雑感
DiaryINDEXpastwill


2008年02月28日(木) トレーニング

2週間ぶりにトレーニングに出かけた。
ラン仲間がよく来たと気持ちよく迎えてくれる。

今日はなんと5千メートルの日だった。
治療中で万全ではないのでついていけるかなと不安だったが
ヨハンとペーターの3人でリズムを作りながら走った。4キロを超えた
頃はかなりばてていたが、ヨハンがあとうもう少し!と隣で励まして
くれたので最後までついていけた。ペーターがストップウオッチを
持っていて一緒にゴールしないとタイムがわからないので
頑張れたかも。
たぶん26分台が出ていたんではないだろうか。ナイスラン!と
ビルギットやゲオおじさんがほめてくれた。

でも走り終わったら相当ばてていたので、まだまだ体力が足りないな
と反省。土曜は20キロのトレイルやるからとコーチが言う。
去年は雪の中を走ったんだっけ。走り終わった後のビールとスープ
おいしかったから参加しようかな。


2008年02月18日(月) 午後のひととき

急ぎの仕事が片付いたので3時から早退して、フォルクスホッホ
シューレの事務局を訪ねた。

来週からフルートレッスンを受けるのに授業料を払い込むついで
に場所の確認に出かけてみた。3区といっても州境に近く
中央墓地からさらに路面電車に乗っていく。
意外と遠いので続くかしらとちょっと不安。
来週からは月水とフルートレッスンがある。
3月は学生先生が帰省するのでまた週1になるのだけど・・

水曜の先生はどんなレッスンをするかわからないので、とりあえず
ドーブリンガーに教本と楽譜を探しに行った。
マルセル・モイーズの教本は日本から輸入しているとみえて、
全部日本語で書かれている。値段も高い。

教本コーナーの引き出しをひっくり返してトレバー・ワイの
入門書を見つけた。その他に、ソロやデュエットの楽譜をめくって
みる。自分の吹けそうな曲と吹きたい曲とのギャップが大きすぎて
楽譜を見つけるのもなかなかむずかしい。演奏可能な民謡は吹く気に
もならないし。

頑張れば演奏できそうなモーツァルトのオペラ集の抜粋版を
選んだ。最初が「魔笛」のパパゲーノのアリアで楽しそう。
アイネクライネナハトムジークも入っていてフルートを練習する
には、これを演奏しないといけないんだと言い聞かせる。
(きらきら星と同じくらい聴きたくない曲なのだ。)

お店には日本人学生さんが数人。観光客のよう。
楽譜を探すときの表情が生き生きとしている。音大生かしら。

ついでにサンサーンスのチェロ協奏曲のミニスコアを買った。
CD楽譜にはピアノ譜しかついてなかったので。
昼休みによく聴いているが、第三楽章が特にお気に入り。

楽譜選びに1時間以上かかって、お店を出たときはすっかり
陽が落ちていた。近くの立ち飲みカフェでカプチーノと
ケーキ。泡の思い切り立ったカプチーノですっかり身体が温まって
ご機嫌で帰宅した。


2008年02月14日(木) メールで会話

珍しくAさんからメール。深夜まで残業だという。
日曜のマラソンの立て看板があちこちに見えますよと
他愛のない内容だった。

仕事が一段落してぼけっとしていたので、すかさず返信した。
今年は出れないのが残念とか・・
するとすぐに返信で、今年は休養の年にして来年は一緒に
走りましょうと。
一度くらい、35k地点でAさんをスルーしたいです。で締めくくった。

こんな感じで会話したのは何年ぶりだろう。最近は3ヶ月に一度
くらい、標題が「ご無沙汰しています」で始まって1往復で
終わる内容ばかりだったので、今日のような会話ができて嬉しかった。

Aさんとは知り合って8年くらいになる。こんなに長く友情が続いて
いる異性は他にいない。
互いの生活の場の距離の差と、帰省したときに一緒に走ったり、
おしゃべりをする頻度が、ほどよい感じで気持ちの距離感を
形勢しているのかな。
向こうにとって私はワンオブゼムなんだろうけど、私には
けっこう大切な人なんである。


2008年02月07日(木) いい夢

明け方、一度起きてからまたベッドに潜り込んだら夢の
世界に突入したようで、リアルな体験をしたみたいだった。
朝のうちは覚えてたのに今は、四国のどこかにグループで
作業していたこと、プロペラ機が2機上空で接近していたこと
が断片に残っている。
その後が、なぜかヨハンが現れて一緒にビールを飲みにいく
ことになってビヤホール(ホイリゲみたい)空席を探していたが
なかなか見つからなくて、上の階の真っ赤なソファに横並び
に座ったところで目が覚めた。

現実世界では、すれ違いでなかなかトレーニングでお目にかか
れなかったので、夢に登場したんだろうか。
夢は何も制約がなくて楽しかった。

現実は1メートル横で一緒に走っているだけで、すごく
満足なので、夢の中でツーショットで話ができるなんて何と
ラッキーなことであったか。


2008年02月06日(水) トレーニング・読書

木曜はマラソンプログラムに2分走x8本が組まれている。
こなせるかどうかわからなかったが参加。
集合場所で待っているとビルギットが来た。彼女とは5年くらい
知り合いだが、ハーフでは私がいつも早くフルでは彼女には
かなわない。
ここ2年くらいは10Kも後追いで、全く歯が立たない。
理想的な持久力の持ち主で羨ましい。

最初走ってみたらあまりいい感じではないので終始スピードを
押さえ気味について行った。
何とか8本こなした後はやはり体力の消耗がきつい感じ。
翌日起きるのがつらくなる。
あと4週間もすれば薬の効果も出ると思うので3月にはハーフを
1本走りたい。

帰宅して、読書の続き。
「冨士日記」1巻読了。ああ、でもまだ2巻残っている。
この調子で別荘の日常生活が続くとちょっと退屈かな。もし武田泰淳
夫人でなかったら、この日記が出版されたかな。3巻は長すぎる。
読者はたぶん日記のそこかしこに見え隠れする作家の日常の所作に関心
があったはずだし、あの当時の作家は、社会的にもかなりの名士で
世間の目線もかなり上方を向いていたんではないだろうか。

「カラマーゾフ」2巻途中。やっと物語が動き出した。勢いで
半分まで読む。舞台となっているロシアの片田舎やカラマーゾフ屋敷、
教会のイメージがどうも上手くできない。
まだまだ時間がかかる。

「フェルマーの最終定理」
これは楽しみながら読めた。数論なんてまず自分の人生とは関係ない
けれど、難しいことを門外漢に何とか伝えようとする文章力・訳力に
脱帽。ワイルズが最終定理の証明を完成させるのに大きく貢献した
日本人の谷山・志村予想のことを詳しく書いてあるので、
食べるのに事欠いていた時代に、こんな独創的な予想をした数学者が
日本にいたことに感動した。数字にロマンを感じて、人生を賭けて
いる人たちがいることを知ってよかった。


2008年02月04日(月) 読みかけ

月末から元気が出ないのでランニングは1回だけで、医者や
整体通いが続いている。来週も整体に行くし、鍼の予約も
あることだし、今月は医療費が嵩む。財布も過労死になりそうだ。

というわけで音楽鑑賞と読書とフルートの練習で週末を過ごした。
カバンの中やベッドサイド、机に読みかけの本を置いていて
部屋を移動すると別の本があるので並行読みという感じか。

ベッド横「フェルマーの最終定理」
3分の2までこぎつけた。これから、定理を1994年に証明した
数学者ワイルズの孤軍奮闘の章へ。フェルマーは17世紀に数学史
最大の定理を提起して、それ以来数知れず数学者が難問に挑戦してきた。
あるものは証明に近づく道しるべを示し、大多数の人が敗れていった。
フェルマー自身は本の余白に定理を書いて、これは証明できたと
いう走り書きだけを残したのだが、横着せずにちゃんと証明を書いて
おいたらこの難問に数学者たちは何世紀も苦しまずに、もっと数学が
発展したんではないかと思った。横着は他人に迷惑をかけるいい例だ。

カバンの中 「富士日記」1巻
もうすぐ終わり。百合子夫人の一日の文章量が数ページと長くなって
いる。別荘に住むのもいいような不便なような印象。周囲の人たち
との交流が暖かくてよい。昔は見知らぬ同士でも助け合って生きて
いたんだなとあの時代の雰囲気が伝わってくる。
普段の買い物内容でビール、たばこ、肉の購入量の多いこと。
武田泰淳が糖尿と肝臓癌で亡くなったのも納得がいく(笑)

机上 「カラマーゾフの兄弟」2巻
1巻を読み終わるのに1ヶ月近くかかった。2巻目もスピードに欠ける。
ロシアの教会の雰囲気にどうもなじめない。今月中に読み終わりたい
ものだ。


Aqu |MAIL

My追加