皇帝の日記
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最近着物というか、羽織っぽいカッティングの上着がひっそり流行っています。 昔ハリウッド映画とかで、女優さんが家の中で着物をガウン代わりに着たりしてたでしょ。 あれを外着にしたようなん。
しかしねえ、僕が着物風のカーディガン(?)を着てしまうと、あまりに本物と言うか。 とってもジャポネスクを感じるじゃあーりませんか。 だからちょっと止めとこうかな、と思っていたのだが。
普段から寒い時にはどてらを好んで着ている皇帝。 羽織物を着ると、心が落ち着くのは確かです。
試しに一着買ってみるか・・・変だったら家で着れば良いじゃん・・・。
と、セールに出ていたKIMONOを購入。 するとどうでしょう。 うん、確かにリラックスする。 パジャマの上に羽織ってもしっくり。 良いぞ。 ちょっと日本で見たら、お襦袢っぽい薄いピンク色だが。 他の人はそんな事には気がつくまい。
というわけで、週末羽織ってだらだらと優雅なひとときを過ごしていたのだが。 そういえば、背中が痛いから運動はお休み中とは言え、ブーマーさんの散歩には行かねばなるまい。 ブーマーさんには週末とか関係ないもんね。 俺たちには土曜日しか無い。
と、お散歩中日に焼けないように買った麦わら帽子を被り。 こないだ散歩中に枝が足首に刺さったから、サンダルを脱いでハイソックスを履いて、黒いスニーカーを装着。
・・・するとどうでしょう。
何故か阿Q正伝風というか、清人車夫風というか、あやしい阿片売りというか。
まあそんな感じの出で立ちになったではありませんか。
不思議・・・。
背中が痛くなってしまった。
産前に頻繁に整体に行っていた時の痛みの100分の1くらいなので、油断してたら段々肩が動かなくなって来てしまった。 肩甲骨あたりが痛いから。 こらいかんなあ、と整体に久々に予約して行ったら、お世話になってた女医さんが臨月になっていた。 えーと。
つまり、僕の妊娠中から、彼女も妊娠していたわけだが。 ・・・平均的なアメリカ人の体型だから腹が出ていると思い込んでいた。 全然気がつかなかった・・・。
今日はどうしましたかー?よっこらしょ。 という彼女に、背中が痛いとか言うのは気が引けるが・・・だが背中が痛い! というわけで、背中をバキバキしてもらった。
ついでに肩もバキバキ。 皇帝はお婆ちゃんも母ちゃんも肩が悪かったから、きっともれなく肩が悪くなるでしょう。 サラブレッド肩痛。
いつも通り「今日は重たいもの持たないでねー」と帰されたが。 帰りにイサムさんを迎えに行ったら、猿のごとく木にぶら下がって遊んでいたイサムさんに飛びつかれ、グキッとした。
先生イサム15キロは重いものに入りますかー? アユミ7キロは重いものですかー? 猫らは重いものですかー? バナナはオヤツですかー? スイカは野菜ですかー?
さて、日本から救援物資が届いたので、ぽちぽち開けている。
メインはおひな様。 二月になったら飾ろう。
今まで親父様がDVDに録画してくれていた「おかあさんと一緒」がブルーレイになった。 ブルーレイはリージョンコードが無いのです。 今まで小さなDVDプレイヤーの画面で観ていたのが、大きなテレビ画面になったため、イサムさん興奮。 母はお姉さんの皺を見つけてニヨニヨ。
そして送ってもらった吉田戦車の「漫画親」 これは良かった。 男親の側から描かれている珍しい育児漫画だし、イクメンかどうかわからんけど四六時中育児をしているジャバ夫さんが、えらい共感していた。 いつまでも新生児で居て欲しいとことか。 子供の居ない日に風呂で泣くとか。 ちょっと見ないうちに成長されてると、戸惑うとか。 あるあるネタらしいよ。
ところで、なんで育児書では、赤子の首肉の間に超垢が溜まるって教えてくれないんでしょうね。 すごい一般的な罠だと思うんだけど。 それとも、あの埋蔵金を自力で発掘できた時に、真の親として目覚めるのだろうか(何に?
バンクシーさん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/バンクシー
イギリスの近代芸術家で、ゲリラ的な芸術活動をしており、時々公共物を破壊するため逮捕状が出てるんで、本人は顔も声も本名も非公開。 その破壊的で都会的な作品に、世界中、もちろんロスにもファンが多い芸術家です。
バンクシーは何者なのか・・・。
あまりにも豊かな創造力に、バンクシーは個人ではなく、グループで活動しているんじゃないかとか、色んな憶測を呼んでいますね。
という話をジャバ夫さんをしていて、最も驚くであろうバンクシーの正体は!?と大喜利大会。
優勝は
実はバンクシーのお婆ちゃんが作品を作っている。 時々街中で活動している人は、孫。 ゲリラ活動は孫がしている。 本体はお婆ちゃん。
でした。
使わない単語を覚えている。
使わないかどうかは私次第なんだけどさ。 使ってる教科書が、やけに上級向けなためか、普通言わないような言い回しとか、重箱の隅に近い方の内容になって来ているのだ。 This is a penから、思えば遠くへ着たものだ・・・。
薄々思っていたが、先生も「これ使わないよな〜・・」と思っている雰囲気が出ている。 「まあ、もし万が一こういうシチュエーションに陥ったら、使うかも知れないから念のため覚えておいて」とまあ、あり得なさそうな枕詞を挟んで来る。
ほんで気がついたけど、先生の中の特定国家への思いが隠し切れずに出て来てしまっている。
たとえば、イギリスに対して先生は 「仮定文では主語が何であれbe動詞はwere、でもアメリカではI was, She was, He wasで通っている)でも、もしかしたら君達が将来イギリスの教養階級の人とお話しする時に、恥をかかないように教えておきましょう。正しくはwereですよ」 と思っている。
たとえば、オーストラリアに対しての先生の思いは 「この時のaをアと発音するのはオーストラリア人だけだかんね。ぷっ」 だ。
さて、本日のイサム語
いえしゅ! =イエス はぎゅぷりー =だっこ(ハグ・プリーズ) しょあー =シャワー ばしゅ =お風呂(バス)
昨日焦げ付いたフライパンは、一日中石鹸につけておいた結果、綺麗になりました。 ジャバ夫さんに「腕の火傷はどう?」と聞いたら、「まだ痛いねー」と反対の腕を見ていたので、大丈夫でしょう。
さて、巷ではもう流行が沈静化したであろうトレイシーメソッドによる運動ですが。 これに産後、本気で真剣に取り組んだら、なんと腹筋が割れてきました。 ・・・。
・・・トレイシーの嘘つき・・・。
トレイシーは「個人的には6つにわかれたムキムキ腹筋は大嫌いで、女性らしい凹んだお腹を作るための運動を考えたの!」とか言ってたんだ。 言ってたくせに。 トレイシーと男性スキャンダルを起こしたとかいう、マドンナの呪いだろうか。
どんだけ真剣に取り組んだかと言うと、産後一か月の検診後、ほぼ毎日1時間のDVDを1ヶ月。 45分のDVDを2ヶ月やってた。
ついでに言うと、トレイシーが「この運動中に、あなたの産んだ赤ちゃんが目の前に居たらサイコーね!!」とか言うんだけど。 最高どころか。 ぎゃーすか泣く子を前にして、無理矢理運動時間を作るもんだから、「この貴重な時間内で、得られる最大の効果が欲しい!」と頑張るわけですよ。 各ポーズ中、限界まで頑張るよ。 力も入るよ。
イサムさんは腹筋中に腹の上に跨がって来るよ。 猫らは上り下がりする脚に飛びついて来るよ。 ウイジが吐くよ。
ぬおおおおおお。
漫画で表現したら、常におでこに血管が浮いてる感じですね。 そら腹筋も割れるさ。
でも妊娠で伸びた皮は、自然に戻る速度でしか戻って行かないので、硬い腹筋の上には、たるーんとしたシワシワの皮が乗っているわけです。
たるーん・・・。
正しい男の料理は、キッチンやガス台などの調理器具への被害が甚大でない物である、という偏見があります。 今日のジャバ夫さんは、餃子とラーメンを作るのに、フライパンの底を焦げ付かせ、木べらを燃やし、自分の腕もアツアツの麺で焼いたので、満点の男料理人と言えましょう。 しかも、今流しのコップを片付けたら、ワイングラスの足が欠けていました。 フライパンの柄がヒットしたようです。 すごいな・・もう・・。
さて、またイサムさんが風邪で学校を1週間程お休みしています。 熱は微熱程度なのだけれど、上がったり下がったりウロウロしていて、下がったから「よし、明日学校行こうぜ!」と言うと、朝になるとまた微熱になっていたり。 熱があるとお迎えコールがかかって来るので、37度程度でも休ませなきゃならんのよ。 そんくらい子供には平熱な気がするんだけど。 やでやで。 ウイジにうつらなければ良いが。
ウイジは密かに3ヶ月になりましたが、すでに6ヶ月の服を着ている。 ムチムチ。 あいかわらずおしゃぶり大好きだけれど、最近は自分の手を発見して、握りこぶしをぺろぺろしたりして、大人しくしていますよ。
ウイジがおしゃぶりをチュッチュしてたら、たまたまイサムさんが通りかかったときにぽろりと口から落としたのですね。 そしたら、イサムさんがさっとまた口に入れてあげていたので、感動した(落としたおしゃぶりを口に入れたとかいう問題はともかくとして) えらく受けたので、イサムさんはその夜、大人しくおしゃぶりをチュッチュしているウイジに忍び寄り、チュッポ〜ンとおしゃぶりを奪い、また口に入れてあげるという事を繰り返し、ついに泣かせていました。 ・・・まあ・・。
まあ・・・。
イサムさんが熱出して学校から返されてきました。 うつらないか否かが勝負。 というか、微熱だども元気ぱんぱんなご様子で遊び転げてますけど。 熱出てるけど元気な子供達用の保育園を作って欲しいわ。 そんなわけで、僕は今日英語の授業を休みました。 くすん。
さて、昨日の朝寝中に、8時30分に義弟がやって来て物音で起こされると言う夢を見て「こんちくしょーめが!!」と怒りながら起きたのですが。 (起きたのは7時頃)
今朝、まさに8時30分に義弟がやって来て、3度寝中のウイジと共に起こされてしまいました。 あらやだ、予知夢? がっでーむ!!
今まで職業を聞かれたら「名探偵(スーパースルース)」と答えていたけど、これからは「巫女(シャーマン)」と答える事にしました。
でも明日の事がわかるって微妙。 もっと未来の事がわかれば良いのに。 というか、もっと株価とか有益な事がわかれば良いのに。
あ、義弟が朝来るのがわかってたら、起こされないように罠を仕掛けておけば良いのか。
ドアベルにカタツムリを貼っておくとか、地味に嫌なヤツ。
市のプチ裁判所みたいなのに行って来た。
なんでそんなところに用事があるかと言うと、家を建て直すのに市の許可がいるから。 色々建築基準が厳しくて、この審査をパスしないとなんも建てられないのだ。
元々の家は、建築基準がまだゆるゆるだった頃に建てられたものだったので、色々と自由奔放にというか、適当に建てられていた感があったが。 今は防火装置とか水道の通し方とか電気の使い方とか、色々厳しい基準があるらしいのだ。 一度、家の設計を通そうとしたら許可が下りなかったので、今度は自ら裁判っぽいところに出て行って、「このような理由でこんな設計なので、許可をください」と申し立てなければならなくなったのだ。 その出頭が今回二度目。 うへー。
証人として来てくれたのが、設計した建築士のおっさんと、アシスタント、それから近所の方がボランティアで。 近所の人は、その近所がどんな風に復興中で、どんな風にそれが遅れていて皆がいらだってるとか、そんな事を証言してくれた。
しかし、そんなところにオラが行っても何もわからんがなー。 難しい法律のお話だものー。 子供の面倒もみなきゃ行けないし。 そしたら義母はウイジを連れてけと言うのです。 しかも、学校に行っているイサムさんも、わざわざ迎えに行って連れて来いって言うのです。 いや、言うのは簡単だがよ。
三ヶ月のウイジはともかく、イサムさんが大人しく傍聴しているわけが無い。 じっと座っているなんて、無理な話さ。 というわけで、傍聴席の折りたたみの椅子を一通りぱたんぱたんした後は、きゃっきゃっきゃっと遊んで、セオリー通りひっくり返って頭を床で打って「わあああああああ!!」と絶叫泣き。 つられてウイジもイナバウアー泣き。 阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ。
ところが、これが元弁護士の義母の作戦だったのです。
こちらは家を建てる許可を、とにかくはやく出してもらいたい。 すると、そこに住む人間の顔が見えた方が、役人受けが良い。 その上、小さな子供が居ると「なんとかしてやらな」と思う気持ちが追加され。 赤ちゃんがいると「あの子にはすぐ落ち着いた家が必要だ」という気持ちになるのだとか。 そうなってくると、多少部屋数が多かろうが、「あの子が住むのに必要なら良いか」と甘くなって来て、最終的に「ま、なんでも良いか」とサインしてくれて終わり。
・・そんな風に事が運ぶもんかね。
と思ったら、運んだのです。 しかも即判決。
審査員達が赤子の泣き声に閉口したのかもわからんけど、前の人達の審査が2時間以上かかったのに、我々は30分程で終〜了〜。
おおー。
というわけで、今回はイサムさんとウイジが大仕事をしたのです。 でも、もっとも同情を買ったのは、泣き赤子両手に抱えた母ちゃんだったと自負していますがね。 ふふん。
ようこそ蝋人形の館へ・・・
ぎぎぃ〜
バタン!
というわけで、今にも何かが出そうな程古い我が家ですが。 大家さんはCMプロデューサーで、何か家に不具合があって電話をかけると、時々CMの撮影中だったりします。
ほんでこの間大雨が降った後、雨に弱い南カリフォルニアらしく雨樋が壊れてしまい、大家さんに電話をかけたら「すぐ直すよ〜」と言って本人がやって来て、せっせと直してくれた。 ・・・普通、大家さんが業者を呼んで直すもんなんだが・・・。 どうやら不景気でそれどころでは無いようです。
大家さんが老体にむち打っていまだに仕事を続けているのも、このボロ屋をとっとと売っぱらって現金化したいのも(しかし不景気で地価が下がった上に売れない)、全ては4人の子供の養育費の為。 そして離婚した妻に財産分与をしなければならない為。
そう、このおんぼろ家屋には、長年連れ添った夫婦が離婚にいたるまでの、執念と怨念も込められているのです(劇的ビフォアアフター風に。
怨念はそこかしこに感じられます。 とにかく無理なリフォームが多い。
廊下の途中に突然、脈略も無く扉があったりする。 それはダイニングの窓がきっちりとしまらないので、すきま風がびゅーびゅー吹いて気温が下がるので、寝る時にこの扉を閉めれば寝室の温度が下がらないと言う工夫でしょう。
窓を直せ。
また、マスターベッドルームのトイレの中に扉が有り、やたら立派なサウナが突如ついています。 これは夫が「俺のドリームハウス〜。サウナ欲しぃ〜」とつけたがった物の「あんた、そんなものどこにつける気!?」とせめぎあった結果、このような中途半端な結果になったのではないかとうかがわせます。
サウナは今、蜘蛛の繁殖地です。
やたらに真新しい子供用の風呂場が一部屋ありますが。 これはその他の風呂場に湯船が無く、無骨な水圧の調節できないシャワーがゴーンとついていることから。 3人目の子から4歳差で産まれた、年寄りっ子の末っ子の為に「あなた湯船が無きゃ赤ちゃんをお風呂に入れられないじゃない!サウナより湯船でしょ!何考えてんの!きー!!」と無理にぶっ込んだ感が漂います(妄想。
ありがとう、うちの子らが安全にお風呂に浸かれます。
更に子沢山仲良し家族当時をしのばせる、5月5日(かどうか知らんが)の背比べ、柱の傷が生々しく残っておりますが。 一番下の子が10歳になった時、何かが起こってそこで記録が止まっています。 前述の、上の子と4歳差で産まれたと言ったのは、この柱に残る2番目に若い子供の記録が14歳で止まっているからです。
怖いので我が家では話題に上りません。
そしてあちらこちらに敷かれた安物のカーペット。 きっと子供がひっくり返って頭を打つ頃、あーでもないこーでもないと言いあいながらあちこちにカーペットを敷いたのでしょう。 一個だけ、トイレなのにカーペット床なところが有り、迷走ぶりがわかりますね。
カーペットは犬猫赤子が汚しまくって、今やシミだらけです。 大家さんすいません。
そんな淀んだ空気に支配された家に、義父母のちょっとキモイ現代美術品が飾られていて、よりいっそう出そうな感じですが。 新しい家に引っ越す前に、是非お越し下さい。 白い毛に覆われた巨大な四つ足が、あなたをお出迎え・・・。
産前の体重に戻りましたー。 ジーンズが履けると、ぐっと生活が楽になりますな。 ほほほ。
さて、痩せたは良いが、鏡を見るとあら不思議。 顔に深い皺が刻まれた、ほお肉の垂れ下がった老婆の姿が。 あらやだ、誰かしら。 いや自分だし。 何故。 何故こうなった。
せっかく産前の服が入るようになっても、こんな様子ではかわいい服を着たら浮いてしまう。 ついに受け入れなければならない時が来たのか。 老いと言うヤツをよ。 シュッとした落ち着いた黒とかグレートか白とかの服ばかりを着る日が来たのか。
・・・まて。 そんな簡単に老いて良いのか。 子供が二人も居るんだし、もう老いても良い、とも思ったが。 老いた奥さんではジャバ夫さんが可哀想ではないだろうか。 ジャバ夫さんは性格的に浮気もしないし、どうやらありがたい事に近々妻にお暇を出す予定もなさそうだから。 (いまのところ)人生最後の女性となる妻が、そうそう衰えてしまったら気の毒だ。 可哀想に可哀想に。 おうおうおう。
というわけで、原因と対策を練る脳内会議をしてみた。
まず、何故頬肉が垂れ下がったのか。 これは口角が下がっているから。 生まれつき口のつき方が口角下がり気味だと言うのもあるが、ここのところより一層口をへの字に結んでいる時間が長い。 特に搾乳時だね。 下を向いて、口をへの字に結びながら、一心不乱に20分×8回/1日毎。 特に早朝の搾乳時には、眠さも手伝って眉間に皺を寄せながら、まさに苦悶の表情で居る。
これが顔の皮膚に形状記憶されてしまっているのではないか。 いかんね。 昔話に出て来る、意地悪ばあさんがこんな顔をしていた。 人に意地悪するって、けっこう大変なストレスなんだね。 深いな。
というわけで、この搾乳の時間に、口角を上げてみる。 誰も居ないのに満面の笑み。 ちょっと気持ち悪い。 だが致し方ない。 怒り皺よりも笑い皺の方が良い。 顎の下の肉も引っ張られて上がるし。 ニヨニヨ。
ずっと口角を上げっぱなしと言うのも飽きてしまうので、ちょっとトレーニングっぽく右頬を上げて、疲れたら左頬を上げて、両方上げて、と無言でメニューを組んでみたりする。
他に、他に1日何回か一人でしなければならない、顔面が暇な用事ってあるだろうか。 それは運転中。 学校に2往復するのに、15分×4という時間がある。 運転中も、ニヨニヨ。 対向車線の人が気持ち悪いだろうから、車が来たらさっと無表情になる。
と言うような事を先週試しにやってみたのだが。
顔の皺はまだ特に効果はないものの。 初めてやった時にはすぐに頬骨附近の筋肉が疲れてしまっていたのが、楽に口角を上げられるようになった。 にやっ。 これでいつでも笑いたい時に笑える反射神経が養われましたな。
そしてそして、なんと。 楽しくもないのに笑っているせいか、なんだかとっても上機嫌になりました。 今まで搾乳中など忙しい時にジャバ夫さんに呼ばれると 「何よー!」 と返事していたのが 「あろ〜は〜」 という感じに。 心に余裕ができた感じ? いや、どっちかと言うとテンションが上がってる感じかな。 ウキウキ気分。
たまたま今週私の気分がうきうきしているのか、それとも微笑み効果なのか。 どちらにせよジョイフル気分なので、来週も試してみようと思います。
他の人もやってみてくれないかな。 そしたら本当に気分に効果があるのかどうかわかるのに。 ニヨニヨ。
ビーズのクラスは彫金と全然違う雰囲気だった。 火もトンカチも糸鋸も使わないので、平和な感じの普通の教室で、ほのぼのとビーズに糸を通すマダム達の集まりでした。 爪も割れないし、怪我もしなさそう。 おほほほほって感じ。
さて、英語の授業始めの一週間が終わりました。 月曜から木曜。
相変わらず皇帝の最大の弱点はボキャブラリー。 ボキャ貧なので、教科書に知らない単語が一杯。 あうー。
教科書は毎回学校が貸してくれているけど、英単語の教科書だけは買って家で勉強できるようにした。 それと、成語の教科書も買うかどうか検討中。 この辺を押さえておけば、もっと英語の理解力が上がるんでないでしょうか。
文法は、以前テキサスのESLで学んだ事とほぼかぶっているので、ちょっと手抜きでも大丈夫。 授業以外の時に勉強をする余裕が無いので(3時間×週4だからねえ)、先生が文法のこと説明し始めたら、すかさず単語の予習復習に一人で没頭。 とにかく、この学期では単語数を増やす事だけを目指して頑張ろうと思います。
あと、語学ではクラスメートのやる気度も、授業のクオリティーを左右する重要な要素なのだが。 この辺は申し分無いようです。 移民ヒスパニックが多くて、生活かかって仕事に英語が必要な人がほとんど。 仕事で遅刻早退する人も多いけれど、授業に出れる時間は集中している。 忙しいのに少しでも学校に来るということ自体が情熱を感じる。
というわけで、環境はそろっております。 ウイジを見ててくれる家族に、貴重な時間を作ってもらっているから、ここで頑張らな。 えいえいおー。
余裕を持ってカリキュラムを組んでたつもりですが、授業と授業の間に家に帰って搾乳して授乳して自分がご飯食べて・・・とやってると、けっこう余裕が無い事がわかりましたんで。 スペイン語は時間的に残念ながらとれなくなりそう。 びえーんびえーん無念。
さて、皆のアイドルチャムに、手編みの毛糸帽子を送ってくれたそこのアメリカンなお嬢さん!ありがとう! でもデザインが日章旗なんだ。 ごめんよ、これはチャムに着せて学校に行かせられない。 というか、どこにも行かせられない。 危険過ぎる。
今やトヨタのプリウス大好き!ソニーのテレビ大好き!なサンタバーバリアンだけど、実は日本の潜水艦に威嚇射撃をされた事があって。 しかも日系人をキャンプに送る政策が出た時には、必要以上に張り切っちゃって、アジア人全てを市内から駆逐した為に、これだけロスに近いのに中華街が無いサンタバーバラなのでした。 いまだ記憶に新しいお年寄りが居るかもわからない。
帽子を編んでくれた子は政治的な人では無いし、むしろ歴史にも全然興味がないので、単に普通の国旗よりも編み物の柄に合っていると思ってこちらのデザインを採用したんだと思うけど。 ごめんなー。
と思いながらクローゼットにそっとしまっておいたのだが。 先日その子から電話があって、ジャバ夫さんが思い出したように「着せられないのはわかったけど、着てるところ写真に撮って、お礼のメールをしたら良いんじゃない?」と言出したのだ。 そうねー。 手編みのプレゼントだし、チャムの事を思いながら編んでくれた事自体は、とってもうれしかったし。
クローゼットから帽子を取り出してみたものの。
・・・駄目だ。
これを頭に着けさせて、戦争に息子を送り出したお母さん達の気持ちを考えたら、やっぱりとてもチャムに着せて写真を撮る事は出来ない。
そのお母さん達は、カメラも無かった人がほとんど。
子供の姿を目に焼き付けて見送ったかと思うと。
だ、駄目だ。 無理。
というわけで、プレゼントの心はありがたくいただきました。 友達を作る上で、歴史も人種も国籍も関係ない!とはいつも思っています。 でもやっぱり、最低限の世界史の勉強はしておいた方が良いんでないかな、とおも改めて思いました。 一般常識程度のね。
あと、男の子の母になったらよりいっそう反戦意識が高まっている事に気がつかされました。 戦争怖い。
賢かった犬ブーマーさんは我が家に来て、義両親に育てられる事により、順調にバカ犬アホ太郎に成長しておりますがなにか。
しかし、いまだに散歩は皇帝が連れて行っているので、いかにアホになったとしても、紐を引っ張るようになったのは困った。
ロッキーさんに鍛えられ、大型犬のお散歩の時には紐を腕に巻き付けてはいけないと言う事を学んだ皇帝。 不測の事態で引っ張られた時に、ぱっと紐を放せるようにしておかないと、命が危険に晒される場合があるからだ。 小型犬の散歩であれば、走り出した犬を紐で引き止めて車に轢かれないように、とかあるだろう。 だが大型犬はね。 走り出した犬を留めるどころか、一緒に車に轢かれる危険性がある。 ロッキーさんはさすがソリを引く犬なので、リスを追いかけて皇帝を引倒し、そのまま数メートル引きずると言う事件があった。 ロッキーも私も若かったな。 もう7、8年前ですか。
だからブーマーさんの紐は握るだけ。 腕には巻き付けない。 すると、その辺の善良な小型犬を追って走り出したりすると本当に困る。 ウイジを抱いていたり、イサムさんを連れていると、ブーマーさんだけに注意を向けているわけにもいかず。 このままでは散歩できなくなってしまう。
という危機感を持って、ある日意を決してじっとブーマーさんの目を見ながら 「散歩中は私がリーダーだから。けして紐を引っ張ってはいけないよ」 と言い聞かせたら、それから全く引っ張らなくなった。
君はやれば出来る子だと信じていたよ。 というわけで、危ういところでブーマーさんの楽しいお散歩時間は守られたのでした。 ふう。
イサムさんのヘアカットに行って来た。 修羅場とはこう言う事を言うのでしょうね。 泣きわめくイサムさんを、ジャバ夫さんが押さえつけ、私が頭を押さえて、ぎゃわわわああああああぎゃわわわあああああと切って行く。 イサムさんは泣き過ぎて青っ洟が飛び出る始末。 よだれもビロ〜ンと垂れたわ。 恐るべし。 もうしばらく切りたくないから、思いっきり短くしてもらった。
辛い・・・。
他の子はわりと大人しいのに。 何がそんなに嫌なんだい?
さて、世界一不味い寿司を食べた。 いやあ不味かった。 サンタバーバラを訪れる人が、偶然にも口にしないように店名をあえて書こう。 SHINTORI SUSHI というステートストリート沿いのお店。
シャリは小石かというくらいにガチガチで暖かい。 魚は生臭く薄く。 カウンターに座ったのだが、前の客のせいか枝豆が点々とテーブルの端に落ちている。 シェフはメキシコ人でBGMもメキシカン。 そして何故かげた一杯のガリ。 ガリだけで一杯なので、寿司は別途皿に盛られて出て来た。 注文してから料理が出て来るまで、永久に感じられる程待たされる。
なんなんだよ。 なんでシェフは「忍者」って書いてあるはちまきを巻いてるんだよ。 そして高額。 もう爆発しろ。
あまりに酷いので、しばらく寿司は控えていたのだけれど。
こないだミッション・インポッシブル4を観に行った時に、時間が余ったので映画館となりの軽薄な外観の寿司屋にぽっと入った。
出て来たのは寿司ではなかった。 寿司ではなかった証拠に、酢飯は酢が入ってない只の暖かい白米だった。 でも、料理として美味しかった。
寿司ではなく魚と野菜の握り飯だと思えば、実に美味しかった。 シャキシャキのキュウリが歯触り良く。 何故か混入している天かすも揚げたてジューシー。 シェフはやはりメキシコ人。 でも自分達の為に音楽をかけたりしていない。
だから、もし正しい寿司が作れないと思ったら、料理として正しく美味しい方向を目指して欲しいと思いました。 あと、店の雰囲気も、せめて静かにしろよ、と。
試験が終わりました。
僕はテストになると、仲間を殺されたジャンプキャラのごとくに実力以上の力を発揮してしまうので、クラス分けの試験とかでは逆に不利と言うか、参考にならないんだ。
というわけで、一番上のクラスに入ってしまったよ。 あーあ・・・。 ハルコさんが「あーあ」と言ってるのが聞こえそうだ。 韓国留学の時と同じ。 実力以上のクラスに入って、グダグダするパターンですね。 その節はご迷惑をおかけいたしました。
そもそも試験会場に行って見たら、ほぼヒスパニック系の生徒ばかり。 そして、全ての説明が英語とスペイン語の二カ国語。 ずるいな君達、とはちょっと思ったが。
南米の人たちのテストに対する姿勢の潔さったら。 さっと読んで、わからない問題に答えても仕方が無い!というきっぱりとした態度。 ちゃっちゃっちゃっと問題を読んで、さっさっさっと答えて、まだ時間があるのに途中退席して行くのだ。 マークシートなのに空欄って、あなた!お待ちなさい! と、お受験に脳を汚染された私は、引き止めたくなってしまいましたよ。
あきらめたら、そこで試合終了ですよ。 安藤先生!
そうです。 お受験脳では、笛が鳴るまでが勝負です。 わからない問題にも、真剣に取り組みます。 「たぶんHaveかHadが入るんだろうな」と回答を絞り込んで、出来るだけ当たりそうな答を入れる。 時間内に終わったら、もう一回見直し。 マークシートなので、番号を間違えたり抜けてるところが無いかをじっくり確認。 出来る限りハイスコアを叩き出そうと、間違った方向に努力を惜しみません。
結果、確かにハイスコア出ました。 ただ、それが僕の本来の実力かと言うと、それはどうだろうか。
しかもアドバンスドクラスだと、月曜から木曜で英語クラスにフルに出席すれば、他に数学とか色んな学科も履修できて、数年かけて単位を一生懸命取ったら、大学卒業資格がもらえてしまうのだ。 最終学歴がSBCCになってしまう。 ちなみにSBCCは、こないだ全米良い大学トップ10に選出されていました。
アメリカの大学は、入るのは簡単だが出るのは難しい、と聞いていたが・・・。 本当に門が広いな・・・。 入る気の無い人すら、こうして華麗なる一歩を踏み出せるスタート地点に立ってしまったわけだ。 いまだにCCがCity Collegeの略かCommunity Collegeなのかわかって無いと言うのに。
一瞬、フルで学校に通って卒業してしまおうか、とも思ったが、どう考えてもそれでは私はプロの学校卒業屋さんになってしまうのではないか。 なんのゴールも見えない挑戦すぎるのでやめ。 当初の目標通り、お客さん学生として、金曜日の朝だけ発音練習のクラスに出る事にした。
自分よりよっぽど出来る生徒達にまぎれて、「きー!」って言いながらハンカチをギリギリ噛み締め、半泣きで勉強するのが、僕のスタイルです。
最近やけに肌の調子がいいんですけどー。 日頃の行いが良いせいかしら。 ぐふふ。 とか思ってたけど、違ったね。
風邪の名残で夜喉がイガイガするので、寝る前の歯磨きの後に、喉を潤すスチーマーをガーガー使ってたら、その煙が洗ってクリームを塗った後の顔面を直撃していて、結果化粧水やらがしっかりと浸透し、毛穴がふっくらとしたのでした。 スチームの意外な効能。
風邪薬で有名なヴィックスが出してるスチーマーで、20ドルちょっとで薬局で売っています。 (CVSも出しているらしい) 顔面の為ではないけれど、しつこい風邪やアレルギー鼻炎にも良いそうなんで、見かけたらお試しあれ。
さて、今日これから件の英語の試験を受けに行かなければならない。 これっきり、その事について語らなくなったら「ああ、落ちたんだな」と思ってそっとしておいて下さい。 やれやれ。
学校初日にお母ちゃんに「イサムが学校に居るから、行こうね」と言われて学校に来たカミラちゃん。 ごめん、ごめんよ。 おばちゃんちょっとぼーっとしてて、学校にイサムを連れて行けなかったよ・・・。 ミヤネ。
ほんで二日目。 イサムさんを迎えに行ったら、カミラに「イサム!ミカサ!ミカサ(私の家)!」と、しきりにイサムさんを家にもって帰ろうとするカミラ。 別に連れて帰っても良いけんども・・。 何故君はそんなにイサムさんが好きなんだい? この日は盛大に漏らしたので、行く時に着せた服と全く違うコーディネートのイサムさんを連れて帰りました。
今朝は先生に「ヴァイオレットとアンドレアとカミラが、イサムが好き」と言われた。 モテ期が今来て良いのか、イサムよ。
スキニー・ビッチという言葉がありましてね。 元々ニューヨークタイムズかなんかで紹介された本の題名なんですが。 細くある為にはこのような心構えで生きて行けよわれ、という内容の本。
その心構えと言うのが、「彼氏の作った物は食うな」「家族と冷蔵庫を別けろ」「デブ友と交際するな」というような、実に細くある為だけに生きているというような・・・。 しかし、この本がスキニー・ビッチなニューヨーカーに受けて、大ヒットセラーになったんだってさ。
まあ置いといて。
母乳育児の利点にまず挙げられる「母乳出してると痩せて、産後シェイプアップに効果的」というやつ。 あれ、真実に近付けて表現変えると「母乳出してると体力と栄養を奪われてやつれる」だと思うんだよね。 だから、母乳出てる間は「栄養をしっかり取って、体力をつけるように」とアドバイスしていてくれないと。
よっぽど食べてた妊娠中より、よっぽど食べていると言うのに、ものすごく疲れている。 嘘か本当か知らないが、一説によると三時間おきの授乳を男性が一週間やると、過労死するらしいよ。 フルマラソンばりに体力を消費するんだってさ。 どうりで。 みるみるやつれているよ、私。
フランス人の母親が、ほとんど餓死寸前みたいなきびしいダイエットを強行して、その一貫として完全母乳育児をしていたら、赤ちゃんが栄養失調で死んでしまったというのよね。 なんというむごい話だよ。 ミルクあげてれば良かったのに。
自分をいじめるようなダイエットは、すべきではない。 と、警鐘を鳴らしたいのだよ。
さて、物欲に任せて集めまくった靴とバッグを、ついに処分することに。 年末にやれよ!という突っ込みは置いておいて。 いつも通り教会に寄付しようかとも思ったけど、革物は売りやすいので、次の持ち主さんに可愛がってもらえよと、一度現金化を試み。 ネットオークションで売るのは写真撮ったり配送したり管理が大変そうだから、近所の古着屋さんを利用する事にした。
この古着屋さんは委託販売で、売れた分の40%をくれるという方式。 二ヶ月間店頭に置いてくれて、その後売れ残ったら引き取らないといけない。 しかもブランド物しか扱ってくれないという。
でもまあ、ブランド物と言ってもレーベル(出自がわかる程度)がはっきりしていれば、一流でなくても置いてくれるので。 例えばDKNYとかカルバン・クラインとか、アメリカになじみ深い誰でも知ってるブランドならオッケー。
しかしサンタバーバラの有閑マダム達が利用しているので、店頭品はディオールとかシャネルとか・・・。 おおお。 ここに、なんとなーく社販で買ったドメスティック・ブランドを置いて行って良いのでしょうか。 でも、でもね、お前達は私がマーケティングで生み出した(あげくに売れ残ったわけだが)商品。 お前達、しっかり魅力をアピールして、新しいご主人様を見つけるんだよ。
と、お店を離れる時には、なんだかかわいい我が子を東京に集団就職させた田舎の母のような心境になったのでした。
でも靴ってサイズがあるから難しいよね。 私22センチなんで、アメリカにそんなに足の小さな人々が居るだろうか、という問題が。
2ヶ月後、結果を待て。
皆様初夢はいかがでしたか? 私は、日本の電車で子を二人連れながら、仕事の終わったジャバ夫さんを迎えに行くと言う夢でした。 日本に行きたい願望でしょうか。
お兄ちゃんにうつされて、ばっちり風邪をひいたウイジ。 朝晩咳き込んでかわいそうです。 痰がからんでるんでしょうけど、この世に出てきたばかりのウイジには、痰を切るなどと言う高等な技は出来ず。 ミルクと一緒に吐いたりしています。 可哀想なウイジ。 しかし、担当の小児科医の方針で、よっぽど重症じゃない限り病院に来させない事になっているので、電話で診断してもらう程度です。 薬も無し。 熱も無し。 頑張れウイジの免疫。
昨晩は咳き込み過ぎて泣いているウイジの為に、夜中何度か起きてベビーベッドを覗き込んでいたのだが。 寝る時にウイジの口に入れたおしゃぶりが無い。 ・・・どういう事だ・・・。
これが不思議な事に、探しても探しても無い。 布団をよけて、ウイジを抱っこして探すが、無い。 無い無い無い。 と探す親の姿がおかしいのか、ウイジがニヨニヨ笑っているのが、これまた訳知り顔に見えておかしい。
でも本当に無かったの。 無くなっちゃったの。
ホラー映画とかの序章みたいに。 「あなたー」 「どうした、おまえ」 「おしゃぶりが無いのよ」 から始まって、ちょっと大きくなってから兄と一緒に遊んでいるウイジのカットが入って。 「あら?あなたお兄ちゃんと遊んでたんじゃなかったの?」 と迎えにきた母親のカット。 「イサムー!イサムー!」 と麦畑の中を探す両親。 訳知り顔でニヨニヨしているウイジ。 劇場公開。
さて、イサムさんの学校が2日からだったのだが。 初日から欠席です。
・・・お母さん三が日はお休みだと思ってって・・・学校連れて行かなかったの・・・ごめん。
イサムさんの事が大好きなカミラちゃんが、今学期から同じ学校に通う事になったのだけれど。 カミラちゃんの伯母ちゃんが、うちで働いてるのね。 それで「あれ?イサムは今日は学校に行かないの?」と言われて知ったという・・・。
そうよねー。 伯母ちゃんだって2日から働いてるんじゃんねえ・・・。 東電の冷却作業だって、三号機は三が日お休みなのに(働いて下さい・・。
今日のイサム語
にゃにゃまーしゅ!=いただきます
初の日本語です。 一口ごとに言います。 時々省略して「ましゅ!」だけ言います。
どうも、元日です。
昨日から義弟夫婦も泊まり込んでいますが、彼らはほぼ毎日遊びに来ているので、特別感はございません。 ただ泊まりなので、早朝から早起きの彼らが甥っ子を追いかけ回す声で目が覚めたり、朝食から洗う食器の量が増えたり、地味〜にペースがかき乱されています。
そして、ふとベビーカーの中を見たら、本来ウイジが寝ているべき場所に、大量のボール(外用のボールとか、区別無いですからね、土足文化なので)が詰め込まれていました。
どっかーん!!
われ!何晒すんじゃ!ぼけえ!!
と、大変沸点が低く、義弟をしかり飛ばしてしまいました。 「でも赤ちゃん入ってないから良いじゃん」 と、これまた火に油を注ぐような事を言う義弟。
怒ってから数分後、ジャバ夫さんに「まあまあ、ユアンも悪気があったわけじゃないんだから」
と言われて、初めてそれが義弟ではなく甥っ子の仕業であると気がつきました。
・・・ですよね〜。
つか、義弟がボール遊びしてベビーカーにボール満載にするとか、どんだけ彼をしょうもないくそガキだと思い込んでいるのでしょう、僕は。 そんなことをしそうだと、普段から思われている義弟。 やっかいな事をしやがるのは間違いなく義弟だと思っている僕。
すいませんでしたー(棒読。
新年早々初怒り初謝り。
一年の計は元旦に在り。 皆様の初夢はいかがでしたか? おほほほ。
皇帝
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