ずっと前のこと。

付き合っていた人に
「手をつないで歩こう」と
言われたけど、できなかった。

自分と手をつないでいるところを
回りの人がみたら、
この人が恥かしい思いを
するんじゃないかと思ってた。


私なんかあなたとつりあわない。
私なんかあなたの隣になんて
並んじゃいけない。

彼のまっすぐな視線を
自分のほうに感じても、
私は視線をあわせられなかった。

だけど、そんな思いを知らない彼からみたら、
ただ私が彼を拒絶したようにしか
思えなかっただろうと思う。

あのときの彼の悲しそうな瞳。

彼のためだと思っていたのに、
彼をとても傷つけてしまった。


自分と一緒にいたりしたら
相手が悪いんじゃないかなんて思うくらいなら、
最初から拒絶すればいいのに、それもしなかった。

本当は一緒にいたいけど、
一緒にいたくないと言うことが
思いやりだと思っていた。

だけど理由はどうでも、むこうには
「あなたと一緒にいたくないんです」としか
聞こえなかっただろう。


人との面倒ごとがいやで、
わざと人を遠ざけているから
なかなか人に慣れることができない。
だから「この人は」と思っても、
うまく接することができない。

どうせこの人ともだめだろうとあきらめる一方で、
説明するつもりすらないのに
こんな自分をわかってほしいと
無理難題をふっかける。


結局、近づきたくても近づきたくなくても、
相手を遠ざけることしかできない。
だから、人嫌いだと嘘をついて
なるべく接しないようにして自分を守っていた。

本当は、あたたかいものが好き。
やわらかいものが好き。
本当は、傷つけられたり、
痛い思いをするのは嫌い。
だけど、好きなものを手にいれるには、
私はまだ臆病すぎる。

だから、手にとりやすい
欲しくないものを手にいれて、
こうすれば他の人が好きなものを
とりやすくなるだろうと
手を出さないための理由をつけてみたりする。


本当は、あなたの温かそうな手のひらに
とてもあこがれていました。
そう気づくのにこんなに長く
時間がかかってしまう。
あなたに直接言えるようになるには、
あと何年かかるのだろう。

徹底的に人が嫌いになれていればよかったのだけど、
嫌いになりきれないでいたから、
好きなのに嫌いなことをしたり、
嫌いなのに気をつかったりしていた。

いろいろなことを中途半端にしていたけど、
人嫌いまで中途半端だったから、
たくさんの人に迷惑をかけてしまった。

うまい解決策があればいいのだけど、
こればっかりは練習していくしかないのかもしれないね。


でも、

今どうしてるのだろうと思っても、
電話すらかけられないようなことは、
できるならもうしたくない。


BGM : Too far gone - Todd Rundgren

最近になって少しずつ自分の心と
口から出る言葉が一致してきたような気がする。

あまりにも決め付けられることが多かったから、
自分の本心なんてあってもなくても
意味がないと思っていた。
だから、問われると大抵答えに詰まってしまっていた。


それが、いつも誤解につながっていた。
何か隠してるんじゃないかって。
でも本当は、隠してたんじゃなくて
言う準備がなかっただけ。

誰も私の本心なんて必要としてるって思ってなかった。
だから、自分の気持ちを形にすることになれていないから、
普段は相手の決め付けに自分をあわせる準備しかしていないのだ。

なんて表現するのがいいのかよくわからないまま、
あせって貧弱なボキャブラリーで表現したら
自分の意志と少し食い違っていることがあって、
それが誤解を生んでしまうこともあった。


でも、言葉として出せるようにしていないだけで
本心がないわけじゃないから、
言葉にできていないそれと
相手の思った自分の意見とが一致しないと
とても不満だった。

いちおう黙ってはいたけど、
それは相手に伝わってしまっていたのかもしれない。
だから私は、人と話せば話すほど
わかりづらい人になってしまっていた。

言葉を出せば誤解を生む。
だからもう、誰も自分を信じなくていいし
自分も期待するつもりは
ないって思おうとしていた。


でもやっぱり、私も温かい関係のほうが好きだ。
見下されたり冷たくされるより、
信じてもらえたり頼ってもらえるほうがうれしい。
同じ笑うなら、冷ややかな笑いより
楽しい笑いのほうがいい。

最近、人に頼られるようになって、
前のように「なぜ自分を頼るのか」と
考えていない自分に気づいた。
単純に自分が今まで彼らにしてきたことが
返ってきているだけなのだと
頭で考えなくても理解できるようになったのかもしれない。

自分のしたことがいい結果になって
返ってくるなんてあまり考えたことがなかったのだ。
だけど、いいことをすれば
いいことが返ってくることもちゃんとあるのだ。


自分の気持ちをうまく表現するのに
まだ慣れてないから、
まだこれから先何度も誤解されるだろう。

でも、傷ついてもいいとか
今は信じてもらえなくていいなんて
もう思わないことにする。
そんなことは望んでいないってよくわかったから。


「求めないのは、それがあるのが
　当り前の生活を体験したことがないから
　なんじゃないの？」


頼ったり頼られる関係。
気の合う誰かと楽しく過ごす時間。
それがある生活がなかったから、
今までずっと一人でいいと
思っていたのかもしれない。


あなたとも、素直な気持ちで話してみたかった。
だけど、あのときは
言ってはいけない気持ちを持っていたから
そうすることができなかった。

何年かしたら、毎日話しているあの子と話すように
あなたとも話せるようになるのだろうか。


BGM : Rewind - Euge Groove

友人と話していて、ある女性の話題になった。
その人と私は、かつて「親友」だった。
今は子供も生まれて幸せならしい。

もし今でも私たちが「親友」なら、
子供が生まれた月にでも連絡をくれるだろう。
でもたぶん、彼女が連絡をくれるのは
次の年賀状のときだ。


人づてに近況を聞くなんて、
ずいぶん私たちの関係も
変わってしまったのだな。

普通の幸せなんて、
手にいれられるはずがないと
一緒に話していたこともあったのに、
私だけ、取り残されてしまった。


私も、そろそろ前に進まないといけないな。


できるだけ自分が望む形の、
幸せをめざして。


完璧なものは、望まない。


BGM : Rewind - Euge Groove

「じゃあ、また明日ね。」

「またね。」


会話を終えてから、いつもため息をつく。


気づいてほしかった。

電話を切る前に、
メールを終える前に、

最後に聞いてほしかったってこと。


きみは今日はどうだったの？って。


相手の愚痴や疲れたの連発を聞くだけで、
大抵はそのまま会話が終わる。

私が相手を気遣って心配しているうちに、
相手のほうはいつのまにか
愚痴を言い終えて疲れて眠ってしまう。

でも、私も本当は
「そっちは大丈夫なの？」って聞いてほしいのだ。
私が今日、相手に何度も言ったように。


でもたぶん私は、そう聞かれても
気の利いた答えは返せない。

聞いてくれたことがうれしくて、
どう答えていいのかわからないから
「別に」とか「たいしたことなかった」とか
そっけなく答えると思う。

そんなんじゃ、
次は聞いてもらえないかもしれないね。

でも、それだけで、
他人に言えないくらい重い悩みさえも、
一瞬忘れることができると思う。


「今日は、誰にも傷つけられなかった？」
「大丈夫。」

「今日は、いやな目にあわなかった？」
「ちょっとだけね。」

「今日は、悩んでることはない？」
「ちょっとある。でも大丈夫。」


そんなことを聞かれることはたぶんないし、
聞かれてもあまり詳しくは言わないかもしれない。


それでも、それでも。

やっぱり。


心配してほしい。

甘えさせてほしい。

やさしくしてほしい。


見てるだけじゃなくて。

思ってるだけじゃなくて。

ちゃんと言葉にしてほしい。


そうは言っても、私はこういう性格だから、
たぶんこれからも聞きっぱなしの人なのだろう。

でも、むこうがいつか聞いてくれるんじゃないかと
これからも思いつづけるんだろうな。


ふー。


さー、仕事仕事。

先週から予定がぎっちり詰まってて
少し人恋しいのでした。(涙)


……たまにはいたわれ。＜誰に言ってる？(苦笑)


BGM : At Last - Ronny Jordan

意地っ張りな人やひねくれた人は対応に困る。
私もそういう部分があるから
たまにそういう感情を表に出してしまう。

すぐ後か数年後かはその場合によるけど、
あのときは素直じゃなかったなあと思うときがある。
それは、その時の相手の対応の仕方や
相手に対する自分の気持ちによる部分も大きい。


自分にもそういう部分があるせいか、
素直になれない人をみると
どうにかしてあげたいと思うことがある。

それはうまくいく場合もあるけど、
大抵相手も怒ってしまうし
自分もどうにもできなくて悲しくなってしまう。
ひどい場合はそのまま絶縁してしまうこともある。


今思うと、私は少しうぬぼれていたのだと思う。
たぶん、自分の持っているカギで、
誰の心の扉も開けるのだと思っていたのだ。

だけど、扉を開きたくても、
その人の鍵穴にあったカギを持っていない人間は、
相手が自分から開く気にならない限りは
努力しようが何をしようが
どうやっても開けるのは無理なのだなと最近になってわかった。


カギがあっていても、
あせってかぎをさしこんでいたり、
逆にさしこんでいたりすることもある。

カギの開け方にコツが必要だったり、
鍵穴のゴミに気づかないせいで
開けられないこともあったりするけど、
それに気づけるかどうかも
運の分かれ目なんじゃないかと思う。


扉を開けてくれたとしても、
ノックの音がうるさすぎて
むこうが疲れてしまったからかもしれない。
そんな開け方は、できたらされたくない。

扉をあけてもらうつもりが、
扉のむこうに追い詰めてしまっていたのかもしれないのだ。
それでは、何の意味もない。


最近、いくつかの扉をたたくのをやめた。

もう少し待てば、
あるいは自分がもう少し態度をあらためれば
扉が開くことがわかっていても、
その「もう少し」を待てるほど、
私も我慢強くなくなってしまった。

誰にでもいるはずなのだ。
こちらがカギをいくつも使わなくても
相手のほうが進んでカギをあけたいと思う人が。
もしかすると、その人が扉の前にたつだけで
開いてしまうのかもしれない。
たまたま、それが私じゃなかったというだけ。

いつまでも扉の前にたっていては、
他の人が入るのに邪魔になるだけだ。
自分ではだめなときがある、と
もっと早めに判断できるようになるのが今後の課題かな。

一度、状況によっては二、三回カギがあくか試して、
だめだったらもうあきらめようと思う。
それがきっといいのだと思う。

最近あきらめがよくなったなあ。(苦笑)
大人になったのかな？(^^；


時に、扉があかないこともあるのだと
教えてくれた人、ありがとう。


BGM : Future love paradise - Seal

ふと気が付くと、

ずっとあってほしいと思っていたものと

ずっと縛られていないといけないと思っていたものに

ひびが入っていた。


壁に固定されていた鎖を軽くひっぱったら

あっさりと抜けた。


何の警報もならない。

何が起こったのかわからないけど、

外に出ていいようだ。


こわれやすいものがいくつか。

もって出ることができるのは一つだけ。


どれも壊したくない。


仕方ないから、

それぞれの破片を少しずつポケットにしまって、

出口に向かおうと思う。


最上階にいたから、あと何段降りれば

地上につけるのかわからないし、

目や脚もまだ歩くということになれていない。

だから、少しずつ降りていこうと思う。


歓迎してくれる人もいないのに

思い描いたものは存在しないのに

外に出てどうするのか、と何度も声がする。


行くあてがあっても、

ずっとそこにいられないことくらいわかっている。

でも今は、そんな不安よりも、

疲れや暑さと空腹で頭が回らない。

外に出たらのたれ死にするしかないのだとしても、

場所を自分で選べるのであれば今はそれで満足だ。


今は何も考えずに、

とりあえず前に進むことだけを考えようと思う。

考えても考えなくても

あまり幸せになれないのなら、

余計なことは考えないほうがいいだろう。


四角い窓からしかずっと見てこなかったから、

地上に降りたら、空が見たいなあ。


本当の空は、あの窓何枚分なんだろうか？


BGM : Gathering sky - Pat Metheny

言おうと思ってたけど、
言わなかったこと。

言いたかったけど、
タイミングを逃して言えなかったこと。

言わなくてもいいかと思ったから、
言うのをやめたこと。

たくさんあったけど。


このたくさんの言葉は、
どこにもってけばいいのかな。

一番大事なことは、
言わないままだった。


言ってなかったことは、
どこまで伝わっていたんだろう。
もしかすると、一つも伝わっていないかもしれない。

聞いてみたいけど、
聞くことはもうできない。


「今」言わないとだめなことは、
やっぱり「今」言わないとだめ。

「今」言わなくてもいいと思えたなら、
ずっと持ってちゃだめなんだね。


表に出るきっかけを失った言葉は、
誰のためにもなりはしない。


BGM : Freedom overspill - Steve Winwood

あなたも私に落第点をつけたいんだね。

でも、何をしたって気にくわないんでしょ？
落第点しかつけようがないんだから、
見てるだけムダだと思うんだけど。

私は今は何をされても動きようがないし、
誰にこの状態を訴えたところで
信用されてないんだからかえようがない。
そうなると、あなたが飽きてくれるのを待つしかないの。


こうなりたくない
こうなっちゃだめだ
それを目で確認するために、
私や他の人を観察してるんでしょ？

あなたは知らないと思うけど、
みんなあなたの基準を満たすために
生きてるわけじゃない。
だから、あなたがバツをつけたところで
私にはどうだっていいの。

自分の中の基準を満たすために
自分のペースで歩いてるだけ。
それがそんなにめずらしいの？


何をしたら飽きてくれるの？
視界の脇でちらちら動かれると
うっとうしいんだよね。

それとも、自分が「うっとうしい」って
思われてるなんて想像もつかないのかな。
だからそんなことできるんだろうね。


この暑いのに、よほど暇なんだね。
私だったらそんなことしたくないな。

外に出て、カキ氷でも食べにいけば？
自分にはもっと他にやるべきことがあったって
思い出せるんじゃないかな。

それとも、やることがないから
他人に0点つけて自己満足してるの？

はあ。もったいない。
私にその時間わけてくれない？


BGM : She'll have to go - Simply Red

ずっと一緒にいられるって信じてたから、
つながりが薄そうな人のほうを
つい優先してしまっていた。

一緒にいられる時間は、
これからいくらでもあるって思ってた。
むこうもそう思ってるって思ってた。


でも、相手に伝わらない信頼って
どんな意味があるの？

一方的に甘えてたのを、
綺麗に言い換えてるだけなんじゃない？


今までのことを振り返ってごらん。

見せていたのは、背中だけ。
「信じていい」っていう証拠はどこにあった？


ないでしょ？

ないから。

失ってしまったんだよ。


BGM : You've got it - Simply red

いなくなってから、
過去の映像とともに気づいた
たくさんのサイン。

見逃していたのか、見ないふりをしていたのか、
自分でもわからない。
はっきりしていることは、
迎え入れるように広げてみせていたはずの両腕で、
力いっぱい相手を突き飛ばして悲しませたということ。


明るい声の裏に潜んでいた
「寂しい」の気持ちに、
ずっと気づけなくてごめん。

ううん、違う。
本当は気づいていたけど、
自分のことしか考えてなかったから、
直接訴えてこない限りは
大したことないんだと思っていたんだと思う。


何度あやまったところで、
許しの言葉が返ってくることは
もうないのだけど、
本当はもっと大事にしたかった。
甘えさせたかった。
楽しい時間を過ごしたかった。

一人にして、怒ってるよね。
いつも後回しにして、悲しかったよね。
待っててくれるって思っていたから
ついそうしてしまっていたけど、
それはただの甘えでしかなかった。


もう一度会いたいと思うけど、
何度会ったところで私のバカさ加減は
すぐには直らない。

これはきっと、罰なんだね。


BGM : Cruisin' - Huey Lewis & Gwyneth Paltrow

もういいかな。満足いった？
俺、そろそろ帰りたいんですけど。

で、どうするの。
俺が言ったように、したいようにするわけ？


へえ。そう。するんだ。
ふーーーーん。


バカだなあ。それじゃ今までと同じじゃない。


アドバイスっていうのは自分の意見の参考にするもんで、
自分の意志そのものにしちゃだめなんだよ。

自分で考えた末俺の意見がいいって思えたから
自分の意見に取り入れるってならかまわないけど、
俺が見た感じ、きみは俺に言われたから
無理に考えをかえなきゃって言い聞かせてる感じ。


大事なのは正しいかどうかより、
自分で決めたかどうかなんじゃないの？
自分で何かを決めたいから俺のところにきたんでしょ？
それなのに、俺の意見に従ってどうすんのよ。

俺の言うとおりにして新しい不満を抱えて
また我慢することを増やしたいの？
それとも、自分の判断で失敗したくないから
何も考えないで俺の意見を鵜呑みにしてるとか？


長い間そうしてこなかったから
うまくできないのかもしれないけど、
もっと自分のためにちゃんと頭動かしてみなよ。

いいわるいとかできるできないは抜きにして、
本当は自分がどうしたいのかまず考えろよ。
ちゃんと考える前にやめてるから
後悔したり不満が残るんでしょ？


いろいろ楽しくないこと俺は言ったけど、
それはあくまでも何十年間も「俺」っていう人間として
生きてきた俺個人の意見なのね。
「きみ」っていう人間として生きたことはないから
きみの環境から見た正しい方向なんて見ることはできないし、
預言者じゃないからベストな生き方なんてわかんないよ。

それは誰でも同じことだよ。
だから他人のことを優先しても、ただきみが損するだけ。
何も言わないで我慢してるきみのことを
誰も本気で心配したり気の毒だなんて思いやしない。
何を不満顔してるんだろーって思うだけだよ。


「人付き合いなんて、ただ利害が一致しただけの関係」とか
「物事は簡単にできてる」とか言ったけど、
俺がそう言ったからってきみがそう思い込むことはないんだよ。

自分の意見が正しいって思い込むのもどうかと思うけど、
他人の意見を聞いてばかりでもだめなんだよ。
きみがしているのは「アドバイスを聞く」っていうより
「いいなりになる」って感じ。


自分の中で受け付けられないものは反論していいんだよ。
別に意見が違うからって言って
俺はきみを脅かしたり殺したりはしないんだからさ。
それで怒るようなやつはほっときゃいいの。

人と話すっていうのは勝ち負けのゲームじゃないんだから、
勝とうとしたり自ら負けを認める必要はない。
きみはきみの意見を言えばいい。


つまり、だ。

俺は、きみじゃないの。
きみが聞くから自分の意見を言っただけ。

きみがしようとしていることが
「きみにとって」正しいかどうかは、
自分で決めないといけないよ。


まあ。どんな決断をしたところで、
核戦争起こすほど重大なことにはならないんだから、
もっと気楽にいけばいいんじゃない？

あ、気楽になろうなろうとしてる。。。(苦笑)
ほんとに困ったやつだな。きみは。


じゃあ。もう、帰るね。

雨はもうやんだみたいだな。


BGM : Bad advice - Chicago

これでわかっただろ？
人間ってこんなに欲が深くて、自己中心的で、
人の話を聞いていない。

きみが用意した相手を傷つけないための言い訳は
口にする時間すらなかった。
みんな自分の言い訳は聞いて欲しいけど、
他人の言い訳なんて聞きたくないんだ。

相手が自分の要求を満たせるか、満たせないか。
それしか興味はない。
だからきみも誰かのための言い訳なんて
もう考えなくていいんじゃない？


人付き合いなんて、ただ利害が一致しただけの関係。
相手が自分の中に利用したいものがあって、
自分も相手の中に利用できるものがあって、
それを今、お互いが不快に感じていないだけ。

不快に感じたら、それで終わり。
だから深く考える必要なんてどこにもない。


きみももっと自己中心的になっても、
別にバチはあたりゃしないと思うよ。
相手がそれでもきみに利用価値があると感じたなら
そんなにすぐに逃げたりしない。

でも、相手が逃げない程度に自分勝手になるってのは
少し高度な技術だから、きみには少し難しいかもね。(笑)


きみとあいつも、
表面では相手のために
自己犠牲をいとわないふりをしていたけど、
テーブルの下ではずっと拒絶しあってた。

ただ利害が一致しなかっただけなのに、
たくさん理由や言い訳をつけて綺麗な話にしたいだけ。
ただ、それだけのことじゃん。
何も取り繕う必要なんてないんじゃない？


一つ聞きたいんだけど、
きみの探してる「本物」って何よ。

聞いた感じだと、
ただ自分の思い通りになるものが
欲しいだけにしか聞こえないんだけど、
実はそうなんでしょ？


思い通りになるものを探す勇気がないんなら
すっぱりあきらめるか、
他に気が紛れるもんでも探したらどお？

別に誰もとめやしないし、とめる人がいたとしても、
止まるべきかどうかくらい自分でもう決められるだろ？


あまりにも長い間人にひっぱられすぎて、
自分のことは自分で決めていいってことを
忘れちゃったんじゃない？

一度しか生きられないんだから、
綺麗に生きられてるかどうかなんて
気にする必要はないと思うけどね。


もっと自由に生きてみたら？
意外と、物事は簡単にできてるよ。


BGM : Bad advice - Chicago

そうしたければ、すればいいじゃん。
どうせむこうはそんなに深く考えてないんだから、
今の立場を守りたいならやめればいい。

きみが「NO」ということで、
相手がそんなに傷つくと思う？
そんなこと、あるわけない。

そんなに思われてるなら、
きみが今どんな思いをしてるかわかってるはず。
きみをちょっとつつくだけで
たくさん困ってくれるから、それを見て喜んでるだけ。
きみがどう思ってるかなんて、ぜんぜん考えてない。


いい加減、自分をもっと大事にしたらどう？
そんなにきみのことを
考えてくれる人なんていないんだし、
きみだってそんなに回りのことを考えなくていいんだ。

自分にとって都合がよければ近づけばいい。
都合が悪ければ切り捨てろ。

きみが残酷だとか相手に悪いとかといって
しようとしないことは、
誰でも頭ン中で普通にやってることなんだよ。


答えはどっちなの？
そうしたいの？　したくないの？

責任はとりたくないけど
横道にはそれたいなんて、
都合のいいことを考えてやしないか？


いいんだよ、自分に都合よくて。
みんな身勝手。自分が大事。

突っ走って疲れたら相手のことまで考えない。
倒れてるきみのほうなんて見もせずに
さっさと家に帰っちまうんだよ。

それとも、自分だけ真剣になるのがいやなの？
じゃあやめろ。
みんなそんなに簡単に、他人に真剣にならない。


夢見てる暇があったら便所掃除でもしとけ。
そのほうがよっぽど世の中の役にたつ。
そもそも俺に言わせると、
きみが悩んでることはすっげえくだらねーと思うよ。


ふーかーくーかーんーがーえーすーぎ。


自分勝手なやつらに振り回されて、
頼まれもしないのに気を使ってるだけ。
そんなのもう疲れただろ？

そんなに気を使いたいなら
サービス料でも払ってもらったらどお？
そのほうがきみもやりがいあるだろーし、
相手も喜ぶんじゃねえの。


ええ〜？(苦笑)　あの人はそんな人じゃないって？
じゃあ、ためしに聞いてみればいいじゃない。
「いくら払う？」って。

あまりの安さにびーっくりしたりしてなぁ。(笑)
それどころか、「誰がおまえに払うかバカ！」とか
言われたらどうしまちゅ〜？　へへへ。


……何怒ってんの？
現実なんてそんなもんだよ。

綺麗な夢を見たいなら、
テレビドラマにでもへばりついとけ。


BGM : Bad advice - Chicago

望んだものを手に入れることができないからといって
いつまでも引きずっていて、まるで子供みたいだ。
いつになったら大人になれるのだろう。

やっぱり、頭の隅にあったいくつかのものは
隅に置いたままにしておいたほうがよかったようだ。
ふたを開けてしまったせいで、
頭の中をずっと占めつづけて困っている。


行き場のないこんな感情はもういらない。
今の私は、泣くことすらできない状況にいるのだ。
相手のせいにするくらいしか
一時的に押しのける方法がない。

悩むくらいならちゃんと嫌ってもらえばいいと
友人に言われたけれど、
もともとそんなに好かれてもいなかったのだから、
今ごろそんなこと言われても困ってしまうだろう。

数年前にも同じようなことがあって、
そのときとは違うと思いたかったのかもしれない。
でも、違うかどうかなんてもう確かめようがない。


どちらにしろ今の自分に本気になる人なんて
いるはずないのだから、
早めに頭を切り替えないといけない。

今の私は、まだ変化している途中なのだ。
こういう感情にむきあうのは、
それが一区切りついてからのほうがいいような気がする。
「本当の私を見ていない」とくやしがるようなことはもうしたくない。

そのために、余所見をしないで
ちゃんと前を向いて歩かなくては。
つまづいてる時間すら惜しいくらいなのだから。


とりあえず、最近よく話してる子は
私にまったく興味がないようで安心する。(苦笑)
女性として、という以前に
人間として興味をもたれていないのだ。(^_^；

どう見ても人工無能チャットと同レベルとしか思えん。(笑)
たぶん、自分の話を聞いてもらえるのがうれしいんだろうな。
でも、ただ相手の話を聞いているだけで役にたてるのだから、
今の私にはこういう付き合いが気楽でいいのかもしれない。


BGM : Love thing - TR-i

今まで気づくことができなかった。

何も求めていないつもりだったけど、
たぶん、何かを求めていた。


それは、やさしさかもしれないし、
そうじゃないものかもしれない。

日差しのような光かもしれないし、
そうじゃないものかもしれない。


言葉がうまく出ないのは、
言葉に出せないようなものを求めていたから。


身の程知らずとは、このことを言うんだな。
価値に値するものは何も返せないのに。

頭の中から消したつもりでいたのに、
まだ目で追っていたなんて。


バカなまねはもうやめなくちゃ。


BGM : Time stood still - TR-i

先日、気分転換にあることをしていた。
そのことを友人のAに話したら、
「本当にできたんだ」と驚かれた。

前からできてはいたし人には話さなかっただけで、
できないわけではなかった。
Aには詳しく話す気がなかったので
「面倒だからやんない」とだけ言っていた。


じっくり取り組める時間もないし、
すぐにする必要がないからやらなかっただけ。
だけど、「やらない」と言った時点で
「できない」と思われていたようだ。

できないことは最初からできないと正直に言っているのだけど、
たぶん過去の私のネガティブな発言に基づいて
そういう評価がなされてしまったのだろう。

私がネガティブな発言をするのは
相手に心を許している証拠なのだけど、
そういう相手に限ってあまりいい反応をしないので
少し残念な気持ちになる。


ずっと前にいたバイト先に、
ろくに話したこともない私を
すごくバカにしている男性社員がいた。
しかしあるときから彼の態度がいきなり変わった。

何があったのかと思ったら、
私がその仕事に関連する国家資格を
持っているのを知ったからだという。

なんだかものすごくあきれたけど、
私に対するぱっと見での評価なんて
そんなものなのだろうなと思った。
頭が悪そうな、一人で何もできなさそうな人。


本音を言ってしまうと、
自分が何かをできるようになったことを
本当に喜んでくれる人がいないのが悲しい。

だけど、自分より劣っていると思えるものが
前に進むのを喜ぶ人なんているはずがないのだから仕方がない。
この人たちからの「がんばれ」という言葉ほど
嘘っぽく聞こえる言葉はない。


だからといって
自分のめんどくさがりやマイペースぶりを
直したいというわけでもないので、
残念がったり悲しんでも仕方がない。

最近ある人と話していて、
たった一つ「できるのにやらない」というだけで
本当は強い人さえも弱く見せてしまうことが
あることがわかった。

周りに評価されるために
何かをするわけではないのだけど、
できるけどやらないというのは
結構回りの評価を落とすものなのだなと思えた。


でも、何を言われようと、
自分ができることをするだけ。
周りの評価を気にして進むのをやめるのは
あまりにも馬鹿馬鹿しい。


「きみは前に進むことで、何かができるようになることで
　今のままでいられないことを恐れてるのか？
　それとも、周りが自分に注目することを恐れているのか？」


たぶん、両方だと思う。
私はずっと、誰かに足をひっぱられることを恐れていたし、
あまりにも同じところにいすぎたから。


BGM : King of the world - Steely Dan

その扉のカギは、ずっと前から
開いていると思っていた。
でも、そちら側から開けてくれるのを、
ずっと待っていた。

だけど。
実際はカギは開いてなんていなかった。
不安を感じて扉に手をふれようとした瞬間、
「開ける気はない」と中から声がした。


相手からのあきらめの視線に
負けたくなかっただけなのかもしれない。
もしかすると、自分には開けられない扉はないと
うぬぼれていたのかもしれない。

私が勝手に信じて、傷ついただけ。
むこうにしてみれば
最初から私の信頼を得るつもりなんてなかったのだから、
被害を訴えられても困ってしまうだろう。


それなら、時間をさいていろいろ話をしたのは
なんだったのか、と聞きたい気分だけど、
どんな答えをもらったところで
何の解決にもならない。

いくら待っても扉が開くことはありえない。
それがわかったのだから、
今までのことが大した意味がなかったことくらい
誰にでもわかることじゃないか。


深追いはもうしない。

たぶん、それが一番いいのだ。


そう思って他の人と話そうとするものの、
私は自分の人の信じ方に疑問をもち始めてしまった。

90%以上信頼できると思っていた人や、
そういうこと自体意識していなかった人のこととの
関係にまで疑問を感じるようになった。

同じことが起こるのが怖くて、
重要な用事もないのに
誰かに言葉をかけることが
できなくなってしまっている。


たぶん、今回のことが少し響いているだけで、
しばらくしたら元に戻れると思う。
でも、具体的な解決策がないから、
今の自分にはこのことを
また頭の隅においやるくらいしかできることはない、

そのことが埃をかぶって見えなくなる頃には、
私ももとに戻っているだろう。


「裏切られた」と言って
相手のせいにしたがっている自分がいる。

でも、どう考えたって
これは私が自分で勝手にやったことで
相手には何の責任もない。

たぶん、人を信じたことを
こんなに後悔したのが久しぶりだから、
耐え切れなくて
誰かのせいにしたいだけなのだろう。


BGM : Too far gone - Todd Rundgren

ここしばらく、メールや日記がまともに書けない。
忙しいというのもあるのだけど、
この一ヶ月ばかり思考がうまくまとまらない。


ためているメールを毎日見るたびに
出したいなあと思うものの
思うだけでいつのまにか一日が終わっている。

いちおうメーラーを起動して
書き始めようとはするものの
返すべく言葉が何も思いつかない。
正直なところ、返事の書き方を忘れてしまった。

日記も書きかけのものはいくつかあるけど、
まとまりがつかないので
たぶん出さないで削除すると思う。


電話とかリアルタイムですむ
言葉のやりとりはしているのだけど、
これらは今すぐにしないといけない
用事があるからやっていることで、
すんだらすぐにぶっちぎってしまっている。

なんというか、言葉を発するのが
とてもだるいのだ。(苦笑)
かけてくれた人には申し訳ないけど、
本当は電話でしゃべるのもめんどくさかったりする。
こんなことを言ったりしたら
本気で友達なくすので言えないけども。(^^；
とはいっても、連絡がきてうれしくないわけじゃ
ないので複雑な気分。


ここ数日悩んでいたことはあったけど、
悩むのもめんどくさくなって
脳のすみに放置状態になっている。
暑さにやられて脳が退化したんじゃないかと少し不安。(^^；

なんというか、自分の意思や感情が
どこかに飛んでいってしまっているような感じ。
言いたいことがないわけじゃないんだけど、
どれがそうなのか判別がつかないというか。

蒸し暑いからかなー。
寝不足なせいかなー。
心を病んでるせいかなー。
どれもそうなのかもしれないけど、よくわかんない。


……こういうことを書いた後に
なんか思いついたりするので
いちおう書いてはみたけどやっぱりまとまりがないな。
長々とすんませんでした。


BGM : Influenza("with a twist" version) - Todd Rundgren

人と縁を切るのは結構簡単だ。


こんなに簡単に切れるものを守るために、

なんで苦労しないといけないのだろう。


最悪だなと思っているのに、

自分を責めるところか、

ほっとしていることに気づく。


もっとひどいことをいつか言いそうな気がしていたから、

これでよかったのかもしれないな。


BGM : Esther - Kenny G

ここしばらく、

自分を取り囲むさまざまな環境が急激にかわってしまい、

自分自身がついていけない状態になっている。


今は半ば仕方なく休みをとってはいるけど、

誰と話してもぜんぜん集中してないし、

いつも以上に気をはっている自分がいて、

正直なところ休んでいることが

ストレスの原因になっているように思える(苦笑)。



休みを終えるまで今の勢いを保たないと

抱えているいろいろなものが自分をつぶしてしまい、

ためこんでいた弱音がばーっと噴出して

休みがあけたら一歩も進めなくなりそうで怖い。


新しいことに取り組んだり

問題が解決されていくのはうれしいのだけど、

やっぱり少しやることが多すぎるなあと感じる。


大きな失敗をしそうなことは特にないけど、

ひとつつまづいたら全部つまづくんじゃないかと

時々不安になったりもする。


ある程度きりがついたら、

何も考えずにぼーっとできる時間がほしい。


BGM : I'll be the one - Boz Scaggs

なんか、めちゃくちゃ忙しい。
そのせいか腕が痛いのがぜんぜんよくならない。
必要とされるのはうれしいけど、
休もうとすると罪悪感を感じるほどの
忙しさはちょっとなーって感じ。

心がはずむようなたくさんの色に囲まれたい気分。
最近花をぜんぜん見ていないけど、
今は何が咲いているのだろう。
もうそろそろあじさいは終わるころだ。
キラキラ輝く青い海が見られる
静かな場所があるなら、海でもいいな。

でも、薄暗い白の雲で覆われたどんよりした天気も好きだし
灰色の海も実は好きだ。
自分の心の中の余計な言葉やイラつきを
塗りつぶしてくれる色なら、本当は何色でもいいのかもしれない。

たくさんの気持ちが心の中で動き回っているけど、
疲れと腕の痛みのせいで思うように出すことができない。
すっきりした気分になれるのはいつのことだろう。


BGM : Hurting for you - Todd Rundgren

最近、やさしさに飢えているという友人に
やさしくしまくっている。
（まあ、しまくるといっても言葉をかけてるだけなんだけども。）

「がんばれ」で喜ぶなんて
なんて安上がりな子なんだろうとか思いつつ、
相手が喜んでいるのを見て自分も喜んでいるのに気づき、
自分も結構安上がりなほうなんだなと思った。

たぶん私は、ずっと前から自分の思うやり方で
好きな人にやさしくしたかったんだと思う。
でも、誤解や拒絶を恐れてできなかったことが多かった。
相手の100%望むやり方でないと
やさしくしたことにならないのではないかと
思っていた部分もある。

本当は、こういう何も考えないでいい
シンプルなことがしたかったのだろうな。
どのくらいこの関係が続くのかわからないけど、
できる限りのことはしようと思う。

BGM : Don't worry, Be happy - Bobby McFerrin

ごぶさたしちょります。

最近手首に怪我をしてしまいました。
それなのに荷物運びとかしてたせいで
悪化させてしまい、今にいたります。

今日になってやっとキーボード入力が
できる程度になったのでちと最近思ったことなど。


最近、言葉について悩んでいます。

まずひとつ。

ここしばらく、他人に対して
本音をほぼ隠さない状態で接しているのですが、
どーも疑われがちで困ってます。(^^；

仕方なく別に言わなくてもいいだろうと
思っていることを言うと事態が混乱したり
「そういうことは言うな」とか言われたり。
最近の私はほとんど何も考えずにいろいろ言っているので、
真意を問われても今言った言葉以上の意味はないので困ってます。

それが一人や二人じゃないんですよね。
確かに前の私は隠しがちな部分があったけど、
今の私は不安も不満も含めて
その時点で言いたいことはぜんぶ出してるんですけども。
本音さえも疑わせるほど周囲の信頼を
損ね続けてきたってことなのかもね。


ふたつめ。

人の言葉の有効期限というのはどのくらいなんでしょうかね。
わかりやすいいい例が思いつかないのですが、
たとえば「俺たち、ずっと親友でいような」みたいな。
この言葉っていうのは相手と毎日普通に接していても
完全に無効になることはありうるんでしょうか。

だいぶ前に、私はある人から
自分に対するものすごくうれしい称号をいただきまして、
その人は自分のことをずっとそう思ってくれるものと
最近までずっと信じていました。
照れるので書きませんが、「親友」みたいな感じの言葉です。
それは、私にとっては好きな人からの「愛してる」より
うれしい言葉だったんですよ。(^^；

でも、どうやらその言葉は
もう無効になったみたいです。
すっごい喧嘩をしたとかいうわけではないんですけど、
ふとした相手の言葉でそれがもう過去の言葉に
なってるんだと気づいてしまいました。(^^；

その場のノリでそう言っただけなのか
私が以前ほどいいやつではなくなったからなのか
定かではありませんが、
「あれ、そう思ってたのって私だけ？」
みたいな気分でちとがっかりです。
言い出しっぺが忘れるのってありなのか。
でも、わざわざ「もう無効？」って聞くのも変だよな。


なんかまた痛くなってきたのでこのへんで。


BGM : Spinning the wheel - George Michael

もう、したいことしかしたくない。

めんどうな人はどうでもいい。

つらいことは人任せ。

なんとでも言ってくれ。


暑いから思考停止状態。

後ろからなんかぎゃーぎゃー聞こえるけど、

自分の電源を落とさせてもらいます。

本日の営業終了。


BGM : Rest in Peace - Extreme

道を歩いていたら、
最近見た夢のことを思い出した。

「あんたの心の傷がどんなのか知らないけど、
　私の顔の傷をどうしてくれんのよ！　責任とってよ！」

顔に大きな傷を負った彼女は、何度も何度も
私の胸をつかんで叫んでいた。


私が彼女を傷つけたのは事実で、
故意ではないとはいえ顔に傷をつけてしまった。
でも、その傷はかすり傷で、
夢にでてきたような大きなあとが残るものではない。

子どもの頃のこととはいえ、
あの頃の私はどうしようもなかった。
自分より弱いやつに感情なんてあると思っていなかった。
子どもだったからといって許されることではない。


でも、周りは私に同情し、
その事件には誰もふれなかった。
私がけがをさせた彼女でさえも。

自分が本当に悪いことをしたと気付いたのは、
自分の親や親族に反感を持ち始めてからのことだ。
その頃には彼女はもう引越していた。


顔の傷はすぐになおったかもしれないけど、
無邪気で純粋だった彼女の心の傷跡は
すぐに癒えたのだろうか。
彼女にとっては、私はどんな存在だったのだろう。

償いたいと口で言うのは簡単だけど、
相手に届かない償いは
しょせん自己満足に過ぎない。


なぜみんな、こんな私にやさしいのだろう。


BGM : Little one - Chicago

いつものことなんだけど

またやってしまったかもしれない

目がくらむような光を感じてから

近づきすぎたな、って後悔する


今なら、まだ間に合うかな？

とりあえず速度を落としてみよう

衝突してからじゃ遅すぎる

きみをまだ、なくしたくはないんだ


次の信号はまだ青だけど、

少しゆっくりいけば赤になりそうだ

止まっている間に

少し冷静になろうと思う


BGM : Silhouette - Kenny G

きみが反対側にいるというのに

ここには橋が無いし

渡れる船もない

右と左を見ても橋はなさそうだ


「泳いでくれば？」

できるならびしょぬれじゃない僕で

きみと会いたいんだ

だから、どうにかして他の方法を見つけることにする


「勇気がないだけなんでしょ」

そう思うかい？

藻がからまってドブ臭いズブぬれの僕でも抱きしめてくれるなら

そうしてもいいんだけど、そんな僕はいやだろ？


少し時間がかかるかもしれないけど

できる限り待っていて

運命がそこにあるなら

きっと僕らはそう遠くないうちに会えるはずだから


BGM : Don't cross the river - America

近所の工場の前を三日ほど
とおらないでいたのだけど、
ある日その前をとおったら、
工場がクレーンでぺしゃんこになっていた

なぜそうなったのかわからないけど、
誰かを捕まえれば大体の事情はわかるだろう
だけど、それが真実なのかまで確かめる気もないし、
工場の人を捕まえても
真実を語ってくれるのかさえわからない

真実を確かめる気もないのに、
なぜ事情を知りたがるのだろう？


ずっと昔、自分が生まれる前から
たくさんの人たちが
いろいろな事情を知りたがり、
その「事情」を売ったり買ったりしていた

だけど、その情報の書かれた紙や
語り部の言葉が真実なのかということを
その事情の中心人物に聞きに行くことはないし、
聞かれても全てを話していないかもしれない
全て聞いても誰も理解できないかもしれない

本当かどうかわからない話を手に入れて、
何を知ったことになるのだろう？


情報化社会と言われるけれど、
私がほしいものはどんどん隠れていくばかり
本当のものに見えても本物か
わからなくなってしまった

情報はスピードが命と誰かがいっていたけれど
それはただ伝えればいいってこと？
どこまで本当なのか、
どうやって確認すればいいのだろう
それには本当に価値があるの？

真実かどうかわからない情報を
たくさん手にいれてどうなるのだろう？


BGM : Violence of summer - Duran Duran

視力が以前からとても悪かったのだけど、

人と会うときはメガネをかけないようにしていた。


シワやしみ、

意地悪く上がる唇の片側や

寝癖に心がとらわれないように、

見なくてもいい部分は

あえて見えないままで過ごしていた。


相手にとって都合の悪いものは

別に見えなくてもいい。

そう思っていたつもりだけど、

思っていた以上に目を酷使していた自分に気付いた。



見ないつもり

見なくてもいいつもりだったけど、

無意識のうちに目を凝らしすぎて

目つきがとても悪くなっていた。


余計なものを見ないことで

相手をそのまま受け入れているつもりだったけど、

見えていたものがあまりにも少なさすぎて、

理解なんてできていたのかすらあやしい。



今のメガネはもうあわないから、

近いうちに買いにいこう。


きっと、今年のひまわりは

とても綺麗に見えるだろう。



BGM : See the world - Pat metheny

最近、自分の持っているいくつかの通信手段を

新しく買い換えたり更新したりしているのだけど

通信速度が今までの数十倍速いと言われても

付属している機能が素晴らしいと言われても

「へえ」としか言葉が出ない私に店員さんが少し困っていた


新しいほうがいいらしいからかえてみただけ

あとは勝手についてきただけだから多分使わない

通信速度がどんなに速くなっても

そんなに早く知りたいことなんてないし

今まで以上に理解が早まるわけでもない


一ヶ月前に何百回も唱えた言葉がもう意味がなかったり

何十年も前の言葉のせいで人が死んだりもする

誰かの言葉をどんなに早く集めても

意味を持つべき時期がこないと意味をなさない


知りたいことがあるから

関わりたい人がいるから

よりよいと言われる通信手段を手にいれた

ただ、それだけのこと


それがいいものかどうかは

速さや付属機能じゃなくて

それを通して何に出会えたかで決まると思う

だから今、これがすごくいいものだと言われても実感が湧かない


BGM : I've seen all good people - YES

たくさんの言葉を

心の中にものすごい速度で書き連ねているのだけど

闇が深すぎて

自分でも何を書いているのか読むことができない



心の中で「もうたくさんだ」と

何度も叫んでいるけれど

のしかかるものが多すぎて

何に対して言ってるのかわからなくなってきている



体はそうでもないけど

心がとても疲れていることに気付く

疲れているっていうのは

こういうことなのかなと感じる



たいしたことがないと思って

放置しつづけていた痛み

本当は思っていたより痛かったことに気付く

あと半年放置したらどうなっているのだろう？



「何を考えてる？」「何を考えてる？」

何を考えてほしいんだろう

難しく考えるなと言う人のほうが考えすぎてる

問い詰められるのはあまり好きじゃない



三日間くらい

何の罪悪感も感じずに

眠りたい。


BGM : Hold on my heart - Genesis