皇帝の日記
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えー特に事態は変わりません。 痛いので、ゴロゴロ。 ゴロゴロゴロ。 咳しても痛い。
義父母がサンフランシスコの医者に診てもらいに行ってしまったので、グランマのデイケアは無く。 お手伝いさん達は週末コロラド旅行に行ってまった。 ジャバ夫さんは来客があり。 ピンチ。 暴れ盛りのイサムさんと、動けないお母さんが土日ゴロゴロしてるだけ。
イサムさんのオムツ替えなど無理なので、一見元気そうな奥様が、一々お客さんのとこにやって来て、夫に「オムツかえてたもれ」と言うのであります。 落とした物も拾えないので、鼻かんだ後のティッシュなどうっかり落とすと(アレルギーなので、一日何回も洟垂れてる)これまた夫に「捨ててたも」と。 どんな奥さんですが。
しかもこの期に及んで、デブ大国アメリカの人々は、八ヶ月の妊婦をただのデブだと思ってるフシがあるんでござる。 身動きの取れないちょいデブ(それでも「ちょい」って)奥さんが、顎で夫を使ってる。
いや、いつも夫に色々やってもらってますよ。 健康体でも。 でも奥さんは見栄っ張りなので、他人にそう思われるのは嫌。
先人達が築き上げて来た、働き者の日本人の奥さん像を、我が一代で台無しにしてはいかんではないか。 ブランドイメージは、作るのは大変だけれど壊すのは一瞬。
まあともかく。 そんな状況で、夜ジャバ夫さんがご飯を食べに外出するのにあわせて、義妹に応援に来てもらったのだが。 ユアンが猫らを追いかけ回すので、それを義妹が追いかけ回すという・・・。 結局3時間も居てもらったのに、その大半が猫とユアンの攻防で終わったのでした。 イサムをお風呂に入れて欲しかったのだけれど、そんな事は言出せなかった。 ばた。
そんなこんなで、大変疲れる週末でございました。 はあ。
奥さん、ついに動けなくなってしまいましたよ。
木曜の朝、さて起き上がろうと思ったら、脚の付け根が尋常じゃなくいたーい。 あー痛い。 と思いながらウロウロしてたら、本日よりいっそう痛くなって、ついに寝たきりです。 一応整体にも行ったけど、月曜日再診を言い渡されて、週末は家で安静にしていることになった。 あー痛いー。
とひっくり返っているので、特に今日一日なんもございませんでした。
イサムさんの容赦ない飛び乗り攻撃をかわしながら、横になっている。 かわいそうに。 お母さんの愛情を思いっきり受けられないままに、九月になったらフルタイムでプリスクールに通う事になるなんて。 甘えさせてやりたいけど、動けないもんね。 しょぼん。 もちろんジャバ夫さんがイサムさんの面倒を見てくれてるけどさ。
明日も横になってます。 ごろり。
最近まつ毛の為の美容液が、色んな化粧品メーカーから出ていますね。 まつ毛育毛。
女性であろうと年と共に頭髪が薄くなってきますが、まつ毛だって薄くなってきます。 顔を洗うと、タオルにまつ毛の抜け毛が。 もったいない。 なんてな事を思ったりするもんです。
さて、皇帝はまつ毛の長さであまり悩んだ事はないのでありますが、イサムさんのまつ毛はまた別物のように長い。 良いなー。 イサムさんに会った女の子は、100%言うね「まつ毛良いなー」と。 ゾウリムシみたいだよ、君。
そんなイサムまつ毛を毎日眺めていたので、皇帝もちょっと長いまつ毛が欲しくなってしまった。 最近化粧落しの度に、加齢で弱ったまつ毛がポロポロ抜けるのも気になっていたし。
この一年、様々なアメリカのまつ毛育毛剤、日本のまつ毛美容液を試しました。 まつ毛育毛のプロと言っても過言ではない程に。
さて、結論から言いましょう。 全てのまつ毛育毛剤は、ずばり一定の効果が認められる。
まず、まつ毛が抜けにくくなる。 毛自体が強くなって、ビューラーに負けないコシが出て来るので、変に折れたりしなくなる。 きちんとカールが出るようになる。 特に下まつ毛がわかりやすいけど、確かに毛が長くなる。
で、ここで言わせていただきましょう。 はっきり言って、誰もその変化に気がつきません。
何故なら誰もあなたのまつ毛のミリ単位の変化に興味が無いからです。
想像してみて下さい。 あなたの仲の良い友達が、もしくは妻が、恋人が「あたし最近まつ毛伸びたんだけど」と言出したら。 「へー」 と言うでしょう。 髪の毛切ったとかならリアクションのしようもあるものの、「あれ?最近まつ毛伸びたんじゃない?」という台詞は、どっからも出て来る気がしない。 そんな状態を想像できない。 言われたらむしろ怖い。
というわけで、まとめ。 まつ毛の育毛剤には効果がある。 しかしそれは自己満足の世界である。 だから、自分が満足するまで育毛したら良い。 ということでした。
しかも、どんなに伸びてもイサム領域にはいたらず。 むう。
最近すっかり小食で、ハイブリット赤ちゃんの名を欲しいままにしているイサムさん。 ほんと食べない。
白米が好きなので、いつだったかデラックスマツコが人間は白米さえ食べてれば大丈夫と言っていたのを信じて、なんも食べなかった時にはとにかく白米をモリモリ食べさせている状態。
リンゴにはまった時は、リンゴしか食べなかったし、水をリンゴジュースで割った物しか飲まなかったので、成分100%リンゴの赤ちゃんだった。 スイカがあるとスイカしか食べないし。 ブドウを三日間食べ続けた事も。 偏食なの?
その日よって食べる物が違うので、ものすごい偏ると言う事はなさそうだけど。 すっかりユアンの方が重くなっちゃって、母は心配しているよ。
今日は乳製品の日だったのか、チーズと牛乳とヨーグルトしか食べなかった。 牛乳はストローでコップから飲むんだけど、ストローの使い方がへたくそで、頬袋一杯に溜め込んでから、ちょっとずつ飲み下すのだ。 ほっぺをぶちゅっと潰したい衝動に駆られる。
背は伸びてるから、心配しなくても良いかも知んないけど。 やっぱりモリモリ食べてくれる子の方が安心ね。
さて、そろそろ出産について考えないといけないんだけど。 医者がなかなか出産予定日を決めてくれないので、まあ大体9月の終わり10月の頭よね、とぼや〜っとしている。 天秤座になるのね。 九月なら誕生石はサファイア、10月ならオパール。
ほんで、最近義父母が背中が痛いだの足が痛いだのと言っているので、これは産後ひっくり返っている間にイサムさんの面倒を見ててもらうのは無理そう・・・。 と思い、一週間くらいベビーシッターを雇おうとしたら、「大丈夫、イサムの面倒は我等が見る」と言い張るので、お任せする事にした。 「無理でしょ〜」と言われたのがショックだったのか、今日はやたらにイサムさんを誘拐しては、自分達の寝室で遊ばせている義父母。
頑張れ〜。 嫁はきっと、手術後一週間薬でラリッてるから使い物にならんぞー。
ついに新車を手に入れたジャバ夫さん。 「かっこいいでしょーかっこいいでしょー」とご満悦。 元々幸せになりやすい人なので、喜び度はマックス。
問題は、この車は皇帝も運転しなければならないと言う事。 ファミリーカーにした理由は、子どもらの送り迎えなどが頻繁になった時に、どっちの親もどちらの車も運転できないと、困る日がすぐにやって来るから。 車社会アメリカの親と言うのは、子どもが免許を取るまでは、足として使われる運命なのでございます。 足は融通が利かないと困るのです。
さっそく皇帝の分の保険も加入し、特訓開始。 プリウスより幅があるのが、もう嫌。 鼻もちょっと長いし。 車はアウディのA6というやつ。 でも、これで文句を言ってはいけない。 本当はジャバ夫さんはA7が欲しかったのだ。 でもA7の横幅がでか過ぎて、絶対わっちが運転したらこすりまくるに決まってる、と反対して、一個小さいのにしてもらったのであった。 しかも、バックアップカメラがまだ着いてないので、こすりそうセンサーだけを頼りに、混雑している前庭から出て行かなければならない。 あーヤダヤダ。
買って早々にこすったら、隣で幸せになっているジャバ夫さんも、さすがに泣くだろうし。 何回も切り返して、ようやくヨロヨロ家から出て行くと、今度は色んなメカメカしいシステムを設定しなければならないし。 冷房だけでも色んな機能が満載過ぎる。 うーわからん・・・。 親切過ぎて不親切。
ハイウエイで勝手に制限速度で走ってくれるだの、前の車がブレーキかけたらこっちも止まるだの、死角に敵が接近したらお知らせしてくれるだの。 更に色んな音が出るので、いざビービー言われたら「何!?何!?」って言ってるうちにぶつかりそうだよ・・・。
あと、人間の体温を感知して、暗闇でディスプレイしてくれるとかいうのがあるんだけど。 プレデターを轢く為としか思えない・・・。
結局色々説明してもらいながら山から降りて、そこでジャバ夫さんに運転を代わってもらって山を登って帰ってきました。 つ、疲れた・・・。 慣れるまで時間がかかりそう。
車と言えば、元々の焼けてしまった家の隣の人に会ったら、敷地内から24台もの不法投棄された車が見つかったとかで、憤慨していた。 お宅はどうよ?って言われましたので、調べてみたら3台程出て来たのだが。
どうも様子がおかしいのだ。 始めは隣の人も、焼け跡で廃墟っぽくなったから、ゴミを捨てて行く人が増えたんだろうと思っていたみたいだけれど、我が家の3台は、どうみても年代が古い。 よくよく調べると、お隣さんの24台も、最近まとめて捨てられたって感じじゃないのだ。 車の古さがバラバラ。 どういうこと? ホラーなの?
と思っていたら、山の更に上、人も近づかぬ僻地にある修道院からお坊さん達がやって来た。 大変歴史ある修道院でございますが、この度敷地ごとイギリス人老夫婦が建物を買い上げたので、引っ越します、との事だった。 それはどうもどうも、と挨拶して、色々話してみると、どうやらこの山を夜な夜な、違法なレースの場として使っている人々が居るんだとか。 そして、ちょうどお隣さんの家の上の道が、最も事故の起りやすいポイントで、人知れず道から飛び出て落っこちている者達が後を絶たないって。 よっぽどスピードを出し過ぎてると、飛び出過ぎて我が家まで落ちて来るらしい。
ほんで、良く落っこちるので、その残骸を狙ったヒッピー達がまた夜な夜なやって来ては、タイヤやシート、エンジンなど転売できる物をかっさらって行くらしい。 だから見た目が廃車っぽいのか・・・。 まだ人骨とかは出て来てないってことは、一応死んでは居ないんだろうけど・・・。 でもコヨーテとか出るからね。 遺体は誰かの胃の中に収まっているのかも知れない。 そら恐ろしいことだ。
ほんで来週から、ついに我が家の基礎と、ほんの少しだけ残った壁を壊し始めるので、噂を聞きつけたロスの映画屋さんが今週末残骸を使ってホラー映画の撮影を行う事になった。 ロッキーさんのお墓もあるので、ちょっとくらいカメラを横切ってくれないかな、と期待しているよ。
今週末、リアリティショーのスター、キム・カルダシアンの結婚式がご近所さんであったので、交通渋滞がありもうした。 昨日閉鎖された道路も今朝開放されたので、結婚式のあった家の前を通ったけれど、巨大トラックが何台も停まってて、通りにくかったわ。 総額30億円もかかったとか。 普通の花嫁だったら、緊張してぶっ倒れそうだけど。 スターはやっぱスターなのね。 もちろん、結婚式は後日ショーとして放送されるのでありましょう。
さて、昔アーノルド・シュワルツネッガーが主演をやった「コナン」という映画のリメイクを観て来た。 昔のコナンに比べると、暴力の表現が過激になっていて、しかも楽しい冒険と言う部分はほぼ無くなり、ただの復讐劇になってしまっていたよ。 もう、ハリウッドはどこに向かおうとしているのやら。 CGで血を作り放題になった為か、とにかく全編に渡って血祭り。
昔のコナンは動物の血を使うなどしていたので、そうそうお安く血を流せなかったのだよ。
そして、おそらく撮影を東欧で安くやったのか、スタッフはブルガリア人ばかりで、エンドロールの名前がずら〜っと「〜ov」「〜va」「〜ski」な名前ばっかり。 特殊効果にインドと中国の会社を使ったのか、後半はそんな名前ばっかり。 ハリウッドですらない。
内蔵を出せば、観客が喜ぶと思っているのか、本当にそれで観客が喜んでいるのか。 とにかくこの国の未来がちょっと心配になってしまった。
あ、あと、コナンの父親役の人が、オズの魔法使いに出て来るライオンにそっくりなので、もし観に行くなら、そこんとこだけ注目してみてください。 勇気が欲しい感じ。
猫らの食欲が凄い。 今まで子猫用の缶を朝あげて、夜までカスが残っているから、それを捨ててから寝る前にもう1缶足す感じだったのに。 そして、カリカリの餌は一応補助でそっと横に添えてある感じだったのに。
今は大人サイズの子猫缶を朝あげて、昼までに缶もカリカリも空になるから両方足して、夜寝る前に空になるからまた両方満タンにして、朝再び空になってる。 どんだけー。
懸案事項だったトイレも、砂を麦由来の物に替えてから問題無し。 麦、日本にもあるかどうかわからないけど、トイレ砂ジプシーの方は一度使ってみたらよろし。 匂いも出ないし、粘土とか使ってないから猫の健康にも害無し。 シッコもよく固まります。 あと、軽い。 でかパックでも、買う時に楽々持ち運べる重さ。
そして、ナナは餌場でちゃんと水も飲むのに、モモはお母さんのコップの水が好き。 なんか味が違うの? コップに顔をギリギリまで入れて、変顔で飲んでる。 ジャバ夫さんは猫が触った水には手を出さないので、見つける度に水を捨てて、新しいコップを出して来るのだが、私は気にならないのでそのままモモと一緒に飲んでいるよ。 でもジャバ夫さんに見つかると、私の分の水まで無言で新しくされる。 まあ、その辺は人によりけりですね。
さて、猫らしくない猫な二匹。 ベビーシャワーや、義父の商売の色々な人達が出入りしている我が家で、ナンバーワン、ナンバーツーのホステスである。 初対面だろうが、モモ「にゃ〜ん」ナナ「ギャニュ〜ン(声が汚い)」とシッポを立てて駆け寄って行って、すぐにお腹に飛び乗り、首の下にスリスリして、そのまま寝たりする。
爪を切る時も、爪を切られながらゴロゴロ喉を鳴らしてうっとり。
5匹も猫を飼っているにもかかわらず、どれ一匹としてなついていない友達なんかは「何この子達。どうやってしつけたらこうなるの?」と驚き。 どうともしてないんだけど。 多分、こういう性格の猫。 かく言う私も、こんな猫初めてよ。
猫じゃないんじゃないか疑惑もある(じゃあなんだよ
イサムさんが産まれた時の事などを思い出してしまう今日この頃。 そろそろ週数的にはイサムさんの出産と同じくらいになって来てますんでね。
思えば、まだ産まれると思ってなかったから、前駆陣痛の中自動車免許の実技試験を受けたり、ルームランナーで走りまくったり、なかなか元気だったな。 今回はそんな気はしないけど、やっぱり落ち着かない。 パンダのお母さんが、出産前にワラの上をグルグルウロウロしている心境に近いと思う。 ウロウロ。
わけもなく色々整頓してみたり。 イサムさんの写真をプリントアウトして、アルバムを作ったり(でもまだ13ヶ月分しか出来てない。
さて、イサムさんは9月からプリスクールに無事通う事になったのだが。 朝8時から夕方5時まで。 お弁当を持たせないといけないと言う事になった。
お弁当の中身なのだが、色々細かい指示がプリントになっているものの、要するに一般的なアメリカのお弁当にしろ、という事らしい。 一般的なアメリカのお弁当って、あれですよ。 食パンにジャムとピーナツバターを挟んであるだけのやつとか。 リンゴごろんとか。 それを紙袋に入れて持たせろって事なんでしょうね。
あれは駄目、これは駄目って色々書いてあるんだけど、そのルールだと日本のお弁当は全部駄目なんだわ。 バラバラ散らばる物は駄目(米、ふりかけは駄目 子どもの気の散る容器は駄目(キャラ弁当箱は駄目 液体は駄目(醤油、ソースは駄目 とかね。
とりあえず、早起きしてお弁当作って持たせないといけないと思って、予行練習に今からお弁当を作ってあげたりしたんだけど。 初日からジャバ夫さんからNGが出されてしまいました。 さてなんでしょう。
答えはミニハンバーグ。
えらいでしょ? 朝からハンバーグを焼く親心(え?普通? その思いを踏みにじられてしまいました。 「冷たいハンバーグなんか、アメリカ人は食べないんだよ」と言われてしまった。 がっくり。 私のお弁当にハンバーグが入ってたら、ものすごいテンション上がるのに。
米が駄目なら、おにぎりにして海苔で巻いたら良いじゃない、と思ったけれど、これもNG。 「こんな黒い物食べてたら、いじめられちゃうよ」だそうです。 そうか、海苔、いじめ、かっこわるい。 がっくり。 おにぎりが入れられないお弁当なんて。
それで、結局3日目に作ったお弁当が、ジャバ夫さん的にはオッケー。 ブドウとビスケットとチーズ。
・・・むう。 日本だったら逆にいじめられるレベル・・・。
そういえば、近所のキリスト教系の学校では先生が「うちの子達は、お弁当を自分で作って持って来るですのよ。おほほほ」と言っていたけれど、確かにこのレベルなら3歳児でも作れるな。
そんなジャバ夫さんの小学校時代。 もっともテンションの上がる毎週金曜日のお昼は
ポップコーン
だったそうな。
毎週?
アメリカ人って、よく大きくなれるよな、そんなもん食べてて・・・。
おまけ> 世界が絶賛する日本のお弁当。 http://www.youtube.com/watch?v=-_hbPLsZvvo
全否定されたよ!
イサムさんのお気に入りブランケットの身に何かあっては一大事と思って、全く同じのをもう一枚買っておこうと思ったら、なんとセットでしか販売してなかった。 セットだとこんな。
http://www.toysrus.com/product/index.jsp?productId=2837582&prodFindSrc=rv#viewAllPromos
こんなには要らないわ。
そして、さっさと引っ越すなら引っ越すれ!という熱意が伝わったのか、義母が自分でピックアップした貸家の見学を週末にセッティングしてくれたので、それらを見に行った後、今の家を出れようが出れまいが、9月には次の家を借り始めて、ちょっとずつ引っ越しする事になった。 何故なら、前回の引っ越しの資金が、今の家賃の二ヶ月分くらいかかったとかで、業者を雇うよりも家賃をだぶって払って、自力でちょっとずつ荷物動かした方がマシ、という事になったんだとか。
つか家事で全部燃えたのに、何を持って引っ越すとそんなに費用がかかるの?ってつっこみたくなるんだけど。 どうやら美術品の引っ越しが大変らしい。 保険とかかけないといけないから。 じゃあ定住するまで美術品買わなきゃ良いのに。
しかも、こないだイサムさんが初めて絵の具でギタギタに描き下ろしたわら半紙の絵を義父母に献上したら、他の絵を片付けて、壁のど真ん中に飾ってくれたよ。 じゃあもうイサムさんの絵で良いじゃん。 保険要らないからさ。
しかしまあ、嫁はそっと見守ります。 口は出すけど。
5月に出ろと言うのなら、その前に出てってしまった方が良い。 出産前に別の家に引っ越して、赤ちゃん部屋を用意してしまいたいのだホトトギス。
という心境なのは、たぶん巣作りの本能からだと思うのだが。 本能寺の変。
とにかく、出産してから引っ越すのがなんかヤダ。 イサムさんの時は産んでから2カ月後にマリーナデルレイに行ったけど、その前から部屋の準備とかしてたじゃありませんか。 全然準備してないとこに引っ越したのとはちょっと違う。
そんなわけで、さっさと引っ越し先を決めてくれ!という無駄な焦りを、誰も理解してくれないのだが、それなら自分で決めてしまおうと言う事で、不動産のササビーズに連絡して、予算内でいくつか貸家をピックアップしてもらい、本日勝手にアポを取って義母と家探しツアーを決行したのであります。 (変な嫁・・・。
三件見た中で、最後の一軒が値段も部屋数も希望通りだったし、なにより内装を完全にリモデルした後に誰も住んでいないと言うことで、新築同様。 向こう様は早く借りる人を探したいと言うし、引っ越すならいつでも良いそうな。 後は、今借りてる方の大家さんが「出て良し」って言えば引っ越せるけんど。 それは契約上ちょっと難しそうなので、要相談とか。 むむむ。 焦っても仕方ないけど、さっさと決めてしまいたい気持ちで一杯よ。
そして、もう一人巣作りを初めた人が。 ジャバ夫さん。 ジャバ夫さんの愛車はマチュダのRX-8というスポーツカー。 チャイルドシートはかろうじて乗るものの、燃費は悪いし、ハイメンテナンスだし、トランクが小さい。 イサムさんが産まれてからずっと、プリウスの方が重宝してて、めっきり出番が減っていたのであります。
今度二人目が産まれたら、ますます車は複数台必要になるのに、使えないスポーツカーを持っていてどうするのか。 ということで、ついにファミリーカーに乗り換える事にしたらしい。 ここのところずっと、新しい車のリサーチで頭が一杯のジャバ夫さん。 ディーラーを巡り、試乗を繰り返し、ついに候補を二台まで絞り込んだというので、家探しの合間に私も行ってまいりましたわよ。
絞り込んだのが、ジャガーとアウディのファミリーカー。 ジャバ夫さんが買いたいのは、ずばりアウディの方。 とは言わなかったけれど、見てるとわかります。 あー、アウディが欲しいんだな、って。
でも奥さんの意見を聞かないと、後々何を言われるかわかんないので、「どっちが良いか決めるのを手伝って」と、二台の試乗に付き合うことに。
はっきり言って、どちらも同じくらいの条件で、こっち!とは決められず。 じゃあ、ここは意地悪しておこうと思って(え?楽しいからね?)「ジャガーが良いね!」と言ってみる妻。
「えーそう?なんで?なんで?」と焦るジャバ夫さん。 「ハンドルに猫が付いてるから」とか適当に答えておく妻。 するとディーラーのお兄さんが「それは猫じゃありませんよ!タイガーです!」と訂正してきた。
いや、ジャガーだろ・・・。
「アウディの方が燃費が良いし、内側が広いしさあ」 と食い下がるジャバ夫さん。 「ジャガーの方が007っぽい」 と適当な意見を重ねる奥さん。 さあ、どうする?君が欲しいのはアウディだろう? 僕を言い負かしてごらん!
「ジャガーのカーナビ音声認識は、イギリス英語じゃないと反応しないんだよ!」
なにー。 言い負かされたー。 (本当か?)
しかし、このまま引き下がるのももったいないので、さもジャガーが良かったようなフリをして、「腹筋運動を毎日するならアウディを買っても良いよ」と条件を出しておいた。 目指せ六分割。
週末、今回は義妹に企画してもらってベビーシャワーをいたしました。 テーマカラーはピンク。 キティちゃんをメインキャラに。
コックさんにスナックとかカップケーキのデリバリーを頼んだら、全部自分で作って来てくれた。 カップケーキもピンク。 レジストリーの完成が遅かったので、プレゼントがまだ届いていないという事態はあったけれど、風船とかディスプレーは全部ピンク。
そして、憧れのダイパーケーキを義妹が作って来てくれたのであった。 オムツで作るケーキで、ベビーシャワーには欠かせないらしい。 イサムさんのベビーシャワーの時も、友達が作ってくれるって言っていたのだけれど、どんなもんなのかわからなかったので「食べれないケーキはいいよ〜」とことわってしまったのだ。 その後、あちこちで見かけて、あーやっぱ作ってもらえば良かったかなーと思っていたところ。
大変すてっきーなベビーシャワーになりました。 これにて、心置きなく出産に向けて準備に入ろうかと。
ところで、イサムさんお気に入りのブランケットができた。 よく赤ちゃんが安心毛布を持って歩いてて、洗えないーという悩みを聞くので、あえてお気に入りを作らないようにしてきたのだが。 気がつけば、いつもジャングル柄のブランケットをズルズル引きずって歩いてるイサムさん。
夜眠れない時は、そのブランケットをズルズル持ったままお母さんのベッドによじ登って来たり。 朝も寝ぼけながらブランケットを運んで、廊下で丸くなったりしている。 お昼寝の時も、ブランケットで包んであげると一人で入眠儀式に入って行く。
ブランケットごと乾燥機にぶち込めるので、洗えないと言う悩みはないけれど、何がそんなにイサムさんの心を引きつけるのか。 このブランケット、けっこうな大きさで、イサムさんでは抱え切れないくらい。 運ぶ時は引きずったり、身体にグルグル巻き付けたりしてやってくるのだ。
じっと観察していると、どうやらこのブランケットが、薄いキルティング素材である事が重要らしい。 そして、裏地の柄が細かいチェック。 このチェックの柄の一個一個の四角に、指をキュッキュと刺しては、中の綿をホコッと潰すのだ。 眠くなって来るとイサムさんは、暗闇の中でフコフコフコフコと毛布の綿を潰しながら、より本格的な眠りに入って行くのであった。
そんなわけで、お泊まりの時など、忘れてはならない物が一個増えました。 (今まではお風呂用のアヒルさんだけだった)
最近のファッションの悩みなんですが。
まあまずこれを見てみて下さい。
http://www.gap.com/browse/category.do?cid=17141
老若男女が気軽に楽しめる最大公約数的ファッションを提供している、GAPのサイトで、ペティート(小さい人)サイズのTシャツのページです。 平均的でベーシックなファッションを提供するブランドですからね。 まあ最近のアメリカのカットソーはこんな感じのバランスで作られているわけ。
で、タンクトップを見てみて。 肩紐、長いと思いませんか? というか、胸ぐりが深いと思いませんか。
深いんですよ・・・。
ゆったりとした服が流行り出したのは楽で良いのだけれど、そのまま着てると首周りがガバッと開いてしまう。 イサムさんもお母さんの襟を良く引っ張るし。 シャツの下に一枚タンクトップかキャミソールを着ると、そのどっきりが解消されるんですな。 下着が見えてしまうと、こちらは恥ずかしいし、相手も気まずいでしょう。 これはエチケットの問題でございます。 幸いこちらは日本よりジメジメ暑くないから、一枚下着を増やしてもどうってことない。
ところがその肝心のタンクトップが、このカッティング。 モデルさんは格好良く着こなしているけれど、これ胸がまな板のそこのあなた、着てみて下さい。 まあ全く何も覆い隠してはくれない事がわかるでしょう。
そんなわけで、最近の課題は「紐の短いタンクトップを探す」。
実はスポーツウエアーのタンクトップは紐短めなのだけれど、布が硬めでタイトに出来ているのが多くて、妊婦には腹が苦しいという問題が。
しばらくタンクトップ難民。 日本のタンクトップは鎖骨辺りまできゅっと詰まっているのが多いから、日本に帰った時にもっと買っておけば良かったと思いつつ。
ウロウロ。
コックさんの日本食修行は無事に終了して、義父母も帰って来たので洋食に戻っている。
お昼にどんぶり一杯の茶碗蒸しと米を出されたり、そしてまたオヤツが親子丼だったり。 何故丼をオヤツにしたがるのか。 色んな試行錯誤の末、コックさんが出した結論は「出汁さえあればなんでも出来る」だった。 その通りだよ。 そして総括は「癌で死ぬ時は日本食が一番良いと思う」でした。 そうだね。 さすが料理人、筋が良い。
僕が死ぬ時は、誰か枕元にフライパンでカリッと焼いたウインナーと、焼きタラコと、炊きたてのご飯と、わかめと豆腐の味噌汁を置いて行って下さい。 あと味海苔ね。
さて、なんだか食道に押し付けられていた焼け火箸が、折れた割り箸くらいになってきたので、結局医者に行かなかった。 行っても何もしてくれないかと思うとねー。 問診料も高いし。
国民皆保険が実現しなさそうでムッとしておりますよ。 お前ら死ぬまで健康なつもりかよ!とね。 本格的に老後の移住先を検討しなければなるまい。 むむむ。
告白すると今週は、毎日グダグダしてました。 はい。 食事ができないのでやる気も出ないしもうグダグダ。 イサムさんを公園に連れて行きたいけど、あちこち痛いから出られず。 思いっきり病気ならともかく、原因が妊娠ってはっきりしてる事ばかりで、対策もねれずに。 ぐだ〜。 駄目なあたい。
そんな親の代わりにイサムさんのお守りをしてくれているのがDVD。 アンパンマンやお母さんと一緒。 それからPocoyoです。
ぽこよ〜 http://www.pocoyo.com/
日本ではWowwowで観れるそうですよ。 数話が収録されてるだけのDVDを、ひたすらエンドレスでぐるぐるぐるぐる観ているイサムさん。 何がそんなに楽しいのか、飛び上がって爆笑。 興奮が頂点に達すると、もうじっとしていられずに走り回る。 「ぎゃあああああ」と言いながら、廊下の端から端へ。 重ねて言いますが、大人には何がそんなに楽しいのか、もう濁った心では理解できません。 いや、かわいいと思うし、動きも面白いと思う。 でも、絶叫する程とは・・・。 わからん。 でも、ふがいない母親の代わりにイサムさんと遊んでくれて、ありがとうよ、ぽこよ。
そして、猫らもイサムさんの面倒を良く見てくれていると思う。 イサムさんがモモを持ち歩いているのはすでに語ったが、今朝もモモを持ち歩いているとばかり思っていたが、よくよく見たらナナだった。 こう、脇の下に腕を入れる感じで、実に気軽に持ち歩いている。 それに対して、特に何のアクションも取らない猫ら。 何君達。 僕の知っている猫とは違うようだが。 なんでそんなにぬいぐるみチックなの。 もっとこう、生存本能とかないの?
うっかり踏みつぶされちゃ可哀想だと思うんだけど。 お互いに信頼関係が出来てるならいいのかな?
とりあえず、明日週末になる前に医者に一回行って来ようと思います。 内科より産婦人科の方がいいかなー。 もう素人にはわからんわ。
今日のイサムさんの反抗っぷりったら。 こんな不良初めてよ。 ってなくらい。 ご飯は食べないし、お風呂にも入らないし、入ったら出ないし。 モモを持ったまま歩き回るし、モモはされるがままだし(変なネコ・・・ 寝る時間になってもニヨニヨしながら車の本を開いて、独り言を言いながらウロウロ。 いつものイサムさんに戻ってー。
そして、皇帝は口内炎が喉にうつり、それが食道にまで達したので、痛くて痛くてご飯が食べられず。 もわ〜んとしている。 もわ〜ん。 こないだの胸焼けも、これだったのかもしれない。 医者に行っても、特に何してくれるわけでも無さそうなので、好きでもないアイスなど食べたりして様子を見ているよ。 もーん。
そして、ナナのうん○臭さが止まらないので、ついにネコ洗いを決行する事にしたのだが。 前日から意気込んで、自分はネコ洗いのプロだと主張する経理のお姉さんに補助を頼み、洗濯用バケツを洗ってスタンバイしていたのに。 洗う当日、急にナナの臭いのが取れてしまった。 何故。 「明日洗ってあげるからね〜」と言い聞かせていたから、自分でこっそりシャワーでも浴びたのか? ちょっとフローラルな香までする。 飼い主に隠れて何ぞした。
結局、洗いそびれました。 まあ良いんだけど。 謎。
イサムさんの発達具合で心配になる事と言えば、この人全然歌を歌わないのです。 はて。 別に困ってはいないけれど。 他所の家の子は、完璧とは言えないまでも童謡とか歌ったりしてるようだ。 ふむ。 気をつけて見ていると、イサムさんも一応、アンパンマンやお母さんと一緒を見ながら、語尾だけを歌っていた。 『愛と』 「と」 『勇気だけが〜』 「が」 『友達さ〜』 「さ」
歌っていうか、音程もなんも無いんですが。 イサムさんはイサムさんなりに成長しているよう。
そして、ついにイサムさんにも魔の二歳が訪れたようです。 床屋さんにて、何故か激しい反抗を始め、泣きまくり床に崩れ落ちまくり頭振りまくりで、結局全くハサミを入れられないまま終わり。 そろそろ目に前髪が入っちゃいそうなのに。 子どもが外でダダこねると、凄い疲れますね。 とほほ。 ちょっと恥ずかしヨ。
そんなイサムさんには、辱めの刑を執行。 今日一日、長い髪にリボンを着けて過ごしてもらいました。 全く堪えていないようだけど。
常に家には誰かしら居るので、本当に一人になる事って年に一回二回、有るか無いかって感じなのですが。 今日は留守番だ!ってなると、やけに緊張して「ネットでそんな事言ったら、防犯上悪かろう」と、留守番中である事を秘めておく程。
まあそんなわけで、この土日、ジャバ夫さんはロスに行っていて留守。 土日なので働いてる人も居らず。 義父母も旅行に行っていたので、久々にイサムさんと二人っきりでお留守番だったのだ。 珍しさにドキドキ。 こんな時に具合が悪くなったら困る〜。 と思っていたら、日曜の夜にものすごい胸焼けに襲われてしまったのであった。
「焼け火箸を胸に押し付けたような痛み」という表現が、まさにぴったり当てはまる痛さ。 あー痛いー。 一人で居るもんだから(イサムさんは役に立たないしねー)、不安が痛みを増長して「このままぶっ倒れたら困る。救急車を呼ぼう」とまで思った。 思ったので、救急車を呼ぶとどうなるのか、ポチポチとネットで調べたら、ここで救急車を呼ぶと1200ドル〜2000ドルかかるって書いてある。 はあ? だったら自分で運転して救急の窓口に行くわいな。
と、救急窓口はどこじゃ〜と調べ始めたら、ジャバ夫さんが帰ってきて、ほっと一安心。 身体を起こして座ってたから段々胸焼けの症状も大人しくなって行ったのであった。 ほんで、その夜はしばらく遅くまで上半身を起こしたまま過ごして、痛みがマシになった所で寝る事が出来た。
月曜の朝に整体に行き、胃の位置が上がって来てるから、ぐぐっと下におろしてもらって、今軽い胸焼け程度に落ち着いた所。 まだご飯モリモリ食べられないけど。 やれやれ。 あと二ヶ月、赤子には腹に入っていてもらわねばならぬのだよ。
それにしても、あと二ヶ月か。 イサムさんの時は、永遠に妊娠しているかのような錯覚を持つ程、妊娠期間を長く感じたもんだけど。 今回は早いな、と思う。 しかも、もしイサムさんと同じくらいの妊娠期間で産まれると、あと一月なのだ。 そんなもんかー。 ふーん。 中期が安定期とは良く言ったもので、後期に入ってからはちょっと波瀾万丈に体調が悪いわね。 あとちょっと頑張る。
そうそう、イサムさんの新しいデイケア探し。 色々見てまわっているのだが、学費が安くなるのと、デイケアの設備が古く不衛生になって行くのが、あまりに顕著に正比例して行くので、どこで手を打ったら良いのか悩む。
今日見た所は、やけに薄暗くてあちこちうすら汚れてて、トイレはほんのり臭いし、皆が使える粘土の中に小銭がまぎれてるし・・・。 この2歩手前くらいが良いかしら・・・。
あと二軒回ってみます・・・。
トイレトレーニングも大事ですが、イサムさんにはもう一個克服して欲しい問題があるのです。 それが水泳。 アメリカの家には、割と標準的にプールがあるので、水の事故も多いのであります。 今借りている家にも結構な深さのプールがあるし、元の家のプールは焼け残ったので、今後移住しても水大好きなイサムさんは飛び込み放題。 危険。 すぐさま溺れてしまうわ。
プールの事は常に心配しているので、前の家にはフェンスを設置したり(そしてフェンスは全焼)。 今の賃貸も心配なので、誰かが落ちたらアラームが鳴るような装置を付けたのだけれど、ロッキーさんやベイリーさんが落ちる度に鳴るし(インフィニティなので、犬の目には淵が見えないらしい)、野鳥が水を飲みに来るので、渡り鳥が来る頃には一日中鳴りっ放しという事態に。 アラームは結局撤去されました。
そんなわけで、イサムさんには是非泳げるようになって欲しい。 せっかく家にプールがあるから、一番暖かい時間に訓練したら良いよ。 と、毎日3時頃からジャバ夫さんとイサムの特訓が始まりました。 何故皇帝がやらないかと言うと、水温が低いのでね。
さて、始めはジャバ夫さんに掴まったまま泳いでいたイサムさんも、近頃では両腕に付けるタイプの浮き輪を装着して、自分だけでプワプワ浮いて、バタ足で推進するまでに進歩した。 毎回水着を洗濯するのが面倒なので、裸で泳がせているのだが、裸の赤ちゃんが水にプカーッと浮いている様は、実に愛らしいよ。 グーグルのストリートビューに映らないと良いが。
最終的には、浮き輪を外しても浮けるようになってもらいたい。 ちなみにユアンは、親子で通う幼児の水泳教室にて、プロに指導してもらっているそうな。 でも、水が好きじゃないらしく、プールに入れてもすぐに出て行ってしまうのであった。 従兄弟でも全然違うのね。
あ、あんぱんまん大好きのイサムさん。 今まで「ぱんぱんぱん」だの「まんまんまん」だの言っていたけれど、最近「あんまんまん」に進化しました。 あとちょっと。
こんにちは。 今日もイサムさんは可愛いけど、妊婦なので抱っこするとお腹が潰れてしまうという、問題に直面しているわけです。 更に、公園に遊びに行っても一緒に滑り台に登ってあげられないし、なかなか籠ブランコに乗せてあげられない(持ち上げて籠に入れないといけないので その上、下の子が産まれるという事がわかっていないなりに、第一子症候群(と勝手に名付けた)になって、日中は抱っこの要求、夜は三回くらい夜泣きで起きると言う毎日。
申し訳ないなー。
と常々思っていたわけ。 かわいそうだけど仕方ないよね。 と、自分を納得させながら生きていたら、変な夢を見た。
イサムさんがもうちょっと赤ちゃんだった時。 なんとイサムさんが刑務所に9ヶ月服役しなければならないと言うのだ。 なんという事だ。 まだ赤ちゃんなのに。 そして、イサムさんがいよいよ収監されると言う時、イサムさんの両手に三枚のパジャマ(ロンパース)と、オムツの袋を一つ渡して、送り出すのであった。
という夢を見たので、ジャバ夫さんに報告すると「それは妊娠期間が9ヶ月だからじゃないかな」と教えてくれた。 そうか。 そんな深層心理が隠されていたのか。
そんな風に思っているので、イサムさんにお腹を踏まれても、怒れないのであった。
というか、元々何をしてもイサムさんをあんまり怒れない母であった。 イサムさんがかわい過ぎるのと、怒ると体力使うから。 駄目親道一直線。
あとねー、亡き母がよく、過去怒ったことを思い出しては後悔していたので。 「あんなに怒らなくても良かったのにねー」ってしょっちゅう言ってたのだ。 じゃあ始めっから怒らんとこーという気持ち。 いずれ、本当に怒らないといかん時が訪れるだろうから(車道に飛び出したりね)、その時までエネルギーを取っておこうと思う。
近頃のイサムさん語は、語尾に「っち」というのが入る。 「ぐっなーいっち」good night 「マミーっち」 「だっでぃーっち」 と言う風に。 ちなみに単語数は全く増えておりませぬ。
そして、モモとナナの区別もいまいちついていないので、子猫らの事は呼びたいように呼んでいる。 ナナの事をモモと呼んだりね。 モモを発音できないらしく「あもー」と妖怪っぽく呼ぶ。 ナナは言えるけど、あまり好きな音じゃないのか、ぱっと呼ぶ事は無い。 「この子はナナ」と教えた時だけ「ナナっち」と言うけど。
そういえば、イサムさんのプリスクール。 全く決まらないけれど、一応何件か見て回って、検討中。
なんと、オムツを交換するのにライセンスが必要だとかで、いくつかのスクールではそのライセンスが無いので、トイレトレーニングが終わってからじゃないと入園できないとか。 えー。 なんという罠。 今日も元気にオムツなイサムさん。 これから一ヶ月後の新学期にオムツが取れるなんてわけがなーい。
大体、幼稚園だなんて。 ついこないだ産まれたばっかりのような気がするんだけど、この人。 「うちは特に数学や化学の勉強に力を入れてるんざまス」なーんて説明されてもねえ。 靴下も自分で履けないのに。
エコロジーとかの教育もしてるとか、児童が野菜を育てる菜園があるとか、各学校に色々な売りがあり、なかなか決めがたい。
決め手になるのは、やっぱり家からの距離と、学費でしょうね。 ちなみに、どこも高い。 皇帝の大学費用は、どこも軽くオーバーしている。 距離は車で15−30分圏内に絞り込んでいるけれど、またいつどこに引っ越すかわからないので、参考になるようなならないような。 ううーむ。
来週また何件か見に行く予定。 自分が幼稚園の時に、どんな教育を受けたかとか、覚えてないな・・・。 折り紙やってた事しか覚えてない・・・。
まだまだ和食探索中。
昨晩の豚鍋はおいしくいただきました。 スープが美味だったので、残りの汁を炊いて、うどん玉を投入して夜食になったり。 お昼のタラ鍋のスープも取っておいてもらったので、今朝はそれでおじやを作って朝食になったりした。
良いね、鍋。 無限の可能性が広がるね、鍋。 しかし、何故に毎回テーブルセッティングに醤油皿を置きなさるのか。 取り皿でもないし。 何・・・。 箸置けってこと?
そして本日のお昼。 コックさんが「ヌーヤガというのを作ろうと思う」と宣言。 何・・・。
お昼に呼ばれて行ってみると、テーブルの上には鍋。 まさかの鍋!? と、ドキドキしながら開けてみると
肉じゃが〜。
まさかの肉じゃがin鍋。
これは個別にサーブしても良いんだよ・・・。 「そのスープを作るのは、実に興味深かった」と語るコックさん。 スープではないけど。 そして、また謎の小皿。 取り皿は何故かラーメンどんぶり。
そして、昼飯と夕飯の間に、いつも簡単なオヤツを出してくれるのだが(サンドイッチとか、果物とか。 本日のオヤツがなんと
カツ丼〜。
まさかの一日4食。
か、カツ丼はオヤツとは見なされませぬぞ。 「スナック(おやつ)はフライね」と言っていたけれど。 トンカツをフライドポテト並みの扱いにされるとは。
そして、夕食は鶏鍋だそうです。
日本食=鍋だと思っていませんか・・・。
そんなわけで、本日コックさんがお昼に作ってくれた物は〜
だだだだだだだだだだーん
タラ鍋〜。
真夏にまさかの鍋〜。
しかも、本日はかなり気温が高かったです。 あつー。 汗かきながら食べる鍋。
しかしですね、さすがプロ。 初めて作る和食ながら、昆布でしっかりと出汁が取れていて、タラは朝一で漁港から仕入れたもの。 魚肉厚で身がぎっちり詰まってて、美味しい。 味ポンに入れる大根オロシには、ちょっとピリ辛な鷹の爪を刻んで揉み込んであるのら。 大根おろすのが面倒だから、ついぞオロシ食べてなかったわ。
何よりうれしいのは、台所から漂って来る和食のかほり。 ご飯の時間だーと、胃が準備しますよね。 やっぱり和食だねえ。 しみじみします。
そして夕食が
豚鍋〜。
まさかの鍋攻撃。
真夏の夜の夢。
なんか、鍋を極めたかったようですよ・・・。 鍋祭りですよ・・・。
あと、なんとなくつっこめなかったのでそのままになってしまいましたが、取り皿がラーメンどんぶりのサイズですよ。 味ポンヒタヒタですよ。 一瓶一回で使いきる勢いですよ。
う、でもカツオ出汁の良い香。
あ、あと今日のコックさんからの質問。 「この海藻(昆布)は食べるサイズに切らなくて良いの?」というもの。 切らなくて良いのです。 というか、出汁が取れたら鍋から出してしまっても良いんですよ。 なんか、コックさんの美意識では、鍋にデローンと黒い紙状の物が漂ってるのが許せなかったらしい。
鍋から一人分に具を取り分けてテーブルに出そうとしたので、それも止めました。 良いのです。 鍋は各自が適当につついて食べるのが正当なのです。 ものすごい美しく皿に盛られていたので、戻すのが申し訳ない気もしましたが、そこだけは譲れんのよ。
明日もまだまだ和食冒険。 乞うご期待。
まだ吐いてるよー。 ばた。
さて、実は今週は義父母が旅行に出かけていていないのだ。 でもって、コックさんに食べたい物をリクエストし邦題なわけです。 やはり、義父母の雇っているコックさんなので、普段はあんまりこちらから「〜が食べたいです」とは言いにくいわけですよ。
ほんで、この一週間ジャバ夫さんの計画は、「日本食をマスターしてもらおう」だそう。 良いねー。 私は親子丼が食べたいですよ。
とりあえず、英語のレシピ本を探して来て、その中から食べたい物にポストイットを貼っていって、コックさんに見てもらおう、という運びになった。 ジャバ夫さんがペタペタと貼って行くので、それを皇帝が監修。 色々、ここでは手に入らない食材や調味料がありますからね。
で、まずジャバ夫さんがマークしたのが
カレーライス〜。
え。 しかも、市販のルーを入れるタイプの・・・。
こ、これをシェフに作れと・・・?
ちょっとそれはどうなん? どうなん?
「これは私が作れるから良いよ」と言ってポストイットを外しましたが。 続いてジャバ夫さんがチョイスしたのは
七草粥〜。
おおー。 正月でも病気でもないのに、まさかの七草粥。 しかし、七草が手に入らないのでだーめー。
その後も、松茸の土瓶蒸しやらマグロのあら汁やら手打ち蕎麦など、なんとも渋いチョイスのジャバ夫さん。 トンカツとか、筑前煮とか作りやすいもの駄目ですかね・・・。 つか、この本を作った人は、英文でこれらの日本食を何人に紹介したかったのか。
今日、コックさんレシピ本を持って帰ったので、明日あの中から何を作ってくれるのか。 ドキドキ。 今日はメキシカンでした。
なんと起き上がれなくなる程に。 下半身の骨が痛くて、本日日曜日なのでジャバ夫さんにこの世の全てを任せて、朝からじっとベッドの上におります。 明日はジャバ夫さんが朝からロスに行かなきゃいけないので、お手伝いさんが朝の8時から入ってくれる手配まで。 もーん。
こないだ背骨を痛めて動けなくなった、下半身バージョンになってしまったのであった。 月曜日には整体の予約を入れてあるので、なんとかなるかな、と期待を持ちつつ。
しかし、病気で寝ているわけではないので暇。 前回は呼吸するとアバラが痛かったけれど、今回は咳すると骨盤が全体的に痛い。 やれやれ。 日常のことはこなせるけれど、イサムさんを持ち上げたりは不可。 起きてると、結局イサムさんの面倒をみてしまうので、寝てた方が良いのだよ。 ばた。
さて、デンマークで撮った写真なんかを整理したりして。 すっかりお土産も配り、旅行の余韻に浸り浸り。
ハルコさんと旅行すると、つい地図を任せっきりにしてしまって、ついて行くばかりなんだけど。 バスも電車もお任せしてしまう。 ジャバ夫さんと旅行する時は、ちゃんと私が地図係で、路線図だってきっちり読めるのだが。 頼る人が居ると、人間ついつい頼ってしまいますな。 と、綺麗なままのコペンハーゲンバス路線図を見つけて思ったのでありました。
あ、あと、今日ベランダから視線を感じるから「ロッキー!?」と思って振り返ったら、山猫さんだった。 でかいナナみたいなやつ。 番犬って必要ですね。
皇帝
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