案内も、何メートル行ったら左折、ではなく、
右手にJOMOのガソリンスタンドが見えたら左折、みたいな表現。
その間の風景もしっかり覚えていて、
左手に懐かしいキンチョーの看板があって・・とこと細かい。
きっと、一枚の絵画として脳裏に焼き付いているのだろう。
嘘だろう?と思うようなことまで覚えていると、
こちらもなんだか楽しくなってくるから不思議である。
その時の状況を五感を使って覚えているから、忘れることがない。
そしてまた、そのイメージ(絵画)を、いつでも取り出せるから
楽しい人や面白い人となり、人気者になってしまうだろう。
「心の中に絵画を持つ」人は、旅行に行っても写真すら撮らない。
いつまでも、画像として思い出を保存できるようだ。
へそ曲がりの私は「絵画」と一口にいっても、
日本画、洋画、水彩画、水墨画・・いろいろな絵画がある、
さて、どの絵画だろう?と考えてしまうのだが・・。
ささっと絵が描ける人は、やっぱり羨ましい。