皇帝の日記
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というわけで、一家で戻ってきた初日に、背中痛いが再発。
3月の終わりに届くと言っていたソファーがまだ届いておらず、イサムさんを下に置いては持ち上げ、下に置いては持ち上げ、としているうちに、背中が! しかも、知らない家に来たもんだから、イサムさんは一時間おきにぐずるぐずる。
ジャバ夫さんに任せていた家は、想像よりだいぶましだったものの、やはり一通り掃除をしなければならず、イサムさんをあやす合間に掃除したり洗濯したりでてんてこまい。 掃除はまた明日、としたいところだが、イサムさんが埃を吸うと困るので、さっさと掃除機をかけなければ、という妙な焦り。 あと、哺乳瓶を洗うのだから、流しもさっさと磨かなければ。
妊婦と乳幼児の母親は、巣作り系の指令が脳から出ているそうで、巣が片付かないと全く落ち着けないのだ。 家中うろうろうろうろしてしまう。
ジャバ夫さんはハッカーに仕事を邪魔されたために、連日対策に追われているところ。
もう一人自分が居たら、家事と育児を同時にできるのに。 育児は家事のうちなのか。 やれやれ。
今日イサムさん、小児科で診てもらったら、ロスに戻る予定。 サンタバーバラは居心地が良いけれど、ジャバ夫さんの仕事はロスだし、やはりちゃんと自分の家族で生活をはじめないとね。
そんなわけで、義父母にイサムさんをあずかってもらえるうちに、昨日床屋に行ってきた。 前回結婚式の後にサンタバーバラの有名美容室でカットしてもらった時のことをおぼえているだろうか。 ぱっつりと市松人形にされてしまったことを。
もう市松人形にはさせねーよ?
オーダーは、くるくるパーマ。 それはもう、くるんくるんに巻いてもらおうじゃありませんか。 ついでに、美容室も変えて、大通りにあるお店にした。
行ってみたら、そのお店は日本直輸入のストレートパーマ液を売りにしていた。 なんと。 その店に入って行く、ストレートヘアの日本人が、「くるくるに巻いてください!」という皮肉。
そして、店のあちこちで飛び交う会話が「日本のストレートパーマしますか?」だ。 皇帝を担当してくれた美容師さんが、何回も「本当に巻くの?」と聞いてくる。
隣の柴は青いデスネー。
で、完成した私は、宝塚のオスカルのカツラを、黒くしたみたいな・・・(前髪も巻いてもらった)。 文句が有るならベルサイユへいらっしゃいよ、もう。
歯医者から請求書が届いた。 なんと1300ドル。
え。
何度も、ゼロの数が間違ってるんじゃないかと、数え直したが、間違いない。 え〜。
歯医者代が高いとは聞いていたが・・・。 日本に帰れるじゃん。
内訳は、歯垢除去で300ドル。 検診200ドル。 二本の歯が治療の対象となり、一本が400ドルで、合計800ドル。 でも、その二本の歯は、かなり前から同じような状況(黒いのがポチッとできている)で、日本の歯医者さんは「様子を見ましょう」と言っていた奴だ。
その上、インプラントのお勧めパンフレットが入っていた。 皇帝が一本だけ持っている、根っこのない歯に対して。 でも、その歯も、もう22年間根っこがないんですが・・・。 歯茎を一生懸命マッサージして、筋力で支えている歯。 22年間、手塩にかけて守ってきた歯。 あと10年間くらい、根っこなしでいこうと思っているのに。
インプラントのお値段は、なんと一本4000ドル。
ビジネスクラスで日本に帰ればいい。
子育てしていると、学校で習わない英語が続出する。
「いないないばー」は、「ピッカブー!」と、ピカチューの鳴き声みたいなテンションの高さである。 「鼻くそ(ブガー)」だの「ちっち(うぃーうぃーぴーぴー)」だのを連呼する毎日。
ところで幼児語ってその言語の中で特殊な位置に有るな、と思う。 だって、大人になったら誰も使わないのだ。 おぼえても役に立たない言語。 不思議だ。 子供に発音しやすいというだけで存在する言葉。
ちなみに皇帝は、兄がいたので幼児語をほとんど使わず、一足飛びにはじめから普通に話していた。 「ママ」とか言った事がない。 はじめから「お父さん」「お母さん」だった。
だからイサムさんに話しかける時も、日本語の幼児語が浮かばないので、普通に話している。 ある日思い立って、「おっきして、ぶーぶにのりましょうか〜?」と赤ちゃん用に言ったら、ジャバ夫さんが「その日本語知らない!」と、軽くパニックしていた。 お母さんとイサムの、秘密の言語と思われた。
さて、英語で「ベイビー」は「赤ちゃん」と訳されるが、実は必ずしも日本語の「赤ちゃん」とは一致しないことに気がついた。 「ベイビー」は、何もできない、横になっているだけの無力な存在。 つまり3ヶ月くらいまでの、本当に初期の赤ちゃんのみが「ベイビー」であり、その後首が据わってきて、座れるようになってくると「インファント」、つまり「幼児」となるのだ。
だから、日本人からするといつまでも(3歳くらいまで?)「赤ちゃん(ベイビー)」であるのに、アメリカ人にとっては、すぐに「ベイビー」は卒業。 見るからに赤ちゃんみたいな子に対して「いつまでも赤ちゃんじゃないんだから」という台詞が出てくるのだ。
義父が「イサムはもうすぐ赤ちゃんじゃなくなっちゃう」と言っていて、びっくりしたものだ。
日米おむつ対決は、意外にもアメリカの勝ち。
失礼にも、アメリカの紙製品をあまり信用していなかった皇帝は、日本メーカーの紙おむつを色々買って仕入れていたのだが。 意外や意外、アメリカの紙おむつの方が、様々な面で優れているのだ。
日本の紙おむつは、畳まれている時の成形の美しさの面では勝っている。 だが、装着時に体にフィットするとか、動きにフレキシブルであるとか、おしっこをどれだけ吸収できて、うん○をがっちりキャッチして逃さないだとか、そういうおむつに最も必要な能力は、断然アメリカ製なのだ。
しかも、サイズが細かい。 小さ過ぎて産まれたイサムさんにも、最も小さなサイズのおむつがちゃんとフィットし、その後も小刻みにサイズがアップして行く。 成長に合わせて、最も正しいサイズのおむつが使えるわけなのだ。
さて、義母は「業務用」が好き。 ミルクもおむつも、お尻拭きも、インターネット通販で業務用のを一箱、ごーんと買ってくる。 新生児用おむつと、一ヶ月用のおむつも、ごごごーんと届いた。 あっという間にイサムさんは大きくなって、使えないおむつがででーんと残ってしまった。
しかし、期せずしてアメリカの友達は今ベビーラッシュ。 あちこちに出産祝いと称して、どどーんとおむつを送っている。
究極の消えもの祝いじゃあないかしら・・・。
でも100%使ってもらえる。
写真を撮る時に、何をイサムさんに着せたら良いのか。
前にジャバ夫さんの買ってきた、ライオンさんの服で良いんじゃないでしょうか。 と思っていたが、ジャバ夫さんが 「日本の親戚に配るんでしょ?イサムジャパンデビューでしょ?」 と、妙に張り切っているので、義父母にイサムさんをあずけて、近所のベビー服屋さんへ。
3ヶ月までの服って、すぐに着られなくなっちゃうんだよ。 もったいないよ。 今でさえ、着替えきれないほど3ヶ月の服持ってるのに。
ぶつぶつ言いながら見てみると、圧倒的に女の子のベビー服の方がかわいい。 イチゴや、あらゆる動物のモチーフが一杯。 ピンク、フリル、パステルカラー、リボン、ギャザー。 ああ〜かわいい。
それに比べて、男の子の服は、バラエティーに欠ける。 使っている色が青、水色、緑、白、黄色、茶色と、実に地味。 モチーフも、乗り物、スポーツ用品、恐竜といった、デフォルメされてもかわいいんだかどうなんだかわからない、マニッシュな物ばかり。 動物モチーフは、男らしさとかわいさの拮抗で、かろうじてライオンさんか熊さんか犬。 うーん。 甲乙付けがたいかわいくなさ。
ジャバ夫さんが「これだ!これがかわいい!」と一枚選んで・・・
って、それ! こないだ買ったライオンさんですよ!!!!
危ない危ない。 同じ服を二枚買うところだったよ、お父さん。
さあさあ、結局どんな服を選んだのか、乞うご期待。
実は義母が好きだ。
というような事を言うと、なんとなくわざとらしかったりするかなーと思ってあまり話題にしていなかったのだが、彼女はとてもできた人なのだ。 なんだか色々できるので、ついつい異国のわけわからない嫁は色々お願いしてしまうのだが、全て嫌な顔一つせず、ばしばしこなしてくれる。
歯医者の予約から、ベビーグッズの買いそろえ、電子機器の接続まで。 保険の選択の時も、ファイナンシャルプランナーばりの詳しさで指導してくれた。 イサムさんを出産したとき、病院で髪ゴムを落としてしまったのだが、しばらく髪の毛じゃまだなーと思って過ごしていたら、ある日そっと洗面台に新しい髪ゴムが置いてあったりもした。 (しかしそれが、そっと業務用の大パッケージでびっくりした) 細かい事に気がつく割に、けっこう大雑把で、やることが一々豪快なのも面白い。
イサムさんのベビーシッターももちろんしてくれるが、育児の仕方で、あーしろとかこーしろとか言わない。 きっと、息子と嫁が間違った事をしていて、何か言いたい気持ち一杯な事も有るだろうが、聞かれなければ絶対に口出ししないのだ。 立派だなあ、と思う。
イサムさんが結婚すれば、立場が変わって私が誰かの姑になる日が来るのだが、とても今姑がしてくれているような手厚い世話を、嫁にできるとは思えない。 能力面からも、精神面からも、まだまだ自分には不足している部分が沢山あるのだ。 親切だと思って色々口出しして、「お義母さん、うるさいわー」と思われる自信が有る。
そんなある日のために、今から精進しておこうと思う。
と、いうような事を、イサムさんは「お母さん、うるさいなー」と思うのだろうが。
ファスナーは気になる。
宇宙服もファスナーでとまっているし、青函トンネルだって一部ファスナーで連結されている。 パンクでロックなデザインで、ファスナーそれ自体がファッションとして注目される事も有るが、むしろファスナーは通常隠される。 ファスナーに流行は有るけどないようなものだ。
アパレル不況で中国製の安いファスナーがよく使われているが、できればファスナーは日本製が良い。 本体が中国製でも、ファスナーだけ日本製であって欲しい。
人知れずファスナーに惹かれているが、人知れたところで、あまり盛り上がらない話題なので、特に主張していない。
さて、実は出産した時に、「私は赤ちゃんを一人きりにしないし、添い寝しません」というような書類にサインさせられた。 サインしないと、退院できなかったのだ。 どちらも突然死を防ぐためらしい。
赤ちゃんを一人きりにしておくのは危ないから、しない。 ついでに、一人っきりにすると、警察に通報される。
でも添い寝はする。
もちろん窒息や転落のリスクを減らすための対策はするが、結局アメリカ人の母親も、70%は家に帰ったら添い寝しているらしい。
誇り高いメキシコインディアンの末裔である、お手伝いさんももちろん添い寝派だ。 シーツに皺を寄せないようにカバーしたり、ベッドの端にバンパーを付けたりしてくれている。
で、入院中は添い寝厳禁。
柵付きのベビーベッドに入れておかなければならなかった。 確かに一見安全そうだが、イサムさんがゲロッと吐いた時に、すぐパッと体をひっくり返してやれないから、よくむせていた。 すぐ隣に寝ていれば、無意識でも体を横にしてやれるのに。 どちらが良いのか悪いのかは、難しいところですな。
ところで、アメリカには布団を天日で干す習慣がないようなのだが、添い寝した結果、マットレスは大惨事に見舞われる事となるわけだ。 お手伝いさん曰く「二人目が2歳になった時に、あまりに臭いからマットレスごと捨てた」そうな。
捨てちゃうのか。 大胆な。
初節句に、イサムさんを写真屋さんに撮影してもらおうと計画している。 その写真を焼き増しして、「産まれました」の挨拶にしようと思っているのだ。 こういう節々のイベントも、二人目以降からテンションが下がるんだろうなあ、と思うので、せめて一人目は浮かれていたい。
そう言えば、YK毛で医療用ファスナーを開発してくれないかな、と思っていた。
というのも、帝王切開の次の出産でも、日本ではできる限り自然分娩をさせたい方向で努力するようだが、こちらでは、必ずしもそうではない。 なぜなら、帝王切開を一度していると、事故リスクが高まるので、医師資格の有る者が、分娩の過程で付きっきりにならなければならないかららしい。 UCLAのようなでかい病院では、そういったサービスも可能だそうだが、多くの総合病院では、それほどスタッフに余裕がないんだとか。
イサムさんの産まれたサンタバーバラコテッジ病院では、一人目帝王切開の場合、二人目からも問答無用で帝王切開なのだ。 まあ、またしても頑張った末に帝王切開でした、となると嫌なので、はじめっから切るのも良いかな、と思う。 今回だって、帝王切開に方針を切り替えてから、5分くらいで産まれて、とても楽だったのだから。
で、次も切る事が決まっているのならば、今回切った時に、傷口にファスナーを縫い付けておいたら良かったのではないか、と思うのだ。 もう次は産まない、と決めるまで、ファスナーを付けっぱなしにしておいて、産む時はジッパーをチーッと開けるだけ。 これは、再発する病気にも使えるではないか。
とか考えていたが、ファスナーのこっちと向こうとを、血管や神経を通さなければならないので、多分無理だ。
いや、火星に行くなんて無理だ、と思われていた時代を経て、21世紀を生きるものとしては、可能性は捨てがたい。 医療用ファスナー。
何のために苦労して母乳で育児をしようとしていたのか。 消化器系の感染症にならないように、イサムさんの免疫を高めるためではなかったのか。 でも、わりと簡単に腎盂腎炎になってしまった。
などと考えていると、今までの苦労がまるっきり無駄っぽいので、悲しくなるではないか。
看護婦さんは言いました。 母乳に入っている、良いバクテリアが、赤ちゃんを病気から守ってくれるのよ。 だから、入院中も母乳をあげる事が、赤ちゃんの為になるのよ。 と。
でも、イサムさんが一週間打っていた点滴はアンチバクテリアではないのか。 良いバクテリアも悪いバクテリアも、イサムさんの体の中から無くなったのではないか。 ついでに、今飲んでいるピンクの薬も、バクテリアを無くす薬だ。
すると、病院でせっせと搾乳していたのも、わざわざ一食分にわけて冷凍して、それをまた解凍してあげていたことも、無駄なんではないか。
いや、自分の努力に疑問を持ってはいけない。 気がつかなかった事にしよう。
イサムさんは今日も元気です。
イサムさん退院しました。 ご心配をおかけいたしました。 あと三日間、邪悪なピンク色のお薬をスポイトで飲ませないといけませんが、とても元気になりました。
そして大きく成長しました。 帰ってきたら、もう色んな服が入らなくて、あせって色々着せて、写真撮影。
病院支給の赤ちゃん用タオル。 汚れたら業者が回収して、洗って殺菌消毒して、また病院にやってくるシステムらしい。 日本の布おしぼりと同じですね。
ところが、この毛布が摩耗して、驚く程ボロッちくなっても、まだ回収して、再び洗われて戻ってくるのだ。 中にはびりびりに破けて、後はもうこよりにして、下駄の鼻緒にするしかないってくらいのまである。 柔軟剤を使わないからか、ガビガビになっていたり、堅い毛玉に覆われて、大人が触っても「ちょっとなあ〜」という感じ。
申し訳ないけど、イサムさまを包むのには、躊躇いたします。 だもんで、家からマイタオルを持ってきているのだが、ちょっと目を離すと、看護婦さんがガビガビタオルで包み直してくれていたりする。 それをまた、こっそり母が持参タオルで包み直し・・・。
ところで、昨日からまた例のうるさい親子と一緒の部屋になってしまった。
トイレの流しにベビーフードの入ったお椀を放置していたり、使用済みおむつを積んであったり。 しかも、夜はなんと、赤ちゃん置いて帰っちゃいました。 なにー!? しかも部屋を去るとき、テレビ大音量でつけっぱなし、鳴りものおもちゃ達つけっぱなし、赤ちゃん泣きっぱなしでしたけど!?
しょうもないので、おもちゃの電源を一個ずつ切って歩いて、最後にテレビの電源落としたら、赤ちゃん泣き止んだ。 そして、朝までぐっすり眠って、良い子だった。
お母さんが居ると、甘えて張り切って泣いちゃうんだろうか。 つうか環境がうるさ過ぎやしませんかね、この一家は・・・。
イサムさんが病に倒れたのと、時を同じくして、ジャバ夫さんも原因不明の足の激痛にひっくり返っていた。 原因は割と簡単に判明したのだが、それは痛風だった。
100%スコットランド系で男性と言う、遺伝的に痛風を発症しやすい先天的条件を備えながら、ワイン、ビール、コーラ飲みまくり。 肉が何より大好きで、甲殻類を愛して止まないという、後天的暴飲暴食が引き金となり、ある意味なるべくしてなった病である。
そして、二人が病に倒れた週、ちょうど医療保険が切り替わったのだった。 子供ができた事だし、家族全員をカバーしてくれる、ちょっとお高めの、良い保険に。
医療保険未開の地アメリカでは、良い保険の審査はめちゃくちゃ厳しい。 この保険も、皇帝の妊娠が発覚してから、ずっと「入りたいです!」とアプローチして、審査に審査を重ねて、ようやく入れたのである。 (出産のリスクを回避してから加入許可したと、見えなくもないな、この保険屋にゃろーめ) それも、掛け金が月額××百ドル。 年間に換算すると、もう素直に医療費払っちゃった方が良いんじゃないの?という高額保険。
正直、無駄じゃないの?と思っていた。 でも、もし今日、ロスからやってくるジャバ夫さんが、交通事故に遭ってしまったら? イサムさんが、重病にかかって、年単位で通院する事になったら? それを私が面倒見れるのか。 この異国の地で。 と考えると、多少家計に打撃が有っても、安心料としては高くないのではないか、とか思っていた。
それで、加入した週からこの有様。
業突く張りの保険屋が再審査を要求しそうだ。 でもなんも悪い事してないもんね。 ふん。
そして、かわいそうにジャバ夫さん、皇帝の出産から今日までで、20ポンドも痩せてしまった。 皇帝が出産してすぐは、薬でラリッている妻と、産まれたばかりの赤ん坊を世話しながら、病院の堅いソファーに泊まり。 退院してからはロスとサンタバーバラを行ったり来たり。 イサムさんが入院したら、またソファーに眠り、病院の食堂の、悪徳業者が作るわけのわからない食物を食べ。 その上、骨折より痛いらしい痛風で、肉抜き、魚抜き。 それでいて、仕事量は変わっていないようなので、それは痩せてしまうでしょう。
女医さんの話によると、痛風は分娩の痛みとイーブンだそうな。
イサムさんは順調に体重が増えて、9ポンド6オンス。 もう新生児用のおむつは卒業。
実技試験合格したので、私も一人前のカリフォルニアドライバー。 うふ。
出産したのですっかり忘れていたが、実はイサムさんが生まれる前日にも、実技試験を受けていた。 ところが、その日は運悪く、試験官の試験の日。 つまり、皇帝の試験をする人の試験をする人が同乗するという、ダブル試験だったのだ。 試験されている試験官は、ものすごい厳しい。 なんせ、見落としがあったら、自分が試験にパスできないのだから。
その上、その時は気がつかなかったが、皇帝は陣痛が始まっていたので、お腹が痛かった。 あらーお腹が痛いわー。 緊張しているからかしらー。 いだだだだだ。 ん?右に曲がれっつった?聞き逃したわ。
などという有様だったので、もちろん落ちたさ。 ああ。
イサムさんを産んで、しばらくしてからジャバ夫さんが「じゃあ次の試験の予約入れておくね」と言っていたのだが、慣れない育児にテンテコ舞っているうちにすっかり忘れ。 その上今回の入院。
練習する間もあればこそ。 今朝、突然お手伝いさんが病院に来て、「セニョリータ、今日テストの日だから。イサムは私が見てるから。行ってきなさい」と言われたときの驚き。 折りしも、昨晩はイサムさん、深夜に3時間もぐずってくれて、お母さん全く眠れてないのに。
こりゃあ再試だな、と覚悟しておりましたが、ちゃんと受かった。
そもそもサンタバーバラは実技試験が比較的やさしいのだ。 ロスに比べて。 噂に基づくと、ハリウッドの試験官が一番根性悪で、サンタモニカはロスの中ではやさしい。 郊外の試験場はさらに点が甘くなり、サンタバーバラはパラレルパーキング(縦列駐車)などの試験がないので、より簡単、という触れ込みだ。
だからこそ、臨月なのにサンタバーバラにいるうちに試験を受けておきたかったのだ。
まあとりあえず、これで自力でロスに帰れるわけですね。 理論上は。
試験場から自力でジャバ実家まで運転してきたので、とりあえずシャワーを浴びてから、また病院に戻ります。
子供を見ていると、自分が子供だった頃を頻繁に思い出すようになるらしい。
ジャバ夫さんと、「そういえば子供の頃〜」という話を良くするようになった。
子供の頃、一輪車が得意だった。 子供の頃、兄貴の自転車を追いかけて走って転んで顔面を擦って、何故か兄貴が怒られた。 子供の頃、庭に落ちてた腐ったピーナッツを食べた。
すっかり忘れていた、小さな事を思い出すのだ。
ジャバ夫さんも 子供の頃、ゴミのコンテナの上に座って、ハイウエイの車を見るのが好きだった。 子供の頃、一番近いコンビニに強盗が入って、ライフルで店長が殺された。 子供の頃、警察が毎晩ヘリコプターで近所をパトロールしていて、夜中に家の中をサーチライトで照らされていた。
地震の避難訓練の有った皇帝と、竜巻の避難訓練の有ったジャバ夫さんでは、だいぶ違う幼少期を過ごしている。
中でも印象に残っているジャバ夫さんの話。
子供の頃、近所の友達が銃を拾った。 遊んでいて、友達が猫を撃ってしまった。 すぐに、とんでもない事をした、猫にかわいそうだ、と後悔した。 友達は、どうすれば猫に悪い風にならないだろうか、と考えた。 そして、友達はその場でたき火をして
「焼いて食べた」
ええええええええーーーーーーーーーーーー!!!!!!???????
急展開。
猫がかわいそう。 あれ?かわいそうじゃないかも? ん?
と、価値観が根本から揺すられる、深い話である。
その友達も、長じた今ではベジタリアンだそうな。
牛が愛玩動物になりうるのであれば、猫はこの場合果たしてかわいそうなのだろうか。 どうなのだろうか。
今日はお隣の病室に、うつる病気の子が来たらしく、隔離されています。
病院停電中。 予備電源で薄ら明るい。
さて、入院している小児科の部屋は二人部屋で、別の赤ちゃんと一緒だ。
でも皆一日二日の入院なので、長らく入院のイサムさんのルームメイトは、とっかえひっかえ。 うつる系の病気の子供は、さすがに同室にならないが、月齢の違う子が来ると、睡眠パターンが違うので、お互いに起こしあって、お母さんが眠れない。 一日二日ならそれでよござんしょうが、こちらはちょっぴり長いので、疲労なんかためてられないのだ。 意地でも睡眠時間を確保せねば。
3、4日目を共にした18ヶ月の赤ちゃんは、とんでもないお母さんとお婆ちゃんが一緒だったので、特筆しておこう。
まず二人とも声がでかい。 でかい上に、赤ちゃんに向かって、言ってもしょうもない事を怒鳴り続けているのだ。 「何が気に入らないの!?」とかの質問を10回も20回も繰り返したり。 しかも夜も。 答えませんから、赤ちゃんは。
お婆ちゃんは耳が遠いのか、テレビを大音量でつけっぱなし。
そして、衛生観念がおかしい。 病院の床に落とした哺乳瓶を、拾ってまた飲ませたり。 床に寝かせて(何故!?)、毛布をかけたり。 その毛布をしゃぶらせたり。
ついでに赤ちゃんは泣きっぱなし。 足の骨折で入院しているのだが、延々泣きっぱなし。 これは仕方がない。 だってきっと具合が悪いんだから。
でも、お母さんが赤ちゃんの泣き声より大きな声で、私用電話をかけ続けているのは仕方がなくない。 やっぱり夜中も。
ああ、なんだか良くわからないけど、全体的におかしいですからあなた達ー。 と、疲れた頭をよけい疲れさせる親子三代。
全く夜中寝かせてくれず(イサムさんは良い子なので、我関せず眠っていた)、朝マジで切れちゃう5秒前くらいになった時、看護婦さんが来て言いました。
「あら、この子すんごい熱が有るわ」
そう、熱が有るから赤ちゃんは一晩中泣いて、機嫌が悪かったのです。
で、その原因がバクテリアのインフェクション(感染症)、とイサムさんと同じ。 へえ・・・。
まあ、床に落ちたもの口に入れてたから、大腸菌も何もかも、入り放題だろうなあ・・・。
と思っていたら、突然お母さんが「隣も子も感染症でしょう!?うつされたんだわ!!」
って。
腎盂腎炎うつりませんからーーーーー!!!!!!
でもって、部屋替えになりました。 イサムさんは窓際の良い部屋へ。 ありがとう、わけのわからない親子よ。
赤ちゃんは、親に関係なく強く育ってください。 骨折の原因が気になる。
イサムさん、腎盂腎炎にて入院中です。 一週間くらい。 もう熱も下がったけれど、抗生剤をきっちり入れないといけないので、みっちり入院。 お母さんも一緒に入院ですが、本日はお父さんが泊まりたいというので、帰されてきました。
A型の執着で、毎晩同じ時間に体温を測っていたのだが、いつもは華氏97ー98度の間。 しかし木曜の夜は、華氏99度。 99度?摂氏何度? ちょっと高いから心配。 いや、このくらいで心配とか言っていたら、笑われるかしらん。 でも最初の子だからね、うふふ。 とか思いながら、抱っこしてじっと見張っていたら、一時間後くらいに顔が真っ赤になってきて、明らかにポカポカ暖かくなってきたので、もう一回測ってみたら、なんと103度!
何度だかわからないけど、除夜の鐘より5度低いだけだなんて、高過ぎる。 動転して、同じ家に居るのに義母の携帯に電話をかけて、「103度って何度!?」と聞いたら、すぐ車に乗せられて、ERに向けて出発。 病院について5分後には医者に診てもらって、血液検査、尿検査、レントゲン等々をされて、あれよあれよという間に小児科に移されて、「お母さん母乳育児?じゃあ泊まって。お爺ちゃんお婆ちゃんは夜だから帰って。はい洗面器」と、洗面器だけ持たされて、イサムさんと一緒の部屋に入れられてしまった。
洗面器・・・って・・・?
母乳を洗面器に絞るの?? ではなくて、後から搾乳機とか哺乳瓶とかおむつとか支給されたのだった(洗面器はそれを入れておくうつわ)。 しかし、異国の病院って、勝手が分からなくて心細い。 義父母の居ない時病気の説明されても、きっとさっぱりわからないだろうし。
深夜の病室でポチポチとi-phoneの計算機で華氏=摂氏の計算をしたら、103度=39・4度。 ぎゃー! と、ここでようやく事の大事がわかって、おろおろする母熊。
病院に出発した時点で、義父がジャバ夫さんに電話をかけておいてくれたので、すぐにジャバ夫さんが来て、看護婦の説明を聞いて、通訳してもらった。 「ブラッダー(膀胱)かキドニー(腎臓)のバクテリアのインフェクション(感染症)で、曾祖父母までの親族に同じ症状の人が居なかったかって聞かれてる」 って言われても、ピンと来ない。 腎盂腎炎って言ってもらったら、すぐに心当たりが有ったのだが。
そう、それはお婆ちゃん! 亡くなった母が、幼少時に腎盂腎炎で医者にかかったってよく言っておりました。 ああ、病名って難しい。 なんせ、英語だとこんなにややこしいのだ。 http://en.wikipedia.org/wiki/Pyelonephritis
次の日の朝、医者さんが説明してくれたけど、もちろん病気の正確な理解には至らず。 出かけにぱっと鞄に詰めた、頂き物の「子供の病気の地図帳」を読んで、ようやく腎盂腎炎だなあ、と気がついた次第。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/406206605X?ie=UTF8&tag=cocorotiryoui-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=406206605X
絵や写真が沢山入っていて、義父母にも見せながら説明できた。 良い本だ。 自治体で配ったら良いのに。
とりあえず、お母さんの課題は 1:華氏と摂氏の計算を瞬時にできるようにする。(か、摂氏表示の体温計を買う) 2:内臓系の英語を覚える。 3:子供が注射されている時、自分が泣かない。(悲しくなります)
関係ないとは思うけれど。 でも一言アメリカンドクターに言いたい。
やっぱり赤ちゃんのお風呂は毎日入れるべきではないのだろうかーあー。
明日からまた缶詰になります。 はあ。
元気のない赤ちゃんは悲しいです。
何しても良いと言われたので、歯医者に行ってきた。
診察のできる医者は、本日居なかったので、クリーニングだけ。 アシスタントの人が、うふーっとしながら歯垢を取ってくれた。 結構痛かった。 そして、雑だった。
イサムが寝ているので、これから義母とパズルクエストで対戦しようと思う。 負けないよ。
お友達と親戚に業務連絡的なことですが。
その1:なんと先週から、i-phoneでスカイプが繋がるようになりました! これで国際電話も安くかけられるわけです。 でも使い方がまたいまいちわかっていないっぽいので、これから色々試してみます。 とりあえず今月携帯使用料を納めそこなったので、通常の通話はしばらく使えません(ばかー!)。
その2:お勧めされているフェイスブックの登録ですが、ミクシすらまともに使いこなせていないので、登録しても自分のページに閉じこもりそうで、考え中です。 ミクシも、誰かが見つけてくれるまで、渚のバルコニーで待っているだけなので、ロム専用になっています。 でも留学仲間からしてみると、フェイスブックの方が使い良いんでしょうねー・・・。 うーん。
その3:リクエストにお応えして、日本からも出産祝いが送れるレジストリーを、ぽちっと作りました。 結婚式のレジストリート同じく、メイシーズです。 でもレジストリーではなく、ウィッシュ・リストの形で登録してあります。 https://www.macys.com/ ここで、wish listで検索して、更に「皇帝の名前+新姓」で検索すると、ヒットします。 でもって、皇帝の名前をクリックすると、リストに飛びます。 (わかりにくい場合は、メールで直接リストに飛べるアドレスを送ります)
もっとシンプルにする方法がある気がするのですが、こんな感じに着地してしまいました。 メイシーズの方がベビザラすに比べるとグッズは少ないですが、その分選びやすかったです。 洋服はほとんど、6ヶ月以降に着られる大きめサイズになってますだ。
取り急ぎ、そんな感じです。
本日はイサムさんの一ヶ月検診。
8ポンド8オンス。 22インチ1/4。 と、ここでジャバ夫さんが生まれたときの大きさに追いついたことになる。
新生児の体を支えて立たせると、足を交互に出して、まるで歩いてるような動きをする。 原始歩行という。 小児科の先生は、イサムさんを立たせて、足をパタパタさせながら、そのまま体を後ろに運んで 「マイケルジャクソン。ふー!」 とか言って遊んでいた。 この人は毎回こうして遊んでいるんだろうな、と思った。 新生児が来るたびに。
こちらの医者は、なんだか精神が安定している気がする。 日本の医者みたいに、機嫌が良いとか悪いとか、患者が気に入るとか気に入らないとか、幼稚な感情にに左右されていない。 もっとプロフェッショナルな態度だ。 まあ今回はベテランの医者ばかりを選んだから、落ち着いているだけかもしれないが。
メールの返事が滞ってますが、ぽちぽち返信していきます。 ぽちぽち。
そんなわけで17歳の誕生日が今年もやってきましたー(しれっ) 時差があるので、いつもイベントは一日違い。
誕生日だけど、産婦人科に行ってきた。 回復しました、のお墨付きもらった。 もう何をしても良いらしい。
でもこの先生、妊娠中から「何をしても良いですよ」と言い続けていた。
「でも、トランポリンだけは駄目です」 とも言っていた。
なんでトランポリン。 特別聞いたわけでもないのに、なぜそんなマイナー種目が飛び出てくるのか。 過去の患者で、誰かトランポリンをした人がいるのだろうか。
「だって先生が何しても良いって言ったから」 って責められたのだろうか。
本日イサムさん誕生一ヶ月。 かわいいなーこんちくしょー、と言っている間に一ヶ月。 寝不足も一ヶ月。
見ようと思っていたDVDも、とぎれとぎれに40分しか再生できてない。 一ヶ月で40分。 イサムさんの出生証明のために、書かなきゃ行けない書類も山ほどあるのに、まだ一枚しか書けてない。
ミルクをあげて、おむつを替える以外のことが、すべて滞っている気がする。
そういえば、運転免許とらないといけないんじゃなかったか? 歯医者にも行かないと。
次の一月は、どうなることやら。
赤ちゃんはかわいくできてる。 かわいくなかったら、お母さんこんなに面倒見ないよ。
母乳にはきな粉を食べたら良い。
とアドバイスをもらったのだが、きな粉は売ってないなーと思っていた。 ふと、入院中にいただいた和菓子を思い出した。 落雁にきな粉が入っている場合があるらしい。 残念ながら成分の書かれたパッケージが無くなってしまったので、きな粉が入っているかどうかわからないが、きな粉が入っていると思い込んで食べている。
おかげさまで、やる気のないイサムさんを他所に、搾乳量は80-90ccをマーク。
ところで、そろそろ母が亡くなってから100日である。 丁度皇帝の誕生日が100日。
悲しいときや大変なときよりも、楽しいときやおめでたいときの方が、居ない人のことを思うとしんみりしますね。 おいしいもの見つけたときとか。
エイプリルフール。
ロスにいるジャバ夫さんにどんなホワイトライ(罪のない嘘)をつくべきか。 心配をかけるような嘘はいけないしなー。
というわけで、電話で 「イサムさんが言葉らしきものを言いました!ダダ(お父さん)って言ったよ!」 と言ったら、どうもその時会社の人たちと夕飯を食べていたらしく 「皆!俺の息子がダダって言ったって!!」 と大声で宣言。
ああ、「エイプリルフールだよ〜」と種明かしする暇もあればこそ。 すいません・・・と心の中で言いながら、一度電話を切ってしまった小心者。
次にジャバ夫さんが来るまでに、必死で仕込んだら「ダダ」って言うかなー。 いや、無理だろう。
五分後に電話をかけ直して、「エイプリールフールなんですけどー」と言ったら、ものすごくがっかりしていた。
・・・妻が比較的悪かったよ・・・。
でも、生後4週間の息子がしゃべると思うかね。
女性ならば気になる、産後の体型。
気にはなっていたけど、あえて気にしないで過ごしていたが、もう術後4週間経つので、そろそろまじめに向き合わなければならない。 産後、お腹が元の大きさに戻るのは6週間後と言われている。 つまり、「6週間後の体型−産前の体型=余分なお肉」ということでしょうか。 ああ。
今まで、傷口が痛いから〜とか言って、いつまでもマタニティーの服を着続けていたが、ついに全部お洗濯に出した。 もう普通の服に戻るのだ。 と、気合いを込めて。
今朝普通のズボンを履いてみたら、軒並み入らなかった。 唯一ジッパーが上がったのが、テキサスで購入した(物持ちが良いのです)、ギャップのサイズ1のパンツ。 ジッパーは上がったけれど、ホックが届かず。 がびーん。
頂き物の腹巻きをパンツにオンして、ホックが開いていることを巧みに隠してみた。 そうか、そのための腹巻きか・・・(違)。
そうそう、ジャバ夫さんが、誕生日にワンピースの水着を買ってくれた。 臨月の時、欲しいとか言っていたあの水着。 産前のサイズで、ペティートを。 せ、せめてスモールにしてくれても・・・。 いや、言うまい。 ちゃんとペティートに戻そうじゃないか。 できればあと二ヶ月くらいで。 もにょもにょ。
ところで今日はイサムさん、産まれて5週目に突入の日。 なんでもない日万歳。
皆出産苦労話に続き、母乳苦労話を持っている。 母乳が出なければ出ないで出そうとして困り、出たら出たで歩く哺乳瓶として困り。
出ないで困っている人より、出て困っている人の話を参考にしてみた。
ケース1:外出時、赤ちゃんの泣き声を聞いたら母乳が出て困った。 実験:イサムさんの泣き声を聞いてみる。 結果:可哀想なので、抱っこしたら泣き止んでしまった。
ケース2:お風呂に入っていたら、血行が良くなって母乳が出て、ミルク風呂になって困った。 実験:シャワーで暖まってみる。 結果:暖まった。
というわけで、搾乳量は60−70ccに増えたものの、母乳育児に移行する程の変化ではなかった。 良かったことと言えば、イサムさんの目にゴミが入ったのか、目やにがやけに出るので小児科に相談したところ、母乳で目を洗えと言われ、ボトルに採った母乳が役に立った。
そして、搾乳機の洗浄が毎回大変。 ジャバ夫さんが居るときは、洗ってもらっているが、自分で洗うとなると、30分搾乳→30分授乳→10分洗浄。 授乳前後の親子のコミュニケーションが全く取れず。 洗浄後、おむつ変えて、テロられて、テロの後始末をして、また搾乳、授乳、洗浄。
せめて直接授乳できたらなあ、と思いつつ。 これはこれでリズムになってきたから、それでも良いかな。 イサムさんは搾乳しているお母さんと、哺乳瓶の因果関係がわかっているのだろうか。
皇帝
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