皇帝の日記
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赤ちゃんがお腹にいる間は、オーブンでじっくりと調理している様に似ている事から、英語ではそんな表現がよく使われる。 She is bakingとか。 老若男女使う事から、実に一般的なジョークと思われる。 チーンと出来上がったら楽なんだけど。
今朝は、また下腹の筋が伸びてるらしく、いだだだだだだという感じ。 今日は安静。 一日おきに安静にしている気がするが。
昨日は、調子が良かったので、近所を探検していた。 向のブロックに、何が有るのか見て回っていた。 マリオットホテルを発見し、ラウンジで軽食をとったが、冷凍食品の味だった。 それから、GAPやビクトリアシークレット(でかい下着チェーン店)、メンズスーツのレンタル屋、でかいスーパーが3つ、映画館が2つ、スポーツジムが2つ。 その他もろもろ。 映画会社のスタジオが近所に点在するので、その人たちのためにか、レストランが多数。
メンズスーツは、すぐに体型が変わって、しかも年に2、3回しかスーツを着ないジャバ夫さんには、レンタルが良いんじゃないかな、と思っていたので、次回なんかパーティーが有ったら、利用しようと思う。 こちらもでかいチェーン店。
でかいスーパー三つ巴は、ラルフス、ギャルソンズ、パビリオンズ。 お財布具合によって選べる、階級社会の象徴のような面構え。 この三つが共存できるんだから、すごい棲み分けだと思う。 ちなみに、価格帯順に並べるとギャルソンズ>ラルフス>パビリオンズではないだろうか。 不思議な事に、価格とお味は正比例していないので、果物なんかはギャルソンズの方がまずかったりすることもある。
前に近所のお父さんが、ショッピングカートを盗んできたのは、パビリオンズ。 未だにエレベーターホールにカートが放置してあって、色んな住民が利用している。 大家さんが気がついて撤去するまで、置きっぱなしと思われる。
さて、最近気になるレーザーキャット。 http://www.videosift.com/video/Laser-Cats-3D 近未来SF仕立て。 次世代の大量殺人兵器は、レーザービームの出る猫、という設定で、低予算に仕上げている。 なにげに、司令官役の人が有名な俳優さんなので、要チェック。
ジャバ夫さんが、偉いことに日本語の勉強を始めた。 どうしてそんなに偉いんだ。 妻はゲームで遊んでいるというのに。
昨日は仮定法の「もしも」を教科書で学んでいた。 外国語を覚えるには、音読が一番効率が良い。 ジャバ夫さんが発音をチェックして欲しいというので、ゲームの音を消しながら、聞く妻。 「もしも日本人の彼女ができたら」 という牧歌的オープニングからは、想像もつかない程急展開を見せる教科書の例文が始まるのであった。
ストーリーは、日本に滞在するアメリカ人男性が、偶然知り合った日本人の女の子と、デートをして、やがて同棲するまで、仮定法「もしも」を使いながら進んで行く。 「もしも、あなたに彼女がいないのなら・・・」 「もしも、一緒に住んでくれるのなら・・・」 という具合に。
しかし、話が後半になると、怪しい雰囲気の日本人男性が 「もしも、お腹がすいていたら、ご飯を食べに行きましょう」 とアメリカ人男性を誘って、レストランへ行くところから、意外な転がり方をする。 彼女が家に帰ってくると、「〜さんとXX屋に行ってきます」というメモが置いてある。 彼女は 「もしも、評判の悪いXX屋だったら、危ない!!」 と駆け出します。 そして、XX屋に飛び込むと、座敷でもがき苦しむ彼氏の姿。 「もしも、フグの毒を食べたなら、死んでしまうわ!!」 え。 なんと、彼氏はフグ毒にあたって死んでしまうのだ。 彼氏の最後の例文は 「マクドナルドに行けば良かった」
もはや、「もしも」を使う余裕すらない。 中国で購入した教科書だそうです。
さて、もしも日系スーパーで手に入る日本のホットケーキミックスなら、このブランドが一番おいしいと思った。 http://foodsnews.com/articles/view/240 日新フーズのミックス。 あんまり甘くないので、好みでシロップを調節して食べられる。
本日の相談者:ロス在住主婦 夫が毎晩仕事を持って帰ってきて、困っています。 その上今朝は、その仕事道具を家に置いて行ってしまったのです。 夫の仕事道具を前に、途方に暮れています。
置いて行かれて困る仕事。 それは・・・・
PS3!!
今日は掃除機の日と決めていたのに! 皇帝、アクションゲームは反射神経にぶいので得意ではないし、最近のCG満載ゲームは酔っちゃうし、熱心なゲームファンではないんだけど。 これ、X-BOXと同様、古いゲームをダウンロードできてしまうのだ。
新しいゲームをリサーチのためにジャバ夫さんがポチポチやって、記事を書いているうちに、古いゲーム(パズルゲームみたいなのばっかり)を皇帝がポチポチやって。 食後も食器が片付かない。 でも、日中ジャバ夫さんがいない時に家事は済ませればいいや、と思っていたのに。
今日はPS3置いて行っちゃったよ! ついつい手を出してしまう。 人間は弱いものです。 ポチポチ。
さて、昨日はフレーム屋さんに行くついでに、小さな刺繍やレースの額装も頼んできた。 母が生前、集めるともなくなんとなく集まっちゃった物と思われるが、プチポワンだとか、スワトウだとかの刺繍なんかを残していったので、黄ばんだり行方不明になる前に、額に入れてしまう事にした。
額装屋さんって、日本だとそんなに頻繁に見ない。 文房具屋さんか、画材屋さんの一角にあるか、古い商店街にひょろんと有ったりするが。 しかし、ロスの海岸沿いはアーティストが多いので、額縁だけ扱っていても繁盛するらしく、近所はフレーム屋さんだらけなのだ。
無駄に色んなものを額に入れてしまいたくなる。
昼寝をする前に外した眼鏡が見つからない。 眼鏡がないと目が見えないので、眼鏡が探せない。
実は、まだ翻訳の作業をしている。 今週末までに終われば良いのだが、ジャバ語で録音された物を、皇帝が日本語に起こし、それを皇帝語に訳し、更にジャバ夫さんが英語に訳さなければならないのだ。
皇帝語とは、皇帝が使う、英語に近いけど否なる何かである。 汎用性とボキャブラリーは、ジャバ語よりも低いと思われる。 今世界で皇帝語を60%以上理解できるのは、ジャバ夫さんと義母だけである。
さて、プリウスは、完全に新車で復活。 ディーラーさんの話だと、火事で相当の車が燃えて、スタッフの中にも車が無くなってしまった人がいたそう。 大きな声では言わないだろうけど、震災後の建築屋さんのごとく、売り上げ伸びてるだろうな、と思った。 今回の火事の死者は0。 でも大けがしてしまった人が2人。 それでも、焚き火禁止地区で火の不始末をした学生は、未成年の過失という事で、公の場で裁かれる事はないんだとか。 禁止地区でキャンプファイヤーするのは、過失なのかな。
本日は母の月命日なので、わけてもらった遺影を入れるフレームを買いに行こうと思っている。 父がミニ仏壇も買ってくれたそうだが、お祈りするのに明確な方向や場所がないと、なんだかうろうろしてしまうので、写真を日本側に向けておこうと思う。
もうというか、ようやくというのか、一月も経ったのか。 まだ起きている時に会ったので、いなくなった気がしないのです。 お墓にも行っていないし。
子供が飛行機に乗れるくらい免疫力がついたら、報告に行かないといけませんね。
ここのところ、ずっと詰まってた鼻が通って、すごくすっきりしました。 つわりもあってか、半年近くぐずぐず言っていたのだが。 快適すぎる。 この世にある全てのものに感謝したい。
近頃、勇者推奨の「幸せになる方法」を実証しようとしているのだ。 「幸せハードルを下げる」というのがメソード。 幸せに感じるもののレベルを下げる。 つまり、ちょっとしたことで簡単に「あ、幸せ〜」と感じる事ができれば、一日中ちょっとしたことで幸せになれるのである。
一昨日炊いたキノコご飯もおいしかった。 幸せ〜。 といった具合に。
ところで、日本からアメリカに嫁入りした人のブログとかを渡り歩いていると、皆すごい熱心にご飯作りに励んでいる。 日々の食事にとどまらず、パンやお菓子を焼いたり。 これは日本嫁ブランドを証明する物ではなく、よっぽどアメリカの食事が日本人に合わないという事の現れではないだろうか。
皇帝はお菓子作りは得意ではないので、こんなことをしてみた。 http://www.morinaga.co.jp/recipe/recipe_html/re_246.html ホットケーキミックスで、簡単ドーナツ。 あんまり甘くなくて、うまい。 バナナ嫌いなジャバ夫さんのために、半分はバナナ抜き。 バナナ無くてもおいしい。
あとこのまな板。 http://stylestore.allabout.co.jp/mojo/ProductInfo/sku/EK084-00-0002-0043/ 結婚のお祝いに一枚いただいたが、嫌な匂いが全然残らないし、軽くて使いやすい。 ルームメイトがいた頃は、大事な調理器具をキッチンに置いておくと、どんな風に使われるかわかったもんじゃなかったので、封印しておいたが(熱湯かけて放置して割れるとか)、ようやく活躍。 お祝いにいただいた調理器具一式、ようやく表舞台に出てきました。 ありがとうございます。
ついに保険会社が全額車代を支払ったので、プリウスが帰ってくる事に。
火事を生き延びた旧プリウス。 見た目はちょっとテールライトが焦げただけだったけど、中身に逃げ込んだリスの一家と、エンジンに逃げ込んだネズミの一家のせいで、あっちこっちの配線がいかれてて、結局廃車となったそう。 そういえば、こないだどっかのモーターショーで、プリウスのエンジンの構造が90%くらい新しくデザインされたよ、って出てた。 どうせなら、新しい方が欲しいけど・・・。 今日、義父の車でサンタバーバラまで連れてってもらって、月曜日に妊婦検診して、火曜日頃ジャバ夫さんに運転してもらって、新車で帰ってくる予定。
そして、一昨年くらいから法改正があって、永住権を取得した者の国際免許証が、すぐさま失効することになったらしい。 つまり、すぐさまカリフォルニア州免許に切り替えないと、運転できないのだ。 少なくとも、ペーパーテストだけでもパスしておかないと、お縄になってしまう。 ただ、カリフォルニア州は、日本語でペーパーテストを受ける事が可能なので、イエローページLA版に載っている日本語の問題集で勉強していけば、簡単にとれるらしいというのもわかっている。 わかってるんだけどね。 はい、勉強します。
さてさて、去年暮れから、ジャバ夫さんの髪の毛が伸び放題なので、さっさと切りにいきたいのだが。 なんと、いつもお願いしている美容師さんが、プロテスタント系のカルト宗教にはまってしまい、突然「伝道師になる」と言いだして、オハイオ州に旅立ってしまったのだ。 伝道師というものが、職業なのかどうか。 よくモルモン教徒の人たちが、二人組で自転車に乗って、世界中で伝道をしているのを見かけるが。 ザビエルさん。 適当なところで帰ってきて、また髪の毛切ってください。
そして、最近ハルコさんが、また面白い事をやっています。 http://axstohal.blog67.fc2.com/ 横浜のフリマに出店するそうなので、ご近所組の方は是非行ってみてください。 欲しい。 かわいい。
実際に食べる物じゃないから、色とかクリームとか、欲望の固まり見たいなデコレーションなんだけど、これ、どっかで見た事ある。 と思ったら、アメリカのスーパーのお菓子売り場が、こんな色合いの、こんなデコレーションっぷりだ。 つまり、アメリカ人は欲望のままにお菓子作りをしているということか。
2009年01月25日(日) |
LAアートフィスティバル |
ステープラーセンターの隣で、西海岸最大級アートフィスティバル開催中。
なので、サンタバーバラから再び義父母がはるばるやってきました。 美術品の買い付けに。 こないだの火事で、収集していた美術品が大量に焼けてしまったので、新しい家の壁に飾る絵を探しているらしい。 でもね、皇帝の感覚で言うと、白い壁は白いままに残しておいても、良いんじゃないかな・・・とか。
前の家はちょっと、色んなものに囲まれすぎてて、どこに目線をやったら良いのかわかんなかったし。 夜中に絵の人と目が合うと怖かったし。 立体は、子供が壊しそうだし。
あんまり新しいもの買わないで欲しいな、と思っていたけれど、今日午後から同行したら、案の定山ほど買い物して、車に積みきれなくて、輸送手段の交渉に入っていた義父。 止められなかったか・・・。 また、家中にガシガシ飾っちゃうのでしょう。
何故西洋人は、空間が有ると、何か飾らずにはいられないのか。
いつかこの謎を解き明かしたい。
今朝はジャバ夫さんが「あさりのホットケーキが食べたい」と言うので、ホットケーキミックスを使った。
さて、ジャバ語解説の前に、日本のホットケーキミックスと、アメリカのホットケーキミックスの違いをご説明しましょう。 メーカーにもよるかもしれないが、実は、日本製の方が、意外にも甘い。 アメリカ製の方が、プレーンな感じに仕上がる。
で、更に、好みの焼き方も違うようだ。 日本人がホットケーキを焼くと、パッケージの写真のように、ちょっと厚めに焼くんじゃありませんか? 外はこんがり、中はふわふわ。 焼きたてのケーキのてっぺんに、バターをべしっと乗せると、とろ〜っととけて、シロップと混ざって、甘さと塩っぱさが融合する。 ああおいしい。
で、アメリカ人の好む焼き方は、薄め。 薄いホットケーキを、両面ぱりっと焼いて、何層にも重ねて、間に好みでバターやシロップや、時にジャムやらホイップやらを挟んで、ミルフィーユ状になったところを、ざくっとナイフを入れて、重なったままいただく。
アメリカ風ホットケーキは、それはそれでおいしいが、何枚も焼くのが面倒だし、一枚のフライパンで作っていると、三枚目を焼く頃には一枚目が冷えているので、家で作るのはもっぱら日本風。 アメリカンは、外食の時しか食べていなかった。 i-HOPとか、ホットケーキを得意とする、朝食レストランがお勧め。 日曜日の朝食とか、ちょっとのんびりしたい時に利用すると良い。 カロリー等気にせずに、ベーコンなんかも付けると良いですね。 ホイップにシロップにバターに、と背徳感が、いかにもだらりとした日曜日を演出してくれる。
さて、脱線したが。
ここで、ジャバ夫さんの希望する「あさりのホットケーキ」だ。 「あさり=浅蜊」ではなく、「あさり=あさい=薄い」薄いホットケーキのことである。 (ちなみに、あさりの逆は「太いのホットケーキ」)
今日は面倒くさがらずに、何枚も薄いのを焼いてみた。 ちゃんと甘みのないアメリカのホットケーキミックスで。 鉄板が有ると、テーブルにつきながら焼けるのになー。
両親学級というのに参加した。
参加したと言うか、実は皇帝、他のお母さんに混じって授業を受けて、同じ速度で理解できる気が全くしなかったので、贅沢にも個人授業をお願いしていたのだ。 今回は、産科のナースに家まで来てもらって、ジャバ夫さんと一緒に陣痛からお産までの説明を受けた。
ナースとはいえ、おばちゃんはもう前線を引退したベテラン。 今まで6000人以上の出産を手がけ、死産は一度もないのが自慢。 自分の時が一番難産だったから、知識の有る無しと安産とは、関係がないと言っていた。 ちなみに、自分の時は丸二日間陣痛と戦い、力つきて帝王切開だったそう。 二日間陣痛・・・恐ろしい・・・。
立ちあい出産が一般的らしく、「立ちあい出産しますか?」とは聞かれなかった。 当然する事になっているようだ。 日本の医者は「アメリカ人だもんね、立ちあいだよね」とか、嫌そうに言っていたが、あれは日本人の夫が立ちあうと言っても、ああいう言い方だったんだろうか。 思い出して、むっとしてみる。
立ちあうからには、夫も出産のお手伝いをしなければならない。 ジャバ夫さんのすることは、時計片手に陣痛の頻度を観測する事と、食事と水の用意をする事と、へその緒を切る事だそうです。 へその緒を!? そんな、素人が除幕式みたいに、気軽に切って良いものなんだろうか。 謎だ。
二時間みっちり指導を受けたが、結論としては、全く英語がわかりません。 だって、陣痛とか破水とか、英語で何ていうか、なんて、用がなければ普段考えた事もない単語が山盛り。 おばちゃんの使う単語は、一々医学用語だし。 「おしっこ」って英語はわかるけど、「お小水」って英語はわかりません。 酷い時には、一つのセンテンスが丸々わかんないのだ。 ジャバ夫さんが、時々通訳してくれたから、まだ助かりましたが・・・。
無痛分娩は、エピドロー。 陣痛は、レイバー。 破水は、ウオーターバッグがブロークンするわけですね。 勉強になりましたが、多くても一生に三回くらいしか使わなさそうだ。
そういえば、四六時中家にいるので、隣近所が何者かが、段々わかってきた。 引っ越しの挨拶をしないので、東京以上に近所付き合いが希薄なんですけど。
かたっぽのお隣さんは、どっかの大使館にお勤めで、車が公用車ナンバー付けている、黒のプリウス。 皇帝のプリウスが保険屋から帰ってきたら、駐車場がWプリウスになる予定。 隣の間取りは、我が家より一部屋多い、バルコニー二段構えの豪華部屋だ。 壁が厚いので、家の中にいるかぎり騒音は聞こえないのだが、毎回外から部屋の前を通るたびに、夫婦喧嘩しているのが聞こえる。 子供もいるようなので、是非仲良くしていただきたいものだ。 あと、声は聞こえないのに、毎晩かすかにイビキが聞こえる。 声より大きなイビキって。 奥さんのイライラは、その辺から来ているのではないだろうか。
もうかたっぽのお隣さんは、三人のティーンエイジャーの女の子がルームシェアしている。 エレベーターで出会ったところ、全員日中は学校に行ってると言っていた。 片付けが得意ではないらしく、よく家の中身が通路に飛び出て、大家さんに注意されている。 注意された次の日には、また飛び出ている。 金曜の夜にパーティーするのが習慣らしく、毎週末ぎゃあぎゃあ騒いでいる。 壁は厚いが、バルコニーに出て騒がれると(喫煙している客は、外に出てくる)、結構響くので、いかがなもんか。 というか、ティーンが喫煙しているのも、いかがなものか。
子供を育てるのに、どの言語で育てるのかは問題だと思う。 一般に、母親の話す言葉が第一言語になりやすいが、周辺社会で使われている言語とそれが一致しない場合には、自然にバイリンガルになるらしい。 でも、子供が初めて学校に上がる時に、いらんストレスがかかりやすいんだとか。 強く育ってくれ。
現在家の中で使われている言葉は、英語と日本語のチャンポンか、ジャバ語が主。 時々中国語か韓国語。
謝る時は、何故か韓国語。 映画「猟奇的な彼女」の後半、彼女が山のてっぺんで「ミヤネ〜!」と叫ぶ様を真似るのが流行中。 相手を騙す時には中国語。 上海の偽物市場のおっさんっぽく発音する。 呼びかけは「サパニン」(上海語の日本人の意)
こないだジャバ夫さんが、インターネットのコメント欄を見ながら、 「南極人と日本人は仲が悪いですね」 とか言っていた。 別にペンギンと喧嘩してない。
ではなくて、これはジャバ語で「南極=韓国」である。 ジャバ夫さんの頭の中で、「韓国=サウスコリア=サウス=南=南極」の変換ミスがあったための発言と思われる。 皇帝はジャバ語検定準二級なのでわかるが、あえて直してあげなかった。
こうして、面倒だから直してあげない言葉が増えるにつれ、ジャバ語は段々複雑になっていく。
子供はネイティブジャバ語スピーカーになるんだろうか。
母も英語勉強しないと、通知表が読めない。
の名前を決めなければならない。 なんせ、産まれたらすぐに医者に出生証明書を作ってもらい、日本領事館に行かなければならないのだから、出てきた時には名前がないといけないのだ。 顔を見てからじっくり決めましょう、などと言っていられない。
日本では珍しい名前が増えて、小学校の先生が困っているようだが、最近アメリカでも、子供に変な名前をつけるのが流行している。
アシュリーシンプソンが、子供に妖怪の名前をつけて、一時騒然となったりしていた。 あと、両親ともアメリカ人なのに、わざとインドとかのオリエンタルな名前をつけたり。 ニルヴァーナちゃんという子がいたが、産まれてすぐに涅槃とはどうだろうか。
ジャバ夫さんが、息子に始めに選んだ名前は、クリスチャン。 由緒正しい、昔から使われている、ポピュラーな名前です。 難を言えば、キリスト教徒でもないのにクリスチャンとはいかがなものか、というくらい。 ちなみに、ジャバ夫さんの名前も、キリスト教の聖人由来の古式ゆかしい名前であるが、本人はキリスト教徒ではない。
最近試しているのは、リュウジ君。 リュウは竜。 ドラゴンが好きなジャバ夫さんの提案。 そのままだと発音しにくいので、適当にジをくっつけた。 長男なのに。
妊娠初期の時に、「タツノオトシゴ、タツコ」と呼んでいたところに、戻ってきてしまっている気がするが。 あと、ルイージと間違われやすい。
もうちょっと考えます。
ところで、夫の出生証明書はこないだの火事で焼けてしまい、オクラホマの出生病院はつぶれていて、再発行できない。 なんか手段が有る筈だけれど、中々調べようとしない。 子供が産まれる前に、手続きしないとね。
妊娠線はおなじみだけど、正中線はあんまりメジャーではないかもしれない。 人間が初めて出来上がった時に、細胞がまず真っ二つに分かれて更に四つ八つと分かれていくわけですが、人間の元は左右真っ二つという事です。 真っ二つの真ん中がうまいこといかないと(もしくはうまいこといったから?)あごが割れたり鼻が割れたりするわけだ。
さて、正中線。 お腹が大きくなってくると、この元々分かれていた真っ二つの線が、黒くなって一直線に上から下へ見えるのでございます。 おへそをまたいで、腹が真っ二つに。 出る人と出ない人といて、色素の濃い人の方が出やすいよう。 有色人種の方が出る確率が高いらしく、白人よりはアジア人、アジア人よりは黒人の方が、より濃く、はっきりと出ているとゆう噂。 正中線と妊娠線の最も大きな違いは、出産が済むと、やがて消えてしまうということ。 だから、あんまり皆騒がないのかもしれない。 (まれに、残る人もいる)
そんなわけで、正中線がわりとはっきりくっきり現れて、皇帝のお腹は真っ二つに線が引かれてしまった。 それがもう、見事にまっすぐの線で、大工さんが書いたような正確さ。 ジャバ夫さんは正中線を見た事がなかったので、ある日妻の腹が真っ二つになっているのを発見して、パニックしていた。 「大変だ!大きくなりすぎて、割れる!」とか言ってた。 「これは先祖が切腹した名残だ」と、更に混乱させておいた。 かわいそうだから、ちゃんと正解はすぐに教えてあげたけどね。
さて、元々背が低いので、アメリカの大型洗濯機は、洗濯後の衣類を回収するのに身を乗り出さなくてはならず、足踏み台を利用したりしていたが。 最近は大きなお腹が邪魔で、底の方の衣類が、全く回収できなくなってしまった。 斜めドラムが欲しい・・・。
このお腹の中身が、全部自前の肉ならば、ぐいぐい押しながら身を乗り出せるが、きっと今それをすると、中の人が困るだろうから、できない。 そこで考案されたのが、靴べら。 靴べらを二本使って、底の洗濯物を挟み上げるのだ。
やれやれ。
だそうで、本日はTシャツでも軽く汗ばむ暑さ。
妊婦はお散歩をすると良い、と、どっかでジャバ夫さんが読んだらしく、朝からお散歩に誘われて外へ。 そもそも「お散歩しやすそう」というのが、引っ越し先を探す時の条件の一つだったので、散歩しないと、ここに住んでいる意味があんまりないのです。
まず、道を斜めに渡ると、そこはコーヒーショップ付きのバーンズアンドノベルス(でっかい本屋チェーン)。 ここで立ち読み。 というか、コーヒー買って座り読み。 「子連れで旅:カリフォルニア編」というような本を読む。 子供が外出先で何も食べたがらないときは、白米か食パンを食べさせろ、とか書いてある。
その隣が映画館で、向かいも映画館。 上映している映画を数種類チェックしておく。 ベンジャミンバートンでも見ようかと思ったが、上演時間が三時間!?ということで、今回はパス。 つわりながら、三時間もブラピのエラを見ている元気はない。 最近の映画の、上演時間の長さは、どうにかして欲しい。 せっかくお金かけて作ったシーンを、削りたくない気持ちはわかるが。 特に、沢山CG使った作品に多いですね、長い映画。 映画は90分がベスト。
隣のハンバーガー屋さんでチーズバーガーをモリモリ食べて、更に隣のフェデックスで父に郵便物を出し、またコーヒーを飲んで、ジャバ夫さんがアメフトの試合を見たいというので、帰る。
確かに散歩しやすい。 今度、つわりの酷くない時を見計らって、一人でも散歩に行ってみようかな、と思った。
ところで、ベビーシャワー。 2月7日お昼に開催決定! たまたまロスにいる人は、来てね(え)。 行けないけど、詳細を見てみたい人は、メールで招待状を送りますよ。 お茶飲んだりするそうです。 でも何をするのか、良くわからない。 企画してくれた友達「じゃあメインキャラクターはパンダで」とか言ってた。 メインキャラクターはお腹の子じゃないのか?
さて、お勧め画像。 だいぶ前に、皇帝は化粧品を使いきれた事がない、というようなことを言っていたが、このくらいの勢いで使うと、使いきれるんじゃないかと思った。 http://jp.youtube.com/watch?v=cBTtVo6esRA&feature=channel この人のメイクは、ネイルにしても、実に大ざっぱで、構築過程では「え、そんなんで良いの?」と思うが、完成すると、どうやらそんなんで良かったらしいことがわかる。 日本人がこの通りメイクしたら、どうなるんだろう。 パンダ。
木曜と金曜は義父母に連れられて、パサディナ(ロスの北)のジュエリーショーに行っていた。 一人だと出かけられないので、連れて行ってもらわないといかんのです。
ジャバ夫さんは、裁判所からついに出動要請されず、今回は放免となった。 一度免れると、しばらく陪審員で呼ばれる事はないそうなので、ラッキーと言えよう。 義父は偶然にも同時期に要請を受け、二月に陪審員として裁判所に行く事になったらしい。
今日はマリーナデルレイに住んでいながら、一度もマリーナに行った事がない、とジャバ夫さんが言いだしたので、港までドライブして、ラグーン付近を散歩した。 自然保護区画とか有って、お散歩にちょうど良い。 今日は天気も良く、日中はTシャツで過ごせた。
道も綺麗に管理された砂道で、犬のお散歩している人がちらほら。 ウン○回収用のビニール袋とゴミ箱があちこちに配備されていて、落とし物も少ない。 仕上げにチーズケーキファクトリーでジュースを飲んでいたら、サンディエゴの友達が、今晩バスケットの試合を見にロスに来るから、新しい家に寄る、とのこと。 部屋片付けてたっけ、とか思いながら、出迎えて、話の流れで一緒に試合を観に行く事になった。
クリッパーズ対バックス。 NBAの中でも、最下位を争う好カードです。 名前がもう・・・クリップって。 地元ロサンゼルスクリッパーズが僅差で勝利。 前の方の良い席でも、50ドルしなかった。 同じ席で、レイカーズの試合だと、300ドルくらいするらしい。 応援は盛り上がって、楽しかった。
友達も妊娠4ヶ月だそうで、妊婦ーズだった。 二人でおえ〜っとしていた。
さて、最近の一番のお勧め。 http://jp.youtube.com/watch?v=mHXBL6bzAR4&feature=related 何回も見ていると、英語も段々聞こえてきて、面白さが増す。
今日は義父母が様子を見に来てくれるらしい。 引っ越してから初めての訪問なのだ。 実はまだ我が家にはソファーがなくて、困ったなあと思っている。 オーダーしたソファーは外国製なので、3月に到着する予定なのだ。
土足禁止にしたので、我ら夫婦は絨毯にクッションを置いて、直接座ってテレビ等見ているのだが、義父母は床に座れない。 というのも、義父は背中が悪いし、義母は膝が悪いので、一度ぺったり低い位置に座ってしまうと、起き上がれないのだ。 お年寄りと暮らす家ならわかると思うが、和式の家って、老人に優しくない作りになっている。 布団も和式より、洋式ベッドの方が立ち上がるときは断然ラクチンなんである。
そんなわけで、朝から急遽、簡易ベンチ等を組み立てて置いたりしたのだが。 統一感のない部屋に、我ながらびっくりする。 まあ良いか。 前の家だって、相当色んなものがでたらめに置いてあったんだし。
さて、日中ジャバ夫さんがいないとできなかった事を、義父母が来ているうちにやってしまおうと画策している。 日本領事館に行って、出生届の書類をもらうのだ。 平日の4:30までしか開いていない。
出生届書2部と出生登録証明書2部とその和訳。 子供が産まれて三ヶ月以内に提出しないと、もう受け取ってもらえないらしい。 三ヶ月以後は、絶対受け付けない、例外は認められないと言うから、恐ろしい話だ。 これを逃すと、子供はアメリカ国籍だけで、日本国籍を留保できなくなる。
きっと子供はアメリカ人として生きていくんだろうけど、なんせアメリカなんでね。 万が一、成人するまでに大きな戦争とか有って、徴兵されたら困るから、日本国籍も一応持たせておこうと思うのです。 親心。
ところで、近頃あんまりごろごろしているので、ジャバ夫さんに「マイ マンチカン」とか呼ばれる。 マンチカンとは、短足になるように品種改良された猫。 http://jp.youtube.com/watch?v=6wZyZoMl4l0&NR=1 ごろごろ。
ごろごろしている猫ばかりではない。 カリフォルニアのスキューバ猫。 http://jp.youtube.com/watch?v=SN1VcgRrEM8&NR=1 おデブ。
忘れかけていたが、ちょうどハネムーンに行っていた頃、ジャバ夫さんに「陪審員になれ」というお知らせが来ていたのを、延期申請していた。 で、延期した結果、1月の半ば。 つまり今現在招集がかかっているわけだ。
原則アメリカ市民が招集されるので、グリーンカードを持ってるだけの移民とかは関係ない。 皇帝の息子は、将来呼ばれる可能性があるけど、皇帝自身はない。
この陪審員招集、想像以上に面倒くさいもんで。 なんと、招集要請の前日夜、電話をかけて、明日裁判が有るか、聞くのだ(え?)。 で、「ある」って言われたら、次の日の朝早くから裁判所に行かなければならない。 「ない」って言われたら、次の日の夜、また電話をかけて、明日裁判が有るかどうか聞く(ええ?)。 それを、実際に裁判がある日まで、延々と繰り返すのだ(えええ?)。
ジャバ夫さん、日曜日の夜から電話をかけ始めて、未だに裁判が起こらないでいる。 さ、サラリーマンとか、困るんじゃ・・・? 「この日に来てください」って言ってくれれば良いのに。 「日が決まったらご連絡ください」って気持ちだ。
そういえば、去年の6月、妊娠が発覚する直前、右手薬指に蕁麻疹が出て、えらい事になっていたが、昨日からそれっぽいのが再発している。 なんだこのブツブツー!? 痒いじゃないか。 でも次のドクターアポは26日。 広がらないと良いのだが・・・。
Rはリターン。
日本で母が最後に倒れた時、病院の帰りにファミレスに行き、そこで突然気持ち悪くなって吐いてしまった。 初期つわりが終わって、だいぶ経過していたので、「これは疲れによる胃腸炎に違いない」と、勝手に自己診断をしていた。 寒かったし、元々胃腸は丈夫じゃないし。 胃腸炎でも薬は飲めない。 じゃあ安静にしてるしかないなーとか思っていた。
だがその後、何度も気持ち悪くなるので、これはつわりの出戻りと決定。 初期のつわりと後期のつわりは、原因が違うらしい(けど、双方ともに原因不明とされている。謎)ので、症状も若干違うような気がする。 初期はだらだら気持ち悪かったけど、今の方が潔く、即吐く!という勢いのあるつわり。 いずれにせよ、せっかくマタニティーライフを楽しめるかと思いきや、また閉じこもり生活に逆戻り。 ごろごろ。
雑誌やネットの体験談で、たま〜に後期までつわりをしている人がいる、というのを読んで、「気の毒な人もいたもんだ」とか思っていたのに。 あたしだよー!!
今日はジャバ夫さんと、NYから来る友達と、日本食を食べにいく約束が有るのだが、大丈夫だろうか。 大丈夫かな〜と心配していると、緊張のあまりつわりを誘発するので、考えないようにしている。 ドキドキドキ。
ところで、ジャバ夫さんは「巨乳」と「母乳」を反対に覚えている。 時々「あ、あの人ボニュウだねえ」とか言うので、面白い。 面白いから直さないでいるのだが、いつ彼は過ちに気がつくだろうか。
掃除機よりも不満が残る家電品と言ったら、洗濯機だろう。 引っ越してから、備え付けの洗濯機を使うことになったのだが、これがイライラする程糸くずが出るのだ。 それがすべて黒い服にくっついて、コロコロしなきゃいかんのです。
前の前の家と、前の家の洗濯機ではそんな事は起こらなかったので、これはアメリカ家電の問題ではなくて、この洗濯機個体の問題なんだと思う。 どうして良いのかわからないので、とりあえず目の細かい洗濯用の網を買ってきて、黒い服だけ隔離して洗っている。 でもどうにも埃っぽい。 そのわりに、汚れの落ちはいまいちだし、タオルの色は変わっちゃうし。 洗剤がいけないのかなあ・・・。
あんまり洗濯スキルが高くないので、マシンの性能が悪いと、対処しきれない。
それから、せっかくバスタブごと取っ替えのお風呂! これはもう・・・・なんていうの?風呂なめてるだろう、アメリカ人。 としか言えない酷い有様。 こんなんじゃあ、ルンルンのお風呂タイムなんか、過ごせませんぜ。 はっきり言って、風呂備品レベルが低過ぎる。
まず、水量が調節できない。 温度しか調節できない設計なのだ。 仕方ないから、多少水圧に変化をつけられるシャワーヘッドを買ってきて、ジャバ夫さんに付け替えてもらう。 だって、備え付けのシャワーヘッドには、ホースすらないんだよ!? どうやって風呂釜を洗うのさ。
それから、排水溝が穴。 もう、ただの穴。 詰まらずにはおれない、穴。 髪の毛キャッチャー(網)を買ってきて、とりあえず装着してみる。 実は入居時もう既に、水の流れが悪くなっていたので、大家さんに文句言ったら、業者さんが穴を掃除していったけど、前の人が詰まらせていたのだ。 ううう。
そして、風呂釜! せっかく新しいのに、壁と風呂釜の間の接着剤が水溶性で、ぼろぼろ壊れてきている!! な、何故!!? 何故その素材を選んだの?? 意味がわからない。 そして、激しく水垢が付着する素材でできていて、あっという間にネズミ色に変色。
それでも、掃除すればある程度きれいにはなる。 しかしとてもじゃないけど、風呂を沸かして入ろうと言う気持ちにはなれず。 結局前回の家同様、シャワーだけのお風呂ライフに戻りました。
アメリカ人は風呂文化をなめきっている。 神聖な風呂場にトイレを置いちゃうくらいだから、そもそもこの部分で日本人とわかりあえる日は、絶対に来ないんだろうな、と思うが。
ちなみにジャバ夫さんは、掃除してある程度きれいになった風呂場に満足だそうです。 壁のポロポロしている白い接着剤は、気にならないんだろうか。 気にならないんだろうな、きっと。
あ、あと、大手デパートで購入したのに、シャワーカーテンが、一度誰かが使ったのを、丁寧にパッケージに戻しただけだったので、カビてた。 返品しにいったら、店員がまたその商品を棚に戻していた。 なんの罠?
妊婦は塩分を控えめにするとよい、という助言をもらったので、塩を減らす作戦を立てている。
甘い物控えるのは簡単だ。 なぜなら、元々甘い物はあんまり積極的に摂取しないし、煮物とかでも本に書いてある砂糖の分量いれると甘すぎるので、減らし気味にいれているから。 チョコレートとかお菓子も、定期的に食べる習慣がないから、有れば食べるだけ。 なければ食べない。
でも、塩っぱい物は大好き。 漬け物も味噌も好き。 ドレッシングも好きだ。 さて、どこから減らしたら良いのやら。 料理から減らすと、あんまりおいしくないし。 (料理が下手なので、塩分を減らすとごまかしが効かないという説)
ところで、父からの救援物資で、ようやく変圧器が到着し、ついに掃除機が始動! ダイソンは火事で掃除機を失った義父母の所へ嫁に出したので、これからジャバ家ではサンヨーのエアシスを起用し、空気清浄効果を狙っていきたいと思います。 http://www.sanyo.co.jp/airsis/ (サンヨーでは、エアシスを国外で使用することはお勧めしていません。←起動確認とかしていないらしい)
アメリカ掃除機のあまりの重さに、日本の掃除機にしようと長らく思っていたけれど、やっぱり軽くて良い。 ただ、日本の住宅に比べると、やはり一部屋一部屋の大きさが巨大なので、すぐに掃除機が埃で満杯になってしまう。 ダイソンのでかさは、伊達ではなかったということか。 長らく埃を溜めていたせいもあるけど、全部掃除したら、3回くらい中身あけた。 そんくらいしっかり働いてくれていると見るか。 単に絨毯が安物だから、埃が出やすいだけなのか。 謎。
2009年01月11日(日) |
結婚式が大きくなったこと |
実は結婚式の規模がどんどん大きくなってしまったことには、色々理由がある。
はじめ、どのくらいの規模の結婚式にしようか、迷っていた。 ジャバ夫さんはロスで仕事を始めたばかりだし、オクラホマ時代の貯金はそれほどないし。 (アメリカ人は一般的に、あまり貯金をしない) 皇帝の貯金も、渡米後じりじり目減りしていったから、何の足しにもならないし。 小さくするか?大きくするか?
その頃、母は体調が悪くて、結婚式に来れるかどうかわからないでいた。 でも母がとても楽しみにしていた、前年の兄の結婚式のとき、丁度入院してしまい、結局行けなかったので、今度こそ子供の結婚式を見るのだ!と執念を燃やしてもいた。 ので、命がけで飛行機に乗る母のためにも、中くらいで・・・と考えていたのだが。
その時、ジャバ夫さんが「大きいなら大きくしろ。小さいなら小さくしろ。中くらいはやめろ!」と、意味なく男らしいことを言いだし、中くらいは却下に。
すでにブライドメイドはお願いしてしまったし、日本にも招待状を送っており、予想以上に親族と友達が日本から飛んできてくれることになっていたので、もう小さくはできない! となり、「では大きめで!」という結論になった。 派手で目立つことが大好きなジャバ夫さんも、「ガンガンやれ!自分のためにやろうと思うな!」と後押し。 あたい、やるよ!(あなたの)貯金が燃え尽きるまで! となったのであった。
それから、宵越しの金は持たないぜ!という江戸っ子らしい姿勢で(ハマっ子だけど)、バンバンやりたいことをやり放題にし、結婚式だけで早くも貯金は燃え尽き、リハーサルディナーは夫実家でやることになり、それでも一度やると決めたからには、やりきることになり。 お祭り好きの義父母も、すでに義弟の結婚式が昨年度に済んでいたことから、「今後家でこの規模のパーティーをする機会はあまりないかもしれないから」ということで、積極的に派手に派手にする方向へと導いてくれたのであった。 チョコレートでメニューを作ることになった頃には、「やっちゃえー」が合い言葉になっていた。
そして、やっちゃった結果が、あれ。
式後は、スッカラカンどころかマイナスになっていましたが、むしろやりきった感が心地よく、なんだか二人でハイになっていたのであった。 未だに、会場になったホテルの人やプランナーからは、あんなに外国から人がいっぺんに集まったことはない、と言われるし、友達にも久々に再会できたし。
母は結婚式の前後、奇跡的に元気が良く、意識のなくなる直前まで、式を「よかった」と言って思い出してくれていた。
一番気がかりだったのが、日本から来る友達が迷子にならないことと、母が具合が悪くならないかということで。 この二つをクリアできただけで、自分的にはよくできました、と言う感じ。
結論としては、母のことが有ったので、やっぱりやって良かったなあ、ということ。 写真屋さんもかなり厳選したので、母のきれいな写真が残せて良かった、と思うのでありました。
昨日、部屋にこもって翻訳作業をしていたら、宅配屋さんのノックが聞こえず、逃してしまったようなので、今日は玄関のすぐ横のダイニングテーブルにパソコンを移動して、耳をそばだてて再送を待っている。 この再送を逃すと、土曜日の午前中に郵便局に取りにいかなければならない。
さて、結局借りたアパートメントは最近建てられたものなので、建築資材に有害物質が使われている恐れはない。 3階建てで中庭を囲んで、えらい部屋数で何世帯も住んでいる構造。 我が家と向かいの間取りだけ、玄関横に大きな窓が付いていて、ダイニングから中庭の様子がよく見えるのだ。 (ということは、中庭からも我が家のダイニングの様子がよく見えてる筈・・・) 我が家は二階なので、構造的に、真下以外ほぼ全部屋のドアが見えている。
んで、荷物を待ちながら、午前中からずっと窓の横でパソコンを打っているのだが。 なんと、サラリーマンと思しき旦那さん達が、次々帰宅してくるのだ。 君たち、金曜日の午後は仕事しないのか? 向いの旦那さんなんて、近所のスーパーのカートを押しながら帰ってきましたけど。 ホームレスだよ、それじゃあ。 (ロスのホームレスは、ショッピングカートに全財産入れて歩いていることが多い)
後一歩で借りそうになっていた、ハリウッドの家。 http://www.hollywoodcasalaguna.com/ アパートメントなんだけど、東側の一角丸ごと借り上げるタイプ。 四合院のように、四つの建物が中庭を囲っていて、庭は皆で共有する。 門番は大家さん。
条件はそれほど悪くなかったんだけど、近所がタイ系のストリートで、言っちゃなんですが道が汚く、ホームレス度も高く、近所のスーパーは香草の匂いが立ちこめて、う〜ん・・・。 洗濯機が地下で共同って言うのも、赤子が産まれるというのにどうかと思うし。 広過ぎて掃除も面倒くさそう。
雰囲気はとっても素敵なんだけど、築80年(!?)ってえらいことじゃないですか。 こちらの建物は、古い方が価値があるそうで。 築100年近い物件が、けっこう良いお値段で取引されている。 アンティークってことになるみたい。
まあ結局借りなかったけど、あと一歩で賞を受賞。
さて、毎日皇帝の鉄分の足りないお弁当を持っていっているジャバ夫さん。 「皆、すげーって言うんだよ」 とうきうきで帰ってくる。 アメリカ人のお弁当って、サンドイッチとリンゴが紙袋に入っている、あれ。 しかもサンドイッチは、食パンにピーナッツバターを塗った、あれ。
それに比べたら、4、5種類のおかずの詰まった日本のお弁当は、確かにファンシーに見えることでしょう。 と思ったら、どうも「すげー」のかかる部分が、お弁当の中身ではなく、お弁当箱らしい。
日本で買った三段重のお弁当箱は、アルミ製で、金属のバックルでがっちりと蓋を押さえ込むタイプ。 これを開けるとき、トランスフォーマーの変形のように、ガチャーン!ガシーン!となるのだ。 なんとも男心をくすぐる動きではないか。
でも妻は複雑よ。 せっかく前の晩から用意したお弁当なんだから、やっぱり中身を褒めて欲しい。
そんなジャバ夫さんは、毎日一品、お気に入りのおかずを褒めてくれるのだが。 「今日はあれ、タラコ?おいしかった」 とか言われる。 タラコはタラのお母さんがおいしく作ってくれたのよ。
昨晩医者から電話が有り、血液検査の結果、鉄分が不足しているよ、とのことだった。
つまり、鉄分が足りないから筋肉に酸素の供給が追いつかず、腹筋が痛いんじゃないか、ということらしい。 そういわれると、筋肉痛の痛みに似ていなくもない・・・ような気がする。 医者の言う鉄剤を、ジャバ夫さんに買ってきてもらい、飲んでみたが、今朝は痛みはだいぶ遠のき、自由に動けるまでになった。 でも、又痛くなると嫌だから、そろそろっと歩いている。 そろ〜。
ジャバ夫さんは、義父母から「嫁を栄養失調にした」という廉で怒られていた。 可哀想に。
しかし、ジャバ夫さんも同じ物を食べているのだから、鉄不足になるのなら、一緒になっているのではないだろうか。 そして、鉄分不足になるような食事を作っていたのは、むしろあたいではないだろうか。 まあいいや、知らんぷりしておこう。
実は先週で安定期が終わり、今は妊娠後期に入った。 安定期が終わると、どういうことになるのか。 不安定になるのか。 とりあえず、医師の診断書なしで飛行機に搭乗できなくなったりするのだ。
生前母に「後期になったら、何に注意しなければいけないのでしょう?」と聞いた所、「別に特に何もない。お腹が大きくなるから、動きにくいだけ」とか言われた。
でも、それはまたしても嘘でした。 昨日は激痛で目が覚め、一日中下腹部からヘソまでの痛みに、サポーターなしでは歩けない程の不安定ぶりだったのだ。 い、痛い〜という感じ。 原因は、腹の筋が伸びきったため。 本日も午後まで、い、痛い〜と朝からうめきっぱなし。 お腹が張っているわけではないので、休んで安静にしてても、治るわけではなく。 (お腹の張りの方が、連続すると危険らしい) かといって、動くとより痛い。 ああ痛い。 足首を捻った痛みが、そのままヘソの横辺りに来た感じ。
午後からはだいぶマシなので、このまま痛みが去ってくれないかなあと思っている。 一応、義母に電話して痛みを訴えたら、医者に連絡してくれたのだが、医者曰く「フツーです」とのこと。 フツーなのか。 皆こんなに痛いのに、フツーなのか。
とはいえ、痛みの感じ方は個人によって大きく異なるので、フツーというのもよくわからない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/痛みの基準はハナゲ
今の所、5万ハナゲくらいの痛みですかね。 ああ痛い。
仕事始めのジャバ夫さんダイエットプログラムにより、お弁当を作ることになった。 お弁当は朝作るのだが、自分だけ早起きすると損な気がするので(?)、ジャバ夫さんも、同じ時間に起きて、皇帝がお弁当を作っている間、ジムで運動してもらうことになった。 運動もできて、お弁当もできて、一石二鳥のダイエットプラン。 今日は二人ともクリアできたけれど、一体いつまでもつのやら。 三日坊主の予感。
今日は、日本にジャバ夫さんが来た時に、日本語で取材したインタビューの翻訳を頼まれて、一時間20分程の録音を渡された。 やってみたら、まず日本語が聞き取れなくてテープ起こしするのに20分の録音に2時間かかってしまった。 そういえば、大学生の時にテープ起こしのバイトをしたが、その時もやたら時間がかかったもんだ。
思えばその日、体調が悪かったので、ジャバ夫さんを一人で仕事に送り出し、通訳をしてあげなかった。 そんなわけで、ジャバ夫さんの滅茶な日本語の質問を、なんども聞き直す相手の混乱した様子を、ヘッドフォンでなんども聞くはめになってしまったのだが。 何の罰ゲームだ。 (それは夫を放置した罰ゲームでは・・・)
私は夫の日本語がどんだけとんでもない方向に行こうと、ちゃんと意味が理解できるのだが、さすがに初対面の人にはチンプンカンプンのようで、かなり困っている様子。 今その場にワープして助けてあげたい。 「環境は?写真のか?」とか言っている夫。 これはジャバ語で「背景は写真で、CGによる合成ですか?」と聞いているのだ。 ジャバ夫さんの場合、英語→日本語の通訳ではなく、ジャバ語→日本語の通訳が必要なのだ。 今日一日で、何回相手の「ん?」という音声を聞いたことやら。
さらに、話が専門用語いっぱいになってくると、今度は私がわからない。 使用ソフトの活用限界とか。 午後一杯取り組んでも、あんまり進まなかったので、諦めて明日にまわすことに。
明日もあんまり進みそうにないけど。
変圧器を探しに、トーランス(日本人が一杯いる地区。ロスの南)まで行ってきたけれど、炊飯器くらいでっかいマシンは、どれもアメリカの家電を海外で使う時の物で、結局父親に日本から送ってもらうことになった。 一番重いので、15キロってのが有った。 どんなパワフルな主婦が担ぐのだろうか。
昼はトーランスのラーメン屋で豚骨ラーメンを食べていた。 そこのテレビで日本のドラマが流れていたのだが。 学校へ行く子供に、お母さんが「体操着、忘れてるわよ!」と声をかけるシーンがあった。 それを見ていたジャバ夫さん曰く、「日本のお母さんは優しいねえ」って。 じゃあ、アメリカのお母さんは、子供が体操着を持って行かないのを、みすみす見逃すというのか。 と聞くと、どうもそうらしい。 「だって、忘れたら自分の責任でしょ?」だそうです。 自己責任なんですか。 そうですか。
そんな厳しい教育の中で産まれた実力成果主義が、日本で根付く筈がないな、と思った。
いただいたメール、今日返信しました。 が、ちょっとなんだか日本語が混乱気味で、変なことになっているかもしれません。 片目をつぶって読んでください。
現代人がどれだけ電気に頼って暮らしているかが良くわかった日々でした。 今日ネットワーク屋さんが来て、無事全部開通。 暖房が無い日に限って、ロスで10度を下回る日が来るなんて。 そして連日曇天。 懐中電灯で暖をとると、マッチ売りの少女がうらやましく感じられます。 だってマッチ。 電球より火のが温かいに違いない。
引っ越しも全く進まず、毎日朝起きたら、小人さんが夜のうちに片付けて行ってくれてないかなあ、とか思ってたけれど、そんな夢みたいなことはもちろん起こらず。 今日ようやくメインベッドルームとバスルームが片付いたから、掃除機でもかけようとしたら、日本からはるばるやってきた掃除機は変圧器が必要らしく、動かず。 衝撃のあまり立ちすくんでいたら、終わった筈のつわりがまたしても戻ってきて、今日は一日おえ〜っとしてた。 日本でも一度つわりが戻ってきたのだが、出戻りつわりの方が、症状が酷い気がする。 吐き気を飛ばして、即吐くくらいの根性あるつわり。
サーバーの容量オーバーの一通以外、メール全部受け取りました。 今日は早いけど、とりあえず寝ます。
皇帝
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