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女房様とお呼びっ!
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2004年11月30日(火) 2004年を振り返る 【前編】

先般から、釣れないのモテないのと鼻息荒く書き散らしているが、
最近はほとんど漁に出てないので、いまさらガタガタ言えた義理ではない。
買ってもない宝くじを、当たらない〜と騒いでいるようなもんだ(笑。
ただ、先日来いささか思うところあって、愚考を巡らすうちに、
積年の鬱屈に辿り着いては吐き出してみたような次第。

もっとも、過ぎたことをグダグダ言い募ってもしょうがないので、
もう少し現実に則して、ここ最近の出来事を検証してみよう。
歳の瀬も迫ったことだし、2004年を振り返るみたいな感じで。

とはいえ、今年は多忙と病気で、前半ごっそり持ってかれてしまった。
それに、先の繰り返しになるが、その後も自分から積極的に動くことがなかったので、
おおよそ私のほうが釣られた感が大きいかな。
それでも、些少のご縁が生じたのは事実なので、
曲がりなりにも釣果だろうよ?と都合よく解釈してみる(笑。



昨年末以降、病を招くほど私を悩ませた多忙から、図らずも発病したことで物理的に免れて、
奇しくもその頃合にご連絡頂いたかたと会った。
オープンチャットで知己を得た経緯があるものの、
なんで、彼が私に会いたがるのかわからないままに出向く。
もとより彼の具体的な嗜好とか願望も知らず、ただ暇になったし、気晴らし程度の動機。

チャットの印象を裏切る、色っぽい御仁の登場に面食らいながら、
ひさびさに’普通の’殿方と会った気がした(笑。
そう、このかたには色気は感じるけれども、M性を受け取れなかったのね、私には。
もちろん、私でない他のひとなら、
彼のM性を感じるかもしれないし、彼もそれを発揮できるかもしれないけれど、
こと私との間には、そうしたムードが生じなかったということだ。

関わった初っ端に、「言葉遣いとか、まずくないすか?」と訊かれて笑ってしまった。
私が、S女性であるを慮って下さったらしい。
ご心配のむきはわからなくもないが、それは本末転倒であるのことよ(笑



夏前に、数年前に縁のあったM魚から電話があった。

縁といっても、ほんとに袖振り合ったくらいのもので、
とあるSMパーティで知り合って、やはりそこに参加していた女性と私とに粉かけられて、
結局彼は彼女のほうを選んだ、要は私がフラれたという経緯。
その後、「普通の恋人ができたので、SMやめます…」という理由で、
その彼女とも別れたと聞き及んだが、それにしたって随分と前のことだ。

お久しぶりの挨拶を交し合って、どうしたの?と訊けば、
「本当はあのときから**さまのことが…」などと血迷ったことを言う。
SMやめたんじゃないの?とからかいつつ、
「思い出してくれたのはありがたいけれど、それはきっと一時の感情だと思うよ」と、
「またその気になったら、連絡ちょうだい」と諌めた。
案の定、未だふたたび電話は鳴らない。
そんなものだし、それでいい。



『呟き』でちらり書いたが、お盆には、長い付き合いの爺魚から2年ぶりに連絡。
先の電話の件もあったので、こういうムーブメントってあるんだなと思う。
ひさびさに腹を抱えるほど楽しいプレイを満喫させてもらった。
ブランクあっても、気心知れた相手とは労せず波長が合うのが何よりだ。

今度はいつになるかな?
例によって、「まだまだ死にませんよぅ!」と吠えていたので、またの機会もあるだろう。
いや、切実にあって欲しいと願う。
死ぬなよ、爺(笑。



…と、実動は少ないものの、タラタラ綴ってると長くなってしまう。
こんなショボイ記録を二分割までして掲げるのは、心苦しい限りだけど、残りは次回。
悪しからず、ごめんなさい。


2004年11月24日(水) 釣り事情今昔

2ショットやオープンチャットでよく訊かれるのが、
「お相手とはどうやって知り合うんですか?」ということだ。

確かにそれは彼らにとって、誰かと出会う以前の問題として、切実に知りたいことだろう。
おおよそは、どんな手段であれ、誰とも出会ったことがなく、
現実にそういうことがあるのかどうかさえわからず、暗中模索といったところか。

M魚の味方の私としては、僅かなりとも彼らの希望をつなぐ回答をしたいところなのだが、
いかんせん、昨今の惨状では答えるに歯切れが悪くなってしまう。
正直なところ、4年前にイリコを釣り上げて来、本気も本気で坊主続きなのだ。

その次第うち、いくつかは、ここに掲げる記事のネタにもした。
改めて振り返れば、2ショで釣った魚に餌くれた挙句置いてけぼりを喰らうを皮切りに、
路上M魚釣りにもことごとく失敗オープンで見初めた魚にブッチされ…

恥を忍んで告白すれば、こんなのは氷山の一角で、
繁くメール交換してたところが突然向こうから途絶えてしまうとか、
会う算段をしていたはずなのに一向に電話がかかってこないとか。
対面したはいいけど、すぐにプレイに応じないと見るや、
「**さんをプレイにいざなうだけのものがなかったことが残念で情けないです…」
とテイよく身を引かれてしまったり。
あぁもう、明かしていけばキリがない。

そうした首尾に終わるたび、懇意の友人に愚痴垂れてみるのだが、
「皆さん、仰らないだけで、そこそこ痛い思いされてますわよ〜」と笑われてしまう。
先の質問を寄越す彼らをおいて、私こそ、
「ホントにそうなんですかっ?」とアテなく訊いて回りたいくらいだ。



出会いを求めるM魚たちは、
「S女だったら、お相手よりどりみどりでしょう?」と口を揃える。
確かに、数の論理からいけば、そうだと思う。そうなるはずだ。

翻って、その意味で機会に乏しいM魚にあっては、
偶さかの縁ならば、もう少し腰を入れて付き合えないのかと悪態つきたくもなるけれど、
結局のところ、この私が相手だったからそうなったてのが真相だろう。
こうしてグダグダ自身の内実を書き連ねてはいるものの、わかっているのだ、本当は。
モテない女が、モテないよぅとほざくは笑止。
モテたいよぅと喚いてみても、モテようはずがない(笑。

…と、いささか自嘲気味な物言いをしているが、しかし、
私にも、モテてるかも?と錯覚できる時代はあったのだ、今は昔の話だけれど。

ネット以前、専らテレコミで釣りをしてた頃は、今ほど不遇をかこつた憶えがない。
今より若くてイキオイがあったせいもたぶんにあるだろうが、総じて皆ノリがよかった。
というか、先にも述べたが、双方ともにヤるかヤられるかの気概があって、
要は話が早かった、その気になれば魚は釣れた。

もちろん、不首尾に終わることもよくよくあった。
それこそ、「その気」になれなければ、お茶飲むだけで終了だったし、
コトに及んでも、いざヤってる最中に萎えるとか、ヤったはいいけど逃げられるとか。
そうした場合、当然それなりに徒労感はあったけど、
ネット釣りで被るそれは、比較にならないほど私を疲弊させてしまう。
なぜか?



確かにメールやチャットでの応酬は、記録も残るし、便利ではある。
互いに金もかからないし、各々の時間に合わせて融通もきく。

テキストならではの、仰々しい言葉使いや麗しいやりとりも出来る。
面と向かえば、ウザったくて語りも聞きもしないだろう、大した御説も開陳し放題。
いや、むしろ、ネット釣りを始めた頃の私は、このへんにおおいに惹かれていたほうだ。
だいたい、語りたがりだしね(笑。

けれども、テキストのやり取りでは、肝心要の「その気」を伝え合う術がない。
少なくとも私にとってのそれは、生身でしか感じられないのだから当然だ。

結局、行儀よく交わすメールは、どうでもいい周辺情報に終始して、
無駄な労力ばかりを奪っていく。
更には、往々SM(あるいは人生、笑)相談室と化し、
私はカウンセラに成り果てて、使われている感をいや増す結果を見てしまう。

加えて、まったくもって私感ではあるが、
会いもしないうちから、相互に深く理解しあって…とか望まれても困る。
SMにかかる愛だの信頼だのについて、アテなく語られるのも不毛すぎて萎える。
「その気」が一番、そゆのは二の次三の次と考える私には、無理な相談だ(笑。



先の質問への回答。


「今はネットですねぇ。こういうチャットとか、募集掲示板とか。
 昔はテレコミとか使ってましたけど…」


チャットも掲示板も全滅の私としては、
ついつい、昔は…と過去の栄光も付け加えたくもなるワケで。

もっとも、上に述べたようなネガティブキャンペーンは控えている。
ネットM魚の夢を挫くのは忍びないし、何より、これ以上モテなくなると困るから(笑


2004年11月17日(水) 「その気」の様相

前回記事で、

 >私の「その気」は、そんなにお行儀よろしくない。

と書いたが、かといって、行儀の悪いほうでもない。
確かに、SM関係ならばS側に立つことを好み、ノンケのセックスでもウケのみには徹しきれない、
性的には能動の傾向にあるが、「その気」については、かなり雌っぽい受動性に留まっている。
すなわち、欲情されてこそ欲情するというシステム。



もっとも雌にも種類があって、性的には受動傾向でも、いわゆる積極的な女はいる。
欲情されるために、意識的に色気を振りまくとか、
欲情ありきでちょっかい出して、男をその気にさせるとか。
そのいずれも苦手、というか出来ない私は、ごくごく並みの女だ。

いや、並以下かもしれないな。
自分でも、この辺の感性は子どもっぽいと感じている。
色気をストレートに出すのが恥ずかしい…のだ(笑。
喩えるに面映いが、
未成熟な少女が自分の女の部分を恥らって、わざと野卑に振舞ったりふざけたりする感じ。

この年にもなって、それこそ恥ずかしいのだけど、私はそこからあまり成長していない。
もちろん私は既に少女ではなく、精神的にも肉体的にもそれなりに成熟してしまったので、
本能的に媚態を示しているという自覚はある。
しかしながら、それを操って、楽しんだり武器にしたりする能がないのだ。
オンナとしてのパワーに欠けていると言ってもいいかもしれない。

この欠落が、性的に能動の傾向に転じているような気もしなくはないが、
これを考え始めると、「自身のオンナとしてのコンプレックス」
なんてとこに行き着いてしまうのは必至なので、ここで割愛(笑。



で、改めて話を戻そう。

私の「その気」は、対象に欲情されることで喚起される。
もちろん、対象は選ぶ。
欲情される全てにソソられるはずもない。

翻って、その気になろうがなるまいが、欲情されなければ、何も始まらない。
更に言えば、いかに欲情されようとも、それを私が感知できなければ、同じことだ。
例えば、それは口説かれることだったり、私を欲しているという態度であったり。
…そりゃあ、偶には、対象に先んじて欲情していることもあるかもしれないが、
相手がその気を見せない限り、こちらからモーションをかけることはない。

日頃私は、「自分から口説くのが好きだ」と言い、
実際に口説かれたと思っている男もいると思うが、厳密にはそうじゃない。
前述の通り、私が欲情するのは、相手に欲情されていることが前提だ。
だから、相手が自分を欲していると見て取っては、先手を打つ、
あるいは水を向けるといったところ。

スキモノの殿方が、女とみれば誰彼かまわず口説いて回るのとは、
まるで様相が違うのだ。
欲情云々以前、小心者の私に、断られるかもしれないプロポーズなんて出来やしない。
テッパンだからこそ、ヤマ張れるワケで(笑。



では、欲情されて、結果私が欲情する基準はなにか。
どういう対象なら、そうなり得るのか。

…そう問われても、私自身確たる答えをもたない。
前回記事の繰り返しとなるが、
これはもう極めて動物的に、本能や直感に司られるものでしかないからだ。
発情期、様々な求愛行動をする雄の中から、唯一を選ぶ雌のように、私は相手を選ぶ。
ヒトらしく言語化できるような基準が見つからない。

確かに、好みの容姿や雰囲気、性的な傾向はある。
が、その条件を満たす男ならいいのかといえば、それはないだろうと断言できる。
こういう口説かれ方、あるいは欲され方をするとヨワイってなツボはあるはずだが、
自分でもよくわかってないし、わかったところで、どうして教えられようか(笑。
もちろん、こちらが口を割らずとも、
綿密にリサーチして行使されたとしたら、あっさり白旗揚げて口説かれようとは思うけど(笑々



…と、ここまでの話、例の引き方や言葉のニュアンスから、
ノンケの関係に限ったことと取られるかもしれないが、SMの関係であってもなんら変りはない。
先から話題している、釣れない・釣らない事情をややこしく説明してみたら、こうなった(笑。
こんな当たり前のことをタラタラ語るなと呆れられてるかな(汗。

蛇足ながら、今回述べた「その気」はもっぱら初動のそれのこと。
一度ヤっちまえば、不意打ちするもやぶさかでない……てか、割と好き(笑


2004年11月16日(火) 釣りの心得

ずっと以前、もはや昔といっていい頃。
とあるM魚に「**さんて、釣りヘタなんですよ…」と真顔で言われた。
忘れもしない。

いや、当時は「釣り」なんて符牒を使ってなかったから、その印象だけが強く残って、
その印象の記憶が、今にしてそう言語化されているのかもしれない。
要は、詰めが甘いと指摘されたのだ、M男性をゲットするにおいて。


「某さんとか上手いですよね?」
こう言われたのは確かだ。
苦笑しながら、相槌を打った。

彼女の場合、釣るというよりも狩るというかんじ。
狙った獲物は逃さず、喰らう。
的確に喉輪に噛み付いて、鮮やかに仕留める。
艶然としてためらわず、容赦なくトドメをさす。


「**さんて優しいし、構ってくれるし、こっちもいいかな〜とか思うんですけど…」
彼は言葉を濁したが、いわんとすることはわかる。
その気にさせといて、キメてくれないってことだろう?
M側としては、自分のほうに多少迷いがあろうと、強引にでも持ってって欲しいところか。

それに、その気充分でもM側が能動的にアクションを起すのはなかなか難しかろう。
目の前にぶら下げられた餌に食いついて、
あとはひたすら釣り上げられるのを待つ魚に、それ以上なす術があるはずもない。

しかし、思う頃合に釣り上げてもらえなければ、そりゃあ釣られる気になっている魚だって焦れてしまう。
折角その気になったのに…と落胆するか失望するか、
はたまた、気を持たせただけのこちらの態度に憤慨するか。
移ろいやすいM魚のこと、目の端に別な餌がちらつけば、そちらへ引き寄せられるも道理。
横合いから銛で突かれて、あっさり他所の食卓に上ることだってある。

つまり、釣りはタイミング。
いわんや竿を引き揚げずば、釣りにはならない。
まぁ、そういう至極当たり前のことを、やんわり皮肉を込めて言われてしまったのだね。



折々書いているように、私の男の歴史は、おおよそテレコミで培われてきた。
SM関係に限らず、ノンケのセフレも恋人も、果ては結婚相手まで(笑。

初対面の動機が既に、ヤるかヤられるかという安直な出会い。
表面上は、お食事でも〜なんてありきたりな言葉を交わしあうが、
双方ともに、相手の下心をギリギリと見据えて対峙する。
いや、端から「ヤる?」「うん、ヤろ!」なんてノリで会うのも、そう珍しいことじゃなかった。

もちろん、会ってもヤらないこともある。
数から言えば、そのほうが圧倒的に多かった。
ヤらないままに付き合いの続く場合も少なからずあったが、
一緒に飲んだり仕事したりする中で、じゃ改めてヤる?って成行きになったためしはない。
冗談めかして水向けたところで、「今更なぁ…」となる。
それは、こっちにしてもご同様なので、何の問題もなかった。

やはり、これもタイミング如何なのだ。
会って即日、あるいは次回くらいまでにキメないと、後はない。
そうして始めた関係が、一回こっきり、ゆきずり同然に終わろうと、
肉の相性があってセフレになろうと、身を焦がすほどの恋愛に発展しようと、
全ては初動の瞬発力にかかっている。

裏を返せば、私は人並みの手続きを踏んで、男と関係したことがないわけで。
『最初はただの友達だったんですけど、段々好きになって…』とか、
『初キスは付き合ってから三ヶ月目で…』なんて段取りが、全く親身に想像できない。
女と生まれて、そういうロマンスに無縁なのは、自分でもどうかと思うし、
ちょっと寂しいような気もする(笑。

それはさておき、じゃあ、初動の鍵を握るのは何かといえば、その気になるかならないか。
もの凄く当たり前で単純なことだが、これ以外に理由がないので、敢えて書く。
ヤりたいと思えばヤる。そう思えなければ、ヤらない。

確かに、もののはずみで、あるいはなし崩しになんてこともあったけど、
例えば、『愛しているから…』とか『この人ならいいと思って…』とか、
感情や理性に基づく動機を持ち得なかった私にとって、本能や直感に従うことだけが動機たりえたのだ。



「うーん、色々考えちゃうと手を出せなかったりね…」
先のM魚の指摘を受けて、言い訳がましく答えてみた。
事実、後先考えてしまうこともあるしね。

けれども、本音としては、そうじゃない。
色々考えてしまう時点で、少なくとも私にとっては、アウトなのだ(笑。
私の「その気」は、そんなにお行儀よろしくない。
釣り上げる気がなかったから、釣らなかった…それだけのことだ。


余談ながら、後日、私はその彼を釣った。
それこそ、もののはずみで。
別に、この時の意趣を晴らしたワケじゃない(笑


2004年11月15日(月) 突然ですが、釣り人的近況

更新ほっかって、またも二月…。
突然もなにもないのですが、一応『ピノキオ』ネタはまだ続く予定なのです。
えぇ、そのつもりだったからこそ、ピリオドも打たずにいたわけで。

さりとてこのまま放置かますも忍びなく、
…あいや、どこまでも怠惰な私としては、このまま越年してもいいか〜
とかとか暢気に構えていたのですが、そこはそれ、
さる筋から、「期待して覗いてたんですけど、諦めました…」なんて、
至極まっとうなご感想なぞ漏れうかがうと、
さすがのワタクシもいささか呵責を覚えた次第。

てなワケで、唐突ながら、近況報告などでお茶を濁したく存じます。
悪しからず、お付き合い賜れば幸いです。



とはいえ、改めてご報告するほどもない近況ではあります。
相変わらず「永遠の釣り人」の看板下げて、漁場界隈(=femdomチャット)うろついてますが、
専らSM的世間話だの馬鹿話だのに終始して、まるで釣りになりません。
それはそれで楽しいのですが、なにがなし空しさが残るのは、
あながち「釣果を得られない」せいだけじゃないような…。


で、結局、これまた相も変わらず、イリコ相手に愚痴垂れてみる日常。

「モテないよぅ〜モテたいよぅぅ〜
 ○○さんとかモテモテで羨ましいよう〜〜!」
「○○さんのように常駐なされば、おモテになるんじゃないですか?」

ぅ…。
人間になったイリコちん、口も達者になりました。
てか、非常に痛いトコをつく。


自分で言うのもなんですが、私は恐ろしく気ィ遣いなので、
たかだかオープンチャットでも、神経すり減らしてしまうのです。
その負荷を帳消しにするほどの身入りがあるとか、
楽しい会話ができるとかならいいですが、そうは問屋が卸さない。

その上、チャットの性格上、
つんのめったM魚や右も左もわからない稚魚の相手するのは、正直疲れます。
さながらスナックのママだか幼稚園のセンセになった気分で、うんざりすることも再々。
それでなくとも坊主続きなのに、
どこの食卓に上るやもしれない魚たちの面倒みるほど、私懐広くありません。
とはいえ、偶さか同室してしまえば、そうも言ってられないワケで。
常駐なんてした日には、廃人になってしまふ…。

ま、オープンは社交の場というか飲み屋のカウンターのようなものですから、
そう簡単にコトが運ぶはずもないわね…と、自らを慰めてみてます。



じゃあってんで、ツーショットに河岸変えても、さしてイイコトありません。

もちろん、皆さん釣られる気満々で待機なさってるのですが、
入ったら最後、質問攻めに会うか、
こちらの反応お構いなしで、ご自分の希望やら願望やら妄想やらを並べ立てる。
こんなで相手が見つかるのか?と余計な心配してしまうほどですが、
私も人のこと言えないので、生返事しつつ、適当なところで退散とあいなります。


けどあれですね、
ツーショットに限らずオープンでも、会話のキャッチボールが出来ない人が多いです。
私の受け答えにも難ありなのかもしれませんが、
さして縁のない人の自分中心ネタに付き合ってばかりいると、非常な徒労感を感じます。
もっと言えば、その相手している自分が馬鹿みたいに思えて、自己嫌悪に陥ることさえあります。
よほど鬱憤が溜まって、人様に愚痴れば、「貴女はヒトがいいから〜」と呆れられる始末。
いあ、自覚してるだけに、耳も痛いし心も痛い。ぅぅ。

そうなんです。
近況というよりは、相変わらずの愚痴に成り果てておりますが、
これすべて、姑息にイイヒトぶってるツケがまわってるんですねぇ。

えぇ、わかってますとも。
無駄に愛想振り撒く自分が悪い。
しかっし、習い性になったそれを止める手立てもなく。

だったら、早いとこ竿折っちゃえばいんですけど、
未練がましく釣り糸垂れて、結果このルーチンに甘んじている次第です。



そんなワケで、ツーショも「雑談希望」の方めがけて入ってます。
当然ながら、釣りにはなりませんが、のんびりお話出来るのが新鮮だし、楽しい。

実は最近お気にの雑談相手ができまして。
23才、ぴっちぴちのM魚です(照
年の割には機転の効く子で、若さ溢れる応酬ぶりも微笑ましく、オバサン癒されてますよぅ〜

と…これで、ようやく近況報告らしくなったかな(笑


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