皇帝の日記
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フィッティングに行かなければならないのに、ジャバさんが風邪でダウンしているので、任せて安心(?)ハイヤーを頼んでみた。
何が今一番心配事かって言うと(今って言うか、かなり前からずーっと心配・・・) 結婚式に来てくれる友達が、公共バスなどで自力でサンタバーバラまでたどり着けず、LAの友達が飛行場まで迎えにいけなかった場合、どうしたら!!ということが。 ずーっと頭の中で、ぐるぐる。 案ずるより産むがやすし。 きっと、タイミングが会わない人は、タクシー使って来てもらうとか、そういうことになってしまうのだろうな・・・はあああドキドキ(小心者)。
はっきり言って、ロスのタクシーは運転が乱暴。 運転手も乱暴。 そして、かなりの確立でマシンが古く、後部座席の乗り心地最悪。 降りる時、日本人には馴染みのない、チップを払わないといけない。 そんなんに、大事なゲストを乗せていいのだろうか、いや、いくない。
とか考えていたので、モデルがいつも使っているという、ちょっといいマシンを使うという、メキシカン系のハイヤーを半日ためしに使ってみる。 しかも、普通のタクシーよりやや安い。
朝一で家まで迎えに来てもらって、1時間くらい遠くにお住まいの、ヘアメイクアーチストを拾って、そっから30分の、ビバヒルのドレス屋さんへ。
フィッティングしたら、前回より胸板が引き締まったので、チューブがずり落ちたよ! あと、日本で母と、花嫁ちゃん用の下着(コルセットみたいな)を買ったので、それが余計な肉をつぶして、更にサイズダウン。 やったぜ母ちゃん!! というわけで、ピンで詰め詰め。
3種類のお勧めベールの中から、ちょっとアンティーク風な、キラキラした短いベールをチョイス。 長いベールも、あこがれたけどね。 ほら、皇帝寸詰まりだからさあ・・・。 あと、屋外で式だから、長くて引きずると汚いかもしれないし、レセプションの時、付けてられない。
ほんでもって、ヘアアーチストと相談の上、ベールをとめるところにくっつける、キラキラ付きのヘアピースを購入。 大げさすぎず、小さめで良いですよ。
まだピンがくっついているけど、本番のイメージがほぼ完成。 アクセサリーも、母親から借りたパールネックレスと、買ってもらったパールピアスで決定。 something borrowと、something oldをこれで達成できるし。
ちゃらーん。 後もう一回4月にフィッティングしたら、花嫁は完成だ。
運転手には一時間ばっかり外で待ってもらって、そいから、ドレス屋からヘアアーチストの家→皇帝の家と送り返してもらって、200ドル。
安いのか高いのか。 いや、フツーのタクシーより安いけど。 何回LAX→SBを使うか、が問題ね。
良い車(日本のタクシー並み)で、運転手は愛想が良くて、天気の話も出来るし、黙ってるのもOKで、お買い得、と言えなくもない。 でもゲストはそれぞれスーツケース持ってくるから、一度に2人が限界ですかね。 荷物が小さければ3人。 うーん。 こっちで運転できる友達を総動員して、時間差で迎えにいってもらって、プラスハイヤーかな。
つか、一度公共バスも皇帝が使ってみて、使い心地を試すべきか。 列車(アムトラック)も、使ってみるべきなのか。 実際に使ったら、自信を持って友達にお勧めできるではないだろうか。 どうだろうか。 やっぱり迷子になるだろうか。
帰りは、結婚式の次の日、朝便と昼便に別れて、ホテルからバスをレンタルすることにしました。 バスだったら荷物ガンガン入るし。
あと、うっかり皇帝と血を分けてしまった肉親は、ホテルが違うとこにあるので、また別になってしまうのですよ。 すいません。 父と相談して、色々決めます。ぐるぐる。
2008年02月27日(水) |
電話がならない法律事務所 |
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30626448 お友達に教えてもらい申した。 どちらかというと、加害者について良く知りたい人は、こんなんが良いかも。
あと、メールで3人の方から、「アメリカではゲップができないって、出ちゃったらどうする??」と聞かれましたが。 出ちゃったら、口元を優雅に覆って、頬を赤らめ、そっと「エクスキューズミー」と言うのが、紳士淑女のたしなみらしいですよ。
更に、うち2人が「ハンカチで鼻をかむ西洋人の方が信じられない」というコメント。 なんだ、皆考えてること一緒だ。 アメリカ人にちゃんとインタブーしてみたよ。 「紙で鼻をかんだら、環境破壊じゃないの?」と逆に聞かれましたよ。 江戸を席巻した手鼻が、次世代マナーか。 リサイクルムーブメント。 おばあちゃんの知恵袋。 常識もリサイクル。 そういえば、祖父は書き損じの半紙で鼻をかんでいたが。 未来を見つめていたのか、おじいちゃん。
そいと、到着にばらつきがあるようですが、招待状一波はぱらぱら着いているそう。 そして、良くわからない、というコメントもちらほら。 すいませんねえ・・・アメリカの招待状と日本のは、ちと方法が違うらしいので。 更に、色々同封したために、よりわからない感じに・・・。
同封の小さいカードと封筒は、返信用ですよ〜。 切手がついてない人は、申し訳ないから(なんせ抽選だし←おーい)メールで返信してくだされ〜。 大きい封筒に返信用切手のついてる人は、3月末までにアレルギー食品等のアンケートを返信してくだされ〜。 あと、古代語を使っててわかりにくいそうなので、一応訳を。
大きいほうのカードには。 「あなたはとても素晴らしいお方なので、よかったら結婚式に来てください」 とか書いてある。 小さいカードには。 「親切にもお返事は4月18日までにヨロシクです。(あなたのお名前)Yes or No」 とか書いてあります。 小さい封筒に印刷してあるのは、うちの住所。
The honour of your presence is requested.....って、誰も今使わない英語だ。 フォーマルな文章を使わなきゃいけなかったんで、一番日本人に理解されそうなのを選び申した。 だって、これ以外のフォーマル文って「皇帝の母と、ジャバ母の命により、二人は結婚する」とかになっちゃってて、もらった方も「どういうこと??」となりそう・・・。
そうそう、ジャバさんは帰って来てすぐさまサンフランシスコ風邪を発症し、喉の痛みを訴えて眠っている。 今週はドレスのフィッティングと、ヘアスタイリストとミーティングと、レストランの試食と、ケーキ試食をして、移民局にアプリケーションを出さなければならないのに。
そうそう、移民系法律事務所が忙しいのか、電話線が切れてるのか、全く連絡がつかない。 もう手数料振り込んだんだから、しっかりしてくれ〜。
http://watch.impress.co.jp/game%2Fdocs/20080219/gdc_01.htm ジャバさんが行ってた出張。 楽しそうね。
デザイナーの運動量に付き合って、ジムで走りまくったり。 海に飛び込もうとするデザイナーを止めようと、海岸を駆けずり回ったり。 Wiiでボウリング祭をしたり。 などしているうちに、入社当時の体重になっていた。 ダイエット成功の秘訣? 走り回ることですかねえ・・・。
これで、かろうじて「結婚前に花嫁は激痩せする」という都市伝説に合致してことになるでしょうか。 激ったって、「6パンド減った!」って言っても、キロに換算したら3キロ程度だった。 単位の罠。
そういえば、ジャバさんが帰ってきたので、Wiiの「クッキングママ」というソフトで、「アメリカン・スクランブルエッグ!」と紹介されていた、蟹入り(かに玉?)の卵炒めを作ってあげたら、全然アメリカンじゃないって言われた。 ファンシー過ぎるらしい。 もし、アメリカの家庭で、朝から蟹入りのスクランブルエッグが出てきたら、「誰かの誕生日だっけ?」とかなってしまうらしい。
蟹はスペシャル・オケージョン。 祝いの席は甲殻類で。
http://truthsoflife.com/TrueCausesMentalSickness.aspx 糖分を少しばっかり控えたら、気持ちが落ち着いてくるのではないでしょうか。 とかデザイナーに言ってみた。 こういうのは、原因も結果も人により千差万別なので、一概にこれが正しいとは言えないなれど。 一日一枚ハーシーズのチョコレートバーを食べて、コップの半分まで蜂蜜入れたお茶を3杯飲むのは、いくらアメリカ人とはいえ、許容範囲外ではないかと・・・。
在庫のチョコレートは、手の届かない戸棚にしまわれました。 素直で良い子じゃ。 砂糖断ちが効くと良いねえ。
ラーメン屋に行ったら、お店の前に無料健康診断のテントが出ていた。 薬局主催らしい。 家のない人とかでも、診察してくれるとのこと。 会社を辞めて以来、まともに病院に行っていない皇帝。 ここは診察の受けどころでしょう。
ということで並んでみたのだが。 あまりに列が長いので、血圧測ったところで、他の検査は断念。 血糖値も診て貰いたかった。 血圧は126/73。 健康。 薬局で使える25ドルのカードも貰ってしまった。 コンタクトの保存液が3本買える。 採算取れるのか、人事ながら心配だ。
メキシコからの出稼ぎの人が多いから、書類はスペイン語と英語の二カ国語。 スタッフもバイリンガル。 その上ラーメン屋の前だから、日本人が足を止める確率も高く。 テント内はアメリカ人の気配が全くなかった。
そういえば、ロスは東洋人が人口の30%を占めるが、ダラス、オクラホマは5%。 こないだタルサに行ったとき、急に自分が外人になった気分がしたものだ。 アジア人25%OFF。
今週の和み系 http://jp.youtube.com/watch?v=FzRH3iTQPrk 母驚きすぎ。
結婚式ギフトに、鼻毛切り(紳士用)を落札してくださった方、ありがとうございます。 ジャバさんと皇帝の身長差は、約30cm。 鼻の穴の中が良く見えてしまうのです。 別に特別鼻毛を生やしているわけでもないのに、しょっちゅう皇帝の鼻チェックが入って、ジャバさんもうんざりのところ。 デリバリーは5月だから、それまで鼻毛を蓄えておこう。
さて、DV彼のその後。 別れたいと言っているのに、また花束を贈ったり、電話攻撃を繰り返したり。 すっかり彼女も混乱気味。 しつこいのう。
DVする側も、実はDVをされていた経験があったりするもんで。 どうも、DV彼は母親がアル○で、幼少時から彼を無視したり、突然猫かわいがりしたり、と思ったら、路上に放置してきたりを繰り返していたとか。 でも、それと同じことを彼女にしているということには、気がつかない。 というか、そもそも自分がDVされていたってことにすら気がついていない。
という連鎖に気がついた彼女も、更に同情により脳内が混乱して、デパートで突然泣き始める彼を持て余している感じ。 二人でカウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか。 どうなんでしょうか。
そういえば、骨の折れたデザイナーは、医者から保険の問題によりたらい回しにされ、まだ手術を受けていない。 今問題になっている、アメリカの医療保険の実態が突きつけられている。 骨折れてるのに、保険が利かないってどういうことだ。
「痛い痛い」 と言いながら、受付を走り回ったのがいけなかったのでしょうか。 一応気をつけてみていたのに、皇帝の手をすり抜け、病院の階段を一段飛ばしで駆け上って行ったのがいけなかったのでしょうか。
なんで骨折れてるのに走れるのだ。 人間びっくりショー。
ジムでガンガン泳いだ皇帝。 前世は河童か。
さて、躁病のデザイナーが、先のジャバさんの誕生日パーティーではしゃぎすぎて、足の甲の骨を折ってしまった。 命がけだな。
「痛い痛い」と言いながら、なおもプールサイドを駆け回ったため、骨が外に飛び出てしまい(皮からは飛び出てない)、それを治してもらわなければならなくなった。 ぐいぐい押して、元の位置に戻して、固定する。
行きは車だが、病院の帰りはもしかしたらタクシーを拾わなければならない。(効き脚だし) しかして、まともに運転手に指示ができるだろうか。
心配なので、一応ついて行こうと思う。 こんな時にかぎって、他のルームメイトは留守。
責任重大だわ。 とりあえず、今も病院に行く興奮からか、階段を駆け下りたり駆け上ったりしている。 止めるべきか。
ジムで懸垂にはまっている皇帝。 やはり前世は猿だったか。
さて、よく「私は人の言うことなんか気にしないの。好きなファッションをするの」と言う人が居ますが。 これは「人の言うことを気にしない」人が言うのではなく、そういう強い人になりたいとか、かようにファッションを楽しみたい人が言うもんである。 もしくは、「人を見た目で判断するんじゃない」というメッセージ性を持っているか。 意外に社会派の発言だったりする。
でも、あんまり後から「あの人、私の服装を見て態度を変えた」とか「軽蔑された」とか思うようなら、それはストレスになるので、是非TPOを考えた服装と行動をお勧めします。 だってどんな理屈をこねようと、多くの人は服装(外見)で判断するものだから。 主張のためにストレス抱えたら、意味ない。
何故こんな話を始めたかというと、それは「本物」に出会ってしまったからだ。
フィリピン系の彼女の名はキャサリン。 パーティーにブラとパンツで来たつわものだ。 当然、皆白い目。 セクシーではなく、アジア人特有の寸胴体型なので、風呂上りの子供がはしゃいでいる、みたいな格好。 男の子に近づくたびに、「洋服着るか、あっちいけ」とか言われても、全く気にしない。 ポテトをほおばりながら、ゲップ(ゲップは米国では大罪)、お尻を掻く。 この時は、パーティーでプッツンしたのかと思っていたが、その後何度あっても、実におかしな洋服を着ている。 ヒッピー風ではなくヒッピー。 ビクトリアン風ではなくビクトリアン。 映画館にトレパン。 そして行動も常に脈絡がない。
全く気にしている風もない。 なんと思われてるかなんか、はなから眼中にない。 これが本物。 この人こそ、「人にどう言われても気にしない」という台詞を吐くにふさわしい。
でも吐かないけど。 だって本当に気にしてないから。
せっかく逃げてきたのに、自殺をほのめかすメールと、愛情たっぷりのラブレターと、巨大な花束を玄関先に置いてかれて、彼女はDV彼のところに出かけていったとさ。 100億ドルかけてもいいけど、あいつ自殺なんかしてないぜ。 人の心に駆け引きを使う奴ってサイテー。
さて、招待状がぽつぽつ到着しているようで、とてもほっとしています。 何故なら、住所の英語表記に、大いに疑問が残っていたから。 番地が先??部屋番号は????みたいな。
そして、何回も「えあめーる!えあめーる!」と連呼しているのに、Airの判子を押してくれない、へっぽこ郵便局員にやきもきさせられていた。 もし船便だったら、3週間くらいかかる。
では、これから留守番の新妻は、バスに乗って靴下を買いに、サンタモニカまで行って来ます。 ついでに浜辺を散歩して、減量に努めます。 勤勉。
結婚したら、役所の人が「DV(ドメスティックヴァイオレンス)にあってしまったら」という冊子をくれた。 全文英語だけど、役人が「よく読むように」と念を押すので、帰ってから女友達(米人)に助けてもらいながら読んでみた。
そしたら、読めば読むほど、手伝ってくれている女の子が「あたしの彼と一緒だ!」を連呼。 読み終わる頃に、すっかり彼女が精神的DVの被害者だと判明。 がびーん。 肉体的に暴力されてると、すぐ気がつくけれど、精神的に言葉で暴力されていると、されてるほうもしているほうも、まわりも気がつけない罠。
彼女の場合、無視されたり、急にやさしくされたりを繰り返し、定期的にパニックに追い込まれていた、とのこと。 わー逃げろー。
というわけで、彼から電話を無視。 メールも無視。 家に来ても出ない。
を繰り返して三日後。 彼からのメールを見せてもらったら 「次の電話を取らなかったら、もう二度と連絡しない」 「ごめん、ずっと仕事が忙しくて無視してたけど、本当は寂しいんだ」 「いい加減にしないと、別れるぞ」 「今親がいるから会いにいけないけど、明日絶対朝一で会いに行くから」 「これから女の子に会いに行きます」 「愛してる」 「何様だと思ってるんだ。ぶす」 と、脅しと甘やかしが、見事に交互に(しかも10分おきくらい)来ていて、こいつは本物だって認定。
そういう間にも、彼からは5分おきくらいに電話がかかってくるし、もう本と、変な人だって気がついて良かった。
彼女が、「彼が全然電話もメールもくれないの。無視されてるの」って泣いている時には、「仕事が忙しくて、かまってられない」とか言っていたくせに。 10分おきのメールと5分おきの電話って。 どんだけ時間あるんだよ、お前。 と、我が家のルームメイト全員の突込みを受けて、めでたく変な彼氏は着信拒否となりました。
ありがとう、役人。 ありがとう、パンフレット。 こうしてまた一人、国民が救われた。
うっかりチューブトップの花嫁衣裳を選んでしまったがゆえに、二の腕が気になる花嫁。 そんなあたいに、ジャバさんのグルームメンが、こんなもんをくれました。 PERFECT PUSHUP http://www.perfectpushup.com/ (音出ます) これで十回くらい腕立てすると、もう次の日は筋肉痛。 ムキムキになったらどうしよー。
ジャバさんがついに仕事を決めて、今週からはじめることに。 とりあえず、サンフランシスコ一週間出張に行ってしまった。 新妻、生活費を渡されて留守番。 ソーシャルセキュリティーナンバーがないので、口座が開けなかったので、現金で。 好きに使っていい、と言われると、かえって何も出来ない皇帝。 とりあえず卵を買いに行ってみようか・・・。
結婚するのに、「右手を挙げて宣誓を」とか言われているのに、とっさに荷物を持っていない左手を挙げてしまい、妙な沈黙が入ったりしていた。 ついでに、「病めるときも健やかなる時も・・・」と言われたら、「I do」と答えなければならないのに(「Do you...」で始まるから)、「あれ?yesかな?」とか考えているうちに、また変な沈黙。
とりあえず、永住権申請のために結婚手続きを早めたのだから、とっとと申請をしなければならない。 まず、確かに結婚した証拠の写真を撮らなければならない。 市役所に行き、簡易の式をしている写真を、詳細に撮る。 誓いの言葉は指輪とともにされなければならないので、結婚式用とは別に、シンプルな金の指輪を用意した。 指輪はめてないと、移民局が本当に夫婦なのか、疑うしね。
どうやら好みの違いから、結婚指輪はおそろいのデザインになりそうにないし、今まで一度もおそろいの指輪持ったことないし、丁度良いからこのたび金の指輪はおそろいにした。 デザインとか関係ない。 ただの金のかまぼこ指輪。
これはこれで、ロードオブザリングみたいで気に入っている。
さて、招待状も出したのに、プレゼントのリストが完成していない。 妙なテンションで選んでしまった、バカラのグラスとか、やたら高い食器セットとか、チョイスが偏ったままアップしてある。
そしてジャバさんが「これ!これ欲しかった!」といって、マンゴーの種取器を選んでいた。 えー。 欲しかったのかー。
ようやく招待状第一波を投函できました。 郵便局のおばちゃんは、国際郵便の値段がわからなかったり、「じゃあその切手を45通分ください」と聞いても、「計算できないわ。何枚シートが欲しいか言って」(一枚のシートに20枚ずつ切手がセットになっている)とか言ったりして、小学校に行ったことあるのかおまいわ!と罵りたくなる働きっぷり。 ふひ。
ほんでもって、日本から返信用切手を買ってもって行ったのに、封筒が予想外のサイズで、もしかしたら料金不足・・・・とかゆう事態に。 どきどきするなあもう。 ついでに、返信用切手が途中で足りなくなったので、切手がついてるかどうかは抽選(ええ!!?)。
ブライドメイドに切手貼りを頼んだら、逆さまについてたり、斜めだったり、端っこの方が糊付いてなかったり。 招待状がそもそも逆さまに入っていたり(透けて見える)。
もういい。 全く常識の無い子ねーとか言われてもいい。 腕白でもいい。 たくましく育って欲しい。
ロマンティックを狙ったわけではないけど、都合により2月14日入籍しました。 これでミセスジャバです。
狙ったわけじゃない我々だったのに、狙っているカップルが大量に市役所に押しかけて、大混雑の中、慌しく結婚。 朝早く起きて、8時半から並んで、400番目(!)にマリッジライセンス(結婚許可書)をゲット。 更に、730番目(!)にセレモニーをして、結婚証明書の申請をして、家に一度戻ったのが2時。
昼飯も食べずに、書類をかき集めて、永住権申請の弁護士事務所に着いたのが3時。 1時のアポだったのに・・・。 弁護士さんは良い人で、嫌な顔ひとつせずに、一気呵成に申請書を作成。 終わったのが8時。
久しぶりに列に並んだ気がする。 去年のTDL以来でしょうか。
しかし、結婚まで6年以上待ったのだから、今更一日並ぶことはなんでもございません。 後は永住権をもらうだけ。
今から冷凍ピラフを温めてお祝いだ。
ハッピーバレンタイン! ああ、日本は15日。
結婚式の招待状を業者に作ってもらっているのだが。 英語だけだと不親切だし、良くわからないから、日本語でメッセージカードを添えたい、と思っていた。 写真の現像を仕事にしている友達に、ジャバさんとのツーショット写真をカードにしてもらっていたので(ありがとう!)、その裏に、一言書いて送ろうとしているのだ。 やってみたら結構大変で、招待状の到着に間に合うかどうか心配になってきた。 あうー。 飛行機の中でも、ずっと書いてました。 あうー。 届け、私の真心。
ところで何故にオクラホマに行っていたかというと、婚前契約書にサインしに行っていたのだ。 立会いの弁護士とお食事会して、通訳はさんで協議して、サインして、と大忙しの二日間。
お食事には、母からもらった黒ドレスの裾を、15センチばっかり切ったのを着ていった。 あと、母が結婚式でつけてた真珠のネックレス。 クラシックにまとまったので、弁護士の受けも良かった。
基本的には、財産をどうするかということが書類にされただけ。 ジャバさんが先に死んでしまうと、皇帝はアメリカ人じゃないから、不動産の権利を剥奪されて、ホームレスになってしまうのだ。 だから、不動産の名義はジャバさんの家族(子供がいれば子供)が相続して、皇帝を住まわせるという契約になっている。 皇帝を、誰も追い出すことが出来ない、とか書いてある。 まだ持ってもいない不動産と、居もしない子供が登場。
あと、皇帝が50歳になったら、日本の国民年金に当たる、アメリカの民間業者が、生活費を負担してくれるらしい。 50歳で良いのか。 さすが平均寿命が短い国だ。 これで、アメリカが将来倒産しなければ、皇帝の老後は安泰ということらしい。
あと、財産分与のための銀行口座をもらったりした。 とりあえず、財布に5ドル入っていたので、入れてみる(5ドルしか持って歩いてねえのか!) まだ有りもしない財産が分割された。
そうそう、銀行口座が出来たら、カードを作れるのだ! 今まで父親のカードしかなかったので、ちょっと大人な気分。 でも5ドル。
そんなわけで、極寒のオクラホマに飛ばされてました。 生きて帰ってきたよ。
皇帝が到着する前日に、ツイスターが大ヒットして、街中の木がなぎ倒され、全部枯れていた。 さらに、アイスストームが直撃し、全体的に灰色な色彩。 雲は五階くらいの高さまで下りてきて、重くのしかかる感じ。 せつない・・・。
ジャクソン大統領に連行されたネイティブの気持ちを想像すると、やりきれないもんでございます。
そんなぶっ壊れシティ、タルサにアメリカ政府は一切の災害援助の打ち切りを宣言。 何故なら、しょっちゅう竜巻で壊れるから。 意味がわからない理由だ。 せつねえ・・・。
今回は、ジャバさんの生まれ育った場所めぐりがツアーに組み込まれていた。 ジャバパパは裸一貫からのし上がってきた男なので、ジャバさんが幼少時代を(というか高校まで)過ごしたところは、あんまり治安のよくない、裕福でないところなのだ。 もちろん歩くのは危険なので、車で回るだけ。 どのくらい危険かと言うと、ジャバさんの生家周辺の、唯一のコンビニエンスストアは、毎回オーナーが銃で撃ち殺されて代がわりするというほど。 道は荒れはて、コロンバインの映画が撮れそうなご近所。 倉庫みたいな四角い家が、ゴミに埋まっているのだ。
ジャバさんの級友の生存率が50パーセントと言うのは、けして誇張していたのではなく、18歳まで生き残れればラッキーなのだ。
全ての建物やレストランのトイレは、厳重に鍵がかけられ、トイレの中で麻薬をやって、住み着く人間が出ないようになっていたりする。
さらに、ダウンタウンの道路は市政のミスで破壊されたまま修理されず。 信号機は黒いビニールをかぶせられたまま。 市民は例外なく肥え太り、椅子から身体が倍くらいはみ出ている。 歩行が困難で、杖をついている人が沢山。
悲しみよこんにちは。
天気が悪いから、悲しく見えたのかもしれない。 ツイスターで飛ばされて、車につぶされたリスが一杯落ちていたのも、辛気臭さに拍車をかけていたのかもしれない。
31にもなって、誕生日パーティーって(ぷぷ)とか言ってごめんよ、ジャバさん。 生き残れておめでとう。
帰りに、空港で「牛を転ばすより楽しい遊びってないね!タルサ」と書かれたTシャツを買った。 ダサすぎてナウい。
今日はジャバさんの31回目の誕生日。 昨日は前夜祭で、着飾った皆様と肉専門スペイン系レストラン(日本では2月9日肉の日なので)に行き、一人当たり600gの肉と、300gのポテトをガチ食い。 ミディアムレアの滴る血と肉汁にまみれながら、美しくカールした華麗な髪が舞う。
本日は庭でバーベキューパーティー。 どこまで肉。 本当にパーティーが好きなんだな、と思う。 31の誕生日って・・・。
さて、最近カップルでいそしんでいることと言えば、レジストレーションのコンプリート。 これはどういうことかというと、まず、アメリカには結婚式でご祝儀を渡す習慣がない(渡してくれても結構よ。おほほほ←こらー)。 そのかわり、鍋とか釜とか茶碗とか、新生活に必要なものを、ちょっとずつ皆で買い揃えるという、大草原の小さな家っぽい習慣が有るのだ。
ご祝儀だと値段が大体決まっているが、これなら、自分の財布の状況に見合ったプレゼントが出来るし(苦しいときにはタワシ。余裕があれば掃除機とか)、新郎新婦は新生活に便利と言う一石二鳥。
この麗しい習慣が、最近ではインターネットでの落札制になっているのだ。
まず、米デパートのホームページを、結婚式ホームページ(今作ってる)に貼り付ける。 ほんで、二人の欲しいものを選んで、ホムペにピックアップしておく。 結婚式のホムペからデパートのホムペにアクセスした人は、そこで、リストの中から、プレゼントを選んでカードで買い取るのだ。 すると、結婚式の日取りあたりで、新居にプレゼントが一気に届くと言うシステム。
鍋をプレゼントしたかったのに、もう別の人が落札してしまった、なんてこともある。
一度、参加するのが遅すぎて、リストにほとんど商品がなく、不本意ながらマンゴーの種取器を贈ったことがある。 マンゴーの種を取る時にしか使えない・・・。 本当に欲しかったのか、新婦・・・。 マンゴーの種を取る機会が、一年で何回あるかわからないが、その時は私を思い出してくれるのだろうか。
色々釈然としないことはあるけど、まあ便利なシステムですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=u17nOCMR4Js&feature=related 今自分の中で、熱いブームになっているラッコ。 偶然で繋いでいるのではなく、一回離れてから、尻尾で舵取りながらまた引き返してきて手を取り直しているのが良い。 そんなに好きなのか。 そうかそうか。
さらに、州法の違いから、カリフォルニアでは結婚に時間がかかりそうなので、来週オクラホマに旅たつことに。 なんなんでしょーねー。
さて、日本にいる三ヶ月の間に、期限が切れそうなボディクリームを、湯水のように使っていた。 朝晩全身にこってり塗るのだ。 三ヵ月後、脚の細胞の肌理が整い、つやつやに。 二の腕を毎日揉んでいたせいか、リンパの流れがよくなったのか、たるみがやや取れた。 しかし、ボディクリームと言うものは、化粧品以上に茫漠とした状態で買ってしまうのか、気がつくと必要以上に持っているもんである(私は)。 増殖するクリームに負けないよう、今後も贅沢に使っていきたい。
そして、こちらでジャバさんのダイエットをサポートしているジムに行ってみたした。 マシンに乗って、只ひたすら走るだけ(坂道設定)。 日本と違って、皆さん気負わずに、コンビニに来るような感覚で来ているので、結構いい加減な体操着。 ほんで、隙間なく埋められたマシンに、隙間なく、デブか筋肉ダルマが並んで走っているのだ。 なんで中間がないんだ。 皇帝は、マシンから顔が出ないので、埋まりながら走る。 走りながら雑誌を読んで、30分くらい。 無理せずに健康維持を狙いたい。
ルームメイトの、躁病のデザイナーと一緒に行くのだが、彼女は躁状態時に激しく暴れられるように(かどうかわからないが)、ものすごい筋肉を蓄えているのだ。 たとえばそれは、朝の4時に突然起き上がり、壁に釘を打ちまくったりするための体力だ。 たとえばそれは、笑いがとまらなくなり、泣きながらプールサイドを転げまわる(文字通り横になって回転する)ための筋力だ。 たとえばそれは、皇帝とのテトリス戦で破れたとき、悔しさのあまりソファーから縦回転しながら飛び降りるための俊敏さだ。
筋肉がないと怪我するから。
直面する現実問題が煩雑すぎて、美容に逃げる。 弁護士三人も立てないと結婚できないってどういうことだ。 裁判大国米国。
さて、フケというと、不潔にしていると出る印象があるが、それだけではない。 頭皮が炎症を起こして、剥がれ落ちてしまうのが原因の場合が多いので、あまりひどいときには皮膚科の検診をお勧めする。 剥がれ落ちた皮は、結果として不潔になるかもしれないが、嫌わないであげて欲しい。
ところで、美容と言えば、皇帝が命をかけているネイルアート。 OPIとかORLYは、元はと言えばカリフォルニア発信のネイルプロダクトなので、当然なのかもしれないが、どうもアメリカにいるほうが、持ちが格段に良い気がする。 湿気の問題だと思っているのだが、日本ではネイル(ポリッシュ)がすぐにひび割れたり、剥がれ落ちたりしているのに、こちらでは一週間半は軽く重ね塗り無しでいける。 水仕事だって、ちゃんとしているのに。 湯船に浸かる頻度の問題なのか。 良くわからないが、カリフォルニアに来たら、ネイルアートが格段に楽。
そういえば、シャワーヘッドが目詰まりして壊れて、水の出が悪くなっていたので、買い換えた。 ついでだから、日本みたいにホースがくっついていて、手で持って浴びられるタイプにした。 そしたら湯船の掃除が楽チンに。 これでお風呂にガンガン浸かれるわ〜。 あとは、お風呂の栓の水漏れをなんとかしないと。
乾燥しているので、顔面の皮膚がボロボロしてきた。 もう一皮くらいむけると、落ち着くのだ。 いつも、何回か脱皮する。 ナチュラルピーリング。
蟻塚になった洗濯物を片付け終わったら、大量に残された片っぽだけの靴下に、途方にくれる。
さて、カサカサチリチリの髪に、フケ症の頭皮を持つ皇帝は、シャンプー選びがとっても急務。 日本では唯一、椿油シャンプーが髪をつるつるにしながら、頭皮も荒れなくてナイスだったのだが。 http://www.oshimatsubaki.co.jp/ これを探すまでに、長いシャンプー難民生活を送っていたのだ。 日本から持っていったシャンプーも使い切ったので、アメリカのシャンプーを開拓しなければならなくなった。
髪にはパンテーンでOKなのだが、それだと頭皮が荒れてしまう。 ほんで、日本にいたときに、友達がAVEDAの試供品をくれたのを思い出した。 http://www.aveda.co.jp/ ハリウッドまで行って買ってきた。 使ってみたら、アメリカの水(硬水)にもあって、中々の使い心地。 しかし高い。 椿油の倍位する。 めそめそ。
あと、3ヶ月ほったらかしだったファンデーションのスポンジが、怪しい配色に変化していたので、スポンジ買いにサンタモニカまで行ってきた。
それにしても何故、アメリカの綿棒は、コットンの巻きがゆるいのでしょう。 空中分解する。
インターネットの接続状況が、恐ろしく悪い。 繋がったり繋がらなかったり。 10年前の日本か。
ネットが出来ないので、労働に従事したりしていた。 3ヶ月間ジャバさんが家事をしていたので、色々とんでもないことになっているのを、主に掃除したり掃除したり掃除したり掃除したりしたのだ。
まず、洗濯物。 「溜め込まないで洗う」ように言っていたので、洗うまでは出来たが、洗ったものをあらゆるところに積んである。 積むなら一箇所に積んでおけばいいものを、部屋中のあらゆるところに蟻塚にしているのが憎い。
風呂場。 「排水溝を詰まらせるな」と言っておいたので、吸い込まれるところは綺麗だが、シャワーヘッドが何故か壊れて、水がちょろちょろ出ている。 買い換え! どうやったらこんな器用な壊し方ができるのか・・・。
ゴミ。 「分別するんだよ」と言ったので、分別したまま積んである。 ああ。
言ったことはやっているとゆーのがわかるだけに、微妙に怒られるポイントを外しているのですか。 そうですか。 でも怒るよ。
昨日はイタリア人が作る、ラザニアのパーティーでした。 サイドメニュー一切無しで、トレー(大)5枚分のラザニアを、ワインとフォークを持って、ガチ食い。 エレガントに着飾ったご婦人が貪り食うトマトソース。
2008年02月01日(金) |
トリスタンとイゾルデ |
オペラの「トリスタンとイゾルデ」を見に行ってきた。
ワーグナーはヤバイ。 と噂には聞いていたが、想像を絶するとはこのこと。 同じことを延々と歌い続け、ちっとも話が進まない上に、長いという伝説。 この目でしっかり拝ませてもらったぜ!
第一幕、戦で負傷したトリスタンを看護したイゾルデが、恋に落ちる。
それだけで二時間。 二時間ですよ!奥さん!
第二幕、隠れて逢引をする二人が、王に見つかって、トリスタン殺される。
それだけで一時間。 一時間ですよ!旦那さん!
第三幕は、力尽きたジャバママが退場したがったので見れなかったが、殺されたトリスタンの後をイゾルデが追う。
それだけで一時間半。 全部で四時間半ですよー!! あああああ。 19:00に始まって、休憩を挟んで、0:00まで。 ああああああああ。
あと、イゾルデがトリスタンの二倍はあろうかという巨女で、脳内でロマンティックに変換するのが大変だった。
**************** お友達へ iphone買いました。 どうやら電話でネットが出来るらしいですが、仕組みが良くわかりません。 日本語使えるのをダウンロードしたら、携帯でgooメールが見れるらしいので、よろしく〜。 しかしいつ使いこなせるようになるやら。
皇帝
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