皇帝の日記
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そんなわけで、出来るだけ軽い荷物でまとめようと、今苦心しているところじゃき。 機内持ち込みも、上の棚に上げなくて済むサイズにしたい。 実は皇帝ったら飛行機の上の棚に手が届かないので、いつも座席に登って荷物入れてるのね。 でも、妊婦でそれして、落ちた時困るし。 大人しく、座席の下に入る程度に持ち込みます。 ごそごそ。
預け荷物は、義父の布製の軽いスーツケースを(勝手に)借りて、出来るだけ捨てて来れるような物を厳選して入れている。 丁度使いきって捨てて来れそうな化粧品とか、ボロくてホテルに置き去りに出来そうなセーターやパジャマなど。
そう、東京は死ぬ程暑いと聞いたけれど、コペンハーゲンはセーターにジャケットとかいう気候らしいのだ。 うーん。 暑くも寒くもない、年中適当な気候のサンタバーバラに慣らされた、軟弱な皇帝が耐えられるであろうか。
そして、あまり皆が暑い暑い脅すので「こうなったら移動は全部車でしたるもんね」と思ったけれど、そもそも免許証が失効したから日本に行くのでした。 無免許だわ、今。 ちーん。
パソコンは重いので持って行きませぬ。 代わりに、ちょっと前に義父から譲り受けた旧型のi-padを持って行くけれど、普段使ってないから使いこなせるかどうか疑問。 今ちょっと予行練習に開けてみたら、アプリがほとんどイサムさんの為のゲームだったわ。 イサムさん、リラックマを育てる(?)アプリをやっているらしく、かなり使い込まれていた。 最近は赤ちゃんもハイテクね。
そんなわけで、更新もどんな感じになるかわからないですが、二週間くらい音沙汰なくても、たぶん元気です。 ではアデュー。
ちょっといつも失礼しちゃう感じの人が遊びに来ていて。 まあ僕らの友達じゃないんだけど、義父の仕事関係の人なので、ムゲにするわけにもいかないので大人しくお昼をご一緒していたのだが。 まあよくイラッとする発言を何気なくするってだけで、悪気は無いんだろうねえ、おっちゃん、という人。 居ませんか、あなたの周りに。 ええ、そういう人。
ほんで、今回のイラッと大賞が、ジャバ夫さんに向かって出たこんな発言。 「奥さん一人で旅行?俺なら絶対に行かせないね〜」 でした。
はあ? 行かせないってあんた。 大の大人がどっか行くって言ってんのに、どうやって行かせないつもりさ。 脚でも折るのかよ。
と、内心ムッとしたけどなんも言わなかったよ。 私、あんまりしゃべりたく無い人の前では、英語わかんないフリしてますもの。 いや、本当にわかってない時も多々あるけど。
横で、たぶん夫抜きでは旅行に行かないんであろう奥さんが、ニコニコしながら座っております。 ぷーん。
んで、後で整体に送ってくれたジャバ夫さんに 「ねえ、一人で旅行に行かせないって、何様よねえ?」 みたいに聞いてみた所 「そうだねえ。まああの人は田舎の人だから、そういう考え方もあるね。年寄りだしね」 ふーん。 アメリカの保守的な人ってことなのかね。
しかし、田舎度合いならジャバ夫さんだって、田舎の出身。 保守的ではないけど、もしかして奥さん一人でお出かけってのは、あんま楽しくないのかしら、と疑問に思ったので、聞いてみると 「一人で旅行に行くのはかまわないけど、妊娠してるから心配だよー」 との事。 更にしつこく聞いてみると 「そりゃあ行って欲しくないと思ったよ、妊婦だからね。でも・・・」 でも? ごくり。
「止めたって行くでしょ」 はい。 聞きません。
「だから行ってらっしゃい」 はい。
というわけで、夫の意見を聞いても聞かなくても、やっぱり行くので無駄なのでした。 よくわかってんじゃん。
というか、こないだ結婚記念日の時に「何が決め手になって結婚相手と認定したか」という話をしていて、ジャバ夫さんの答えが「俺の言う事全然聞かないから」だった。 「こんなに全く言う事聞かない人、初めて」という基準で選ばれていたらしい皇帝。
中国に居る時から、毎日パンダのTシャツを着て、適当な格好をしているから、時々お店に連れて行っては「この服似合うんじゃない?」とか「こういうの着てみなよ」とか、さりげなく(?)勧め続けたのに、ついにジャバ夫さんの意見を採用しなかったんだそうな。 (そうだっけ?) 二人ででかける時も、さっさと目的地や移動手段を決めて来ちゃうし。 (譲歩しましたよ、ほんでも)
ジャバ夫さんの常識では、女の子は気になる男の子に気に入られる為に、好みを聞き出そうとしたり、相手に合わせようと努力するものだったのに。 「こいつ、手強い」 ということで、こんなに長くお付き合いする事になったのだとか。
・・・そうですか・・・。
なんかもっと、ロマンチックなドキドキとかじゃないんですか・・・。 少年ジャンプの好敵手みたいな選ばれ方ですか。
まあともかく。 だから好きに行ってらっしゃい、との事でありました。 はーい。
あ、一人でデンマークまで行くんじゃないからね。 卒業旅行も一緒だった、ハルコさんを道連れだからねー。 ふははは。
相変わらず、奥さんが日本に帰ったらもう二度と会えないと思っているジャバ夫さん。 イサムさんをデイケアに送り出してから、ブランチを食べに行こうと誘われた。 どんだけお別れをしたいんですか。
「もうそろそろ行っちゃうんだよねー」「悲しいなあ」「寂しいなあ」 と、最近何度も言われるので、むしろさっさと行けと言われているんじゃないかと思う程。 留守にするって言っても、ほんの二週間だよ。 5年以上遠距離だったじゃないか、僕らは。
そして行ったビーチサイドのカフェのホットケーキがとても美味しく、大当たりだったので、ジャバ夫さんは生きる気力が戻ったそうです。 良かったね。
ところで写真ブログでも人気のロッキーさんですが。 なんだか今月は具合があんま良く無さそうで、年寄りの事なので心配していますのことよ。 ご飯を出しても立ち上がるのが大変そうで、寝ているでっかいマットレスを、後ろからよっこらしょっと持ち上げて、弾みをつけてあげないと起きて来れないのだ。
寒い所の犬だし、もしかしたら暑さがこたえているのだろうか。 でもブラッシングは頑としてさせてくれないしなあ。 ロッキーさん、なんでブラシ嫌いなのか。 ブラシで嫌な思い出でもあるんだろうか。
もうちょっと頑張って欲しいなあ。 130歳だけど。
こないだ、脳腫瘍の治療が無事一段落した友達が引っ越したので、新居を見に行ったら、高速道路の真横で、目の前が変電所だった。 まあ、君の決めた事だから・・・。 でも、もっと身体を労ってくれ。
さて、皇帝は人生相談されるのが苦手。 何故なら本気で心配してしまうから。 悩み事を相談されても平気な人や、冷静な判断をしてアドバイスできる人は、ミノさんくらい相手の事をなんも考えてない人じゃないと、不適格だと思うのだが。
こちとら、本当に心配になって具合が悪くなるし、そうしてなけなしの知恵からなんとか絞り出したアドバイスも、たいてい間違えているので、そもそも相談しない方が相手の人の為にもよかろーもん。
まあ、なんだっつーと、パキスタンから出稼ぎに来ている女の子が、アメリカ人男性と恋に落ち、長いきめ細やかなお付き合いを経て、めでたく婚約したのだが。 問題は、彼女の両親はとても経験なイスラム教徒で、彼氏は無神論者なのであった。 ちなみに彼女も神様の存在は信じていないので、カップル同士では特に問題はないが。
どうしても両親に婚約のことを言出せないまま、結婚式の日が近づいて来てしまった。 両親は今仕事でアラブに居るが、婚約の事を聞いたら兄を使って誘拐にしくるかもしれない。 勘当されるのは残念だがかまわないけれど、彼と結婚できないのは困る。 どうしよう?
って。 あまりにも色んな事が私の人生経験のどこにもかすらない問題過ぎて、どうしたらいいかさっぱりわからないよ。 でもとりあえず、婚約も結婚も、ずっと隠しているわけにはいかないので、たとえ勘当されたとしても、いつか言わないとね。
ちなみに、結婚式を挙げなくても結婚だけ書類上先にする事はできる。 誘拐されて結婚できなくなるのがイヤなら、結婚の手続きだけする事も可。 妻になれば、外国に誘拐されてもアメリカ人夫の正式な引き渡し要請が政府機関を通して出せる。 皇帝は別に誘拐されなかったけど、永住権の申請の為に手続きだけ先にしていたので、神の誓い無しに結婚する方法だけ教えといてあげたのであった。
そして、その後。
やっぱりずーっと気になってしまい、結婚式の日が近づくにつれ「ああ、あの子は両親にちゃんと報告できたのかしら」「彼氏は報復で殺されたりしないかしら」「連れ戻されたらどうしよう」とハラハラ。
ついに夢にまで出て来たのであった。 その夢は、何故か彼女のお父さんがアラブの石油王みたいな格好でアメリカに突然やって来て「ラクダを持っていない男とは結婚させーん!」と大暴れ。 皇帝と彼氏が、急いで結婚式の日の為だけに、ラクダをレンタルできるお店をイエローページで探すと言う、色々突っ込みどころの多い夢でった。 つ、疲れた・・・。
そしたらなんと、本当に彼女の両親が、アラブから「サプラーイズ!」と言いながら突然ロスの家にやって来たと言うではないか。 突然の事で動揺したが、とりあえず彼氏を紹介しなくては、と思った彼女だったが。
親にとっては、娘が突然爆弾を投下し始めたようなもので 爆弾1)この人が今、お付き合いしている彼氏なの。 爆弾2)実は婚約したの。 爆弾3)式は秋なの。
お父さん激怒。 お母さんは気が動転して、その場でアッラーにお祈り。 彼氏はそこに居るのに、ご両親完全無視。 話しかけても何も聞こえていないかのように振る舞われ、ちびりそうになった、とは後の本人談。
聞いてるだけでもちびりそうだよ。 ブルブルシクシク。
そしてここで、追いつめられた娘が泣きながら爆弾4)私神様信じてないから。
ちゅど〜ん。
神様社会でない我々には、その重大さはさっぱり想像できないんだけど。 お母さん失神。 お父さんの顔が、ケチャップほどに真っ赤に。
駄目だ。 私が婚約者だったら、泣きながら逃げ出している。 ガクガク。
そして場の張りつめ過ぎた空気に、ついにご両親が退場。 「勘当だー!!」と叫ばれたそうでごんす。
こ、怖い。 ううう。
そして、皇帝に「どうしたら良いかな?」って。 いや、どうかな・・・。
ラクダ・・・。
夫が常に家に居る生活って、どうでしょうかね? そこの奥さん、どう思いますか?
まあ私は特にどうしても外に行ってて欲しいとか、逆にもっと居て欲しいとか、そういう要求は無いので、なんとなーく毎日何回もウロウロと二階の仕事場から降りて来るジャバ夫さんを「熊の下山」と呼んでいる。 かまいたい時はかまうし、かまいたくない時は放っておくし。
しかし、そういうわけにいかないのがイサムさん。 イサムさんは、一日何回来ても、お父さんが好き。 お父さんが居るとテンションが上がる。 熊が下山すると「ダディ!ダディ!ダディ!」と連呼して駆け寄って行く。 熊も「イサム!イサム!イサム!」と負けじとアメリカンな感じで応じ、毎日何回も廊下で抱き合っているのだ。
ところが、毎日コンスタントに居るので、逆に家族で公園に出掛ける事は少ない。 たまの休日だから、お父さんと皆で出かけよう!とはならないのだ。 公園に行く時は、お母さんと出かけるし。 お母さんが風邪や背中痛でひっくり返っている時は、シッターさんと行ったり。
で、来週私日本に行くじゃないですか。 ジャバ夫さんは、何故か今生の別だと勘違いしているので、思い出作りに「じゃあ、皆で公園に行こう」と言出したのである。 午前中に家を出て、公園でひとしきり遊んで、レストランでランチを食べて、ぶら〜っと帰って来たわけだ。
帰りの車で力付きて、お昼寝に入ったイサムさん。 そのまま夕方まで寝ていて、「だ!」と起き上がると、まずお父さんを探して、お母さんを探して、それから「だ!」と自分の靴を持って来た。
・・・楽し過ぎて、また公園に行きたがっているのだね。
なんという。 なんという愛らしさか。 (お母さんとだけで公園に行った時は、そうでもないって事かい?)
まあ、そんな「イサムさんがかわいい」っつーだけの話で。 そうでなくとも、相変わらず親バカなので一日に10回以上は「イサムはかわいいね〜良い子だね〜」と言わずには居れないわけだ。 これは前置きなんですが。
我が家に毎月、頼んでも無いのに送りつけられて来る月刊両親(ペアレンティング)に、衝撃的な記事を見つけたのでございますよ。 その題「魔の二歳児神話」(The Myth of the terrible twos)。
「魔」で「神」。 もはや可愛い子どもの為の育児雑誌とは思えない見出しではないか。 表紙には、怪獣の衣装を着た赤ちゃんが、ビルや町並みを破壊している写真。 恐ろし〜。 でも見てみましょう。
すると、そこには「魔」が織りなす様々な神話が、親達のアンケートを通してリアルに描かれているではないか。 ガクガクブルブル。
はあ、恐ろしい。 良かった、イサムさんは二歳だけど、こんなエクソシストな事は起っていないわ。 と、思ったら、ページ下の欄外に小さな字で 「一番大変だったのは、何歳?」 というアンケートの結果が。
1歳6% 2歳19% 3歳57% 4歳7% とにかくずっと11%
なんと。 3歳が一番酷いってこと? (11%の子の親、ファイト) じゃあ、イサムさんはまだ反抗期にいたっていないという事なの?
この可愛いイサムさんに、これから魔が降りたつかも知れないのだ。 お、恐ろしい・・・。
そんなわけで、どんなホラー映画よりも恐ろしかった、月刊両親なのでありました。 3歳要注意。
週末ずっと義父母がロスに行くので、今朝義父が我らの部屋に、行ってきますの挨拶をしに来た。 「ジャバはどこ?」というので 「デイケアに行ったよ」と答えると 「ふーん。で、イサムはどこ?」って。
あなたの息子、一人でデイケアに行ってどうするんですかい。
なので「イサムはお父さんをデイケアに送りに行ったよ」と答えておいた。 「sure」と言っていたので、はたして通じたかどうか。
さて、この二週間程、サンタバーバラの天気はおかしい。 ずっと曇り、霧、雨の連続。 こんなこと滅多に無いので、どうしたことか。
庭の木などを見ていると、今まで見えなかった蜘蛛の巣が、水滴を受けてキラキラ光って見えるので、大量にルームメイトが居た事がわかる。 何世帯同居だよってくらい、蜘蛛の巣だらけ。
同居と言えば、猫らはトイレトレーニング強化合宿が一応一段落し、ノミも見つかったので、ノミ駆除をし、やっと家中どこでも行って良い許可が出た。 またいつテロがあるともしれないが、それが猫を飼う宿命。 甘んじて受け止めよう。
でもできればもうしないで欲しい。 しっこテロ。
サンタバーバラは色んな物の聖地。 サーファーの聖地。 隠居の聖地。 ワインの聖地。 ハンググライダーの聖地。 ヒッピーの聖地。 ホームレスの聖地。 等々。
そして、自転車の聖地でもある。 サイクリング。
冬でも山をサイクリングしている人々はいるが、やはり春から夏、秋にかけてが最も自転車乗りにぎわう時期。 そんなわけで、我が家の周りも自転車で山登りする人が耐えない。 曲がりくねった山道。 運転してると「危ないなー」と思う事もあるけれど、頻繁にすれ違うので、ドライバーも気をつけているから事故はほとんど無い。 プロスポーツの人らも練習や合宿で来ているので、ゼッケンを着けた集団と遭遇する事も。
自転車が趣味の人は、一度サンタバーバラでサイクリングを楽しんでみて欲しい。 死ぬ程日焼けするけど。
猫タワー買った。 ジャバ夫さんは昔猫を飼っていた時には、猫タワーが一般的ではなかったので、猫タワーを是非持ちたいと思っていたそうなのだ。 というわけで、特別大きな猫タワーになった。 でかい。 邪魔・・・。
そして、買って来て組み立ててみたら、思いのほか難しかったらしく、途中で放棄。 とはいえバラしたまま置いておくわけにもいかないので、庭師に頼んで組み立ててもらいました。 すいませんね、管轄外の仕事で。 しかし、肝心の猫らはまだバスルームでトイレットトレーニングの途中。 タワーで遊べるのは一週間後くらいか。
さて、イサムさんは果たしてしゃべり出すのはいつなのか。 とはいえ、なんか言ってるようなのだが、聞く側の人間が理解できてないだけ。
例えば、しきりに「ぼとーぼとー」と言って来るので、なんだろうと思ったら「ボトル」と言っていたらしく、つまり喉が渇いたのでなんか飲みたい!と訴えていたのだった。 うーん。 わからん。
そして、絵を描きながら「ぱんぱんぱん」「ぱんぱんぱん」と。 それがどうやら「あんぱんまん」の事らしいと気がつくのに、なかなか時間がかかった。 なんせ、そのときイサムさんが描いていたのは、ぐちゃぐちゃのオレンジの線。 わ、わからん・・・。
「あっちゅーあっちゅー」の正体はいまだにわからないし。
抱っこして持ち上げて欲しい時は「アップ」。 お風呂から出たい時も「アップ」。 食事が終わったら「アイダーン」(I'm done)。 お父さんになんか要求されたら、とりあえず「ニョー」(No)。 なんか落としたり壊したら「オーニョー!」。
奇跡的に一度だけ「おいしー」と言っていたが、その後その言葉は封印されたらしい。 最近「ママ」「おかーたーん」「ダダ」「ダディ」「ノンタン」「モモ」と「ナナ」は言えるようになった。
そんなもんすかねー・・・。
少ないねえ・・・。
もうちょっと頑張りましょう。
モモの方がアイライナーきつい。 その上モモは目の周りの毛が2ミリぐらいの厚みで白いので、より目が目立つのだ。 ジャバ夫さんは「ガングロギャル」と呼んでいる。
ジャバ夫さんが日本に居た頃は、ガングロギャル全盛だったものね。 でも今時、目の周りを白くしてるギャルは居ないんだぞなもし。
そして、猫のトイレ。 どうも新しく買ったソープの香の砂が気に入らないらしく、トイレ周辺へのテロを繰り返すので、無臭トイレの砂を手に入れて来た。 大きめのバスルームにこれを入れた猫トイレを二個並べ、猫らは一日そこで過ごす事に。 早く新しいトイレに慣れてね。
さて、今学期の授業が全部終わった。 なんとか課題も全部終わらせた。 つわりも風邪も背中痛も乗り切って、なんとか全出席できた授業もある。 やれやれ。 次は9月から。
でもその頃には子どもを産まないといけないので、どうしようか悩み中。 1コマだけとって、出産中休むというのが妥当かしら。 本当は2、3コマ取りたいけど、休むと先生に迷惑だろうし。 悩む。
やられたよ。 バッグの中にしっこされたよ。 がく。
立ち直れないかと思ったけど、猫テロは猫飼いの宿命。 甘んじて受け止めよう。 あと、叱ろうにも二匹居るので、どっちの仕業かわかんないのだ。 (まあ見当はついているけど、ね?ナナ?)
バッグの中をざぶざぶ洗って、中身も洗える物は洗って、洗えない物はイサムさんのお尻拭きで拭いて。 お気に入りの革財布は、そもそもウォッシュ加工だし、もう一回水に浸けて絞ってみました。
お札は洗ってから、窓に貼付けて乾かす戦法。 亡き伯父が、ピン札もどきを作るのにそうしていたのを思い出す。
一章節目しか読んでない本は、一縷の望みをかけて、陰干し。 黒猫の大冒険、的な英字本で、ジャバ夫さんにもらったばかりの児童書。 赤と黒の2色刷りの挿絵がお洒落。
ポーチは、雑誌のおまけについてたやつだから、もう良いや。 えいや!とばかりに捨ててみた。 ちょっと気に入っていたのに。 フフフ。
歴代の猫達のテロを思い出して、目頭が熱くなったりした。 忘れ得ぬ猫達よ。 生まれ変わったら、別の事で記憶に残る猫になってくれ。
籠バッグは、金具が錆びたりして今期で捨てようと思ってたから、もう良いさ。 でも最後のあがきに、パティオに出して一夜干ししてたら、なんかの野生動物かもしくはロッキーにボロボロにされてた。
チーン。
猫トイレは二個ある。 一個は一階の階段の下、ガレージの扉の前。 二個目は二階のジャバ夫さんのオフィス。 基本的に我々の居住区をカバーしているのだが、どうも義父母の所まで行ってしまうと、チビらはトイレに間に合わせて帰って来る事ができないらしく、一度廊下の真ん中で力つきて、粗相をしてしまった。 まあ、子猫の事ですし。 怒るのも可愛そうなんで、なんも言わずに片付けましたが。 もう一個トイレ買うかどうか、検討中。
さて父の日。 今年は義父とジャバ夫さんと義弟が「父」枠に入っているのだが。 チビらは特に何をしてくれるわけでもないので、我ら妻らと、ジャバ夫さんと義弟が頑張って父と夫になんかしないといけない。
一応、ジャバ夫さんの洗顔料が先週から切れたままになっているようなので、イサムさんからということにして、カードを付けて贈呈。 妻からは、前にジャバ夫さんが割ったうがい用のコップの新調。 実に実用的。
ユアンから義弟へは、赤ちゃんをかついで山に登れる、ごっついハイキング用のおんぶ椅子。 自分がおぶってもらう為の物を?という不思議なチョイスに。 しかも、結構重いよ。 これを背負う姿は、エジプトで石を運んでいる奴隷のよう。
そして、この兄弟は何を考えているのか、朝から義父を連れてハイキングに出かけたのであった。 本当に君らの父は、それを望んでいるのか?
案の定、昼過ぎに腹を空かせて、「背中痛いー」「膝痛いー」「疲れたー」と帰って来た義父。 義母が用意したチキンフライドステーキを食べて、ぐーすか寝こけてました。 父親の意見不在の父の日。
そして、相変わらず何かにつけて言い争ってる義父と義弟。 そんな気に入らないなら、来ない方が親孝行なんじゃないかと思うのだが、義父がそれで良いなら仕方が無い。 しかしうるさいな(あ
そして、ユアンはついに一歳になりました。 おめでとう〜。
何故かコックさんからのカードには「二歳おめでとう!」と書いてある。 イサムさんの二歳の誕生日に彼女が書いたカードには「三歳おめでとう!」とあった。 コックさんの頭の中にはタイムマシンが。
「たかづけ、たかづけ」と言ってる夫が、部屋の片付けをしている今日この頃。
背中はねえ。 昨日に引き続き、今日も整体に行って、一日中安静に寝てます。 ベビーシッターさんに来てもらって。 明日も整体に行く予定。
前回イサムさん妊娠で痛めてから、ぜーったい辛いから、今回はぜーったい背中だけは気をつける!と決めていただけに、よりいっそう敗北感が・・・。 つわりがある日も、毎日頑張ってストレッチをしていたのだよ。 全てのモチベーションは、一重に背中を守るという、ただそれだけに集約されていたの。 ゲーゲー吐きながらもストレッチを頑張っていただけに、あの辛い日々は何だったのだろうと、がっかり。 辛かった上に、まだ辛い思いをするとは。
しかしだね、よく考えてみると、今回の妊娠でも既に背中は少しずつ痛み始めていたのだ。 座ってると、背中が張って来たりして。 だから、今ガキッと悪くなって、ちゃんと整体に行って調節してもらったのは、逆に良かったんじゃないかと思ってさ。
イサムさんの時は、妊娠中は整体に行かなかったものね。 それで産後悪化して、ついに整体のお世話になって、治るまで1年くらいかかったわけだ。
産前から整体に行ってたら、もうちょっとマシな結果が待っているかも知れない。 あと、旅行中にひねらなくて良かったじゃん、と思おう。 今しっかり治して、旅に備えたい。
空港でのスーツケースの上げ下ろしは、その辺の心優しい人にお願いしてみようと思う。 あと、機内ではスッチーさんに頼もう。 そのくらいですかね。
相変わらずぼーっとしているんだけど、妊婦、なんと道に迷った。
しかも夜学校から帰ろうとして。 何回も通っている道なのに。 何故か、ハイウエイに乗る一個前の道を曲がってしまい。 それが山沿いの道で、中々ハイウエイに戻る事が出来ずに、ウロウロウロウロ。
ついに一旦停車して、ナビに家のアドレスを入れて再出発。 ところが、今度はハイウエイのエントランスが複雑に交差して、北と南を間違えて、サンフランシスコに向けて走り始めてしまった。 どんどん遠ざかる家。 あー。
すぐに降りれば良かったんだけど、なんと舗装工事で出口が延々と閉鎖されている。 夜だからね・・・。 あー。
ようやく降りてみると、周りに何も無い。 海と山のみ。 さっさと引き返しましょう・・・。
ようやく南に乗って行くと、「ピー!ピー!ピー!」って警告音が、車から出た。 きゃあ。 何かしら〜と思っていると、どうやらガソリンが無くなったようよ。 あらやだ。 でも、いまだ車はなんも無さそうな所を走行してるし。 何かある所で降りたら、また舗装工事が始まってハイウエイに戻れなさそうだし。 あー。
ここは気合いだ。 ガソリンが無くなっても、すぐに車が止まる事は無い。 と踏んで、モンテシトまで騙し騙し走り抜け、給油して、しかしまた給油の方法がわかんなくなって、思考が5分間停止し。 そしてようやっと帰って来たのでありますよ・・・。
一時間迷子でした・・・。 ぼーっとし過ぎだ。
ところで、今朝イサムさんをオムツ台から持ち上げたら、背中をひねったので、今日整体に行く。 背中に関しては、今まで気をつけて生きて来たのに。 無念だよ・・・。
イサムさんがヘルメット頭になってしまったが、相変わらず髪の毛が立ってしまうので、パッツンでありながらロックな仕上がり。
さて、皇帝も久々に髪の毛を切りに行った。 ショートなので、本当はもっと頻繁に切りに行かないといけないのだが。 つわりで行けなかった事にしているが、面倒だったのだよ。
重い腰を上げて切りに行ったので、またしばらく切らなくて済むように、後ろはショートに。 そして、前髪は前回パッツンだったのだが 短くしてると、すぐに目に入って邪魔になって、また切りに行かないといけないから、面倒なので長く伸ばす事にした。 あと、パフュームののっちがかわいいので、あんな感じに伸ばしたい!とか、夢見がちなお年頃だったのよ。
そして、後ろ短め前長めになった結果。
あ、IKKOさんだ・・・・。
そうかい。
そういえば、こないだ前髪だけのパッツンカツラをつけて外出して、窓に映った自分がアンガールズの山根にけっこうな似方をしてて、ぎょっとしたのであった。
朝5時頃になると、ナナちゃんが顔をモミモミモミモミし始める。 それで、一回目が覚めるのだが。 絶対に、意地でも起きてやらない。 7時までは起きない。 かなーりしつこく、ずっとモミモミしてるけど、起きないったら起きないんだからね!
そして、6時か6時半になると、イサムさんが隣の部屋で「だっ!」とか言いながら起床。 しかし、猫らがどうも怖い(?)らしくて、猫らが来てからというもの部屋のドアを開けて入って来たりしない。 なので、こちらも7時まで放置!
お願いだから子どもら、7時まで寝て!
7時に起きて子どもらにそれぞれ朝ご飯を出すという毎日。 7時まではお母さんは起動しないんだからね! 覚えておきなさいよ、もう!
しかし、お父さんの方はデリケートに出来ているらしく、猫らに合わせて起きたり、イサムさんと共に起きたりしている。 それで寝不足になったのか、昨晩は二階で寝てた。 繊細ね。 夜に猫らが運動会をしているだけで、起きちゃうんだって。
さて、一週間経ったので、猫らを部屋から出す事になった。 本猫らも外に出たがっていたし。 今はリビングを探索中。
毎晩、イサムさんが眠りについてからパソコンをポチポチしていると、モモが膝に乗って来る。 モモはいわゆるラップトップキャットの才能があるらしい。 猫持ちの醍醐味ですな。 花も福も、あんま膝に乗らない猫なので、これはうれしい。
最近またイサムさんの髪の毛が伸びて来て、耳かきの後ろに付いてるフサフサみたいになってきたから、床屋さんに連れて行った。 ら。 前の人と違う人が切って、その人がすごい下手くそでさ。 しかもいい加減。 子どもだからこんなもんで良いや、って感じが、ありありと見て取れる。 前髪パッツーンだし。 ヘルメットみたいにされた。
家に帰って、義母に会ったら「イサム髪切ったね。かわいいわー」と言ってくれたけど。 その晩、イサムさんが寝てから「私、今回の床屋さん下手くそだと思うんだけど」と言ってみたら、「・・・うん」って小声で同意してた。 二歳児とはいえ、本人の前で言わないのがなんとも言えない、かわいい心遣いだと思った。
僕は言うけどね、本人の前で。 ヘルメット!って呼びかけるけどね。 バルカン星人とも言うな。
そうそう、日本で遺伝子組み換え作物が承認されようとしていますよ。 アメリカの後を追わないで欲しい。
http://blog.livedoor.jp/chiblits/archives/51831195.html
ついに安定期でございます。 妊婦あこがれの安定期。 相変わらず中期に入っても吐いていたので、このままなんとなくつわりしたまま後期に突入するのかと思っていたけれど。 なんか調子が良くなって、味覚も元にもどりつつある。 甘いもの食べたいなーと思うくらいの異常かな。 普段は甘いもの好きじゃないから。
そして不思議な事に、イサムさんの時にバス!っとできた中心線が出て来ない。 お腹真っ二つだったのに。 今回は出るのが遅いのかしら? それとも出ないのかしら。 出ないで欲しい。 消えるのに時間がかかるから。
そして、中期になったせいか、ぼーっとしている。 イサムさんの時も、たいがいぼーっとしていたが、よりいっそうぼーっとしている。 こんなにぼーっとしていると、車の運転とかできるだけしない方が良いと思うんだけれど、そういうわけにもいかず。 こないだガソリンスタンドで、急にガソリンの入れ方をすっぱり忘れてしまい、車の前でぼや〜っと5分ばっかり立ち尽くしてしまった。 ぼー。
学校も、今学期は残すところ二週間程だが、かなりぼーっとして、先生の言った事を聞き逃しまくっている。 先生も「この子は・・・」と思っているに違いない。 ぼー。 簡単な作業手順も、わからなくなることがしばしば。 危ないよなーと思うのだが、あとちょっとなので気をつけて乗り切りたい。
ぼへー。
猫らの個性が徐々に見えて来た。 ナナは好奇心旺盛で甘えん坊で、機敏、何故かうん○臭い。 モモはちょっと用心深く、甘えん坊、どんくさい。 どちらも甘えん坊なのが、母的にはうはうは。
便宜上二匹まとめてGIRLSと呼んでいる。 皇帝は学校に行ったり、イサムさんの面倒をみてたりするので、なかなかかまってあげられないのだけれど、2匹で勝手に楽しんでいるのでラク。
しかしナナはそのうちお風呂入れてあげないと・・・。 今はまだ、避妊手術したばっかりだから洗えないけどね。 そういえば、避妊手術の痕が1センチくらいのチビっとした傷なんだけど。 花ちゃんとか、もっとガバッと切られてた気がする。 猫医療も日進月歩なんだろうか。
そして、ジャバ夫さんがうざいほど(あ)に心配性。 あれしちゃいけない、これしちゃいけないって。 たいていの事は大丈夫だよ。 猫だし・・・。
あ、ロッキーさんには猫がいることがバレてしまいました。 パティオから視線を感じると思ったら・・・。
そんなわけで猫が来た。 モモちゃんとナナちゃん。 白と黒で黒い所がシマシマなのがモモちゃん。 グレーの猫がナナちゃん。 3月29日生まれだって。 我らのプロポーズ記念日だ。
そりゃあ愛らしいさ。 そして、人間の子に比べて、なんと静かでラクチンなことであろうか。 「あ!転ぶ!危ない!」って事無いものね。 ご飯も勝手に食べてくれるし。
とりあえず、慣れるまでは一週間くらい我ら夫婦の部屋に居てもらって、その後徐々にリビングなどにテリトリーを広げて行ってもらいましょう。
心配していたイサムさんと猫らの関係は、意外にもイサムさんがジェントルマンで、そーっとそーっと接してくれるので、猫らも安心。 なんていい子なんだよ、イサム。
さて、週末元ルームメイトの誕生日だったので、ロスに行って来た。 ティムバートン展をやっているので、それも見たいと思って早めに出て来たのに、なーんとチケットを一週間以上前に買わないと入れない程の盛況。 残念ながら今回は見送り。 そのうち落ち着くかな?
そして夜はハリウッドにある、会員制のレストラン、マジックキャッスルでお食事。 http://magiccastle.com/ ドレスコードが厳しいので、ショートパンツ(スーツとセットでツイードなのに!)で来たデンマークっ子は、貸し出しのスカートに代えるように促されていたわ! そして、バーバリーの襟無しのスーツで来た男の子が、これまた襟無し不可!と貸し出しの上着に変えられていたわ。 恐ろしい・・・。
男の子、ゲイなんだけど。 中に着てたドルガパのシャツとネクタイに合わせてのヴィンテージバーバリーだったのに・・・と気落ちする事。 大丈夫よ。 そんなに皆あなたの服装をチェックしてないわよ。
そんな皇帝は、昼にティムバートン展に行く気満々だったので、不思議の国のアリスなロリータ服で、フルウイッグまでつけた、ふざけた格好だったのにOKらしい。 ワンピで革靴だから。 基準はそうなんだろうけどさあ・・・。
主役もゴスロリで登場。
ご飯は美味しくなかった! 大事な事だから二度言う。 美味しくなかったよ!
マジックキャッスルでは毎時余興のマジックショーをやっているので、サクサク食べ終わって、シアターに行く。 パペットショーとマジックショーを観て、お開き。 シュワルツネッガーが今ホットな話題らしく、いじられてました。
夜遅かったけど、イサムさんとグランマがお留守番しているので、頑張って運転して帰りました。 ロスは楽しいけど、サンタバーバラはやっぱり静かでリラックスするわ〜。
またイサムさんが鼻水たらして、風邪ひいてまんがな。 そして、その風邪をもらって寝ているジャバ夫さん。 君達・・・。 君達への愛は変わらないが、是非うつさないでくれたまえよ。 もう風邪はごめんだよ。
ところで、イサムさんは辛いのが平気だと言う事に気がついた今日この頃。
こないだ唐辛子入りの柿ピーをポリポリ食べていたら、イサムさんが横からせっせと奪って食べ始めたではないか。 辛いし、口がピリピリするから、すぐ後悔して手を止めるだろうと思っていたら。 そのままガツガツ食べ続けて、ついに母のおやつを全部食べてしまった。 何君、辛いの好きなのかい?
そして今日、ジャバ夫さんが中華屋さんから辛い鶏肉を買って来て食べていたら、わしもわしもと横から食べ始めたではないか。 というか、人の物を横から無言で食べるのは止めたまえよ。 ちなみにこの辛い鶏肉炒め、皇帝は食べられません。 と言うくらい辛いのに。 もっともっとと、これまた父の夕飯を全部食べてしまった。
ジャバ夫さんは、味覚がおかしいんじゃないかと言うくらい辛い物が大好きなんだけど。
そして「さすが俺の息子!」と喜んでいるジャバ夫さん。 That's my son!だそうです。 うーん、私の息子ではないな。
子どもに辛い物あげても良いんだっけ。 でも本人が好んで食べてるなら、止める筋合いもないか。
アメリカのカード社会にはだいぶ慣れて来たが、どうしても慣れないのがチェック。 小切手。
小切手切った事あります?
僕はアメリカで2回くらいしか切った事無い。 それも、必ず誰かの監修のもと。 おそるおそる書きました。
だって、あの只の紙みたいのに、金額と相手の名前書いてあるだけなんだよ? 怖くない? 怖いよね。 書き方間違ったら、色々面倒な事になるし。 しかも、相手はたいていあんまり良く知らない人宛。 こえー。
だがしかし、医療費や学費や家賃の支払いなんかは、たいてい小切手で行われるし。 カードの使えない学費は特にね。 それで、これからイサムさんの学費やクラブ活動のお金や、なんやらかんやらを、度々支払わなければならないわけだ。
すでに、今デイケアの支払いは小切手。 毎回ジャバ夫さんに請求書を持ち帰って、小切手書いてもらって、次の日持って行っているのだが。 駄目じゃん! 保護者として、母として、これは小切手書けないとまずいんでないの?
ということになり、ジャバ夫さんに小切手特講をしてもらったのだ。 要するに、後々金額が改ざんされないように、色々とルールを守って書かないといけない。 という只それだけなんだけどね。
結婚した時にジャバ夫さんにもらった、皇帝用の小切手帳を引っ張り出して来て、ようやっと書き始めたのだよ。 大人の階段登ったよ。
でもやっぱり心配だよねえ。 だって紙だもの・・・。
もらう予定の猫等が、腹を壊してしまったので思ったより体重が伸びず。 体重が一定以上にならないと、避妊手術を受けられない為に、受け取りが延びてしまっていたのだが。 ついに腹も治って、手術も完了し、回復を待つばかりとなった。 大体月曜日には迎えに行ける筈。
注文した猫タワーがまだ届いてないけど、タワーを使えるようになるのはどうせもうちょっと先だし。 とりあえず、猫のおもちゃを少量と、猫ハウスと、爪研ぎとトイレは用意した。 さあいつでも来い。
ところで、火事から3年。 いまだに避難所暮らし(?)をしている我が家なんであるが。 ついに保険会社との決着もつきつつあり、元の土地に新しい家を建てる事になった。
のだが。
まだ保険屋が色々ごねているので、本丸に着工するのは無理。 でもこのままズルズル貸家に居ると、家賃がかさんで仕方がない(保険屋がね)という話になったそうで。 色々な話し合いや色々な色々が色々に進んだ結果、私どもとはなんら関係のない所で、私ども夫婦の家を今年中に造る事になったらしいのだ。
「らしい」というのは、その場で話を聞いて居たにも関わらず、自分等の話をしていると思ってなかったので、適当に聞き逃してしまったのだ。
そして、その後の建築屋さんとのミーティングでも、自分の家だと思ってなかったので「はいはい、ふーん」と話を聞いているだけだった。
ミーティングの後に、ジャバ夫さんに何が起きていたのか説明してもらってびっくりこいたね。
要するに、土地の端に簡単な家を先に建てて、そこに皆引っ越して、本丸の着工を待つのだ。 ほんで、母屋が完成したら、義父母はそちらに移り、簡単に建てられた家には、我ら夫婦が住むのだ。 仮のすみかが我が家に。 我が家(仮)。
うーん。 一応、どうせ建てるなら我が家には色々な夢があったのだが。 こんな形で適当に建てられる我が家とはな。 まあ良いか。 保険屋が建ててくれるんだし。 まあまあ。
どうしても譲れない事は4つだけ。 1)下駄箱のある玄関が欲しい。 2)メインベッドルームの風呂釜とシャワーは別にして欲しい。 3)窓には網戸をつけてほしい。 4)奥さんに大きなクローゼットちょうだい。
それだけだ。 次回のミーティングで、一応言ってみる。
まだまだ盛り上がっているジャバ家。
イサムさんの将来に関して、「なんかの芸術家。アーティストになったら良いよ〜」とか、適当な事を言っていたジャバ夫さんだが。 プロジェクト・ピンクの将来に関して「ハーバードかケンブリッジに行かないと」とか言い出した。 何故なら、つまらない男につかまらないように、だってさ。
更に、イサムさんの習い事に関しても「イサムは空手か柔道か剣道をしないと」とか言い出した。 何故なら妹につまらない男が近づいて来たら、叩きのめすんだってさ。
どうしたことか、今まで好きなように歩んで幸せになってくれ、というコンセプトだったイサムさんの人生が、プロジェクト・ピンクのサポートになってしまっている。
ジャバ夫さん、落ち着いて。
夕飯食べながら「俺の娘がさあ・・・」とまだ見ぬ娘の事を語り出し、補聴器を着けてない義父に「え?俺の何?」と聞き返され「む・す・め!俺の娘!まあ、親父はdaughterって聞き慣れてないだろうけどね〜むふふ」とご満悦のジャバ夫さん。
夫が果てし無く盛り上がっていて、冷静になる妻であった。 でもちょっと面白いので、もっと先走って面白い事しないか、注意深く見守っている。
2011年06月01日(水) |
プロジェクト・ピンク |
というわけで、どうしたことかお腹の子は女の子でありました。 まあ大変。
今まで、第二子のコードネームは「マーク2」だったのに、突然「プロジェクト・ピンク」に変更。
ジャバ夫さんの喜びは半端なく、今まで全然感心がなさそうだったのに、妻のお腹をさすりながら「マイ・ストロベリー・ショートケーキ」とか言っちゃってる始末。 (イサムさんの時はよく腹に話しかけていたけれど、二番目は飽きたのか、あんま腹に話しかけていなかった) 奥さんの事を「マイ・キューティップ(綿棒)」とか言ってたのに。 なんだよ、ストロベリー・ショートケーキって。
妻への待遇もなんだか違う。 昨晩、肉を食べ過ぎてゲーゲー吐いていた皇帝であるが(つわり+咳き込み+食べ過ぎのせい)。 「肉すごい臭いよ〜トイレのドア閉めて〜」とか心ない事を言ってたのに。 超音波医を出てから「デンマーク行くとか言って、大丈夫なの!?火山が噴火したらどうするの><帰って来れなかったら困るよ〜」とか言い出した。 あんた・・・。 露骨な・・・。
良いですよ、帰って来れなかったら。 デンマークの無料医療で、つつがなく産んで来るから。
義父母の盛り上がりも大変なもんで。 義母は買い物に行く気満々。 ピンクでリボンでフリルでレースな買い物を。 落ち着いてくれ。
実は皇帝、今度も男の子だろう、と思っていたので、義妹から友達から、男の子物のおさがり服ばかりを集めて、段ボールに3箱程ガレージに溜めていたのだ。 なんということだ。 しばらく男の子服の出番はないではないか。
そして、皇帝の財布の紐も緩みそう。 もう、ピンクでリボンでフリルでレースな買い物に、今にも飛び出しそうだ。
皇帝
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