気がついたらずいぶん長いこと書いていなかった。

６月末にクロカンを初めて走って不整地を走るのが
おもしろく思ったせいだろうか、先週は初の自転車レース
に参加した。
９７キロのライトコースを選んだけれど、ずいぶん
しんどかった。制限時間がずいぶんと長かったので
ツーリングのようなイベントかしらと勘違いして
申し込んだのが失敗の元・・
参加者がずいぶんと少なくて、スタートして気がついた
が、他の人たちは平地だと時速３５キロ以上で軽く
走る脚を持っていた。
私はどんなにがんばっても３０キロも出ない。
まして、ウィーンの南の森はアップダウンの激しい
コースで山も４箇所くらいある。

１時間走ってリタイアしたかったけれど、収容車は私を
置いていったので、ゴールまで走らないと帰れないこと
が判明。自分のペースで走ることにした。
坂道をのろのろと走っていると汗が噴出して、頭もぼー
っとするけれど、山の上から下界を見下ろすと今までの
疲れも忘れてしまう。下りになれば、平地では絶対出せない
ようなスピードで飛んでいくような感じが心地よい。

結局最終でゴール。閑散としていて淋しかったが、先導
してくれた白バイが、がんばったねと言ってくれた。
お手間かけてくださってありがとうとお礼を言った。
もう少し脚を鍛えて他の人についていけるくらいになった
ら、またレースに出ようと思う。
山の上から見下ろす景色は素晴らしかったので、競争と
関係なしで今度走ってみよう。

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