雑感
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2008年01月05日(土) 仕事ことば

仕事始めの日。
同僚と顔を合わせたのは1週間ぶり、もう一人の同僚とは2週間
ぶりになる。
業務ドイツ語を使ったのは久しぶりの感があった。

職場では日本語とドイツ語と英語の3種類を使っているが
私の会話用はもっぱら最初の2つで、職場にはこの3つを使える
同僚とこのうちの2つを使える人たちのグループに分けられる。

業務連絡を一斉送信するときは、日本語とドイツ語の2種類を
併記していたけれど、昨年からは意識的に英語だけで用件を
送るように変えてみた。

ことばというものはゲームのルールのようなものと認識している
ので、職場では道具として瞬間に使えなければ役に立たない。
私の英語はドイツ語や日本語とちゃんとリンクしていないようで
がっと単語が出てこないことが多いので、少しづつ英語モードを
オンにした状態が続くように鍛えていこうかなと思っている。

でも自宅は完全日本語の世界を構築したい。やはり母国語の美しさ、
表現の多様性は大切にしていきたいな。


2008年01月03日(木) Uebung macht Meister

午前中仕事をちょっぴり片付けて、その後はフルートの練習。
誰もいないので思い切り高音域を吹いてみた。
相変わらずかすれて汚い音しかでない。始めて3−5年は
音出しの練習をみっちりやらないといけないそうだから
気長にやるしかない。手持ちの教本は高音域にはほとんど触れて
いない。それだけ難度が高いのだろう。

その分、低中音域はだいぶ音色らしくなった。一月前に息が続かなくて
不安定な小節がちゃんと音が出るようになっている。
Uebung macht Meister.
息を吐くのは身体をリラックスさせる効果があるようで、吹いていて
気分がよくなってくる。
毎日の習慣化ができれば言うことないが、練習場所には苦労するから
続くかな。
ランチをパンかおにぎりにすれば昼休みに30分でも倉庫でこっそり
練習できるんだが。

ランチはオーバーラー別店で。ここのメニューは中心街より2ユーロ
も安い。スープときのこのオムレツ、プラリーネ2個で7,9ユーロ
はお得感がある。

「富士日記」1巻を半分ほど読み進む。著者の武田泰淳夫人、
笑えるほど働いている。富士山麓の別荘と東京の本宅を週に何度も
往復して、旦那の面倒いっさい見て、運転手役も家の切り盛りも
せっせとやっているのには感心した。当時なら当たり前のこと
だったのかな。ものの値段も細かく記録があるので昭和40年代の
家計の貴重な資料になるんではと思った。

「カラマーゾフの兄弟」も1巻目半分ほど。ロシアが舞台だからか、
いまいち3兄弟やその父親に親近感が沸かない。父や長男に対して
そんなに嫌悪感も沸かないのは自分が歳をとっているから、こんな人も
いるだろうと諦観がじわりと身についているからか、まだまだ
小説の佳境に入っていってないからか、新訳で有名になっているが
翻訳日本語はやはり読みづらい。この休暇中に読み終えるのはちと
しんどい。


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