雑感
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2005年08月30日(火) 遅い夏

日曜は雨模様で冷え冷えとしたが、月曜は一転快晴で気温も25度
まで上昇した。
こんな日は、もうそんなにないだろうし自転車に乗りたいと
思ったので定時で退社。

先日、落車して痛い目にあったのに懲りずにドナウへ繰り出した。
夕方の太陽には初夏の頃のような勢いはなくて、ゆるりと川面
を照らしている。
先日は大雨のせいで怒りにまかせて流れてたのが、今日の流れは
落ち着いている。

こういう日は同じことを考える人も多いのか、自転車の行き来が
せわしい。
とある、川辺のカフェレストランで休息。お腹も減ったので
ソーセージのグリルとフライドポテト、ビールを注文。
典型的な身体に悪い食事。
2時間ほどペダルを漕ぐのでまあいいことにしよう。

新しい自転車にそろそろ慣れつつある。ハードテイルだから?
踏み込むと力がそのまま伝わるようで反応がいい。
ロードレーサーのように路面に神経を使わなくていいので
乗りやすい。

お腹いっぱいになったあと、プラターの遊歩道を通って帰宅。
水曜にもういちど乗ってみようかな。


2005年08月28日(日) シンクロニシティ

シンクロニシティはユングの作った言葉であるが、共時性原理、
わかりやすく言い直せば「意味のある偶然の一致」ということ
らしい。

今日は2回もこのシンクロニシティを体験したのでびっくり
だった。
今日、マウンテンバイクを近所のショップで購入したが、
応対してくれたお兄ちゃんが何となく顔見知りだなあという
気がしていた。支払いを終えた後、お兄ちゃんが「3年前に
ロードレーサーをプラターのお店で買ったことないですか?」
と尋ねたのでやっと思い出した。
彼はその後、このショップに転職したのだった。
思い入れの強い自転車2台をショップは別でも同じお兄ちゃんから
買ったので、へえと思った。前のショップも、ここも店員の数は
多いからこういうこともあるのかと感心した。

買ったばかりの自転車に乗ってウィーンの森へ行く途中、
自転車道で、カラフルなマウンテンバイクに乗ったおじさん
をパス。カーレンベルグというウィーンの森のてっぺんまで
乗ったり、ドナウで遊びほうけた後、帰宅途中、運悪く落車
してしまった。膝をおもいきり打って、ベンチで座り込んで
はずれたチェーンを掛け直そうとしたのだが上手くいかない。
10分くらいチェーンと格闘していたら、背後から声がする。
振り返ると、件のカラフルなバイクのおじさんが手伝ってくれ
た。ようやく直してもらったあと、「さっき自転車道で会った
よね?」と言う。
変速が上手くいくか見てくれてようやく、気をつけてお帰りと
言われた。
丁寧にお礼を言ったが、こういう時にはお礼にお茶でもいかが
と誘うべきだったのかも。

自転車がらみでこういうことが一度に起こるというのは不思議。
落車した場所は何百回も通っているので、滑るはずはないのだが・・
世の中は不思議だ。


2005年08月27日(土) 楽しみのかたち−買い物

予想していなかった臨時収入があって、使い道を考えた。
普通なら、有事に備えて貯金するところだが、今回は自分の
欲しいものを買ってみようと思った。

経験的にわかるのだけど、お金というものは脇に置いていても
お金自身が勝手に行き先を決めている風なところがあって、
持ち主の意向とは関係なく、手元を離れていく。
身内の入院費やら、借金の申し込みやら・・自分の楽しみの
ために使えない。

何に使ったかというと、3年前からずっと欲しかったマウンテン
バイクを買った。
ノートパソコンやデジタルテレビやDVDも至急に必要なもの
だが、自分に一番楽しみを与えてくれるものを優先した。

久しぶりに自分にとって大きな買い物をしてみると、普段は
感じることのできない嬉しさがあふれてくる。
なるべくお金を使わないようにと質素に暮らしているので
いつのまにか自分のお金のキャパシティが小さくなっていく
ようで不安になる。たまには、めりはりのある買い物をしようと
自分に言い聞かせている。

マウンテンバイクがあれば、電車に乗っけて遠くまで行ける。
そろそろ色づき始めた木々や、落ち葉を踏みしめて林道を走
るのは楽しみだ。


2005年08月25日(木) 楽しみのかたち−寄付

以前に教えられた楽しみのかたちの一つに寄付をするという
項目があった。
寄付をすると、自分の中に必要以上の豊かさが流れていることを
実感できるらしい

お金や物を寄付することは、決して他者を自分より低く見て
いるのではなくて、自分の豊かさを再確認する大事な作業だと言う。
大富豪は、余裕がない若いときから寄付をして社会に自分の
もっている富を還元して、さらに豊かさを自分に呼び込んでいる
と本田健さんは言う。


母の影響か、他者にものをあげるのは大好きなので、オークション
に出店して、最低価格も最高価格で落札されても同じように
いい気分になるし、早く受け取ってほしいので入金確認よりも
先に発送している。
これも寄付の変形かな。

物乞いの人たちや、災害の義捐金に意識的に寄付をしているが、
お金が減ったという感じは全然なくて、すっきりした気分に
なるのは何故かしら。


2005年08月24日(水) お金の問題か

今年こそは、マウンテンバイクを買いたいと思っていたのに
いざ自転車の季節がやってきたら、お金がなくて買えないという
結論が自分の中で大勢を占めるようになった。

3年も前から夏に乗りたいと思って実行に移せないというのは
お金の問題にして、買おうという努力をしていないのではと
ふと思った。

アパートの契約更新を先日、大家さんと話したときのことを
思い出した。長期に渡って、ちゃんと支払ってくれるので信用して
敷金を返しますと言われた。

敷金の額で、欲しいなと思う自転車が買えることに気がついた。
今まで、お金の問題にすりかえて「買わない、買えない」に
しがみついてきたが、お金の手当てができる以上、これは
言い訳にならない。

夏が終わると、長い冬がやってくる。
もう少し、冷静に判断してみよう。お金というのは大事だが、
自分の人生の手持ち時間はもっと貴重だよと、心の奥深くから
聞こえてきそう。


2005年08月23日(火) 好きというエネルギー

ジョギング仲間のヨハンが9月のハーフを一緒に走ろうと
誘ってくれた。185センチの長身で、話し掛けるときは
首を思い切り揚げないと視線を捉えられない。
目に力があって、弾き付けられる。
彼は最近、練習にも本腰を入れるようになってスプリントでは
まったくついていけなくなった。

いつも冗談を言って二人で笑っているのだが、次回のマラソンで
協力して記録を狙おうと言ってくれたときは本当に嬉しかった。
他の仲間は翌週にベルリンマラソンがあるからハーフには
出ないだろうし、私くらいしか誘う相手がいなかったからだと
思う。
彼のことは気にいっているので、一緒に走ることを楽しみに
している。
足手まといにならぬように、それなりの脚を作らなくちゃ。


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