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しもさんの「気になる一言」
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2001年11月30日(金)
瞼は、キスするときに目を閉じるため

咳がひどく耳鼻咽喉科へ。
待合に時間がかかるので、何気なく見ていた漫画「東京ラブストーリー」。
誰の台詞か忘れたけれど、茶化して言った台詞。
「首は何のためにあるか知ってる?」「キスする時、顔がぶつからないため」
「瞼は何のためにあるか知ってる?」「・・・・」冒頭の台詞。
お洒落な会話、と思ってたから、メモもしないでも覚えていた。(笑)
最近、そんな台詞を使う機会がないけれど、
「言葉」って楽しいなぁって思いながら、久しぶりにドキドキした。






2001年11月29日(木)
会議はサッカーと似ている

ラジオから流れてきた台詞である。
報告事項を確認したり雑談的な話が続く、これはパス回し。
そのままでは、いつまでたっても試合は終わらない。
最後は、誰かがシュートして点を取る必要がある。
会議も誰かが結論を付けてくれないと終わらない。
そういえば、会議のあり方が最近話題になってきた。
資料説明は、事前のメールで確認。
当日は、お互いの意見をぶつけ合うはずなのに、
討論をせず、早く終わることだけを考える傾向にあるから。
大切なことは、同席者が同じ意識のレベルで参加すること。
一番難しいことはわかっているけれど、実践しなければならない。
それが出来なければ、会議の意味がない、と私は思う。



2001年11月28日(水)
そう言ってくれると、嬉しいわ・・

町の芸術祭で見かけ、是非、一枚譲って欲しいとお願いしてあった
書道の先生が書いた「みんなちがって、みんないい」の作品。
何枚も書いたからいらっしゃい、の言葉につられお宅へ訪問した。
「私も、金子みすゞさん 大好きなんです」
そう私に語りかける笑顔は、なんとも言えず可愛かった。
(勿論、もうだいぶ高齢だとは思いますが・・・)
「私がこころが洗われるようですよね」と続けると
「そう言ってくれると嬉しいわ、書きがいがあるもの」と答えてくれた。
文字の配置を考えたり、和紙を工夫したり、書道を楽しんでいることが
私にも伝わってきた。
久しぶりに、平仮名の美しさを堪能した気がする。
パソコンのフォントには真似の出来ない、人間の手による書道。
もっともっと、字が上手くなりたいと思った作品である。



2001年11月27日(火)
携帯電話BOX、出現

とうとうここまできたか・・が感想である。
先日テレビで知った。はじめ、バラエティ番組のギャグだと思っていた。
もちろん、東京での話らしいが・・。
本当にそこまで必要があるのか、私は疑問である。
ますます携帯電話を持つ人達のマナーが悪くなる気がするから。
えっ〜、一人しか入れないじゃん、という若者の声が聞こえてくる。
そんなもの作る前に、徹底してルールとマナーを教えるべきでだろう。
世界のどこを探しても、携帯電話用のBOXなんて見たことがない。
日本らしい、と片付ける問題ではない気がするが。
全国に普及しないことを望む一人である。



2001年11月26日(月)
「マンプク」より「マンゾク」の方がいい

電車待ちで見かけた、駅構内の看板である。
最近、イベントを仕掛けながら「量より質」にこだわってきた。
しかし、この手垢の付いた表現が気になっていたので、
思わずメモをした。
人さえ集まればよしとしたイベントは、もう疲れた。
これからは、人は少なくても来場した人が満足するイベントを・・と
試行錯誤していたから。
来年の社会教育の基本のひとつにしようっと・・。
「満腹」から「満足」へ。
(もちろん、満腹で満足が一番嬉しいけれど(笑))



2001年11月25日(日)
高齢者の自転車同士激突で重体

新聞の記事を話題としてトークするラジオ番組に
たぶん知人ということで、ゲストとして招かれた。
いつも、コラムで書いているようなことを30分くらい話して終了。
あまり緊張しなかったのは、パーソナリティのおかげと感謝したい。
帰宅後、またパラパラと新聞をめくっていたら、
気になる見出しが、私の目に飛び込んできた。それが今日の一言。
なんと70歳代と80歳代の運転する自転車同士、
自動車ではないところが、なんとも複雑な気持ちにさせる事故となった。
自動車免許を持ってない高齢者にも、
進入禁止や一旦停止などの交通ルールを教える必要がありそうだ。



2001年11月24日(土)
楽器が暖まると、音が落ち着くんです

マリンバのコンサート、スタッフとして準備をしていたとき、
指導している先生が言った一言。
鍵盤が木なので・・・とさらっと付け足した。
本番直前のリハーサルで、当日の演奏するホール環境にあった
最善のバチを選ぶ様子を見たとき、正直驚いた。
私には、その音色の違いがわからないけれど、
先生と演奏者にはわかるようだ。
何回も何回もバチを替えて音を確かめているのだから・・
本来なら、演奏する季節も気にするらしい。
長く使っていると、マリンバはその土地の気候にあった音になると言う。
う〜ん、木の楽器って奥が深いな、と思いながら、
ますます、マリンバが好きになった。



2001年11月23日(金)
頑張れ、より後ろ見えないよ、が嬉しい

静岡県市町村対抗駅伝が開催された。解説は、谷川真理さん。
要所要所にランナーらしいコメントをしてくれた。
今日の一言も、その中の一つ。
トップを走っているランナーは、後ろが見えないから不安がある。
そんな時、道路脇から後ろのランナーの位置を知らせてくれる
アドバイスにも似た応援が嬉しいという。
もちろん「頑張れ」が嬉しくないということではないだろう。
ただ、ランナーがどんなことを考えて走り、
どんな気持ちかを感じることができるアドバイスや声援が素敵だと思う。
これはマラソンに限ったことではない。
仕事でも、プライベートでも、一所懸命の人に対して
「頑張れ」とは違う視点で支えられる声をかけられればいいなと感じている。
嬉しい声援をもらうと、さらに自信がついて頑張れるという。
そんな応援団になりたいと願う。



2001年11月22日(木)
10以上を「つばなれ」という

地域で講演会があった。
寒くなってきた夜7時からのため、スタッフは開始時間までドキドキ。
数少ない聴衆で、講師の人に申し訳ないと、思っていた矢先、
いやいや落語の世界では「10人以上お客が入れば大入り」
業界用語では、これを「つばなれ」という、と説明をしてくれた。
1から9までは「〜つ」と数える。
「ひとつ」「ふたつ」・・・「やっつ」「ここのつ」
しかし「とおつ」とか「じゅうつ」とは言わないから「つばなれ」。
だから、今日は「つばなれ」ですから、大入りです、と話し始めてくれた
講師に、感謝、感謝。



2001年11月21日(水)
ものすごく重いこと

米ア・リーグMVPに選ばれた、イチローの台詞である。
正直に胸のうちを語るイチローは珍しい。
オリンピックで金メダルをとっても、マラソンで優勝しても、
その賞の重さを感じたコメントは、なかなか聞くことが出来ない。
努力して勝ち得た喜びは、何度も聞くことが出来るが、
イチローのコメントには、今年だけの賞としてでなく、
長い歴史で磨きがかかってきた賞としての重みが理解できる。
また、それだけに来年は恥ずかしい成績を残すわけにいかない、という
イチローの決意みたいなものも感じたコメントであった。
ちょっとした行為に対して、すべて賞を与える傾向が、
苦労して賞をもらうという喜びを忘れている気がしてならない。





2001年11月20日(火)
そんな大事なことなら口で言え!

メール流行の昨今、なんでもかんでもメールで・・がまかり通っている。
本当にそれでいいのだろうか?
(それを叱る立場の人が、楽しんでいるから仕方ないか・・(笑))
以前、毎日クラスの様子を「学級新聞」を書いて、生徒たちに渡している先生がいた。
コツコツと書きつづけて、そのプリントをもらった保護者からも評価されていたし
大切なことだから、活字として残そうとした先生の気持ちもわかる。
しかし、ある校長先生がその先生を呼んで叱りつけた。
それが、今日の一言。
子どもと触れ合う時間を削ってまで、そんなものを出す必要はない、
といいたかったのだろうか。
最近のメール全盛時代に、警鐘を鳴らすいい話だと思ったので、メモをした。



2001年11月19日(月)
物書きは「ティ」がお好き

インターネットで、毎日書き続けている日記が3つ。
そのうちのひとつ「日記街の珈琲屋」には、全国だけでなく
アメリカ、ハワイ、ヨーロッパなどからも訪れてくれる。
みんな、書くことが大好きな人達であるが、
不思議なことに、注文は「ティ」が圧倒的である。
「ミルクティ」「レモンティ」「ホットミルクティ」
「ロイヤルミルクティ」「ロシアンティ」「ダージリン」等。
なぜだろう?
近くのショッピングセンターに、紅茶専門店がある。
本格的に勉強してみようかなって思わせるくらいの傾向に対して、
もう少し様子を見て、研究テーマにしようと思う。(笑)






2001年11月18日(日)
がむしゃらに走りたい

東京女子マラソンに、あのメダリスト「有森」が走った。
彼女にとっては結果なんて、どうでも良かった。
走る前のインタビューで彼女はこう語ったからだ。
ところで「がむしゃら」って?疑問に思ったので調べてみた。
【我武者ら】こう書くらしい。
一つの目的に向かって、勢い込んで向こう見ずにする・こと(さま)。
区切りをつけたい、と走った彼女の目的は、
優勝ではなく、自分の設定した目的であった。
「がむしゃら」という言葉が死語とならないように
意識して使っていきたいと思う。



2001年11月17日(土)
「酒処・本屋」 「クラブ・銀行」・・・

テレビで、街で見かけた面白い看板をやっていた。
これも、言葉の力なんだよなぁと思いながらメモをした。
人を惹きつけるには、長い言葉はいらない。インパクトのある言葉に限る。
それが芸術になると、詩になり、短歌になり、俳句になる。
お店の名前なんて、これに尽きる。
人が興味をひく名前を付けられるセンスがあれば、いいなと思う。
昔「スナック・俺の店」というのがあった。
だから、飲みに行くとき「俺の店に行くか?」となる。(笑)
お店の名前にしてはいけない苗字は「花井」さん。
「酒処・はない」「肉・はない」・・・。売るものがない店なんて。(笑)
街を歩いていると、看板が気になる私である。





2001年11月16日(金)
知ろうとしない、あなたが悪い

どんどん情報化が進むと、社内の会話も変わる。
すべての情報を公開すると
「私は聞いていない」という台詞は通用しないからだ。
「報告・連絡・相談」(ほうれんそう)が仕事の基本だったはずなのに、
「えっ?もうイントラネットで掲示板に載せてあります」
そんな会話が普通になってくる。
怒られるのは、知ろうとしない上司のほうとなる。
しかし、本当に大切なことはコミュニケーションを図り、
従前の方法ではないかと思うけれど。
若い人の、理屈はわかる。
だけど、そこまでいじめなくてもいいのにね、と思う。



2001年11月15日(木)
コンテンツは「電車の吊革広告」

幹部職員研修会として、
横須賀市職員による「電子自治体へのアプローチ」と題する講演を聴いた。
もちろん、パワーポイントを自由に操り、早口で説明していく。
これが、同じ自治体か?と覚えるほどのショックを受けた。
内容はここで一部始終紹介できないが、情報発信のコンテンツについて
「電車の吊革広告です」と言い切った。
お役所仕事とは思えない発想が、私の感性をくすぐった。
全国に数多くの人がHPを持ち、情報発信をしているが、
そのデザイン性についてビルダーまかせ、という人が多いのも事実。
私も、知り合いの協力で、ちょっとだけ模様替えをしてみた。
訪れてくれる人達のお褒めのことばの数々。
なんだか照れくさいけれど「素敵なHPですね」といわれると
嬉しくなる自分がいる。



2001年11月14日(水)
「知識」は「道徳」の上に成り立つ

まちづくり会議の最近の話題は、親のしつけ。
幼児・子供達を育てている親が、ちゃんとした道徳観を持っているか。
知識ばかりが先行して、まわりへの迷惑顧みず、
というパターンが目立つのは、
学校で「道徳」の時間がなくなった頃育った人達が親になっていると、
育児に「道徳」という考え方を持ち込むことをしない。
そこに、現代の課題がある、という。
人が、他人と生きていく上で一番大切なことは、迷惑をかけないことである。
まだ聞く耳を持っている子供達に教えることはたやすいが、
長年、生きてきた大人の考えを変えるのは「洗脳」に近い。
ただ、これだけは覚えておいて欲しいのが、
「知識」は「道徳」の上に成り立つということ。



2001年11月13日(火)
私にはゴールドブレンドが似合わない

今回は、私の独り言。
実は、ベルリン・フィルの室内楽を聴きに出かけた。
メンバーは超一流。しかし大ホールの後ろの方の席だったからか
その素晴らしさが伝わってこなかった。
文化のレベルが高い、低いというのは、どういうことなのか?
私には、まったくわからなくなってしまった。
毎月2回のペースで聴いている地元の音楽家や
現役の音大生の演奏の方が私には、聴きやすいし癒される。
「違いがわからない男」そう呼ばれてもいい。
彼ら、彼女らのリハーサルから手伝っているからだろうか。
完璧な演奏より、一所懸命さが伝わってくる演奏の方が
私には向いている気がする。

ベルリン・フィルの皆さん、
あんまり上手すぎて途中寝てしまいました、すみません。



2001年11月12日(月)
それって、恋人がいないって証拠よ

泊まりの飲み会で、携帯電話を忘れたことに気づいた。
「一日くらい、まぁ、いいか」と思っていたが、
飲み会の席でこう言われた。
普通なら、気になってしょうがないでしょ、ということらしい。
そういえば、トイレまで携帯電話を持っていって夫婦喧嘩になった、
という話を友達に聞いたことがある。
なるほど・・・と思いながら、
誰にだって見せたくない着信履歴・発信履歴くらいあるよ(笑)と呟いた。
昔は、旦那さんは財布の中を見られた。
今は、携帯の中を見られる。φ(..)メモメモ
面白い世の中になったものだね。



2001年11月11日(日)
「お食事券」と「汚職事件」

公民館まつりの一環で、そば・うどん・カレーの売り子を手伝った。
一品200円の食事は好評で、あっという間に売り切れそうになった。
お世話になった人が来館したので「お食事券」を渡そうとしたが、
これも汚職かな?と踏みとどまった。(笑)
そんなことを話題にして文を書こうとしたら
「お食事券」が「汚職事件」に変換されたので、ひとりで苦笑いをした。
こういう偶然に、私は弱い。
笑いのツボにはまったとき、メモから「気になる一言」に昇格する。
だから、言葉は面白い。



2001年11月10日(土)
お年寄りランチはないの

境屋太一は、著書「大変な時代」の中で、高齢化社会について触れている。
時代のキーワードのように「高齢化」を使うけれど、その実態は?
全国に児童公園はあるけれど、高齢公園はあまり知らない。
お子様ランチはあるけれど、お年寄りランチはない(笑)。
童話など子供向けの本はあるけれど、高齢者向けの本はない。
社会が騒ぐほど、シルバー市場の隙間は埋まってないと思う。
仕掛ける人が若いから、「幼児体験」はシュミレーションできるが
「高齢体験」は未知の世界なんだと思う。
今度、ファミレスに行ったら、メニューを確認してみよう。
やわらかく、消化に良い食べ物のセット。
「お年寄りランチ」は、ヒットしないのだろうか。



2001年11月09日(金)
渦中の人は、気が付かない

これは、意外と何でも当てはまるフレーズだと思う。
一度、渦中から外れたところから見たりすると、おかしいことがわかる。
ラジオでは、今回のアメリカの行動について語っていた。
一番、教育されていない国は「アメリカ」
教育されている国は「アフガニスタン」という人もいる。
文字が読める、読めない、の問題ではない。
冷静にものごとを判断できるかどうか、の問題である。
最近、アメリカ人もこのことに気づいてきたらしい。φ(..)メモメモ
さて、話題を生活者の視点に落としてみよう。
家庭でも、仕事でも、学校でも、怒る人がいて怒られる人がいる。
興奮し、感情的に沸騰して、その場の雰囲気が気が付かないのは
怒っている側であることに、最近気がついた。
これからは、渦中の人にならないよう、冷静に行動したい、
と思う今日この頃である。




2001年11月08日(木)
産経新聞、来春に夕刊廃止

地方紙の新聞記事であるが「全国紙では初」という見出しもついていた。
よく踏み切ったなぁ、というその勇敢さ(夕刊?)に拍手を送りたい。
インターネットが普及し、新聞記事もパソコンで見ることが多くなった。
いや、メールマガジンとして無料で配信してくれる。
その後、記事の検索も電子化によりとても楽になったのはいうまでもない。
時を同じくして今朝のラジオで、
新聞を電子化することでエネルギーが1/20になると言っていた。
書籍などは1/40とも言われている。
印刷・運搬などの経費は、ほとんどかからないからだという。
さらに原材料となる森林の伐採はなくなり、自然保護の観点からも・・。
いいことずくめの選択に、国民がどう反応するのか、楽しみである。




2001年11月07日(水)
大事なのは「中身」なんだよね。

パッと目に入ったパンフレット。
恋人の決め方なのかな?と思いながら、手にとったら
「環境にやさしい買い物」キャンペーンだった。
不要な包装は、資源の無駄なので断ろう。詰め替え商品を買おう。
自分の買い物袋を持っていけばレジ袋は必要ありません。
はかり売りやはだか売りだと、トレイやラップのゴミを減らせます。
ゴミは、あなた次第で減らせるのです。
そんなメッセージだった。
できる人が、できる事から・・そんなフレーズを思い出しながら、
大事なのは「中身」なんだよね、という言葉をかみ締めた。
「キャッチコピー」の大切さ、インパクトの強さを実感した。
何気なくつけている宣伝文句。
公務員こそ、磨かなければならない技術なのかもしれない。



2001年11月06日(火)
仕事って、結局はやらなくちゃならないんだ

何かのテレビで流れていた。メモしたけれど番組は忘れた。
この台詞だけが、妙に記憶に残った。
当然といえば当然なんだけど、なぜか忘れていた気がする。
仕事から、簡単に逃げることはできないし、
逃げていれば誰かがやってくれるわけでもない。
それをわかっていて、不平不満をぶちまけている自分がいた。
とても簡単で、誰でもわかっていることなのに口にしなかったこと。
「仕事って、結局はやらなくちゃならないんだ」という台詞で我に返った。
どうせやらなくちゃならないなら、楽しくやろう、と
プラス思考で考えてみることにする。
それだけで、悩んでいたことがすっと消えた気がした。





2001年11月05日(月)
〜のおかげで、この店は成長しています

メールを書きながら何気なく見ていたテレビ。
西洋骨董洋菓子店「アンティーク」のワンシーン。
椎名桔平は、いつも最新作を注文するお客様に対して、こう言った。
「あなたが期待しているのがわかるから、私たちも頑張れる」
そう、付け加えて言いたかったのかも知れない、と思った。
あなたが刺激してくれるから、おかげで成長している。
あなたが厳しい指摘をしてくれるから、私たちは成長できる。
そう、思われるようになりたい、と心から思った。
そのためにはどうするか?
世間一般論で話をするのではなく、
経験と知識でえた情報を駆使し、自分の意見として指摘する必要がある。
問題は、指摘を受ける側が、そう思えるかにかかっている。
私にも「嫌われる役でもこなす」、それくらいの決意が必要なのかも知れない。



2001年11月04日(日)
文化のレベルは、観客のマナーでわかる

全国各地で、文化の日を中心に芸術祭が開催される。
そこで話題になるのは「文化のレベル」、
私たちはついつい「出演者の技術レベル」でそれを語る。
しかし、本当の意味の「文化レベル」は、
それを見ている観客のマナーではないだろうか、と思う。
演奏している途中なのに、平気で会場を出入りをする。
自分の子供の出演が終わると、どどっと帰る保護者。
そして、後ろの方で世間話を始める人達。
どこの街でも同じだよ、というかもしれないが、
あえて苦言を呈したい。
出演者が「今日は気持ちよく歌えた」「気持ちよく踊れた」
そして「気持ちよく演奏が出来た」といわれるような雰囲気は
運営スタッフだけではどうにもならない。
観客全体の「文化に対する意識改革」である、と私は思う。



2001年11月03日(土)
人恋しくなったら情事接続

最近、インターネットを始める人は「常時接続」が多い。
フレッツやCATVなど・・。
メリットは、電話代が気にならない。
だから、新しい恋愛はメール交換よりチャットへ移行していきそうだ。
インターネット初心者に、メールで接続方法を尋ねられので
「常時接続にしたら?」と返信をしたつもりでいた。
そしたら「情事接続ですか?」と返ってきた・・・(笑)
送信済みのメールを見たら確かに変換ミス。
あちゃ〜、やってしもた・・って感じだけれど、
「うん、それも有りだな」って、ひとりで笑い転げてしまった。
「人恋しくなったら情事接続」
これは、使える。ひとりで頷いてそっとメモをした。
誰か私と「情事接続」する人いませんか?定員一名です。



2001年11月02日(金)
子供は大人のミニチュアじゃない

知人の娘さんの死がきっかけで書き上げられた漫画
「生命(いのち)のダイアリー」が発刊された。
その中のひとコマ。看護学校の先生が看護婦の卵に言う。
「子供ってなんだろう、大人ってなんだろうって考えろ」
「知識を詰め込む前に、まずそれを考えてみよう」って。
同じ人間だから、では考えてはいけないことを知った。
特に子供に関しては、自分も経験したからわかっている気になる。
子供が大きくなったら、大人になると。そこに間違いが生じる。
子供は子供、大人のミニチュアじゃない。
つい忘れそうな基本的なことを、教えていただいた。
マンガは、時々ハッとさせられることがある。じっくり読み直したい。





2001年11月01日(木)
70歳、昔は「古希」、現代は「今多」

誰かがテレビで言ってた。
70歳という年齢。昔は本当に「古代、稀な存在だった」。
しかし、今は本当に多い「今多」だと。
高齢者が高齢者を介護する時代がきた。そうでしょ、長生きしてるから。
高齢者の交通事故が多発している。そうでしょ、高齢者が多いから。
新聞に登場する「高齢者」という単語。
たぶん、何歳以上という基準があるんだろうけれど、
時代が変わったのだから、高齢者と定義する年齢を変えたらどうだろう。
「老人会」という名称を嫌う「高齢者」。
だから、老人会に入会する人が減っているという。
一人で、どんどん映画に行ったり、観劇に行ったり・・。
年金暮らしの高齢者、人生を一番楽しんでいる気がする。