皇帝の日記
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2009年08月31日(月) 公園

マリーナの中にある、でっかい公園にお散歩に行った。
(マリーナ付近にはでっかい公園が沢山ある)

マリーナなので、ひっきりなしにヨットやカヌーが出入りしている。
日曜日だったので、あちこちで子供の誕生日パーティーをしている家族がいた。
そして、公園内には沢山のテーブルや椅子があり、その一つ一つの前に、わざわざバーベキューグリルがついているのだ。
さすがアメリカ人。
公園に来て肉を食わずに、なんとしよう。

私めから言わせれば、公園に来てまで肉を食うのか。
いつでもどこでも肉食ってるでしょうが、あなたたちは。
ぶつぶつ。

しかも、このグリル、けっこう皆使っている。
公園のあちこちでジュージュー火をおこしているので、地球の温暖化はここから来ているのではないか、と錯覚する程だ。

木陰をさがして、タオルを敷いて、イサムさんとジャバ夫さんとゴロゴロ横になる皇帝一家。

あ〜・・・。
涼しい海風が・・・。



肉の匂いだよ!!!!!

お腹すいて帰った。
夕飯は茄子と鶏肉の揚げ物。
がっつり。


2009年08月30日(日) かわいいだけ

イサムさんの上に、乾燥機から出て来たほっかほかの洗濯物を乗せ、「これはバスタオル。日本語でもバスタオル」とか言いながら畳むのが、日課だ。

ある日きゃーきゃー騒いでいるイサムさんの世話に疲れ、これをしながら
「イサムさんはかわいいだけじゃん。かわいいだけじゃ世の中渡っていけないんだよ」
と言ったら(言ってどうするのだ)、胸元のタオルを集めて、顔の上にぐぐっと持って行き、ちらっと顔半分だけ出して、にっこり笑ったイサムさん。
うふ。

なーにー!!?

かわいいだけじゃ駄目って言った矢先に、かわいいアピールだとおお!?

ちくしょう!負けたよ!(え)
ああかわいい。かわいい。

ちなみにこのポーズ、えらい受けたので、どうやら朝オムツを取り替えているジャバ夫さんにも披露したそうで。
(オムツ替え机の上のシーツをたぐり寄せたらしい)
so cute!! You are soooo cute!!
と絶叫さらしめていた。

良かったね、イサムさん。
あともうしばらく、かわいいだけで生きて行けそうだよ。


2009年08月29日(土) ぐれい〜

ジャバ夫さんが、GLAYのコンサートチケットをプレゼントしてくれた。

話はさかのぼるが、前にラルクがロス来た時に、「チケットもらったんだけど、皇帝がビジュアル系嫌いかと思って、他の人にあげちゃった」とか言っていたのだ。

怒ったよ。

あんた、妻が後生大事にh.NAOTOのシャツを、もう着もしないのに日本からわっさわっさ持って来たのは、なんの残骸だと思ってたんですか(本当に、なんの残骸なんだよ・・・)
結婚した相手が、たまたまビジュアル系じゃなかったってだけで(ひどい)、ビジュアル系は嫌いじゃないですよ!
今度その手のチケットを入手したら、とりあえず相談してくださいね。
と、申し渡してあったのである。

ラルク行きたかったなあ・・・。

済んでしまった事は仕方がない。
来月はぐれーで楽しんで来マース。

さて山火事。
今度はハリウッドの方で燃えている模様。
マリーナの我が家のベランダからも、夜になると燃え盛る炎が見えるくらいの勢いだ。
当然ハリウッド方面は空気が淀んでいるし、心なしか気温も高いような。
夜はヘリコプターがバラバラ飛んで来る。

消防の皆さん、事故のないように、でもできるだけ早く消したってください。
火事はやだねえ。




・・・・・・あ、思い出してしまった・・・。
前に、ジェノリアクター(の中に)スギゾーのコンサートがあった時も、「皇帝うるさいの好きじゃないと思って」と言われて、ジャバ夫さん、自分だけ行ったんだわ・・・。
うるさいって、あんた。

わかってないなあ。


2009年08月28日(金) 地震大国

エンターテイメント・センターが来た。
テレビを乗せる台だ。
DVDデッキとか、ゲームのハードを収納するので、そういう名前らしい。
これにて大型家具は一通り揃ったと思われる。

このテレビ台、ジャバ夫さんがずっと欲しがっていたのだ。
何故なら、これがないとテレビの配線がむき出しなのだ。
アメリカでは、毎年何件も、赤ちゃんがテレビの配線に絡まってしまう事故が起きる。
たぶん、靴で生活しているから、視線が上に集中してしまい、床附近の危険に気がつかないのではないだろうか。

近頃イサムさんがごろごろ転がろうとしているので、ジャバ夫さん、テレビのコードが気になって気になって、仕方がなかったらしい。
これで一安心。

で、ふと見たら、不要になったでっかい前時代的なスピーカーが、タンスの上にゴンゴンっと二台置かれていた。
危なーい。
「地震が有ると落ちて来ちゃうから、どっかに移動してよ」
と言うと、
「うん、もう使ってないから、明日捨てに行くよ」
とお返事。

待てー!!
待て待て待て待てーい!!
地震教育を受けた日本の皆さんには、もうお分かりですね。
何が間違いなのか。

5秒後に地震が有るかもしれないんだから、今すぐ降ろしてください。

と、言う皇帝に、ジャバ夫さんぽかーん。

地震様が、我が家がスピーカーを捨てに行くまで、待ってくれると思うなよ!
という事だ。

説明したらわかってくれて、すぐにタンスの下のスペースに入れてくれた。

それにしても、ロス大地震っていつ来るんじゃろー。
どきどきどき。
映画みたいに、暴徒とかが出てくるんじゃろうか。
どきどきどきどき。


2009年08月27日(木) 風邪っぴき

風邪ひいた。

ものすごい久しぶりだ。
どのくらい久しぶりかと言えば、確かジャバ夫さんとオクラホマへ友達の結婚式に出席した時以来だから、もうかれこれ2年半くらいか?
全く風邪をひかなくなったので、もしかしたら馬鹿になったんじゃないかと思ったが(たぶんそう)。

日本を出てから、電車に乗ったりしないから感染経路がなかったとも言える。
学校行ったら人に会うからねえ。

イサムさんにうつさないように、家の中でもマスクしている。
本当にマスクって効果あるのかな。

さて、今月初めくらいに、家の前にリムジン数台と、ボディーガードを乗せた黒バン数台がいた時がある。
家の前だけでなく、周辺のお店のほとんどに黒い男達がわらわらいた。
MIBがイサムさんを捕獲しに来たのかと思ったが、近所にどっかの国の大使館員が住んでいるので、そこの要人が来ているのかとも思った。

でも大げさ過ぎる。
副大統領でも、こんなにSPはつかないってくらいの厳重警護ぶりだった。
ということは、命を狙われそうな所の人か?
と、ひとしきりジャバ夫さんとひそひそ話していたのだが。

そんなことも忘れ、昨日薄っぺらいゴシップ雑誌を買って読んでいたら、「8月頭ブリトニースピアーズとリンジーローハンが、マリーナデルレイでパーティーしました。女の子同士の時間は楽しいね☆」みたいな事が書いてあった。

ブリちゃんか。

楽しいね☆なんて感じの生易しい雰囲気ではなかったが。
有名人は大変じゃのう。


2009年08月26日(水) ラジオ体操

あまりの背中の痛さから、ラジオ体操をしている。
http://www.youtube.com/watch?v=xS92XkVKM0Q

まじめにやると、結構な運動にもなる。
あと、昔の自分が出来たからと言って、はじめから張り切って動くと、腕とかえらい事になるので注意。
子供は疲れ知らずじゃのう。
その子供を相手に、これから右往左往しなきゃならないかと思うと、ラジオ体操くらいでグダグダ言っていられないわね。
子供の運動会でアキレス腱切るお父さんの気持ちがわかるわ〜。

宿題に追われながら、ラジオ体操をする、夏の終わり。
なんだ、小学生か自分。

宿題の提出期限は9月3日です。
それでもって、今学期は終わって、次は9月終わりから新学期。

はーっどこらしょ。


2009年08月25日(火) 感動の修理

靴を修理に出した。

実は、アメリカには靴や鞄の修理をしてくれるような所は、ないんじゃないかと勝手に思っていた。

だって看板を見た事がないし。
消費社会だし。
ぶっちゃけアメリカ人不器用そうだし(あ)。

で、日本から後生大事に持って来ていた、お気に入りの茶色の革靴が、ついに踵どころかつま先のソールまではがれ落ちてしまい、しかもその先っちょの革が破けてしまった。
うーん・・・。
ここまで履かれれば、靴も本望か・・・。

でも諦めきれないので、接着剤を買って来て、ぺったんぺったん張り合せもした。

さて、皆様お手持ちの靴を思い浮かべていただきたいのだが、修理してまで履き続けたいと思う靴が、一体どれほどあるだろうか。
私は2−3足しか思い浮かばない。

ということは、きっとこれは運命の靴なのだ。
元値がいくらだとか、関係ない。

やっぱり、電話帳で修理屋を捜すか・・・。

と思っていた矢先、クリーニング屋さんで目撃したのだ。
奥のカウンターで、鞄の持ち手を修理している、ラテン系のおじいちゃんを。
ああ!
「もしかして、靴の修理もやってますか?」と聞くと、YES!
ナイス。

早速ぼろぼろの靴を持って行った。
こ、こんなんでもいけますかねえ・・・。
と、ドキドキしながら出したら、受付のお姉さんが「う〜ん・・・これは」と渋い顔を。
やっぱり、革自体がいっちゃっていると、駄目だろうか。

そしたら、奥からおじいちゃんが出て来て、黙って靴を持って行った。
どうやら、OKらしい。
・・・職人やなあ・・・。
受付のお姉さんは「お見積もりを出して、後から電話します」と慌てて言っていたけれど、すでに奥ではじいちゃんが靴底を剥がしにかかっていた。
・・・もし「あ、高いから結構です」って言ったら、どうなるんじゃろう。

結局、次の日に電話で「25ドルですけど・・・」と言われ、「ほんではやっちゃってください」とお返事。
つか、もうやっちゃったんでしょう。
案の定「あ、じゃあいつでも取りに来てくださいね」と言われた。

ちょっと高かったなあーと思いながら取りに行ったら、なんと、想像以上のできばえ。
というか、ほとんどおニューになって返って来た。

革全体にラッカーで色付けしたらしく、前よりやや濃い茶色になってはいたが、靴底半分以上取り替えてあり、継ぎ目は丁寧に削られ、違和感がない。
穴の開いた革には、パテが塗られて、きちんと内側に閉じられていた。

すげえ、すげえよじいちゃん。

感動してジャバ夫さんに見せたら、「クリーニング屋さんはたいてい修理屋さんを抱えている」との情報。
なーにー。

町中にあるクリーニング屋さんが、修理もしているのか?
そんなに技術者がいるのか?

と思ったが、どうやら修理屋さんがいない所は、受付だけしていて、どっかの修理屋さんにまとめて持って行くんだとか。

ふーん。

でも、それだけ窓口が広いってことだ。

もしかしたら、日本より靴の修理はしやすいって事じゃないだろうか。
だって、日本の靴修理屋さんって、たいてい踵だけ修理とかだし。
きちんと修復してくれる所って、探さないとないし。

とにかく、修理してくれる所が見つかったので、これから安心して靴を履ける。
ありがとう、おじいちゃん。
でもやっぱりアメリカ人ではなかったね。


2009年08月24日(月) 宝物

メールの返事遅れてます。
宿題終わったらポチポチします。
良い年して、夏休みの宿題に追われてます。
とほ。

さて、イサムさんには宝物がある。

目くそと鼻くそだ。

顔に色々くっつけているので、取ってあげようと思って手を伸ばすと、頑として取らせない。
顔を高速で横に振ったり、両手で皇帝の手を退けたり。
そんなに素敵な物でもないだろうに。
鉄壁のガードだ。

でも、写真を撮る前には、ちゃんと綺麗な顔にしてあげないと。
申し訳ないが、その宝物、ほじらせていただきます。

手を伸ばすと、右手でばしんばしん顔を殴られ、更に左手で髪を掴まれむしられ、「ぎゃああああああ」と叫ばれた。

・・・・そんなにか。

最近嘘泣きを覚えたイサムさん。
「ぎゃあああ」とか「ぴええええ」と言うと、お母さんが心配してくれると思っているのだね。
涙なんか、これっぽっちも流れていないし、時々ニコニコしている。
こうして純粋な心が失われて行く人間の性。

でも、嘘の理由が「お母さんにかまってもらいたいから」と言うところがかわいい。
愛い奴じゃ。

ところで、課題が出たので、ジャバ夫さんにイサムさんを預けて、動物園に行って来た。
この動物園好きの皇帝が、ロス動物園に行っていなかっただなんて。
何故なら、遠いからだ。

ハイウエイ9と405と10と5を乗り継いで、北に向かってえっちらおっちら。
人里離れた山際に、ロス動物園はある。
サンディエゴ動物園に比べると小ぶりなれど、丁度大人が歩き回りきれるサイズ。
特に呼び物になっている、珍しい動物とかはいない。

ちゃかちゃかとスケッチをして、さくさく帰って来た。
何故なら、暑かったからだ。

マリーナは、ロスの中でも涼しいと言う事がわかった。
山は暑いわ。

来園者は、子供連れの家族がほとんど。
子供の人口が、親人口を上回っている。
家族がほとんど4−2人の子供を連れているからだ。
不妊治療が盛んなので、双子ー三つ子も沢山。
6人乗りカートを押している人もいた(道が広いから、それでも平気)。
中には、親戚中の子供預かって来ました、という感じで、10人くらいの子供を体中に引っ付けて歩いているお父さんも。
日本の少子化を痛感する光景。

暑くて、さすがにロスっこもイライラ指数が上がるらしく、子供のために来た筈なのに、言う事聞かない子供を怒る親続出。
あれもいやーこれもいやーと、お父さんにうだうだしている子供(子供だって暑いから不機嫌だ)に、切れたお婆ちゃんが「お前は黙ってカートに乗ってろ!」と席にぶん投げた様は、鬼神の様であった・・・。

日本食スーパーで納豆を買って帰ると、ジャバ夫さんが、ビーフシチューを作って待っていてくれた。
我ながら良い躾(?)をした。

でもルー半分に水600mlなのに、1000ml入れてた。
たっぷんたっぷんのシチュー。
むしろ鍋だった。


2009年08月22日(土) 涼しい。

背中が痛い。

テレビとかで、冬場に乾布摩擦したり、熱湯に入った後冷水を浴びたりするのを日課にしている人が特集されていたりするが。
一体、前世どんなひどい事をやらかして、そんな苦行をしているのかと思っていた。

だが、今なら気持ちが良くわかる。
その苦行より、更に辛い症状を改善するためにやっているに違いない。

背中の痛みが取れるためなら、どんな苦労もいとわない覚悟だ。

週三回水泳とか、そんなマメな人ではなかったのだが、背中が痛くなって、「じゃあ行くか」という感じだ。
はーどっこら。

イサムさんはちょっと落ち着いて、一人でぶつぶつ言いながら遊んだり、時々「ぎゃーす!」と叫んだりしている。
やっぱりうつぶせてから仰向けに起き上がるのは、まだ無理っぽく、うっかりうつぶせると「ぴぎゃー!」とひと鳴き。
だいぶ声量が上がって来ているので、放っておくとうるさいのだ。

皇帝は最近、大量に出た宿題をせっせとやっているので、一日中イサムさんを抱っこしているわけにはいかず。
たまに抱っこしたまま宿題したりするが、イサムさんが手を伸ばして、紙をぐしゃ〜っとしてしまったり、ミルク入りの唾をべは!と飛ばすので、危険だ。

もっと放っておいて良いのかな〜とは思うけれど、ついついぴーぴー言っていると抱き上げてしまうのだ。
一人目は致し方なし。


2009年08月21日(金) 小泣き

ベビーベッドを寝室の隅にうつして、よりイサムさんが静かな環境で眠れるようにセッティングしたのだが。

夜中に、今までにない音質で「ぴっぴっぴっ」と泣いていて、目が覚めた。
いつもは「にゃー」。
覗きに行ってみると、なんとうつぶせに!
そのまま元に戻れなくて、「ぴっぴっぴっ」と言っていたのだ。
・・・何その音。

そっと体を仰向けにすると、そのまま眠りに帰って行った。
だが、このままうつぶせになる度に「ぴっぴ」と起こされてはたまらない。

そこで、バンパーの登場。
ゴロゴロ転がって、赤ちゃんがどっかから転落しないようにと開発されたらしい、止め石のような商品で、赤ちゃんの両脇に置く(布製)。
これでゴロゴロできず、朝まで仰向けでいられるはず。

やはりなかなか安眠はできませんなあ。

はーねむねむ。


2009年08月20日(木) 大泣き

義弟をサンタバーバラに送って行き、ついでに義父母のところで一泊。

やれやれ、目まぐるしいことであるよのう〜。
と思っていたら、イサムさんもどうやら目まぐるしかったらしく、夕方に疲れて大泣き。
これが有名な「黄昏れ泣き」ってやつですか!?

全く手がつけられない泣きぶり。
今まで泣かない良い子だっただけに、ただ抱っこして見守るしかない父と母。
30分くらい、全力で泣いて泣いて、額に汗びっしょりかきながら、更に泣き泣き。
そのうちに、電池が切れて眠ってしまったイサムさん。

あーびっくりした。
朝はいつものエンジェル☆イサムに戻っていたけれど、あんまり刺激しないように、昼頃ロスに戻った。
義父母はイサムさんとわっしょいわっしょい遊びたかったみたいだけれど、今回は我慢してもらった。
残念だけど、また次遊びに行った時に、沢山遊んでください。

やれやれ。


2009年08月19日(水) 千客万来

父が来て、ジャバ夫さんの友達が来て、義弟が来て。
なんとも目まぐるしい日々でございました。
皆にマリーナの魅力が伝わっただろうか。
良いとこだよ。

父が来ると、はじめの二日間ぐらい緊張しているジャバ夫さん。
何故なら、何を言っているのかわからないからだそうな。
普段皇帝もジャバ語をしゃべっているので、日本語話者がやってくると、なかなか聞き取れないらしい。

で、三日目ぐらいからリラックスし始め、一週間もすればすっかり「おとーさんおとーさん」と言って歩いているのだが、その頃に帰国となってしまう。
名残惜しいが、父はもう二年ぐらいは仕事があるからねえ。
仕方がない。

飛行場に父を送って行くのは、ジャバ夫さんの仕事。
まだイサムさんを飛行場に連れて行くのに不安があるので、皇帝はお留守番しているのだ。

今回は、父を送って帰って来たジャバ夫さん。
何故かしょんぼりしている。
どうしたのか、聞いてみると
「おとーさんを抱きしめようとしたら、よけられた」

うん。
たぶんよけると思うよ・・・。

抱きしめ文化圏じゃないからね。
おそらく、よけたんじゃなくて、お辞儀か握手をして別れようとして、相手の予測しなかった動きに反応できなかったのではないかな。

おとーさん、今度は受け止めてあげてください。


2009年08月18日(火) ひとみしりん

ついに来ました。
イサムさん人見知り期。
声のでかい男の人限定で。

義父に泣き、義弟に泣き。
君は産まれた時ですら、そんな大きな声は出さなかっただろう、という大音量で。

そうそう、今度は義弟が東海岸からはるばる遊びに来ているのだ。
義弟はイサムさんをかまいたくてしょうがないけど、泣かれてしまう。
悪いなーと思うが、イサムさん任せにするしかないので、お母さんは何もしてあげられないのよ。

ベビーカーはかろうじて押させてくれるのだが(直接抱っこはさせてくれない)。
義弟はいまいち我が家の土足禁止の意味を理解してないらしく、自分は靴を脱いでくれるのに、そのままベビーカーを押して家の中に入って来てしまうのだ。
ベビーカーもお外を通って来たから、駄目なんだよ・・・家にあげちゃ・・・。

でもかわいそうだから、今回は目をつぶってあげたのであった。

叔父さんとイサムさんの距離=ベビーカーを押す人と押される人。

そして、紙をびりびり破く音が面白い!と気がついたイサムさん。
目の前で包装紙をびりびりすると、ものすごい興奮する。

どのくらい興奮するかと言うと、面白過ぎて、体がぶるぶる震える程だ。
目はまん丸、口をとんがらせて、ぶるぶるぶる。

どんだけー。


2009年08月16日(日) おじいちゃん帰国

そんなわけで、今回も散々ぱらイサムさんの面倒を見てもらって、父は日本に帰って行きました。

おじいちゃん、イサムさん泣きわめいています・・・。
何故ならお母さんが洗濯物してて、床に置かれたから・・・。

水曜日には義父母も父に会いに来てくれていて、イサムさんは片時も床に置かれる事なく、大人達の腕の中から腕の中へ、ぐるぐるバケツリレーみたいに運ばれていたのであった。

高貴な僕。
皆が崇め奉る僕。
僕はスーパースター。

その僕を、床に置くなんて!!?

ふんぎゃー!!!!!

キングイサム激怒。

おじいちゃん、また来てあげて。
孫が床で泣いてます。


2009年08月12日(水) おんぎゃー

中高の同級生が、無事に出産したと聞き、なにやらほろりと感動している皇帝。
体は大人、心は婆ちゃん。
近頃涙もろいのよ。

さて、おじいちゃん(父)とイサムさんと、ベビザラスへ行って来た。
目的は、最近首が据わりつつあるイサムさんのために、ベビーチェアーを買う事。
これで、お母さんが机で宿題をしていても、顔を見ながら一緒に座っていられるわけだね。
(それがイサムさんにとって楽しいかどうかわからないが)。

そこで、衝動買いしてしまったのが、アンブレラベビーカート。
ベビーカートは持っているけれど、かなりしっかりした(サンタバーバラで買ったので、山道用。オフロード6輪)タイプだったので、折り畳んですんなり担げる、軽量カートが欲しかったのだ。

なんせ、今のカートは折り畳んで、車の荷台に入れたら、他の物が車に入らないのだ。
イサムさんしか運べない。
しかも、プリウスにしか入らない。
ジャバ夫さんの天井の低い、独身男性がナンパに使いそうなチャラチャラした車にはフィットしない。
車買い替えるか、カート買い足すか。

カートを選びました。
しかもセールで25ドルだったしのう。
ベビーシャワーで、ベビザラスのお買い物券25ドルをもらってたので、それで買いました。
これで、かなり機動力が増したはず。

赤子を連れてのお出かけ。
母ちゃん頑張るよ。


2009年08月11日(火) 地震速報

今日は、予約しないと入れない、ゲッティビラ(美術館)に、父を連れて行って来た。
イサムさんもカートに入って一緒。

見学の途中、父の会社から携帯電話に「全員安否確認、無事」というメールが入った。


・・・なにが?


こんな、よりいっそう心配をかき立てるような文面。
もし私がマハラジャなら、この部下は島流しだ。

とりあえず、あわてて何が起ったのか、確認。
なんと、大きな地震があったというじゃあないですか。
はあああああ。
どきどきどきどき。

こういうとき、異国にいるとドキドキ度はんぱないです。
皆さんご無事で。

ところで、日本人とアメリカ人は、やはり地震に対する感覚が全然違う。

かつて、ジャバ夫さんが日本に遊びに来ていた時、夜中に震度3くらいの地震があった。
皇帝はねぼけながらも、冷静に「震度2・・・いや・・3・・・」と思っていた。
すると、ジャバ夫さんが飛び起き
「地震だ!」
と大騒ぎ。
「ええ、地震ね」
と皇帝。
「地震だ!」
だーかーらー。
わかったっつーの。
でも、地震って言ったら、やっぱり心配なのかもしれないわね。
と、一応起き上がってみた。
「震度3くらいだから、大丈夫だよ」
と言うも、ジャバ夫さんは「地震だー!」と騒いでいる。
だから・・・地震だって言ってんじゃんかよ・・・。

それ以上に、何を求めて騒いでいるのか・・・。

テレビをつけて、ニュース速報を見ながら
「ほら、震度3だって。大丈夫だよ」
と言っているのに、ジャバ夫さんは「地震だー地震だー」と繰り返す。
地震だっつーのによ・・・。

その後、何年経っても、アメリカの誰かが地震の話題を出すと、必ず決まって
「俺が日本に遊びに行っている時、大きな地震があってよー」
と始まる。
いいえ、全然そんな大きな事ないんですよ・・・。

「すげーんだぜ、ベッドがローラーついてるみたいに左右前後にグラグラ揺れてよー」
と続けるのだ。
いえ・・・。
そんな・・・。

でも、もし私がオクラホマに遊びに行って、小さな竜巻にであったら、きっと
「ちょーすげー竜巻見た!虹の国に飛ばされるかと思った!」
と言うかもしれない。

オーバーザレインボ〜。

牛が飛ぶ。


2009年08月09日(日) きゃーあ

そんなわけで、お盆休みなので父参上。

イサムさん、人見知りはしないで、ニコニコしていて一安心。
なれど、最近のイサムは「大声」がマイブームなので、「きゃーう!きゃーう!」と叫び続けている。
時差ぼけでお昼寝中のおじいちゃんも眠れない。

すいませんねえ。

おじいちゃんがずーっと抱っこしているので、抱き癖がつきそうな予感。


2009年08月08日(土) 靴下怪獣

ソックス・モンスター、出現するのは我が家だけではないようですね。

皇帝がジャバ夫さんから、ソックス・モンスターについて聞いたのは、実は今年に入ってからなのだ。

長らく一緒にいるが、2008年2月14日にアメリカで入籍するまでにも、たびたび靴下が無くなっていたので、「この人は靴下を揃えていないのだろうか」と思いながらも、まだ結婚前であったので、とやかく干渉せず、かたっぽだけの靴下を、そのままクローゼットに押し込んでいた。

晴れて夫婦になった後も、母のお見舞いに日本に行ったり、妊娠のため空気の良いサンタバーバラへ避難、などうろうろしていたので、ちゃんと腰を据えて一緒に生活したのは、実は2009年年始からなのだ。

で、今のアパートに引っ越してから、洗濯した後、ちゃんと靴下を揃えて片付けるようにし始めた。
愛する夫の靴下ですからね。
おほほほ。
(そんなことを言っているのは、今年だけかもしれないので、言わしておきなさい)

洗濯して、出て来た靴下で、マッチしない物はお菓子の空き缶に入れて保管して、マッチするのが出てくるのを、待っていたのだ。
ところが、待てど暮らせどマッチする相方の現れない靴下が、段々増えていったのであった。

・・・そんな馬鹿な。

そしてイサムを産む直前のある日、ジャバ夫さんに、片方だけの靴下をずらりと並べて、何故靴下が無くなるのか、問いただしたのであった。
すると、ジャバ夫さんは思い詰めた表情で言いました「まだソックス・モンスターがいるのか・・・」

え・・・。

なにこの人・・・。

そして、ジャバ夫さんは、ぽつりぽつりと語りだした。
彼がまだいたいけな小学生だった頃。
靴下が全く左右揃わない状態で日常的に暮らしていたジャバ夫さん。
ある時父親に「お父さん、何故靴下は片方だけ無くなるの?」と聞くと「・・・それはソックス・モンスターが隠しているんだ・・・」と、低いテンションで告げられた。

小さなジャバ夫さんは、恐ろしさに震えました。
両親は共働きで、しかも遅くまで帰ってこない。
弟は学区の違う遠方の小学校にいるので、日中は一人で家にいる事の多かった、鍵っ子のジャバ夫さん。
その上天候の悪いオクラホマの事、嵐や吹雪が街を襲うと、そこはまるで孤島のように、世間から切り離されてしまう。

ガタガタ音を立てる、古い家屋で、一人っきり。

その家の中の、クローゼットの中に、ソックス・モンスターがいるというのだ。

ソックス・モンスターと二人・・・。

怖いよー。
恐ろしい怪物を想像しては、涙する日々。
そう、ソックス・モンスターとは、皇帝の想像していたような、妖精のような「靴下怪獣」どころか、「ポケット・モンスター」どころか、恐るべき「妖怪靴下隠し」だったのだ。

やがてジャバ夫さんも成長し、18になって家を出、一人暮らしを始めたが、ソックス・モンスターが憑いて来たことに気がつくのに、そう時間はかからなかった。
「あいつ・・・どっかにいやがるな・・・」
と緊張しながら生きて来たジャバ夫さん。

日本に留学しても、中国に留学しても、常に奴の陰を感じ続けて来たジャバ夫さん。

ついに結婚して、二人で引っ越し、クローゼットの靴下が、常にマッチし始め(それは妻がマッチする物しか戻していなかったからだ)、ようやく奴もいなくなったか、と思った矢先。
妻が片方だけの靴下を並べて、「どうして?」と言って来たのである。

皇帝には何気ない日常の一コマだったが、ジャバ夫さんにとっては、ホラー映画のクライマックスのような恐ろしさだったに違いない(大げさな)。

あいつ、まだこの家のどこかに・・・。


2009年08月06日(木) 5ヶ月

そんなわけで、5ヶ月になりました、イサムさん。
生後一ヶ月で病気になった時は、本当に無事に育てる事ができるのかしら、と心配したけれど、その後は風邪もひかず、おかげさまで毎日愛らしい笑顔を振りまいている。

さて、ジャバ家には代々伝わる呪いが有るのだが。
それがイサムさんにも遺伝(?)するのかどうか、時々心配になる。

ジャバ家の呪い1:ソックス・モンスター。
靴下が片方なくなる呪い。
洗濯機から取り出す時に、靴下が奇数になったり、マッチしなくなったりする。
ダメージは少ないが、頻出するので厄介。

ジャバ家の呪い2:ウォレット・モンスター。
財布がなくなる呪い。
旅行中に集中的に現れる。
まれに日常生活でもなくなるが、その際はその家の嫁が見つける。
(嫁にはジャバ家の呪いがかかっていないため、見つけやすい)

ジャバ家の呪い3:キー・モンスター。
鍵がなくなる呪い。
特に、ジャバ家の面々が多数揃った際に、車の鍵が数台分ごっちゃになって、よりなくなりやすくなる。
この事は、呪われた人物が複数集まると、呪いの威力が増すことを示している。
これも、見つけるのはそれぞれの嫁の仕事。
見つからないと出かけられないので、地味に困るモンスターだ。

ジャバ家の呪い4:セルフォン・モンスター。
携帯電話がなくなる呪い。
只でさえ呪われているのに、最近ジャバ家全員がi-phoneになったため、充電器も含め、より複雑な組み合わせでなくなりやすい。
充電器接続のコードだけを、3本も持っていた事がある。
また、別の人の電話を持ち帰ったりする。
おそらく同じモンスターの仕業と思われるが、ジャバ夫さんの水着(使用後)から電話機が発見されたことも。

そんな他愛も無い(?)ジャバ家の呪いだが、どれもこれもが常に日常に潜んでいると、実に厄介。

あと、ジャバ家には男児しか産まれない呪いも有るので、今まで呪いを受け継がなかった者はいないのである。
きっと、スコットランドから後生大事に持って来たのだろう。

義父の兄と、義父と、義弟とジャバ夫さん、各人の嫁4人は、全員探し物が得意である。
そしてこれは、呪いだから言っても治らないし、本人が注意しててもどうしようもないのである。
出会った頃は「そんな馬鹿な、緊張感が足りないんじゃないの」と思っていたが、これが、モンスターの仕業でしかあり得ないと言うくらい頻繁に、また不思議な隙をついて起るのである。
(「ソックス・モンスター」は伝家の呼び名。それ以外は、最近作られたモンスター)

結婚式をしてすぐ、2週間くらい義父母の家にお世話になっていたが、その時ジャバ夫さんが「会社の鍵がないよー。会社行けないよー」とうろうろしていて、皇帝がゲストハウスからすっと鍵を見つけた時、義母が頷いていたのを見逃さなかったわ、あたい。

それにしても情けない呪い。
イサムさんは大丈夫かしら?


2009年08月05日(水) 逃げ場の無い育児

あんまりクーポンを使っているので、ミルク会社やオムツ会社から、あえてクーポンが送られてくるようになった。
「今後ともよろしく」とか、「こんな商品も作っているんで、お試しください」みたいな感じのラインナップだ。

そう、クーポンには色んな個人情報が織り込まれているので、何歳くらいの、どこのエリアに済んでいる人が使っているのか、小売りのみならず、メーカーなんかにもだだ漏れなのである。

さて、束になったクーポンを握りしめ、オムツを買いに行く事にした。
イサムさん、病院で体重を量ってもらったら、オムツのサイズが一個上でも良さそうだったので。

イサムさんをカンガルー抱っこにして、猛烈な日差しの下、傘をさしててくてくと歩いて行く。
短距離なので車はあえて使わず、イサムさんの重さに慣れるために、修行僧のようなストイックさで、えっちらおっちら歩いて行く。
あー暑いー。
もわー。

イサムさんはご機嫌に唾を飛ばして「ぷ〜い」とか言っている。
すれ違う人にも、「かわいいわね〜」なんて言われちゃって。
むふふ。

帰りはオムツ(特大パック)を片手にぶら下げて、片手は傘。
で、暑いのは知っていたので、出てくる前に、イサムさんが脱水症状をおこさないように、ミルクを4オンスばっかり補充しておいたのだが。





げ〜っぷ。




大人も真っ青な爆音とともに、イサムさんゲップして爆発。
溢れ出るミルクを、すくう事も止める事も出来ず、ただ密着した二人の間にしみ込んで行くのを、眺めているしか・・・。
お母さん、昨日アイロンかけたばっかりの白いシャツ・・・。

ほぼ4オンス、全部出た。
おんぶ紐からポタポタ落ちるミルク・・・。
胃液が入っているので、ちょっと臭い・・・。

暑い・・・。
もわ〜。
ぷ〜ん。

そのまま足早に帰路につく以外、選択肢は無かった。

でもイサムさんはご機嫌なのであった。
ぷわ〜ん。


2009年08月04日(火) 親は馬鹿れ

送った写真が、徐々に日本に届いているようで、安心しています。
なんせ、差出人の名前と住所を書き忘れていた慌てん坊のサンタクロースですから。
届かなかったら、はわ〜と思っていました。

親バカなんだからも〜な選挙委員も真っ青な宣伝ぶり。
しかし、親バカにならずしてなんとしようか。

育児は大変だから、親バカにならないと乗り切れない。
大変な時は、皆馬鹿になれば良い。

馬鹿になっているうちに、大変な時期が過ぎてくれれば、親にも子にもストレスがかからなくて良いじゃないか。
「あはははかわいい、あはははは」と頭が春になっているうちに、大変なオムツ替えも授乳も離乳食も済んでしまえ。
そのうち盗んだバイクで走り出して、かわいいじゃ済まなくなるんだから。
今はそう、かわいさに踊らされるのです。

イサム!わっしょい!わっしょい!

そういえば、今朝ジャバ夫さんが「イサム首の下にブツブツが出来ている!」と、皇帝が起きる前に病院の予約をしてしまい、11時頃一緒に病院に行ったのだが。

・・・熱も無いし・・・イサムはご機嫌だし・・・。

きっとなんでもないんだろうなー、と思っていたら、やっぱりなんでもなかった。
古いミルクにかぶれただけ。
・・・工場長・・・。


2009年08月02日(日) 農民市場

近所のお友達の所に呼ばれて、お夕食作ってもらった。
アメリカ人の魂、牛肉の塊を、ざくざく切って、ガンガン焼く。
実にシンプルかつ、ご馳走感あふれる夕食。
肉の脂大好きなので、いけないと思いつつ、油の多いとこを選って切ってもらってしまった。
んまんま。

で、その時に、どうもうちの近所で毎週土曜の朝にファーマーズマーケットをやっているんだ、という話になった。
野菜や果物の、直売市場。
すてき。

大型チェーンのスーパーばかりのアメリカ。
西へ東へ運ばれまくって、ハイウエイの渋滞にもまれ、消費者に届くまでにはすっかり野菜シオシオのアメリカ。
パンの賞味期限を延ばすために、レチシンを抜いて、ついでに味までも抜いてしまったアメリカ。

やがて、いかにのんびり屋のアメリカ人も、気がつき始めた。
なんかご飯まずい、と。
そこで、NYやカリフォルニアといった都心部では、ファーマーズマーケットがにわかに注目される事となったのでありました。

今までも、サンタモニカやハリウッド方面でファーマーズマーケットを見かけた事はあったが、遠いし、荷物を持って歩くのが大変そうだったので、なかなか行けなかった。

その市場が、近所に。
これは行くしかない。

土曜の朝は早起きして、市場へ。

はてさて、想像以上の充実ぶりだった。
近所のコミュニティー向けだから、それほど品揃えは期待していなかったのだが。
パンも焼きたてパン屋が出ていた。
果物は圧倒的な甘さで、桃も産毛がボウボウ。
切り花も、スーパーよりずっと安く買えたし、しおれていない日本茄子を、久しぶりに見た。

マリーナなので、ちょっと日差しが強烈なので、長居しないで帰って来たが、来週も是非行きたい。

そういえば、来週は父が来るので、イサムさんを連れて遊びに行くのも良いかも。
食べ物の出店も出ているのだ。
しかし暑い。


2009年08月01日(土) 赤いブツブツ

イサム工場長をお風呂に入れていたら、ふと、背中に赤いブツブツ発見。

なんじゃこらー!

と急いでお風呂から上がって、体を拭きながら、点検作業。
まさか、工場に何か異変が!?

すると、何やらお尻にうっすら青い物が。
なにー!?ま、まさか!!蒙古斑!!
やった!夢の蒙古斑!!
これでイサムさんも、アジアっこの仲間入りだ。

じゃなかった、赤いブツブツ。
調べた結果、ブツブツは左膝下にも少し有った。
だが、ほとんどは背中に集中している。

ありゃー。
実は皇帝、出産後初めて、口唇ヘルペスの発作が出ていたのだ。
ちゅーちゅーしないように、心がけていたのに。
まさか、うつしてしまったのでは・・・。

それにしては、熱も無いし、まったく痛がったり痒がったりしているそぶりも無い。
??なんざましょ。
背中だから、汗疹?
汗なんかかいてないのになあ。
なんかな〜?

と、ここまで裸だった皇帝、とりあえず落ち着いて、パンツを履いて、キャミソールを着て・・・。



わかった

キャミソールに付いてるビーズだ。

ビーズがイサムさんの背中に転写されてしまったのだ。

がくー。

すぐ消えましたよ。


皇帝