皇帝の日記
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イサムさん、豆腐を茹でてから、ぐちゃぐちゃにしたのが、けっこう好き。 ただ、パサパサしているので、時々むせる。
今日はジャバ夫さんの車が壊れているので、会社まで送って行った。 帰りに日本食スーパーに寄ったら「赤ちゃんおせんべい」なる、洒落た商品が有ったので買ってみた。 ところが、イサムさん煎餅(小判状)を食べ物だと認識できない。 煎餅でトレイを殴ったり、煎餅をぶんぶんふったりして、口に入れようとしない。
ぬう。
普段、口に入れて欲しくない物は、すかさずむちゃむちゃするくせに。 そのうち、「にゃあ!」と皇帝の前に煎餅を差し出すので、「ほら、こうやって食べるだよ」と、先を齧ってもぐもぐして見せたら、ぱあっと顔が輝き・・・。
お母さんに煎餅を食べさせ始めたよ!
違うよ!お前が食べるんだよ!
「にゃあ!」と差し出される煎餅を無視すると、「にゃあ!にゃあ!」とテーブルを激しくバンバン叩くのだ。
イサムさん。 赤ちゃんおせんべいは、塩も醤油もふってなくて、大人には美味しくないんです・・・。
ツイッターでアシュトンがぶつぶつ言っている。 学校で数学を学んで役立つのは、子供の数学の宿題を手伝う時だけ。 だそうな。 さすが、3周りも年の違う、連れ子の方が自分の年に近いんじゃないかって女と連れ添っている男は、言う事が深い(?)わね。 若い父ちゃんがんばれ。
さて、ようやく昨日から気温が下がって来たロス。 歯ブラシ買いに外に出て、コーヒー飲んで帰って来たら、なんだか気分が悪くなってしまった。 寒かったから?(というほど寒くはないが) 今朝は大事をとって、イサムさんと同じお粥のみ。 風邪とかだったらやだなあ。 うーんうーん。
さて、前にサンタバーバラのお手伝いさんに、イサムさんをあずけて、ロブスターを食べに行った話をしていた。 その時に、一体イサムさんがお手伝いさんになんの術をかけたのか知らないが、お手伝いさんからしょっちゅう電話がかかってくるようになった。 「イサムあずけに来ない?」 「イサムの面倒見てあげるけど、来ない?」 「イサムの面倒見たいから、行って良い?」 という具合だ。
なにを。 一体なにをしたの、イサムさん。 どんな魔法をかけたの。
義父母は二ヶ月いないのに、お手伝いさんは常駐しているのだそうな。 そら暇だわな。
イサムさんにヨーグルトをあげたら、えらい不評だった。 甘いリンゴソースを混ぜてあげたのに。
さて、離乳食が進むにつれて、うん○が人間ポクなって来たイサムさん。 ちゃんと固形をするので、オムツ替えが飛躍的に楽。 でも気を抜くと、オムツを開けた時に、コロコロコロと転がって行ってしまう事が有るので要注意。 小学校にいたウサギを思い出す。
さて、赤ちゃんと一緒に湯船に浸からないアメリカ人。 一度、ジャバ夫さんが沐浴している時に、イサムさんをポーイと投げ込んだら、一緒お風呂がすっかり気に入ってしまったらしく、朝シャワーを浴びた後などに、お湯を張ってイサム待ちをするようになった。
ジャバ夫さんがお風呂に入れてくれると、足ふきマットの上で、洗浄されたイサムさんを渡されるのを待ってれば良いだけなので、楽。 イサムさんも、ジャバ夫さんの方がしっかり体を支えててくれるので、安心でしょう。
こちらの日本キャラクターグッズを扱っているお店に遊びに行ったら、日本の2、3倍の値段がして、びっくり。 http://www.royal-t.org/ お店と言うか、ギャラリー何だけんども。 店員さんが、通路の真ん中で棚卸ししてて、どうかと思っただよ。 高いのにサービスがいまいち。 今はキティちゃんフェア開催中。
イサムさんに無事パスポートを作る事が出来た。
そんなわけで、12月の半ばらへんに、一度お墓参りに日本に行こうと思う。 滞在が一週間程度なので、イサムさんの時間はアメリカ時間のままで行こうと思っている。 そして、日本の電車はインフルエンザとか怖いので、赤ちゃん連れではあまり利用しないでおこうと思う。
なので、起きているイサムさんを見たい友達には、午前中、横浜の実家か、その附近に遊びに来てもらうしかないのです。 12月半ばといえば、師走もまっただ中で、皆恋に仕事に急がしそうなので、なかなか遊べる人も少ないかもしれないけんど。 あと、皇帝の方は、夕方4時くらいまでは普通に起きていられると思います。 気合いで6時まで起きてるかもしれないけど、その後は意識混濁になる予感。
しかし、まだ気温が30度超すと言うのに、真冬の日本に行って大丈夫だろうか。 凍えそうだ。
あ、ミシンは修理代が100ドル超えそうだったので、新しいの買いました。 70ドル前後でした。
お誘いに負け、フェイスブックに登録しました。 でも相変わらず、シャイで自ら友達を捜そうと出かけないので、見かけたら声かけてあげてください。 旧姓でもひっかかるけど、新しい名前の方が珍しいので検索しやすいです。
本名で登録って、ちょっとドキッとしたけど、サービスの性質上偽名じゃ意味ないもんね。
しかし、同じようなネットサービスが多くて、色々な物に登録しないと、で混乱する。 チャットだけでも、ヤフーとMSNとスカイプとマックに登録しているのだよ。 ユーザーの利便的にどうなのだよ。 携帯会社が増えるたびに、電話番号増やすようなもんだよ。
さて、花粉症だ。 春になる物だと思っていた花粉症に、突然やられてしまった。 カリフォルニアでは、秋にアレルゲンを飛ばす何かが生息しているらしい。
抗アレルギー薬は、飲むと眠くて仕方が無い。 だが、鼻水の量がはんぱない。
常にさらさらの真水のような洟垂れになってしまうので、何も手に付かなくなる。 薬を飲むしか無いのか。 でも薬飲んだら運転できない。 運転できないと何も出来ないと一緒だ。
揺れる乙女心。 乙女だけど洟垂れ。
慣れし故郷を洟垂れて。
そういえば、ミシン壊れました。 原因は不明。 ノリノリでシュシュを沢山作っている最中に。 がくり。
イサムさんに蒙古斑ができている。
産まれてすぐは無かったのに、ちょっとずつお尻の上の方に出て来た。 ジャバ夫さんは「ザ・ブルー・バット」とイサムさんを呼んだりする。 応用は「お前が伝説のザ・ブルー・バットだな!?」とか、ちょっと北斗の拳っぽく言うのだ。
でも日本に行ったら、たいていの赤ちゃんはブルー・バットなので、伝説ではない。
ザ・ブルー・バットは、今お昼寝中。
日本語表記はよくわかんないけど、ベニスビーチとベニス通りをつなぐ道を、アボットキーニと言う。
そこには沢山のファッション専門店が軒を並べているのである。 代官山的な・・・。 いや、価格的に下北的?いや、まあとにかく、そんなファッションにうるさそうな人々が集う通りなのだ。
ジーンズのリメイク屋が有ったり、古い鞄や靴の直し屋さんが有ったり。 アクセサリー作家の店なんかも有る。 京都のSOUSOUや豊天を扱っている店も有り、かなりコアなファッションストリートなのだ。
ただ、ベニス周辺は景観保護地区で、勝手に建物を建て替えたり、改装したりできない。 ために、お店はかつて民家だった古い建物を、そのまま使っているのだ。
アメリカの伝統的な民家と言えば、ポーチが有りますでしょう。 で、ポーチの前には、階段が有りますでしょう。 3〜6段程度の、低い奴。
低かろうが高かろうが、ベビーカーにとっては、同じ障害物。
さらに、歩道が狭く、かつ入り口に凹んだところがない歩道もある(わかります?)。
バリアフリーが一般的なアメリカで、この地区の仕様はとにかく浮いている。 そして、この通りは若者のストリート。 若者は、若さ故に歩行弱者への理解が浅い。
他のどの通りを歩いていても、ベビーカーで段差を超える時には、その段差に差し掛かる前から、「助けが要りますか?」とどこからともなく声をかけられるのだが。
それに慣れてしまったせいか、段差につっかかるまで、誰も声をかけてくれないことに、ちょっと戸惑う。 つっかかって「ガツン!」となれば、しばらくすれば通りすがりの若者が「持ってあげる」と助けてくれるのだが。
つっかかるまで気がつかないと言うところが、「ふ、まだまだ修行不足よのう」と思うのだ(何様だ)。
そんな若い彼らも、経験を積むうちに、やがて立派なアメリカ市民として、ヒーローらしく成長して行くのでしょう。
まあそんなわけで、ちょっと赤子連れには難しい、流行に敏感な若者ストリート。 ロスに来たら、一度お試し有れ。
段差さえ無ければ、お散歩に最適。 イサムさんが歩ければなあ。
オムツを履かせた後、空気を含ませるようにして、二三回お尻をばふんばふんと叩くと、綿が膨らんで、吸水力が二倍になる。
という裏技を発見した夢を見た。
実際やってみたが、特に変化はない。
では、今日はベニスビーチに行ってみようと思う。 ジャバ夫さんの話によると、おいしいパン屋があるらしい。
イサムさんと同じくらいの月齢の子の母のブログやツイッターを見ていると、どうやら多くの人がやや固形の離乳食に進んでいる。
イサムさんは、まだドロドロにしてあげないと、何も食べられない。 お粥も、米の形状がちっとでも残っていると、「おえ〜」ってえずくので、すりこぎでゴリゴリしてから食べさせているのだ。 野菜もこしている。
そろそろ野菜も、形がやや残ってる程度に茹でてあげなければなるまい。 きっと食べないんだろうな。 ふふふ。
あまり何もしていないので、書く事が無い。 では、お蔵入りしたネタだけど、無事だったから書ける事でも。
実は、妊娠3ヶ月くらいの時、階段から転げ落ちたことがある。 こけたのではなくて、まさに転げて落っこちたのだ。 ぎゃあ。
6段程度だったと思うが、火事に遭う前のジャバ夫さんの実家の庭の階段で。 夜、母屋でテレビを見てから離れに帰ろうと外に出たら、突然重心を崩してずででででん、と落ちた。 とっさに、「腹はぶつけてはいかん!」と思って、変にかばって落ちたので、足の甲がずるむけになってしまった。
まあ、全く無事だったのだが。 妊婦は気をつけろと言われているのに、何故によく階段から落ちたり、こけたりするのか。 自分はこけないと思っていたのに、こけてしまった。
やっぱり、腹の中に余計な重りが付いて、普段と重心が変わるので、うっかり転がりやすいのではないか。
というわけで、世の中の妊婦さんは、過信せずによりいっそう気をつけてお過ごしください。
2009年10月22日(木) |
セルフォン・モンスター |
またジャバ夫さんが携帯電話を無くした。 ふ・・・。
さて、前回日本にジャバ夫さんが行ったとき、実家からミシンを持ち帰ってもらったので、靴下ぐるみを作り始めた。 慣れたら速そうだけれど、今のところモタモタ縫っている。 さすがに、機械の方が縫い目が細かくてきれい。 もっと小回りが利けばなあ。
そろそろ、イサムさんにちょっと堅い離乳食を作ってあげたいと思っている。
こないだ、離乳食用に、初めて出汁を取った。 驚くなかれ、今の今まで粉末のダシの素しか使った事が無かったのだ。 ネットで調べて、昆布と鰹で、基本的な出汁を。 イサムさんには不評だったので、卵に入れて巻いて、大人が食べたが。
まあ、そんな有様なので、食育などと言うえらそうな事は言えないのだが。
でも今から一個だけ決めているのは、何歳になってもイサムさんの食事中は説教をしないでおこうと言う事。 怒っていても、食事が始まったら、お小言は無し。
楽しく食事させてあげたい。 それが、摂食障害の増える現代で、子にしてやれる事なんでないかな、と思う。
どうやって、食事マナーを怒らずに教えられるのか。 それが課題だ。 (無理だと思う)
夏に刺されなかったのに、今更蚊にやられている。 かゆかゆ。
さて、ジャバ夫さんが、日本で皇帝父に鍋をしこたま食べさせてもらったようで。 彼の中で第五次鍋ブームが来ている。 鍋が食べたいと言うのだ。
どんな鍋が良いのか、詳しく聞くと。 ①昆布 ②白身魚 ③豆腐 ④きのこ ⑤ねぎ が、入っている鍋だそうな。
昆布は有ったが、他の物は買いに行かねば。 ところが、近所のスーパーに、いつもある鯛が無い。 仕方が無いので、同じ白身魚のブラックシーバスを買って来た。 ブラックなのに白身とは、これいかに。
全ての具をぶち込んで、ついでに白菜も投入して、ぐらぐら煮込む。 鍋を持ってないので、調理用の鍋。
なかなか良い味だった。 残った汁で、雑炊を作って欲しい、とリクエストが有ったので、こちらは翌朝煮てあげた。
色んな食材が、一気に調理できて、しかも翌朝まで美味しい。 鍋ブーム、来るか。
鍋買わな。
イサムさんが毎回残す、お粥。
これに、日本からいただいたシャケフレークをかけて、後で大人が食べると美味しいのだ。 シャケが終わってしまったので、イカの塩辛を買って来た。 これもまた美味。
ただ、病人でもないのにお粥を食べていると、病気になった気分になる。
とか言ってたら、どうやら本当に風邪をひいてしまったらしい。 喉が痛い。 喉が痛いだけで済めば良いが・・・。 昨晩は、大事を取って、アメリカの風邪薬を飲んで、さっさと寝た。
そしたら、薬のせいか、朝イサムさんの泣いたのにも気がつかず、こんこんと寝入ってしまい、8:30にジャバ夫さんに起こされた。 整体に行く時間だ。
イサムさんは、朝お母さんを呼んだのに、来てくれなかったためか、今日はなんだかよそよそしい態度を取っている。 お母さんが話しかけても、積み木に夢中なふりをしていたり。
イサムサーン。
朝起きられない。
前から朝は苦手だったが、このところ目に余るほど起きられない。 9時以前に起きるのは無理。 夜明け前、一度イサムさんに起こされるが、素早くミルクあげて、すばやく布団に横になって、何事も無かったかのように眠りに戻っている。
一日12時間寝ても、昼も眠い。
調べてみたら、突発性過眠というのに症状が酷似しているけれど、病的な程ではないので、別に医者にかからんでもなあ、と思っている。 病気かどうかってのは、困っているかどうかっていうのが線引きだと思っているのだが、今んとこ、外で働いているわけでもないし、特に困ってない。 イサムさんを朝学校にやらないといけなくなってきたら、朝起きれないと問題だけんど。
夜もガッツリ寝ているから、不眠ではない。
ようは、朝すっきり目覚めたいんだ。 テレビで、レモン水を飲むと目覚める、と言っていたが、レモン絞ってる暇があったら、その分寝たい。
昼寝すると、1−2時間寝れてしまう。
眠いのう・・・。
でもって、寝ている時とても幸せ。
マイ・ラブリー・サン☆イサムから、浮浪者の匂いがする。
イサムさんの後頭部から、酸っぱい匂いがし始めたのは、今週頭から。 ツーンとするかほり。 離乳食に肉を投入し始めたので、そのせいかと思っていた。 いや、そんな馬鹿な。 肉食べたくらいで浮浪者の匂いにはならないだろう。
お風呂に入ると匂いは取れるが、翌日にはまた酸っぱい赤ちゃんに戻っているのだ。 おかしい。
今朝本格的に捜査した結果、なんとベビーベッドから、家の無い人の匂いがすることを発見! くっさ〜。
原因は、ベビーベッドの柵に結びつけてある、安全用のコットン製パッド。 マットは洗っていたけれど、こちらは盲点だったわ〜。 くっさ〜。
どうやら勢い良く吐いたミルクが、パッドにまで跳ねていたらしい。 そうか、浮浪者の酸っぱい匂いは、吐いた匂いだったのか。 ツーン。
朝からベビーベッドの全てを洗濯。 やれやれ。
ところで、イサムさんは自分の匂いだからか、それとも繊細でないからか、全く動じてない様子。 赤ちゃんは臭いの平気なんだろうか。 とりあえず、母はしばらく反省タイム。
一応、解任する前に辞任を迫ったんですけどね。
そう、ジャバ夫さんは、皿洗い大臣とボトル洗い(哺乳瓶洗浄)大臣を兼任していたのだ。 ところが最近、休日も出勤する程忙しかったせいか、ちょくちょく洗い物がシンクに残っていた。
で、一度は家庭内総理も聞いたわけだ。 そろそろ、大臣を辞任して楽になったら?と。 皿洗い大臣の座は、勧めにより辞任したジャバ夫さんだったが、ボトル大臣の方は、続投したいと言う強い希望を示した。 夜ボトルを洗う事で、昼間面倒を見られなかったイサムさんの世話をしている気持ちになれるから、という理由。
そもそも、ジャバ夫さんが帰って来て一気にボトルを洗うので、なんと哺乳瓶1ダース持っているのだ。 お馬鹿でしょ、この内閣。
そうまでして継続していたこのシステムを、ついに終わらせる時が来たのだ。
ジャバ夫さんが酔っぱらって帰って来て、ボトルを洗わずに寝たので、夜中にイサムさんが起きた時に、ミルクを入れるボトルがなく、泣き赤子を背負いながら、総理が洗う事になったため。
総理激怒の末、ジャバ夫さんは全ての大臣の任を解かれたのだった。
大臣じゃなくなってからというもの、洗い物に関して口を出す事も禁止になったため、何か別の職を家庭内で探しているジャバ夫さん。 でも今空いてる職はない。
台風の影響で、頭痛がすます。 いでで。
さて、ドルが弱い。 母が遺したイヤリングを、金具を取っ替えてピアスにしようとしたら、接着用の金がえらい高くなっていて、ビビった。 交換費用は日本円(カード)で支払ったから得だけど、金のレートにより相殺された。
でも、母が若い頃に良く着けていたイヤリングを使えるので、なんとなくめでたしめでたし、な気持ちで家に帰って、袋を開けてみたら・・・。
げ!交換した後に残る筈の、イヤリングのクリップが入っていない。
ちょっとー。 クリップも金で出来てるんだからー。 返してよー。 つか、返すのが当然でしょ。
と、言うのもなんなので、「母の形見なので、クリップも返してください」と電話したら、あっさり戻って来た。 わざと返さなかったっぽい。 金が値上がりした、と言ったその舌の根も乾かぬうちに・・・ぬう・・・。
次回割引券くれたけど、もう行かないもんねー。
さてイサムさん、自由自在に寝返りが打てるようになった。 離乳食ももりもり食べている。 日本の雑誌には、「赤ちゃんは消化能力が弱いので、ちょっとだけ」と書いてあるが、もりもり食べちゃうので、食べるだけあげている。(でもお腹壊してない。繊細じゃないから)
あと、食事中にご飯を乗せる、プラスチックのトレイをいじって遊ぶのがブーム。 トレイの端っこを握って、持ち上げて振って遊ぶ。 時々額をトレイで打って、涙目になっている。(けど泣かない。大物だから)
千葉のおじさんおばさん、赤ちゃん食器のプレゼントありがとうございます。 イサムもお気に入りです。
日本からはるばる台風が来ている。 地球は丸い。
さて、雨がパラパラ降っているのだが、出かけなければならない用事があり、車を出した。 留守中に届いた荷物を、郵便局に取りに行かなければならなかったのだ。 今日取りに行かないと、日本に荷物が戻されてしまう。
えっちらおっちら行って参ったら、案の定、雨に慣れていないロスっ子達が、とろとろと運転している列に巻き込まれる。 じと〜。
イサムさんはなにやら一人でブツブツ言いながら遊んでいるので、心配はなかったけれど、帰りぐらいになると、さすがに飽きたのか超音波を出し始めた。 郵便局も、連休明けで混んでいたのだ。
月曜日は何故休みだったかと言うと、歴史的な記念日であったから。
コロンブスがアメリカ人に発見された日だ。
サンタバーバラに行ったら、なんとロブスター解禁祭りだった。
妊娠中つわりで全くロブスターが食べれなかった。 なのに、ハネムーンの船の上ではロブスターだらけ。 その雪辱をはらさんとて、イサムさんをお手伝いさんにあずけてまで、がっつり食べに行った。 ロブスターの前に、かわいい息子の魅力およばず。
手も口もべたべたにしながら、死体をむさぼるゾンビのごとくにロブスターを食い散らかしてから、映画「ゾンビランド」を観た。
話自体はB級映画的発想ながら、映像、音楽、キャスティングは文句なしのA級映画。 超大物ゲストがカメオ出演(カメオと言う割に、出張っている)。 さらに、エンディングに向かって、見事に話が盛り上がって、ちゃんときれいに畳まるのが見物。 本当に映画が好きな人が作った感じ。
最近ジャバ夫さんの映画のお仕事の関係で、へっぽこ映画をうっかりへっぽこと言えなくなってしまったので、良いのにあたった時は多いに良かったと言うようにしようと思う。
「ゾンビランド」心臓の弱い人と、血に弱い人と、子供は行かないようにしましょう。 間違いなく暴力映画ではある。
2009年10月11日(日) |
ウォレットモンスター |
バスに乗ろうと思ったところから、もう悲劇は始まっていたのかもしれない。
そう、イサムさんを連れて、バスに乗ってみようと思ったのだ。 サンタモニカまでブルーバスで一本。 バリアフリーのアメリカだもの。 ベビーカー押してバスに乗るなんてお茶の子さいさいでしょ。
と、何も考えずにバス停まで歩いて行ってしまったのだ。 バス代の75セントを、あらかじめ手に握りしめて。
時刻表が有って無きがごとしのロス。 バスが来るまで、運悪くけっこうかかった。 すでにイサムさんがちょっと飽きてきている。
ようやくバスが到着すると、やはり乗り込み口に段差が出ないように作られている。 歩道の縁石と同じ高さの入り口に、難無く入り込む事が出来た。
問題はここから。 運転手さんが「次の駅から混むから、ベビーカー畳んで」 えー。 自立お座りの出来ないイサムさんを抱えたまま、ベビーカーを畳むのは不可能。 とりあえず、イサムさんをベビーカーから抱え上げてみる。 すると、親切なお兄さん達が、よってたかってベビーカーを畳んでくれて、ひょいと荷台(運転席後ろの、広めの荷台)に乗せてくれた。
さすがアメリカや。 子連れに優しい。 別のシチュエーションでも、誰かがいっつもドア開けてくれるし、エレベーターも呼んでくれるし。 日本に帰ったら、きっと子連れオオカミの移動など、皆知らんぷりして足早に通り過ぎるだろう。 これを当たり前の事と思わず、常に感謝の気持ちを忘れずに。
とはいえ、別にどうしても出かけなければならない理由があったわけでもなく。 なんとなーくぷら〜っと出て来ただけなのに、人様のお手を煩わせてしまったので、なにやらもうしわけない気がして、そわそわしてしまう。
そわそわしていると、目的地、プロムナードに到着し、また親切な学生3人組がわーっとベビーカーを降ろしてくれて、バスの外で組み立ててくれて、去って行った。 すいませんねえ。
バスの中で抱えていたイサムさんは、そのまま眠ってしまっていたので、そっとベビーカーに降ろして出発。 慣れない旅で疲れた事よのう、と思い、コーヒーショップに入って、ぎょっとした。
財布がねえ! 忘れて来た。
ぎゃー。 バスに乗って帰れない! いやいや、たぶんバス停に並んでいる人に声をかければ、75セントくらいくれるだろうけど、すでに知らない人々に親切にされまくって、親切され疲れ。 はあ・・・。
ジャバ夫さんに電話してみると、どうやらたまたま近所でお仕事をしているようなので、帰りに寄ってもらって、イサムさんとともに助けてもらう事に。 それまで約4時間。 うろちょろして、最後本屋で立ち読みをはじめると、それまでご機嫌で皆に愛想を振りまいていたイサムさんが、何やら力んで、不穏な声で「ん〜ん〜ん〜ん〜・・・にゃあ!」と叫んでいる。 ま、まさか。
ぶりっと音とともに、漂う芳醇な香り。 なんと。
替えのオムツはある。 ああしかし、サンタモニカプロムナードは、薬中が注射を打つので、公共トイレが無いんですよ。 有るのは一件だけ、マックの二階で、しかも有料、しかも狭くてベビーカーが入れない。 あー。
ど、どうしよう。 はわわわ。
非常事態だったので、本屋の奥、誰も来ないところで、イサムさんの下半身にタオルをかけて、出窓でさささっと替えてしまった。 汚れオムツはジップロックへ。 ああ。 誰も見てないとは思うが、防犯カメラには写ったかもしれない。
ようやくジャバ夫さんと家に帰ると、19:00。 イサムさんはそろそろおネムの時間。 ずっと見知らぬ人に微笑み続け、腕をぶん回し続け、かわいいと言われ続けたイサムさんは疲れ果て、床に置いたとたんにぐ〜っと眠ってしまった。
お母さんも疲れ果てました。 ぐ〜。
朝は7:30まで寝てました。 グレートイサム。
週末はサンタバーバラの家の換気に行って来ます。
イサムさん、朝7:00まで寝てました。 すごいぞ。
さて、整体の始末譚をば。
まずサンタバーバラの整体は、駄目だった。 料金が高いだけでなく、やはりと言うかなんと言うか、金金金の、金目当ての医者で、治してくれるのだが、次ぎに行くと妙なところでゴキっとやられ、余計に痛くなり、また行くと治してくれて、また行くと壊してくれるのである。 治して壊して治して壊して。 ずっと通わせようと言う魂胆が見え見えで、うすら怖いので適当にフェードアウト。
歯医者と言い、サンタバーバラの医者は、どうも守銭奴で信用ならない。
次に、インターネットで医者の情報を集め、近所に評判のいい医者がいたので、行ってみた。 治療はシンプルだし、次回予約も無理に入れさせようとしない。 何より、背中がかなり良くなった。 その上、今まであまり開かなかった口が、ばかっと開くようになったのに驚き。
皇帝、口がほとんど開かない人だったので、歯医者とか行くと「もっと開けて!もっと開けて!」と言われまくっていたのだが。 そもそも、口は開かない物だと思っているので、「これ以上は無理」と言っていた。 だが、この整体に通った後、歯を磨こうと思って鏡の前で口を開けたら、狙った以上にダーっと口が開いたのだ。 わー。
親知らずの手術の前に、この医者に出会っていれば・・・。
ともかく。 この近所の医者は当りだ。 保険が利かないので、なんと値引きしてくれた。 このご時世に、どんだけ良心的ですか。 ほんでも一回25ドルなので、日本的には高いんだけど、サンタバーバラの100ドル前後に比べたら、だいぶマシ。
まあ良いのです。 いくらかかろうと、とにかく背中の痛みさえ無くなれば。
イサムさんはどんどん重たくなるけど、そのうちちょっとの間でも立てるようになれば、持ち上げる時の負担が軽くなる筈だし。 あとちょっとの辛抱。 おー。
イサムさんは、毎日夜7時30までに就寝する。
そのために、お昼寝に作戦がある。 午前中は、好きなだけお昼寝させるけど、午後は1−2回のお昼寝で、各30分以内。 それ以上寝ると、夜眠れなくなってしまうから。
さて本日、3時くらいにイサムさんがウトウトしていたので、毛布をかけてあげたら、眠ってしまった。 30分後に起こしたろ、と思って見ているうちに、皇帝も眠くなって、一緒にくかくか眠ってしまったのだ。
気がついたのは5時。
2時間も寝ちまった。 慌ててイサムさんを起こすと、なんかぼ〜っとしている様子。 ああ、寝かせ過ぎてしまった。
夜眠ってくれるか不安に思いながら、7時まで遊んで、オムツを取り替え、さて、そろそろ眠る体制に入ったかな? と見てみると、目はピッカー!と開いたまま。 「きゃ〜う!きゃ〜う!」 と、謎の周波数を宇宙の仲間に向かって発信している。 う〜ん。 眠りそうにない。
でも時刻は7:30。 えーいままよ(棒読み)。 目がぱちー!っと開いたままのイサムさんを、ベビーベッドに放り込んだ。
すると、すっと眠ってしまった。
なんと。 奇跡の子じゃ。
あまりに感動したので、ジャバ夫さんに電話して報告。 これで、目覚めも7時ならなあ。 まあ、多くは望むまい。
ところで、またお隣さんが引っ越し。 まさかイサムさんがうるさいせいではなかろうなあ。
ベビーフードだ。
瓶詰めにされて、1ドル以下で売られている、ペースト状の赤ちゃん用の食品である。 一時期、アメリカ人の味音痴は、乳児期に食べているベビーフードのせいだと、まことしやかに言われていた、あのベビーフード。
しかし、イサムさんはアメリカ人である。 これからもアメリカ人としての人生を歩んで行くであろう息子。 ある程度味音痴にしておかないと、学校給食でまずいもの(ジャバ夫さん曰く、牢獄の飯のがマシ)が出た時に、食べられなくて困るのは息子。 ならば、ここで一度心を鬼にして舌をおかしくしておくのが、母の勤めでござろう。 にんにん。
ところがイサムさん、なんとお母さんが手間ひまかけた人参ペーストは食べないのに、ベビーフードの人参は食べたのである。 バナナのベビーフードも食べる。
味見をしてみると、人参がやたら甘い。 素のバハナにほのかについている、エグ味(?)もない。 でも、成分を見てみると、人参に砂糖が入っているわけでもないのだ。 はて。
保存料や調味料も入っていないし、まずくもないので、柔らかく調理しにくい物や、時間がない時なんかに、臨機応変に使いたい。
さて、牢獄の飯よりまずかった、オクラホマの小学校給食で、ジャバ夫さんが楽しみにしていたもの。 「金曜日に出て来るポップコーン」 だそうです。
はじける美味しさ。
イサムさん7ヶ月になった。
6ヶ月で、帝王切開の傷跡は完全に塞がると聞いていたので、これから腹筋をちょっと動かそうと思う。 ぶるんって中身が出たら怖いから、今まであんまり腹筋運動をしなかったのだが。 そんな筈はない、と思いつつ。
さて、小さくなったイサムさんの服は、入念にシミを抜いて、友達の赤ちゃん、ディラン君に送っている。 特に新生児〜3、4ヶ月は、毎日何回も服を着せ替えないといけないから、服は量が有った方がよかんべ、ということで。 近所だから、送料も安いし。
こちらは洋服リサイクルやチャリティーが盛んなので、近所にも洋服ポストが有り、子供服専用ポストもあるのだが。 そこに出してしまうと、誰かの役には立つだろうけど、二度とイサムさんの服に会えなくなってしまう。
ほんで、友達とは、どっちかの二人目が男の子だったら、またお互いにおさがりを送りあおう、と密約を交わしているのだ。 どっちの子供が早く産まれるのか。 どっちの子供が男の子なのか。 同時に産まれたら、どうするのか。 また、どっちとも女の子だったら、どうするのか。
とりあえず、次に使う人がいるかと思うと、服も丁寧に扱うようになります。 あと、2、3回しか着れなかった服達も、再戦の可能性あり、となって、気持ちが楽。
母乳神話に悩まされる母達の心理を考えてみた。
母乳育児を推進するために、世間が母乳の良いところばかりを強調し過ぎているのではないか。
母子の絆が強まる。 子の免疫力が高まる/病気にならない。 産後の母体が痩せる。 母が良く眠れる(?)。 経済的。 空気を飲まない。
すごいのは、口の筋肉をよく使うので、笑顔がかわいくなる、とまで書かれた本があった。
これを、母のみならず、家族中が聞かされるので(もしくは何らかの形で読まされるので)母乳で育てなあかん!となってしまう。 さらに、母乳を与えないと、逆の事が起りそうな気にさせられる。
つまり、実際そんなことは無いのに、ミルクで育てると。
母子の絆が強まらず、虐待などの問題が起る。 子の免疫力が弱まり、病気になる。 体型が戻らない。 母が不眠症になる。 ミルクを買うのは無駄遣い。 空気を飲んでしまう(ゲップさせればいい事)。 ボトルでミルクを飲んでいると、無表情な赤ちゃんになる。
なんて事が起ってしまうんでないかと思い込んでしまうのではないか。
そこで、実際子供が病気になったら、母乳育児じゃなかったせいだ、などと、いわれの無い事を言う輩が出てくるのではないか。 もしくは、母親自身がそう思ってしまう。
そんなわけで、母乳神話に皆悩んでしまうのでは。
実際、母乳育児はメリットも有るがデメリットも多いし、ミルクにもメリットはあるので、母親が幸せに感じる方法で育てたらええと思うのですが。 母が幸せなら、子も幸せの筈。
一応、あんまりフォーカスされない完全母乳のデメリットも書いておく。
母からしか栄養がもらえないので、常に母から離れられない。 母体が病気になっても、薬が飲めない。 母から病気がうつりやすい。 母の誰もが、成長に十分な程母乳を作れるわけではないので、栄養が足りなくなる事もある。 一回の授乳で、どれだけ飲んでいるのか、わかりにくい。 消化が早いので、夜頻繁に子の目が覚める。 歯が生えてから、おっぱい噛まれると、死ぬ程痛い(ぎゃー!!)。 傷口が膿んだら、母乳も汚染される。 家族が育児に参加しにくい。 常にぽろりとしているので、時々気まずい。
ね、別に良い事ばっかりでもないでしょ? 悪い事ばっかりでもなし。
だから、どっちでもええやん、と言うのが結論。
周りの人は、母が好きなようにさせてあげるのが良いでしょう。 本当のところ、母もどっちが良いのかわかっていないので、ついつい周囲に相談するけど、迷った時は「楽な方」。
楽な方が良いに決まっておる。 日本人は伝統的にイバラの道を歩みがちだけれど、楽な方が楽だよ。 だって育児は楽じゃないんだからさ。
そういえば、母乳だけで、赤ちゃんの必要な栄養は足りてる筈!というのは、嘘だと思う。 そりゃあ足りてる子もいるでしょう。 でも、足りてない子もいる筈。
自然にしてたら、人間だって動物、母乳で足りないなんてあり得ない、と思っているのは、ちょっと違うんじゃないか。 自然に暮らしている動物の、乳幼児死亡率(栄養失調、病死だけ)を考えてみる。 粉ミルクが発明されて、命が助かった子供が、どんだけいるかわからない。
母親の努力如何に関わらず、母乳が足りないってことがあり得るということだ。 ミルクを買うのは、無駄遣いではない。
韓国産エノキが格安でスーパーに入って来た。 今日は麻婆ナスの中にエノキ。
イサムさんがバナナを食べてくれない。 別にバナナを食べないと栄養が摂れないわけではないのでかまわないのだが。 でもバナナは安いし、加熱して潰しやすいし、残したら大人が食べれば良いので、優良な離乳食だと思うのだ。 しかも、子供が喜びそうな甘さ。 大きくなったら、自分で握って食べれる、お手軽おやつに。
まあ別に良いです。 多少嫌いな食べ物があっても。 そのうち好きになるかもしれないし。
実は、好き嫌いをしないジャバ夫さんも、バナナ嫌い。 バナナ味の物も嫌い。
そんなもんが遺伝するのだろうか。
さて、年末年始、ジャバ夫ファミリーでユタに行くらしい。 イサムさん初飛行機になるのか。
ユタでスキーをするんだそうで、義弟から電話がかかって来て「スキーとスノボとどっちがいい?」と聞かれた。 すでに私も頭数に入っているらしいのだ。 事前に聞かないのがジャバ星流。
スノボは首の骨を折ると聞いたので、スキーで。
しかも、まだ日程を聞いていない。 スキー中はイサムさんは、義父母と一緒に室内待機。 冬服を買ってやるべきなのか、悩む。
今日はフォトショップの授業に出た。 ハードもソフトも先生も英語なので、さっぱりわかさない。 復習用のCDをもらったので、後でジャバ夫さんに聞く。
さて、週末義父母が来ていた。 二ヶ月程スペインに遊びに行くので、その前にイサムさんエネルギーをチャージしに来たのだ。 いってらっしゃい。 帰ってくる頃には、イサムさんもハイハイくらい出来るようになっているはず。 でも頭が重いから、もうちょっと時間かかるやも?
さて、なかなか真相を突いた坊や。 http://www.youtube.com/watch?v=E8aprCNnecU&feature=related お母さんの事は愛しているけど、好きではない。 でもクッキーをくれる時のお母さんは好き。 たいていの時は好きじゃない。
18ヶ月後。 http://www.youtube.com/watch?v=q0nLMPmSyzM&NR=1 ぶれないジャスティン。
気がついたら、イサムさんがネックレスをもぎ取ろうとしていた。 ピアスじゃなくて良かった。
さて、元ルームメイトのコックさんが遊びに来ていた。 新婚さんいらっしゃい。
レスキューで保護された犬を飼いはじめたので、見せに来てくれたのだ。 ミニチュアシュナウザーとダックスフントが混ざっているらしき、黒いおチビさん。 イサムさんより若く、5ヶ月の女の子だ。 スカウトちゃんという。
全く吠えない。唸らない。漏らさない(これ重要)。 イサムさんの寝ているところに行って、ぺろぺろ足を舐めていた。 何にも教えてないのに、顔じゃなくて足って! 偶然かもしれないけど、なんてかしこい子なんだ。 (皇帝の方は、顔を舐めてくれました) コックさんは穏やかな人なので、是非このままママを見習って、吠えないワンコにおなり。
正直、吠える犬は困る。 犬は好きだけど、かわいいけど、吠えるのは困る。
そんな困った犬代表のロッキーだったが、なんと吠えなくなったんですよ、奥さん!! それはそれは、長年ロッキーの無駄吠えに、家族と近所の人は耐えて来たわけですよ。 ええ。 ぴたっと吠えない不思議マジック。
以前、吠えたら首に電流(犬用?)流したら良い、って恐ろしい話を聞いた事があるが、それはあんまりにもあんまりなので、却下。 どうしたかというと、プロのトレーナーさんに特訓してもらったのだ。
しかし、老犬だからどうかなー。 新しい事をおぼえられるのかなー。 と思っていたが、ちゃーんと躾してもらって帰って来た。 かしこかったのか、ロッキー(失礼。 もっと早く、トレーナーさんとこに行けば良かった。
ところで、何故かイサムさんはまたしてもスカウトちゃんを無視。 なんで? 足舐められて、なんとも思わんの??
不思議少年イサム。
こちら、イサムさんに匹敵するかわいさのハロウィーンべいべを見つけた。 http://www.youtube.com/watch?v=7KDWI0mD9HA&feature=player_detailpage オチもナイス。
母ちゃんがいないと、耳にタコができない。
さて、ドルのレートがえらい事になっている。 先週の事になるが、土曜日にイサムさんを義母にあずけて、真っ昼間ベビーフリーでメルローズに行く事が出来ると判明したので、その前に死ぬ程考えたよ。 なんか買わないと!はやく何か高額商品を!
ああ、でも特に必要な物がない。 このチャンスに、何か買わないと損している気がする(こういう人は、節約型ではない) ペラペラと、ファッション雑誌をめくって、ハートを揺さぶる何かを物色。
アクセサリー、バッグは買い過ぎ。 靴は相当探さないと、ぴったり合うサイズはない。 うーんうーん。 洋服は、高価な物買っても、イサムさんに瞬殺されるから無駄。 うーんうーん。
頭から煙が出る程考えたけど、特に何も思い浮かばないまま、土曜日は来てしまった。 とりあえず、何件か気になる靴屋をチェック。
クリスチャン・ル豚ン、という美味しそうな靴は、セレブのセレクトショップに有った。 そしてその店は丁度全て50%オフ、という大名なセールをしていた(セールだから大名ではないな。必死な販促だ) しかし、噂以上に、実際履いてみると、鬼のようにヒールが高い。 汚れても良い服を着て、イサムさんを抱えてこの靴を履くのは無理だ。 30年後くらいに、また会おう。
あこがれの靴に別れを告げ、結局いつもの古着屋さんに来てしまった皇帝。 そこで、元値の1/10になっていた革ジャケットを購入。 ああ。 高額商品を探す旅に出て、何故に古着屋。
古着と言えば、母の洋服をどうしようか、色々考えているのだが。 トルコで一緒に買った革ジャケットは、型を直して着れそうだったので、今プロの御直し屋さんに出している。 肩パッドを外してもらって、袖を詰めるのだ。
母の方が、皇帝より背が高いので、直せる物は直すが、どうしても着れない物は、教会に寄付した。 古着屋で二束三文で売るよりも、チャリティーに出した方がよかろうと思うんでありんす。
教会に行ったら、南米系の3歳くらいの男の子が走って来て、皇帝の足にがしっとしがみつき、「結婚してあげる!」と言われた。 アシュトン・カッチャーか、君は。 お母さん曰く、スカートをはいた全ての女性にプロポーズしているらしい。 君は・・・。
この赤ちゃん、全米で注目。 http://www.youtube.com/watch?v=JPRxWsX50kI
皇帝
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