皇帝の日記
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いくら沢山仕事しても、三回続くとうまくいえない言葉。
市場調査。
商標登録証明書。
2006年08月27日(日) |
服飾雑貨というジャンル |
ファッションのマーケティングというのは、四六時中、できるものだ。 店を覗くことももちろんだが、その辺を歩いている人々の観察をするだけでもいい。
ハンドバッグを見てみよう。 人の持っているバッグの形、大きさ、果ては何を荷物として持っていて、それを運ぶためには、何が必要なのか。 最近では、はやり始めたi-PODのために、各ブランドがこぞってケースを発売したりした。
おじさんのバッグは、特別である。 そもそもおじさんは、あまりバッグにこだわらない。 スーツに合うとか合わないとか、あんまり考えた風がない。 同じカバンを、数十年も使い続けることもある。 それもそれで、男らしくていいだろう。 時に、何ももたずに、スポーツ新聞片手に、お尻のポケットに財布を入れてるだけ、ということもある。 それでも別に、運びたいものが運びきれるなら、問題はないのである。 アパレルメーカーとしては、ポケットに入るサイズの財布を売ればいいのである。
そんなわけで、その日も皇帝は電車の中で、人の荷物を観察していた。 一人のスーツのおじさんが、何も持たずに座って、眠っていた。 そして最寄り駅に着くと、立ち上がり、背に手を回した。 お尻のポケットに、定期券が入っているに違いない、そう思った。 だがおじさんは、スーツに隠すように、ズボンのベルトに挟みこんで、A4のファイルを背中に持っていたのだ。
人の物の運び方は、進化している。
携帯の機種はツー○ー。
こないだから時々、「a○に契約を変えませんか?」というメールが届く。
・・・・・・・・○ーカーから。
どんだけやる気がないんですか。
会社がつぶれそうなのには、わけがある。 8年以上勤務が、8月から11月にかけ、大量に退社するのだ。
集団退社テロは、これが社史上三度目。 三度目ともなれば、慣れたものだが、間と部署が悪い。 基幹がほとんど抜けてしまう。
普通、二回も過去に同じことが起こっていたら、対策なり改善なりあったらいいんだが。
水は10年前から入っていた。 船は沈み行く一方。
あたい、12月ごろ退社予定なつもりなので、今回の一斉蜂起に名前を連ねちゃうんじゃないかと、どきどき。
ぶっちゃけ会社つぶれそう。 失業保険のためにも、自ら進んでつぶれていただきたい。
さて、こないだ香港人の社員から携帯メールが来た。
「今日は本当に暑いんですよね。もう頭痛がしてきた気がします。今駅のホームで座ってるんですよね。私本当に暑いの苦手なんですよ。まっすぐ病院行きますよね。今日会社休みます。ありがとう」
がんばって、丁寧な口調の中にも、親しみをこめた「ね」を使っているのが心憎い。 文末のありがとうは、ベストりガードなんだろうな、と推測されるが。
暑い日は会社休みます。
ちと遠いですが、朝霞の花火大会に行ってきた。 期待していなかったせいか、よろしかったです。 あまり混雑していなくて、良い場所で見れて、しかも電車もほとんどこまなかった。
さて、こないだ見た三作の映画を簡単に。 オープニングはパイレーツが面白く、 中盤はブレイブが面白く、 ラストはゲドが速い展開でよかったような。
でも全体的に見て、ゲドはあんまりにあんまり。 物語のすべてを台詞に頼っていて、たいそうわずらわしかった。 あと、オープニングのドラゴンが、ポケモンぽかった。
ブレイブは、なんとなく、よかったね、という感じで終わりましたが、あれでいいのかな。 子供向けだから、良いのか。 あああ、でもラストが、ラストがやっぱり鬱陶しい。
パイレーツはジョニーにビバ。 次回作にも期待で。
もう立派な社会人といえる年ではあるが、あえて反社会的な行動をしてみようと思った。
手始めに、会社を一日休んで、どれだけ映画館に篭っていられるか、試してみた。
結果は、3作です。 人間の映画限界は、3作でした。
家のテレビでだらだら見る分には、もう2作くらいいけそうだが。 映画のスクリーンと音響では、得る情報が多すぎて、神経がまいってしまう。
食事に出るなどのロスも考え、時間の綱渡り的にプログラムを組んだので、見たのは「ゲド戦記」→「ブレイブストーリー」→「パイレーツオブカリビアン」。 映画の感想はまた今度。 座り続けてお尻が痛い。
皇帝
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