ぶつぶつ日記
DiaryINDEX|past|will
展示会、無事終わりました。 色んな方に来ていただいて、 すごーく久しぶりの同級生なんかも来てくれて うれしかったです。 反省点もあるものの、 やってよかったな、と。
とりあえず、山場終了、 これからちょっとだるだると創作活動していきます。 また何かありましたら、 よろしくお願いしまーす。
2003年03月28日(金) |
劣化ウラン弾/心優しき・・・。 |
【劣化ウラン弾】 アメリカは今回の空爆でも劣化ウランを使用していることを認めています。 また、今日バンカーバスターという超破壊兵器を2発使用したという話も 伝わってきています。
劣化ウラン。 ウランというからには、放射能兵器なのです。 原爆や水爆とは違いますが、 深刻な人体への影響、土壌汚染、環境破壊が懸念されています。
中国新聞の連載で、この劣化ウランについて まとめられているものを見つけました。 「民主主義のために、多少の犠牲はしょうがない・・。」 という人たちに見て欲しい。 そして、日本は唯一の被爆国として、 平然とこれらの核を利用しつづける国に、 ただただ従っていればいいのでしょうか。
拡散する劣化ウラン弾 (中国新聞) http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/
【心優しき・・・。】 泣けました。 衝撃的な死体の写真よりも、泣けた。 爆発によって命の危険にさらされているのは、 こんなに心優しき子供たちなのだ。 往々にして、アラブの子供たちはまだ人を思いやることを 知っていると思うのだけど、 子供って言うのは、なんて素晴らしいんだろう。 その子供たちに悪意を植え付けているのは、 自分たちなのだということに、早く気がついて欲しい。
http://electroniciraq.net/news/iraqdiaries.shtml
★イラク日記より
(3月26日)バグダッド
今朝、私の泊まっているホテルの従業員の娘、8歳のリームと話した。彼女は学校で習った歌をうまく歌い、詩を朗読してくれた。 私が、「アメリカ人に何か伝えたいことがある?」と聞くと、リームは、「はい、ミスター・ブッシュに、私たちはあなたの子供たちを殺すために誰かをアメリカに送ったことがありますか?と伝えてください」と言った。
リームは、ちょっと黙った後、「爆撃をやめてください」とつぶやいた。ちょうどリームのお父さんが部屋に来たので、彼女はお父さんの側に寄りそい、「でも、こんなことを言うと、ミスター・ブッシュはどこかで聞いていて、今度は私たちの家を爆撃するかもしれないわね」と言い、私たちは一緒に笑った。 笑いながら、私はリームに、今ここで、「そんな、心配することはないのよ。 あなたの家が爆撃されるなんて、絶対にありゃしないんだからね」と約束することができたら、どんなによかっただろうと願った。
そこで、私はリームにこう言った。 「アメリカの私の家の向かいにね、あなたと同じくらいの歳の少女が、お母さんとお婆さんと3人で住んでいるの。お母さんとお婆さんの両方とも病気で、この家族は貧乏なの。リーム、もしその少女が今、この部屋に入ってきたら、あなただったら何て声をかける?」
リームは一瞬の躊躇もしないで、「私はその子に、私の持っているお金をあげるわ。もし私がお金を持ってなかったら、私の着ている服をあげるわ」と誓った。
キャシー・ケリー(イラク・ピースチーム)
私の周りで、戦争無関心派の人たち (例の、「だって私には関係ないから」と言う人たち)に 戦争の話をしたら、むっとされちゃったり、 けんか吹っかけられた人が何人かいる。 戦争反対派にしたら、戦争賛成派との議論も厄介だけど、 でもお互い注目していると言う点では一致しているので、 まだ意見の戦わせようもあるけど、 無関心な人たちにむっとされると、ちょっと困ってしまう。 暖簾に腕押し、ぬかに釘。 言えば言うほど空回り。
考えてみると、こう言う人たちは 自分たちが馬鹿にされたような気になったのかもしれないし、 こちらのことをしったかぶっていると思ったのかもしれない。 実際、何か主張を持っている方が、理屈っぽいしうるさいし。
でも残念ながら、余裕をぶっこいて無関心でいられるほど、 日本は自活していない。 石油もガスも、ほとんど輸入(100%近いでしょう)。 今じゃ食料品もかなりの数が輸入。 何気なく乗っている電車も、 来ている服も、そのテレビの電力も、 コンビニで買っているペットボトルも、 どこから来たのでしょう、もともとの、 もとの原料は。
イラクで子供が死んだって、アメリカ軍人が捕虜になったって、 確かに関係ないかもしれない メンタリティー的には(それもずいぶん寒い話しだと思うが)。 しかし、世界はすべてつながっている。 世界のどこかがほつれたら、 そのほつれはやがてこの国にもやってくる。 ほつれた時に誰かに助けを求めたって、 誰も助けたことのない人間は、 きっと誰も手を差し伸べてくれないだろう。 無関心でいるということは、なんとも孤独なことなのだ。
ということで、身近な話題でも。 新聞のコラムに載っていた記事だが、 とある女性が電車の中でゲージからチワワを出し、 自分のとなりに座らせた(タオルは引いたそうですけど)。 小型犬でも電車の中でゲージから出すのはルール違反だし、 立っている人もいる時間帯だったので注意をすると、 「でもきれいですから。」。 ってそーいうことじゃないでしょう〜〜〜。 ってもう一回注意すると ものすごーくいやな顔をして別車両へ。
私は人の顔色をうかがって何か行動したり 決めたりするのは好きじゃない。 でも、周囲の状況を見て判断するというのは、 絶対に必要なことだと思う。 出来るだけ、周りに迷惑をかけない。 それで自分の好きなことをする分には 摩擦はそんなに起きないと思う。 犬を連れて歩きたかったら最低限のルールは守るべき。 守っている人には誰も目くじら立てない。 でもそれが出来ないんだったら、 電車になんて乗らないで車を買えば?って思う。
電車の中の化粧も、最近ではどんどんエスカレートしていて、 朝の満員電車の中、立ったままマスカラだけじゃなく、 ハイライトをつけ始める人がいたり、 夕方の電車でマニュキュアをつける人がいたり。 彼女たちもきっと、「迷惑かけてない。」っていうのだろうが、 そのマスカラ、誰かの服につくこともあるかもしれない。 マニュキュアははっきり言ってくさいです。
私は思う、 迷惑はかけてない、私はこれが好き、私はこうしたい、 自分以外の人が、自分がしたいことをした時、 それを100%許容できるのか。 許容できたらある意味すごい、まさに究極の無関心。 でも、そんな人は多分、ほとんどいない。 他人の行動の、何かが気になる、何かにイライラする。 それはある意味当たり前の心理だから、 その気持ちを忘れないようにしよう。 そして自分の行動に、 誰かがイライラしているかもしれないことも、 忘れないようにしよう。 イライラしている人だけがおかしいんじゃない。 自分もまた、どこかおかしいかもしれないんだから。
気がつくと、アメリカの情報戦に踊らされていることに気がつく。 アメリカ人捕虜の映像。 米当局は「捕虜の撮影をすることは捕虜の保護を定めたジュネーブ条約違反だ」と 抗議している。
そうそう、こう言うルールは守らんといかんよ、イラク・・・。 自分たちの立場が悪くなるじゃん・・・。
って、メールの転送をもらう。
> ふざけるな!!!ラムズフェルド!!!! > 米英侵略軍の捕虜になったイラク軍兵士は、既に、米英系メディアによって撮影さ > れ、全世界に放送されている。 > なのに、「捕虜の撮影をすることは捕虜の保護を定めたジュネーブ条約違反だ」と > 抗議するとはよくいえたもんだ! > 自分達はジュネーブ条約など無視同然じゃないか! > まず自分たちが、遵守してからものを言え!アメリカ!
・・・。 そう言われてみれば、そうだった。 イラク人が白旗もって投降してきている映像を何度見せられた? 彼らは自ら投降してきた捕虜だから写してもいいんかいな。 それともフセインなんて指導者におめおめ従っていたぼんくらだから、 写してもいいのかいな。
イラク側には、アメリカ人捕虜の身柄の安全を求めるのは当然。 しかし、自分たちばかりを正当化する姿勢にはほとほとうんざりです、 アメリカさん。 国連の拒否権発動然り。
そして、いつまでもあると思うなブッシュと金。 ブッシュはいずれはいなくなる。 なぜならアメリカは民主主義の国だから。 ブッシュが死ぬまで大統領ってことはない。 ブッシュがいなくなったあと、 どれだけの大きいつけを彼のために払わされるのか。 それに気がついた時には、 すでに手遅れになっていやしないか。 何に、どうして踊らされているのか。 日々、足元を見つめる。
人間の盾についてはいろいろ言われているし、 私自身考えることもあるけれど、 それが崇高な目的からだけじゃなくて、 もしかしたら売名行為とか、 そういう動機だったとしても、 やっぱり私のような、何もしていない人間は、 何もいえないなーと思う。 言うのは簡単、行うのは難しい。 そしてそう言う人たちの声が、 色んなことを知る事にも役に立っている。
http://m17n.cool.ne.jp/kubota/2003/iraq9
ご無事で日本に戻ってこられますように・・・。
2003年03月22日(土) |
攻撃で死ぬってことは・・・ |
このサイトは以前にも紹介しました。 パレスチナのジェニン虐殺の時の遺体写真です。 全ての人にお勧めできません。 食事前、食事後は絶対におやめください。 そして心臓の弱い方、精神的にまいっている方は、 むしろ見ないでいただきたい。
見て欲しいのは、武力攻撃致し方なし、 そう思っている人たちにです。 アメリカでは攻撃のよるイラク側の死者は 100人くらいですむだろうなどという、 なんともお気楽な推測もあるようです。 そしてアメリカ兵はミサイルに「911」と書いて、 イラクに向けて発射しています。 911に報復に、イラクの一般人が死ねば、 それで気が済むのでしょうか。 911で亡くなった人たちが、満足するのでしょうか。
攻撃で死ぬというのは、こう言うことなのです。 人が人として、尊厳をもって死ぬことが出来ないのです。 もののように、一瞬にして破壊されていくのです。 建物の瓦礫のように・・・。
http://www.ummah.com/inewsletter/massacres/palestine/jenin.htm
2003年03月21日(金) |
本物の、孤高のヒーローならば |
結局始まってしまったイラク攻撃。 一部では戦後の復興をアメリカ抜きで 国連とEUを中心に進めようという意見が出ている。 これ、いいじゃん!と思う。
アメリカはたぶん、自分たちのことを 周囲に理解してもらえない、 孤高のヒーローだと思っていると思う。 そう、ランボーにしろたーミネーターにしろ、 ヒーローはいつも周囲の理解を得られず、 でも誰かのことを思って戦うのだ。 そして彼らこそが(=自分たちこそが)、 理解を得られなかったとしても、 正しいのだ・・・!!!! って、映画の観すぎですが、こう言う感じ。
でも、映画の中の孤高のヒーローとアメリカと、 決定的な違いがある。 だからこそ、映画のヒーローはヒーローとして存在しつづけ、 アメリカは、気がつきゃ世界の独裁者扱いになるわけだ。 それは、本物の、孤高のヒーローは、 なんら見返りを求めない。 人知れず戦い、その勝利を周囲にアピールなどしない。 なんの報酬も名声も求めず、 傷ついた体を誰かに治してもらう事もなく、 ひっそりと、自分の役目に満足し、 どこへともなく去っていくのだ。 うーん、これって武士道。
しかし、アメリカはどうだろう? 全然そんな謙虚な気持ち、ないでしょうね。 やった=勝った=利権獲得!! ちなみに、今回の場合は世界でも最も良質な、 石油。 アフガンがある程度ほっておいてもらえるのは、 あの国には利権になるような資源が ほとんどないからなんですよね。
そしてサウジアラビアなんて、ほとんど属国。 だって、アメリカとサウジ合弁石油会社の、 アメリカ人がいっぱい住んでいるコロニーの隣りには、 サウジアラビア人ですらしらない、 秘密のアメリカ軍基地があるそうだ。 そこではもう去年から、離着陸の訓練が行われていた。 イラクだって、絶対にそうなる。 そしてイラクが終わったら、 次は念願のイラン、でしょうかね?
本物ならば、そっと去っていってくれ。 戦後の復興は国連中心でやってくれ。 そうしたら、認めてもいい。 アメリカが本物の孤高のヒーローである、と。 今のままでは、偽者だ。
2003年03月20日(木) |
開戦あたり、色々考えること。 |
【13:10、考えてみよう】 ちょっと考えてみよう。 例えば、アメリカ以外の国がどこかの国を攻撃したとする。 それは日本が北朝鮮を攻撃するのでもいいし、 突然エジプトがスーダンを攻撃するのでもいい。 理由は「自国民保護のため」、「テロ支援国だから」、 「民主国家樹立のため」。 国際社会はどう反応するだろう。 当然の権利、と認めてくれるだろうか。 アメリカがイラクを攻撃できるように、 今の日本には北朝鮮を先制攻撃するだけの立派な理由があると思う。 しかもアメリカがイラクを攻撃する理由と、 ほとんど同じ理由だ。 しかしその時、アメリカは日本を支持してくれるだろうか。
フランスが、ドイツが、中国が、ロシアが、 「自国民保護」のためにどこかの国を攻撃することを想像してみよう。 それがどんな理由であっても、 絶対に激しい非難にさらされるだろう。
どうして、アメリカだけはやってもいいの?
子供の問いかけに、優しい言葉で答えられる人がいたら、 どうぞ私にも、教えて欲しい。 使い古された、聞き飽きたせりふではなく。
【12:00、反日感情】 中東の人々は親日家と言われますが、 それもそろそろ終わりのようです。 湾岸戦争、パレスチナ問題、 そして今度のイラク攻撃。 中東の人々は、日本に対して失望感を強めている。 疑問をたくさん持っている。 どうして、世界でただ一カ国原爆を落とされたのに、 どうして、有色人種では数少ない先進国(しかもナンバーワン)なのに。 その上、あちらでは大々的に 米ドル保守のために、日本が数兆円も米国支援をしたと報道され、 所詮日本は自分たちの仲間ではない、 自分たちのリーダーにはなりえない、 白い人たちの言うことを聞いている、 自分たちとは協力しようなんて考えない国、 という感情が爆発的に増えているようです。
みんなが、日本をいい国だって思っているような、そんな時代は終わり。 その尊敬や羨望や期待を裏切っているのは、 間違いなく、「私たちの」日本なのです。
【9:13、どうせ死ぬのは自分たちじゃない】 あと一時間で期限切れです。 どれだけ反対しても、声をあげても無駄だった。 自分たちだって立派な独裁者だと思うけどね。 「外交解決の失敗」何ていうけど、 最初っから攻撃する気満々だったでしょう? 攻撃を一度でも良いから、引っ込めようなんて発言、 なかったじゃないですか。
私は今回本当に思った。 「独裁的指導者を倒し、民主主義をもたらすために、 一般市民の多少の犠牲はいたしかたない。」 って、日本人の攻撃賛成の人も言うけど。 結局、死ぬのは自分たちじゃないもんね。 自分でも、自分の家族でも、自分の友だちでもないもんね。 どっかの国の、誰かさん。 知らない人、関係ない人、 その人が死んだって、自分は悲しくもない人、だもんね。
でも、それをその人たちにいえますか、面と向かって。 これから犠牲になる人たちに、 これまで犠牲になってきた人たちに、 面と向かって言ってみろっていうの。 広島・長崎の原爆投下だって、 アメリカじゃあそう言われてるんだよ。 「戦争を終えるためには仕方のない犠牲だった。」 はいその通りでした、って頭下げられるのか、素直に。
その人たちの瞳を、まっすぐ見られるのか。 私には無理。 目をそらしてしまうだろう。 止められない、自分たちの不甲斐なさに。 でも、それが人間だし、 後ろめたさや後味の悪さを感じない人間は、 優しさのかけらもない、傲慢な人間だ。
2003年03月19日(水) |
大馬鹿やろう!!!でも・・・ |
今日は絶対にイラクのことを書こうと思っていたのです。 でも、昨日家に帰ったらそれどころではなくなってしまいました・・・。 生活に追われてイラクのことなんて正直どうでもいい、 と思ってしまっているエジプト人の気持ちがよくわかるわ〜。 全く、そこまで馬鹿だとは思わなかったよ!!!! ばんばんばんばんばん!!!!<机をたたく音。
はあ〜〜〜〜。 馬鹿なやつでもなあ、しょうがない。 家族だから。 家族が助けないで、どなた様が助けてくれると言うのでしょうか・・・。 よいしょ、とふんどし締めなおして、 びっといきまっしょい。
一緒に日本語教師養成講座で勉強した人が1人、 古巣の京都に戻ると言うので、 久しぶりに何人かで集まった。 まじめに久しぶりだよ(^^;)。 日本語教師って、まとまって会う時間とお金も厳しい職種・・・。 ま、それはおいておいて。
日本語教師養成講座を修了したからと言って、 本当に日本語教師になる人はビックリするほど少ない。 それでも修了した当初はそれなりに働き始める人も多いが、 やりたい仕事が合う仕事とは限らないし、 出来る仕事とも限らないので、辞めてしまう人も多い。 またこの仕事がすきでも、経済的にやっていけなくて これまた辞めていく人もとても多い。 そんな中で、昨日集まったのは 大体がまだ日本語教師を続けている人だったり、 続けていなくても新しく自分の道を見つけて勉強を はじめようとしている人だったり。 京都に行く友達も大学院に入り、 かの地で勉強しながら日本語教師の仕事を続けていくし、 私と同じように今年卒論を書く予定の年上の友だちにも 久しぶりに会った。 私にとって大学卒業は1つの節目になる予定だけれど、 それで勉強を終えてしまうつもりはなくて、 できることならその先を・・・と考えている。 年のこととか、お金のこととか、 勉強を続けてどうなるのかとか、 考え始めるときりはないけれど、 何もしなければ何も変わるはずもない。 がんばろうと思う私を奮起させてくれるのは、 自分だけのモチベーションではなく、 がんばっている誰かの姿なのだと思った。
今日も、私たちはがんばっている。
2003年03月17日(月) |
破壊兵器は簡単に処理できる? |
何がどうあっても、イラクは攻撃されるのだろうか。 ふと考えてみる。 大量の破壊兵器というのは、 そう簡単に、廃棄できるものなのだろうか? イラクは様々な人体に致命的なガスを武器として所有しているという。 それ1つとってみても、 今日明日中に、すぐに廃棄なんてできるものなのだろうか? そんなに簡単に廃棄したら、 それこそ重大な環境汚染なんかは起こらないのだろうか? 環境汚染が起こったとしても、 アメリカ本土からも遠い中東がどうなっても、 それこそ別に痛くも痒くもないのだろうが・・・。
本当に、イラクから大量破壊兵器を排除したいなら、 私たちはそれを物理的に 手伝っていかなくてはならないんではないだろうか。 そしてそれは一朝一夕ではできない作業なんではないだろうか。 忍耐強く、少しずつ、進めていくべきものなんじゃないだろうか。 そのための支援に、私の税金が使われるならいいと思う。 バクダッドの、極普通の人の頭の上に落ちる、 爆弾を買うお金ではなくて。
私はほにょほにょしている部分も多いのだが、 思い込みも激しいので、 一度苦手だと思ったものは、ずーーーーっと苦手で、 それを克服するのは大変難しい。 勉強でもなんでも、がんばっているつもりなのでが、 頭の中に透明なシールドが出来ていて、 苦手なものが全く入ってこないようになっている、 そんなイメージ。
学生の時、アクセサリーの授業もあったのだが、 その中で私の苦手なもの、 ロウ付け&糸のこ。 さすがに糸のこはばきばき折りながらも 自分で使っていたけれど、 ロウ付けはほとんど全部友達にやってもらっていたような、 記憶が・・・(^^;)。 アクセサリーを身につけるのは大好きだったけれど、 ロウ付けが恐ろしくて彫金教室には なかなか通う気にならなかったのはそんなわけだ。 そして銀粘土という素材を知って、 ロウ付けをしなくてもアクセサリーが作れる!!! と狂喜乱舞したのだけれど・・・。
銀粘土もある程度作れるようになると、 もっと彫金的なことがしたくなってくるし、 彫金道具が合った方が、色々便利になってくる。 ので、ついに私もロウ付け道具を買いました。 そして耐火ボードがないか親に聞いてみたところ、 次の日には、まあそれは立派なロウ付け台が 手作りされて家に来た(親もかなり器用でおまめさんなんです)。 こりゃ、やらないわけにはいかないじゃん。 んで、早速ロウ付け。 これが〜、やっぱり大変だった・・・。 でも記憶していたよりも面白かった! ので、今日も朝からロウ付け(笑)。
その他色んな苦手意識も、 克服しようと思えばできるのかな・・・。 と2,3の苦手意識を思い出しているのでした。
2003年03月13日(木) |
背負いた子に教えられる |
学校はそろそろ卒業式シーズン。 大学受験がうまく行かなかった仲の良い元学生が遊びにきて、 一緒にお昼を食べに行った。 専門学校への入学が決まっているもう1人の元学生も来て、 食事の後、私の部屋でしばしまったり・・・。
彼らの中では学校生活はとても楽しい思い出になっているようだ。 他の元同窓生とあっても、学校は本当に楽しかった、 良かった、という話しになると言っていた (それは現在大学や専門学校で勉強している学生にしてみれば、 日本語だけ勉強していればいい日本語学校というのは、 天国のように楽だったということだったりもするのだが)。 こう言うのを聞くと、多分この学校の関係者の人たちは当然のように、 「学校が良かった?当たり前でしょう、 ここは〇○(自分たちの学校の名前)なんだから。」 という人がとても多いだろうと思う。 確かにこの学校は歴史も長く、規模も大きい。 でもそれにあぐらをかいていて良いのか、と思うし、 その歴史を作ってきたのは、 少なくとも自分たちではないということを考えれば、 こう言う学生の言葉を聞いたときには、 何となくこそばゆいような謙虚な気持ちに、私はなる。 そんな風に言ってくれる学生たちに、 自分はきちんとしたものを教えられたのか。 学生たちがきちんとしていたから、 自分が普通に授業をできたのかもしれない。 先生は、学生がいてこそ先生。 学生が誰もいなかったら、自分は先生じゃない。 背負いた子に教えられる、そんな謙虚さを いつまでも持っていたいと思った。
です、今月(^^;)。 現在仕事も結構厳しいんです。 メールサーバーの調子が悪くて・・・。 今年は残業しないはずだったのに、 しないわけにはいかないのだ。 そして前々から計画していた展示会もあり、 彫金教室にも通い始め・・・。 そしてまた、銀粘土の本に作品を提供する予定。 これまた締め切りがタイト〜。 うう、大丈夫なんだろうか。 時間は有限よね〜。 ってことで、今月はこれからヒートアップ! 日記が滞ることが予想されます・・・。
2003年03月10日(月) |
本当に大事なものは・・・。 |
英語の勉強のために、字数制限した英語の本を読んでいる。 最近では大分レベルも上がってきて、 それに伴って内容も深いものが多くなってきた。 個人的には歴史ものが好き。 昨日読見終わった本は正統派大ラブストーリー冒険つきで、 面白かったのだけれど、 最後の主人公の言葉にしびれた。 「男はその人生の中で本当に大切なものについては、 多くを語らないものだ・・・。」 う〜ん、けだし名言。 男だけじゃなくて、女もそうよね。 本当に大事なものは、自分の胸の中にそっとしまっておく。
イラク攻撃に伴ってアラブ首脳会議などが頻繁に行われているが、 リビアのカダフィーとサウジ皇太子が怒鳴りあったり、 イラク代表とクエート代表が罵倒しあったり(これはある意味仕方ないと言える)、 それを衛星放送で流されてしまった日にゃ、 アメリカの思う壺というか、ほくそえむ顔が浮かんでしまう。
もともとアラブって言ったってヨーロッパと同じように それぞれの国がかなり違う。 言葉もアラビア語利用っていうけれど、 口語レベルではアラブ人同士でもツーカーと言うわけでもない。 そして現在では石油の恩恵を受けている国、いない国・・・。 色々な亀裂は深まっていくばかりだ。
それにしてもカダフィーは元気である。 アメリカ軍にトリポリを空爆されたことがあることを、 記憶している人も少なくなっているんじゃないだろうか? 今のサッダームの位置を彼は一時占めていたわけだ。 一連の空爆で、後継者たる娘さんを亡くしたとも聞いている。 そして、イラクよりももっと長い間、 この国は経済封鎖を受け、制空権規制を受け飛行機すら飛べない。 カダフィー自身だってそれは同じ。 いつもリビア砂漠を黄色いロールスロイスでカイロまでぶっ飛ばしてくる。 でもこんな国でも国は崩壊しない。 貧乏でもなんでも、国は国としてまだそこにある。 カダフィーが極悪非道だったことが遠い過去になりつつあるように、 サッダームが存命のまま、過去になることも大いにありそうだ。 その時、彼らに代わるのは一体どこの誰になるのだろう? それすら、アメリカの望むままなのかもしれない。
2003年03月07日(金) |
良いところと、悪いところ |
人のことを非難するのは簡単。 人の悪いところを見つけるのも簡単。 でも、そういうことばかりしていると、 自分の気持ちもブルーになってくる。 そうは言っても良いところを見つけるのは なかなか大変。 なんて考える雨の金曜日。
以前、あまりの経営者のけち臭さを年上の友人にぐちった所、 「その経営者は、ケチではない。 ケチというのは適切に金を使うこともできるが、 無駄はしないという人種のことで、 そいつは単なるしみったれだ。」 と言うきっつ〜い一言をもらったのだが・・・。 状況は改善されるどころかますます悪くなっていて、 消化不良が多い。 実際、本当に金がないならこちらも諦めもする。 我慢もできる。 でも、教師側には全くなんら還元されないものが、 次の日にはくだらない今急務で必要のない所に莫大な金がつぎ込まれ、 しかもそれが有効活用などされないのを こちらは日々見せ付けられるわけだ。 我慢できるか、そんなもの。 以前は自分たちのことを、自嘲気味に 「私たちは所詮女中なのね。」などと言っていたが、 最近では女中以下、多分奴隷並、という結論に達した。 だって、もし私たちが女中だったら、 いつかは嫁入り道具を持たされて 雇い主のおめがねにかなった実直な人の所にお嫁に出してもらえる (っていつの時代だって話だけど)。 もし丁稚奉公だったら、これまたがんばれば そのうち暖簾分けしてもらえる。 でもここでは、自らが抜け出さない限り、 自分の立場は変わらないし、引き立てもない。 ほとんど郭の遊女なみ(^^;)。 さてさて、郭の澱に沈んでいくか、足抜けするか。 私の希望は年期を終えて、真っ当に出て行く道である。 そのために、自分のやるべきことをがんばろーっと。
働くのは嫌いじゃないけど、周りに振り回されるのは嫌い。 最近はそんなことが多くて、思った時間にも帰れないし、 お昼休憩もなんだかあわただしい。 イライラするので、本屋に寄ってから帰った。 今日はもう、絶対にたくさん本を買う! クレジットカードを握り締める(本って高いんですよね)。 あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。 小一時間売り場をさまよって本を選ぶ。 買わない本も立ち読みしてみる。 ちょっとすっきりした。
というのを聞いたことがある人は多いだろう。 いわゆる「黙示録」というやつである。 ヨハネの黙示録がいちばん有名であるが、 一番難解でもあり、いまだに完全には解読されていないとも言われている。 私のように宗教心の薄い(しかもキリスト教でもない)人間から見ると、 このハルマゲドン思想と言うのは、 「あんた、漫画の見すぎじゃないの?」というくらい 荒唐無稽でばかばかしいものだが、 現アメリカ大統領のブッシュや、レーガン元大統領も このハルマゲドン思想の絶大なる信奉者であり、 彼らのような「キリスト教原理主義」は 全米に3000〜4000万もの信奉者がいると言う。 シンパを含めると7000万人。 すごい数だ。 彼らは中東(イスラエル)からハルマゲドンが起こると思っており、 イラク攻撃はそのために必要なことらしい。 そしてこのハルマゲドンの後、 2/3のユダヤ教徒は、キリスト教に改宗し、1/3は死ぬ。 結局、いまだにユダヤ対キリスト教の対立も 続いているわけだ。
民主主義を唱える一方での、 キリスト教原理主義の台頭。 イスラムばかりが、頭が固いのか。 イスラムばかりが古臭いのか。 私たちが目にすることのないアメリカの姿が、 「キリスト教原理主義」である。 そして彼らが、アメリカを動かす大きな力を持っている。
2003年03月03日(月) |
そんなことまで・・・ |
昨日はバイト先がひまで、全然電話もかかってこなかったので、 単純作業をせっせとやっていた。 作業は、封筒にかかれている電話番号など 変更になったもの、不要になったものの上に シールを貼っていくという至極簡単なもの。 シールを適当な大きさに切って目隠しをする、 誰にでもできると思われることだった。 が。 朝、朝礼の時にとてもくだらない低俗な指示が出た。 「シールはまっすぐ張ってください。」 「シールの長さは揃えるように。左右出っ張ったりしないように。」 「電話番号をシールの上に書く時は殴り書きをせず、できるだけ丁寧に書いてください。」 馬鹿にしているのか、私たちを?と思ってしまうような指示。 でも、こう言うことまでいわなくてはならない理由が、 私たちにもすぐにわかった。 前に別の人たちがやった分の引継ぎ物。 すごかった・・・。 目を疑いました。 例えば03-0000-0000という部分を隠したいのでシールを貼る。 ちょっと大きめでも構わないけど、 字に合わせてまっすぐにはりますよね、シール。 これが角度30度くらいの斜めに張られてるんだもん・・・。 それも一通や2通じゃない、かなりの数が。 はたまた、シールの終わりとはじめが全くそろっていないものなど。 ああ〜あ、これじゃ言われちゃうはずよね。
神経が通っていないのか。 想像力がないのか。 これをやっていた子達とほぼ同年代の弟を持つ人が言ってたけど、 「こう言うのをもらった時、自分はどう思うの?」 って言わないと、これが何でだめなのか、 全然気がつかないそうなんです。 言われて初めて、「あ、そうか〜。」となる。 何かする時,何かを見た時、 全然自分への置き換えが出来ない。 だから、人の不快感や嫌悪感、つらさなんかもわからない。 どうして、こんなになっちゃったんだろうか。 そしてこれから、どうなっていくんだろうか。 世の中、神経の通っていない、想像力のない人が、 多数になっていっている。 だから、イラクが空爆されるとどんなことになるかなんて、 想像できるわけもないんだよね。 食べ物のない子供のことも・・・。
ただいま今だかつてないほど、 日記サボり中。 明日からは復活予定です。 ごめんなさい・・・。
|