- different corner -
DiaryINDEX|past|will
自分と違う人を排除するための理由を 正当化しているだけ。
邪魔な人間をいかに自分がいい人のまま潰せるか 一番いい理由を見つけただけ。
人と違うということがいかに恐ろしいか 他人を使ってテストしてみたいだけ。
そんなことを考えてる暇があるんなら先に進めばいいのに、 いつまでたってもぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ人のことばかり。 他人の欠点をあげつらうことで自分の汚さから目をそむけてる。
暇なやつらだ。
BGM : Mercy street - Herbie Hancock
2003年06月29日(日) |
To be unforgiven/a clockwork appletea(5) |
朝早くに寝に入るものの、 疲れて眠いはずなのに 妙に頭がさえて眠れない。
布団に入ってしばらく考え事をしていると、 突然心の古傷が痛み出して 涙がとまらなくなる。
隣室で父が寝ているので 早めに止めたいところなのだけど、 そういうときに限ってとまらない。 唇が震えて、声が出そうになるのを必死にこらえた。
呼吸が苦しい。 深呼吸するようにしないと 息がうまくできない。
このまま死んでもいいかも しれないとさえ一瞬考える。 呼吸が苦しいからではなくて、 あまりにも傷が痛いから。
二時間ほどして家に誰もいなくなって、 やっと声をあげて泣くことができた。 許してください、 助けてくださいと言いながら泣いた。
許しを乞う相手には 二度と会えないという事実が、 何度も胸をしめつけた。
あやまっても許されないような ことはしないこと。
自分が傷つくだけだからいいのだと 思い込んで何かをしないこと。
そうすれば、こんなふうに 泣かなくてはいけない問題を増やさずにすむ。
あの人は、私と同じくらい泣いただろうか。 それとも、すぐに私のことなど忘れただろうか。
もしまだ私を覚えていて 同じように苦しんでいるのなら、 いっそ好きな方法で 殺してくれればいいのに、と思った。
それが、ただの甘えだということは わかっているけれど。
自分のしたことを忘れない。
許す人がいないことも、忘れない。
それくらいしか、もう私にできることはないのだ。
BGM : To be forgiven - George Michael
※この"a clockwork..."は創作で、日常とは関係ないです。 すんごいイヤなことがあったとかではなくて たまたまそういうのが書きたくなっただけなので、 深く考えないように。(^^;
ある家の花壇。
「おじさんが悪いんだよ。」
「……」
「せっかく手伝ってあげようとしたのに、 いきなり怒るから。」
「……」
「私、すごいびっくりしたんだよ。 だから、つい。。。」
「……」
「おじさんは、奥さんをここに埋めてどんな花を 植えるつもりだったの?」
「……」
「奥さんを肥料にしないといけなかったんだから、 よっぽどいいものなんだろうねえ。」
「……」
「よいしょ。」
「……」
「おじさん。結構重いんだね。」
「ふう。これで完璧。」
「奥さんとおじさん、仲良くね。」
「花、だめにしちゃったみたいだから、 かわりにトマト、植えておいたよ。」
「あのスコップについてるのと同じ色の トマトがなるんだよ。楽しみだねえ。」
「じゃ、また遊びにくるね♪」
BGM : More than ever - Robert Palmer
2003年06月28日(土) |
自信喪失。/negative girl(2)/a clockwork appletea(4) |
なんで、本人に向けた言葉は信じてもらえなくて どうでもいい部分で勝手に 傷つかれてしまうんだろう。
自分にむけられた言葉だけを 言葉どおりに受け取ってくれればいいのに。 言葉どおり受け取るからそうなるのかな。 実は私、日本語ダメダメなのかも。(涙)
こんなことばかり続いて、 私はもう誰にも何も話し掛けないほうが いいのかなあとか思ってしまう。
他の人はどうか知らないけど、 私はキライな人にメール出したりなんてしないし 電話かけてもいいかなんて聞きません。
だから、悪意を匂わせて あなたを傷つけようなんて 暇人みたいなことはしません。 実際暇じゃないし。(苦笑)
疑われるのはだいぶなれたつもりだけど、 親しいと思い込んでた人からの 不信感ほどショックなものはない。
でも、前みたいに「そこんとこどーなのよ」って 追求する気力ももうないから、 たぶん、また一人 友達をなくしちゃうんだろうなあ。
……引きこもってやる。しくしく。(涙)
BGM : Make it last forever - Keith Sweat
私が人と出会うのは、 自分がどんな人と出会っても 無駄なのだということを 知るためなのではないかと思うことがある
いずれ別れるなら、と思うと 深く入り込めない 深く入り込まない私を見て 相手も去っていく
確かに私は人一倍臆病で なかなか一歩を踏み出せないけれど あなたが私にとって別れを恐れるほどの存在なのだと 気付いてほしいと思うのは
わがままなのでしょうか?
BGM : Negative girl - Steely Dan
ある夜の公園。
ドカッ バキッ
「やめてください。助けてください。。。」
「最初から金だしゃいいんだよ!」
「おい。あっち見ろよ。」
「なんだ?」
「むこう見ろよ。こっち見てにやにやしてる女がいる」
「なんだてめえは! 見るんじゃねえ!」
「へへ♪」
「はあ? なんだあ?」
「な・か・ま・にいーれて♪」
「は、はあ?」
「わたしもやりたーい♪」
「おい、おかしいぞあいつ。。。このおやじはいいから、いこうぜ。」
「お、おう」
「……ありがとうございます。助けて。。。くれたんですね。」
「ちがうよ」
「え、ち、ちがうって。。。」
「ちーがーうーの♪」
「じゃあ、いったい。。。」
「アソビニキタンダヨ」
「あれ、もうギブアップ? もっと遊ぼうよお。」
「……」
「ねえ。ねえってばあ。」
「……」
「しょーがないなあ。またねえ♪」
「……」
ポトッ。
カラカラカラカラ。
BGM : More than ever - Robert Palmer
2003年06月27日(金) |
reflections in the mirror/a clockwork appletea(3) |
本当の自分を否定されすぎて どうなればいいのかわからなくなったから いつからか大きな鏡の後ろに隠れるようになった
自分が持った相手の印象に 自分を似せることで「自分」を作りあげる 「あなたってよくわからない」という人は 大抵の場合その人も自分を出していないことが多い
よくわからない相手だから自分を出さない 私も相手がよくわからないから ますますよくわからない人に「変化」していく この悪循環がずっと続く
疑いには疑いを 恐れには恐れを 怒りには怒りを
これじゃ何も解決するはずがない
自分の前にたてかけた鏡を横にどけて 醜い自分をさらけ出したら 今までより多くのものが見えるようになった
人の憎悪、嘲笑、軽蔑。
だけど、それらはそれほど 恐れるようなものではなかった
自分が恐れないことに 相手が気付いたときから、 相手のほうが自分を恐れはじめていた
こんなばかばかしい世界を なぜ今まで恐れていたのだろうか? 他人の評価ってこんなに意味がない
うわべだけ美しい人たちと同じにしてなければ 堂々としてはいけないと思い込みつづけていたけれど そういうわけでもないんだね
評価を恐れるあまりに 今まで無駄に遠回りしてきた時間や やらないでいたことを取り戻そうと思う
なり得たはずの自分が鏡のむこうから 「早くこっちの姿に追いつきなさいよ」と 笑いながら待っているのが見える
「遅すぎるよ」 「できるはずない」 「おかしいんじゃないの?」
あなたたちの話は こっちの用事が済んだら聞くから、
また後でね。
BGM : Groove my mind - Color Me Badd
知らなかったよ
階段って、
頭から下りると
結構早く下りれるんだね。
ねえ
やり方教えてくれない?
ねえ
どうしてさっきから
ずっと天井を見ているの?
おもしろい?
BGM : More than ever - Robert Palmer
2003年06月26日(木) |
mind games/自由の定義/a clockwork appletea(2) |
不信感という罠にまた足をとられただけ 今度こそは何もないと思っていたのが間違いだった ただ、それだけのこと
「やっぱりお前もか」と 罠にかかった私を見て満足そうに笑うあなた
別に大したことじゃない こんな傷はすぐに治る 試されるのは初めてのことじゃない
ゲームを続けたいから 切り札は出さないほうがいいとためらった瞬間に 敗北が決まってしまうこのゲーム
わけもわからないまま 罠でもがいている私を見て満足そうに笑うあなた
そっちが勝てばすぐに消えてくれるんなら 勝ち負けなんてどうでもいい 裏切りなんて今にはじまったことじゃない
嘘も裏切りも 言い分を聞いてもらえないことにも すっかり慣れた
負けを認める言葉がほしいならいつでも言ってよ 靴を舐めて欲しいならさっさと足を出せばいい そんな小さなことじゃプライドは傷つかない
私が知りたいのは、あなたが去るのか まだここに残るのかということだけ
こっちはただゲームを楽しみたいだけなのに なんでそんなに勝ちたがるのかわからないな
BGM : More than ever - Robert Palmer
人それぞれ自由の定義は違うと思うし、
私もあまり自由なほうだとはいえない。
でも、私に「もっと自由になれよ!」と言う人よりかは
自由なような気がしている。
人に「自由になれよ!」という人は、
自分がそうなれないから他の人に望みを託しているのか、
そうじゃないことに気付いていないのではないかと
時々思う。
BGM : To be forgiven - George Michael
わあ。
壁が真っ赤だ。
綺麗だな。
ねえ、
きみはなんでここで寝てるの?
風邪ひくよ。
寝るんなら、毛布はいる?
ねえ、
答えてよう。
BGM : More than ever - Robert Palmer
2003年06月25日(水) |
a clockwork appletea/Nothing compares to me |
もっと人のせいにしていいんだよと言われるけれど 何を人のせいにすればいいのかわからない
もっと肩の力を抜いていいんだよと言われるけれど どちらの肩から抜けばいいのかわからない
もっと自信をもっていいんだよと言われるけれど どれに自信をもっていいのかわからない
もっと自分中心でいいんだよと言われるけれど どこが自分の中心なのかわからない
どれから最初にはじめればいいのかわからず 「どうすればいいの」と尋ねたら 「そんなこと自分で考えなさい」と言われた
けれど、気が付いたら、
どうやれば自分で考えられるのかすら わからなくなっていた
きみは誰なの?と問われたけれど、
きみが何を言ってるのかすら もウわカら◆☆+
BGM : More than ever - Robert Palmer
比較されて下に見られることに慣れて、
下にいることが当たり前になって、
下でいないと落ち着かなくなった。
彼女はある日、それがとても バカバカしいことだと気付いた。
比較して下においておくことに慣れて、
下にいることが当たり前になって、
下でいないと落ち着かなくなった人たちは、
彼女が下である証拠を見つけないと 気がすまなくなった。
上とか下とかがどうでもよくなった彼女は、
探られるまま。切り裂かれるまま。叩き潰されるまま。
彼らのしたいようにさせた。
どうしても証拠が見つからない彼らは、 彼女を排除することにきめた。
彼女は一瞬心が痛むのを感じたけど、
したいようにさせるしかない、と溜息をついた。
邪魔なら排除すればいいし、
取り出して地面に叩き付けたいならそうすればいい。
だけど、私はもう誰の上でも誰の下でもない。
BGM : Illusion - Boz Scaggs
2003年06月24日(火) |
利用手続き/1+1+1=2 |
「あんたのこと好きなように利用したいんですけど、 いいですか?」
それでよろしい。十分です。 回りくどいのキライ。
どんな方法をとったところで こっちが断りたかったら断るのにはかわりないんで、 そのほうが楽でしょう。
回りくどい口調がうつっちゃって こっちも困ってるんですから、 あまり遠まわしなことはしないでくださいね。
はい、ご利用チケット。
乗り捨てはおっけーですが、 商品に傷つけないでくださいね。
BGM : Do you love me like you say? - TTD
1たす1に1をたすと、3になると人は答えるだろう でも、彼らは3にはなりえない
自分を正当化するためには多くの票が必要 だから、かならずどれかの1が他の1を味方につけたがる 残った1は孤独をおそれ、 攻撃をおそれて逃げ出してしまう
そこには話し合いも妥協もない だから、本当は3なのにいつも1がどこかに逃げている
残りの1が本当は正しくても、 そこではなんの意味もなさない そこにあるのは1たす1の世界だけ 逃げ出した1はいつまでもそこに入れない
みんなで仲良くすることよりも 自分だけの味方を手にいれることで平和を手にいれる とても静かな歪んだ世界
BGM : The Boston Rag - Steely Dan
2003年06月23日(月) |
舗装された記憶/やさしくなれない。 |
いやなことがあると、 時々散歩していた川沿いの道があった。
そこはまだ舗装されておらず、 土や石が転がっている草のたくさん生えている道で、 雨がふると水溜りがなかなか消えない うちの周辺では珍しい場所だった。
久し振りに歩こうとしたら、 その道は舗装されていた。 真っ黒なアスファルトで覆われ、 横に流れる川を不気味に黒く彩っていた。
道の真中に咲いていたタンポポが、 ときどき顔を出してさえずる小鳥が、 道を歩く人たちがどんなに 心を和ませていたかなんてきっと関係が無い。 土の感触がどんなに足にやさしかったかなんて 舗装した道路工事の人には意味が無い。
歩きづらいから、むしりとられた。 邪魔だから、場所を奪った。 それだけのことなのだろう。
何を言ったところで、あのタンポポたちが 戻ってくるわけではない。 今は感傷にひたっていても、またタンポポが 咲く季節になったら忘れているはずだ。 自分がそんなに感傷的な人間だった覚えもない。
ただ、歩きづらいアスファルトのせいで ときどきみしみしいうひざだけが、 やさしい土の感触や黄色いタンポポ、 そしてときどき顔をのぞかせては 心を和ませてくれた小鳥のことを覚えているだろう。
薄暗い曇り空と、黒いアスファルト。
私の心の中で、二つの色が混じりあいながら やさしい記憶を塗りつぶし始めた。
便利なものが、必ずしも人を救うわけではないのに。
BGM : Don't you ever learn? - Todd Rundgren
言葉をぶつけて、 相手が辛そうな顔をしているのを見て、 はじめて言ってはいけないことを 言ったのに気付く。
あやまっても後の祭り。 もう信頼は取り戻せない。
誠実になりたくてしたことが、 相手を信じたくてしたことが、 相手を傷つけている。
自分が心を許せば許すほど、 近づきたいと思えば思うほど、 相手を追い詰めている。
どんなに耐久力があっても、 いずれ壊してしまうだろう。 あとは、相手が離れるのを待つだけ。
私みたいなやさしくない人間には、 あまり近づかないほうがいいのだ。
こんなことを 何回繰り返せばいいのだろう。 いつになったら、私はやさしくなれるの?
BGM : Girl don't let me down - Brent Bourgeois
今日は仕事は休み。 メールを出して、電話をして、 音楽をきいて、少し勉強して、 友達と愚痴を言い合って、寝た。 昼に食べたチーズケーキがものすごくまずくて、 当分チーズケーキは見たくないと思った。
咳がひどいので医者にいったほうがいいとすすめられる。 でも、病院にいったら病名をつけられて 治さないといけなくなってしまうので行く気が起きない。 伝染病じゃないんでいいだろ。
最近、無意識のうちに自分を守りながら 人と話していることに気付く。 自分が人にかける言葉は以前より乱暴になったけど、 人の言葉にあまり期待しないようになった。
これが大人になるということなのかもしれないけれど、 要するに人の言葉を信じてないのだから あまり良い変化とはいえない気もする。
でも、「それって本心ですか?」と たまに聞いてしまうところはまだ大人とは言えない。 そういう場合は本心じゃないことくらい 聞かなくてもわかる。もちろん、ただのいじわるだ。
その一方で、普通にやりとりしてる人との 会話やメールに妙にいらつくようになった。 交流が終わるたびに、喧嘩をしたわけでもないのに もう二度と話したくない、と思う。
自分に対するいらだちを他人のせいにしている だけだというのはなんとなくわかるのだけど、 解決策が見出せない。
「なんだ、心配してくれてるのかと思った」
「心配。。。してるよ。(苦笑)」
「わああ、すんごいつけたしっぽい」
「(笑)」
「この人のために何ができるだろう」と よく自分に問うことがあったけど、 そういう場合は何もしないほうがいいような気がする。 何かできるなら、むこうから求めてくるだろう。 いい人っぽい印象を残したいがために ここぞとばかりに便乗しようとしている自分が嫌いだ。
それでも関わるのをやめられないのは、 「自分がいなくても大丈夫なのを見たくない」という 某名作映画みたいな感情と一緒なのかもしれない。
仮に、今日からずっと誰のメールにも返信をださないままで 一箇月以上たったとして、「どうしたの?」と 心配する人は一人もいないと思う。
「忙しいのだろう」「話に飽きたのだろう」「嫌われたのだろう」と 勝手に理由をつけてほっとかれるか、 特に何も思われないかのどちらかだ。 今の私はそういう関係しか築いていない。
「どうしたの?」と心配される程 深入りしている人もいないし、 深入りしても大抵迷惑がられているので そういうことはまずありえない。
この数ヶ月の間に「寂しい」という感情が 自分にもあったことを知る。 今までなかったのは、満たされることのない感情だったから あっても意味がなかったのだと思う。 「寂しい」という気持ちを満たすものがどこかにある、 あるいはあるはずだと思っているから、 その感情が存在しつづけるのだと思う。
その証拠に、最近また私は 「寂しさ」を感じることがなくなってきている。 一人でいることがあたりまえなのだから、 誰かがいて邪魔だと思うことはあっても いないからといって何かを感じるはずがない。
昔やっていたサイト宛てにメールが届く。 一、二度やりとりしてみたものの 自分と話したいのか一度で終わらせたいのか いまいち見当がつかない。
あまり人に期待してない人が よくこういう書き方をするんだよな。 前の私ならなんとしてでも その場に留めて関わり続けようとしたけれど。
そのメールは、「その他」フォルダに移動させた。 返事はしない。 私もあんたに期待しない。
暇つぶしに某サイトの占いをやってみたら、 「今、あなたを愛している人はいません。 でも、あなたの様子を伺っている人は 何人かいるようです。」と出た。
様子伺いなだけなら、縁はないと見た。
抱き枕になってくれる人ならほしいぞ。
fourplayの"ELIXIR"が最近少し気に入っている。
トッド・ラングレン様。6月22日、お誕生日おめでとう。 奥様やお子さんはお元気ですか? 私にはまだ、幸せな家庭を築くというものが どんなものか想像がつきません。
想像がつかないのは、想像をつけたい相手が まだいないからなのかもしれません。 結婚はするかもしれないけど、 そういう理想を思い描くことは一生ないように思います。
BGM : Are you lonesome tonight? - 遠藤京子
2003年06月21日(土) |
Negative girl/無題 |
かっこいいわけでもないし、 光り輝いているわけでもない。 しょっちゅう間違ってるから、 何かを導けるわけでもない。
星占いや血液型占いで今週がラッキーでも 自分はなぜか関係なかったりもする。 悲しいことがあっても、そういう時に限って 意志の疎通がうまくいかなかったりする。
わかってる。 人一倍手に入らないものが多いってこと。 なくすものが多すぎるってこと。 今までも、たぶんこれからも。 だけど、何も手に入らないわけじゃない。
欲張りさえしなければ、 たぶん、そんなに悪くないんじゃないかと 最近思うようになった。
暑すぎる日に、自分だけは涼しくいたい。 寒すぎる日に、自分だけはココアがほしい。 一人でなんかいたくない。 永遠に続く何かがほしい。
そう思いさえしなければ、 たぶん、そんなに不幸にはならないんじゃないかと 最近思うようになった。
自信のないところが多すぎるし、 できないことも多すぎる。 日陰のほうが好きなのは、自分を見せたくないから。
でも、自分のペースを崩したり 無理にかわることはできないから、 嫌われるのを恐れるのはやめた。 人の言葉に左右されるのもやめることにした。
そうしたら、意外と自分が 許されていることに気付いた。 だらしなくても、無理に走らなくても、 笑って待っていてくれる人がいた。
無理なんて、する必要ないんだ。 何も隠さなくてもよかったんだ。 じゃあ、別にかっこつけなくてもいいじゃない。 そう思いはじめたら、肩の力が抜けた。
かっこいいわけでもないし、自信もない。 要領が悪いし、タイミングをつねに外しがち。 そんな自分にも、ときどき居場所をくれる人がいるのだから、 あせらなくてもいいんじゃないかと思えた。
よく思われようとする気がなくなったら 自由になれた。 何かと否定的な自分を否定するのをやめたら、 自分を肯定できるようになった。
大きなものを失って、 やっと前をむく気持ちになって出した結論がこれ。 決して前向きとはいえない。
でも、自分的には大きな進歩だと思うのだけど、 どうなんだろ?(笑)
BGM : Negative Girl - Steely Dan
口当たりのいい言葉をほのめかされて いい気分になるほど、もうバカじゃないんだ。 裏の意味とか、行間とか。 そういうものをのぞきこむのはもう疲れた。
自分にむけて言われた言葉を、 そのまま受け止めるだけ。 伝わらないことを後悔するなら、 伝えたいとおりに言えばいい。
鈍感とかにぶいとかいろいろな言い方をされるけど、 本当かどうかわからないことに ふりまわされるのはもういやになっただけ。
無駄に傷つくくらいなら、誰の気持ちもいらない。
BGM : When I need somebody - Ralph Tresvant
2003年06月20日(金) |
「嫌い」/Now or never |
「好き」よりも、「嫌い」のほうが気が楽だ。
理解できなくても、「嫌いだから」ですむ。 誤解されても、わざわざ弁解しなくてすむ。 話し合う理由がないから、喧嘩もしなくていい。
関係修復の努力もいらない。 その人を思って涙することなんてまずありえない。 そこにいないことが寂しいなんて頭にすら浮かばない。
嫌いなら、別れても悲しくない。 二度と顔が見られなくても気にならない。 最初から別れる必要すらないかもしれない。
誰も好きにならないほうが気が楽なのに、 どうしてみんな、 そんなに人を好きになりたがるの?
他人に心が動かないようになれば、 明日も一緒にいられるなんて思いさえしなければ、 そんなに落ち込まずにすむのに。
悲しい思いをするなら、「好き」なんていらない。 苦しめるなら、「好き」なんていらない。
嫌いでさえいれば、永遠の別れも悲しくない。
BGM : What's goin' on - Harvey Mason
「今やるのか、永遠に機会を捨てるのか。」
過去の私は"never"。
つい最近までの私は"now"。
でも、また"never"に戻りかけている。
- なんでそんなまどろっこしいことしてるの?
- ちょっと前に出ればいいだけだよ。
悪い徴候だってことぐらい、よくわかってるよ。
BGM : (What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding? - Elvis Costello
2003年06月19日(木) |
lethal dose |
いつも聞いている曲をジャズから 絶望や死がキーワードに入っているロックに変え、 自分を傷つける人の正面に立ってうすら笑いをうかべる。
濃い目の酒をぬるいまま飲み、 自分の無力さや弱さを肴に 胃が爛れていく感覚を楽しむ。
同情してくれた人の背中にむかって 「自己満足な善意は楽しかったかい?」と言いながら げらげら大声で笑い、憎悪の眼差しを向けられる。
足りない、足りない。 こんなんじゃまだぜんぜん足りない。 やさしさを施すにはまだ早いよ。
泣きたいんじゃない。 怒りたいんじゃない。 落ち込みから立ち直りたいわけでもない。
どの傷が自分の心に 一番大きく打撃を与えているのか、 わからなくしたいだけ。
一面がたくさんの傷と流れる血で 真っ赤に染まってしまえば、 何処が一番痛いのかなんてわからないでしょ?
まだ、感覚が残っている。 あともう少し。
もう少し。
BGM : Ohio - Crosby, Stills and Nash
電車がやっと動き始めた頃、 少し明るめの空の下で、 道路の真ん中を歩いてみた。
車は一台も通らない。 信号を無視しても誰も何も言わない。 とても自由な気分だ。
普段は車が通るから端を歩かないといけないし、 人がむかいからくれば道を譲らないといけない。 混乱のもとになるから、どんなに急いでいても 信号をちゃんと守らなければいけない。
時に、歩道を歩いていても、 蛇行する車から身を守らないといけないことがあるし、 むこうが悪いのに心無い言葉を吐かれて 気分が沈むこともある。
ただ目的地にたどりつきたいだけなのに どうしてこんな思いをしないといけないのか。 もう道を歩くのはいやだ、と思ってしまうこともある。
でも、ここはただの道に過ぎない。 ただ通過するだけの場所。 だから、自由に通れるかどうかはさほど問題ではない。
道を自由に歩くということにこだわるあまり、 目的地のことを時々忘れてるように思える。
そもそも、目的地がどこだったのかすら、 はっきりと思い出せない。 私が本当に行きたい場所というのはどこなのだろう。
行きたい場所が思い出せないから、 自由に歩けないことに文句をつけて 問題をすりかえている。
ただそれだけのことなのかもしれない。
BGM : Cornwall Blank - America
「僕はもうあまり人生は学べない
もうそんなに見ることはできない
誰か、新しいサインはもうやめてくれ
誰か、ドアを閉めてくれ」
2003年06月17日(火) |
a newborn friend |
一緒にいないといけない、が
一緒にいてもいいかな、になって。
一緒にいると楽しい、になって。
一緒にいないのがおかしくなって。
それなのに、少し離れることになってしまった。
それが、
やっぱり一緒にいるべきだ、になって。
一緒にいなきゃいけない、になって。
ずっと一緒にいたい、になった。
短い間だったけれど、
一緒にいられてよかったと思う。
あなたの、
最期の視線。
体温。
呼吸。
鼓動。
声。
力。
見せてくれて、ありがとう。 感じさせてくれて、ありがとう。
温かさを肌で感じることはもうできないけれど、 心で感じることは、いつでもできる。 これからは、夢で、心で、たくさん会おうね。
大事なものが消えたんじゃない。 二度と失わなくていい友達が、増えただけ。
BGM : Every kinda people - Robert Palmer
……つらい。(^^;
何が、っていわれるとアレなんですが。(苦笑) まあいろいろと。
書けるようになったら書きますが、 今はちょっと。。。なんというか、 プライベートでショックなことがありまして、 頭がぜんぜん機能しないもんですから 文章が何もかけません。(苦笑) でも、周りの人の癒しパワーで ちょっとずつ復活中です。(^^)
まあ。こういう日もあるさ、ってことで。 近いうちに長いの書けるくらい復活する予定ですので、 また見にきてくださいね〜。
追記:昨日の日記も含めて、オフラインでおこったことが 原因なんですよ〜。念のため。(^^;
BGM : Riverside - America
2003年06月15日(日) |
信号が青にかわるとき/voice from the dark |
話すたびに、感じる。
この人は、いつからこんなに弱かったのだろう? この人は、いつからこんなに素直だったのだろう? 私が、見抜けなかっただけ?
言葉を交わすたびに、少しずつ。 私の前で崩れていく。
ぼろぼろと。
なぜ、そんなに心を開くの? なぜ、そんなに無防備でいられるの? 私があなたを、傷つけると思わないの?
心の奥で、信号が黄色く点滅する。
「これ以上近づいてはいけない」
「傷つけるだけ」
今まで、人の気持ちを丁寧に扱おうとして かえってひびをいれてしまったことが何度もあった。 そしてそのたびに、逃げ出していた。 もうその心にふれる権利はないのだと。
だけどもし、この人が これから先も近くにいてくれるのなら、 傷つけなくてもすむくらいの 力の加減の仕方を教えてくれるはずだ。 そして、傷つけてしまったらどうすれば もとにもどせるのか教えてくれるはず。
この人は、そういう人だ。
黄色から赤にかわるはずの信号が、 青にかわったような気がした。
この人からは学べることが まだたくさんあるような気がする。 近づくのは少し怖いけれど、 その価値はあるように思える。
あなたのことを、もっと知りたい。
BGM : Hawking - Todd Rundgren
いつだって、一人だった。 いつだって、思い通りにいかなかった。 だから、今さら。 何もする気ももうおこらない。
何年間にもわたって培った友情ですら、 誰かの手で笑いながら引き裂かれる。
新しいものなんていらない。 過去のものももういらない。 何もなければ、何も失わない。
絶対離れないなんて約束、 どうして何度も信じてしまうのだろう。 当事者同士の意思を問わず 引き裂かれてしまうことだってあるのに。
無意味だよ。
無意味だよ。
約束なんて。信頼なんて。愛情なんて。ぬくもりなんて。大切に思う気持ちなんて。
お願いだから。 最初からそんなもの存在しないって言って。
共に楽しく過ごした光り輝いた時間が、 心に大きな闇を作り出す。
共に誓い合ったたくさんの約束が、 心に深くて濁った沼を作り出す。
BGM : Hawking - Todd Rundgren
2003年06月14日(土) |
涙/make you happy. Part.2 |
涙は、人をひきつけるための道具じゃない。 やさしさを得るための引換券じゃない。
だから、僕がきみの予想通りにやさしくしたり 涙を拭いてあげなかったからといって 憎しみの表情をむけないでほしい。
泣いているだけでかまってもらえるのは、 赤ちゃんだけだよ。
わがままなきみに、一つだけ質問。 最後に僕が泣いたのは、いつだか知ってる?
知らないよね。知っているはずがない。 きみは自分の気持ちをうけいれてもらうことしか 興味がない。
だから僕は、きみの涙を無視しているんだ。 ふりまわされるのはもうこりごりだから。
涙を拭きたいと思えるほど、 きみは僕にやさしくしてくれたかい? いたわりたいと思えるほど、 きみは誰かに犠牲をはらったのかい?
涙を拭いてあげたいと思えるような人間になれば、 僕のやさしさを求めなくても 誰かがハンカチを差し出してくれるはず。 もう、僕のやさしさを求めるのはあきらめてほしい。
僕が最後に泣いたのがいつだったかって?
昨日だよ。 その時きみは、どこにいた?
BGM : Compassion - Todd Rundgren
数年前の会話。
「最初から言ってるじゃん。 俺はやさしい人間なんかじゃないし、大人でもないんだ。 年上だけど、おまえに甘えたいんだよ。 胸を貸してよ。髪をなでてくれよ。 「あなただけ」って何度も言ってほしいんだよ。 俺が欲しかったのはそれだけ。」
「それ。。。だけ?」
「俺たち、ずっと続くじゃわけないだろ。 出し惜しみすんなよ。」
「・・・はは。それも、そうだね。」
最初からそう言ってくれれば変な期待をしなかったのに。 だけど、正直にいってくれただけましだったのかもね。
なでる手がほしかった。 うずめる胸がほしかった。 「あなただけ」の言葉がほしかった。
「私」じゃなくて。
手でも、言葉でも。 以前は求められるものがあっただけよかった。 今の私は、人から求められるようなものが あるのかどうかあやしいところだ。
あなたは、私に何を求めていたのだろうか? 確かなことは、あなたを笑顔にできるようなものは 何一つとして持っていなかったこと。 たぶん、今もそうだ。
でも、次に誰かと出会うときは 何があっても手放したくないと言われるような 存在になれるといいと思う。 一緒にいるだけで幸せ、と心の底から 言ってもらえるようになれるといいと思う。
その時の私を見せられないのが、 ざぁ〜んね〜ぇんだなぁ〜。 うけけけけ。ざまぁみろ。<誰に言ってるのだ。(笑)
BGM : Do you love me like you say? - TTD
2003年06月13日(金) |
それだけでいい/理由 |
見せたいものを見せてくれればいい。 言いたいことを言ってくれればいい。 もう無理をする必要はないよ。
真実が苦しい時は語らなくていいし、 必要なら嘘をついてもいい。
あなたが望む形で、接してくれればいい。
一番の存在になろうとは思っていない。 自分だけにとっておきの秘密を 明かしてほしいとも思っていない。
このつながりは明日切れるかもしれないし、 もっとひどい形で離れるかもしれない。
だけど、なぜかまた会える気がしている。
悲しみやあきらめではなく、強がりでもない。 ただ、つながりを断ち切ることが間違いに思えた。 そう思えただけ。
気が向いたときに、 時々姿を見せてくれればいい。
自由な姿で。 無理のない姿で。
今はただ、それだけでいい。
BGM : Couldn't I just tell you - Todd Rundgren
何も期待しないのは、
あきらめではない。
あるがままをうけいれるため。
自分の理想を押し付けないため。
そのままでいい、と伝えるため。
あなたが自由であることを、知らせるため。
BGM : Hello, it's me - Todd Rundgren
2003年06月12日(木) |
Alive again/何になる? |
私のことをあまり好きじゃない(らしい) Rさんとの交流、未だに継続中。(^^; 性格がとてもとても悪いのはかわっていないのだけど、 こんな人だったっけ?と思わされる部分があって 面白いので距離をおくのをやめました。
彼が私に他人行儀だったのは、 私が言いたいことをいろいろ隠してたり 我慢したりする部分があまり好きではなかったらしい。
でも、久し振りに話してみたら 言いたいことをばふばふ言う人になってたので なんだか怖がられている様子。(^^; まさか、この人に怖がられるように なるとは思わなんだ。。。(苦笑)
……当時の私は、この人のことが 少し好きだったんだよね。 だから怖かったし、嫌われたくなかった。 でも、それが逆に他人扱いのもとになってたんだなあ。
最近少しふっきれたような気がする。 嫌われ者の血筋はかえようがないんだし、 恥ずかしがっててもしょうがないよね。 今の自分でいいっていう人だけいればいいや。 もちろん、ほんとにダメな部分は直すけど。。。(笑) 前は「嫌い!」って言われると結構落ち込んでたけど、 今なら「あら、そう(笑)」ですませられそうな感じ。
少しずつ、自分が変わっているような気がする。 昔とは違って無理して明るいんじゃなくて 素の自分が出てきてる感じ。
ええ。私は屈折してますよ。 おかしいですよ。常にネガティブですよ。 離れたがりの死にたがりですよ。 人見知りですよ。一人大好き♪ですよ。 だから何。何なのよ。 。。。これじゃまずい?(^^; まあいいや。今はこれが一番楽なんだし。 変わりたくなったらかわるさ。
曇りや雨が好きなのは相変わらずだけど、 晴れた日も好きになれそうな気がする。
BGM : You hit the spot - Atlantic Starr
私を嫌いだと言っていた人が 私をかばう存在になったり、 私をいじめていた人が 私にかばわれる存在になったり。
私を好きだと言っていた人が 「死ね」と言って刃物をむけるようになったり、 私の親友だと言っていた人が 私に「裏切り者」と叫んだり。
毎日のようにメールをやりとりしていた人が 今では音信不通だったり、 年に数回しかやりとりしなかった人が 今では一緒に食事にいったり。
人の縁って不思議だね。
あなたは、私のどんな存在になってくれる?
BGM : Alive again - Chicago
2003年06月11日(水) |
set you free./鏡の向こう側 |
昔から別れを切り出す役目や 人を切る役目をやらされることが多い。 いつもそうだというわけではないけど、 わりと自分から言うほうが多いと思う。
この人離れたいんだな、と感じたら なるべく間をおかずに「さよなら」と言うか、 フェードアウトする。 もっと話したい。きっと誤解があるのに。 でも、むこうにはもうその気がない。
こちらがどんなに引き止めても、 相手が後ずさりをはじめた時に別れは始まっている。 相手がそうしたいならあきらめるしかない。 それでも引き止めてみることもあるけど、大抵無駄に終わる。
「あなたのことはとても大事でした。 幸せを遠くから見守っています。」
そういうセリフは幸せがありあまっている人に言うもんだよ。 影や痕跡だけ感じて幸せになれるほど、お気楽じゃない。 どうせなら視線を感じる距離で見ていてくれたほうがいい。 離れるのなら、好きだろうが嫌いだろうが大事だろうが同じこと。 もう気持ちは通じ合わないのだから。
せっかくもう関わらないって言ってあげてるんだから、 もっとイヤなやつになりなさいよ。 解放してあげたんだからもっとうれしそうな顔すれば?
でも私は、あなたのことなんて見守ってあげないよ。
BGM : If you love somebody set them free - Sting
好きだと思っていたら、 たぶん私もそう思っている。
嫌いだと思っていたら、 たぶん私もそう思っている。
信じたいと思っていたら、 たぶん私もそう思っている。
裏切られたと思っていたら、 たぶん私もそう思っている。
そんなはずはない、と思っていたら、 たぶん私もそう思っている。
でももし、そうに違いないと思えるなら、 たぶん私もそう思っている。
鏡のわきにいることがわかっていても、 相手が先に姿をあらわすのを待つ限り、ずっと、このまま。 動こうとしない彼らには、偶然や幸運も味方しない。
……臆病者? 臆病者だよ。 私がそうなら、あなたもそうだよね。 それなら、3つ数えたら一緒に出てみようか。
1、2の 3。
どっちも姿を見せなかった。
「もう、傷つくのはいやだ。。。」
どちらが言ったのか。
どちらが今、泣いているのか。
何も映していない鏡だけが知っている。
鏡をはさんだ二人はそれぞれの手で同時に鏡を割り、 お互いの姿も見ずに反対の方向へ進んでいった。
これでいいの? これでいいの?
どうしようもない。
もう、何も見えないのだから。
BGM : Rikki don't lose that number - Steely Dan
2003年06月10日(火) |
いつになったら学ぶのだろう?/いつまで?/人にやさしく |
また彼女は、あいつを信じて泣いている あいつが欲しがっているのは 自分を欲しがる人で、真実の愛なんかじゃない 気付いているのになぜやめない?
いつも目の前にあると満足できない 100%望む形じゃないと満足できない すぐに自分のいいなりになると満足できない 相手がかわるだけで、ずっと彼は求めるのをやめない
エサを時々もらってどうにか生き延びているけど 彼女の心はボロボロだ その証拠に、彼の言葉以外は何も信じようとしない 一番信じちゃいけないものなのに
彼が仕事のメールではなく 恋人からのメールを待っていることを知っているのに、 破滅を恐れて信じたふりをして、今日も。。。
彼女を救うのはたった一つの方法しかない それは不安や辛い過去を打ち消すくらい彼の愛で満たされること だけど、地球上の誰が見てもそんな日は永遠に来ない だから彼女のことは誰も救えない
あんな愛し方をするくらいなら 私は誰にも夢中になりたくない うまく利用されるくらいなら死んだほうがまし うまく利用するくらいなら死んだほうがまし
たった一人の相手になれないのなら 私には意味がない
BGM : Don't you ever learn? - Todd Rundgren
いつまで私は、あの異常な人たちに 人生を潰されないといけないのだろうか。
いったい、いつまで?
BGM : Alway and forever - Pat Metheny
「今週は人にやさしくするといいことがありますよ」
と雑誌に書いてあったので、 比較的余計なことを言いがちな私は 人とあまり交流しないことに決定。
BGM : Don't you ever learn? - Todd Rundgren
2003年06月09日(月) |
無理のない距離で/fortune telling |
友人の家に遊びにいった。 彼は、私と同じジャズ好きで、 遊びにいくといつもジャズやフュージョンが流れている。
快適な温度。 快適な陽射し。 ここにいるととても落ち着く。 時々眠ってしまうことさえある。
彼が外にタバコを買いに行ったとき、 一人になって窓の外を見ていた。
「どうしたの?」
彼が帰ってきたのに気づき、私は黙って下をむいた。 窓にうつった自分の表情が、 自分で思っていたよりひどかったので、 見せたくなかった。
話してしまいたい。全部。
「何かあったの?」
私は、人に理解されるには複雑すぎて。
「言いたくないんだ。。。」
いつもこうだ。 本当に言いたいことほど、言えなくなってしまう。 何度、大事なことを言わないままで 後悔したことだろう。
でも今は、言いたくてもいえないことを 察してくれる人じゃなければ 一緒にいるのがつらい。
「いいよ。無理しなくて。」
このままじゃいけないことはわかっているけど、 今は、誰からも傷つけられたくない。
「コーヒー飲む?」
「うん」
いつもやさしい。いつも笑っている。 もっとたくさんの人に囲まれていてもいいはずなのに、 この人はいつも一人だ。 そのせいか、突然遊びにいっても 居心地が悪かったことがない。
疲れていても、話をしたいときは ちゃんと聞いてくれるし、 言えないときはただ一緒にいてくれる。 私にとって彼は、お兄さんのような存在だ。
でも実は、この人も謎な部分が多い。 もっとこの人のことを知りたい気もするけど、 今は、なくしたくない人とは 少し距離をおいていたい。
「こないだ聞きたいって言ってたアルバム、 見つけといたよ。」
「え、ほんと?」
今は、無理のない距離で。 いい人に出逢えたことに感謝。
。。。一度、ほんとにモテないんですか、と聞いたら すごく困られてしまった。(^^; 自分では言わないか、普通。
BGM ; Soul mate - Michael Franks
今年のはじめにやった2003年の星占い。
恋愛運の部分をみてみたら、
「今年のあなたは例年のような愛情表現では 気持ちがつたわらないようになっています。 自分の気持ちを表現したつもりが、 相手に疑われたり悲しませるようになっているようです」
とでていた。おー。あたってるな。(苦笑)
「ただし、・・・・・・でだけはうまく伝わるようです。」
(^^;;;
そこまでさせてくれる相手がいません。。。(苦笑)
今年はまだ半年あるけど。。。
これがあたるんなら、一人確定かもしれない。。。(苦笑)
・・・誰か襲うか?(笑)
BGM ; Soul mate - Michael Franks
「そろそろ、気の合うやつを探せよ。
そして心を開けば、最初から幸せに暮らせるよ」
- 運命の輪が回る。 止まった場所は、偶然か、必然か。 それは彼女だけが知っている。
お気に入りのものが壊れたりするのは、 理由はどうあれ「役割」が終わったのだときいたことがある。 人の縁もそうで、どんなに大事な相手でも、 「役割」が終わってしまったら 手が届かないところに消えてしまうという。
失ったことをただ悲しむのではなく、 彼らの「役割」、失った原因、 そしてこれからどうすればいいのかを ちゃんと考えられるなら、今以上に成長できる。 しかし、それでもその人に必要なものなら、 再会と別れを繰り返して成長していくうちに いつか離れなくてよくなるという。
引き合う者同志は何度でも引き合う。 しかし、引き合うべきでない者同志は 離れたらもう二度と機会は与えられないのだ。
運命の女神は、何も考えずに 運命の輪を回しているように見えるけど、 ちゃんと計算しているのかもしれない。
そうでなければ、あんなにタイミングよく あの言葉を聞くはずがないのだから。
「今のきみでは、誰も幸せにできないよ。」
あの日、私はこの言葉を否定することができず、 触れたもの全てを不幸にしたようにしか思えなかった。
それでも、相手を信じてでっかく賭けをしてみたら、 これがもう大失敗。(苦笑) 自分の思っていたのと逆の結果が出てしまった。(^^; それからは、何をしてもダメ。 なんなのよこれー、というくらいひどい結末。 おそまつとしか言いようが無い。(苦笑)
しかし先日、友人と話しているときにふと 「なんでその時にダメもとで思ってること 全部言わなかったの?」と言われてしまいました。 その時は、また別の機会があると思っていたのだ。 (午前中ここの部分に書いてあったのは、 「その時に言いたかったこと」です。(笑) 読み直したらやっぱり見苦しいので消しました。)
だけど、どんなに反省しても、後悔しても。 機会がもらえないものはもらえない。 言わなくてもわかってもらえる、じゃだめなのだ。
まあ。これもきっと 引き合うはずのない運命のなせる技なのだろう。 むこうはどう思っているかわからないけど、 きっとこれでよかったのだ。
自分にもっと自信をつけて あの言葉を否定できるようになれたら、 いつか運命の女神も私に微笑んでくれるかもしれない。 今は、そう思える。
それまでは、一人で。 しばらくは自分と周りの人のことだけ考えていこう。
とはいうものの。。。 最近、妙にモテるんだよなぁ。(^^;
ああ、もう。タイミング悪いこと。(笑)
P.S. Rさんへ。 自分に素直になることの大事さを 思い出させてくれてありがとう。 やなやつだけどやっぱりいい人だ。(笑)
BGM : Spinning the wheel - George Michael
2003年06月07日(土) |
ある嘘つきの主張/ある嘘つきの主張(2) |
誰とも真剣に話なんてしてないから、 その場で頭にうかんだことしか言ってない。 相手が満足すればどうでもいいことだし、 相手もすぐに忘れるから、支障が出たことはない。
説明を求められて要求に応じても、 まともに聞いてもらえたためしがない。 だから、いかに説明を早く終わらせるかという ことしか考えなくなった。
全部、嘘ってわけじゃない。 思っていることの端っこしか言ってないだけ。 あんたが本当に、俺の本当の気持ちを 全部知りたがってるなんて、どうやったらわかる?
明日になったら俺のことなんて忘れるんでしょ? いつまでも一緒になんていないんでしょ? なのになんで俺の気持ちを知ろうとするの?
言葉なんて無意味。約束なんてだるいだけ。 だからあんたも本当のことなんていわなくていい。 誰も本気で信じねえし、「本当」って結構窮屈でしょ?
なんで、あんたが傷ついてるの? 胸を痛めてもらえるほどの存在になった憶えはないよ。 俺にとっちゃあんたは、 ただの気休めの存在にすぎない。
問1.一番大きな嘘はどれか。その部分を示せ。 「俺にとっちゃあんたは、 ただの気休めの存在にすぎない。」 問2.この文章で彼が言いたいことは何か。 あんたのことが好きだけど、 俺はどう接していいのかわからない。 BGM : Hard day - George Michael
さっき、あいつと寝てきたよ。 あんたも知ってるだろ? なかなかいい身体してるって思わないか?
。。。ふん。なんでそんな顔するの? こういう話は嫌いか?
ははあ。実はあんたも、か。。。
相手してやるよ。遊びでなら。 俺、好きとか愛してるとかからむとうっとうしくって。 遊びでならいくらでも相手してやるよ。
俺はそんなやつじゃないって? 何言ってるの。俺はもともとこういうやつなの。 こないだ好きとか言っちゃったような気がするけど、 なんていうの? ちょっとそういうこと言ってみたかっただけ。 知ってるだろ? 俺は嘘つきなんだもん。 その場で思いついた言葉を適当に並べてるだけ。
言えよ。
本気じゃないって。
遊びなんだって。
・・・・・・
やっと、逃げたか。
・・・泣いてたな。
ごめん。
問3.最後の「ごめん」は何に対するものか。 「あんた」を傷つけて 泣かせたことに対する謝罪の気持ち。 問4.「俺」がここで言いたいことはなにか。 こういうふうにして あんたを傷つけることでしか、俺はあんたを守れない。 俺には、近づかないほうがいいよ。 これで、試験問題は終了です。 終わった方は手をあげて、解答回収終了後、 静かに席を立って教室の外に出てください。
BGM : Hard day - George Michael
「君ははじめての女じゃないし、最後の女でもない。 俺を一番愛してくれる女でもない。 でも俺は、君のことばかり考えている」
2003年06月06日(金) |
しかし。。。 /make you happy. |
しかし、なんで私と仲良くなる人って 感情表現の方法に問題がある人が多いんだろうか。(^^; 普通に話せばいいのに なんか遠まわしというか、うまくできてないというか。
類は友。。。
いや、そんなはずは。。。(^^;
他人は自分の鏡。。。
あうう。(^^;
困ったもんだ。。。(笑)
BGM : Spinning the wheel - George Michael
たぶん私は、ときどき きまぐれな幸せを与えることはできるけど、 誰かをいつも幸せにすることはできない。
だけどそれは、 私が求めているものを得るための第一条件でしかない。 私は、その第一条件すら満たすことができていない。
幸せにするつもりが、不幸にしていて。 不幸にさせないつもりが、不幸にしていて。 やさしさのつもりが、傷つけていて。 本当の言葉が、嘘にしか聞こえなくて。
言った言葉が、伝わらなくて。 言わない言葉は、もっと伝わらなくて。 言った言葉が、傷つけて。 言わない言葉が、もっと傷つけて。
相手を責めても、自分を責めても、 自己弁護でしかなくて、 本当は何も、反省しちゃいなかった。
笑っちゃうね。
BGM : Hard Day - George Michael 「ねえ。頼むから、冗談はもうやめてくれ。」
2003年06月05日(木) |
もう二度と/本音でいきましょう。 |
どんなに欲しくても、
見えなければ、目をこらす意味がなくて。 感じられなければ、触れる意味がなくて。 大きくても、遠ざかるのなら意味がなくて。
差し出されても、手にできなければ意味がなくて。 間に合わなければ、追う意味がなくて。 否定されたら、信じる意味がなくて。
最高のものでも、 自分のものじゃなければ意味がなくて。
これはきっと、本物を欲しがりすぎた罰。 もう二度と、欲しがったりしない。
BGM : Father figure - George Michael
「何もできなくて、ごめんね。」 「何もする気ないんだけど、いい?」
「いいよ。別に。」 「期待してなかったから、おっけえ。」
「何もできなくて、ごめんね。」 「今度も何もする気ないんだけど、いい?」
「いいよ。別に。」 「またかよおまえ。ふざけんなよ。」
「何もできなくて、ごめんね。」 「いちいち言いにくるのめんどくさいんだけどとりあえずいいにきた。今度も何もしなくていいかなぁ?」
「いいよ。別に。」 「顔見るのもムカついてきた。いいから消えろ。」
本音でいきましょう。本音で。
BGM : Monkey - George Michael
2003年06月04日(水) |
ただいま準備中。/Questions and Answers(5) |
眠気覚ましにコーヒーを飲みつつ、 窓の外を見て最近のことを考えていた。
私は、誰かによりかかっていいのだと一度安心してしまうと、 ずっとよりかかりっぱなしになってしまうことは、以前からわかっていた。 だからずっと、他人によりかかることを恐れていた。 そんな自分を誰にも見せたくなかったのだ。
やはり一度よりかかってしまうと、 立ち直るのにすごく時間がかかることがわかった。 私は人によりかかるのには不向きな人間らしい。
まだ感覚は鈍っているものの、 少しずつ足をならして また自分の足でしっかりたてるように準備中だ。
窓の外から、子供のはじけるような 笑い声が聞こえた。
早く強くなりたい。 自分の大切な人たちや次に出逢う人の笑顔を ずっと守れるように。 影すらなくなるほどの光を照らせるように。
傷の治療をしながらでも動くことはできる。 少しずつ、歩きはじめよう。
BGM : Shine - Collective Soul
「で、どうするの?」
「何がよ。」
「もー。忘れてるー。長所からはずすんだとか言って 騒いでたの忘れたー?」
「なんだっけそれ?」
「『人を見る目があるのは自慢』ってやつ。」
「ああ。。。あれか。外さないよ。」
「そーだと思った♪」
「今回はちょっと痛い目にあったけど、 いい人をやっぱりいい人だーって 再確認できた機会もあったわけだし。 私の目はまだ濁ってなかったってわけだ。」
「あの人も悪い人じゃなかったしね♪」
「……まーね。(笑)」
「……傷の痛さを知ってる人は強いよねえ。」
「強いねえ。」
「……人の弱さを知ってる人はやさしいねえ。」
「やさしいねえ。」
愛をくれた人とやさしくしてくれた人たちに、幸運を。
BGM : Question and Answer - Pat Metheny, Roy Haynes, Dave Holland
2003年06月03日(火) |
Chains/Misunderstanding |
今までかかわってきた人たちにつけていた鎖を いったん全部外そうと思う。
私自身縛られていたのが長かったし 今でも鎖を外しきれてないからやり方が下手かもしれないけど、 もう縛るつもりはぜんぜんない。 信頼とか友情の印とかも、もう求めるつもりはない。
私の思惑とは関係なく、 人や物とのかかわりは切れるときは切れるし、 切れないときはなかなか切れない。
切れないことが当然だと思う思い込みから 解放されたい気持ちもあるし、 いつ切れるかわからないからこそ、 相手がまだ心を開いているうちに できる限り相手を知って大事にすることが重要だと思うようになった。 扉をしめられた時の辛さが、身にしみてわかったから。
あきらめじゃない。 大事にする方法やタイミングを間違えると 大変なことになるってわかったからそうしたいんだ。 もう、間違えたくないからね。
間違えさえしなければ何かのついでに 信頼とかもやってくるかもしれないけど、 それを必死に求めるあまり 相手の不安や疑問を無視しないようにも気をつけたいと思う。 そうされると悲しいこともよくわかったから。
たくさんのことを学ばせてもらった もう二度と会うことのない通り過ぎていった人々に、 私にかかわった時間と同じ数の幸運が降り注ぎますように。
BGM : The Boston Rag - Steely Dan
今誤解をといても いずれ同じ結果を招くなら、 もう無駄なことはしない。
BGM : Highway to hell - AC/DC
もう遅い?
今さら無理?
やるだけ無駄?
傷つくだけ?
……だから、何?
そんなことが理由になるほど どうでもいいこと?
別にいいじゃない。 そんなことどうだって。
BGM : Believe in me - Todd Rundgren
私たちは何年一緒にいたんだろう? もう、数え切れないね。 顔を見ない時期もあったけど、 変わらず大事な存在だった。
もう遅いってわかってるけど。 最後の瞬間まで 自分があなたのことを大事に思ってたって、 伝えつづけなきゃって思ってる。
せっかく何も言わずにさよならせずにすんだんだから、 泣いて時間をつぶすより、 できるだけ一緒にいようと思う。
BGM : A Dream goes on forever - Todd Rundgren
2003年06月01日(日) |
飽きた。/壁のむこうから |
落ち込むのそろそろ飽きた。
もういいか。6月だし。
遊びいってこよ♪
BGM : New Frontier - Donald Fagen
時計が0時を過ぎた帰り道、 私は工場の壁沿いに歩いていた。 壁のむこう側に人の気配がした。 こんな夜中だというのに人がいるのだ。 たぶん、そんなに多くはない。
たぶん、この壁のむこうの人と会うことはないだろう。 会ってもたぶん、私が今彼らの横を 通り過ぎようとしていることは 彼らは一生知ることはないだろう。
今ここで「こんばんわ」といえば 「こんばんわ」と答えてくれるかもしれない。 もしかすると、壁のむこうから でてきてくれるかもしれない。
普通はそんなことしないだろうし私もそうしなかった。 でも、壁のむこうには人の気配がして、 声をかければ届くほどの距離に 誰かがいることがはっきりわかった。
もし、私が壁のむこうへ声をかけたときに 答えてくれた人がいたとしたら、 その時からその人はもうただの壁のむこうの人ではない。
思えば私は今まで、声をかけておきながら こちらに人が来る気配がすると 恥ずかしがって逃げてしまうことが多かった。
恥ずかしくて逃げたのだとしても、 その人がでてきたときに姿を消してしまっていたら いたずらだったと思われても仕方ない。 不信感をもたれても仕方がないのだ。
声をかけたらかけたで ちゃんとむきあわなければ、 気持ちなんてわかるはずがない。
むきあってもだめかもしれないけど、 最初からそれを放棄したら うまくいく可能性も捨てたのと同じだ。 相手にむきあう気があるかどうかなんて 相手を見る前からわかるはずがないのに。
私はいつも、いざという時に臆病だった。 壁のむこうから出てくる相手も 不安であることに気づいていながら、 姿を見せないまま逃げた自分を 相手が肯定的にとってくれることをいつも祈るだけだった。
こんなこと、いつまで続けるつもり?
声をかけるのをやめるのか、 ちゃんと相手がくるまで待つのか。 どちらかにしないと、また誰か傷つけるよ。
BGM : The Boston Rag - Steely Dan
|