私がお風呂に入っている間に　娘はこそこそとお菓子を食べたりする。でもママは全てお見通し。いくら隠したつもりでも　ズバリ言うわよって感じ。この前、夕方にココアを飲んだ時の話。

寒かったので、ミルクたっぷりのココアを飲み、その後　私はお風呂に入った。お風呂からあがって、キッチンに戻ると、ココアの袋を出しっ放しにしていた事に気付く。しまおうとしたら口が開いている。私は口を開けっ放しにはしないはず。まさか・・・。

「ゆうちゃん」と一言言って、娘の顔をじっと見る。もう気分は細木数子である。そして、心の中で『ストレートに言っていい？ズバリ言うわよ』って感じ。そして娘に切り出した。「ゆうちゃん、ココア舐めたでしょ。指を入れて舐めたでしょ」

すると娘は「舐めた・・・」と白状した。やっぱりねー。私は昔、泥水飲んでやってきたのよ。だからわかるの。でも一つ、救われたのはね、あんたは素直に『舐めた』って言った。それは、偉いと思う。その素直な気持ちを大事にね。頑張って。

・・・って、人生相談じゃないから。それと、泥水は飲んでません。でも子供の頃、コーヒーに入れるクリープは、飲みました。飲んだって言うか、正直、舐めました。指で。だからピーンと来たとは言えない　らむりんであった。

今朝は、よく眠った。前の晩１１時くらいに布団に入って　朝の目覚ましが鳴るまで一度も目覚めなかった。しかも目覚ましが鳴った後にまた寝てしまい　危うく娘を遅刻させるところだった。

その後、娘が学校に行ってから　また眠った。（えっ？）眠りすぎて頭は痛いし　気分もあまり良くない。何だが食欲も無い。でもお昼ご飯を食べなくてはいけないし。とり合えずポットにお湯を注ぎ紅茶の葉をジャンピングさせている間にリビングの掃除をする。

四角の部屋を丸く掃除した後、食欲ないので頂き物の、パウンドケーキとクッキーを食べ、お昼ご飯は終了。だってお腹が空かないんだもの。（←眠ってたから）それから、おもむろにベランダに布団を干す。

なんかー、今頃（お昼過ぎ）　布団干しだなんて　まるで今起きたみたいとか思われそうでやだ。でも、かれこれ1時間前だからー、起きたの。意地で４時間前から起きてましたって感じのキリリとした表情を作る。

そして、ホラこの時期うちのベランダってお昼頃にならないと日が当たらないでしょ。だから、そんな早い時間から布団干しても無駄なのって雰囲気を漂わせて布団を干す、らむりんであった。

いつも私が先にお風呂に入り　体を洗った後によく温まってから　娘を呼ぶ。呼ぶ時は、1階のバスルームにある呼び出しのスイッチを押せば　２階のリビングに呼び出し音がなるようになっている。

今日もいつもの様に呼び出しのスイッチを押した。でも娘は来ない。２〜３回呼び出した。でも来ない。間を置いて　スイッチを押すも、降りてくる気配が無い。

段々、スイッチを押す手に力が入る。最初は、間を置いて押していたけど　３秒間に１回の割合で押してみる。どーだー。呼び出し音がうるさいだろう。それでも娘は来ない。

いつもなら、このくらいしつこく呼び出せば　降りてくるのに。そっちがその気ならこっちにだって考えがある。私は呼び出しスイッチを激しく連打した。１秒間に１回くらいの速さで。これでもか、これでもか、これでもかー。（←怖い

それでも来ないので、終いには涼しい顔して足でスイッチを押したままにした。それでも来ない娘に、とうとう堪忍袋の緒が切れて　裸のままバスルームを出て　２階へ向かって「ゆうちゃーん！先に出ちゃうからねっーーー」と叫んだ。

すると娘は、やっとこさ降りてきた。「もー、いい加減にしてよー」と顔を真っ赤にして汗と文句タラタラのらむりんであった。のーぼーせーたーーー。

今日、電車で横並びのイスに腰掛けていると　私の前に同年代の男性が座っていた。なんとなく、顔を見ると　とても恐い顔をしている。恐い顔と言っても、元々そう言う顔とかじゃなく、表情が恐い。明らかに何かに対して　怒っている。眉間に深いシワを寄せて　口はへの字に結んでいるのだ。鬼瓦の雰囲気である。

とっても恐いので　私は視線をそらした。でも、人はよく、難しい考え事をしたりすると　眉間にシワが寄る事があるものだ。そろそろ難しい考え事は終わったかな〜と思って　鬼瓦さんを見ると、まだ怒っている。

恐いよ。恐いレベル１０（←１０が最高値）を保ったままであった。私はまた視線を反らした。別に私を見て怒った顔をしているわけではなく、どこを見るでもないのだが、顔が怒っている。恐い・・・でも見たい。私はまた鬼瓦さんを見た。

ひぃー。まだ、恐いレベル１０をキープしたまま睨んでいる。しかも心なしか視線が私の足元に置いたバックに向けられている感じ。私のバックが・・・えぇ？何かした？バックが？なになに？種も仕掛けも無い普通のバックですが？何で見てるの？

鬼瓦さんの視線が何故バックに向けられているのかと、考えるだけで眉間に深いシワがよってしまいそうで恐いらむりんであった。

今日昼間、お昼に食べるパンを買いにスーパーに行った。売場でどれにしようかと見ていると　肉まんが目に入った。今日は寒いし、なんか肉まんが食べたくなった。でも食パンの方が値段も安いし、量も多い。どうしよう。食パンか、肉まんか・・・。

ここで、節約に励む主婦なら迷わず　食パンを購入するところだが、今日はどうしても肉まんが食べかった。レンジでチンしたホッカホッカの肉まんをハフハフ言いながら食べる。こんな寒い日のお昼はやっぱ、肉まんでしょー。

私は肉まんの誘惑に負けて、買う事にした。日付を見て、新しい物を選ぶあたりは抜かりない。そして家に帰り　袋を開けお皿に乗せ温める。できたよー。ホッカホッカー。一口食べれば熱々になった胡麻風味のアンコが・・・って、オーーーーーイッ。

これ、あんまんじゃん。私の中でスーパーでの一こまが蘇る。しまった。日付の新しい物を選んだ時に誤って　あんまんを取ってしまったらしい。うそーん。もー頭の中は肉まんの事でいっぱいだったのに、今更あんまんだなんて、あんまんだなんて・・・食べたけどー。

でもなんか、満足できない。お腹は満たされても、気持ちは満たされない。あんまんが、憎い。でも肉まんは憎まん・・・などとダジャレで気を紛わすらむりんであった。

昨日の夕方、娘と二人でおやつにマシュマロを食べた。シンプルなクッキーにマシュマロを乗せて　レンジでチンしてマシュマロが膨らんだところで　もう一枚のクッキーでサンドする。なかなか美味しかった。

至福の時を過ごした後、私はお風呂へ。娘を後から呼んで、先に上がらせる。私が脱衣所で服を着ていると　上の階から何やら　ガサゴソという微かな音が聞えてくる。もしや・・・。

私は上に上がって　キッチンに置いたままになっていたマシュマロの袋を見た。怪しい。さっき私が輪ゴムで留めておいたのだが、どこか違う。どこが違うのかと聞かれたら困るんだけど。母親の勘だ。（オイオイ

娘にかまをかけてみた。「ゆうちゃん、ママに何か隠してない？」娘は「何が？」とちょっとムッとして答える。怪しい。「マシュマロ・・・食べたでしょー」と、直球を投げた。すると娘は最初は否定したもののすぐに食べたと白状した。

「ママ、どうしてわかったの？」と娘に聞かれ「それはねー、ゆうちゃんのママだから、何でもわかっちゃうんだよー」と答えた。『ママも風呂上りにマシュマロ食べたいなーって思ってたんだー』とは言えない　らむりんであった。

今日、スーパーで買い物をしてお金を出したその瞬間、アレ？間違ってお札を出したかなと思ってよく見ると新しいお札だった。きっと　その前に寄ったスーパーで五千円札を出した時のおつりの中に　紛れていたのだろう。

やっと、めぐり会えたと言うのに　一瞬のご対面で、さようならだなんてそんなの嫌だよ。もっとよく顔を見たい。これきりだなんて寂しい。ダメ、行っちゃイヤー・・・と思った私は、思わずレジの人に言った。「すいません、こっちのお札に変えても良いですか？」

と言うわけで　野口さんは私の元に戻ってきた。そして家に帰って娘に自慢すると娘は「それ、どこで貰ったの？」と聞く。「スーパー○○だよ」と言うと「やっぱりねー、だってあそこのお店に新しいお札が飾ってあったの見たもん」・・・それって、新しいお札になりますよって言う告知のポスターの事でしょうか？

そして、娘は「明日、学校で自慢しようっと」って言った。娘の中に私と同じＤＮＡを見たらむりんであった。

今日は、午後から娘と図書館に行った。娘は児童書のコーナーへ、私はお料理関係の本棚の前で通路に背を向けて本を読んでいた。すると誰かが私の後ろを通りながら、軽くぶつかって行った。

一瞬、私のお尻にぶつかって行ったような気がしたのだが、特別気にも留めず　そのまま、本を読んでいた。暫くして　また私の後ろを誰かが通り　ぶつかって行った。でも今度ははっきりと　お尻にぶつかって行った気がした。

えぇっ？と思い　通り過ぎたその後姿を見ると、中年の男性。ちょっとー。こんな所でよくも人のお尻を触ってくれるわねぇと、怒りを覚えつつ、今度は通路に背中を向けないように　立って本を読む。今度来たら　睨み付けてやるから。

でもそのうちに他の人達もやって来て、私も本探しに夢中になってしまい、つい通路に背中を向けて立っていた。すると、忘れた頃にまたもや　ぶつかるふりをしながら、誰かがお尻に触った。え゛ぇーっ？やっぱりさっきの中年男性だ。

もー、ぐーやーじぃー（泣）って言うか、同じ事を三度もされてる私ってバカ？私はその男性の後を追った。するとちゃっかり、あっちを向いてイスに座っている。今度ホシ（←男性）が、動いたら　現行犯で逮捕してやるくらいの勢いで、本を読む振りをしながら、おとり捜査を始めた。

暫くするとホシが動き出した。私は横目でチラと見た。ホシは何となく　こっちに気付いている風だった。少し間を置いて　ホシの後を追うもホシはどこにも居ない。チッ。逃げられたか。（ここで、太陽に吠えろのテーマが流れる）「すいません、ボス。　ホシを見失いました」と心の中でつぶやく　らむりんであった。

いつもは、寝る前に携帯の電源は切って寝るのだけれど　昨日は忘れて寝てしまったら、夜中に携帯のメールの着信音を夢うつつの中で聞いていた。そして今朝　メールの事を思い出してメールを開けてみるとそれは、危ないメールだった。

なんと、聞いた事も無いサイトから、お金の請求をされてしまった。噂では聞いていたけど。初めて見たよ。その請求額は、１０８０００円。なんか、いかにもって金額。それを今日の午後３時までに支払えと書いてある。払わないと　訪問するよみたいな事も書いてある。

へー。ここの住所わかるんだぁ。だいたい夜中にメールを送ってくる事自体が怪しいし。それにそんな有料サイト見てないし。だいたい私の携帯Ｗｅｂにアクセスできない機種だしー（泣）もちろんカメラも付いてませんが、それが何か？（怒）

しかも、私の携帯は　国会で、「オレオレ詐欺」に使われるからと廃止の案が出ているプリペイド携帯ですが、文句あーりーまーすーかーーーー。うぇーーーん。

今日、娘と買い物に行った帰り道を自転車で走っていると　前から来た若い男性が、思いっきり「手の平を太陽に」を歌っていた。鼻歌とかそんな生半可なものではなく、正に思いっきり、お腹の底から発声している感じ。

辺りは、既に暗くなっている時刻に　元気良く、「僕らは皆生きている〜」だもの。手の平を太陽に透かして見たくても沈んでるっちゅーのと、軽く突っ込みを入れてみたり・・・。

それにしてもあの思い切りの良さを見習いたい。私なんて、周りの目が気になって「天狗の歌」も歌えないし。（←「天狗の歌（しかも自作）」を思いっきり歌ってたら、ある意味危ない。

２〜３日前は、病院の待合広場のイスで、若い女性が、ガァーって思いっきり眠っていた。それも下を向いて寝ていたのではなく、首が後ろ９０度の角度に倒れていた。つまり思いっきり　天井を見て眠っていた。イヤ、眠っててるから目は開いてない、開いてない。でも口は開いてた。口開けて、ガァーって。

うーん、あのくらい思い切りの良さを見習いたい。私なんて外で　あんなガァーって眠れないの。いつも家ではガァーって二度寝できるけど。（←寝過ぎだって

この間私が、昔の古い曲を聞いていると、娘がＭジャクソンの「スリラー」が聞きたいと言う。何故その曲を知っているのか尋ねると、教育テレビの『ハッチポッチステーション』でグッチさんが、歌っていたとの事だった。

あー、そう言えばそうだったねと思いながら、「スリラー」を流す。で、曲の中の「スリラー♪・・・」のところで、例のゾンビっぽい踊りを躍ってあげた。（←そこしか、ダンスの振りを知らないんだけど

すると、娘に大ウケしたので調子に乗って、躍りまくった。そして、曲が終わると　あれだけウケてたくせに、娘は「（窓の向こうの）近所の人の目を気にしながら　躍るママであった」などと、冷静なコメントを述べた。ササァーー（血の気が引く音

ダンスを見て笑いながらも、冷静沈着に私の手の動きや、微妙な視線に隠された真実を見抜くその娘の洞察力に驚愕した。

なんかー、血の気が引き過ぎて　ある意味　ほんまもんのゾンビと化し、それは素晴らしいゾンビダンスを披露できそうな　らむりんであった。

パソコンのキーが外れてから、特に文字を打つ事には問題はなかった。むしろキーの下ってこんな突起があったんだー『へー、へー、へー』くらいにして毎日、普通にパソコンを使っていた。

しかし、そんな「だましだましな日々」も、そう長くは続かなかった。

今日、いつもの様に文字を打っていて、カーソルを左に動かそうと、例の突起を押したが、カーソルが動かない。ん？と思って突起を見ると、突起の位置が少々ずれていた。あーあ、ずれちゃった。元に戻しましょ、ヨイショ・・・って外れてんじゃん。（って言うかヨイショって言うほどのモノではない


でも大丈夫。またちゃんと元の位置に戻して打ったら、打てたから。（えっ？）試しに突起を取ってキーを打ってみたら、打てなくはない。２〜３回に1回は、動く。でも微妙な力加減が、難しい。この突起は微妙な力加減をちゃんと　コントロールしてくれているのだ。スゴイよ、突起。

そしてまた暫く、だましだましパソコンを打つ日々が続きそうだ。ずれた突起をヨイショと元に戻しながら・・・。