ひっそりと、徒然なるままに

どうしても、ダーリンの癖で腹の立つ癖がある。それはテレビのチャンネルをすぐ　変える癖。皆で　見ている場合はしないけど　ダーリン一人でテレビを見ている場合は　目まぐるしくチャンネルが変る。

私だったら　新聞で　まず見たい　番組を選び　それからチャンネルを合わせるけどなー、もぉー。だいたい、そんなに落ち着き無くチャンネル変えたら　これから始まる　スンゴイ面白いシーンを見逃しちゃうんだから。

多分　つまらないから　チャンネルを変えるんだと思うけど、つまらないなら、テレビ見なきゃ良いじゃん。もーこっちだって何かをしながら　画面見てなくても　音は聞いてるの。それで　コロコロ変えられると　何よ（怒）と思うわけだ。

まぁね・・・考えてみれば　リモコンは押せば素直に思い通りのチャンネルに変ってくれるもんね。ダーリンにとっては、この世の中で一番　従順な存在かもしれないねぇ・・・と、ダーリンに、全然　従順じゃない　らむりんは思うのだった。

今、巷では「冬のソナタ」ブームである。私の友達も軽い気持ちで友達からＤＶＤを借り、最初は、惰性で観ていたのだが　３作めあたりから　はまりだして　今ではヨン様に夢中だ。

そんな友達を横目に　私はと言えば　先週チラリと「冬ソナ」を見てみた。なるほど、これが世の奥様方を虜にするヨン様なのね・・・。今夜もちょうど　今放送されているのだけれど、なんかー、パソコンしながら見れないし　ダーリンが「見るの？」と聞いてきたけど、「別にいいや」って言ってしまった。

多分、見だしたら　はまると思う。もー、ヨン様命になりそうで恐い。イヤ、前回見た限りでは　そこまでいかなかったけど　続けて見たらわからない。自分がどうなってしまうか　恐いの。自分が自分でなくなってしまうようで。今までの様に平凡な主婦で有り続ける自信が無い。ダメ、そんな・・・昼間から。いけないわ・・・だから　ごめんない。もうあなたとはお逢いできません。（って、えっ？

実のところ　二度寝を削ってまで　「冬ソナ」に　はまるのは　絶対に避けたい　らむりんであった。

静岡の出張のお土産にダーリンがうなぎパイを買ってきてくれた。久しぶりのうなぎパイ。しかも　春華堂のだよ、やったー。

私の弟が静岡に住んでいた時に　お土産にうなぎパイを買ってきてと頼むと必ず　春華堂のじゃないやつを買ってくる。何度言っても　違うのを買ってくる。その度に　期待を裏切られたのだった。そう、それはあんこの入ってない生八橋（←前にダーリンが買ってきた）と同じくらい。

春華堂のうなぎパイは「夜のお菓子」として有名だ。「夜の」なんて言うと何だか　意味深だけどメーカーによれば　一家団欒の時に食べて欲しいと言う願いと、疲労回復に良い（うなぎエキス）成分とガーリックでパワーが湧くという事だそうだ。

私としては、やっぱり「夜のお菓子」である理由を　一家団欒などとマジメな教科書みたいな事ではなく、もっと大人のお菓子である事を前面に出して欲しいと思う。「スタミナ抜群、元気な夜に」とか。「二人の夜のお供に」「Ａ　snack　for　ａｄｕｌｔ」とか。もー、子供は早く寝なさい。大人のお菓子なんだからー、子供は食べちゃダメーーー、みたいな感じで。

ただ、独り占めしたいだけの　らむりんであった。

先週は、ボーナスも出た事もあり　娘が欲しい欲しいとずっと言っていた　自転車を買った。今まで娘が乗っていた自転車は　かなり車輪が小さいで　ちょっと可愛そうだったけど　やっと補助輪無しで乗れるようになったので　そろそろ買い時かなと思っていたのだ。

さて、念願の自転車を買ってもらって　娘の顔は緩みっぱなし。考えてみれば　　一歳過ぎて　初めて私の自転車の前に乗った。その時はベビーカーよりお出かけが　楽だなって思った。　やがて　自転車の後に乗せるようになり　そのうち一人で後ろの席に登れる様になって　随分楽になったものだと思っていたのに。

あー、更に　楽になって行く。楽になるのは嬉しいけれど　今まではいつも私と一緒の自転車に乗っていたのが　これからは　自分の自転車で行くんだね。時には　お友達と私の知らない道を走ったりするのだろう。　

娘が離れて行く・・・少しづつ　でも　確実に。　娘が自分の力で走ろうとしているのが　嬉しいはずなのに　何だか　とても切ない気分のらむりんであった。

先週の平日　ダーリンが休みを取ったので　娘が学校に行っている間　二人で出かけた。買い物をして　お昼を食べる事に。

お店のメニューを見ていると　パスタランチの安い店があった。飲み物とサラダーバーも付いているのでその店に決めた。注文を済ませると　ウェイターが　サラダバー用の小皿を持ってきた。

ウェイターは「サラダバーはお一人様　一回限りでお願いします」と言った。ガチョーン。一回限りなんて　メニューに書いてなかったよ。（でも何回でも良いとも書いてないけど

一回限りとなれば、そりゃーあなた、一回で　三回分くらいは取るぞの勢いで　アレもコレもソレも皿に乗せる。お腹も空いていたせいか　気がつくと　てんこ盛り。席に戻りダーリンのお皿を見ると　普通盛り。って言うか　とってもお上品な盛り方。何よ、この盛り方はー。欲望のまま　食欲の欲するままに盛らなきゃ。この裏切り者めがー。（←そういう問題じゃない

更に　デザートを取りに行っている間（←まだ、取るか）　飲み物がきていた。ウェイターにしかと　見られた模様。私の欲望の有りのままを見られちゃった。キャイーン。

ホームセンターへ行った。植木鉢や花の苗をぐるぐる見て回って　どれにしようか　散々迷ってやっと　決めて　それから　肥料と鉢底に置く石を両手に持って　レジに進む。

あー、何だか　大荷物になっちゃうなぁなんて　レジでお金を出そうと　バックを見ると　無い、無い、財布が無い。家に忘れたよー。

その時　私の心の中で、『ウソでしょ？こんなに　迷って迷ってやっと決めた花の苗なのに。店員さんに「まだ、見てるよ」と言う視線を痛いほど背中に感じながら　それでも　予算と品質を吟味して　やっと決めたって言うのに。買えないなんて　信じられない。』と言う思惑が渦を巻いていた。

そしてもう一人の私が『早く、店員さんに言うのよ。財布を忘れたって。ホラ、早くしないと　レジを打ち終わってしまうじゃない。何をグスグスしているの？無い物は無いんだから。恥ずかしがってないで、白状しなさい。』と迫る。

この間、ほんの　数秒。でもその数秒が　私にとって　ものすごく長い時間に感じていた。
なんかー、店員さんが　レジ打つの　すごいストップモーションで見えたもの。そして、ついに私は決断した。

「すいませーん、お財布忘れたんでぇ、これ　やっぱり止めます。」って、言った瞬間　店員さんの動きがストップモーションから普通に戻った。そして　その場を逃げるように去る私の動きは　ものすごい　早送りだった事を付け加えよう。でへ。

うちのキッチンの窓から　隣の建物の窓が見える。少しずれているのだが　今頃の季節はお互いに窓を開けているので　たまに人影が見えたりする。

この前、蒸し暑い日　ウォーキングをした。家に着いて　着替えをして　２階のリビングに上がる。そして　まず　キッチンで手を洗った。「あー、疲れたぁー」って思いつつ　目はキッチンの窓辺にあるローズマリーを虚ろにホゲーっと見ながら・・・。

その時　隣の家の窓で、そう、ちょうど　ローズマリー越しに人がササッと隠れるのが見えた。

『見られた』と思った。虚ろな目をしてローズマリーをじっと見つめる　その顔を見られたよ。えぇーーーー。ダーリンにも見せた事ないような　顔を？って言うか、自分でも見た事無い。

いったい、どんな顔をしてたのか。鏡の前で再現してみる。蒸し暑い昼下がり　ウォーキングで疲れて脱力した感じで　虚ろな目で一点を見てみる・・・

ギャー。明らかに　危ない。どう見ても　恐い。やらなきゃ良かった。再現したばっかりに。しなければわからなかったのに。見てはいけないものを見てしまった　らむりんであった。

昨日の夜、パソコンに向かっていると、背後で聞き慣れない音がする。私はただならぬ気配を感じ　振り返ってみると　リビングの証明の周りを大嫌いな虫がブンブン飛んでいた。

いったい、いつの間に侵入してきたのかと思いながらも　パソコンに目を戻す。しかし　その虫が　ブンブン飛び回るので気になって仕方がない。また振り返ると　何だか　物凄い　低空飛行をして　こっちの方まで　飛んできそうな感じで、段々鳥肌が立ってきた。

虫からしてみれば　人間は大きい。そんな大きな人間に敵うはずはない。でもそれはあくまでも　人間の考えであって　虫の脳みその中では　『ただ、飛び回りたい』とか　そんな原始的な衝動で飛んでいる。その無鉄砲さが恐い。

じゃあ、虫の脳みそに　負けているのか　私の脳みそは。それなら　いっそ脳みそなんて　要らない。って言うか　ただの味噌でも入っていた方が　むしろ虫が恐いとか思わないで済む。或いは、邪魔な虫を原始的な衝動で　おりゃーって、一撃できるかも。そして安心して　パソコンができる。やったー。

しかし、勝てたとしても　ただの味噌じゃパソコン操作とかできないのがミソなんだけど。

日頃、お世話になっている何軒かの１００円ショップのうちの一軒に行くと　いつも買い物をした後に　何か腑に落ちない気分でいっぱいになる。

その店の方針なのか、その店員さんだけが　そうなのかは　定かではないが、もう、何度も同じ事を体験していた。確か前回は　大きめのカゴを買った時だった。今日も青いＡ４ファイルを購入したのだが・・・

　　　　　　　

この様に↑、もう、このファイルにはこのサイズの袋しか無い。この袋命～みたいな感じで　渡してくれる。　それを見て思う。　器用に入れたね。取っ手の部分ギリッギリッまで計算して入れてくれたんだぁ。気持ち良い程にジャストサイズ～。上手、上手・・・

って、持てないよっ！本来　取っ手は、荷物を入れて　持つ為にあるのに、自分の手の指を目一杯に　裂けるぐらい広げても　届かないよっ！（怒）そんなんだっら　袋なんて要らない。むしろ　剥き出しのまま、ありのまま　そのものズバリの直球勝負（？）。恥ずかしくなんて無い。誰が見たって構わない。目をそらさずに　差し出して欲しい。（はぁ？

商品を受け取る度に　心の中に小さな嵐が吹き荒れる　らむりんであった